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子どもが中学校や高校の水球部に入部することになった、あるいは大学や社会人チームで水球を始めることになった——そんなとき、まず戸惑うのが「普段のスイミングスクールで使っていた道具が、そのままでは使えない」という事実です。水球部の入部案内には「水球用キャップ」「ボール(号数指定)」といった、見慣れない品名が並びます。近所のスポーツ用品店に行っても、水球専用のキャップやボールを店頭に置いている店は多くありません。そのため多くの保護者や新入部員が、通販サイトで初めて「イヤガード」「二方向・三方向」「番号」「号球」といった専門用語に出会い、何を基準に選べばいいのか分からないまま買い物をすることになります。この記事では、一般的な競泳用のスイムキャップやゴーグルとは別に、水球というスポーツ特有の理由で必要になる専用ギアについて、なぜその形になっているのか、何を確認して選べばよいのかを整理しました。最後には、口コミでも名前が挙がりやすいキャップ・ボールをあわせて4点紹介します。
この記事でわかること
- なぜ「いつものスイミング用品」では足りないのか
- 水球用キャップの構造を読み解く — イヤガード・方向・番号
- 水球ボールの号数を理解する — 年齢・性別で規格が変わる
- キャップとボール以外に用意しておきたいもの
- 選ぶ前に確認しておきたい3つのポイント
- 候補になりやすいボール・水着4選
候補になりやすいボール・水着4選
ここからは実際の候補です。いずれもメーカーや専門ショップの商品ページ上で水球用として案内されている商品を中心に、ボール3種・水着1種を紹介します(キャップは所属チームの指定色・番号に合わせて選ぶ受注生産品が多いため、ここでは選び方のみ解説しています)。価格は執筆時点で調べたものです。時間の経過で変わっている可能性があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・カラー展開・納期を必ず確認してください。
4点を並べると、ボール3種は「対象カテゴリー(号数)」で役割が分かれ、水着は水球の練習用として用意する装備品という位置づけです。ボールはミカサのWP220C(2号・ジュニア用)、WP440C(女子用・中学男子用)、WP550C(一般男子・大学男子・高校男子用)と、カテゴリーごとに型番が分かれています。キャップについては、まずチームで背番号を割り振る運用があるかどうかを確認し、必要であれば番号ありモデル、練習用や個人利用であれば番号なしモデルという選び方が無難です。
ボールについては、性別・年代によって号数が明確に決まっているため、「安いから」「大きいほうが練習になりそうだから」といった理由で号数を選ぶのは避けたほうがよいでしょう。所属するカテゴリーの号数を正しく確認したうえで購入することが、練習・試合の両方で不便なく使い続けるための一番の近道です。
なお、ボールなどは取り寄せ対応の商品が含まれており、注文してすぐに届くとは限りません。新学期や大会の日程が決まっている場合は、逆算して余裕のあるタイミングで注文することをおすすめします。
SWIMHXBY(スイムエックスバイ)競泳水着 メンズ 180 ウォーターポロ NPU ブラック
参考価格約4,580円
SWIMHXBYのメンズ競泳水着。ウォーターポロ(水球)用途をうたうエナメル調素材のブラックのブリーフタイプの水着です。
ここが良い
- 水球の練習用水着として用途が明確
- 光沢素材のスポーティなデザイン
- 4,000円台で試しやすい
注意点
- 公式大会で認められる仕様かは大会規定を要確認
- サイズ展開は商品ページで確認が必要

ミカサ MIKASA ウォーターポロ 水球ボール WP550C(一般男子・大学男子・高校男子用)
5.00(1件のレビュー)
参考価格9,400円
男子カテゴリー向けの5号球。国際水泳連盟公認球・日本検定球として規定されているサイズで、発泡ゴム素材によりボールが濡れた状態でもグリップ力を保ちやすいとされています。
ここが良い
- 国際水泳連盟公認球・日本検定球としての規格を満たしており、公式戦・部活動どちらでも使いやすい
- 発泡ゴム素材で、濡れた状態でもグリップ力を保ちやすいとされる
- メーカー・専門ショップの商品ページに対象カテゴリーが明記されており、号数選びで迷いにくい
注意点
- 空気が入っていない状態での配送となるため、別途ボール専用ポンプの用意が必要
- ネーム加工には対応していない

ミカサ MIKASA WP440C ウォーターポロ 水球ボール(女子用・中学男子用)
5.00(1件のレビュー)
