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ボクシングシューズの選び方とおすすめ4選
フィットネスボクシング

ボクシングシューズの選び方とおすすめ4選

フィットネスジムでキックボクシングやボクササイズを楽しむ初心者〜中級者向けに、専用シューズが必要になるタイミングや、ソール・アッパー・重量・サイズ感の見方をやさしく解説。実店舗で選べる4足も比較しています。

公開:更新:執筆:SPOGEAR編集部

本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。掲載商品は編集部が楽天市場・Yahoo!ショッピングで販売実態を確認したうえで選定しており、広告主の意向で評価を変えることはありません。編集方針を見る →

「ダイエットのために」「ストレス発散に」という軽い気持ちで通い始めたフィットネスジムのキックボクシングクラスやボクササイズレッスン。最初のうちは手持ちのランニングシューズやトレーニングシューズで参加していたけれど、レッスンの回数が増えてくると「足元が滑る」「踏み込んだときに足首がぐらつく」「シューズの中で足が動いてしまう」といった違和感を覚えるようになった人は多いのではないでしょうか。ボクシングやキックボクシングの動きは、前後左右へのステップやピボット(軸足を中心にした回転動作)、踏み込んでのパンチやキックなど、ランニングのような一方向への動きとは大きく異なります。そのため、ランニングシューズの延長で考えてしまうと、かえって動きにくさや思わぬ怪我につながることもあります。この記事では、競技志向のボクサーではなく、あくまでフィットネス目的でボクシング系のレッスンを楽しんでいる人を想定して、専用シューズがどう役立つのか、何を基準に選べばよいのかを整理しました。最後には購入候補に挙がりやすい4足も比較しています。

この記事でわかること

  • そもそもボクササイズ・キックボクシングに専用シューズは必要か
  • ボクシングシューズにも種類がある — まず全体像を知る
  • 「ソールの厚みとグリップ」の読み方 — 薄すぎても厚すぎても踏み込みにくい
  • 「アッパーのフィット感」の読み方 — 足が中で動かないことが第一
  • 「重量」の読み方 — 軽さは正義だが最初から極端に軽いものは選ばなくてよい
  • 目的別に見る3タイプ
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ボクシングシューズのおすすめ4選

ここからは選定した候補の紹介です。先にお伝えしておくと、これらを履けば必ず動きやすくなる、という話ではありません。インドアスポーツシューズから本格的なリングシューズまで、価格帯とタイプが異なる4足を選びました。こちらの価格は記事作成時点の目安です。日々変動する可能性があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるサイズを確認してください。

4足を並べると、価格帯とタイプで役割がはっきり分かれているのが分かります。アシックスのGEL-ROCKETはボクシング専用ではないものの手頃な価格でまず試せるインドアシューズ、同じアシックスのMATFLEX 7はハイカット構造を手頃な価格で試せるレスリングシューズ(ボクシング兼用)、ミズノはブランドの安心感とバランスを重視した本格モデル、ウイニングは競技志向にも対応する最上位モデルという特徴を持つ製品です。

自分にフィットするのは、レッスンの頻度や目的、通っているジムのフロア環境によって変わります。まず費用を抑えて試したいなら1足目、ハイカットのホールド感を試したいなら2足目、ブランドの安心感を重視するなら3足目、本格的に取り組む決意ができたなら4足目、という視点で比較すると、選びやすくなります。購入を検討する際は、価格・仕様が変わっている可能性があるので商品ページも確認してください。

価格だけで比べるとアシックスの2モデルが手頃に見えますが、いずれもボクシング専用として作り込まれた上位2モデルに比べると、足首まわりのホールド感やソールの回転しやすさの面で差があるとされています。フィットネス目的でレッスンを楽しむ段階であれば、まずはこの価格帯から試してみて、続けることが決まってから上位モデルへのステップアップを検討するという考え方も十分にありです。

また、今回紹介した4足はいずれもメーカーや専門ショップの商品ページに掲載されている情報をもとに紹介していますが、シューズ選びに正解は一つではありません。同じ価格帯・同じタイプを謳うモデルでも、メーカーごとにフィット感や素材の質感には違いがあります。可能であれば、この4足に近いタイプのモデルを実店舗で試し履きしてみると、自分の足やレッスン内容により合う1足が見つかりやすくなります。

