本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。掲載商品は編集部が楽天市場・Yahoo!ショッピングで販売実態を確認したうえで選定しており、広告主の意向で評価を変えることはありません。編集方針を見る →
ボルダリングジムに通ううちに「自宅でも指のトレーニングをしたい」と思い立ち、フィンガーボードやハングボードを検索し始めたものの、賃貸住宅に住んでいると「壁にビス穴を開けていいのか」「退去時の原状回復費用が心配」という壁にぶつかる人は少なくありません。実家暮らしや持ち家であっても、リビングの壁を大きく傷つけるような設置には家族の理解が必要ですし、単身赴任や出張、遠征先のホテルでもトレーニングを続けたいと考える中級者にとっては、そもそも「固定して使う」という前提自体が合わないこともあります。この記事では、壁への本格的な穴あけを避けながら指のトレーニングを続けるための、ドア枠取り付け式のコンパクトなハングボードや、吊り下げるだけで使えるポータブル器具の選び方を整理しました。取り付け方法ごとの原状回復のしやすさ、設置スペースの目安、安全に使うための注意点を確認したうえで、チェックしておきたい携帯・コンパクト系の器具4点も紹介します。なお、フィンガーボードそのものの使い方やデッドハングのトレーニング理論については、別記事「クライミングの握力・指力トレーニング完全ガイド」で詳しく解説しているため、この記事では主に「どう選んで、どう設置するか」という道具選びと設置の実務に絞って説明します。
この記事でわかること
- なぜ「固定式」ではなく「持ち運び・非破壊」を前提に選ぶ必要があるのか
- 持ち運び・非破壊系トレーニング器具の3タイプ
- サイズと重量 — 「持ち運べるか」を数字で確認する
- 取り付け先の強度を必ず確認する — 落下事故を防ぐために
- 賃貸で使う場合の原状回復チェックリスト
- 携帯・コンパクト系トレーニング器具4選
携帯・コンパクト系トレーニング器具4選
ここからは厳選した候補の紹介に入ります。ひとつお断りしておくと、これらの器具を使えば必ず握力・指力が伸びる、という保証をするものではありません。使い方やトレーニング頻度、個人の体質によって効果には差があります。いずれもメーカー・ブランドの商品ページで案内されているスペックをもとに、携帯性や設置方法の異なる4点を選びました。こちらの金額は記事作成時点のものです。状況により前後することがあります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・耐荷重の記載を確認してください。
4点を並べると、設置方法と携帯性の面ではっきり役割が分かれています。ロックリングス3Dは壁への穴あけが一切不要な唯一の選択肢で、賃貸との相性を最優先するならまず検討したいモデルです。プライムリブはドア枠上部に収まるコンパクトさを重視した固定式ボード、プロジェクトボードは設置スペースに余裕がある人向けの大型モデル、ビーストメーカー1000シリーズはコンパクトさと世界的なブランドの信頼性を両立させたモデルというすみ分けがされています。
「絶対に穴を開けたくない」という人はロックリングス3Dと突っ張り式の懸垂バーを組み合わせる方法が最有力です。「ビス穴くらいは許容できるが、なるべく小さく収めたい」という人はプライムリブかビーストメーカー1000シリーズ、「設置スペースに余裕があり本格的に鍛えたい」という人はプロジェクトボードが候補になります。いずれの製品も、購入前に自宅のドア枠の幅や、賃貸契約上の制約を確認したうえで選ぶことをおすすめします。
価格だけで見るとロックリングス3Dとプライムリブが同価格帯で手頃に見えますが、両者は「携帯前提か、固定前提か」という根本的な使い方が異なります。まずは自分がどんな設置環境を用意できるかを整理してから、この4点の中で優先順位をつけて検討してみてください。

メトリウス(Metolius) ロックリングス 3D
参考価格7,700円
ロープやスリングで吊り下げるだけで使える、どこにでも携帯できる懸垂ホールドのベストセラー。ジャグ・インカット・フラット・ポケットの4通りの持ち方に対応し、壁への穴あけが一切不要な点が最大の特徴です。2個1セットでの販売で、既存の懸垂バーや突っ張りバーに取り付けて使うのが一般的な使い方とされています。
