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スイミングスクールでの練習からタイムを意識した大会出場まで、水泳を続けていると必ず直面するのが「競泳水着選び」です。普段の練習で使っているフィットネス水着をそのまま大会で着用しようとして、規約違反で出場できなかったという話を耳にしたことがある人もいるかもしれません。競泳水着の売り場やネット通販を見ると、「FINA承認」「WA承認」「ニット素材」「布帛素材」といった見慣れない言葉が並び、価格も3,000円台から2万円を超えるものまで幅があります。何を基準に選べばよいのか分からず、とりあえずデザインが気に入ったものを選んでしまう人も少なくありません。しかし競泳水着は、水の抵抗をどれだけ抑えられるか、大会の規定に適合しているか、そして体にどれだけフィットするかによって、泳ぎやすさも着用感も大きく変わる道具です。この記事では、競泳水着を選ぶうえで押さえておきたい基礎知識を、専門用語をひとつずつ噛み砕きながら整理しました。記事の後半では、注目されやすい4着も紹介しています。
この記事でわかること
- なぜ競泳水着は「なんとなく」で選ぶと失敗しやすいのか
- 「FINA承認」「WA承認」とは何か
- 「ニット素材」と「布帛(ふはく)素材」の違い
- 「練習用(トレーニング)水着」と「レース用(大会用)水着」の違い
- サイズ選びのコツ — 「きつい」は失敗ではない
- 目的別に見る3タイプ
おすすめの競泳水着4選
具体的な候補は次の通りです。紹介の前に、これらを着用すれば必ずタイムが縮まる、という話ではありません。いずれもメーカーの商品ページ上で用途・承認モデルの有無が明記されているものを中心に、練習用とレース用、メンズとレディースのバランスを考えて4着を選びました。価格は記事作成時点の参考価格で、在庫状況・カラー展開とあわせて変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・サイズを確認してください。
4着を並べると、価格帯と用途で役割がはっきり分かれているのが分かります。arenaのARN-1027Mは3,000円台から購入できるWA承認のエントリーモデル、speedoのSC42606Fはブランドの安心感と着用感のバランスを取ったレース用モデル、mizunoのN2MBD065は大会本番用とは別に用意したい練習専用モデル、arenaのAS6SRC75Lは大会デビューを予定している女性スイマー向けのモデルという違いが出ています。
選び方のポイントは、大会出場の予定があるかどうか、練習頻度、そして予算によって変わります。まず大会デビューに向けて手頃な価格の1着が欲しいなら1着目、ブランドの信頼感も重視したいなら2着目、練習用水着を別に用意したいなら3着目、女性用のエントリーレース水着を探しているなら4着目、という視点で選べば、大きく外すことは少ないでしょう。価格・在庫は変動するため、購入前に必ず商品ページで最新情報を確認してください。
なお、今回はいずれも商品ページに「WORLD AQUATICS承認」「FINA承認」「練習用」などの用途が明記されているものを選びましたが、水着選びに正解は一つではありません。同じ価格帯・同じ承認区分のモデルでも、メーカーごとにフィット感や生地の伸び方には違いがあります。可能であれば、この4着に近いスペックのモデルをスイミングショップの店頭で試着してみると、自分の体型により合う1着が見つかりやすくなります。

アリーナ ARENA 競泳水着 メンズ WA承認 リミック AQUA ADVANCED AQUA XTREME ARN-1027M
参考価格3,300円
各地域大会に出場するスイマー向けの「AQUA ADVANCED」シリーズに属する、WA承認(World Aquatics承認)のメンズビキニタイプ競泳水着。脇幅を狭くヒップを上げる「リミック」設計で、脚繰りの運動性能を高めているとされています。公式大会に出場するために必要な承認モデルです。
ここが良い
- WA承認モデルでありながら3,000円台からと、レース用水着の中では手頃な価格帯
- ニット素材で着脱がしやすく、初めての競泳水着としても扱いやすいとされる
- メーカー希望小売価格5,390円からの値引き価格で購入しやすい