No.1アシックス GEL-ROCKET 12 WIDE(ゲル ロケット 12 ワイド)インドアスポーツシューズ ユニセックス 1073A081
まず1足目に選びやすい入門モデル

アシックス GEL-ROCKET 12 WIDE(ゲル ロケット 12 ワイド)インドアスポーツシューズ ユニセックス 1073A081

4.50(2件のレビュー)

参考価格9,900円

バドミントン・スカッシュ・バレーボール・ハンドボールなど室内競技向けに設計されたエントリーモデル。TRUSSTIC構造で足の安定性をサポートし、ワイド設計で足幅に余裕を持たせています。ボクシング専用ではありませんが、横方向の動きに配慮したインドア用ソールを備え、フィットネス目的でキックボクシング・ボクササイズを始めたばかりの人の入り口として扱いやすいモデルです。

こんな人にフィットネス目的でキックボクシング・ボクササイズを始めたばかりの人、まず費用を抑えて試したい人
ウィズWIDE(ワイド)
サイズ展開22.5〜30.0cm
アッパー素材合成繊維・合成樹脂
対応スポーツバドミントン・スカッシュ・バレーボール・ハンドボール等の室内競技
販売元アシックス公式ストア楽天市場店

ここが良い

  • アシックス公式ストアが直接販売しており、正規品として安心して購入しやすい
  • ワイド設計で足幅に余裕があり、幅広の足でも窮屈になりにくいとされる
  • 4足の中でもっとも価格が手頃で、専用シューズを試してみたい人にリスクが少ない

注意点

  • ボクシング専用に設計されたモデルではなく、足首まわりのホールド感はリングシューズに劣るとされる
  • アウトソールは室内競技向けの汎用設計で、ピボット時の回転しやすさは専用品ほどではない場合がある
価格を確認しています
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No.2アシックス asics MATFLEX 7 レスリングシューズ(ボクシング兼用)1081A051
アシックス

アシックス asics MATFLEX 7 レスリングシューズ(ボクシング兼用)1081A051

参考価格約7,390円

アシックスのレスリングシューズで、ボクシングシューズとしても案内されているモデルです。ハイカットタイプです。

こんな人に手頃な価格でハイカットのシューズを探している初心者
型番1081A051-001
カットハイカット
ウィズ2E

ここが良い

  • スポーツメーカーasics製で信頼感がある
  • ハイカットで足首を包み込みやすい
  • 7,000円台と手頃

注意点

  • ボクシング専用設計のリングシューズではない
  • レビュー件数が少ない
No.3ミズノ ボクシングシューズ FINISHER MID Boxing(フィニッシャー ミッド)MIZUNO 21GA231002
ブランドの安心感がある本格モデル

ミズノ ボクシングシューズ FINISHER MID Boxing(フィニッシャー ミッド)MIZUNO 21GA231002

参考価格29,260円

ミズノのボクシングシューズシリーズの中でも、フィッティング性能と軽量性能のバランスを重視したミッドカットモデル。足への密着度を高めつつ動きやすさを追求した設計で、本格的にボクシングジムへの通いを増やしたい人の選択肢になりやすいモデルです。

こんな人にレッスンの頻度が増え、ブランドの安心感がある本格モデルにステップアップしたい人
重量約265g(27.0cm、片足の目安)
サイズ展開23.0〜29.0cm
アッパー素材合成繊維・人工皮革(エナメル・メッシュ併用)
ソール素材合成樹脂・ゴム
メーカー希望小売価格28,000円+税

ここが良い

  • ミズノブランドの製品として、素材・縫製面での安心感を持ちやすい
  • ミッドカット設計で足首のホールド感とフットワークのしやすさのバランスを取っているとされる
  • 4足の中で重量とクッション性のバランスが取れた位置づけになっている

注意点

  • 4足の中では価格が高めで、フィットネス目的の入門用としてはやや投資額が大きい
  • 受注生産に近い扱いのため、在庫状況によって届くまでに時間がかかる場合がある
No.4軽量 ウイニング リングシューズ スタンダード RS-001 ブラック WINNING BOXING SHOES
競技志向にも対応する上位モデル

軽量 ウイニング リングシューズ スタンダード RS-001 ブラック WINNING BOXING SHOES

5.00(2件のレビュー)

