SPOGEARSPOGEARジム・スタジオ比較
コンプリートとカスタムどっちを選ぶべき?違いと判断基準
スケートボード

コンプリートとカスタムどっちを選ぶべき?違いと判断基準

スケートボードを新調するとき「コンプリート(完成品)」と「カスタム(パーツ組み)」のどちらにすべきか迷う人向けに、コスト・重さ・パーツ相性・将来の交換のしやすさといった観点から違いを整理。判断材料になる商品4点も比較しています。

公開:更新:執筆:SPOGEAR編集部

本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。掲載商品は編集部が楽天市場・Yahoo!ショッピングで販売実態を確認したうえで選定しており、広告主の意向で評価を変えることはありません。編集方針を見る →

ある程度スケートボードに乗り慣れてくると、「そろそろ次の1台をどう選ぼうか」という悩みにぶつかる人が多いのではないでしょうか。ショップの店頭やネット通販を見ていると、値札のついたデッキ・トラック・ウィールがそれぞれ単品で並んでいる「パーツ売り場」と、すでに組み上がった状態で売られている「コンプリート(完成品)」の両方が目に入り、「自分で組み合わせを選んだほうが自分好みになりそうだけど、パーツ選びの知識がない」「かといってコンプリートだと、なんとなく“初心者向け”というイメージがあって物足りない気もする」といった迷いを感じる人は少なくありません。実際のところ、コンプリートとカスタムのどちらが優れているという単純な話ではなく、それぞれにメリット・デメリットがあり、乗り手の経験値や目的、かけられる予算によって向き不向きが変わってきます。この記事では、初心者〜中級者のスケーターや、街乗り・移動用途でクルーザーボードに興味がある人を主な読者として、コンプリートとカスタムの違いを「コスト」「パーツ相性」「重さ・乗り味」「将来の交換のしやすさ」という4つの軸から整理し、判断の目安になる考え方をまとめました。最後には、実際に購入候補になりやすいコンプリートモデル4点も比較しています。

この記事でわかること

  • コンプリートとカスタム、そもそも何が違うのか
  • 軸1:コスト — 総額で見るとどちらが安いのか
  • 軸2:パーツ相性 — 組み合わせの知識がどれだけ必要か
  • 軸3:重さ・乗り味 — 見えにくい違いをどう考えるか
  • 軸4:将来の交換のしやすさ — 長く使ってから見えてくる違い
  • こんな人にはコンプリート、こんな人にはカスタムが向いている
先にランキングを見る

判断材料になるコンプリートモデル4選

ここからは、コンプリートを選ぶ際の判断材料として、実際に流通している大手ブランドのコンプリートモデルを4点紹介します。いずれも「パーツの組み合わせをあらかじめ検証済み」という、コンプリートならではの利点を体現している商品です。価格は記事作成時点の参考価格で、在庫状況やサイズ・カラーによって変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるサイズを確認してください。

4点を並べると、いずれも「パーツの組み合わせをブランド側が検証済み」というコンプリートの利点を持ちながら、将来カスタムへ移行しやすいかどうかで違いがあることが分かります。エレメントとサンタクルーズはパーツ単品の流通量が多く、気に入った部分から少しずつカスタムに移行しやすい位置づけです。一方グローブとパウエル・ペラルタのようなクルーザー系は、専用設計のパーツ構成そのものがコンプリートで揃える利点になっているタイプといえます。

コスト重視でまず1台揃えたいならパウエル・ペラルタ、街乗り用途でコンパクトさを重視するならグローブ、将来のカスタム移行も見据えつつ老舗ブランドの安心感を得たいならサンタクルーズ、ストリート系の標準的な構成を試したいならエレメントが、それぞれの判断軸に沿った選び方になります。

選ぶ際のポイントは、体格や用途、将来的にカスタムへ移行したいかどうかによっても変わります。なお、価格や仕様は変動することがあるので、購入前に商品ページで最新情報を確かめてください。