ここが良い
- 壁やドア枠を一切加工せずに使える唯一無二の設置自由度で、賃貸との相性が良い
- 4通りの持ち方に対応しており、旅行先でのウォームアップにも使いやすい
- 2個セットのため、左右の手でバランスよくトレーニングできる
注意点
- 吊り下げる場所(懸垂バーやフックなど)を別途用意する必要がある
- エッジのバリエーションはコンパクトボードほど細かくなく、専門的な保持力トレーニングにはやや不向き

メトリウス(Metolius) プライムリブ 木製フィンガーボード
参考価格7,700円
38mmインカット・20mmフラット・15mmフラットの3通りの掛かり具合を1枚に収めた、コンパクトな木製ハングボード。幅がおよそ51cmとドア枠上部にも設置しやすいサイズで、木ねじでの固定式ながら省スペース性を重視したい人に向いています。表面が滑らかに仕上げられており、指皮の減りを気にせず使いやすいとされています。
ここが良い
- 横幅がコンパクトで、標準的なドア枠の上部にも収まりやすいサイズ
- 木製で表面が滑らかに仕上げられており、指皮への負担を抑えやすいとされる
- 3種類のエッジ形状を1枚で使い分けられ、初心者から中級者まで長く使える
注意点
- ドア枠へのビス留めが前提のため、賃貸では事前確認や退去時の補修を考慮する必要がある
- 設置後の持ち運びには向かず、基本的には一度固定したら動かさない使い方になる

メトリウス(Metolius) プロジェクトボード
参考価格12,210円
3D設計の大型フィンガーボードで、ジムのラージホールドから2フィンガーポケットまで幅広いホールド形状を1枚に配置したモデル。横幅は62cm前後とやや大きめですが、その分ウォームアップから追い込みまで1枚で完結させやすく、旅先の宿泊先などに常設せず、実家や別荘など複数の拠点を行き来する人が「据え置き用の本格ボード」として選ぶこともあるモデルです。
ここが良い
- 1枚でウォームアップ用の大きいホールドから追い込み用の細かいポケットまでカバーできる
- 中〜上級者になっても使い続けられるホールドの幅広さがある
- 固定式のためグラつきが少なく、しっかりと体重を預けたトレーニングができる
注意点
- 横幅が約62cmとやや大きく、幅の狭いドア枠には設置しづらい場合がある
- 固定式のため、頻繁に持ち運ぶ用途には向かない

Beastmaker(ビーストメーカー) 1000 Series Fingerboard
参考価格30,800円
イギリス発、世界的に評価の高いフィンガーボードブランドの入門モデル。持続可能な木材(ユリノキ)から手作業で作られており、繰り返しのトレーニングでも指皮を消耗させにくいとされています。サイズは58cm×15cmとコンパクトにまとまっており、ガバから深いポケットまで幅広いホールドを搭載。取り付け用の木ねじが付属し、ドア枠上部にも設置しやすい設計です。
ここが良い
- 世界的に定評のあるブランドで、ホールド形状の設計が経験豊富なスタッフによるものとされている
- サイズが58cm×15cmとコンパクトにまとまっており、標準的なドア枠上部に収まりやすい
- 木製で指皮を消耗させにくく、追い込みトレーニングにも使いやすいとされる
注意点
- 4点の中でもっとも価格が高く、初めての1台としてはやや高額に感じる場合がある
- 固定式のため、ドア枠や壁への木ねじでの取り付けが前提になる
■ スペック比較表
| 商品 | メトリウス(Metolius) ロックリングス 3D | メトリウス(Metolius) プライムリブ 木製フィン… | メトリウス(Metolius) プロジェクトボード | Beastmaker(ビーストメーカー) 1000 Se… |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 7,700円 | 7,700円 | 12,210円 | 30,800円 |
| 購入 | ||||
| 内容 | 2個1セット | — | — | — |
| 重量 | 約1.9kg(1ペア) | — | — | — |
