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トレーニングフィンとモノフィンの違い|選び方4選
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トレーニングフィンとモノフィンの違い|選び方4選

SNSで見かける「一体型のヒレで泳ぐモノフィン」と、スイミングスクールで配られる「左右separateのトレーニングフィン」は何が違うのか。構造・用途・安全面の違いをやさしく整理し、目的別に選びやすい定番モデル4点を比較して紹介します。

公開:更新:執筆:SPOGEAR編集部

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SNSで「人魚のようにしなやかに泳ぐ」動画を見かけて、足先が一体になった大きなヒレ「モノフィン」に興味を持った人もいるでしょう。一方で、スイミングスクールの上級クラスや部活動では、左右が独立した短いヒレ「トレーニングフィン」を使ったキック練習が定番メニューになっています。どちらも「フィン」と呼ばれ、見た目も水中での推進力も似ているため、通販サイトで検索すると同じ検索結果にモノフィンとトレーニングフィンが混在して表示され、「結局どちらを買えばいいのか」と迷ってしまう人は少なくありません。実はこの2つは、構造そのものが根本的に異なる別ジャンルの用具です。左右独立のトレーニングフィンは、通常のクロールや自由形の練習にそのまま使えるのに対して、一体型のモノフィンは両足を揃えてイルカのように泳ぐことを前提に設計されており、普段のバタ足で使うと逆に泳ぎにくく、慣れないうちは太ももやふくらはぎを痛める原因にもなり得ます。この記事では、モノフィンとトレーニングフィンの構造・用途・安全面の違いを整理したうえで、目的別に選びやすい定番モデル4点を比較して紹介します。

この記事でわかること

  • 「モノフィン」と「トレーニングフィン」は別ジャンルの用具
  • モノフィンの特徴 — ドルフィンキックとバサロキックを磨く道具
  • トレーニングフィンの特徴 — 通常のバタ足に組み込める汎用性
  • 目的別に見る使い分けの考え方
  • 選び方の3ステップ
  • モノフィン・トレーニングフィンおすすめ4選
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モノフィン・トレーニングフィンおすすめ4選

ここからは実際の候補です。モノフィンを含めて紹介するにあたり、いずれもFINIS(フィニス)やSOLTEC(ソルテック)といった、水泳用フィンを専門に手がけるメーカーの実在モデルを選びました。表示価格は記事作成時点のものです。セールや在庫状況により変わることがあります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・サイズを確認してください。

4点を並べると、モノフィン1点(FINISフォイルモノフィン)とトレーニングフィン3点(ポジティブドライブフィン・SlipFin PRO・ハイドロテック2フィン)という構成になっています。トレーニングフィン3点はいずれも左右独立の通常タイプですが、装着方式や硬さの選択肢が異なるため、それぞれ違う練習ニーズに応えられるラインナップです。

ドルフィンキックやバサロキックの技術そのものを本格的に鍛えたいなら、まずはフォイルモノフィンが候補になります。ただし前述の通り施設によっては使用が制限されている場合があるため、購入前に必ず利用施設に確認してください。普段のバタ足の延長でキック力を鍛えたいなら、4泳法対応で扱いやすいポジティブドライブフィンが始めやすいでしょう。

かかとの締め付けが苦手な人や、新しい感覚のトレーニングを試したい人にはSlipFin PROの新構造が向いています。一方、肌当たりの柔らかさと硬さの選択肢の広さを重視するなら、シリコン製で3段階の硬さから選べるハイドロテック2フィンが候補になります。いずれも実際に使うプールでの使用可否を事前に確認したうえで、自分の目的に合ったタイプを選んでください。

No.1FINIS(フィニス) フォイルモノフィン Sサイズ(23.5-26cm) Foil Monofin
モノフィン・競泳トレーニング向け

FINIS(フィニス) フォイルモノフィン Sサイズ(23.5-26cm) Foil Monofin

参考価格22,890円

バルセロナ五輪の100mバタフライ金メダリスト、パブロ・モラレス氏のアドバイスをもとに開発されたモノフィン。ドルフィンキックとバサロキックの動きを、上下均等なキックで練習できるように設計されています。競泳選手のトレーニング用として作られた、モノフィンの中でも代表的なモデルです。

