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野球用肘サポーターの選び方|投球障害予防のおすすめ4選
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野球用肘サポーターの選び方|投球障害予防のおすすめ4選

投球後に肘の違和感や張りを感じる人向けに、野球用肘サポーターの選び方を「目的」「サイズ」「素材」の3つの視点からやさしく解説。打者用のエルボーガードとの違いや、痛みが続く場合の注意点も整理したうえで、候補になりやすい肘サポーター4個を比較します。

公開:更新:執筆:SPOGEAR編集部

本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。掲載商品は編集部が楽天市場・Yahoo!ショッピングで販売実態を確認したうえで選定しており、広告主の意向で評価を変えることはありません。編集方針を見る →

投げ込みの翌日に肘が張っている、練習が続くと肘の奥に違和感が出てくる、少年野球に通う子どもが「肘が痛い」と言い出した——野球を続けていると、こうした肘のサインに向き合う場面は少なくありません。ドラッグストアやスポーツ用品店の売り場には「肘サポーター」「エルボースリーブ」「エルボーガード」といった名前の商品が並んでいますが、名前が似ているだけで役割が全く違う商品も混在しており、何を基準に選べばいいのか分かりにくいのが実情です。この記事では、野球用の肘サポーターについて、そもそも何のために使うのか、サイズや素材のどこを見ればいいのか、打者用の防具である「エルボーガード」とはどう違うのかを、専門用語をかみ砕きながら整理しました。最後には、実際に選ばれやすい肘サポーター4個も比較しています。

この記事でわかること

  • 肘サポーターは「何のために」付けるのかを最初に整理する
  • そもそも何を見て選べばいいのか
  • 「目的」の読み方 — コンディショニング用・テーピング代用タイプの違い
  • 「サイズ」の測り方 — 肘周りcmとS/M/Lの目安
  • 「素材」の読み方 — 伸縮性・UVカット・蒸れにくさの違い
  • 打者用の「エルボーガード」との違いに注意
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おすすめの野球肘サポーター4選

候補の紹介に入る前に、一点触れておきます。これらを着ければ肘の痛みが必ず改善する、という話ではありません。いずれも投球用のコンディショニングサポーターとして商品ページで案内されているものの中から、対象年代・素材・価格帯のバランスが異なる4個を選びました。価格や在庫はショップによって変動するため、購入前に商品ページで最新の価格・サイズ・カラーを確認してください。

4個を並べると、想定している用途の違いが見えてきます。ミズノはテーピングの代用として、ブレイスレボは痛み予防・リハビリ中のケアとして、バンテリンは生活テーピング理論に基づく立体編みでひじの動きをサポートする手頃な定番品として、マクダビッドはシンプルなコンディショニング用として、それぞれ少しずつ役割が異なる位置づけです。

どれがベストかは、今の自分の状態や目的によって変わります。テーピングの代わりを探しているなら1個目、投球後の痛みや違和感が続いていて用途を絞った商品を探しているなら2個目、ドラッグストアでも見かける定番ブランドで手軽にひじの動きをサポートしたいなら3個目、日焼け対策も兼ねたシンプルな1個を探しているなら4個目、という基準で選べば、大きな失敗は避けられるはずです。価格・在庫は変動するため、購入前に必ず商品ページで最新情報を確認してください。

価格面では、バンテリンやマクダビッドのようなコンディショニングを主目的としたモデルが比較的手頃な価格帯に位置づけられることが多く、ブレイスレボのように「痛み予防・リハビリ中」向けと明確にうたっているモデルは、サイズ展開の細かさもあってやや価格が上がる傾向があります。まずは日常使いできる手頃な1個から試し、投球後の違和感が続くようであれば、より用途を絞った商品への切り替えや、医療機関への相談を検討するという順番でも問題ありません。

なお、今回紹介した4個はいずれも「投球用の肘サポーター(コンディショニング用品)」であり、打者用の防具であるエルボーガードとは別カテゴリーの商品です。用途を混同しないよう、購入前に商品ページの説明をよく確認してください。

