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スイミングスクールに通い始めたり、フィットネスクラブのプールを使い始めたりすると、水着やゴーグルと一緒に必ず用意するよう案内されるのがスイムキャップ(水泳帽)です。とはいえ、いざ通販サイトやスポーツ用品店で探してみると、シリコン・メッシュ・ラテックス(天然ゴム)・布(テキスタイル)と素材だけでも数種類あり、価格も1,000円台から4,000円近くまで幅があります。さらに「FINA承認」「World Aquatics(WA)認定」といった見慣れない表記や、フリーサイズなのにM・Lで分かれている商品もあり、どれを選べばいいか迷ってしまう人は少なくありません。スイムキャップは髪を濡れにくくするだけの道具ではなく、プールの衛生管理(抜け毛の拡散防止)や、レーンでの視認性、競泳では水の抵抗を減らす役割も担っています。この記事では、素材ごとの特徴とサイズの読み方を整理したうえで、用途別に候補になりやすい4点を紹介します。
この記事でわかること
- スイムキャップ選びは「とりあえず安いもの」で失敗しやすい
- そもそも素材で何が変わるのか
- 「シリコン」の読み方 — 厚みとドーム型・スタンダード型の違い
- 「メッシュ・布(テキスタイル)」の読み方 — 通気性と着脱のしやすさ
- サイズ(頭囲)の読み方 — フリーサイズでも安心しない
- 「FINA承認」「World Aquatics(WA)認定」とは何か
用途別おすすめスイムキャップ4選
ここからは厳選した候補の紹介に入ります。ひとつお断りしておくと、これらを使えば必ず泳ぎやすくなる、という話ではありません。競泳・フィットネス・カジュアルとタイプの異なる4点を選びましたので、自分の使い方に近いものから検討してみてください。こちらの金額は記事作成時点のものです。状況により前後することがあります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・カラー・サイズを確認してください。
4点を並べると、価格帯と用途で役割が分かれているのが分かります。スピードは1,000円台で揃えられる通気性重視のコスパモデル、ミズノとアリーナ(アクアフォース3D)はWA認定・FINA承認を取得したレーシング志向のモデル、アリーナ(Fresh Dip)はシリコンながらフィットネス寄りのバランス型というすみ分けがされています。
どれが適しているかは、通う施設のルールや、大会出場の予定、髪の量によって変わります。まず費用を抑えて試したいなら3点目、公式大会も視野に入れているなら1点目か2点目、フィットネス目的でシリコンの快適さを試したいなら4点目、という基準で選ぶと、後悔しにくいはずです。価格・仕様はメーカーの都合で変わることがあります。購入前に商品ページで最新情報を確認してください。
価格だけで比べると、スピードのメッシュキャップが手頃に見えるかもしれません。ただし、これは素材の違いによる位置づけの差であり、優劣を示すものではありません。着脱のしやすさや通気性を優先したいスクール通いの段階では、こうしたメッシュタイプのコストパフォーマンスの良さが活きてきます。泳ぐ頻度が増え、タイムを意識し始めたタイミングで、シリコン製のレーシングモデルへ切り替えるという考え方も十分にありです。

ミズノ MIZUNO 水泳 レーシングシリコンキャップ GX・SONIC RC + N2JWA500
参考価格3,344円
競泳・大会向けに開発されたレーシングシリコンキャップ。頭部にフィットするデザインで、World Aquatics(WA)認定モデルとして案内されています。公式大会での使用を視野に入れた選手向けの1枚です。
ここが良い
- World Aquatics(WA)認定モデルとして案内されており、公式大会でも使用しやすい
- 競泳用ブランドとして知名度のあるミズノ製で、安心して選びやすい
- カラーバリエーションが複数用意されている
注意点
- 4点の中では価格がやや高めで、フィットネス目的には少しオーバースペックに感じる場合がある
- サイズ展開がFREEのみで、頭囲が大きい人にはL相当の別モデルの検討も必要

アリーナ ARENA 水泳 アクアフォース3Dキャップ レーシングシリコンキャップ AS5SSC02U
5.00(1件のレビュー)
参考価格2,706円