参考価格34,000円

日本製にこだわるウイニングのスタンダードモデル。競技志向の高いボクサーにも選ばれる、軽量性を追求したリングシューズです。本格的にボクシングジムへ通い、試合やスパーリングも視野に入れている人向けの、価格帯としては最上位クラスのモデルです。

こんな人に本格的にボクシングジムへの通いを検討している人、競技志向で軽量性を重視したい人
重量約190g(27.5cm、片足の目安)
サイズ展開23.0〜30.0cm
アッパー素材メッシュ・合成皮革
ソール素材ゴム
生産国日本製

ここが良い

  • 4足の中で最も軽量とされ、細かいステップワークを重視したい人に向く
  • 日本製という点で品質面の安心感があるとされる
  • 競技志向の高いボクサーにも選ばれているブランドで、本格的に取り組みたい人にも対応できる

注意点

  • 4足の中でもっとも価格が高く、フィットネス目的だけであればオーバースペックになりやすい
  • 軽量性重視の設計のため、クッション性は他の3足と比べて控えめとされる

■ スペック比較表

商品アシックス GEL-ROCKET 12 WIDE(ゲル ロケット 12 ワイド)インドアスポーツシューズ ユニセックス 1073A081アシックス GEL-ROCKET 12 WIDE(ゲル …アシックス asics MATFLEX 7 レスリングシューズ(ボクシング兼用)1081A051アシックス asics MATFLEX 7 レスリングシ…ミズノ ボクシングシューズ FINISHER MID Boxing(フィニッシャー ミッド)MIZUNO 21GA231002ミズノ ボクシングシューズ FINISHER MID B…軽量 ウイニング リングシューズ スタンダード RS-001 ブラック WINNING BOXING SHOES軽量 ウイニング リングシューズ スタンダード RS-0…
参考価格9,900円約7,390円29,260円34,000円
購入
ウィズWIDE(ワイド)2E——
サイズ展開22.5〜30.0cm—23.0〜29.0cm23.0〜30.0cm
アッパー素材合成繊維・合成樹脂—合成繊維・人工皮革(エナメル・メッシュ併用)メッシュ・合成皮革
対応スポーツバドミントン・スカッシュ・バレーボール・ハンドボール等の室内競技———
販売元アシックス公式ストア楽天市場店———
型番—1081A051-001——
カット—ハイカット——
重量——約265g(27.0cm、片足の目安)約190g(27.5cm、片足の目安)
ソール素材——合成樹脂・ゴムゴム
メーカー希望小売価格——28,000円+税—
生産国———日本製

※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。

※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

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そもそもボクササイズ・キックボクシングに専用シューズは必要か

結論から言うと、多くのフィットネスジムのボクササイズ・キックボクシングクラスでは、必ずしも専用のボクシングシューズが必須というわけではありません。裸足やジム備え付けのマットの上で行うプログラムも多く、通常のトレーニングシューズや室内用シューズで参加できるケースがほとんどです。まずは自分が通っているジムやスタジオの規定・フロアの状況を確認することが大前提になります。

とはいえ、ミット打ちやシャドーボクシングだけでなく、実際にステップワークやスパーリング形式の動きが多いプログラムに参加する頻度が増えてきた人にとっては、専用シューズの導入を検討する価値があるとされています。理由は大きく二つあります。一つは、ボクシング系の動きに合わせて設計されたアウトソール(靴底)は、ピボット動作のときに適度に回転しながらも横方向への急なズレは抑えるよう作られていることが多く、フットワークの安定につながりやすいとされる点です。もう一つは、フィット感の高いアッパー(甲を覆う部分)によって、シューズの中で足が遊びにくく、踏み込んだ瞬間の力の伝わりが安定しやすいとされる点です。

一方で、ランニングシューズや一般的なスニーカーは、前方への直線的な動きを想定してソールのグリップやクッションが設計されていることが多く、横方向のねじれや急な切り返しの多いボクシング系の動きとは相性がよくない場合があるとされています。特にソールの接地面が大きく、グリップ力が強すぎるシューズだと、ピボットのときに足先が地面に張り付いたまま上半身だけがねじれてしまい、ひざや足首に負担がかかりやすいという指摘もあります。