注意点
- カラー・サイズによっては売り切れが出やすく、在庫確認が必須
- 布帛素材のモデルと比べるとコンプレッション効果は控えめとされる

スピード SPEEDO 男性用 競泳水着 FLEX Σν メンズショートブーン SC42606F
5.00(1件のレビュー)
参考価格6,776円
リサイクルポリエステル糸を使用した環境配慮型素材「FLEX Σν(フレックス・シグマ・ニュー)」を採用したWorld Aquatics承認モデル。立体設計・立体裁断によるフィット感で水の浸入を抑え、脚の動きを妨げにくい設計とされています。マスターズスイマー向けに案内されているモデルです。
ここが良い
- 正規販売店での取り扱いで、日本製という安心感がある
- 透けにくく撥水性のある生地で、はっ水性が軽量感をキープするとされる
- 2026年春夏の新作モデルで、カラー・グラフィックのバリエーションが豊富
注意点
- 同シリーズの色違いモデルは売り切れが出やすい
- 立体裁断のため、体型によってはフィット感に個人差が出やすいとされる

ミズノ MIZUNO メンズボックス 競泳練習用水着 池江璃花子(RIKAKO IKEE COLLECTION)EXER SUITS N2MBD065
参考価格6,030円
競泳選手・池江璃花子選手監修による練習用水着「エクサースーツ」。塩素に強い素材U-Fitを採用し、長時間の耐久性を重視した設計で、ハードな練習でプールに長時間いる人や試合前の練習にも向いているとされています。公式大会での着用は想定されていない練習専用モデルです。
ここが良い
- 塩素に強いU-Fit素材で、週に何度も練習する人でも劣化しにくいとされる
- ポリウレタン不使用でありながら伸縮性が高いとされ、ハードな練習にも向く
- レース用水着と使い分けることで、大会本番用の水着を長持ちさせやすい
注意点
- 公式大会では着用できないため、レース用水着とは別に用意する必要がある
- フィットネス用水着と比べるとキツめの着用感になるとされる

FINA承認 レディース 競泳水着 arena アリーナ AQUA RACING ECO AQUA STRIPE-D AS6SRC75L
参考価格11,980円
環境に配慮したリサイクルポリエステルを使用したニット素材「ECO AQUA STRIPE-D」を採用した、初級レーシングスイマー向け「AQUA RACING」シリーズの一着。オープンバック・ハーフレッグのレーシングワンピースで、公式大会に出場するために必要なWorld Aquatics承認モデルです。
ここが良い
- 「初めてレースに出場するスイマーにオススメ」と商品ページに明記されており、初心者でも選びやすい
- 伸びのあるフィット感と地厚な生地で、初めての大会用水着として扱いやすいとされる
- 別売りの胸パットを追加できるなど、レディース用としての細かい配慮がある
注意点
- 4着の中では最も価格が高く、初めての1着としてはやや高額に感じる場合がある
- カラーによっては売り切れが出やすい
■ スペック比較表
| 商品 | アリーナ ARENA 競泳水着 メンズ WA承認 リミッ… | スピード SPEEDO 男性用 競泳水着 FLEX Σν… | ミズノ MIZUNO メンズボックス 競泳練習用水着 池… | FINA承認 レディース 競泳水着 arena アリーナ… |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 3,300円 | 6,776円 | 6,030円 | 11,980円 |
| 購入 | ||||
| 素材 | AQUA XTREME(ポリエステル73%・ポリウレタン27%) | FLEX Σν(ポリエステル84%・ポリウレタン16%) | U-fit(複合繊維・ポリエステル100%系) | ECO AQUA STRIPE-D(ポリエステル・ポリウレタン) |
| 生地タイプ | ニット素材 | ニット素材 | ニット素材(ポリウレタン不使用) | ニット素材 |
| 承認区分 | WORLD AQUATICS承認モデル(旧FINA承認) | World Aquatics承認モデル(旧FINA承認) | — | WORLD AQUATICS承認モデル(旧FINA承認) |