参考価格8,930円
女子の一般・社会人・大学・高校、および中学生男子向けの4号球。国際水泳連盟公認球として規定されているサイズで、新開発の発泡ゴムにより全方位でのウェットグリップ力が向上しているとされています。
ここが良い
- 国際水泳連盟公認球としての規格を満たしており、女子カテゴリー・中学男子の公式戦でも使いやすい
- バフ加工を廃止した新仕様で、品質の安定性が向上しているとされる
- WP550Cと対象カテゴリーが異なるため、性別・年代に合わせて号数を間違えずに選べる
注意点
- こちらも空気が入っていない状態での配送となるため、専用ポンプが別途必要
- 男子一般カテゴリーには使用できないサイズのため、購入前にカテゴリーの確認が必須
■ スペック比較表
| 商品 | ミカサ MIKASA ウォーターポロ 水球ボール WP5… | ミカサ MIKASA WP440C ウォーターポロ 水球… | ||
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 約7,800円 | 約4,580円 | 9,400円 | 8,930円 |
| 購入 | ||||
| ブランド | ミカサ(MIKASA) | SWIMHXBY(スイムエックスバイ) | — | — |
| 型番 | WP220C | 180(NPU) | — | — |
| サイズ | 2号球 | — | 5号球(円周約68〜71cm) | 4号球(直径約21cm、円周約67cm) |
| 対象 | ジュニア用 | — | 一般男子・大学男子・高校男子 | 女子(高校生・大学生・一般)、中学生男子 |
| カラー | — | ブラック | — | — |
| タイプ | — | 競泳パンツ(ウォーターポロ向け) | — | — |
| メーカー | — | — | ミカサ(MIKASA) | ミカサ(MIKASA) |
| 品番 | — | — | WP550C | WP440C |
| 重量 | — | — | 約400〜450g | 約400〜450g |
| 素材 | — | — | 発泡ゴム | 発泡ゴム |
| 推奨内圧 | — | — | 0.530〜0.600kgf/cm2 | 0.460〜0.530kgf/cm2 |
| 規格 | — | — | 国際公認球・日本検定球 | 国際水泳連盟公認球 |
| 生産国 | — | — | タイ | タイ |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
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なぜ「いつものスイミング用品」では足りないのか
水球は、プールの中でボールを奪い合いながらゴールを狙う、いわば「水の中の球技」です。競泳のように同じレーンをまっすぐ泳ぐ競技ではなく、相手選手と体をぶつけ合いながら位置を取り合い、片手でボールを保持したまま泳ぐ場面も頻繁にあります。この競技特性が、水球専用の道具が必要になる直接の理由です。
例えば競泳用のシリコンキャップは、水の抵抗を減らすためにできるだけ頭にぴったりフィットする形状で作られています。しかし水球の試合中は、相手選手の手や腕が頭部に触れる場面が多く、耳を保護する構造がなければ耳や側頭部を痛めるリスクがあります。国際水泳連盟(現World Aquatics)のルールでも、水球の試合では耳を保護するイヤガード付きのキャップの着用が義務付けられており、これは普段のスイムキャップでは代用できません。
ボールについても同様です。水球のボールはサッカーボールやバスケットボールのように、性別・年齢層ごとに規定のサイズ(号数)が定められています。市販のビーチボールや子ども用の水遊びボールとはまったく別の規格で作られており、公式戦や部活動の練習では、所属するカテゴリーに合った号数のボールを用意する必要があります。
この記事では、水球用キャップとボールという2つの必須ギアに絞って、それぞれの構造やサイズ表記の読み方を解説していきます。水着(ジャマー・水球用パンツ)やゴーグルの要否、練習用の周辺用具については触れていますが、詳しいゴーグル選びは競泳用キャップ・ゴーグルの記事、水着のサイズ選びについては競泳水着の記事もあわせて参考にしてください。
この記事のスタンス
所属するチームや大会によって、使用が認められるメーカー・カラー・規格が指定されている場合があります。この記事で紹介する情報は一般的な目安であり、purchase前に必ず所属チームの顧問・コーチや大会要項で規定を確認してください。
水球用キャップの構造を読み解く — イヤガード・方向・番号