この記事はダイエットや健康維持を目的にレッスンを楽しんでいる人を主な読者として想定しているため、「専用シューズを履けば上達が早まる」「怪我が防げる」といった断定的な書き方はしません。効果や相性には個人差があり、フロアの素材やレッスンの内容によっても状況は変わるためです。あくまで選択肢の一つとして、専用シューズがどのような場面で役立つとされているかを知ったうえで、必要かどうかをご自身で判断する材料にしていただければと思います。

この記事のスタンス

商品ごとの特徴については効果を確約するものではないので、「〜とされる」といった表現で紹介しています。健康効果やパフォーマンスへの影響は個人差が大きく状況によって差があるためです。判断材料として使い、可能であれば購入前に実店舗で試し履きをすることをおすすめします。

ボクシングシューズにも種類がある — まず全体像を知る

ひとくちに「ボクシングシューズ」と言っても、競技用のリングシューズから、フィットネス用途でも扱いやすい室内用の運動シューズまで、実はかなり幅があります。通販サイトで検索すると、プロ選手向けの高価なオーダーメイド品から、ジム通い向けの手頃な価格帯のものまで一覧で表示されるため、初めて探す人は面食らってしまうかもしれません。

一つ目のタイプは、試合や本格的なスパーリングを想定した「リングシューズ」です。足首まで覆うハイカット〜ミッドカットの設計で、薄いソールと軽量性を重視し、リングの上での細かいフットワークに対応するよう作られています。プロ・アマチュアの競技選手や、本格的にボクシングジムに通っている人に選ばれやすいタイプで、価格も2万円台後半〜4万円前後と高めのものが目立ちます。

二つ目のタイプは、レスリングシューズやトレーニング用のリングシューズのうち、比較的手頃な価格帯で展開されているモデルです。デザインや基本構造はリングシューズに近いものの、素材や生産国を工夫してコストを抑えており、初めて専用シューズを試してみたい人の入り口になりやすいとされています。

三つ目のタイプは、バドミントンやバレーボールなど室内競技向けに作られた「インドアスポーツシューズ」です。ボクシング専用ではありませんが、横方向の切り返しやすり足の動きを想定したソール設計になっているモデルが多く、フィットネス目的でキックボクシングやボクササイズを楽しむ人にとっては、こうしたインドアシューズも現実的な選択肢の一つとされています。専用のボクシングシューズほど価格が張らず、日常のジム通いにも流用しやすい点がメリットです。

この記事では、これから紹介する「ソールの厚み」「アッパーのフィット感」「重量」「グリップと回転のしやすさ」という4つの視点を使って、この3タイプのどれが自分の通い方に合っているかを判断できるように整理していきます。競技志向で本格的なリングシューズを最初から選ぶ必要はなく、まずは自分のレッスン頻度や目的に合わせて無理のない選択をすることが、長く続けるコツだと考えてください。

「ソールの厚みとグリップ」の読み方 — 薄すぎても厚すぎても踏み込みにくい

ボクシングシューズのソールは、ランニングシューズに比べて薄めに作られていることが一般的です。薄いソールは地面を感じ取りやすく、踏み込んだ力をロスなく伝えやすいとされていますが、その分クッション性は控えめで、硬いフロアでのレッスンでは足裏への負担を感じる人もいます。

グリップ(滑りにくさ)についても、ボクシング用に設計されたソールは「完全に滑らない」ことよりも「適度に滑る・適度に止まる」バランスを重視しているとされています。これは、ピボットのときに足先を軸にしてスムーズに回転できる必要がある一方で、パンチを打つ瞬間には踏ん張りが利かなければならない、という相反する動きを両立させるためです。ランニングシューズのようにグリップ力が強すぎるソールだと、回転動作のときに足首やひざにねじれの負担がかかりやすいとされています。

フィットネス目的でレッスンに参加する頻度がまだ少ない人は、ソールの厚みやグリップの違いをそこまで神経質に考える必要はありません。ただし、週に2〜3回以上のペースでキックボクシングやボクササイズに通うようになり、「フロアで足が滑って怖い」「踏み込むと足首がぐらつく」といった違和感を感じ始めたら、ソール設計を意識して専用シューズを検討するタイミングかもしれません。

なお、屋外用のトレーニングシューズやランニングシューズの多くは屋外の路面(アスファルトなど)向けにグリップ力を高めているため、体育館やスタジオの木製フロア・クッションフロアの上では逆にグリップが強すぎて動きにくい場合があるとされています。ジムのフロア素材と自分の履いているシューズの相性も、意外と見落とされがちなポイントです。

