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キックボクシングやボクササイズのフィットネスクラスに通っていると、シャドーボクシングやミット打ちの合間に、軽いダンベルを持って腕を振る時間が組み込まれていることがあります。「ボクシングなのになぜダンベル?」と最初は不思議に思うかもしれませんが、これは上半身の筋持久力を高めたり、パンチのフォームを崩さずに負荷を加えたりする目的で取り入れられていることが多いとされています。ジムによっては専用の軽量ダンベルが用意されている一方、自宅でも練習を補いたいと考えたときに、どんなダンベルを選べばいいのか迷う人も少なくありません。ホームセンターやスポーツ用品店の売り場には、数百グラムの軽量タイプから、10kg・20kgを超える本格的な固定式・可変式まで幅広い商品が並んでおり、フィットネス目的の人にとってはどれが自分に合っているのか判断しにくいこともあるでしょう。この記事では、フィットネスジムでキックボクシングやボクササイズを楽しんでいる初心者〜中級者を主な対象に、ダンベルの種類ごとの特徴、シャドーボクシングに向いている重さの目安、自宅でのトレーニングに取り入れる際の注意点までを整理しました。当サイトの他のボクシング関連記事ではグローブやなわとびなど有酸素運動系の道具を中心に扱ってきましたが、この記事は「筋力トレーニングとしてのダンベル」にしぼって解説します。最後には、チェックしておきたい4本の比較も掲載しています。
この記事でわかること
- なぜボクササイズのクラスにダンベルが登場するのか
- ダンベルの種類を知る — 用途によって選ぶタイプが変わる
- 選び方1: シャドーボクシング用は「軽さ」を優先する
- 選び方2: 筋トレ用は「伸びしろ」を考えて重量帯を選ぶ
- 選び方3: グリップと素材 — 汗をかいても滑りにくいか
- ボクササイズ動作にダンベルを取り入れるときの注意点
この記事で比較する商品
ボクササイズ愛好者向けダンベル4選
ここからは厳選した候補の紹介に入ります。ひとつお断りしておくと、ダンベルトレーニングの効果には個人差があり、「これを使えば必ず二の腕が引き締まる」というものではありません。ボクササイズのシャドー用途から自宅の筋トレ用途まで、目的の異なる4本を選びました。こちらの金額は記事作成時点のものです。状況により前後することがあります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・カラーを確認してください。
4本を並べると、想定する用途がはっきり分かれています。ボディメーカーのシャドーダンベルSPとリーボックのダンベルセットは、シャドーボクシングや軽めの筋トレに向く手頃な価格帯のモデル、ボディメーカーのPUダンベルとアイロテックのラバーダンベルセットは、下半身種目を含む本格的な筋力トレーニングを見据えた重量級のモデルというすみ分けがされています。
これからボクササイズにダンベルを取り入れる人は、まずシャドーダンベルSPやリーボックの軽量モデルで「持ちながら動く」感覚に慣れることを優先するのがおすすめです。クラスの筋トレパートについていけるくらい体力がついてきたら、PUダンベルやアイロテックのラバーダンベルセットのような重量級のモデルで、下半身種目を中心とした本格的なトレーニングにステップアップしていく流れが無理なく続けやすいでしょう。
価格や仕様は変動する可能性があるため、購入前に必ず各商品ページで最新の情報を確認してください。また、重量のあるダンベルは配送サイズも大きくなりやすいため、玄関やエレベーターのサイズも事前に確認しておくと安心です。
ボディメーカー(BODYMAKER)シャドーダンベルSP KK007
参考価格2,200円
格闘技・トレーニング用品を扱うボディメーカーのシャドーボクシング向け軽量ダンベル。手の形に沿ったグルーブ(溝)付きグリップで握りやすく、鋳鉄にPVC・NBR素材を組み合わせた作りとされています。1個あたり約1.8kgとシャドー用としてはやや重めの設計で、ウォーキングやジョギングとの組み合わせでも案内されています。
ここが良い
- 格闘技専門ブランドの製品で、ボクササイズ用途を想定した設計とされている
- 手の形に沿ったグリップで、握り続けても手のひらに余計な力が入りにくいとされる