水球用キャップの商品ページには「イヤガードあり」「二方向」「三方向」「番号あり/なし」といった表記が並びます。これらはすべて、水球というスポーツのルールと安全性に由来する仕様です。一つずつ意味を確認していきましょう。
まず「イヤガード」とは、キャップの左右に取り付けられた、耳を覆うプラスチック製のカップ状パーツのことです。単に耳を保護するだけでなく、審判が選手の位置や接触の有無を見分けるための目印にもなっています。イヤガードの色は白・赤・黄・緑・黒など複数用意されていることが多く、多くの場合「自チームは白系、相手チームは色付き」のように、対戦する2チームを見分けるために使われます。購入時は所属チームが指定するカラーを確認してから選ぶ必要があります。
次に「二方向」「三方向」という表記は、キャップの生地の裁断方法(ハギ数)を指しています。二方向は4枚の生地を接ぎ合わせた構造、三方向は3枚の生地を接ぎ合わせた立体裁断の構造で、メーカーによって「頭へのフィット感が高い」「型崩れしにくい」といった特徴が案内されています。どちらも水球用として使用できる点は共通しており、どちらを選ぶかは頭の形や好みに合わせて選んで問題ないとされています。
「番号あり/なし」は、キャップの正面や側面に選手番号(背番号に相当)をプリントするかどうかの選択です。多くの水球用キャップは受注生産で、番号の色(白・紺など)まで選べる商品が一般的です。学校の部活動やクラブチームでは、選手ごとに固定の番号を割り振ってキャップを揃えることが多いため、購入前にチームで使う番号を確認しておくとスムーズです。なお、ゴールキーパーは相手チームや味方選手と一目で区別できるよう、赤色のキャップを着用するルールになっている大会がほとんどです。フィールドプレーヤー用と兼用にせず、ポジションに応じたキャップを別に用意する必要がある点も覚えておいてください。
素材面では、水球用キャップの多くがナイロンとポリウレタンを混紡した伸縮性の高いストレッチ素材で作られています。競泳用のシリコンキャップのようなツルツルとした質感ではなく、布に近い伸縮素材で、試合中に相手の手が滑ってもすぐに脱げてしまわないよう、あご紐でしっかり固定できる構造になっているのも特徴です。
水球ボールの号数を理解する — 年齢・性別で規格が変わる
水球のボールは、バレーボールやサッカーボールと同じように、対象となる年齢層・性別ごとに号数(サイズ)が細かく規定されています。市販ページでは「WP220C」「WP330C」「WP440C」「WP550C」のように型番でサイズが分かれているため、まず自分(または子ども)がどの号数に該当するのかを確認する必要があります。
ボールの素材は、天然皮革ではなく発泡ゴム(合成ゴム)が主流です。水を吸って重くなる皮革製と異なり、発泡ゴム製は濡れてもグリップ力が落ちにくく、屋外プールでの雨天時や湿度の高い環境でも扱いやすいという特徴があります。近年のモデルでは、ボールが濡れた状態でのグリップ力(ウェットグリップ力)をさらに高める表面加工が施された製品も登場しています。
購入時に注意したいのが、ほとんどの水球ボールは「空気が入っていない状態」で届く点です。ボール専用のポンプ(空気入れ)を別途用意し、商品の空気注入口に記載された推奨内圧(多くは0.4〜0.6kgf/cm2程度)を超えないように空気を入れる必要があります。空気を入れすぎるとボールの変形や破損につながるため、購入時にポンプが手元にない場合は、あわせて用意しておくと安心です。
また、号数と対象カテゴリーの対応は大会や連盟によって細部が異なる場合があります。学校の部活動であれば顧問の先生、クラブチームであればコーチに確認したうえで、指定された号数のボールを購入するようにしてください。
■ 2号球(例: WP220C)
小学生・ジュニア年代の練習球として使われるサイズです。円周・重量ともに他の号数より小さく軽く作られており、体格の小さい選手でも片手でしっかり保持しやすいよう設計されています。ジュニアスクールや水球教室で最初に手にするボールはこのサイズであることが多いです。
■ 3号球(例: WP330C)
中学生女子など、2号球よりワンサイズ大きいカテゴリー向けに使われる号数です。学年やチームの方針によって2号球から3号球への切り替えタイミングは異なるため、所属チームの指示に従って用意するのが確実です。
■ 4号球(例: WP440C)
女子の一般・社会人・大学・高校、および中学生男子向けに使われる号数です。円周はおよそ67cm前後、重量は400〜450g程度とされ、国際水泳連盟(現World Aquatics)の公認球としてこのサイズが規定されています。多くの女子カテゴリーの公式戦で使われる標準サイズです。