No.1ミズノ 野球専用ベースボールサポーター(右肘用/左肘用)12JY5X0209/12JY5X0309
大手メーカーのテーピング代用モデル

ミズノ 野球専用ベースボールサポーター(右肘用/左肘用)12JY5X0209/12JY5X0309

5.00(1件のレビュー)

大手スポーツメーカー・ミズノによる野球専用のベースボールサポーター。「着けるだけでテーピングを付けた時と同じように肩、肘をサポート」とうたわれており、テーピングの代用として使いたい選手に向けて案内されている定番モデルです。右肘用・左肘用がそれぞれ別番号で用意されています。

こんな人に大手メーカーの安心感を重視したい人、テーピングの代わりとして日常的に使いたい選手
サイズひじ頭周囲 S-M:20-24cm/M-L:23-27cm(目安)
カラーブラック(09)
対象右肘用(12JY5X0209)/左肘用(12JY5X0309)
素材ポリエステル・ポリウレタン
原産国日本製
特徴着けるだけでテーピングを付けた時と同じように肩・肘をサポート(商品ページ記載)

ここが良い

  • 大手メーカー・ミズノの製品で、品質面の安心感がある
  • テーピングの代用として案内されており、毎回テーピングを巻く手間を減らしたい選手に向いているとされる
  • 右肘用・左肘用が別番号で分かれており、利き腕に合わせて選びやすい

注意点

  • サイズ展開がS-M/M-Lの2段階のみで、ジュニアの小さな肘には対応しない場合がある
  • デザインはブラック1色のみで、カラーバリエーションを求める人には選択肢が少ない
価格を確認しています
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No.2BRACEREVO(ブレイスレボ) 投球サポーター 肘 ひじ サポーター 右腕用/左腕用
痛み予防・リハビリ中のケアを想定した投球専用モデル

BRACEREVO(ブレイスレボ) 投球サポーター 肘 ひじ サポーター 右腕用/左腕用

4.59(17件のレビュー)

オーバーヘッドスポーツ全般(野球・ソフトボール・バレーボール・バドミントン・ハンドボール・陸上の投てき種目など)を対象にした投球専用サポーター。「痛みがある方・ケガを予防したい方・リハビリ中の方」向けと明記されており、より用途を絞った1個です。

こんな人に投球後の肘の違和感が続いている選手、より用途を絞ったケア用品を探している人
サイズ1(装着する肘)右肘用/左肘用
サイズ2(上腕周り)SS:18-23cm/S:22-28cm/M:27-35cm/L:34-42cm(目安)
素材ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン
対象者痛みがある方・ケガを予防したい方・リハビリ中の方(商品ページ記載)
対象競技野球・ソフトボール・バレーボール・バドミントン・ハンドボール・陸上の投てき種目など

ここが良い

  • SS〜Lまで4段階のサイズ展開があり、子どもから大人まで幅広い体格に対応しやすい
  • 「痛みがある方・リハビリ中の方」向けと明記されており、用途がはっきりしている
  • 野球以外のオーバーヘッドスポーツにも対応しており、複数競技を掛け持ちする選手にも使いやすい

注意点

  • 4個の中では価格が高めで、まず試しに使ってみたいという段階には少し手が出しにくい場合がある
  • 本品は肩・肘の疾患を治療できるものではないと明記されており、痛みの原因そのものへの対処は別途必要
No.3興和 バンテリンコーワサポーター ひじ用 ふつうサイズ ブラック
ドラッグストアでも買える定番サポーター

興和 バンテリンコーワサポーター ひじ用 ふつうサイズ ブラック

参考価格約1,078円

バンテリンコーワのひじ用サポーター。「生活テーピング理論」に基づき、伸縮率の異なる3種類のナイロン繊維を立体的に編み上げた設計で、関節の動きにフィットしながらズレ上がりやズレ下がりを防ぐとされています。左右共用の1枚入りです。