No.1エレメント(ELEMENT) DISPERSION コンプリート 8.0インチ
パーツ相性を気にせず始められる定番

エレメント(ELEMENT) DISPERSION コンプリート 8.0インチ

4.69(191件のレビュー)

参考価格12,000円

ストリートスケートブランドとして世界的に知られるエレメントの定番コンプリート。デッキ・トラック・ウィールの組み合わせがあらかじめ検証されており、パーツ相性で悩まずに始められる標準的な仕様とされています。カスタムに移行する前の1台目としても選ばれやすいモデルです。

こんな人にまずはコンプリートで始めて、将来的にパーツ交換も視野に入れたい人
デッキ幅8.0インチ(約20.3cm)
仕様完成組立品(コンプリート)
パーツ単品展開デッキ・トラック・ウィールとも単品販売あり
対応シーンストリート・パークでのトリック練習

ここが良い

  • 世界的なブランドでパーツの単品販売も展開されており、将来カスタムに移行しやすい
  • トラック・ウィールをカラーで選べ、届いた時点である程度好みの見た目にできる
  • 8.0インチという標準的なサイズで判断基準にしやすい

注意点

  • 標準搭載パーツはコストバランス重視のため、上位パーツと比べると性能面での物足りなさを感じる場合がある
  • クルーザー用途を主目的にする場合は別系統のモデルのほうが向いている
価格を確認しています
Yahoo!送料別
¥ ---
見る
楽天市場送料無料
¥ ---
見る
Amazon
価格はストアで確認
見る
No.2サンタクルーズ(SANTA CRUZ) SCREAMING HAND SK8 コンプリート 8.0インチ
老舗ブランドでパーツ流通量が多い

サンタクルーズ(SANTA CRUZ) SCREAMING HAND SK8 コンプリート 8.0インチ

5.00(1件のレビュー)

参考価格20,900円

スケートボード黎明期から続く老舗ブランド、サンタクルーズの完成組立品。老舗ブランドとしてパーツ単体の流通量も多く、コンプリートで使用感を確認したあと、気に入ったパーツだけを同ブランドの単品で買い足していく、というカスタムへの移行もしやすい位置づけのモデルです。

こんな人にブランドへの信頼を軸に、コンプリートとカスタムどちらの将来性も残しておきたい人
デッキサイズ8.0in × 31.25in
仕様完成組立品(コンプリート)
デザインスクリーミングハンド・グラフィック
対応シーンストリート・オフトレ・入門用

ここが良い

  • 老舗ブランドとしてパーツ単体の流通量が多く、将来のカスタム移行の選択肢が豊富
  • 完成組立品のため、届いてすぐに乗り始めやすい
  • 象徴的なグラフィックデザインで、コンプリートのまま長く使う満足感も得やすい

注意点

  • グラフィックが目立つモデルのため、シンプルな見た目を好む人には合わない場合がある
  • 4点の中では価格がやや高めの部類に入る
No.3グローブ(GLOBE) Blazer 26インチ クルーザーコンプリート
クルーザー系はコンプリートの利点が出やすい

グローブ(GLOBE) Blazer 26インチ クルーザーコンプリート

参考価格18,480円

街乗り・クルーザー市場で人気のグローブによる、コンパクトな26インチクルーザー。クルーザー系はデッキ・トラック・ウィールの組み合わせがストリート系以上に専用設計になっている傾向があり、コンプリートで揃えるメリットが大きいカテゴリーの一つとされています。

こんな人に街乗り・通学通勤用にまず1台、手間をかけずに揃えたい人
デッキ長26インチ(約66cm)
シェイプミニクルーザー・キックテール
対応シーン街乗り・通学通勤・短距離移動
仕様完成組立品(コンプリート)

ここが良い

  • クルーザー専用設計のパーツ組み合わせで、自分でカスタムを組むより手間がかからない
  • 26インチとコンパクトで、持ち運びや電車移動との併用がしやすいとされる
  • 街乗り・クルーザー用途に特化したブランドとしての実績がある