- 価格が手頃で、初めてシャドー用ダンベルを試したい人にも取り入れやすい
注意点
- 1.8kgという重量は、シャドーの中でもやや重めで、初心者はフォームに注意が必要
- 筋トレのメイン種目(スクワットなど)にはやや軽く、物足りなさを感じる場合がある

リーボック(Reebok)ダンベルセット RAWT-18001〜18005
5.00(1件のレビュー)
参考価格1,320円〜(重量により変動)
スポーツブランド、リーボックのソフトコーティングダンベルシリーズ。1kg・2kg・3kg・4kg・5kgと幅広い重量帯が展開されており、床への傷を抑えやすいコーティングと、転がりにくい形状が特徴とされています。シャドー用の軽量重量から、筋トレの補助種目に使える重量まで選べる汎用性の高さが魅力です。
ここが良い
- 重量バリエーションが豊富で、目的や体力に合わせて選びやすい
- コーティング仕様で、フローリングでの使用でも床を傷つけにくいとされる
- 知名度のあるスポーツブランドで、初めてのダンベル購入でも選びやすい
注意点
- 重量ごとに別売りのため、複数の重さを揃えると費用がかさみやすい
- 可変式のように1台で完結する仕組みではないため、収納スペースが必要になる
ボディメーカー(BODYMAKER)PUダンベル 30kg PD0073000K
参考価格15,180円
床への傷を抑えやすいPU(ポリウレタン)コーティングを施した固定式ダンベル。ローレット加工されたグリップで、汗をかいた手でも滑りにくい設計とされています。ボクササイズのクラス後に行う筋トレパートや、自宅でのスクワット・デッドリフトなど本格的な下半身トレーニングを想定した重量帯のモデルです。
ここが良い
- PUコーティングで、フローリングやジョイントマットの上でも比較的傷がつきにくいとされる
- ローレット加工のグリップで、汗をかいた状態でも握りやすいとされる
- 90日保証があり、初めての高重量ダンベル購入でも安心感がある
注意点
- 30kgと重量があるため、フィットネス目的の初心者がいきなり扱うには重すぎる場合がある
- 配送時のサイズ・重量が大きく、設置スペースや搬入経路の確認が必要

IROTEC(アイロテック)ラバーダンベル 40kgセット
4.44(1,560件のレビュー)
参考価格15,950円
トレーニング器具専門ブランド、アイロテックのラバーコーティングダンベルセット。20kgのダンベルシャフトが2本、合計40kg分のプレートが付属し、プレートの組み合わせを変えることで重量を調整できる可変式タイプです。ラバー仕様のため、床への衝撃や打痕を抑えやすいとされています。
ここが良い
- 専門ブランドの製品で、プレートの組み替えにより幅広い重量に対応できる
- ラバー仕様で、フローリングでの使用時も比較的静かに扱いやすいとされる
- 長期的に重量を上げていきたい人にとって、買い替えの必要が少なく経済的とされる
注意点
- 4本の中で最も高価格帯
- プレートの組み立て・付け替えにドライバーなどの作業が必要で、他の3本ほど手軽には扱えない
■ スペック比較表
| 商品 | リーボック(Reebok)ダンベルセット RAWT-18… | IROTEC(アイロテック)ラバーダンベル 40kgセッ… | ||
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 2,200円 | 1,320円〜(重量により変動) | 15,180円 | 15,950円 |
| 購入 | ||||
| タイプ | シャドーダンベル(軽量固定式) | ソフトコーティング固定式ダンベル | PUコーティング固定式ダンベル | ラバーコーティング可変式ダンベルセット |
| 重量 | 約1.8kg × 2個セット | — | 30kg(1個) | — |
| 素材 | 鋳鉄・PVC・NBR | 鉄芯 + 樹脂コーティング | — | — |
| 対応シーン | シャドーボクシング・ウォーキング・ジョギング | シャドーボクシング〜自宅筋トレ全般 | スクワット・デッドリフトなど下半身トレーニング | 筋力アップを目的とした本格的な自宅トレーニング |
| 重量ラインナップ | — | 1kg / 2kg / 3kg / 4kg / 5kg(1個あたり) | — | — |