こんな人に投球後のヒジの違和感をやわらげたい人、まず手頃な価格で試したい人
ブランド興和(バンテリンコーワ)
サイズふつう:ひじ下周囲22〜25cm(小さめ19〜22cm/大きめ25〜28cm もあり)
素材ナイロン、ポリウレタン
カラーブラック
左右左右共用(1枚入り)

ここが良い

  • 1,000円前後と手頃で、初めての肘サポーターとして試しやすい
  • 小さめ・ふつう・大きめの3サイズから、ひじ下周囲に合わせて選べる
  • 左右共用で使い回しやすい

注意点

  • 医療機器ではなく治療を目的とした製品ではない
  • 野球の投球動作に特化した設計ではなく、日常生活のサポートを想定したモデル
No.4マクダビッド(McDavid) コンディショニングエルボースリーブ MA106
海外ブランドのシンプルなコンディショニングモデル

マクダビッド(McDavid) コンディショニングエルボースリーブ MA106

サポーター用品で世界的に知られるアメリカのブランド・マクダビッドによる、ひじのコンディショニングをサポートするエルボースリーブ。UVカット99%以上、左右兼用というシンプルな設計で、野球に限らず幅広いスポーツで使われているモデルです。

こんな人に海外ブランドの定番モデルを試したい人、日焼け対策も兼ねてシンプルなサポーターを探している選手
サイズ(ひじ周り)S:約20-23cm/M:約23-26cm/L:約26-29cm(目安)
カラーブラック
素材ナイロン、ポリウレタン
機能UVカット99%以上、左右兼用、コンプレッションサポート
特長フレックス×フラットニット製法、擦れに強いニット生地(商品ページ記載)

ここが良い

  • サポーター用品で世界的に知られるブランドの製品で、野球以外の競技での実績も豊富とされる
  • UVカット機能があり、屋外での長時間練習が多い選手の日焼け対策にもなる
  • 左右兼用のためサイズ選びがシンプルで、右投げ・左投げどちらでも同じ商品を使える

注意点

  • 海外ブランドのため、サイズ表記が日本メーカーのcm表記と単純比較しにくい場合がある
  • カラー展開がブラック1色のみ
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■ スペック比較表

商品ミズノ 野球専用ベースボールサポーター(右肘用/左肘用)12JY5X0209/12JY5X0309ミズノ 野球専用ベースボールサポーター(右肘用/左肘用)…BRACEREVO(ブレイスレボ) 投球サポーター 肘 ひじ サポーター 右腕用/左腕用BRACEREVO(ブレイスレボ) 投球サポーター 肘 …興和 バンテリンコーワサポーター ひじ用 ふつうサイズ ブラック興和 バンテリンコーワサポーター ひじ用 ふつうサイズ …マクダビッド(McDavid) コンディショニングエルボースリーブ MA106マクダビッド(McDavid) コンディショニングエルボ…
参考価格——約1,078円—
購入
サイズひじ頭周囲 S-M:20-24cm/M-L:23-27cm(目安)—ふつう:ひじ下周囲22〜25cm(小さめ19〜22cm/大きめ25〜28cm もあり)—
カラーブラック(09)—ブラックブラック
対象右肘用(12JY5X0209)/左肘用(12JY5X0309)———
素材ポリエステル・ポリウレタンポリエステル、ナイロン、ポリウレタンナイロン、ポリウレタンナイロン、ポリウレタン
原産国日本製———
特徴着けるだけでテーピングを付けた時と同じように肩・肘をサポート(商品ページ記載)———
サイズ1(装着する肘)—右肘用/左肘用——
サイズ2(上腕周り)—SS:18-23cm/S:22-28cm/M:27-35cm/L:34-42cm(目安)——
対象者—痛みがある方・ケガを予防したい方・リハビリ中の方(商品ページ記載)——
対象競技—野球・ソフトボール・バレーボール・バドミントン・ハンドボール・陸上の投てき種目など——
ブランド——興和(バンテリンコーワ)—
左右——左右共用(1枚入り)—
サイズ(ひじ周り)———S:約20-23cm/M:約23-26cm/L:約26-29cm(目安)
機能———UVカット99%以上、左右兼用、コンプレッションサポート
特長———フレックス×フラットニット製法、擦れに強いニット生地(商品ページ記載)

