本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。掲載商品は編集部が楽天市場・Yahoo!ショッピングで販売実態を確認したうえで選定しており、広告主の意向で評価を変えることはありません。編集方針を見る →
少年野球チームの入団準備で「ヘルメットも自分で用意してください」と言われた、体育の授業や部活動でとりあえず1個必要になった、大人になってから草野球を始めることになった——グラブやバットに比べると後回しにされがちなヘルメットですが、頭部を守る安全防具である以上、サイズや種類が合っていないものを使い続けるのは避けたいところです。商品ページを見ると「両耳用」「片耳用」「硬式用」「軟式用」といった表記が並び、サイズもS・M・L・O・XOとアルファベット表記で、結局どれを選べばいいのか分からず「とりあえず一番安いもの」で済ませてしまう人も少なくありません。この記事では、打者用ヘルメットを選ぶときに最低限押さえておきたい「サイズ」「両耳用と片耳用の違い」「硬式用と軟式用の違い」の3つの基本を、専門用語をやさしい言葉に置き換えながら整理しました。安全マークの見方や買い替えの目安もあわせて紹介し、最後には人気の高い4個を比較しています。
この記事でわかること
- ヘルメットは「なんとなく」で選んではいけない防具
- 「両耳用」と「片耳用」の違い — どちらを選ぶべきか
- 「硬式用」と「軟式用」は絶対に共用しない
- 「サイズ」の読み方 — S・M・L・O・XOと頭囲の目安
- SGマーク・JSBBマークとは — 安全マークの見方
- 選び方の3ステップ
打者用ヘルメットのおすすめ4選
実際の候補はここから紹介しますが、先に触れておきたいのは、これらを使えば必ず安全というわけではありません。いずれも大手メーカーの定番モデルの中から、対象年代・タイプのバランスが異なる4個を選びました。価格はメーカーやショップによって変動するオープン価格の商品も含まれるため、購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるサイズを確認してください。
4個を並べると、対象年代と特徴で役割が分かれているのが分かります。ミズノとSSKは一般用としても少年用としても使いやすいスタンダードなオールラウンドモデル、ゼットは成長期の子どもを想定したサイズ調整機能付きの少年専用モデル、久保田スラッガーは日本製にこだわりたい大人の一般プレーヤー向けというキャラクターの製品です。
向き不向きは、対象年代や、これから硬式・軟式どちらで続けるのか、サイズ調整機能の有無を重視するかによって変わります。少年野球チームでの練習を前提に、成長期でも長く使いたいなら3個目、通気性や軽さを重視した実戦志向モデルを探しているなら2個目、大手メーカーの安心感を重視するなら1個目、日本製にこだわりたいなら4個目、という選び方が、失敗を避けるうえで無難でしょう。価格・仕様は変わる可能性があるため、購入前に商品ページで現状をチェックしてください。
なお、いずれのモデルも軟式用として紹介しています。中学・高校で硬式野球部に入る、大人になってから硬式のクラブチームに参加するという場合は、各メーカーが別途販売している硬式用モデルを選ぶ必要がある点に注意してください。硬式用は軟式用よりも高い衝撃吸収性能を想定した設計になっており、価格もやや高めに設定されていることが多いです。
ミズノ 野球 軟式打者用ヘルメット 両耳付き SGマーク合格品 1DJHR111
大手スポーツ用品メーカー・ミズノによる軟式打者用の両耳付きヘルメット。本体と内装材の間に断熱材を挟む「ヒートプロテクション構造」を採用しており、頭皮と接する内装部分の温度上昇を抑える設計になっています。右打者・左打者兼用で、サイズ展開も5段階と幅広いのが特徴です。
ここが良い
- ヒートプロテクション構造により、夏場の練習でも内装部分の温度上昇を抑えやすいとされる
- S〜XOの5段階とサイズ展開が幅広く、体格に合わせて選びやすい
- 大手メーカー・ミズノの製品で、品質面の安心感がある
注意点
- 固定サイズのため、成長期の子どもは数年でサイズアウトする可能性がある
