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子どもが少年野球チームに入団することになり、ユニフォームやスパイクと一緒に「グローブも用意してください」と言われたものの、店頭やネット通販でジュニア用グローブを探し始めると、SS・S・M・Lというサイズ表記、オールラウンド用・内野手用という用途表記、さらにブランドごとに異なる価格帯を前に、何を基準に選べばいいのか分からなくなってしまう保護者は少なくありません。子ども用のグローブは大人用以上に選び方が難しい面があります。手の大きさの個人差に加えて、成長とともに数か月〜1年単位でサイズが合わなくなっていくためです。合わないサイズのグローブを使い続けると、捕球練習そのものがうまくいかず、「自分は野球が向いていないのかもしれない」と子どもが感じてしまうこともあります。この記事では、ジュニア用グローブを選ぶときに押さえておきたい「学年・身長別のサイズ目安」「オールラウンド用と内野手用の違い」「サイズアウトとの付き合い方」を整理し、最後に選択肢として挙がりやすいジュニア用グローブ4個を比較します。
この記事でわかること
- ジュニア用グローブ選びは、大人用よりも難易度が高い
- 学年・身長別のサイズ目安
- オールラウンド用と内野手用、ジュニアはどちらを選ぶべきか
- 「サイズアウト」とどう付き合うか
- ジュニア用グローブを選ぶ3ステップ
- 使う場面別に見る3タイプ
ジュニア用グローブおすすめ4選
さっそく候補を紹介しますが、あらかじめ断っておくと、これらを使えば必ずうまくなる、という話ではありません。いずれも商品ページ上で少年軟式用・ジュニア用として案内されているものを中心に、対象学年・素材・価格帯のバランスが異なる4個を選びました。価格はショップによって変動するため、購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるサイズを確認してください。
4個を並べると、価格帯とシリーズの位置づけで役割が分かれているのが分かります。SSKとアシックスはサイズ展開・価格の手頃さを重視したエントリー〜標準モデル、ミズノと久保田スラッガーは本格的に続ける子ども向けの上位〜実戦志向モデルという性格の製品と言えます。
どれを選ぶべきかは、子どもの学年や、これから本格的にチーム練習を続けていく見込みがあるかによって変わります。学年別にサイズを細かく選びたいなら1個目、上位シリーズで本格的に続けたいなら2個目、内野守備を見据えつつブランドの実績も重視したいなら3個目、価格を抑えて最初の1個を用意したいなら4個目、という考え方で選ぶと、ミスマッチを避けやすくなります。価格や仕様は流動的なので、購入前に商品ページで現在の情報を確かめておきましょう。
価格面では、アシックスのネオリバイブが最も手頃な価格帯に位置づけられ、SSKのウインドリームがそれに続きます。ミズノのグローバルエリートSELECTと久保田スラッガーのKSN-J7は、素材やシリーズの位置づけに応じて価格が上がる傾向があります。最初の1〜2年、野球が続くかどうかを見極める期間であれば、価格を抑えたモデルから試すのも十分に合理的です。続けることが決まってから、上位モデルへステップアップするという順番でも問題ありません。
また、今回はいずれも少年軟式用・ジュニア用として案内されているものを選びましたが、グローブ選びに正解は一つではありません。同じサイズ表記でも、メーカーごとに指の位置や捕球面の深さの作りには違いがあります。可能であれば、この4個に近いスペックのモデルを店頭で実際にはめ比べてみると、子どもの手により合う1個が見つかりやすくなります。
SSK ウインドリーム 少年軟式グローブ オールラウンド用 サイズM WJG324
4.86(7件のレビュー)
大手野球用品メーカー・SSK(エスエスケイ)による少年軟式グローブ「ウインドリーム」シリーズのオールラウンド用モデル。SS〜LLまでサイズ展開が細かく分かれており、学年に応じて選びやすいのが特徴です。
ここが良い