| 持ち方 | ジャグ/インカット/フラット/ポケットの4通り | — | — | — |
| 取り付け方法 | ロープ・スリング等で吊り下げ(壁への穴あけ不要) | — | 木ねじによる壁面・ドア枠への固定 | — |
| メーカー型番 | ME14007001 | ME14014 | — | — |
| 販売元 | メトリウス(Metolius) | メトリウス(Metolius) | メトリウス(Metolius) | — |
| サイズ | — | 51cm×10cm×4cm(幅×高さ×奥行) | 約62.2cm×15.2cm(最小幅落ち込み部含む) | 58cm×15cm(横×縦) |
| エッジ形状 | — | 38mmインカット/20mmフラット/15mmフラットの3種 | — | — |
| 素材 | — | 木製 | — | 木製(ユリノキ) |
| 付属品 | — | 設置用ビス | — | 取り付け用木ねじ |
| 設計 | — | — | 3D設計によるホールド配置 | — |
| ホールド範囲 | — | — | ラージホールド〜2フィンガーポケットまで対応 | — |
| ホールド構成 | — | — | — | ガバ/35°・20°スローパー/各種深さのポケット計10種類 |
| ブランド | — | — | — | Beastmaker(ビーストメーカー) |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
この道具の最安値をまとめて比較 →
クライミングのチョーク・ハンドケア23点を、Amazon・楽天・Yahoo!の価格で並べて比較できます。
ボルダリング・クライミングでよく買われる道具
この記事を読んでいる人がよく使うサービス
PR※ アフィリエイトプログラムを利用しています。料金・キャンペーンは変動するため最新情報は各公式サイトでご確認ください。
なぜ「固定式」ではなく「持ち運び・非破壊」を前提に選ぶ必要があるのか
一般的なハングボードの多くは、壁やドア枠に木ねじでしっかりと固定して使うことを前提に設計されています。ボード自体はコンパクトでも、体重を預けてぶら下がる以上、ある程度の強度で固定しなければ、トレーニング中にボードごと外れて転倒したり、壁を傷めたりする危険があります。ただし、賃貸住宅の壁や造作は、退去時に「原状回復」を求められるのが一般的で、無断で開けた穴やビス跡は修繕費用として請求されるケースがあります。
そのため、賃貸に住んでいる人がハングボードを検討する場合、最初に考えるべきなのは「そもそも壁に穴を開けずに使える方法があるか」という点です。幸い、クライミング用のトレーニング器具には、ドア枠に木ねじで固定する一般的なタイプのほかに、ロープやスリングで吊り下げるだけで使える携帯型のホールドや、ドア枠を利用した突っ張り式の懸垂バーに取り付けて使うタイプなど、壁そのものを傷つけずに設置できる選択肢がいくつも存在します。
また、賃貸ではなくても「毎回ジムに行くほどではないが、ちょっとした空き時間に指を動かしておきたい」というライトな使い方をしたい人や、出張・旅行先のホテルの部屋のドアでも軽くウォームアップしたいという中級者にとっては、そもだそも壁に固定するタイプよりも、カバンに入れて持ち歩ける携帯型のほうが実用的です。この記事では、こうした「固定できない・固定したくない」状況を前提に、コンパクトさと携帯性を軸にした選び方を解説していきます。
一方で、携帯性を重視するあまり、安全性を犠牲にしてはいけません。吊り下げ式の器具であっても、取り付け先の強度(ドア枠や懸垂バーの耐荷重)を確認しないまま使うと、思わぬ落下事故につながります。この記事の後半では、設置時に確認しておきたい安全面のチェックポイントもあわせて紹介します。
この記事のスタンス
トレーニング効果や設置方法の安全性には、住宅の構造や個人の体重・技術によって差があります。特に住宅の壁・ドア枠・懸垂バーの耐荷重は物件ごとに異なるため、この記事の内容を参考にしつつ、実際の設置前には自己責任で強度を確認してください。不安がある場合は、管理会社や大家さんに事前に相談することをおすすめします。
持ち運び・非破壊系トレーニング器具の3タイプ