- カラー展開はあるが、店舗によって在庫色が限定される場合がある
SSK プロエッジ 軟式打者用ヘルメット 両耳付き H2500
大手メーカー・SSK(エスエスケイ)による軽量設計の軟式打者用両耳ヘルメット「プロエッジ」シリーズ。高剛性ABS樹脂を採用しつつ、エアベンチレーション機能や天パッドを備え、着け心地と軽さの両立を意識した作りが特徴です。収納袋付きで、右打者・左打者兼用のオールラウンドなモデルです。
ここが良い
- エアベンチレーション機能により、通気性を確保しやすい設計とされる
- 軽量設計で、長時間の着用でも首や肩への負担を抑えやすいとされる
- 収納袋が付属しており、持ち運び・保管がしやすい
注意点
- 固定サイズのため、S〜XOの中から自分の頭囲に合うサイズを正確に選ぶ必要がある
- 硬式用ラインナップは別モデルのため、購入時に対応球種を間違えないよう注意が必要
ZETT(ゼット) 少年軟式打者用ヘルメット サイズ調整ダイヤル式 両耳 BHL780
5.00(1件のレビュー)
大手メーカー・ゼットによる少年軟式打者用ヘルメット。JSからJOサイズまで対応できるダイヤル式サイズ調整機能を内蔵しており、成長期の子どもでも自分でフィット感を調整しやすいのが特徴です。側頭部を肉厚に設計し、耳後ろ部にはリブを設けるなど、少年プレーヤーの安全性を意識した作りになっています。
ここが良い
- ダイヤルを回すだけで頭囲に合わせて微調整できるため、成長期の子どもでも比較的長く使いやすいとされる
- 側頭部・耳周りを肉厚にし、耳後ろ部にリブを設けるなど、少年プレーヤー向けの安全設計とされる
- つばがロング設計で、まぶしさの軽減による集中力の維持が期待しやすいとされる
注意点
- フリーサイズ1種類のみのため、既に頭囲が大きい高学年後半以降の子どもには合わない場合がある
- 少年用モデルのため、大人の一般用としては小さすぎることが多い

久保田スラッガー 軟式打者用ヘルメット 両耳付き 日本製 KTN200
硬式・軟式グラブで名高い久保田スラッガーによる軟式打者用の両耳ヘルメット。日本製でSGマーク合格品、ABS樹脂を使用したシンプルな作りで、右打者・左打者どちらにも対応する一般・大人向けモデルです。ホワイト・ブラック・ネイビーの3色展開で、チームカラーに合わせやすいのも特徴です。
ここが良い
- 日本製であることが明記されており、品質面での安心感を重視したい人に向く
- ホワイト・ブラック・ネイビーとチームカラーに合わせやすい配色展開
- グラブで実績のあるブランドのため、防具ラインでも一定の信頼感がある
注意点
- メーカー取り寄せ商品として案内されることがあり、発送までに数日かかる場合がある
- サイズ調整機能はなく固定サイズのため、頭囲を事前に測っておくことが重要
■ スペック比較表
| 商品 | 久保田スラッガー 軟式打者用ヘルメット 両耳付き 日本製… | |||
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | — | — | — | — |
| 購入 | ||||
| タイプ | 両耳用(右打者・左打者兼用) | 両耳用(右打者・左打者兼用) | 両耳用 | 両耳用(右打者・左打者兼用) |
| 対応球種 | 軟式用 | 軟式用 | 軟式用 | 軟式用 |
| サイズ展開 | S(53〜55cm)/M(55〜57cm)/L(57〜59cm)/O(59〜61cm)/XO(61〜63cm)(いずれも目安) | S(53〜54cm)/M(55〜56cm)/L(57〜58cm)/O(59〜60cm)/XO(61〜62cm)(いずれも目安) | — | S/M/L/O/XO |
| 素材 | 変性ABS樹脂 | 高剛性ABS樹脂 | ABS樹脂 | ABS樹脂 |
| 安全規格 | SGマーク合格品(対人賠償責任保険付)/JSBBマーク入り | — | SGマーク合格品(対人賠償責任保険付)/全日本軟式野球連盟公認 | SGマーク合格品 |
| 特徴 | ヒートプロテクション構造(内装部分の温度上昇を抑える設計、目安) | エアベンチレーション機能/天パッド/軽量設計/収納袋付き | ダイヤル式サイズ調整構造(JS〜JOサイズ対応)/ロング設計のつば | — |