- SS〜LLの5段階とサイズ展開が細かく、学年ごとの買い替えでも同シリーズ内で選びやすい
- 大手メーカー・SSKの定番シリーズで、品質面の実績と安心感がある
- オールラウンド用のため、ポジションが決まっていない段階の1個目として選びやすい
注意点
- サイズ・カラーによって在庫状況や価格が変動しやすく、購入前の確認が必要
- モデルチェンジや年式違いの商品もあり、購入時に型番表記を確認する必要がある

ミズノ グローバルエリート SELECT ジュニア軟式用グラブ オールラウンド用 サイズL 1AJGY34420
大手スポーツ用品メーカー・ミズノの上位シリーズ「グローバルエリート」のジュニア軟式版。実戦志向のシリーズ名を冠しつつ、ジュニア向けにサイズ・重さが調整されているのが特徴です。
ここが良い
- ミズノの実戦志向シリーズ「グローバルエリート」の名を冠し、本格的に続ける子どもの上位モデルとして選びやすい
- Lサイズのため、高学年になっても比較的長く使いやすいとされる
- 大手メーカー・ミズノの製品であることの安心感がある
注意点
- エントリーモデルに比べると価格帯が上がるため、続けるかどうかまだ分からない段階の1個目としてはやや高額に感じる場合がある
- サイズ展開・カラーがショップによって限られる場合があり、購入前の在庫確認が必要
久保田スラッガー KSN-J7 少年軟式用グローブ 内野・オールラウンド用
4.88(294件のレビュー)
職人による手縫いグラブで知られる久保田スラッガーの、少年軟式用モデル。「内野・オールラウンド用」として案内されており、内野守備を意識しつつオールラウンドにも対応できる、中間的な位置づけの1個です。
ここが良い
- 職人によるグラブ作りで知られる久保田スラッガーのモデルで、品質面の評価が高いとされる
- 内野守備を意識しつつオールラウンドにも対応できる中間的な形状で、ポジションが固まりつつある子どもに選びやすい
- レビュー件数・評価が高く、購入前に他の家庭の声を参考にしやすい
注意点
- 職人仕上げのモデルのため、エントリーモデルに比べると価格帯が高めになりやすい
- 天然皮革中心のため、購入後にある程度の型づけの手間がかかる場合がある
中古品です。コンディションは店舗でご確認ください。新品の最安値には含めていません。

アシックス 少年軟式グラブ オールラウンド用 ネオリバイブ 3124A130
スポーツブランド・アシックスによる少年軟式グローブ「ネオリバイブ」シリーズのオールラウンド用モデル。エントリーモデルとして比較的手頃な価格帯に位置づけられており、最初の1個として検討しやすいのが特徴です。
ここが良い
- 価格を抑えたエントリーモデルで、続けるかどうかまだ分からない段階の最初の1個として選びやすい
- オールラウンド用のため、ポジションが決まっていない低学年の子どもに向いているとされる
- 大手ブランド・アシックスの製品であることの安心感がある
注意点
- 上位モデルに比べると素材・作りはシンプルで、本格的な実戦用途というよりは入門・練習用としての位置づけが中心
- サイズ展開が限られる場合があり、成長に応じて比較的早めのサイズアウトも想定しておく必要がある
■ スペック比較表
| 商品 | ミズノ グローバルエリート SELECT ジュニア軟式用… | アシックス 少年軟式グラブ オールラウンド用 ネオリバイ… | ||
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | — | — | — | — |
| 購入 | ||||
| サイズ | M(目安:2年生〜4年生前後) | L(目安:小学校高学年〜中学生前後) | — | — |
| サイズ展開 | SS/S/M/L/LLの5段階(目安) | — | — | — |
| 利き手 | 右投げ・左投げ用あり | — | 右投げ・左投げ用あり | 右投げ用 |
| ポジション | オールラウンド用 | オールラウンド用 | 内野・オールラウンド用 | オールラウンド用 |
| 型付け | 型付け可能(ショップサービス、目安) | — | — | — |