| 直径目安 | — | — | 約19.3cm | — |
| 総重量 | — | — | — | 40kg(20kg×2本、プレート組み替えで調整可能) |
| シャフト径 | — | — | — | 約28mm |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
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なぜボクササイズのクラスにダンベルが登場するのか
キックボクシングやボクササイズのグループレッスンでは、なわとびやシャドーボクシングだけでなく、数百グラム〜1kg程度の軽いダンベルを両手に持って腕を振る時間が設けられていることがあります。これは競技としてのボクシングの練習メニューというより、フィットネスプログラムとして「有酸素運動に上半身への軽い負荷を加える」目的で組み込まれていることが多いとされています。
軽量なダンベルを持ってパンチの動作を繰り返すと、腕だけを動かすよりも肩や二の腕まわりの筋肉を使う感覚が強くなるとされ、二の腕の引き締めを意識したいという参加者の目的にも合いやすいメニューだと言われています。ただし、重すぎるダンベルを持って高速でパンチ動作を繰り返すと、肘や肩の関節に負担がかかりやすいとされているため、クラスで使われるダンベルはあくまで軽量なものが中心です。
また、クラスの後半で行われる筋トレパートでは、より重量のあるダンベルを使ってスクワットやショルダープレスなど全身運動を行うプログラムを取り入れているジムもあります。これは有酸素運動としてのボクササイズと、筋力トレーニングとしてのダンベルエクササイズを組み合わせることで、消費カロリーや基礎代謝の向上を狙ったプログラム構成だとされています。
この記事はあくまでフィットネス・ダイエット目的でキックボクシングやボクササイズを楽しんでいる人を想定しています。競技としてのボクシング選手が行う専門的な補強トレーニングには立ち入らず、初心者が「まず1〜2セット選んで、無理なく続ける」ための情報に絞って解説していきます。
この記事のスタンス
ダンベルトレーニングの効果には個人差が大きく、体重や運動強度、頻度によっても変わります。「〜とされる」「〜と言われている」という表現にとどめ、断定は避けています。持病がある方、妊娠中の方、運動を長期間していなかった方は、始める前にかかりつけ医に相談することをおすすめします。
ダンベルの種類を知る — 用途によって選ぶタイプが変わる
ひとくちに「ダンベル」と言っても、重量帯や構造によって用途は大きく異なります。ボクササイズのシャドー用と、筋トレ用とでは選ぶべきタイプが変わってくるため、まずは代表的な種類を押さえておきましょう。
■ シャドーダンベル(軽量・手のひらサイズ)
数百グラム〜1kg前後の軽量タイプで、握りやすいグリップ形状になっているものが多く、シャドーボクシングやウォーキング中に持って腕を振ることを想定して作られているとされています。ボクシング専門ブランドから展開されているモデルもあり、フィットネスジムのクラスで配布されるダンベルもこのタイプであることが多いです。
■ 固定式ダンベル(1個ずつ重量が決まっているタイプ)
2kg、5kg、10kgなど、あらかじめ重量が固定されたダンベルです。ラバーやウレタン(PU)でコーティングされたモデルは、床への衝撃や傷を抑えやすいとされ、自宅トレーニングでも扱いやすいタイプとして案内されています。種目や体力の変化に応じて買い足していく必要がありますが、1個あたりの構造がシンプルで壊れにくいとされています。
■ 可変式(アジャスタブル)ダンベル
プレートを付け替えたり、ダイヤルを回したりすることで重量を変えられるタイプです。1台で複数の重量を賄えるため、置き場所を節約したい人や、種目によって重量を変えたい人に向いているとされています。反面、プレートの着脱や重量変更にひと手間かかるモデルもあり、テンポよく次々に種目をこなしたいサーキット的なトレーニングにはやや不向きな場合もあります。
選び方1: シャドーボクシング用は「軽さ」を優先する
ボクササイズのクラスでシャドーボクシングと組み合わせて使うダンベルを選ぶ場合、最初に押さえておきたいのは「重さより軽さを優先する」という考え方です。