注意点

  • デッキが小さい分、長距離の巡航では大径ウィールのロングクルーザーに比べて安定感がやや劣るとされる
  • クルーザー用パーツは単品での選択肢がストリート系より限られる場合がある
価格を確認しています
Amazon送料要確認
¥ ---
見る
楽天市場送料別
¥ ---
見る
Yahoo!
価格はストアで確認
見る
No.4パウエル・ペラルタ(POWELL PERALTA) SIDEWALK SURFER クルーザーコンプリート
価格を抑えて名門ブランドを体験できる

パウエル・ペラルタ(POWELL PERALTA) SIDEWALK SURFER クルーザーコンプリート

参考価格11,000円

スケートボード界の名門ブランドであるパウエル・ペラルタによる、通勤・通学向けを謳うクルーザーモデル。クアッドストリンガー構造を採用したデッキに、街乗りを意識したセッティングを組み合わせた完成組立品で、4点の中では価格を抑えつつ名門ブランドの技術を体験できる位置づけです。

こんな人にコンプリートのコストメリットを重視しつつ、名門ブランドの品質も試したい人
デッキサイズ8.37in × 28.20in
構造クアッドストリンガー(ねじれを抑える構造)
仕様完成組立品(コンプリート)
対応シーン通勤・通学・街乗り

ここが良い

  • 名門ブランドの技術が反映された構造で、耐久性の面での実績が期待しやすい
  • 4点の中で価格が最も手頃な部類に入り、コンプリートのコストメリットを実感しやすい
  • 通勤・通学向けと明記されており、用途がイメージしやすい

注意点

  • 28.20インチとグローブのモデルよりやや長く、狭い場所での取り回しにはやや不利な場合がある
  • カラーバリエーションが限定的な場合がある

■ スペック比較表

商品エレメント(ELEMENT) DISPERSION コンプリート 8.0インチエレメント(ELEMENT) DISPERSION コン…サンタクルーズ(SANTA CRUZ) SCREAMING HAND SK8 コンプリート 8.0インチサンタクルーズ(SANTA CRUZ) SCREAMIN…グローブ(GLOBE) Blazer 26インチ クルーザーコンプリートグローブ(GLOBE) Blazer 26インチ クルー…パウエル・ペラルタ(POWELL PERALTA) SIDEWALK SURFER クルーザーコンプリートパウエル・ペラルタ(POWELL PERALTA) SI…
参考価格12,000円20,900円18,480円11,000円
購入
デッキ幅8.0インチ(約20.3cm)———
仕様完成組立品(コンプリート)完成組立品(コンプリート)完成組立品(コンプリート)完成組立品(コンプリート)
パーツ単品展開デッキ・トラック・ウィールとも単品販売あり———
対応シーンストリート・パークでのトリック練習ストリート・オフトレ・入門用街乗り・通学通勤・短距離移動通勤・通学・街乗り
デッキサイズ—8.0in × 31.25in—8.37in × 28.20in
デザイン—スクリーミングハンド・グラフィック——
デッキ長——26インチ(約66cm)—
シェイプ——ミニクルーザー・キックテール—
構造———クアッドストリンガー(ねじれを抑える構造)

※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。

※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

この道具の最安値をまとめて比較 →

スケボーコンプリート27点を、Amazon・楽天・Yahoo!の価格で並べて比較できます。

スケートボードでよく買われる道具

この記事を読んでいる人がよく使うサービス

PR
専門店ムラサキスポーツ 公式通販

スケートボード・サーフ・スノーの横乗り系専門店の公式オンラインストア

無料体験・詳細を見る →

※ アフィリエイトプログラムを利用しています。料金・キャンペーンは変動するため最新情報は各公式サイトでご確認ください。

コンプリートとカスタム、そもそも何が違うのか

「コンプリート」とは、デッキ・トラック・ウィール・ベアリング・グリップテープなど、滑るために必要なパーツがあらかじめ組み合わされ、完成した状態で販売されている商品を指します。「カスタム」とは、デッキ、トラック、ウィールなどを単品でそれぞれ選び、自分で(あるいはショップに依頼して)組み立てる方法です。どちらも最終的には同じように滑れる1台のスケートボードになりますが、選び方のプロセスと、そこから得られる体験がまったく異なります。