| 形状 | メンズビキニタイプ(リミック) | メンズショートブーン(脇丈5cm・Lサイズ時) | メンズボックス(ショートスパッツ) | レディスハーフスパッツ・オープンバック |
| サイズ展開 | SS・S・M・L・O | S・M・L・O | XS・S・M・L・XL | S・M・L・O・XO |
| 製造販売 | デサントジャパン株式会社 | — | — | — |
| 生産国 | — | 日本製 | 日本製・ベトナム製(商品による) | 中国製 |
| 用途区分 | — | — | 練習専用(公式大会 不可) | — |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
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なぜ競泳水着は「なんとなく」で選ぶと失敗しやすいのか
競泳水着は、普段着るファッション水着やフィットネスクラブで使う練習用水着とは、そもそもの設計思想が異なります。フィットネス水着が「着心地の良さ」や「動きやすさ」を優先しているのに対し、競泳水着は「水の抵抗をどれだけ減らせるか」を最優先に設計されています。そのぶん体にぴったりと密着する作りになっており、初めて競泳水着を着用する人は「思っていたよりきつい」と驚くことが多いようです。
この密着感は不良品でも失敗でもなく、競泳水着としては正常な状態です。とはいえ、サイズ選びを誤ると本来の性能を発揮できないばかりか、脱ぎ着に苦労したり、練習中に痛みを感じたりすることもあります。逆にサイズが緩すぎると、水の抵抗を受けて泳ぎにくくなるだけでなく、大会中に水着がずれてしまうリスクもあります。
また、競泳水着には「大会に出場できるかどうか」を左右する規定があります。国際水泳連盟(現World Aquatics、旧FINA)が定める承認モデル以外の水着では、公式大会への出場が認められないことがあります。普段の練習用としてはどんな水着を着てもかまいませんが、大会出場を予定している場合は、この承認の有無を必ず確認する必要があります。
この記事では「この水着を着れば必ずタイムが縮まる」というような書き方はしません。水着の効果には個人差があり、泳法や体格、練習量によっても感じ方が変わるためです。その代わり、商品ページに並ぶ専門用語がそれぞれ何を意味していて、初めて競泳水着を選ぶ人がどのあたりを目安にすればよいかを、できるだけ具体的に説明していきます。
この記事のスタンス
商品ごとの特徴については感じ方に差があることを踏まえ、「〜とされる」という表現にとどめています。水着の相性やフィット感には個人差が大きく、個人差の影響が大きいためです。判断材料として使い、可能であればスイミングショップの店頭でサイズ感を確認することをおすすめします。
「FINA承認」「WA承認」とは何か
競泳水着の商品ページで必ず目にするのが「FINA承認」「WA承認」という表記です。FINA(国際水泳連盟)は、2022年12月に「World Aquatics(世界水泳連盟)」へと名称を変更しました。そのため現在は「WA承認」という表記も増えていますが、意味するところは同じで、公式大会への出場に必要な素材・形状の規定を満たしているモデルを指します。
承認モデルには、素材の厚みや浮力、体を覆える範囲(男性は腰からひざ上まで、女性は肩から太もも上部までなど)について細かい規定があり、それをクリアした水着だけが大会で着用を許可されます。逆に言えば、承認モデルでない水着(フィットネス用や練習専用の水着など)は、いくらデザインが競泳水着に似ていても、公式大会では着用できない場合があります。
「FINA承認」の表記が残っている商品ページも多く見られますが、これは名称変更前の在庫や表記が残っているだけで、性能や承認の効力自体が変わったわけではありません。購入時にどちらの表記であっても、「大会出場可能」「公式大会対応」といった説明があれば、承認モデルとして扱って問題ないでしょう。
なお、承認モデルの中にも段階があります。市民大会やスイミングスクールの記録会程度であれば、比較的手頃な価格帯のエントリー向け承認モデルで十分なことが多く、県大会・全国大会レベルを目指す場合は、上位モデルを検討する人が増える傾向にあります。まずは自分がどのレベルの大会を目指しているのかを整理してから、価格帯を絞り込むとよいでしょう。