| ブランド | SSK(エスエスケイ) | ミズノ(MIZUNO) | 久保田スラッガー | アシックス(asics) |
| 対象 | — | 少年用(小学生〜中学生、目安) | 少年軟式用(小学生、目安) | — |
| シリーズ | — | GlobalElite(グローバルエリート)SELECT ジュニア版 | — | NEOREVIVE(ネオリバイブ) |
| 型番 | — | — | KSN-J7 | 3124A130 |
| カラー | — | — | — | ブラック(001) |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
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ジュニア用グローブ選びは、大人用よりも難易度が高い
子どもが少年野球チームへの入団を決め、道具をひととおり揃える中で、多くの保護者が最初に頭を悩ませるのがグローブです。ユニフォームやアンダーシャツと違って、グローブは「大きめを買っておけば数年使える」という考え方が単純には当てはまりません。大きすぎるグローブは操作しづらく、捕球練習そのものがうまくいかなくなることがあるためです。
ジュニア用グローブの商品ページを見ると、サイズはSS・S・M・Lというアルファベット表記や、9〜12インチというインチ表記で示され、対象学年の目安も「1〜2年生」「4〜6年生」のようにメーカーごとに幅を持って案内されています。加えて、用途は「オールラウンド用」「内野手用」「外野手用」と分かれており、初めてグローブを選ぶ保護者にとっては、どの組み合わせが我が子に合うのか判断しづらいのが実情です。
さらに厄介なのが、子どもの成長スピードです。小学校低学年のうちは1年で身長が5〜7cm程度伸びることも珍しくなく、それに伴って手のサイズも変化していきます。今シーズンぴったりだったグローブが、来シーズンには小さく感じられることもあり、「いつ買い替えるべきか」という判断も大人用グローブにはない悩みどころです。
この記事では「このグローブを使えば必ずうまくなる」というような書き方はしません。グローブとの相性には個人差があり、手の大きさやチームの方針によっても合う・合わないが変わるためです。その代わり、学年・身長からある程度導き出せるサイズの目安と、オールラウンド用・内野手用の違い、サイズアウトへの向き合い方を、できるだけ具体的に整理していきます。
この記事のスタンス
商品ごとの特徴については体感には個人差があるため、あくまで参考情報として控えめに表現しています。手の大きさやチームの指導方針によって合う・合わないは変わり、一律に断定できる性質のものではないためです。判断材料として使い、可能であれば購入前にチームのコーチや先輩保護者に相談することをおすすめします。
学年・身長別のサイズ目安
ジュニア用グローブのサイズは、メーカーによってSS・S・M・Lのようなアルファベット表記か、9〜12インチのインチ表記のどちらかで示されます。数値・アルファベットが大きいほどグローブ全体が大きくなり、捕球面も広くなる傾向があります。多くのメーカーが商品ページに学年別・身長別の目安を掲載していますが、あくまで目安であり、手の大きさには個人差があることは前提として押さえておいてください。
一般的な目安として、年長〜小学校低学年(1〜2年生、身長おおむね110〜125cm前後)はSS〜Sサイズ、小学校中学年(2〜4年生、身長おおむね120〜135cm前後)はS〜Mサイズ、小学校高学年(4〜6年生、身長おおむね130〜150cm前後)はM〜Lサイズが目安とされることが多いです。中学生になると大人用に近いサイズへ移行していきます。
サイズが合っているかどうかの簡単な確認方法として、グローブを装着した状態で手をブラブラと振っても脱げ落ちないか、手の甲側にあるベルトを締めた状態で指の付け根に余分な空間ができすぎていないか、といった点をチェックする方法がよく紹介されています。大きすぎるグローブは操作しづらく、ボールを弾きやすいとされているため、迷ったら少し小さめを選ぶという考え方も一つの目安になります。