コンプリートは、メーカーやブランドが「このデッキにはこのトラックとウィールが合う」という組み合わせをあらかじめ検証したうえで販売している商品です。そのため、パーツ同士の相性で迷う必要がなく、届いてすぐに滑り始められる手軽さが最大の特徴とされています。価格も、パーツを個別に揃えるより総額が抑えられている傾向があり、コストパフォーマンスを重視する人には利点が多い選び方です。

一方カスタムは、デッキの幅・シェイプ、トラックの高さ、ウィールの径・硬度をすべて自分の好みや滑り方に合わせて選べる自由度の高さが魅力です。「このブランドのデッキのグラフィックが好きだから、ウィールだけは別の好きなブランドのものを使いたい」といった、見た目や性能への強いこだわりを反映しやすい選び方といえます。ただし、パーツ同士の規格(トラックの取り付け穴の位置、ウィールのベアリング径など)を自分で確認しながら選ぶ必要があり、知識がないまま組み合わせると、性能を十分に発揮できなかったり、最悪の場合パーツが取り付けられなかったりすることもあるとされています。

なお、必ずしも「コンプリートは初心者向け、カスタムは上級者向け」と単純に切り分けられるものではありません。長年カスタムにこだわってきた経験者でも、通勤用のサブボードとしてあえて手軽なコンプリートを選ぶケースもありますし、逆に初心者のうちからショップのスタッフに相談しながらカスタムを組む人もいます。大切なのは、自分が今どのくらいパーツの知識を持っていて、どのくらいの自由度を求めているかを見極めることです。

この記事のスタンス

商品ごとの特徴については個人差がある内容のため、断定を避けた書き方にしています。スケートボードとの相性には体格や運動経験、練習する路面の状態による個人差が大きく、一律の答えがあるわけではないためです。判断材料として使い、可能であればスケートショップのスタッフに相談したうえで選ぶことをおすすめします。

軸1:コスト — 総額で見るとどちらが安いのか

多くの人がまず気にするのが価格です。単純な総額だけで見ると、一般的にコンプリートのほうが割安になる傾向があるとされています。

コンプリートは、デッキ・トラック・ウィール・ベアリング・グリップテープをセットで製造・販売することで、パーツを個別に仕入れるよりコストを抑えられる仕組みになっているとされます。価格帯としては1万〜2万円台のモデルが多く、これ一つで滑走に必要なものがひととおり揃う手軽さも含めると、コストパフォーマンスは高い選び方といえるでしょう。

カスタムの場合、デッキ単体で数千円〜1万円台、トラック1セットで数千円〜1万円台、ウィール1セットで数千円前後、ベアリングやグリップテープも別途必要になるため、それぞれ標準的な価格帯のパーツを組み合わせただけでも、コンプリートより総額が高くなることが多いとされています。特にブランドやシリーズにこだわって高価格帯のパーツを選ぶと、総額はさらに上がります。

ただし、カスタムには「壊れた・摩耗したパーツだけを交換すればよい」という長期的なコストメリットもあります。デッキは消耗品としていずれ交換が必要になりますが、トラックやベアリングは比較的長く使えるとされ、デッキだけを買い替えて既存のトラック・ウィールを使い回せる点は、長い目で見るとカスタムならではの経済的な利点といえるでしょう。

軸2:パーツ相性 — 組み合わせの知識がどれだけ必要か

カスタムを選ぶうえで最もハードルになりやすいのが、デッキ・トラック・ウィールの組み合わせに関する知識です。ここでつまずくと、せっかく選んだパーツの性能を活かせなかったり、そもそも組み立てられなかったりすることがあります。