「ニット素材」と「布帛(ふはく)素材」の違い
競泳水着の生地は、大きく「ニット素材」と「布帛素材」の2種類に分けられます。この違いは、着用感やフィット感、そして初心者にとっての扱いやすさに直結する重要なポイントです。
ニット素材は、伸縮性のある編み地で作られた素材です。一般的なフィットネス水着に近い伸び方をするため、着脱がしやすく、初めて競泳水着を着る人でも扱いやすいとされています。多くのメーカーが「入門用」「エントリーモデル」として案内しているのは、このニット素材のモデルであることが多いです。
一方、布帛素材は、織物のような伸びの少ない生地で作られています。ニット素材と比べて伸縮性が低いぶん、体をしっかり圧迫し、筋肉のブレを抑える「コンプレッション効果」が期待できるとされています。反面、着脱には時間がかかり、体にフィットさせるコツも必要になるため、競泳水着を着用した経験が浅いうちは扱いにくく感じることが多いようです。
まとめると、初めて競泳水着を選ぶ人や、記録会レベルでまず慣れたい人はニット素材のモデルから、すでに大会経験があり、コンプレッション効果を重視したい人は布帛素材のモデルを検討する、という住み分けで考えるとイメージしやすいでしょう。商品ページには「ニット」「布帛」と明記されていることが多いので、購入前に必ず確認してください。
「練習用(トレーニング)水着」と「レース用(大会用)水着」の違い
もう一つ見落とされがちなのが、競泳水着の中にも「練習用」と「レース用(大会用)」という区分があることです。同じメーカー・同じ価格帯に見えても、用途によって設計の方向性がまったく異なります。
練習用水着は、耐塩素性(プールの塩素による生地の劣化のしにくさ)と耐久性を重視して作られています。レース用に比べると生地はやや厚めで、長時間プールに入っても型崩れしにくいとされ、週に何度も練習する人に向いています。ただしその多くは公式大会での着用が想定されておらず、商品ページに「公式大会 不可」と明記されているモデルもあります。
一方でレース用(大会用)水着は、水の抵抗を減らすことを最優先に設計されており、FINA承認・WA承認を得ているモデルが中心です。塩素への耐久性よりも、体へのフィット感と抵抗の少なさが重視されるため、練習で毎日のように着用すると劣化が早まりやすいとされています。大会本番や、タイムを計る重要な練習の日だけ着用し、普段の練習は別の練習用水着を使い分ける人も多いようです。
これから競泳水着を初めて購入する人は、まず「毎日の練習で使うのか、大会本番のために用意するのか」を整理してみてください。この記事の後半で紹介する4着も、練習用とレース用がそれぞれ含まれています。
サイズ選びのコツ — 「きつい」は失敗ではない
競泳水着のサイズ選びで最も戸惑いやすいのが、「思っていたよりきつい」という感覚です。これは競泳水着が体にフィットさせることで水の抵抗を減らす設計になっているためで、フィットネス水着や普段の下着のような余裕を期待すると、サイズ選びを誤りやすくなります。
多くのメーカーは、身長・体重(またはヒップサイズ・ウエストサイズ)を基準にしたサイズ表を公式サイトや商品ページに掲載しています。購入前には必ずこのサイズ表を確認し、自分の実測値と照らし合わせることが重要です。「いつも着ているブランドのMサイズだから」と別ブランドでも同じサイズを選んでしまうと、メーカーによって寸法の基準が異なるため、サイズ感が変わってしまうことがあります。
ショップによっては、独自の採寸方法(股下・前股上・後股上など)を商品ページに記載していることもあります。特に通販で購入する場合は、この採寸データと自分の体のサイズを照らし合わせることで、サイズ選びの失敗を減らしやすくなります。
初めて競泳水着を購入する場合は、可能であればスイミングショップの店頭で試着することをおすすめします。試着が難しい場合は、レビューに「サイズ感」についてのコメントがないか確認するのも有効です。同じサイズ表記でも「大きめ」「小さめ」と感じる人がいるため、複数のレビューを参考にすると精度が上がります。
洗濯タグのサイズ表記に注意