壁に穴を開けずに、あるいは持ち運びを前提に指トレーニングができる器具は、大きく3つのタイプに分けられます。それぞれ設置の手軽さとトレーニングの本格さがトレードオフの関係にあるため、自分の住環境と目的に合わせて選ぶことが重要です。
賃貸で原状回復を最優先したいなら、タイプ1(吊り下げ式)かタイプ3(突っ張り式懸垂バー併用)から検討するのが無難です。ある程度本格的なエッジトレーニングをしたいけれど、ビス穴程度は許容できるという場合は、タイプ2のコンパクトボードも選択肢に入ってきます。次の章では、それぞれのタイプを選ぶ際に見ておきたいポイントを詳しく見ていきます。
■ タイプ1:吊り下げ式ポータブルホールド
ロープやスリングを使い、既存の懸垂バーや突っ張り棒、屋外であれば木の枝などに吊り下げて使うタイプです。壁への穴あけが一切不要で、使わないときは取り外してカバンに収納できるのが最大の利点です。代表的なのがロック(レジン)製のジャグ・ポケット形状ホールドを複数個セットにした携帯型器具で、旅行や出張にも持っていきやすいサイズ・重量に作られています。デメリットは、細かいエッジのバリエーションが少なく、本格的な保持力トレーニングにはやや不向きな点です。
■ タイプ2:ドア枠取り付け式のコンパクトボード
木ねじでドア枠の上部に固定する、比較的小型のフィンガーボードです。壁面ではなくドア枠を利用するため、壁紙を傷つけずに済み、退去時にはビス穴をパテなどで補修しやすいという利点があります。ボード自体もコンパクトなものが多く、賃貸の部屋にも設置しやすいサイズ感です。ただし「穴を開ける」こと自体は変わらないため、賃貸契約の内容によっては事前確認が必要です。
■ タイプ3:突っ張り式懸垂バー併用型
ドア枠に突っ張って固定する懸垂バー(プルアップバー)に、タイプ1のポータブルホールドやスリングを取り付けて使う方法です。懸垂バー自体もねじ止め不要な突っ張りタイプを選べば、壁にもドア枠にも穴を開けずに設置できます。1台で懸垂トレーニングと指トレーニングの両方に使えるのも魅力ですが、突っ張り式のバーは製品ごとに耐荷重や対応するドア枠の幅が異なるため、購入前の確認が特に重要です。
サイズと重量 — 「持ち運べるか」を数字で確認する
携帯性を重視して選ぶ場合、商品ページに記載されているサイズと重量は必ず確認しておきたい項目です。同じ「ポータブル」と表記されていても、製品によって実際の携帯のしやすさにはかなり差があります。
吊り下げ式のポータブルホールドは、1〜2kg程度の重量に収まっている製品が多く、日帰りの荷物やクライミング用のギアバッグに入れても大きな負担になりにくいサイズです。一方、ドア枠取り付け式のコンパクトボードは、固定して使うことを前提としているため、持ち運びよりも「省スペースで設置できるか」という観点でサイズを見る必要があります。横幅50〜60cm程度に収まるモデルであれば、多くの住宅のドア枠の上部に設置しやすいとされています。
旅行や出張先での使用を想定するなら、重量だけでなく「専用の収納袋やケースが付属しているか」も確認しておくと安心です。むき出しのまま荷物に入れると、ホールドの角が他の荷物を傷つけたり、逆に自分の荷物の中でホールド自体が傷んだりすることがあります。
また、見落とされがちなポイントとして「取り付けにかかる時間」があります。吊り下げ式は数分でセットできる一方、ドア枠取り付け式のボードはドライバーでのビス留めが必要になるため、頻繁に取り外して別の部屋やドア枠に移設するような使い方にはあまり向いていません。「一度設置したら基本的に動かさない」のか、「その都度セットして使う」のかを先に決めておくと、どちらのタイプが自分に合うか判断しやすくなります。
取り付け先の強度を必ず確認する — 落下事故を防ぐために
携帯性を優先するあまり見落とされがちなのが、取り付け先そのものの強度です。ハングボードやポータブルホールドは、体重の大部分を指と腕だけで支える器具のため、取り付け先が体重を支えきれなければ、当然ながら落下事故につながります。
- 1ドア枠に直接ビス留めする場合は、ドア枠の内部に十分な厚みの木材(枠材)があるかを確認します。石膏ボードの壁と違い、ドア枠自体は比較的頑丈な木材でできていることが多いですが、住宅によっては薄い化粧材が貼られただけの箇所もあるため、可能であれば設置前に施工業者や管理会社に確認しておくと安心です。