こんな人にドルフィンキックやバサロキックの技術を本格的に鍛えたい競泳経験者
サイズS(23.5〜26.0cm)
ブランドFINIS(フィニス)
タイプ一体型モノフィン
想定用途ドルフィンキック・バサロキックのトレーニング
代表カラーイエロー
販売形態個人輸入・並行輸入品

ここが良い

  • ドルフィンキックの上下のキックを均等に使う練習ができ、フォーム改善に役立つとされる
  • スタンフォード大学の水泳部監督が推薦するなど、競技用モノフィンとして実績がある
  • 短めのブレード設計で、レースと近いリズムでのキック練習がしやすいとされる

注意点

  • 個人輸入・並行輸入品としての取り扱いのため、配送に2〜14日程度かかり、関税が発生する場合がある
  • 一体型構造のため、通常のバタ足の感覚では泳げず、慣れるまで練習が必要
  • 施設によってはモノフィンの使用が許可されていない場合があるため、事前確認が必須
No.2FINIS(フィニス) ポジティブドライブフィン Lサイズ(24.5-26.0cm) Positive Drive Fin
左右独立・ショートブレード

FINIS(フィニス) ポジティブドライブフィン Lサイズ(24.5-26.0cm) Positive Drive Fin

参考価格7,810円

4泳法すべてに対応するストロークトレーニングフィン。楕円形の短くて幅広いブレード設計により、足首の柔軟性とキックのスピードを高めながら、内側に回外するキックスタイルの改善を狙えるモデルです。個人メドレーのトレーニングにも使われています。

こんな人に通常のバタ足の延長でキック力とフォームを底上げしたい人
サイズL(24.5〜26.0cm)
素材Surflex
重量約0.5kg(1ペア)
原産国マレーシア
対応レベル初級者〜中級者
タイプ左右独立トレーニングフィン

ここが良い

  • 4泳法すべてに対応しており、幅広い練習メニューに組み込みやすい
  • 短く幅広いブレードで、足首の柔軟性とキックスピードの両方を意識しやすいとされる
  • 国内正規品として販売されており、購入後のサポートを受けやすい

注意点

  • モノフィンのような体幹主導のうねりの感覚を養う効果は限定的
  • S・M・Lでサイズが分かれているため、足長に合わせた選択が必要
No.3FINIS(フィニス) SlipFin PRO(スリップフィンプロ)
新構造・ストラップレス

FINIS(フィニス) SlipFin PRO(スリップフィンプロ)

参考価格10,890円

かかとを覆わない、まったく新しい構造のベリーショートフィン。ヒールカップやストラップを使わず、足の甲側からフィットさせる設計で、水や空気を押し出すことでやさしく吸着します。普段のキックテンポを保ちながら推進力を補助するモデルです。

こんな人に従来のストラップ付きフィンの締め付け感が苦手な人、新しい感覚のトレーニングを試したい人
サイズ展開S(21〜24.5cm)/M(23.5〜27cm)/L(26〜28cm以上)
素材軟質の熱可塑性ゴム
原産国タイ
構造ヒールカップ・ストラップなしの新構造
対応泳法4泳法対応(ターン・プッシュオフにも使用可)

ここが良い

  • かかとと足首を覆わない設計で、普段のキックの感覚を保ちやすいとされる
  • ストラップの締め付けがなく、着脱がシンプル
  • ターンやプッシュオフの練習にも使えると案内されている

注意点

  • 一般的なヒールカップ式のフィンに慣れている人は、装着時の感覚に違いを感じる場合がある
  • 足の甲側の吸着力に依存する構造のため、正しく装着できていないと外れやすいとされる
No.4SOLTEC(ソルテック) ハイドロテック2フィン(左右セット) HYDRO TECH2FIN
シリコン製・硬さ3段階

SOLTEC(ソルテック) ハイドロテック2フィン(左右セット) HYDRO TECH2FIN

4.73(51件のレビュー)

参考価格8,760円

オーストラリア発、選手にも人気の高いトレーニングフィン。シリコン製で肌当たりが柔らかく、独特のしなり感が特徴です。左右で異なる形状のブレードが、足首や脚部に不自然なねじれが生じないように設計されています。ソフト・エクストラソフト・ハードの3段階の硬さから選べます。