| カラー展開 | — | ブラック/Dブルー/ブルー/ネイビー/ホワイト/レッド | — | — |
| サイズ | — | — | FREE(53〜60cm目安、ダイヤル式サイズ調整) | — |
| 生産国 | — | — | — | 日本製 |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
この道具の最安値をまとめて比較 →
野球の防具35点を、Amazon・楽天・Yahoo!の価格で並べて比較できます。
野球でよく買われる道具
この記事を読んでいる人がよく使うサービス
PR※ アフィリエイトプログラムを利用しています。料金・キャンペーンは変動するため最新情報は各公式サイトでご確認ください。
ヘルメットは「なんとなく」で選んではいけない防具
グラブやバットは「使い心地」の問題ですが、ヘルメットは頭部を死球や自打球から守る安全防具です。少年野球チームの入団準備で「ヘルメットも自分で用意してください」と言われた、体育の授業や部活動でとりあえず1個必要になった、大人になってから草野球を始めることになった——理由はどうであれ、グラブやバットに比べると後回しにされがちな防具ですが、サイズや種類が合っていないものを使い続けるのは避けたいところです。
ヘルメットの商品ページには、タイプ(両耳用・片耳用)、対応球種(硬式用・軟式用・ソフトボール用)、サイズ(S・M・L・O・XOなど)、安全マーク(SGマーク・JSBBマークなど)といった情報が並びます。情報量が多く見えますが、実はどれも「安全に、正しくフィットさせて使うため」に必要な情報であり、一つずつ意味を理解すれば選ぶこと自体はそれほど難しくありません。
特に注意したいのが、サイズが合っていないヘルメットを使い続けるリスクです。大きすぎるヘルメットは走塁中やスイング中にずれて視界を妨げたり、肝心なときに脱げてしまったりする恐れがあります。逆に小さすぎるヘルメットは、締め付けが強く長時間の着用がつらくなるだけでなく、衝撃吸収材が本来の位置からずれて、防具としての効果が十分に発揮できないこともあります。
この記事では「このヘルメットを使えば必ず安全」というような書き方はしません。ヘルメットの適合には頭の大きさ・形の個人差があり、断定できるものではないからです。その代わり、最初の1個を選ぶときに押さえておきたい基本と、購入後に確認しておきたいポイントを、できるだけ具体的に説明していきます。
この記事のスタンス
商品ごとの特徴については断定を避け、「〜とされる」「〜しやすい傾向がある」といった書き方にしています。頭の大きさや形には個人差があり、断言できる性質のものではないためです。判断材料として使い、可能であれば購入前にサイズ表と自分(またはお子さん)の頭囲を照らし合わせることをおすすめします。
「両耳用」と「片耳用」の違い — どちらを選ぶべきか
打者用ヘルメットには大きく分けて「両耳用」と「片耳用」の2タイプがあります。文字どおり、両方の耳まで覆うタイプか、投球方向側(利き手と逆側)の耳だけを覆うタイプかという違いですが、見た目の違い以上に、選ぶ場面によって向き不向きが分かれます。
両耳用は、投手から見て利き腕側・逆側どちらの耳もしっかり覆われるため、死球のリスクを幅広くカバーできるとされています。少年野球では両耳用の着用が義務付けられているチーム・大会が多く、実際に少年用として販売されているモデルのほとんどが両耳用です。これから野球を始める子どもの最初の1個であれば、まず両耳用から検討するのが基本になります。
片耳用は、投球が来る側の耳のみを覆う軽量なタイプで、主に高校野球以上や一般の硬式・軟式野球で使われることが多いとされています。両耳用に比べて視界が広く、頭部への圧迫感も少ないため、プレーへの集中を優先したい上級者に選ばれる傾向がありますが、その分カバーされる範囲は狭くなります。
大人が新たに草野球やキャッチボールを始める場合、所属するチームや大会のルールで両耳用・片耳用のどちらが必須かが決まっていることも多いため、購入前にチームのレギュレーションを確認しておくと安心です。特に指定がなければ、防御範囲の広い両耳用を選んでおくと失敗しにくいでしょう。