- 2突っ張り式の懸垂バーを使う場合は、対応するドア枠の幅(多くの製品は数十cmの範囲で調整可能)と、製品が公表している耐荷重を必ず確認します。体重にトレーニング中の動作で発生する追加の力(デッドハングでは体重の何割か増しの負荷がかかることがあるとされています)を考慮し、余裕のある耐荷重の製品を選ぶことをおすすめします。
- 3吊り下げ式のホールドを既存の懸垂バーや物干し用の金具などに取り付ける場合は、その金具がもともとぶら下がり運動を想定した設計かどうかを確認してください。物干し金具は洗濯物の重さを想定した設計であることが多く、人の体重を支える用途には強度が不足している場合があります。
- 4設置後は、いきなり全体重をかけるのではなく、まず軽く体重の一部だけをかけて、ぐらつきや異音がないかを確認してから本格的なトレーニングに移ることをおすすめします。特に突っ張り式の器具は、時間の経過とともに締め付けが緩んでくることがあるため、使用のたびに簡単な点検をする習慣をつけておくと安全です。
床にマットを敷いておく
どれだけ設置を確認していても、指が滑ってホールドから手が離れる可能性はゼロにはできません。特に慣れないうちは、床にヨガマットやクライミング用のクラッシュパッドを敷いておくと、万が一の落下時の衝撃を和らげることができます。
賃貸で使う場合の原状回復チェックリスト
賃貸住宅でハングボードやその関連器具を使う場合、退去時のトラブルを避けるために、入居時から意識しておきたいポイントをまとめました。
まず、ドア枠へのビス留めを検討している場合は、契約書や重要事項説明書に「壁・建具への釘・ビス打ちを禁止する」といった条項がないかを確認してください。明確に禁止されている場合、無断で設置すると原状回復費用を請求されるリスクがあります。管理会社や大家さんに一言相談し、退去時にパテ埋めなどで補修する前提で許可を取っておくと、後々のトラブルを避けやすくなります。
穴を開けたくない、または相談する手間を省きたい場合は、前述の吊り下げ式ホールドや突っ張り式懸垂バーとの組み合わせが安心です。突っ張り式の器具はドア枠を両側から挟み込む構造で、床や壁面を傷つけずに設置・撤去ができるものが多く、退去時にも跡が残りにくいとされています。ただし、ドア枠の塗装によっては、突っ張り部分の当たる箇所にわずかな圧痕が残る場合もあるため、心配な場合は当たる面に保護用のクロスやゴムシートを挟んでおくとよいでしょう。
最後に、設置・撤去のたびに使う工具(ドライバーなど)や、取り付け用の部品(木ねじ、六角レンチなど)は、製品に付属しているものをそのまま保管しておき、退去時にすぐ取り外せる状態にしておくことをおすすめします。引っ越しのタイミングで部品を紛失してしまうと、撤去や補修に余計な手間がかかることがあります。
設置場所別・おすすめの組み合わせ
最後に、住環境ごとに向いている組み合わせを整理しておきます。あくまで一般的な目安であり、実際の物件の構造や契約条件によって最適な選択は変わるため、参考程度に活用してください。
■ 賃貸・穴あけ不可の部屋
突っ張り式の懸垂バーとロックリングス3Dなどの吊り下げ式ホールドを組み合わせる方法がもっとも無難です。設置・撤去が数分で完結し、退去時のトラブルにもつながりにくいのが利点です。
■ 賃貸だが管理会社の許可が得られる部屋
プライムリブのようなコンパクトなドア枠取り付け式ボードを検討できます。退去時にビス穴をパテで補修する前提で、あらかじめ大家さんや管理会社に一言相談しておくと安心です。
■ 持ち家・実家など長期的に設置できる環境
プロジェクトボードやビーストメーカー1000シリーズなど、より本格的なホールド構成のモデルを検討する余地があります。設置スペースに余裕があれば、複数のボードを使い分けるのも一つの方法です。
■ 出張・旅行が多い人
ロックリングス3Dのような軽量な携帯型を1つ荷物に入れておくと、宿泊先のドアや懸垂バーがあれば、短時間のウォームアップ程度のトレーニングができます。ただし宿泊施設の設備を無断で加工しないよう、備え付けの器具に負荷をかけて良いかは事前に確認してください。
よくある質問
Q賃貸住宅でも壁に穴を開けずにハングボードを使えますか?