まず基本として、トラックの幅はデッキの幅にできるだけ近いサイズを選ぶ必要があるとされています。デッキ幅に対してトラックが狭すぎるとウィールがデッキからはみ出さず操作性に影響し、逆に広すぎるとデッキの端からウィールがはみ出して見た目にも操作感にもちぐはぐな印象になりやすいとされます。多くのブランドは「このデッキ幅にはこのトラックサイズ」という対応表を公開しているため、カスタムを組む際は必ず確認することをおすすめします。

ウィールについても、径が大きすぎるとデッキとウィールが接触する「ウィールバイト」という現象が起きやすくなるとされ、トラックの高さやライザーパッド(デッキとトラックの間に挟む緩衝材)の有無と合わせて検討する必要があります。ベアリングは規格がある程度統一されているため相性で悩むことは少ないとされていますが、それでも初めてカスタムを組む場合は、パーツごとの適合表や口コミを一つずつ確認する手間がかかります。

コンプリートであれば、この相性の検証はすでにメーカー側で完了しているため、初心者はもちろん、パーツの知識にまだ自信がない中級者にとっても安心感のある選び方です。「まずは組み合わせで悩みたくない」という人は、コンプリートから始めるのが実用的といえるでしょう。

軸3:重さ・乗り味 — 見えにくい違いをどう考えるか

コンプリートとカスタムでは、完成した1台の重さや乗り味にも違いが出やすいとされています。数値として明記されないことが多い項目ですが、判断材料として知っておくと選びやすくなります。

コンプリートに標準搭載されているパーツは、コストを抑えつつ一定の品質を確保するため、価格帯によってはやや重めのウィールやベアリングが使われていることがあるとされています。これは初心者が扱いやすいよう耐久性を優先した結果ともいえ、性能面で劣っているというよりは、価格と品質のバランスを取った仕様と捉えるのが実態に近いでしょう。

カスタムでは、軽量なデッキ素材や高精度なベアリングなど、価格に応じてより上位のパーツを個別に選べるため、乗り手の好みに合わせて軽さや反発力を追求しやすいとされています。ただし、パーツ単体の性能を高めても、組み合わせ全体のバランスが崩れていると期待した乗り味にならないこともあり、「高いパーツを揃えれば必ず良くなる」というわけではない点には注意が必要です。

また、乗り味の感じ方には体格や滑り方、練習する路面の状態による個人差が大きく、同じ組み合わせでも人によって評価が分かれることがあります。可能であれば、ショップの試乗コーナーや友人のボードを借りて乗り比べてみるなど、実際に体感してから判断することをおすすめします。

軸4:将来の交換のしやすさ — 長く使ってから見えてくる違い

購入直後は気づきにくい観点ですが、しばらく使い続けたあとの「パーツ交換のしやすさ」も、コンプリートとカスタムを比較するうえで重要な視点です。

コンプリートの場合、標準搭載されているトラックやウィールが必ずしも単品販売されているとは限らず、劣化したパーツを同一メーカーの単品で交換しようとしても選択肢が限られることがあるとされています。とはいえ、多くの主要ブランドは主要パーツの単品販売も並行して行っているため、購入前にそのブランドがパーツ単体でも展開しているかを確認しておくと、あとあと安心です。

カスタムの場合、そもそも各パーツを単品で選んで組んでいるため、消耗したパーツだけをピンポイントで交換しやすいという利点があります。デッキだけが割れた、ウィールだけがすり減った、というときに、既存のトラックやベアリングをそのまま流用できる点は、長期的な使用を前提にすると大きなメリットです。

いずれの場合も、パーツ交換にはドライバーやスケートツールなどの工具が必要になります。作業に慣れていない場合は、無理に自分で分解・交換をせず、スケートショップに持ち込んで相談する方法も選択肢として検討してください。

迷ったときの目安

パーツの知識にまだ自信がなく、まずは手軽に1台揃えたい場合はコンプリートから始めるのが無難とされています。すでに乗り慣れていて、デッキのシェイプやウィールの硬度にこだわりが出てきた場合は、信頼できるショップのスタッフに相談しながらカスタムを検討するとよいでしょう。