ソフトシリコンを採用したドーム型のレーシングキャップ。表面の抵抗低減設計と、しなやかな弾力性を両立させたモデルとして案内されており、World Aquatics(WA)認定・FINA承認を取得しています。
ここが良い
- M・Lの2サイズ展開があり、頭囲に合わせて選びやすい
- ドーム型構造で髪の量が多い人でも収まりやすいとされる
- カラーバリエーションが豊富で好みに合わせやすい
注意点
- 生産国の記載がなく、素材以外の細かな仕様は商品ページの範囲でしか確認できない
- ソフトシリコンのため、厚手モデルと比べると耐久性はやや控えめとされる

スピード SPEEDO 水泳 モノグラムジャパンメッシュキャップ SE12390
参考価格1,078円
ポリエステルとポリウレタンの混紡素材を使ったメッシュタイプのスイムキャップ。通気性が高く着脱しやすいのが特徴で、4点の中でもっとも手頃な価格帯です。スクール通いや練習用の1枚として選ばれやすいモデルです。
ここが良い
- 4点の中でもっとも価格が手頃で、まず試してみたい人にリスクが少ない
- メッシュ素材で通気性が高く、プールサイドでも蒸れにくいとされる
- M・Lの2サイズ展開があり、頭囲に合わせやすい
注意点
- シリコン製に比べると水の抵抗を抑える効果は限定的とされる
- 生地が水を吸うため、長時間泳ぐと重く感じる場合がある

アリーナ ARENA 水泳 シリコンキャップ Fresh Dip AS6FSCF1U
参考価格2,618円
素材感の良さとフィット感を追求したシリコン製キャップ。しっかりしたトレーニングにも、ゆったりした水中運動にも使えるモデルとして案内されており、競泳志向とフィットネス志向の中間に位置づけられる1枚です。
ここが良い
- シリコン製でありながらフィットネス志向のバランスの取れた設計とされる
- 2026年秋冬モデルとして展開されており、デザインの新しさがある
- アリーナブランドの信頼感を持って選びやすい
注意点
- サイズ展開がFREEのみで、頭囲54cm未満の人にはやや大きく感じる可能性がある
- FINA承認の表記はなく、公式大会への出場を予定している場合は別モデルの検討が必要
■ スペック比較表
| 商品 | ミズノ MIZUNO 水泳 レーシングシリコンキャップ … | アリーナ ARENA 水泳 アクアフォース3Dキャップ … | スピード SPEEDO 水泳 モノグラムジャパンメッシュ… | アリーナ ARENA 水泳 シリコンキャップ Fresh… |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 3,344円 | 2,706円 | 1,078円 | 2,618円 |
| 購入 | ||||
| サイズ | FREE(参考頭囲50〜59cm) | M(50〜55cm)/L(54〜59cm) | M(頭囲約50〜56cm)/L(頭囲約53〜59cm) | FREE(頭囲54〜59cm) |
| 素材 | シリコン | ソフトシリコン(ドーム型構造) | ポリエステル80%・ポリウレタン20% | シリコン |
| 認証 | World Aquatics(WA)認定モデル | World Aquatics(WA)認定・FINA承認 | — | — |
| 対応シーン | 競泳・公式大会・部活動 | 競泳・公式大会・フィットネス | スイミングスクール・練習・フィットネス | フィットネス・練習・水中ウォーキング |
| 販売元 | SWIMSHOPヒカリスポーツ(楽天市場) | SWIMSHOPヒカリスポーツ(楽天市場) | フィットネスショップFIT-IN(楽天市場) | SWIMSHOPヒカリスポーツ(楽天市場) |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
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スイムキャップ選びは「とりあえず安いもの」で失敗しやすい
スイムキャップは水着やゴーグルに比べて価格が手頃なぶん、「とりあえず一番安いものを買っておけばいい」と考えてしまいがちです。実際、普段のレジャープールや軽い運動としての水泳であれば、素材の違いを気にしなくても大きな問題にならないことも多いでしょう。ですが、水泳を継続的な習慣にしたい人や、スイミングスクール・フィットネスクラブに定期的に通う人にとっては、素材やサイズの選び方が想像以上に快適さを左右します。