Aロックリングス3Dのような吊り下げ式のポータブルホールドを、突っ張り式の懸垂バーやドア枠を利用した突っ張り棒に組み合わせれば、壁にもドア枠にも穴を開けずにトレーニングできます。木ねじで固定する一般的なフィンガーボードを使いたい場合は、事前に管理会社や大家さんに確認しておくことをおすすめします。
Qドア枠に取り付ける場合、どんな点を確認すればいいですか?
Aドア枠の内部に十分な厚みの木材(枠材)があるかどうかが重要です。薄い化粧材だけの箇所にビスを打つと、強度が不足して外れる危険があります。不安がある場合は、施工業者や管理会社に構造を確認してから設置することをおすすめします。
Q突っ張り式の懸垂バーは体重をかけても安全ですか?
A製品ごとに対応するドア枠の幅と耐荷重が異なるため、購入前に商品ページで必ず確認してください。設置後は、いきなり全体重をかけるのではなく、まず軽く体重の一部だけをかけてぐらつきや異音がないかを確認してから使用することをおすすめします。時間の経過とともに締め付けが緩むこともあるため、使用のたびに簡単な点検をする習慣をつけると安全です。
Q旅行や出張先でもトレーニングを続けたい場合、どの器具がおすすめですか?
A重量が軽く、専用の収納袋に入れて持ち運びやすいロックリングス3Dのような吊り下げ式ホールドが向いています。宿泊先のドアや懸垂バーに取り付けて使う場合は、備え付けの設備を傷めないか、施設のルールに反しないかを事前に確認してください。
Qコンパクトなハングボードと大型のハングボードは、どちらを選べばいいですか?
Aドア枠の幅や設置スペースに余裕がない場合は、横幅50cm前後のコンパクトなモデルが収まりやすくおすすめです。設置スペースに余裕があり、1枚で幅広いホールドを長く使いたい場合は、横幅60cm前後の大型モデルも選択肢に入ります。購入前に設置予定の場所の幅を実際に測っておくと失敗しにくくなります。
Q退去時に原状回復費用を請求されないか心配です。何に気をつければいいですか?
A契約書や重要事項説明書に釘・ビス打ちに関する条項がないか確認し、不明な場合は事前に管理会社や大家さんに相談することをおすすめします。壁への穴あけを避けたい場合は、吊り下げ式のポータブルホールドと突っ張り式懸垂バーの組み合わせを検討すると、跡を残さずに設置・撤去ができます。
迷ったらこれ|この記事のNo.1

メトリウス(Metolius) ロックリングス 3D
参考価格 7,700円
向いている人:賃貸などで壁への穴あけを避けたい人、旅行・出張先にも持っていきたい人
あわせて検討したいサービス
PR※ アフィリエイトプログラムを利用しています。料金・キャンペーンは変動するため最新情報は各公式サイトでご確認ください。
体づくりはジム・スタジオで
関連記事