こんな人に肌当たりの柔らかさを重視しつつ、本格的にキック力を鍛えたい人
サイズ展開XS〜Lの5段階
素材シリコン
硬さエクストラソフト/ソフト/ハードの3タイプ
構造つま先に水抜け穴、すべり止め加工のブレード裏面
レビュー評価掲載時点で4.73(51件)

ここが良い

  • シリコン製で肌に優しく、独特のしなり感がトレーニングに合いやすいとされる
  • エクストラソフトタイプもあり、脚力がまだ発達していない若年層にも配慮された硬さ展開
  • 掲載時点でレビュー件数が多く、購入者の使用感を確認しやすい

注意点

  • カラーによってサイズ展開が異なり(エクストラソフトはML・L非対応)、欲しい組み合わせが選べない場合がある
  • 海外製品のため、箱のつぶれなど外装に多少の使用感が出ることがあるとされる
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■ スペック比較表

商品FINIS(フィニス) フォイルモノフィン Sサイズ(23.5-26cm) Foil MonofinFINIS(フィニス) フォイルモノフィン Sサイズ(2…FINIS(フィニス) ポジティブドライブフィン Lサイズ(24.5-26.0cm) Positive Drive FinFINIS(フィニス) ポジティブドライブフィン Lサイ…FINIS(フィニス) SlipFin PRO(スリップフィンプロ)FINIS(フィニス) SlipFin PRO(スリップ…SOLTEC(ソルテック) ハイドロテック2フィン(左右セット) HYDRO TECH2FINSOLTEC(ソルテック) ハイドロテック2フィン(左右…
参考価格22,890円7,810円10,890円8,760円
購入
サイズS(23.5〜26.0cm)L(24.5〜26.0cm)——
ブランドFINIS(フィニス)———
タイプ一体型モノフィン左右独立トレーニングフィン——
想定用途ドルフィンキック・バサロキックのトレーニング———
代表カラーイエロー———
販売形態個人輸入・並行輸入品———
素材—Surflex軟質の熱可塑性ゴムシリコン
重量—約0.5kg(1ペア)——
原産国—マレーシアタイ—
対応レベル—初級者〜中級者——
サイズ展開——S(21〜24.5cm)/M(23.5〜27cm)/L(26〜28cm以上)XS〜Lの5段階
構造——ヒールカップ・ストラップなしの新構造つま先に水抜け穴、すべり止め加工のブレード裏面
対応泳法——4泳法対応(ターン・プッシュオフにも使用可)—
硬さ———エクストラソフト/ソフト/ハードの3タイプ
レビュー評価———掲載時点で4.73(51件)

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「モノフィン」と「トレーニングフィン」は別ジャンルの用具

まず結論からいうと、モノフィンとトレーニングフィンは同じ「水泳用フィン」というくくりに入ってはいるものの、構造・使い方・想定するトレーニング内容がまったく異なります。トレーニングフィンは右足用・左足用が独立した、通常の靴のような形状のフィンです。普段のバタ足のリズムのまま、片足ずつ交互にキックして使うことを前提に作られており、クロールや背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライといった4泳法どれにでも組み込みやすいのが特徴です。スイミングスクールで「フィンをつけてキック200m」と指示されたとき、多くの場合はこのトレーニングフィンを指しています。

一方のモノフィンは、両足を1枚の大きなブレード(尾びれ)の中に入れて固定し、両足を揃えたままイルカやマーメイドのように波打つ動き(ドルフィンキック、あるいはアンジュレーション)で進む用具です。左右の足を個別に動かすのではなく、体幹から脚全体を一つのしなりとして使うため、通常のバタ足の感覚では全く前に進みません。見た目のインパクトが強く、SNSではマーメイドスイミングやフリーダイビングの映像でよく登場しますが、泳ぎ方そのものがトレーニングフィンとは別物だと理解しておく必要があります。

この違いを知らずに、初めてフィンを購入する人が「大きくて迫力のあるモノフィンのほうが速く泳げそう」という理由だけでモノフィンを選んでしまうと、実際にプールで使ったときに思うように進まず、戸惑ってしまうことがあります。逆に、モノフィンでのドルフィンキック練習をしたいのに、通常のトレーニングフィンを購入してしまうケースもあります。どちらを選ぶべきかは、値段やデザインではなく「自分が鍛えたい泳ぎの動きがどちらに近いか」で判断するのが失敗しない近道です。