兄弟や先輩からのお下がりを検討している場合も、この学年・身長の目安表を参考に、今の子どもの体格に合っているかを一度確認してから使い始めることをおすすめします。前の持ち主に合わせて型がついている中古グローブは、サイズ自体が合っていても捕球面のくぼみの位置が今の子どもの手に合わないこともあるためです。
なお、この目安表はあくまで一般的な傾向であり、手の大きさには個人差があります。可能であれば、購入前にスポーツ用品店やチームの用具担当を通じて実際に試着させてもらい、指の入り具合を確認するのが最も確実な方法です。
オールラウンド用と内野手用、ジュニアはどちらを選ぶべきか
ジュニア用グローブの商品ページには「オールラウンド用」「内野手用」という表記がよく見られます。この2つの違いは、捕球面のポケットの深さとグローブ全体の大きさのバランスにあります。オールラウンド用は内野・外野どちらの動きにもある程度対応できるよう中間的な作りになっているのに対し、内野手用は素早くボールを掴んで投げに転じられるよう、比較的コンパクトで浅いポケットに作られていることが多いとされています。
少年野球チームに入ったばかりで、まだ守るポジションが固まっていない段階では、オールラウンド用を選んでおくのが無難とされています。低学年のうちは全員が内野・外野を回り持ちで経験することも多く、この段階で内野手用のような専門形状を選んでしまうと、外野を守るときに使いにくく感じる場面が出てくることもあるためです。
一方で、すでに内野のポジションが固まっている、あるいはチームの方針として学年が上がったタイミングで内野手用への切り替えを勧められている場合は、内野手用を検討する価値があります。実際、この記事で紹介する4個の中にも「内野・オールラウンド用」として案内されているモデルがあり、内野中心の守備を見据えつつオールラウンドにも対応できる、中間的な位置づけの商品も存在します。
判断に迷う場合は、まずチームのコーチや先輩保護者に相談するのが確実です。チームによって「低学年のうちは全員オールラウンド用」「高学年からポジション別に切り替える」といった独自の方針を持っていることもあり、そうした情報は商品ページだけでは分からないためです。
「サイズアウト」とどう付き合うか
大人用グローブと違い、ジュニア用グローブには「サイズアウト」という避けられない課題があります。子どもの成長に伴い、去年ぴったりだったグローブが窮屈に感じられるようになる時期が、早ければ1年、遅くとも2〜3年ほどで訪れます。ここでは、サイズアウトとの向き合い方について、よく紹介されている考え方を整理します。
- 1最初の1〜2個は、価格を抑えたエントリーモデルを選ぶ。本格的に続けるかどうかまだ分からない段階や、成長スピードが読みにくい低学年のうちは、高額な天然皮革モデルよりも、人工皮革中心の価格を抑えたモデルから始めるという考え方が広く紹介されています。
- 2シーズンオフ(多くの場合、冬場や新学年に上がる前)に、グローブを装着した状態を定期的にチェックする。手を振っても脱げ落ちないか、指の付け根がきつくなっていないかを、シーズンの節目ごとに確認する習慣をつけておくと、サイズアウトのタイミングを見極めやすくなります。
- 3本格的に続けると決まった段階で、天然皮革を使った上位モデルへのステップアップを検討する。低学年のうちに安価なモデルで基礎を身につけ、高学年やポジションが固まった段階で、長く使うことを前提にした上位モデルへ買い替えるという順番は、多くの家庭で無理のない考え方とされています。
- 4サイズアウトしたグローブは、フリマアプリやチーム内で次の学年の子どもに譲るという選択肢もある。状態の良いジュニア用グローブは、次に入団してくる子どもの家庭にとって価値のある選択肢になり得ます。
型づけの手間も考慮に入れる
天然皮革のグローブは購入直後は革が硬く、型づけという工程を経てから使い始めるのが一般的です。サイズアウトを見越して数年おきに買い替える前提であれば、型づけの手間が少ない人工皮革のモデルを選ぶという判断も十分に合理的です。型づけの基本的な手順については、当サイトの他の記事でも詳しく紹介しています。