こんな人にはコンプリート、こんな人にはカスタムが向いている

ここまでの4つの軸を踏まえて、どちらのタイプが向いているかをタイプ別に整理しました。すべての人にきれいに当てはまるわけではありませんが、判断の出発点として参考にしてください。

■ コンプリートが向いている人

これから本格的に始める、または久しぶりに再開する初心者。パーツの相性で悩みたくない人。コストを抑えて手軽に1台揃えたい人。街乗り・移動用途でまず気軽に始めてみたい人。

■ カスタムが向いている人

すでにコンプリートで一定期間乗った経験があり、デッキのシェイプやウィールの硬度に好みが出てきた人。見た目やブランドの組み合わせにこだわりたい人。長期的にパーツを少しずつ交換しながら1台を育てていきたい人。

■ 判断に迷う場合

まずはコンプリートで1台購入し、実際に乗りながら「もっとこうしたい」という要望が出てきた部分(デッキの反発力、ウィールの硬さなど)から少しずつパーツを交換していく、というハイブリッドな進め方もおすすめです。

判断の3ステップ

コンプリートかカスタムかで迷ったときに、実際にどう進めればよいかを3つのステップに整理しました。

  1. 1自分のスケート経験と、パーツの知識にどのくらい自信があるかを振り返る。パーツの規格や相性についてまだ調べたことがない場合は、コンプリートから始めるのが無難です。
  2. 2予算の上限を決める。総額を抑えたいならコンプリート、パーツごとにこだわって予算を配分したいならカスタムが選びやすい方向性です。
  3. 3可能であればスケートショップのスタッフに、自分の経験と用途(トリック中心か街乗り中心か)を伝えて相談する。カスタムを検討している場合は特に、パーツの組み合わせについて専門知識のあるスタッフの意見を聞いておくと失敗しにくくなります。

購入前にショップで相談するのがおすすめ

スケートボードとの相性は体格や運動経験、練習する路面の状態によって個人差が大きく、通販の口コミだけでは判断しきれない部分があります。特にカスタムを検討している場合は、いきなり通販でパーツを個別に購入する前に、スケートショップのスタッフに相談することをおすすめします。

カスタムに挑戦する場合の注意点

コンプリートである程度乗り慣れて、いよいよカスタムに挑戦してみたいという場合に、事前に知っておきたい注意点をまとめました。

まず、デッキとトラックの取り付け穴の位置(ホールパターン)が合っているかを必ず確認してください。多くのブランドは業界標準的な穴位置を採用していますが、一部のブランドやシェイプでは独自の穴位置を採用している場合があり、その場合は対応するトラックが限定されることがあります。

工具についても事前に揃えておく必要があります。スケートツール(複数のレンチ・ドライバー機能がまとまった専用工具)が1本あれば、トラックの取り付けからウィールの交換まで一通り対応できるとされ、カスタムを組む・パーツを交換する際にはあると便利です。

初めてのカスタムでは、いきなりすべてのパーツを個別に選ぶのではなく、まずは信頼できるショップの店頭で「このデッキにはこのトラック・ウィールが合う」という提案を受けながら組んでもらう方法もおすすめです。組み立て自体を依頼できるショップも多く、パーツ選びに自信が持てるようになってから、少しずつ自分で選ぶ範囲を広げていくとよいでしょう。

最後に、パーツ交換や組み立ての作業中は、工具でのケガや部品の落下などに注意してください。作業に不安がある場合は無理に自分で行わず、ショップに依頼することをおすすめします。

転倒・ケガについて

コンプリート・カスタムいずれの場合も、スケートボードは転倒によるケガのリスクがある道具です。ヘルメットやプロテクターの着用、安全な練習場所の選択はリスクを抑えやすいとされていますが、リスクをゼロにするものではありません。持病がある方や運動に不安がある方は、始める前に医師に相談することをおすすめします。パーツの組み合わせや調整に不安がある場合も、専門知識のあるスケートショップのスタッフに相談することをおすすめします。

よくある質問

Qコンプリートとカスタム、結局どちらがおすすめですか?