なお、この記事では潜水・素潜り専用に作られた長いフリーダイビング用ロングフィンは扱いません。あくまでプールでの競泳・スイミングスクール向けのトレーニングフィンと、ドルフィンキック練習やマーメイドスイミング向けのモノフィンの比較にしぼって解説します。

この記事で扱う範囲

ダイビング・シュノーケリング専用の長いフルフットフィンは対象外です。プールでの練習用として販売されている短めのトレーニングフィンと、一体型のモノフィンの違いにしぼって解説しています。

モノフィンの特徴 — ドルフィンキックとバサロキックを磨く道具

モノフィンは、もともと競泳選手が背泳ぎのスタートやターン直後に使う水中ドルフィンキック(通称バサロキック)や、バタフライのキック動作を強化するために生まれたトレーニング用具です。両足を1枚のブレードにまとめることで、左右の脚の力の差を均一化し、体幹を軸にした波打つようなキック動作を体に覚えさせる効果があるとされています。

構造上、モノフィンを履くと足首を個別に動かすことができなくなるため、キックの推進力はほぼすべて股関節と体幹の動き(アンジュレーション)から生み出す必要があります。これは通常のバタ足では意識しにくい「体幹を使ったうねり」の感覚を強制的に体に覚え込ませる効果がある一方、体幹や太ももの筋力が十分でない段階でいきなり長時間使うと、太ももの前後の筋肉や股関節まわりに強い負荷がかかり、筋肉痛や違和感の原因になることがあるとされています。

また、競泳のトレーニング用として作られたモノフィン(FINISのフォイルモノフィンなど)と、マーメイドスイミングや観賞用に作られた柔らかいシリコン製のモノフィン(いわゆる人魚のヒレ)とでは、硬さも用途もかなり異なります。前者はドルフィンキックの技術と脚力を鍛えるための硬めのブレードを採用したモデルが多く、後者は見た目の華やかさと安全な浮力を重視した柔らかい素材のモデルが多い傾向があります。「モノフィン」と一括りに検索すると、この2つの系統が混在して表示されるため、自分がどちらを求めているのかを先にはっきりさせておくことが大切です。

モノフィンを使う際にもっとも注意したいのが、足が固定されるぶん、水中で急に体勢を崩したときに素早く立て直しにくいという点です。プールの底に足がつく浅いエリアであっても、モノフィンを履いたままでは通常の歩行ができません。使用前には必ず監視員やコーチにモノフィンの使用可否を確認し、初めて使うときは浅いプールで、できれば経験者に見てもらいながら練習することをおすすめします。

モノフィンは施設によって使用不可の場合がある

公共プールやスイミングスクールによっては、安全管理上の理由からモノフィンの使用を許可していない場合があります。購入前に、普段利用している施設でモノフィンの使用が認められているかを必ず確認してください。

トレーニングフィンの特徴 — 通常のバタ足に組み込める汎用性

トレーニングフィンは、左右独立した構造のため、普段のクロールや背泳ぎのバタ足のリズムをそのまま活かして使うことができます。片足ずつ水を捉える感覚を強化できるため、キック力の左右差に気づきやすく、フォーム改善のドリルとしても幅広く活用されています。

ブレード(ヒレの部分)の硬さによって負荷の大きさが変わり、柔らかいソフトタイプは初心者やジュニア世代のキック練習に、硬めのハードタイプは脚力に自信のある中〜上級者の負荷トレーニングに向いているとされています。またオープンヒール(かかとが出るストラップ式)とフルフット(靴のようにすっぽり覆うタイプ)の2種類の装着方式があり、ヒールカップやストラップの構造によって足へのフィット感が異なります。

モノフィンと比べたトレーニングフィンの大きな利点は、通常の泳ぎ方の延長線上でそのまま使える汎用性の高さです。クロールのキック練習はもちろん、平泳ぎのキック強化、背泳ぎのボディポジション確認など、4泳法どれにでも組み込みやすく、スイミングスクールのメニューに幅広く採用されているのもこのためです。モノフィンのように「専用の泳ぎ方」を新たに覚える必要がなく、初めてフィンを使う人にとってはこちらのほうが取り組みやすいといえます。

一方で、トレーニングフィンは左右の脚を個別に動かす前提の構造のため、モノフィンが得意とする「体幹を使ったうねりの感覚」を養う効果は限定的です。バサロキックやドルフィンキックの技術そのものを重点的に鍛えたい場合は、後述するようにモノフィンや、モノフィンに近い短いブレードのトレーニングフィン(ポジティブドライブフィンなど)を併用するのが効果的とされています。