※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。

※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

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肘サポーターは「何のために」付けるのかを最初に整理する

「野球 肘サポーター」で検索すると、コンプレッション素材でできた薄手のスリーブ状の商品から、テーピングの代わりとして使う伸縮タイプ、アイシング用のベルト、さらには打者が死球から肘を守るための硬いプロテクター(エルボーガード)まで、見た目も機能も異なる商品が一緒くたに表示されます。まずここを整理しないと、投球側の肘のケアをしたいのに打者用の防具を買ってしまう、といったミスマッチが起こりやすくなります。

この記事で扱う「肘サポーター」は、主に投球動作を繰り返す選手(ピッチャーに限らず、内野手・外野手・捕手を含むすべての投げる選手)が、肘関節を保温したり、軽く圧迫したりすることで、投球後の張りやだるさをケアするために装着する伸縮性のあるサポーターを指します。医療機関で処方される治療用の装具とは異なり、あくまで運動時のコンディショニングや違和感の予防を目的とした市販品である点は、最初に押さえておきたいポイントです。

一方、バッターボックスで死球から肘を守るための硬質パーツが入ったプロテクターは「エルボーガード」と呼ばれ、まったく別のカテゴリーの防具です。高校野球など大会によっては使用できる規格が細かく決められていることもあり、投球用のサポーターとは選び方も装着シーンも異なります。この違いについては後の章で改めて詳しく触れます。

「肘が痛いから何かサポーターを買えば治る」という考え方は禁物です。サポーターはあくまで違和感のケアや予防のための道具であり、痛みの原因そのものを治療するものではありません。特に成長期の子どもに多い「野球肘(リトルリーグエルボー)」のように、投げすぎによる骨や軟骨への負担が疑われる場合は、サポーターに頼る前に、まず投球数や練習頻度を見直し、痛みが続くようであれば整形外科やスポーツクリニックを受診することが優先されます。この記事はあくまで、その前提を踏まえたうえでの「日々のコンディショニング用品としての肘サポーター」の選び方を扱うものです。

この記事のスタンス

サポーターの効果については「〜とされる」「〜を目的とした商品」という表現にとどめています。市販の肘サポーターは治療器具ではなく、あくまで運動時の保温・軽い圧迫・違和感のケアを目的とした用品です。痛みが強い、長引く、腫れがあるといった場合は、サポーターで様子を見るのではなく、早めに医療機関に相談することをおすすめします。

そもそも何を見て選べばいいのか

肘サポーターの商品ページには、対象部位(右肘用・左肘用・左右兼用)、サイズ(肘周りのcm表記)、素材(ポリエステル・ナイロン・ポリウレタンなど)、機能(コンプレッション、UVカットなど)、価格といった情報が並んでいます。すべてを一度に覚える必要はありませんが、まず押さえておきたいのは「使う目的」「サイズ」「素材」の3つです。

目的は、投球後のコンディショニングとして日常的に使うのか、練習や試合中も違和感を感じにくくするために装着するのか、リハビリの一環として使うのかによって、選ぶべき商品の締め付けの強さや構造が変わってきます。サイズは、肘周りの実寸に対してどれだけフィットするかに関わり、緩すぎればズレて意味をなさず、きつすぎれば血行を妨げてしまう恐れもあります。素材は、汗をかく季節に蒸れにくいか、伸縮性が投球動作を妨げないかといった、日々使い続けられるかどうかに関わってきます。