■ 5号球(例: WP550C)
一般男子・大学男子・高校男子向けに使われる、水球ボールの中で最も大きいサイズです。円周はおよそ68〜71cm、重量は400〜450g程度とされ、こちらも国際公認球・日本検定球として規定されています。男子カテゴリーの公式戦や部活動の練習で標準的に使われます。
キャップとボール以外に用意しておきたいもの
水球用キャップとボール以外にも、水球ならではの理由で必要になる、あるいは逆に「一般的なスイミング用品とは違う選び方が必要」になる道具がいくつかあります。
水着(ジャマー・水球用パンツ)は、競泳用の水着と違って生地の耐久性が重視されます。水球は試合中に相手選手から水着をつかまれる場面が珍しくないため、薄手で伸縮性の高い競泳用レーシングスーツをそのまま使うと、生地が裂けてしまうことがあります。水球用として案内されている、やや厚手でしっかりした縫製の水着を選ぶか、少なくとも練習・試合用には耐久性を重視した水着を別に用意しておくと安心です。
ゴーグルについては、水球の公式試合中は基本的に着用しません。これは競技規則上の理由に加えて、相手選手との接触でゴーグルが破損し、けがにつながる危険があるためです。ただし練習中、特に基礎練習やドリル練習の場面ではゴーグルを使用するチームも多いので、この点はチームの方針に従ってください。ゴーグル自体の選び方は、当サイトの競泳ゴーグルに関する記事も参考になります。
マウスガード(歯を保護するマウスピース)は必須ではありませんが、接触の多い競技特性上、歯科用のスポーツマウスガードを使用する選手もいます。特に体格差のある相手と組み合う機会が増える中学・高校年代以降で採用されるケースが見られます。必要かどうかはチームの方針や個人の判断によるため、迷う場合は歯科医院やチームのトレーナーに相談するのも一つの方法です。
そのほか、練習用にはゴール(水球専用のゴールネット)や、シュート練習・パス練習用の補助具が使われますが、これらはチームや施設で共有管理されることがほとんどで、個人で購入する場面は多くありません。個人で優先的に揃えるべきは、まずキャップとボール、そして耐久性のある水球用の水着と考えておけば大きな失敗はないでしょう。
選ぶ前に確認しておきたい3つのポイント
水球用キャップとボールは、一般的なスイミング用品に比べて選択肢が限られ、受注生産の商品も多いため、注文前の確認が特に重要になります。
- 1チームの規定カラー・番号を確認する。イヤガードの色、キャップ本体のカラー、番号の有無と色は、チームや大会によって指定されていることがほとんどです。特に受注生産の商品は納期が約1か月かかるケースもあるため、大会や新学期に間に合わせたい場合は早めの発注が欠かせません。
- 2自分(子ども)のカテゴリーに合った号数を確認する。ボールの号数は年齢・性別によって細かく分かれています。誤った号数を購入すると練習や試合で使用できず、買い直しが必要になるため、迷ったら顧問やコーチに直接確認するのが確実です。
- 3ポジション別に必要なキャップを分けて考える。フィールドプレーヤー用のキャップとゴールキーパー用の赤色キャップは別物です。ポジションが固定されていない選手や、練習でポジションを兼任する選手は、両方を用意しておく必要がないか事前に確認しておきましょう。
受注生産商品の納期に注意
水球用キャップの多くは、カラー・番号を選べる受注生産品です。商品ページに「納期約1ヶ月」といった案内がある場合、注文後のキャンセル・返品・交換ができないことが一般的です。大会や新学期のタイミングに合わせたい場合は、余裕を持ったスケジュールで注文してください。
サイズ・カラー選びで失敗しないために
水球用キャップは頭囲によるサイズ展開がなく、多くの商品が「フリーサイズ」として販売されています。ここでは、フリーサイズであっても失敗を避けるために確認しておきたいポイントを整理します。
フリーサイズとはいえ、素材の伸縮性やあご紐の調整幅によって、実際にフィットする頭囲の範囲には限度があります。特に小学生・中学生などジュニア年代の選手は、大人と同じフリーサイズのキャップだと余りが大きく、試合中にずれてしまうことがあります。ジュニア向けにサイズを分けて販売しているメーカー・ショップもあるため、対象年齢が明記されているかどうかを商品ページで確認しておくと安心です。
カラーについては、前述の通りチームや大会によって「自チームはこの色、対戦相手はこの色」という運用ルールが決まっていることがほとんどです。特に新入部員が個人で購入する場合、先輩や顧問に確認せずに購入してしまうと、チームで使っているカラーと異なるものを買ってしまう可能性があります。必ず事前に確認したうえで注文するようにしてください。