競泳水着はブランドによってサイズ表記の基準(S・M・Lなのか、SSS・SS・S・M・L・O・XOなのか)が異なります。特に女性用モデルは細かいサイズ展開になっていることが多いため、購入前にサイズ表を必ず確認してください。
目的別に見る3タイプ
ここまで見てきた「承認の有無」「素材」「用途」の組み合わせによって、市販の競泳水着はおおよそ3つの系統に分けられます。自分がどのタイプに近いかを先に決めておくと、数ある商品ページを一つずつ読み込まなくても、スペック表を見た瞬間にある程度の当たりをつけられるようになります。
■ 練習重視型
耐塩素性・耐久性を重視したニット素材のトレーニング水着です。公式大会での着用は想定されていないことが多く、週に何度もプールに入る人の日常使いに向いています。価格は比較的手頃で、複数枚をローテーションして使う人も多い系統です。
■ エントリーレース型
FINA承認・WA承認を得たニット素材のレース用モデルです。着脱がしやすく、初めて大会に出場するスイマーに向いているとされています。市民大会や記録会デビューの1着として選ばれやすいタイプです。
■ 上級レース型
布帛素材やハイエンドのニット素材を採用した、コンプレッション効果の高いレース専用モデルです。着脱に時間がかかり、価格も高めですが、県大会・全国大会などタイムを本気で狙う場面で選ばれやすい系統です。
選び方の3ステップ
ここまでの知識を踏まえて、実際に競泳水着を選ぶ手順を3つに整理してみました。焦って1着目から完璧な水着を選ぼうとする必要はありません。まずはこの3ステップで大きく外さない選択をして、実際に泳ぎながら自分の好みを見つけていくつもりで進めてください。
- 1目的を大まかに把握する。毎日の練習で使いたいだけなら「練習重視型」、これから大会デビューを予定しているなら「エントリーレース型」、すでに大会経験があり記録を狙いたいなら「上級レース型」から検討すると外しにくくなります。
- 2大会出場の予定があるかを確認する。公式大会に出場する予定があるなら、必ずFINA承認・WA承認モデルであることを商品ページで確認してください。承認の有無は競泳水着選びで最も見落としやすいポイントです。
- 3サイズ表と自分の実測値を照らし合わせる。可能であればスイミングショップで試着し、難しい場合はメーカー公式サイトのサイズ表と、購入者レビューのサイズ感コメントを参考にしてください。
返品・交換不可の商品が多い点に注意
競泳水着は衛生上の理由から、試着後の返品・交換を受け付けていない商品が多く見られます。通販で購入する場合は、購入前にサイズ表を入念に確認し、不明点があればショップに問い合わせておくと安心です。
買ったあとに気をつけたいこと
競泳水着は買って終わりではなく、使っていくうちに劣化していく消耗品でもあります。特に初心者のうちは見落としがちな点をいくつか挙げておきます。
まず水着の寿命です。競泳水着、特にレース用の高機能モデルは、プールの塩素によって伸縮性が徐々に低下していくとされています。目安として、週に数回使用する場合で数か月〜半年程度、レース本番でしか着用しない場合はもう少し長く使えることもありますが、「以前よりゆるく感じる」「生地が薄くなってきた」と感じたら、買い替えを検討するタイミングかもしれません。
次に洗い方です。競泳水着は使用後、できるだけ早く真水で塩素を洗い流すことが推奨されています。洗濯機で他の衣類と一緒に洗うと、生地の伸縮性が損なわれる場合があるとされ、手洗いで軽く押し洗いするのが無難です。洗ったあとは直射日光を避け、風通しの良い日陰で自然乾燥させることで、生地の劣化を遅らせやすくなります。
最後に、レース用水着と練習用水着の使い分けです。レース用の高機能水着を毎日の練習で着用すると、劣化が早まり、大会本番で本来の性能を発揮できなくなることがあります。この記事で紹介したような練習専用モデルを別に用意し、レース用水着は大会本番や重要なタイムトライアルの日だけ着用するようにすると、水着を長持ちさせやすくなります。
保管方法にも触れておきます。使用後に濡れたまま丸めて放置すると、雑菌の繁殖や生地の劣化につながりやすいとされています。使用後は軽く水気を切ってタオルドライし、風通しの良い場所に広げて干す習慣をつけておくと、水着を長持ちさせやすくなります。
よくある質問
QFINA承認とWA承認の違いは何ですか?