例えば、髪の長い人が頭囲に対してきついサイズのシリコンキャップを選んでしまうと、着脱のたびに髪が引っかかって痛い思いをしますし、逆に緩すぎるキャップは泳いでいる最中にずれてきて、気になって集中できないということが起こります。また、メッシュタイプは通気性が良い反面、水を含んで重くなりやすく、レーシング用途にはあまり向いていません。素材ごとの得意・不得意を知らずに選ぶと、「思っていたのと違った」となりやすいのは、他のスポーツ用品と同じです。
スイミングスクールによっては、衛生管理の観点から「シリコン製またはラテックス製のキャップ着用」を規定していたり、逆に幼児クラスでは「着脱しやすい布製・メッシュ製を推奨」していたりと、施設ごとにルールが異なることもあります。まずは自分が主に泳ぐ施設のルールを確認したうえで、素材の候補を絞り込むのが失敗しにくい進め方です。
この記事では「このキャップを使えば必ずタイムが縮む」というような書き方はしません。キャップによる抵抗軽減効果には個人差があり、泳法や頭の形によっても感じ方が変わるためです。その代わり、商品ページに並ぶ「シリコン」「メッシュ」「FINA承認」といった言葉が何を意味していて、自分の使い方にはどのあたりが向いているのかを、できるだけ具体的に説明していきます。
この記事のスタンス
商品ごとの特徴についてはすべての人に当てはまるとは限らないため、控えめな表現を心がけています。フィット感や耐久性の感じ方には個人差が大きく、一概に言い切れるものではないためです。判断材料として使い、可能であれば購入前に頭囲を採寸することをおすすめします。
そもそも素材で何が変わるのか
スイムキャップの商品ページを見ると、素材として「シリコン」「メッシュ(テキスタイル)」「ラテックス(天然ゴム)」「布(ナイロン・ポリウレタン混紡など)」のいずれかが明記されています。素材によって、フィット感・耐久性・水切れの良さ・価格帯が大きく異なります。すべてを暗記する必要はありませんが、まず「シリコン」と「メッシュ・布」の2系統に大きく分かれることを押さえておくと、商品選びのスピードが上がります。
シリコン製は伸縮性があり水を通さないため、髪をしっかり保護しながら水の抵抗も抑えやすいとされ、競泳からフィットネスまで幅広い層に選ばれています。表面がなめらかなぶん、着脱の際に髪が引っかかりやすいという声もありますが、内側にストレッチ性のある素材を使ったモデルや、髪をまとめやすいドーム型のモデルも増えており、以前より着脱のしにくさは改善されてきています。
メッシュ・布製は通気性が良く、プールサイドでも蒸れにくいため、レッスンの合間に着けたまま過ごす子どもや、着脱の頻度が高い人に向いているとされています。一方で生地が水を吸うため、泳いでいるうちに重くなったり、シリコンほど水の抵抗を抑えられなかったりする点はデメリットとして挙げられます。長時間の連続した競泳練習よりも、スクールでの短時間のレッスンや、着脱のしやすさを優先したい場面に向いた素材と考えるとイメージしやすいでしょう。
ラテックス(天然ゴム)製は軽くて薄く、価格も手頃なモデルが多い一方、ゴムアレルギーのある人には使えないという制約があります。近年はシリコン製の普及もあり、店頭で見かける機会はシリコン・メッシュに比べるとやや少なくなっていますが、大会の主催者によっては指定色のラテックスキャップを配布することもあるため、まったく縁がない素材というわけではありません。
なお、この記事では主に25mプール・50mプールでの競泳・フィットネス水泳を想定した「大人向けのスイムキャップ」を対象にしています。トライアスロンのオープンウォーター用に使われる保温性重視のキャップ(ネオプレン製など)は想定していません。屋外の海や湖で泳ぐ予定がある場合は、視認性や保温性を重視した専用モデルを別途検討してください。
「シリコン」の読み方 — 厚みとドーム型・スタンダード型の違い
シリコン製のスイムキャップは、大きく分けて「スタンダードタイプ」と「ドーム型(3D構造)」の2種類があります。商品ページでは「ソフトタイプ」「レーシングシリコン」「3D構造」といった表現で紹介されていることが多く、頭にかぶったときのシルエットや水の抵抗の感じ方に違いが出るとされています。