腕を素早く振る動作にダンベルの重量が加わると、見た目以上に肩や肘の関節への負荷が増えるとされています。特にパンチの軌道を素早く繰り返す動作では、重すぎるダンベルを持つとフォームが崩れやすく、狙った筋肉ではなく反動でこなしてしまうことにもつながりかねません。目安として、初めてシャドー用にダンベルを取り入れる場合は0.5〜1kg程度から始め、フォームが安定してから徐々に重量を検討するのが無難とされています。
また、シャドー用のダンベルは長時間握り続けることになるため、グリップの握りやすさも重要な要素です。表面が滑りにくい素材でコーティングされているモデルや、手のひらの形状に沿ったカーブがあるモデルは、汗をかいても持ちやすいとされています。
重すぎるダンベルでのシャドーは避ける
インターネット上には「重いダンベルを持ってシャドーをすれば効果が高い」という情報も見られますが、フォームが崩れた状態で高速に腕を振ると、肩関節を痛める可能性があるとされています。肩や肘に違和感がある場合は無理をせず、軽い重量から再開するか、いったん中止して医療機関に相談することをおすすめします。
選び方2: 筋トレ用は「伸びしろ」を考えて重量帯を選ぶ
クラスの筋トレパートや自宅での補強運動として使うダンベルは、シャドー用とは違い、ある程度の重量が必要になる場面が多くなります。
初心者の場合、女性であれば2〜5kg、男性であれば5〜10kg程度から始めるケースが多いとされていますが、これはあくまで一般的な目安であり、体力や運動経験には個人差があります。スクワットやランジなど下半身種目では上半身種目よりも扱える重量が大きくなる傾向があるため、複数の重量を用意できる可変式ダンベル、あるいは異なる重量の固定式ダンベルを何個か揃えておくと、種目に応じて使い分けやすくなります。
床への衝撃や傷が気になる場合は、ラバーやPU(ポリウレタン)でコーティングされたモデルを選ぶと、床を保護しやすいとされています。フローリングの部屋でトレーニングする人や、集合住宅に住んでいる人は、コーティングの有無を商品ページで確認しておくとよいでしょう。
選び方3: グリップと素材 — 汗をかいても滑りにくいか
ボクササイズ由来のトレーニングは、なわとびやシャドーボクシングと組み合わせて行うことが多く、手のひらに汗をかいた状態でダンベルを握る場面が少なくありません。グリップの素材や形状も、選ぶ際に見ておきたいポイントです。
グリップ部分がローレット加工(滑り止めの網目加工)されているモデルや、ラバー・ウレタン素材でコーティングされているモデルは、汗をかいても滑りにくいとされています。金属がむき出しのシンプルな鉄アレイタイプは価格が手頃な一方、汗ばんだ手では滑りやすく感じることもあるため、ボクササイズと組み合わせて使う場合はコーティングタイプを検討するとよいでしょう。
また、六角形や四角形など「転がりにくい形状」のダンベルは、床に置いたときに勝手に転がっていかないため、フィットネスクラスのように複数人が同じスペースでダンベルを使う環境でも扱いやすいとされています。
ボクササイズ動作にダンベルを取り入れるときの注意点
ダンベルを持ってパンチ動作を行う場合、通常のシャドーボクシングとは異なる注意点がいくつかあります。ジムのインストラクターの指導がない環境で自己流に取り入れる場合は、特に気をつけたいポイントです。
- 1肘を完全に伸ばしきらない。ダンベルを持った状態でパンチの動作を伸ばしきると、勢いがついた分だけ肘関節に負担がかかりやすいとされています。軽く肘の曲がりを残す意識を持つと、負荷を筋肉で受け止めやすくなります。
- 2スピードよりもフォームを優先する。素手のシャドーボクシングと同じ速さで振ろうとすると、ダンベルの重みで肩が引っ張られ、フォームが崩れやすくなります。まずはゆっくりとしたペースで正しい軌道を確認しながら行うとよいでしょう。
- 3短い時間で区切って行う。ダンベルを持った状態での連続運動は、通常のシャドーボクシングよりも早く疲労が蓄積しやすいとされています。30秒〜1分程度で区切り、休憩を挟みながら行うと、フォームの崩れを防ぎやすくなります。
- 4違和感を覚えたらすぐに中断する。肩や肘、手首に痛みや違和感を感じた場合は、無理に続けず、いったんダンベルを置いて様子を見てください。違和感が続く場合は自己判断せず、医療機関に相談することをおすすめします。