イヤガードは消耗品としての側面もあり、試合や練習を重ねるうちに留め具が緩んだり、生地が傷んだりすることがあります。キャップ本体はまだ使えるのにイヤガード部分だけ劣化してしまうケースもあるため、専門ショップによってはイヤガード単品での販売や交換対応を行っている場合もあります。長く使う予定であれば、購入前にイヤガード単品の取り扱いがあるショップかどうかもあわせて確認しておくとよいでしょう。
ゴールキーパー用キャップの確認を忘れずに
ゴールキーパーは多くの大会で赤色のキャップ着用が義務付けられています。フィールドプレーヤー用のキャップと兼用できないため、ポジションが決まっている選手・ローテーションでゴールキーパーを担当する選手は、赤色のゴールキーパー用キャップを別途用意しておく必要がないか、事前に確認しておきましょう。
買ったあとのお手入れと保管
水球用キャップとボールは、いずれも消耗品です。使い方や保管方法によって寿命が変わるため、購入後に気をつけたいポイントをまとめておきます。
キャップは使用後、真水で軽くすすいでプールの塩素や汚れを落とし、日陰で自然乾燥させるのが基本です。直射日光に長時間さらすと、伸縮性のある素材が硬化したり、色あせが早まったりすることがあります。イヤガードのプラスチック部分も紫外線による劣化が進みやすいため、保管は風通しの良い日陰を選ぶようにしてください。
ボールは、使用後に空気を完全に抜かずに保管して問題ありませんが、長期間使わない場合は推奨内圧よりやや低めの空気圧にしておくと、ゴム部分への負担を減らせるとされています。高温になる車内や直射日光の当たる場所での保管は、ゴムの劣化や変形を早める可能性があるため避けたほうが無難です。
練習や試合を重ねるうちに、キャップのあご紐が伸びてきたり、イヤガードの留め具が緩んできたりすることがあります。安全に関わる部分でもあるため、違和感を覚えたら早めに買い替えを検討し、特に公式戦を控えている場合は予備のキャップを1つ用意しておくと、当日のトラブルにも対応しやすくなります。
よくある質問
Q水球用キャップと普通のスイムキャップの違いは何ですか?
A最も大きな違いは、耳を保護するイヤガードの有無です。水球は相手選手との接触が多い競技のため、耳や側頭部を保護するイヤガード付きのキャップの着用がルールで定められています。普通のスイムキャップにはこの構造がなく、水球の練習・試合では代用できません。
Qイヤガードの色は自由に選んでいいのですか?
A多くのチームや大会では、対戦する2チームを見分けやすくするため、イヤガードやキャップ本体のカラーがあらかじめ指定されています。個人で購入する場合も、必ず所属チームの顧問やコーチに確認してから色を選ぶようにしてください。
Qボールの号数はどうやって確認すればいいですか?
A号数は性別・年代によって規定されており、目安として小学生は2号、中学生女子は3号、女子一般・大学・高校および中学生男子は4号、一般男子・大学男子・高校男子は5号とされています。ただし細部は大会や連盟によって異なる場合があるため、所属チームの顧問やコーチに直接確認するのが確実です。
Qキャップやボールはすぐに届きますか?
A水球用キャップの多くはカラーや番号を選べる受注生産品で、納期が約1ヶ月かかる場合があります。ボールもメーカー取り寄せ対応の商品が多く見られます。新学期や大会の日程が決まっている場合は、余裕を持って早めに注文することをおすすめします。
Qボールに空気はどうやって入れればいいですか?
A水球のボールは多くの場合、空気が入っていない状態で届きます。ボール専用のポンプを用意し、商品の空気注入口に記載された推奨内圧(多くは0.4〜0.6kgf/cm2程度)を超えないように注意しながら空気を入れてください。入れすぎるとボールの変形や破損につながります。
Qゴールキーパー用のキャップは何が違いますか?
Aゴールキーパーは、フィールドプレーヤーや相手選手と一目で区別できるよう、赤色のキャップを着用することが多くの大会でルールとして定められています。フィールドプレーヤー用のキャップと兼用はできないため、ポジションに応じて別に用意しておく必要があります。
Q水球用の水着はどう選べばいいですか?
A水球は試合中に相手選手から水着をつかまれる場面があるため、薄手の競泳用レーシングスーツだと生地が裂けやすいとされています。水球用として案内されている、やや厚手で耐久性を重視した水着を選ぶか、練習・試合用には別に耐久性の高いモデルを用意しておくと安心です。
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