スタンダードタイプは、頭の形に沿ってフラットに近いシルエットになるよう作られたモデルで、価格帯も比較的手頃なものが多く、初めてシリコンキャップを試す人に選ばれやすい傾向があります。一方、ドーム型は頭頂部にやや余裕を持たせた立体的な構造になっており、髪の量が多い人や長い髪をまとめて入れたい人でも、キャップ内で髪が偏りにくいとされています。競泳選手向けの上位モデルにドーム型が多いのは、水の抵抗を抑えつつ髪をしっかり収める必要があるためです。
また、シリコンの厚みや弾力性も商品によって差があります。ソフトシリコンを採用したモデルは、伸縮性が高く着脱時の負担が少ない一方、耐久性の面では厚手のモデルに一歩譲るとされることがあります。逆に厚手でハリのあるシリコンは耐久性に優れる反面、頭が締め付けられるように感じる人もいます。毎日プールに通うのか、週1〜2回程度なのかによっても、優先したい特性は変わってくるでしょう。
シリコンキャップは水を通さないため、髪をほぼ完全に濡らさずに泳ぐことも可能です。ただし完全防水ではなく、キャップの縁や耳周りから水が入り込むこともあります。「絶対に髪を濡らしたくない」という場合は、耳まですっぽり覆えるタイプかどうか、商品ページの写真で確認しておくと安心です。
「メッシュ・布(テキスタイル)」の読み方 — 通気性と着脱のしやすさ
メッシュタイプ・布タイプのスイムキャップは、ポリエステルやポリウレタンを中心とした伸縮性のある生地で作られており、シリコンに比べると柔らかく、頭を締め付ける感覚が少ないとされています。スイミングスクールのウェア一式にセットで含まれていることも多く、初めて水泳を始める人が最初に手にするキャップとして定番の存在です。
通気性の良さから、プールサイドで着けたまま待機する時間が長いレッスン形式のスクールでは、蒸れにくく快適に過ごせるという声が多く聞かれます。また、シリコンよりも生地に伸縮性があるぶん、着脱時に髪が引っかかりにくいとされ、長い髪の子どもや、頻繁に着脱する人にも向いています。
デメリットとしては、生地が水を吸うため、泳いでいるうちに重くなり、髪も完全には濡れずに済まないことが多い点が挙げられます。競泳のように水の抵抗を極力減らしたい場面では、メッシュ・布タイプよりもシリコンタイプが選ばれやすいのはこのためです。フィットネス目的でゆったり泳ぐ人や、抜け毛の飛散防止を主目的にしたい人には十分な選択肢ですが、本格的にタイムを意識し始めたら、シリコンタイプへの切り替えを検討してみてもよいでしょう。
サイズ(頭囲)の読み方 — フリーサイズでも安心しない
スイムキャップの多くは「フリーサイズ(頭囲50〜59cm程度)」として販売されていますが、レーシング向けのシリコンキャップではM・Lの2サイズに分かれていることも珍しくありません。フリーサイズだからといって誰にでも同じようにフィットするわけではない点には注意が必要です。
頭囲は、眉のすぐ上とやや出っ張った後頭部を通る周囲の長さで測ります。メジャーがない場合は、紐を頭に一周させてから定規で測る方法でも代用できます。目安として、頭囲が54cm前後までなら多くのフリーサイズ・Mサイズモデルで対応でき、59cmに近い、あるいはそれ以上の場合はLサイズや大きめのドーム型を検討したほうが無難です。
髪の量や長さも、実際のフィット感に大きく影響します。同じ頭囲でも、髪が多い人・長い髪をまとめて入れる人は、想定よりもワンサイズ大きめ、あるいはドーム型のキャップのほうが余裕を持って使えることが多いとされています。逆に髪が短い・少ない人は、スタンダードタイプのフリーサイズで十分収まることがほとんどです。
通販でサイズ表記が「フリーサイズ」のみの商品を選ぶ場合、レビューに「大きすぎた」「小さくてきつかった」というコメントがないか確認しておくと、実物を見られない分の判断材料になります。特にシリコンキャップは伸縮性があるとはいえ、極端に頭囲が大きい・小さい場合はフィットしにくいことがあるため、心配な場合はM・L展開のあるモデルを選ぶほうが安心です。
購入前に頭囲を測っておく
「①メジャーまたは紐で頭囲を測る」「②髪の量・長さも考慮して余裕を持たせるか判断する」「③フリーサイズのみの商品はレビューのサイズ感コメントを確認する」の3点を購入前にチェックしておくと、通販でのサイズ選びの失敗を減らしやすくなります。
「FINA承認」「World Aquatics(WA)認定」とは何か
競泳用のシリコンキャップの商品ページを見ていると、「FINA承認」「World Aquatics(WA)認定」という表記を目にすることがあります。これは国際水泳連盟(2023年に組織名がFINAからWorld Aquaticsに変更)が定める公式大会での使用基準を満たしていることを示す表記です。