「アッパーのフィット感」の読み方 — 足が中で動かないことが第一

アッパー(甲を覆う部分)のフィット感は、ボクシング系の動きにおいて特に重要視される要素です。シューズの中で足がわずかでも動いてしまうと、踏み込みの瞬間に力が逃げてしまったり、靴擦れの原因になったりするとされています。

リングシューズの多くは、ハイカット〜ミッドカットの設計で足首までしっかり包み込み、紐やベルクロで甲の部分を固定できるようになっています。これにより、素早いステップやピボットのときにも足とシューズが一体になって動きやすいとされています。一方でインドアスポーツシューズは、足首までのホールドはやや控えめなものの、軽量で通気性の高いメッシュ素材を使ったモデルが多く、蒸れやすい室内でのレッスンには扱いやすいという側面もあります。

アッパーの素材にも注目してみてください。メッシュ素材は通気性が高く軽量な一方、サポート力はやや控えめとされています。合成皮革や人工皮革を組み合わせたモデルは、通気性では劣るものの、足をしっかりホールドしやすいとされています。汗をかきやすい人、レッスン後すぐに帰宅せず動き回ることが多い人はメッシュ寄りのモデルを、フィット感や耐久性を優先したい人は合成皮革を含むモデルを、といった具合に自分の優先順位で選ぶとよいでしょう。

足を入れた瞬間に、つま先に余裕がありすぎないか、逆にきつすぎないかも確認したいポイントです。ボクシング系の動きでは、つま先立ちや母指球(親指の付け根)に体重をかける場面が多いため、つま先部分に大きな余裕がありすぎるとシューズの中で足が前後にずれやすくなるとされています。ランニングシューズのように「つま先に指1本分の余裕を持たせる」というセオリーが、必ずしもそのまま当てはまらない点は注意が必要です。

「重量」の読み方 — 軽さは正義だが最初から極端に軽いものは選ばなくてよい

ボクシングシューズの重量は、片足あたり190〜300g程度まで幅があります。競技用のリングシューズは軽量性を極限まで追求したモデルが多く、190g前後のものも珍しくありません。一方でインドアスポーツシューズは、クッション性や耐久性とのバランスを取るため、260〜300g程度のものが中心です。

軽いシューズは足を運びやすく、細かいステップを繰り返すボクシング系の動きとの相性がよいとされています。ただし極端に軽量なモデルは、その分クッション性やアッパーのサポート力を削っている場合が多く、まだ体の使い方に慣れていない初心者がいきなり導入すると、着地や踏み込みの衝撃を感じやすくなるとも言われています。

フィットネス目的でレッスンに通う段階では、重量よりもまず「フィット感」と「フロアとの相性」を優先して選び、レッスンの頻度や強度が上がってきたタイミングで、より軽量なモデルへのステップアップを検討するという考え方でも十分です。最初の1足から競技選手が使うような超軽量モデルを選ぶ必要はありません。

また、重量と合わせて確認したいのが「足あたりの柔らかさ」です。同じ重量帯でもアッパーの素材や縫製によって、履いたときの締め付け感はかなり変わります。通販で購入する場合は、商品ページの重量表記だけでなく、レビューにある「実際に履いてみた感想」も参考にすると失敗しにくくなります。

目的別に見る3タイプ

ここまで見てきたソールの厚み・アッパーのフィット感・重量の組み合わせによって、市販のシューズはおおよそ3つの系統に分けられます。自分がどのタイプに近いかを先に決めておくと、通販サイトの商品ページを一つずつ読み込まなくても、スペック表を見た瞬間にある程度の当たりをつけられるようになります。

■ インドアスポーツシューズ型

重量260〜300g程度、メッシュ素材中心で通気性重視のタイプです。ボクシング専用ではありませんが、横方向の動きに配慮したソール設計のモデルが多く、フィットネス目的でキックボクシング・ボクササイズを始めたばかりの人が最初の1足として選びやすいとされています。日常のジム通い全般にも流用しやすい点がメリットです。

■ エントリー向けリングシューズ型

重量200〜260g程度、ハイカット〜ミッドカットでアッパーのホールド感を重視したタイプです。デザインや構造は競技用リングシューズに近いものの、価格を抑えたモデルが多く、レッスンの頻度が増えてきて足首のホールド感を求めるようになった人に向いています。