Aパーツの知識にまだ自信がない、あるいはこれから始める・再開するという人にはコンプリートがおすすめです。すでに乗り慣れていてデッキのシェイプやウィールの硬度に好みが出てきた人は、ショップに相談しながらカスタムを検討する価値があるとされています。

Qコンプリートで買ったあと、一部のパーツだけ交換することはできますか?

A多くの場合可能です。デッキが割れた、ウィールがすり減ったといった場合に、そのパーツだけを単品で購入して交換する人は珍しくありません。ただし、コンプリートに標準搭載されているパーツがブランドによっては単品販売されていない場合もあるため、購入前にそのブランドが主要パーツを単品展開しているか確認しておくと安心です。

Qカスタムのほうが必ず性能が良くなりますか?

A一概にそうとは言えません。パーツ単体の性能を高めても、デッキ幅とトラック幅、トラックの高さとウィール径といった組み合わせ全体のバランスが崩れていると、期待した乗り味にならないことがあるとされています。カスタムで性能を追求したい場合は、組み合わせの知識があるショップスタッフに相談することをおすすめします。

Qデッキとトラックのサイズが合っているか、どう確認すればいいですか?

A多くのブランドは、デッキ幅に対して推奨されるトラック幅の対応表を商品ページやカタログで公開しています。カスタムを組む際は、購入前にこの対応表を確認するか、ショップのスタッフに相談することをおすすめします。

Q初めてカスタムに挑戦する場合、自分で組み立てられますか?

Aスケートツールなどの工具があれば自分で組み立てることも可能ですが、初めての場合はパーツの相性や取り付けの向きを間違えやすいこともあります。不安がある場合は、ショップに組み立てを依頼できることが多いため、相談してみることをおすすめします。

Qクルーザー系もカスタムで組めますか?

A組むこと自体は可能ですが、クルーザー系はストリート系に比べてデッキ・トラック・ウィールの専用設計が進んでいる傾向があり、パーツ単体の選択肢がストリート系より限られる場合があります。街乗り用途であれば、まずはクルーザー専用のコンプリートから始めるほうが手間なく揃えられるとされています。

Q長く使うにはコンプリートとカスタム、どちらが経済的ですか?

A最初の1台としての総額はコンプリートのほうが抑えられる傾向がありますが、長期的にパーツを少しずつ交換しながら使い続ける場合は、消耗した部分だけを交換できるカスタムのほうが経済的になることがあるとされています。どのくらいの期間・頻度で乗るかによって、どちらが経済的かは変わってきます。

迷ったらこれ|この記事のNo.1

エレメント(ELEMENT) DISPERSION コンプリート 8.0インチ

エレメント(ELEMENT) DISPERSION コンプリート 8.0インチ

参考価格 12,000円

向いている人:まずはコンプリートで始めて、将来的にパーツ交換も視野に入れたい人

あわせて検討したいサービス

PR
公式通販スーパースポーツゼビオ 公式通販

全競技の用品を一度に揃えられる大型スポーツ用品店の公式オンラインストア

公式通販を見る →
  • シューズ・ウェア・用具を横断して探せる
  • 店舗受け取りに対応する商品がある

※ アフィリエイトプログラムを利用しています。料金・キャンペーンは変動するため最新情報は各公式サイトでご確認ください。

体づくりはジム・スタジオで

関連記事

SPOGEAR編集部

スポーツ用品の選び方・比較レビューを専門に発信。実際の売れ筋データや口コミをもとに、初心者にもわかりやすい商品選びの基準を紹介しています。

運営者情報を見る →
SPOGEAR

他のスケートボード用品ガイドも見る

気になる用品が見つかったら、各ストアで価格・在庫をチェックしてみてください。

ガイド一覧を見る →
Amazonで見る楽天で見るYahoo!で見る