肩を痛めやすい人は特に慎重に
過去に四十肩・五十肩や肩の怪我を経験したことがある方、腱板に不安がある方は、ダンベルを持ったパンチ動作が負担になる場合があります。事前にかかりつけ医や理学療法士に相談し、問題がないことを確認してから取り入れることをおすすめします。
自宅トレーニングで気をつけたいこと — 収納・床・音
ジムのレッスンだけでなく、自宅でもダンベルトレーニングを取り入れたいと考える人は多いでしょう。ただし、重量のある道具ならではの注意点もあります。
固定式ダンベルを複数の重量帯で揃えると、思った以上に収納スペースを取ります。玄関脇や部屋の隅にラックを置くスペースがない場合は、1台で重量を変えられる可変式ダンベルのほうが省スペースになるとされています。逆に、頻繁に重量を変える必要がない、あるいは複数人で使う場合は、固定式のほうがすぐに使い始められて扱いやすいという声もあります。
ダンベルを床に置いたり下ろしたりする際の音や振動も、集合住宅では配慮が必要なポイントです。ラバーやPUコーティングされたモデルは、鉄アレイむき出しのタイプに比べて着地音を抑えやすいとされていますが、それでも重量のあるダンベルを勢いよく下ろすと大きな音が出ることがあります。トレーニングマットを床に敷く、ダンベルはゆっくり下ろす、といった工夫を心がけるとよいでしょう。
床の傷対策としては、ダンベル専用のマットやジョイントマットを敷いておくと、フローリングへのダメージを軽減しやすいとされています。特に重量のある固定式・可変式ダンベルを使う場合は、床の保護も合わせて検討することをおすすめします。
グローブやウェアとの組み合わせも忘れずに
ダンベルトレーニングはシャドーボクシングや筋トレパートとして単独で行うことが多いですが、その前後に続くミット打ちやグローブトレーニングまで含めて考えると、他の道具との組み合わせも意識しておきたいところです。
ダンベルを持ってパンチ動作を行った直後にグローブを着けると、汗ばんだ手のままグローブを着用することになり、インナーグローブやラップが傷みやすくなるとも言われています。可能であれば、ダンベルパートの後に一度手を拭く、あるいは吸汗性の高いラップを使うといった工夫も、道具を長持ちさせるちょっとしたコツです。
足元については、ダンベルを使った下半身種目(スクワットなど)を行う際、クッション性のあるトレーニングシューズを履くことで、着地や踏ん張りの負担をやわらげやすいとされています。ジムのレッスンでボクシングシューズを使っている場合、フラットなソールは踏ん張りが利きやすい反面、クッション性はやや控えめなことが多いため、自宅での筋トレパートでは別のシューズに履き替えることも検討してみてください。
続けるための工夫 — 「重量」より「フォームの安定」を優先する
ダンベルトレーニングは、重量を追い求めるほど達成感を得やすい面がある一方、フォームが崩れた状態で重量だけを増やしていくと、怪我のリスクも高まるとされています。ダイエットや健康維持が目的であれば、無理な重量設定よりも、続けやすいペースを見つけることのほうが重要だと言われています。
初心者のうちは、軽めの重量で正しいフォームを身につけることを最優先にし、慣れてきたら少しずつ重量を上げていく「漸進性過負荷」と呼ばれる考え方が、トレーニングの基本とされています。1回で急に重い重量に挑戦するのではなく、数週間かけて段階的に負荷を上げていくほうが、怪我のリスクを抑えながら継続しやすいでしょう。
ジムのクラスで指導を受けられる場合は、インストラクターにフォームを確認してもらうことも有効な手段です。自宅で一人で行う場合は、鏡の前でフォームを確認しながら行う、あるいはスマートフォンで動画を撮って後から見返すといった工夫も、フォームの崩れに気づくきっかけになります。
記録をつけることも、モチベーション維持につながるとされています。使用した重量やセット数、回数をメモしておくと、数週間、数か月というスパンで見たときに「以前より重い重量を扱えるようになった」という変化に気づきやすくなります。
毎日高負荷で行う必要はない
ダンベルを使った筋力トレーニングは、筋肉の回復のために適度な休息日を挟むことが推奨されているとされています。毎日欠かさず高い負荷で行う必要はなく、週2〜3回のジムのレッスンに合わせて取り入れる、あるいは部位を分けて日替わりで行うといったペース配分でも十分な効果が期待できるとされています。関節に違和感がある場合は、無理をせず休むようにしてください。