■ 本格リングシューズ型

重量190〜230g程度と軽量で、素材や縫製にこだわった上位モデルが多いタイプです。競技志向でボクシングジムに本格的に通っている人、試合やスパーリングを視野に入れている人向けとされ、価格も2万円台後半〜4万円前後と高めです。フィットネス目的の場合は、必ずしもこのタイプから選ぶ必要はありません。

選び方の3ステップ

ここまでの知識を踏まえて、実際にシューズを選ぶ流れを3つのステップでまとめました。一つずつ確認しながら進めると、数字の羅列に迷わされずに候補を決めやすくなります。

  1. 1自分のレッスン頻度と目的を確認する。月に数回程度のペースでボクササイズを楽しんでいる場合は、今のシューズのままでも大きな問題がないことが多く、無理に専用シューズを揃える必要はありません。週2〜3回以上のペースになってきた、フロアで滑りや足首のぐらつきが気になる、という場合に「インドアスポーツシューズ型」または「エントリー向けリングシューズ型」から検討するとよいでしょう。
  2. 2通っているジムのフロア環境と規定を確認する。マットの上で行うプログラムが中心か、リング風のフロアでフットワークを重視するプログラムが中心かによって、向いているソールのタイプが変わります。可能であればジムのスタッフに「このプログラムに合うシューズの目安」を聞いてみるのも有効です。
  3. 3可能であれば実際に試し履きをする。足を入れたときのつま先の余裕や、かかと・足首のホールド感は、数字だけでは分かりません。実店舗で試し履きができる場合は、その場で軽くステップを踏んでみて、足の中でずれる感覚がないかを確認するのがおすすめです。通販で購入する場合は、口コミレビューで自分と近い用途・体格の人の感想を探すと参考になります。

無理に専用シューズを急がなくてよい

フィットネス目的でボクシング系のレッスンを楽しんでいる段階では、専用シューズが必須というわけではありません。まずは今持っているトレーニングシューズや室内用シューズで続けてみて、違和感や物足りなさを感じるようになってから、専用シューズの導入を検討するという順番でも十分です。

サイズ選びで失敗しないために

ボクシング系のシューズは、ランニングシューズや普段のスニーカーと同じ感覚でサイズを選ぶと、思っていたフィット感と違うということが起こりやすい傾向があります。ここでは通販でシューズを選ぶ際に、特に確認しておきたいポイントを整理します。

ランニングシューズでは「つま先に指1本分の余裕を持たせる」ためにワンサイズ大きめを選ぶのが一般的とされていますが、ボクシング系のシューズは逆に、普段のスニーカーと同じか、場合によってはややタイトめのサイズがフィットしやすいとされています。これは、つま先立ちや踏み込みの動作が多く、シューズの中で足が前後にずれないことが重視されるためです。ただし足の形やモデルによって適切なサイズ感は変わるため、レビューにあるサイズ感の記述も参考にしてください。

次に、左右で足のサイズがわずかに異なる人は珍しくありません。試し履きをする際は、必ず両足とも履いて確認することをおすすめします。通販で購入する場合、多くのブランド・ショップが商品ページにサイズ表を掲載しているので、自分の足を採寸したうえで表と照らし合わせると失敗しにくくなります。

また、ハイカット〜ミッドカットのモデルは、足首まわりの太さによってもフィット感が変わります。足首が細めの人は紐やベルクロをしっかり締めても余裕が残ることがあり、逆に足首が太めの人はきつく感じることがあります。可能であれば、購入前にレビューで似た体格の人の感想を探しておくと参考になります。

通販で失敗しないためのチェックリスト

購入前に「①普段のスニーカーサイズと同じか、ややタイトめを検討したか」「②足長だけでなく足首まわりの太さも意識したか」「③そのブランド・シリーズのサイズ感に関するレビューを確認したか」の3点をチェックしておくと、通販でのサイズ選びの失敗を減らしやすくなります。

買ったあとに気をつけたいこと

ボクシングシューズも、ランニングシューズと同じく使っていくうちに劣化していく消耗品です。特に初めて専用シューズを使う人が見落としがちな点をいくつか挙げておきます。