ジュニア用グローブを選ぶ3ステップ
ここまでの内容を踏まえて、実際にジュニア用グローブを選ぶ手順を3つのポイントに整理しました。このステップで絞り込むと、サイズ表記とポジション表記に惑わされず、比較しやすくなります。
- 1学年・身長に合わせてサイズのレンジを絞る。この記事で紹介した学年別の目安を参考に、SS〜Lの中から2〜3段階を候補としてリストアップします。この時点ではブランドやデザインにこだわりすぎず、まずサイズのレンジで機械的に絞り込むのがコツです。
- 2ポジションが決まっていなければオールラウンド用に絞る。すでにポジションが固まっている、チームから専門形状を勧められている場合を除き、最初の1個はオールラウンド用(または内野・オールラウンド兼用)から探すと失敗しにくくなります。
- 3価格帯とサイズアウトのタイミングを踏まえて最終候補を決める。本格的に続けるかどうかまだ分からない段階であれば価格を抑えたモデル、長く使う見込みが立っているなら天然皮革の上位モデルというように、続ける見込みと予算のバランスで選びます。
試着してから選ぶのが確実
スポーツ用品店や、チームの用具担当を通じてなら、実際にグローブを試着させてもらえることがあります。同じ「Mサイズ・オールラウンド用」でもメーカーによって指の位置や幅の作りが違い、実際にはめてみると「思ったよりきつい・ゆるい」と感じることは珍しくありません。特に最初の1個は、可能な範囲で試着してから決めることをおすすめします。
使う場面別に見る3タイプ
対象学年・素材・価格の組み合わせによって、市販のジュニア用グローブはおおよそ3つの系統に分けられます。すべてのモデルがきれいに当てはまるわけではありませんが、店頭やネットショップで「このグローブは我が子に合うだろうか」と判断する目安として使ってください。
■ これから入団する低学年の子ども向け
サイズはSS〜Sサイズが目安で、成長スピードが読みにくい時期のため、価格を抑えた人工皮革中心のエントリーモデルが選ばれやすいとされています。チームによって推奨メーカーがある場合もあるため、入団前にコーチや先輩保護者に確認しておくと失敗しにくくなります。
■ 本格的にチーム練習を続ける高学年の子ども向け
サイズはM〜Lサイズが目安で、ポジションがある程度固まってくる時期でもあるため、内野・オールラウンド用のような専門性の高いモデルや、天然皮革を使った実戦志向のモデルも選択肢に入ってきます。
■ 兄弟でお下がりを回したい家庭向け
上の子が使っていたグローブが下の子の体格に合うかどうかは、この記事の学年・身長目安表を参考に確認してください。サイズが合っていれば、型づけ済みの状態からすぐに使い始められるというメリットもあります。
サイズアウトしたグローブ、どうする?
ジュニア用グローブを使い続けていると、いずれ必ずサイズアウトのタイミングが訪れます。ここでは、サイズアウトしたグローブの扱い方について、よく紹介されている選択肢を整理します。
状態が良ければ、フリマアプリや中古スポーツ用品店を通じて、次に入団してくる子どもの家庭に譲るという方法があります。ジュニア用グローブは使用期間が短いことも多く、状態の良いまま次の持ち主に渡ることも珍しくありません。手放す際は、型崩れの有無や革のひび割れがないかを正直に記載しておくと、次に使う子どもにとっても安心です。
兄弟や親戚に同じくらいの体格の子どもがいる場合は、お下がりとして直接譲るのも自然な流れです。この場合、選べるモデルは限られますが、サイズがある程度合っていて大きな傷みがなければ、まずはそれを使い始めて問題ありません。
チームによっては、卒団する高学年の保護者から入団してきたばかりの低学年の保護者へ、道具を譲り合う文化がある場合もあります。こうした地域の慣習やチーム内のつながりも、サイズアウトとの付き合い方の一つとして活用できます。
買ったあとに気をつけたいこと
ジュニア用グローブは、買って終わりではなく、使っていくうちに手入れとサイズの見直しが必要になる道具です。特に保護者が見落としがちな点をいくつか挙げておきます。