FINA承認・WA認定のキャップは、素材や構造について一定の基準をクリアしていることが確認されており、公式な競泳大会に出場する選手が着用できるモデルとして案内されています。逆に言えば、こうした表記のないキャップは、大会規定によっては使用できない場合があるということです。学校の部活動や地域のマスターズ大会に出場する予定がある人は、事前に大会要項でキャップの規定を確認し、FINA承認・WA認定の表記があるモデルを選んでおくと安心です。
一方で、フィットネス目的や趣味で泳ぐだけであれば、FINA承認かどうかはあまり気にする必要はありません。承認モデルは素材や縫製にコストがかかっているぶん価格も高めに設定されている傾向があるため、大会出場の予定がないのであれば、承認表記のない通常のシリコンキャップやメッシュキャップで十分こと足ります。
目的別に見る3タイプ
ここまで見てきた素材・構造・認証表記の組み合わせによって、市販のスイムキャップはおおよそ3つの系統に分けられます。自分がどのタイプに近いかを先に決めておくと、数ある商品ページを一つずつ読み込まなくても、スペック表を見た瞬間にある程度の当たりをつけられるようになります。
■ 競泳・レーシング型
FINA承認・WA認定のドーム型シリコンキャップが中心です。水の抵抗を抑える設計と、公式大会でも使用できる基準を満たしている点が特徴で、価格帯もやや高めです。学校の水泳部やマスターズ大会への出場を視野に入れている人に向いています。
■ フィットネス・練習型
FINA承認の有無にこだわらない、スタンダードなシリコンキャップが中心です。競泳ほど厳密な抵抗軽減は求めないものの、しっかり髪を保護しながら快適に泳ぎたい人向けで、価格・耐久性のバランスが取れたモデルが多いのが特徴です。週数回のフィットネス水泳をする人に選ばれやすい系統です。
■ カジュアル・スクール型
メッシュ・布製のキャップが中心です。通気性が良く着脱しやすいため、着けたまま過ごす時間が長いレッスン形式のスクールや、抜け毛の飛散防止を主目的にしたい人に向いています。価格も手頃なモデルが多く、初めての1枚として選ばれやすいタイプです。
選び方の3ステップ
ここまでの知識を踏まえて、実際にスイムキャップを選ぶ流れを3つの手順に整理しました。この順番で絞り込んでいくと、素材や表記の情報量に迷わされることなく絞り込みやすくなります。
- 1通う施設のルールを確認する。スイミングスクールやフィットネスクラブによっては、素材や着用の可否について独自のルールを設けている場合があります。まずは自分が主に泳ぐ場所の規定を確認し、シリコン・メッシュどちらでも良いのか、それとも指定があるのかを把握しておきます。
- 2目的に応じて素材とタイプを決める。大会出場を視野に入れているなら「競泳・レーシング型」、週数回のフィットネス水泳なら「フィットネス・練習型」、着脱の頻度が高いスクール通いなら「カジュアル・スクール型」を軸に検討すると外しにくくなります。
- 3頭囲を測ってサイズを確認する。フリーサイズの商品であっても、頭囲と髪の量・長さから余裕を持たせるべきかを判断します。M・L展開のある商品であれば、実測値に近いほうを選ぶのが基本です。判断に迷う場合は、口コミレビューで頭囲やフィット感に関するコメントを探すのも参考になります。
色選びと視認性についても考えておく
スイムキャップの色は見た目の好みだけで選ばれがちですが、実は安全管理の観点からも意味を持つ要素です。ここでは色選びで押さえておきたいポイントを整理します。
スイミングスクールでは、級やクラスごとにキャップの色を指定していることがあります。これはプールサイドから監視員やコーチが受講者のレベルを一目で把握できるようにするためで、指定色以外のキャップでは受講できない場合もあります。入会時に配布されるキャップとは別に自分でキャップを買い足したい場合は、事前にスクールに確認しておくと安心です。
公共プールやオープンな遊泳エリアで泳ぐ場合は、蛍光イエローやオレンジなど目立つ色のキャップを選ぶと、監視員や周囲の遊泳者から視認されやすくなるとされています。特に人が多い時間帯や、見通しの悪いプールでは、視認性の高い色を選んでおくと安全面でのメリットがあります。