まずシューズの寿命です。ソールが薄めに作られているモデルが多いため、使用頻度によってはランニングシューズよりも早くアウトソールがすり減る場合があるとされています。週に2〜3回以上のペースで使う場合は、半年〜1年程度を目安に、ソールのすり減り具合やアッパーのホールド感の変化を確認するとよいでしょう。

次に、洗い方です。メッシュ素材やハイカットの構造のものが多いため、洗濯機での丸洗いは型崩れや接着剤の劣化につながる場合があるとされています。基本的には汗や汚れを乾いた布やブラシで落とし、汚れがひどい部分は中性洗剤を薄めた水と柔らかいブラシで軽く手洗いするのが無難です。洗ったあとは風通しの良い日陰で自然乾燥させ、直射日光や乾燥機での急速乾燥は避けたほうがよいとされています。

室内専用シューズとして扱うことも大切なポイントです。ボクシングシューズ・リングシューズの多くはアウトソールが室内フロア向けに作られており、屋外で履いてしまうとソールの摩耗が早まったり、フロアを傷つけてしまったりする可能性があります。移動時は別のシューズや靴カバーを使い、ジムに着いてから履き替える習慣をつけておくと、シューズを長持ちさせやすくなります。

保管方法にも触れておきます。高温多湿の玄関や、直射日光が当たる場所に長時間置いておくと、ソールの樹脂やアッパーの接着剤が劣化しやすくなると言われています。使わないときは風通しの良い場所で保管し、レッスン後は汗を軽く拭き取っておくだけでも、劣化を遅らせることができます。

よくある質問

Qフィットネスジムのキックボクシングやボクササイズに、専用シューズは必須ですか?

A多くのジムでは必須ではなく、裸足やジム備え付けのマットの上で行うプログラムも多くあります。まずは通っているジムの規定やフロアの状況を確認してください。レッスンの頻度が増え、フットワークの安定感を求めるようになった段階で、専用シューズの導入を検討するとよいとされています。

Q普段履いているランニングシューズやトレーニングシューズで参加してもいいですか?

A多くのプログラムでは問題ありませんが、ランニングシューズはグリップ力が強く設計されていることが多く、ピボットなど横方向の回転動作では足首やひざに負担がかかりやすいとされています。ステップワークやスパーリング形式の動きが増えてきた場合は、専用シューズへの切り替えを検討してみてください。

Qサイズはいつものスニーカーと同じでいいですか?

Aランニングシューズと違い、ボクシング系のシューズは普段のスニーカーと同じか、ややタイトめのサイズがフィットしやすいとされています。つま先立ちや踏み込みの動作が多く、シューズの中で足が前後にずれないことが重視されるためです。ブランドやモデルによって差があるため、レビューのサイズ感も参考にしてください。

Qインドアスポーツシューズとボクシング専用のリングシューズ、どちらを選べばいいですか?

Aまだレッスンを始めたばかりで頻度も月数回程度であれば、価格を抑えられるインドアスポーツシューズから試すのがおすすめです。週2〜3回以上のペースになり、足首のホールド感やピボットのしやすさを求めるようになったら、エントリー向けのリングシューズへのステップアップを検討するとよいでしょう。

Qボクシングシューズはどのくらいで買い替えるべきですか?

A使用頻度にもよりますが、半年〜1年程度を目安に、ソールのすり減り具合やアッパーのホールド感の変化を確認するとよいとされています。ソールが薄めに作られているモデルが多いため、ランニングシューズよりも早く劣化を感じる場合もあります。

Q洗濯機で丸洗いしてもいいですか?

A洗濯機での丸洗いは、型崩れや接着剤の劣化につながる場合があるとされ、あまりおすすめできません。乾いた布やブラシで汚れを落とし、ひどい汚れは中性洗剤を薄めた水で手洗いしたうえで、風通しの良い日陰で自然乾燥させるのが無難です。

Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?

Aボクシング専用ではないインドアスポーツシューズであれば1万円前後、ハイカットのレスリングシューズ(ボクシング兼用)であれば7千円前後から探せます。ブランドの本格的なモデルになると3万円前後、競技志向の上位モデルは3万円台後半になることもあります。フィットネス目的であれば、無理に高額なモデルを選ぶ必要はなく、まずは手頃な価格帯からフィット感を確かめるのがおすすめです。

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