まず保管方法です。使用後、汗や汚れがついたまま放置すると、天然皮革は特にカビや劣化の原因になるとされています。乾いた布で軽く汗や汚れを拭き取り、直射日光や高温多湿を避けた場所で保管する習慣を、子ども自身につけさせておくと、グローブを長持ちさせやすくなります。
次にサイズの定期チェックです。子どもは自分から「グローブが窮屈になった」とは言い出しにくいこともあります。シーズンの節目や新学年に上がるタイミングで、保護者が実際にグローブを装着させてみて、指の付け根の余裕や手首周りの締まり具合を確認する習慣をつけておくと、サイズアウトに気づきやすくなります。
最後にオイルメンテナンスです。天然皮革のグローブは、使い込むうちに油分が抜けて硬くなっていくとされています。シーズンオフの前後にオイルを塗り直しておくと、革のコンディションを保ちやすいと言われています。ただし塗りすぎは革を柔らかくしすぎる原因にもなるため、少量ずつ様子を見ながら行うのが基本です。
こうした細かなメンテナンスと定期的なサイズチェックは、グローブそのものの性能とは別の話に思えるかもしれません。ですが、道具を大事に使いながらサイズの変化にも気を配る習慣は、子どもが野球を長く楽しく続けていくための土台にもなります。
よくある質問
Qジュニア用グローブはどのくらいのサイズを選べばいいですか?
A学年別の目安として、年長〜低学年(1〜2年生)はSS〜Sサイズ、中学年(2〜4年生)はS〜Mサイズ、高学年(4〜6年生)はM〜Lサイズが目安になります。ただし手の大きさには個人差があるため、可能であれば購入前に実際にはめて確認してください。
Qオールラウンド用と内野手用、ジュニアはどちらを選ぶべきですか?
A守るポジションがまだ決まっていない場合は、オールラウンド用を選ぶのが無難とされています。低学年のうちは内野・外野を回り持ちで経験することも多く、専門形状を早く選びすぎると使いにくく感じる場面が出てくることもあります。ポジションが固まってきた段階で、内野手用や内野・オールラウンド兼用のモデルへのステップアップを検討するとよいでしょう。
Qサイズアウトはどのくらいの頻度で起こりますか?
A成長スピードには個人差がありますが、目安として1〜2年程度でサイズが合わなくなることが多いとされています。低学年ほど成長が早く、サイズアウトのサイクルも短くなる傾向があります。
Q最初の1個は高いモデルと安いモデル、どちらを選ぶべきですか?
A本格的に続けるかどうかまだ分からない段階であれば、価格を抑えたエントリーモデルから始めるという考え方が広く紹介されています。続けることが決まってから、天然皮革を使った上位モデルへ買い替えるという順番でも問題ありません。
Q兄弟でお下がりを使い回しても大丈夫ですか?
Aサイズが今の子どもの体格に合っていて、大きな傷みがなければ問題ありません。ただし、前の持ち主の手に合わせて型がついていることがあるため、実際に装着させてみて窮屈さや違和感がないかを確認することをおすすめします。
Qサイズアウトしたグローブはどうすればいいですか?
A状態が良ければ、フリマアプリや中古スポーツ用品店を通じて次の子どもに譲る、兄弟や親戚のお下がりにする、チーム内で譲り合うといった方法があります。手放す際は型崩れや革のひび割れの有無を正直に伝えておくと安心です。
Qジュニア用グローブの予算はどれくらい見ておけばいいですか?
A入門向けの人工皮革中心のモデルであれば数千円台から、天然皮革を使ったブランドの上位モデルになると1万円台後半〜が目安になります。最初の1個であれば、無理に高額なものを選ぶ必要はなく、まずはサイズと用途を優先して選ぶのがおすすめです。
迷ったらこれ|この記事のNo.1
SSK ウインドリーム 少年軟式グローブ オールラウンド用 サイズM WJG324
向いている人:学年に合わせて細かくサイズを選びたい家庭、これから少年野球チームで本格的に練習を始める子ども
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