「硬式用」と「軟式用」は絶対に共用しない
ヘルメット選びで最も注意したいのが、硬式用と軟式用を混同しないことです。見た目はよく似ていますが、想定している衝撃の大きさが異なり、内部構造や強度が別物として設計されています。
軟式球は硬式球に比べて柔らかく、衝撃も比較的小さいため、軟式用ヘルメットは軟式球の衝撃を想定した強度・内装材で作られています。一方、硬式球ははるかに硬く重量もあるため、硬式用ヘルメットはより高い衝撃吸収性能を持つよう設計されています。軟式用のヘルメットを硬式の練習や試合で使う、あるいはその逆は、防具としての安全性が十分に発揮されない恐れがあるとして避けるべきとされています。
少年野球・草野球の多くは軟式球を使用するため、まずは「軟式用」と表記されたモデルを選んでおけば大きく外すことは少ないでしょう。中学・高校で硬式野球部に入る、あるいは大人になってから硬式のクラブチームに参加するという場合は、必ず「硬式用」のヘルメットを別途用意する必要があります。
なお、一部のメーカーは硬式・軟式どちらの衝撃にも対応するとうたうモデルを販売していることもありますが、購入前に商品ページの対応球種欄を必ず確認し、自分が参加する大会・チームのレギュレーションに適合しているかも合わせてチェックしておくと安心です。
ローバウンドボールにも要注意
少年野球の一部では「ケンコーボール」のようなローバウンドボール(軟式球よりさらに柔らかいボール)を使うこともありますが、この場合も硬式用・軟式用のいずれかを使うよう案内されていることが多く、専用のヘルメットが別途必要というわけではありません。ただし商品ページに記載がある場合は、その指示に従ってください。
「サイズ」の読み方 — S・M・L・O・XOと頭囲の目安
ヘルメットのサイズは、S・M・L・O(またはLL)・XO(または2L)といったアルファベット表記で示され、それぞれに対応する頭囲(頭の周囲の長さ)の目安がcm単位で設定されています。メーカーによって多少の差はありますが、おおむねSが53〜54cm前後、Mが55〜56cm前後、Lが57〜58cm前後、Oが59〜60cm前後、XOが61〜62cm前後という目安になっていることが多いです。
自分(またはお子さん)の頭囲は、メジャー(巻き尺)を使い、眉の少し上から耳の上を通って後頭部の一番出っ張った部分を通るように一周させて測るのが一般的な方法です。この数値をメーカーのサイズ表と照らし合わせることで、大きく外すことなくサイズを絞り込めます。
少年用ヘルメットの中には、S・M・Lのような固定サイズではなく「フリーサイズ」で、内側のダイヤルやアジャスターを回して頭囲に合わせて微調整できるモデルもあります。成長期の子どもは頭囲が変わりやすいため、こうしたサイズ調整機能付きのモデルであれば、多少の成長にも対応しやすく、買い替えの頻度を抑えられるというメリットがあります。
サイズが合っているかどうかの確認方法として、ヘルメットを装着した状態で頭を左右に振っても大きくずれ落ちないか、あご紐やバンドを使わない状態でも極端にぐらつかないか、といった点をチェックする方法がよく紹介されています。実際に試着できる環境があれば、購入前に一度かぶってみることをおすすめします。
なお、子ども用のヘルメットは成長とともにサイズが合わなくなっていきます。頭囲は身長ほど急激には変わらないとされていますが、数年単位で買い替えが必要になることも珍しくないため、最初の1個には高額なモデルよりも、サイズ調整機能付きのエントリーモデルを選んでおくという考え方も十分に合理的です。
SGマーク・JSBBマークとは — 安全マークの見方
打者用ヘルメットの商品ページには「SGマーク」「JSBBマーク(またはJSAマーク)」という表記がよく登場します。これらは安全性に関わる認証マークで、購入時にチェックしておきたいポイントの一つです。
SGマークは、製品安全協会が定める安全基準に適合した製品に表示されるマークで、対人賠償責任保険が付帯していることが大きな特徴です。SGマーク対象製品を正しく使用していて、その製品が原因で人身事故が起きた場合、一定の範囲で賠償を受けられる仕組みになっています。ヘルメットのような安全防具では、SGマーク合格品であることを一つの目安として選ぶ人が多いとされています。