お手入れと保管方法
ダンベルは比較的シンプルな道具ですが、使用環境や素材によって少しずつ劣化していきます。長く使うために気をつけたいポイントを整理しておきます。
ラバーやPUコーティングされたダンベルは、直射日光や高温多湿の環境に長時間置かれると、素材が硬化したりひび割れたりしやすくなるとされています。使用後は風通しの良い場所で保管し、屋外や車のトランクなど高温になりやすい場所への放置は避けたほうが無難です。
グリップ部分は汗や皮脂が付着しやすい箇所です。使用後に乾いた布で軽く拭き取っておくだけでも、ベタつきや劣化を遅らせやすいとされています。可変式ダンベルのプレート固定部分は、緩みがないか定期的に確認し、緩んでいる場合は使用前にしっかり締め直す習慣をつけましょう。
床に置く際は、ダンベル専用のマットやジョイントマットを敷いておくと、床への傷や振動をある程度抑えられるとされています。重量のあるダンベルを乱暴に置いたり落としたりすると、床の破損だけでなく、シャフトの変形やプレートの破損につながる可能性もあるため、丁寧に扱うことを心がけてください。
よくある質問
Qボクササイズのクラスでダンベルを使う理由は何ですか?
Aジムやプログラムによって目的は異なりますが、シャドーボクシングに軽い負荷を加えて上半身の筋持久力を高めたり、クラス後半の筋トレパートで全身運動を行ったりする目的で取り入れられていることが多いとされています。競技としてのボクシング選手が行う専門トレーニングとは目的が異なる点に注意してください。
Qシャドーボクシング用のダンベルはどれくらいの重さを選べばいいですか?
A初めて取り入れる場合は0.5〜1kg程度の軽量なものから始めるのが無難とされています。重すぎるダンベルを持って高速にパンチ動作を繰り返すと、肩や肘の関節に負担がかかりやすいとされているため、フォームが崩れない範囲の重さを選ぶことが大切です。
Q筋トレ用のダンベルは何kgから始めればいいですか?
A個人差が大きいためあくまで目安ですが、初心者の場合、女性は2〜5kg、男性は5〜10kg程度から始めるケースが多いとされています。まずは軽めの重量で正しいフォームを身につけ、慣れてきたら少しずつ重量を上げていく方法がすすめられています。
Q固定式と可変式、どちらを選べばいいですか?
A収納スペースに余裕がなく、1台で複数の重量に対応したい場合は可変式が向いているとされています。一方、重量変更の手間をかけずにすぐトレーニングを始めたい場合や、複数人で共有して使いたい場合は、固定式のほうが扱いやすいという声もあります。トレーニングの頻度や設置スペースに応じて選んでみてください。
Qダンベルトレーニング中に肩や肘が痛くなります。中止したほうがいいですか?
Aフォームが崩れた状態で重量を扱うと、肩や肘の関節に負担がかかりやすいとされています。違和感を覚えたらいったんダンベルを置いて休み、軽い重量に落として様子を見てください。痛みが続く、あるいは強くなる場合は自己判断せず、早めに医療機関に相談することをおすすめします。
Q妊娠中でもダンベルトレーニングをしてよいですか?
A妊娠中の運動については体調や妊娠週数によって適否が大きく異なるとされています。自己判断でダンベルトレーニングを始めたり継続したりせず、必ず担当の産婦人科医に相談し、許可を得た範囲で行うようにしてください。
Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?
Aシャドー用の軽量ダンベルであれば1,300〜2,200円程度で購入できます。筋トレ用の本格的な固定式・可変式ダンベルになると、重量帯によって1万5千円前後からが目安です。最初の1本であれば、無理に高額なものを選ぶ必要はなく、まずは手頃な軽量タイプで「続けられるかどうか」を試してみるのがおすすめです。
迷ったらこれ|この記事のNo.1
ボディメーカー(BODYMAKER)シャドーダンベルSP KK007
参考価格 2,200円
向いている人:クラスのシャドーボクシングパートに自分用のダンベルを持ち込みたい人
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