少年野球でチームに所属している子どもの場合、コーチやチームメイトの保護者から「肘周りを測ってサイズ表を確認してから買うといい」とアドバイスをもらえることもあります。一方、大人になってから草野球を始めた人や、体育の授業・部活動で急に必要になった人は、そうした情報が手に入りにくく、商品ページの数字だけを頼りに選ばざるを得ないことも多いはずです。

なお、この記事で紹介する肘サポーターは、いずれも医療機器ではなく、運動時のコンディショニングを目的としたスポーツ用品です。痛みの原因や重症度の判断は商品の説明文だけでは分からないため、違和感が続く場合は自己判断せず、早めに専門家に相談する視点を持っておくことが大切です。

「目的」の読み方 — コンディショニング用・テーピング代用タイプの違い

肘サポーターの商品ページをよく見ると、「コンディショニングサポート」「投球専用サポーター」「テーピングを付けた時と同じように肘をサポート」といった、微妙に異なる表現が使われていることに気づきます。これは商品ごとに想定している使用シーンが少しずつ違うためです。

一つ目は、練習や試合前後の保温・軽い圧迫を目的とした「コンディショニング用」のタイプです。薄手のニット素材でできており、投球動作を妨げにくいよう伸縮性が高く設計されているのが特徴とされています。日常的に肘を冷やしたくない、軽く締め付けて安心感を得たいという場合に向いているとされる系統です。

二つ目は、「テーピングの代用」として案内されているタイプです。テーピングを毎回自分で巻くのは時間がかかり、巻き方によって効果にもばらつきが出やすいものですが、こうしたサポーターは着けるだけである程度似た感覚を再現できるとされ、特に頻繁にテーピングを使う選手や、テーピングの巻き方に自信がない選手に向いているとされています。

三つ目は、「痛みがある方・ケガを予防したい方・リハビリ中の方」向けと明記されているタイプです。オーバーヘッドスポーツ全般(野球・ソフトボール・バレーボール・バドミントン・ハンドボール・陸上の投てき種目など)を対象に、右肘用・左肘用を選べるようになっているなど、より用途を絞った設計になっていることが多いとされています。ただし、こうした商品も治療器具ではなく、あくまで運動時の安定・サポートを目的としたものであり、肘の疾患そのものを治療できるものではないと注意書きされている点は共通しています。

どのタイプが合うかは、今の自分の状態(痛みがあるのか、予防目的なのか、日常的な保温目的なのか)によって変わります。迷ったときは、まず「軽い保温・コンディショニング目的」の薄手タイプから試し、投球後の張りが続くようであれば、より用途を絞った投球専用タイプへのステップアップを検討する、という順番でも問題ありません。

「サイズ」の測り方 — 肘周りcmとS/M/Lの目安

肘サポーターのサイズは、多くの商品で「肘周り(ひじ頭周囲)」のセンチメートル表記で案内されています。メジャーを肘の一番出っ張った骨(肘頭)の周りに軽く巻きつけて測るのが一般的な測り方です。

商品によって幅は異なりますが、おおよその目安として、S-M前後で20〜24cm程度、M-L前後で23〜27cm程度、Lサイズで26〜29cm程度としているブランドが多く見られます。ジュニア向けにはさらに小さいSSサイズ(18〜23cm程度)を用意しているブランドもあり、少年野球でプレーする子どもの場合は、こうした小さめのサイズ展開があるかどうかも確認しておきたいポイントです。

サイズが合っているかどうかの確認方法として、装着した状態で腕を曲げ伸ばししてもズレ落ちてこないか、締め付けが強すぎて指先がしびれたり血行が悪くなったりしていないかをチェックする方法がよく紹介されています。サイズ表記が「さかいめ」になる場合は、小さい方のサイズをおすすめしているブランドも多いため、迷ったら商品ページの案内に従うのが無難です。

子どもの肘サポーターは、成長とともにサイズが合わなくなっていく点もグローブなどと同様です。シーズンごとに肘周りを測り直し、きつく感じるようになったら早めにワンサイズ上に買い替える、という運用を前提にしておくと、締め付けすぎによる血行への影響も避けやすくなります。