Aどちらも同じ組織による承認を指します。国際水泳連盟(FINA)は2022年12月に「World Aquatics」へ名称を変更したため、それ以降は「WA承認」という表記が増えていますが、公式大会への出場に必要な承認という意味では同じです。商品ページの表記がどちらであっても、承認モデルとして扱って問題ありません。
Q普段の練習にレース用水着を使ってもいいですか?
Aレース用の高機能水着は塩素による劣化が早まりやすいとされ、毎日の練習で使用すると本来の性能を発揮できなくなる場合があります。週に何度も練習する場合は、耐塩素性を重視した練習専用モデルを別に用意し、レース用水着は大会本番や重要な練習の日だけ着用するのがおすすめです。
Qニット素材と布帛素材はどちらを選べばいいですか?
A初めて競泳水着を着用する人や、記録会レベルでまず慣れたい人はニット素材から検討するのがおすすめです。ニット素材は着脱がしやすく扱いやすいとされています。布帛素材は伸びが少なくコンプレッション効果が期待できますが、着脱に時間がかかり、慣れが必要とされています。
Qサイズはどうやって選べばいいですか?
A各メーカーが公式サイトや商品ページに掲載しているサイズ表(身長・体重やヒップサイズなどの基準)と、自分の実測値を照らし合わせて選ぶのが基本です。競泳水着は体にフィットさせる設計のため、「きつい」と感じるのは通常の状態ですが、不安な場合はスイミングショップでの試着をおすすめします。
Q大会に出場する予定がない場合も承認モデルを選ぶべきですか?
A大会出場の予定がなく、普段の練習だけで使うのであれば、承認モデルにこだわる必要はありません。耐塩素性や耐久性を重視した練習用水着のほうが、コストパフォーマンスに優れている場合が多いです。大会出場を予定した段階で、承認モデルへの切り替えを検討すれば十分です。
Q競泳水着はどのくらいで買い替えるべきですか?
A使用頻度によりますが、週に数回使用する場合で数か月〜半年程度が一つの目安とされています。生地の伸縮性が落ちてきた、以前よりゆるく感じるといった変化が見られたら、買い替えのサインかもしれません。レース用水着は練習用と使い分けることで、劣化を遅らせやすくなります。
Q洗濯機で洗ってもいいですか?
A競泳水着は洗濯機で他の衣類と一緒に洗うと、生地の伸縮性が損なわれる場合があるとされ、あまりおすすめできません。使用後はできるだけ早く真水で塩素を洗い流し、手洗いで軽く押し洗いしたうえで、直射日光を避けて風通しの良い日陰で自然乾燥させるのが無難です。
迷ったらこれ|この記事のNo.1

アリーナ ARENA 競泳水着 メンズ WA承認 リミック AQUA ADVANCED AQUA XTREME ARN-1027M
参考価格 3,300円
向いている人:これから地域大会・記録会にデビューする男性スイマー
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