目的別に見る使い分けの考え方

モノフィンとトレーニングフィンのどちらを選ぶべきかは、鍛えたい泳ぎの動きと、今の練習環境によって変わります。ここでは代表的な4つの目的に沿って、どちらのタイプが向いているかを整理しました。

■ 通常のキック力・フォームを強化したい

クロールや背泳ぎのバタ足そのものを強化したい場合は、左右独立のトレーニングフィンが適しています。普段の泳ぎ方の延長で使えるため、フォームのクセに気づきやすく、スイミングスクールの練習メニューにも組み込みやすいタイプです。

■ バタフライ・背泳ぎのドルフィンキックを鍛えたい

水中でのドルフィンキックやバサロキックの技術と体幹の使い方を重点的に鍛えたいなら、モノフィン、または短いブレードで足首の柔軟性を意識できるポジティブドライブフィンのようなトレーニングフィンが候補になります。ただし体幹や脚の筋力が十分でない段階では負荷が大きいため、無理のない範囲から始めることが大切です。

■ マーメイドスイミングや趣味として楽しみたい

人魚のように優雅に泳ぐこと自体を楽しみたい場合は、柔らかいシリコン製の観賞用モノフィンが向いています。ただし競泳トレーニング向けの硬めのモノフィンとは製品の系統が異なるため、商品ページで「競泳向け」か「マーメイド・観賞向け」かを確認してから選ぶようにしてください。

■ ジュニア・初心者が初めてフィンを使う

これまでフィンを使ったことがない、あるいは体力に自信がない場合は、まずソフトタイプの左右独立トレーニングフィンから始めるのが無難です。モノフィンはキック動作そのものを大きく変える必要があり、フォームが固まっていない段階で使うと、かえって変な癖がついてしまうこともあるとされています。

選び方の3ステップ

ここまでの違いを踏まえて、実際に選ぶときの手順を3ステップに整理しました。順番に沿って考えると、自分に合ったタイプを絞り込みやすくなります。

  1. 1まず「どちらの動きを鍛えたいか」を決める。通常のバタ足の延長で使いたいならトレーニングフィン、体幹を使ったうねりの動きやドルフィンキックの技術を重点的に鍛えたいならモノフィンを軸に検討します。マーメイドスイミングを楽しみたいだけなら、競泳向けの硬いモノフィンではなく観賞用の柔らかいモデルを選びましょう。
  2. 2次に硬さとサイズを確認する。トレーニングフィンはソフト/ハードの硬さ表記とS・M・Lなどのサイズ表記(または足長cm表記)を、モノフィンはブレードの硬さと対応する足長レンジを商品ページで確認します。特にモノフィンはサイズが合わないと装着時に強い圧迫感が出たり、逆に脱げやすくなったりするため、足長表記を必ず確認してください。
  3. 3最後に使用する施設のルールを確認する。特にモノフィンは、監視員が見慣れておらず使用を断られるケースもあります。事前にスイミングスクールやプール施設に、モノフィンやトレーニングフィンの使用可否・使用できるレーンやコースを確認しておくと、実際に持って行ってから使えなかったという事態を避けられます。

いきなり長時間使わない

モノフィンも硬めのトレーニングフィンも、普段使っていない筋肉に強い負荷がかかります。初めて使う日は短い距離・短い時間から試し、翌日以降に筋肉痛や違和感がないかを確認しながら徐々に距離を伸ばすことをおすすめします。

モノフィン・フィンを安全に使うための注意点

モノフィンにせよトレーニングフィンにせよ、普段のバタ足では使わない筋肉に負荷がかかる点は共通しています。安全に効果を得るために、いくつか押さえておきたいポイントを整理します。

まず、足がつる(こむら返り)リスクです。フィンをつけた状態でのキックは、ふくらはぎや足の裏の筋肉に通常より大きな負荷がかかります。特に硬めのモノフィンやハードタイプのトレーニングフィンを使うときは、練習前に軽くふくらはぎや足首をストレッチしておくと、つりにくくなるとされています。もし練習中に足がつった場合は、無理に泳ぎ続けず、プールサイドに上がって足を伸ばし、落ち着いてから再開するようにしてください。