締め付けすぎに注意

多くの商品の注意書きに共通して書かれているのが「締めつけすぎると血行障害を起こす可能性がある」という点です。フィット感を求めるあまり、ワンサイズ小さいものを選ぶのは避け、必ずサイズ表の目安に沿って選ぶようにしてください。使用中にしびれや変色を感じた場合は、すぐに装着をやめて様子を見ることが推奨されています。

「素材」の読み方 — 伸縮性・UVカット・蒸れにくさの違い

肘サポーターの素材は、ポリエステル・ナイロン・ポリウレタンを組み合わせたコンプレッション(圧迫)素材が主流です。同じ「野球用」というくくりでも、配合比率や編み方によって、伸縮性や蒸れにくさ、UVカット機能の有無が変わってきます。

ポリウレタンの配合比率が高いモデルほど伸縮性に優れ、投球時の肘の曲げ伸ばしを妨げにくいとされる傾向があります。一方でポリエステル比率が高いモデルは、耐久性や速乾性に優れるとされることが多く、汗を頻繁にかく夏場の練習にも使いやすいとされています。

屋外での練習・試合が多い野球というスポーツの特性上、「UVカット99%以上」といった日焼け防止機能をうたっているモデルも珍しくありません。長袖のアンダーシャツを着ない選手や、夏場に長時間屋外で投球練習をする選手にとっては、コンディショニングと日焼け対策を兼ねられる点もチェックしておきたいポイントです。

見た目のデザイン面では、無地のブラック・ネイビーといった定番カラーのほか、シーズンごとの限定グラフィック柄を採用しているブランドもあります。実戦での機能性を最優先するのか、着用時の見た目やモチベーションも重視したいのかによって、選ぶカラー・柄の優先度も変わってくるでしょう。

打者用の「エルボーガード」との違いに注意

ここまで紹介してきた投球用の肘サポーターと、よく混同されやすいのが、バッターが死球から肘を守るために着用する「エルボーガード」です。名前も装着部位も似ているため、初めて用具をそろえる際に間違えて選んでしまうケースも見られます。

エルボーガードは、硬質のプラスチックパーツや樹脂パーツが内蔵された、打者用の防具です。バッティング時に死球を受けた際の衝撃から肘を保護することを主な目的としており、伸縮性のある薄手のコンプレッション素材でできた投球用サポーターとは、構造も装着シーンも大きく異なります。

大会によっては、エルボーガードの色やサイズ、装着可能な範囲について細かいルールが定められていることもあります。少年野球や中学・高校の大会で使用を検討している場合は、事前にチームや大会規定を確認し、規定に適合したモデルを選ぶ必要があります。

この記事で紹介している4個の商品は、いずれも投球後のコンディショニングやケガ予防を目的とした「投球用の肘サポーター」であり、打者用のエルボーガードではありません。バッティング時の防具を探している場合は、別途「エルボーガード」「アームガード」と表記された商品を探すようにしてください。

選び方の3ステップ

ここまでの知識を踏まえて、実際に肘サポーターを選ぶポイントを3つの手順に整理しました。この順序で見ていくと、似た名前の商品に気を取られずに候補を選びやすくなります。

  1. 1今の目的を明確にする。「投球後の保温・コンディショニング」「テーピングの代用」「痛みの予防・リハビリ中のケア」のどれに近いかを考え、目的に近い訴求をしている商品から候補を絞り込みます。痛みが強い場合は、サポーター選びより先に受診を検討してください。
  2. 2肘周りをメジャーで測り、サイズ表に照らして候補を絞る。左右兼用か、右肘用・左肘用が分かれているタイプかも忘れずに確認します。子どもの場合は成長を見込んで、次のシーズンにもう一度測り直す前提で選ぶと安心です。
  3. 3素材と機能で最終候補を決める。伸縮性を重視するのか、UVカットのような付加機能を重視するのか、デザインも含めて選ぶのかを踏まえて絞り込みます。可能であれば、購入前に実際の肘周りのサイズと商品ページの採寸方法が一致しているか確認しておくと失敗しにくくなります。