一方で、大会に出場する場合は、所属チームや学校で指定された色・デザインのキャップを着用するのが一般的です。こうした場面では視認性よりも規定への準拠が優先されるため、事前に大会要項や所属チームの案内を確認しておきましょう。
買ったあとに気をつけたいこと
スイムキャップは水着やゴーグルと同じく、使っていくうちに劣化していく消耗品です。特にシリコン製は素材の性質上、いくつか気をつけておきたい点があります。
まず洗い方です。使用後は真水で塩素をしっかり洗い流し、風通しの良い日陰で自然乾燥させるのが基本とされています。直射日光に長時間さらすと、シリコンやゴム素材の劣化が早まる可能性があるため避けたほうが無難です。メッシュ・布製のキャップも同様に、洗濯機での丸洗いよりは手洗いのほうが型崩れを防ぎやすいとされています。
保管方法にも注意が必要です。シリコンキャップは、他の硬いものと一緒に鞄の中で圧迫されると、折り目やひび割れの原因になることがあります。専用のポーチや柔らかい袋に入れて保管する習慣をつけておくと、型崩れを防ぎやすくなります。
寿命の目安としては、使用頻度にもよりますが、シリコン製で半年〜1年程度、メッシュ・布製で1年程度が一つの目安とされています。表面にべたつきやひび割れが出てきたり、伸縮性が落ちてかぶりにくくなったりしたら、買い替えを検討するタイミングと考えてよいでしょう。
複数枚を用意しておくのも一つの方法です。1枚を毎回使い回すのではなく、2枚をローテーションすることで、それぞれの乾燥時間を確保でき、劣化のペースを緩やかにできるとされています。特に週に3回以上プールに通うようになったら、予備の1枚を用意しておくと安心です。
よくある質問
Qシリコンとメッシュ、初心者はどちらを選べばいいですか?
A通う施設に指定がなければ、まずは価格が手頃で着脱しやすいメッシュ・布タイプから試してみるのがおすすめです。泳ぐ頻度が増え、水の抵抗や耐久性を意識するようになったら、シリコンタイプへの切り替えを検討するとよいでしょう。
Qフリーサイズなのに合わないことはありますか?
Aあります。フリーサイズは頭囲50〜59cm程度を想定していることが多いですが、髪の量や長さによって実際のフィット感は変わります。頭囲がこの範囲の上限に近い場合や、髪が多い場合は、M・L展開のあるモデルやドーム型を検討したほうが安心です。
QFINA承認・World Aquatics認定のキャップでないと大会に出られませんか?
A大会の規定によります。公式な競泳大会では、FINA承認・WA認定モデルの着用を求められることが多いため、出場を予定している大会の要項を事前に確認してください。フィットネス目的やレジャーでの利用であれば、承認の有無を気にする必要はありません。
Qシリコンキャップは髪が引っかかりやすいと聞きますが本当ですか?
A着脱の際に髪が引っかかりやすいという声はありますが、内側にストレッチ性のある素材を使ったモデルや、髪をまとめやすいドーム型のモデルも増えており、以前より改善されてきています。長い髪の人は、装着前に髪をひとつにまとめてから着けると引っかかりにくくなります。
Qスイムキャップはどのくらいで買い替えるべきですか?
A使用頻度にもよりますが、シリコン製で半年〜1年程度、メッシュ・布製で1年程度が一つの目安とされています。表面にべたつきやひび割れが出てきたり、伸縮性が落ちてかぶりにくくなったりしたら、買い替えのサインです。
Q洗濯機で洗ってもいいですか?
A洗濯機での丸洗いは、型崩れや素材の劣化につながる場合があるとされ、あまりおすすめできません。使用後は真水で塩素を洗い流し、必要に応じて手洗いしたうえで、風通しの良い日陰で自然乾燥させるのが無難です。
Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?
Aメッシュ・布タイプであれば1,000円台、シリコンタイプであれば2,500〜3,500円程度が一つの目安です。FINA承認・WA認定のレーシングモデルはやや高めの価格帯になる傾向があります。大会出場の予定がなければ、無理に高額なモデルを選ぶ必要はありません。
迷ったらこれ|この記事のNo.1

ミズノ MIZUNO 水泳 レーシングシリコンキャップ GX・SONIC RC + N2JWA500
参考価格 3,344円
向いている人:学校の水泳部やマスターズ大会への出場を視野に入れている人
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