次に、モノフィンを使う際は、水中で体勢を崩したときにすぐに足で立てない点に注意が必要です。特に浅いプールでの練習中でも、モノフィンを装着したままでは通常の歩行ができないため、慌てて立とうとしてバランスを崩さないよう、事前に「もし苦しくなったらどう対処するか」をイメージしておくことをおすすめします。可能であれば、初めての使用時は監視員やコーチの目が届く場所で、経験者に見てもらいながら試すと安心です。

最後に、フィンを使った練習は推進力が増すぶん、素足で泳ぐときよりも壁への到達が早くなります。特に狭いレーンやプールで練習する場合、前を泳ぐ人との距離や、ターンのタイミングにも普段以上に注意を払う必要があります。フィンを使う練習は、周囲の状況を確認しながら、無理のないペースで取り入れるようにしてください。

洗い方・保管方法

シリコンやゴム製のフィンは、使用後に真水でよくすすぎ、直射日光を避けて陰干しするのが基本です。高温多湿の場所に長時間放置すると、素材が硬化したりひび割れたりする原因になるとされています。特にモノフィンのような一体型の大きなブレードは型崩れしやすいため、平らな状態で保管することをおすすめします。

よくある質問

Qモノフィンとトレーニングフィンは、初心者はどちらから始めるべきですか?

A初めてフィンを使う場合は、左右独立のトレーニングフィン(ソフトタイプ)から始めるのが無難です。モノフィンは通常のバタ足とは異なる、体幹を使ったうねりの動きを新たに覚える必要があり、フォームが固まっていない段階で使うと、かえって変な癖がついてしまうこともあるとされています。

Qモノフィンはどんな泳ぎ方で使うのですか?

A両足を1枚のブレードに入れて固定し、両足を揃えたままイルカのように波打つ動き(ドルフィンキック、アンジュレーション)で進みます。左右の足を個別に動かす通常のバタ足の感覚では前に進まないため、専用の練習が必要です。

Qモノフィンはどこのプールでも使えますか?

A施設によっては安全管理上の理由からモノフィンの使用を許可していない場合があります。購入前に、普段利用しているプール施設やスイミングスクールに、モノフィンの使用可否を必ず確認してください。

Qマーメイドスイミングを楽しみたいだけなら、どちらを選べばいいですか?

A人魚のように優雅に泳ぐこと自体を楽しみたい場合は、競泳トレーニング向けの硬いモノフィンではなく、柔らかいシリコン製の観賞用モノフィンが向いています。商品ページで「競泳向け」か「マーメイド・観賞向け」かを確認してから選ぶことをおすすめします。

Qフィンを使うと足がつりやすいと聞きましたが本当ですか?

Aフィンをつけた状態でのキックは、ふくらはぎや足の裏の筋肉に通常より大きな負荷がかかるため、足がつりやすくなる場合があります。練習前に軽くストレッチをしておく、初めは短い距離から試すといった対策で、リスクを減らすことができます。

Qトレーニングフィンの硬さはどう選べばいいですか?

A運動経験が少ない人やジュニア世代は、柔らかいソフトタイプやエクストラソフトタイプから始めるのがおすすめです。脚力に自信がある人や、より高い負荷でキック力を鍛えたい人は、ハードタイプを検討するとよいでしょう。硬すぎるフィンを初心者がいきなり使うと、ふくらはぎやアキレス腱を痛める原因になることがあるとされています。

Qドルフィンキックを鍛えるにはモノフィンとポジティブドライブフィンのどちらがいいですか?

Aモノフィンは体幹主導のうねりの動きそのものを鍛えるのに向いており、ポジティブドライブフィンのような左右独立のショートブレードフィンは、通常のバタ足の延長で足首の柔軟性とキックスピードを鍛えるのに向いています。どちらも一長一短があるため、まずは扱いやすい左右独立タイプで基礎を作り、慣れてきたらモノフィンを試すという順番がおすすめです。

迷ったらこれ|この記事のNo.1

FINIS(フィニス) フォイルモノフィン Sサイズ(23.5-26cm) Foil Monofin

FINIS(フィニス) フォイルモノフィン Sサイズ(23.5-26cm) Foil Monofin

参考価格 22,890円

向いている人:ドルフィンキックやバサロキックの技術を本格的に鍛えたい競泳経験者

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