練習環境に合わせて選ぶのも一つの方法

屋外での長時間練習が多いチームであれば、UVカット機能付きのモデルを、室内練習が中心であれば、より薄手で動きやすさを重視したモデルを、というように、練習環境に合わせて優先順位を変えるのも実用的な選び方です。

使う人・目的別に見る3タイプ

目的・サイズ・素材の組み合わせによって、市販の投球用肘サポーターはおおよそ3つの系統に分けられます。すべてのモデルがきれいに当てはまるわけではありませんが、店頭やネットショップで「このサポーターは自分に合うだろうか」と判断する目安として使ってください。

■ 少年野球チームでの日常的なコンディショニング用に探している家庭向け

サイズ展開が細かく、ジュニア向けの小さめサイズが用意されているブランドを軸に選ぶと失敗しにくいとされています。日本の大手スポーツメーカーの製品であれば、サイズ表記や採寸方法も分かりやすく案内されていることが多いです。

■ 投球数が多く、より用途を絞ったケア用品を探しているピッチャー向け

「痛みがある方・予防したい方・リハビリ中の方」向けと明記された投球専用タイプや、右肘用・左肘用が細かく分かれているタイプが候補になります。ただし、痛みが強い場合はサポーターだけに頼らず、早めの受診も検討してください。

■ 屋外練習が多く、日焼け対策も兼ねたい選手向け

UVカット機能をうたっているコンプレッション素材のモデルが候補になります。左右兼用で、コンディショニング目的にも投球後のケアにも使いやすいとされるタイプが多く見られます。

つけ方と洗濯・お手入れの基本

肘サポーターは、正しく装着し、こまめに手入れをしてこそ本来の使い心地を発揮できる道具です。ここでは、一般的に紹介されている装着とお手入れの基本を紹介します。

装着の基本は、サイズ表に沿った適正サイズを選び、指定された向き・位置に正しく着けることです。多くの商品の注意書きに共通して「使用の際には正しく装着してください」「使用中にズレやゆるみが生じた時は、正しく装着し直してください」と書かれている通り、ズレたまま無理に使い続けるのは避け、違和感があればその都度着け直すようにしましょう。装着する部位にキズ・はれもの・湿疹などがあるときは、使用を控えるよう案内されている点も共通しています。

使用中・使用後に皮膚の発疹やかぶれ、かゆみといった症状が出た場合は、すぐに使用を中止し、必要に応じて医師に相談することが推奨されています。特に汗を吸った状態で長時間装着したままにすると、蒸れやかぶれの原因になりやすいため、練習・試合が終わったら早めに外す習慣をつけておくと安心です。

洗濯については、コンプレッション素材のサポーターは型崩れを防ぐため、ネットに入れて洗濯機の弱水流コースで洗う、または手洗いするのが基本とされています。乾燥機の熱で伸縮性のあるポリウレタン素材が劣化しやすいとされているため、直射日光を避けた陰干しで乾かすのが無難です。汗をかいたまま放置せず、練習・試合のたびに洗濯する習慣をつけておくと、伸縮性やフィット感を長持ちさせやすくなります。

本品を強く引っ張りすぎると破れたり伸びたりする可能性があるという注意書きも多く見られます。着脱の際は、無理に引っ張らず、ゆっくりと肘の形に沿わせるように着けるのがコツです。

本品は肩・肘以外の部位に使用しない

多くの商品で「本品は肩・肘以外の部位に使用しないでください」と案内されています。膝や太もも用のサポーターとは構造が異なるため、他の部位に転用するのは避け、それぞれの部位専用に設計された商品を選ぶようにしてください。

痛みが続く場合は自己判断せず受診を

ここまで肘サポーターの選び方を紹介してきましたが、最後にもう一度強調しておきたいのが「サポーターは治療器具ではない」という点です。特に成長期の子どもの肘の痛みは、放置すると将来的な投球障害につながる可能性があるとされ、慎重な対応が必要です。

一般的に、投球後に一時的な張りやだるさを感じる程度であれば、コンディショニング用のサポーターや、練習量の調整、アイシングといったセルフケアで様子を見られることも多いとされています。しかし、投球中や投球直後に鋭い痛みがある、安静にしていても痛みが引かない、肘の可動域が狭くなっている、といった症状がある場合は、サポーターで様子を見るのではなく、早めに整形外科やスポーツ専門のクリニックを受診することが推奨されています。

少年野球では、多くの団体が「1日の投球数」「登板間隔」の目安を設けており、こうしたガイドラインを守ることが、サポーター選び以上に重要な予防策とされています。肘サポーターは、あくまでこうした基本的な投球量の管理を前提とした上での、補助的なコンディショニングツールという位置づけで考えるのが適切です。

大人の草野球選手であっても、「昔から使っている肘だから」と痛みを我慢して投げ続けるのは避けたいところです。違和感を感じたら早めに練習量を調整し、必要であれば専門家に相談する。そのうえで、日々のケアの一環として肘サポーターを取り入れる、という順番を意識しておくと、長く野球を楽しみ続けることにつながります。

よくある質問

Q野球用の肘サポーターは、痛みがなくても着けたほうがいいですか?

A痛みがない場合でも、投球後の保温やコンディショニング目的で日常的に使っている選手は多くいます。ただし必須ではなく、投球量の管理や十分なウォームアップ・クールダウンと合わせて、あくまで補助的なケア用品として取り入れるのがおすすめです。

Q肘サポーターとエルボーガードは何が違いますか?

A肘サポーターは投球後のコンディショニングやケガ予防を目的とした伸縮性のあるスリーブ状やバンド状の用品で、投げる側の選手が使います。一方エルボーガードは、打者が死球から肘を守るための硬質パーツ入りの防具で、装着の目的も構造も全く異なります。

Qサイズはどうやって測ればいいですか?

Aメジャーを肘の一番出っ張った骨(肘頭)の周りに軽く巻きつけて、肘周りの実寸を測るのが一般的です。測った数値を商品ページのサイズ表(S/M/Lやcm表記)と照らし合わせて選びます。サイズが「さかいめ」になる場合は、小さい方を選ぶよう案内しているブランドもあります。

Q右投げと左投げで別の商品を買う必要がありますか?

A商品によって異なります。右肘用・左肘用が別番号で分かれているタイプもあれば、左右兼用で同じ商品をどちらの腕にも使えるタイプもあります。購入前に商品ページで「右肘用」「左肘用」「左右兼用」のどれに該当するかを必ず確認してください。

Q子どもの野球肘(リトルリーグエルボー)が心配な場合、サポーターだけで対応できますか?

Aサポーターだけでの対応はおすすめできません。野球肘は投げすぎによる骨や軟骨への負担が疑われる状態で、放置すると将来的な投球障害につながる可能性があるとされています。痛みが続く場合は、まず投球数や練習頻度を見直し、必要であれば整形外科やスポーツクリニックを受診することが優先されます。

Q締め付けが強いほど効果が高いのですか?

Aいいえ。多くの商品の注意書きで「締めつけすぎると血行障害を起こす可能性がある」と案内されています。フィット感を求めてワンサイズ小さいものを選ぶのは避け、サイズ表の目安に沿って適正サイズを選んでください。

Q洗濯はどのようにすればいいですか?

Aコンプレッション素材のサポーターは、ネットに入れて洗濯機の弱水流コースで洗う、または手洗いするのが基本とされています。乾燥機の熱は伸縮性のあるポリウレタン素材を劣化させやすいため、陰干しで乾かすのが無難です。汗をかいたまま放置せず、こまめに洗濯する習慣をつけると長持ちしやすくなります。

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