JSBBマークは全日本軟式野球連盟、JSAマークは日本ソフトボール協会による公認マークで、それぞれの連盟・協会が定める規格に適合していることを示しています。少年野球チームや大会によっては、JSBBマーク入りのヘルメット着用を義務付けている場合もあるため、所属予定のチームがあれば事前に確認しておくと安心です。
これらのマークは、あくまで最低限の安全基準を満たしていることを示すものであり、マークがあるからといって絶対に安全というわけではありません。それでも、マークの有無は数ある商品の中から候補を絞り込むための分かりやすい目安になるため、購入前に商品ページで確認する習慣をつけておくとよいでしょう。
選び方の3ステップ
ここまでの知識を踏まえて、実際にヘルメットを選ぶコツを3つの手順に整理しました。ステップごとに絞り込んでいくと、アルファベットのサイズ表記や専門用語に翻弄されずに候補を決めやすくなります。
- 1対応球種(硬式用・軟式用)とタイプ(両耳用・片耳用)を確認する。所属予定のチーム・大会のレギュレーションがあれば、それに合わせて絞り込みます。少年野球であれば「軟式用・両耳用」が基本の組み合わせです。
- 2頭囲を測り、サイズ表と照らし合わせて候補を絞る。固定サイズか、サイズ調整機能付きのフリーサイズかも、成長期の子どもかどうかで選び分けます。
- 3SGマーク・JSBBマーク(またはJSAマーク)の有無を確認し、価格とのバランスで最終候補を決める。可能であれば、購入前に実際にかぶってみて、ずれや圧迫感がないかを確認するのが確実です。
試着してから選ぶのが確実
スポーツ用品店や、チームの用具担当を通じてなら、実際にヘルメットを試着させてもらえることがあります。同じ「Mサイズ・両耳用」でもメーカーによって内側の形状や重心バランスが異なり、実際にかぶってみると「思ったよりきつい・ゆるい」と感じることは珍しくありません。特に最初の1個は、可能な範囲で試着してから決めることをおすすめします。
使う人・目的別に見る3タイプ
タイプ・サイズ・安全マークの組み合わせによって、市販の打者用ヘルメットはおおよそ3つの系統に分けられます。すべてのモデルがきれいに当てはまるわけではありませんが、店頭やネットショップで「このヘルメットは自分に合うだろうか」と判断する目安として使ってください。
■ 少年野球チームで本格的に始める子ども向け
軟式用・両耳用が基本で、成長期を見据えてサイズ調整機能付きのフリーサイズモデルも選択肢に入ります。チームによって推奨メーカーやJSBBマークの必須有無が異なることもあるため、入団が決まっている場合はコーチや先輩保護者に確認してから選ぶと失敗しにくいとされています。
■ 体育の授業・部活動でとりあえず用意したい学生向け
毎日の練習を前提としない場合は、価格を抑えた軟式用・両耳用のエントリーモデルで十分なことが多いとされています。SGマーク合格品を目安に選んでおけば、球技大会や体育の授業で困ることは少ないでしょう。
■ 大人になってから草野球を始める人向け
所属予定のチーム・大会のレギュレーションに合わせて、硬式用・軟式用、両耳用・片耳用を選び分けます。特に指定がなければ、防御範囲の広い軟式用・両耳用のスタンダードモデルから検討するのが無難な目安です。
中古ヘルメットは避けたほうがよい理由
グラブやスパイクと違い、ヘルメットについては中古品の購入をおすすめしにくい事情があります。ここでは、その理由を整理しておきます。
最大の理由は、ヘルメット内部の衝撃吸収材(発泡材など)が、目に見えない衝撃を受けて劣化している可能性があることです。一度大きな衝撃を吸収した衝撃吸収材は、外見上は無傷に見えても内部の構造が潰れ、二度目以降の衝撃吸収性能が低下しているとされています。中古品の場合、これまでどのような使われ方をしてきたかを正確に把握することが難しく、安全性の面でリスクが残ります。
また、経年劣化によってABS樹脂などの素材自体が硬化・劣化し、衝撃を受けた際に本来の強度を発揮できなくなっている可能性もあります。製造から年数が経ったヘルメットは、外見がきれいであっても、内部の劣化を目視だけで正確に判断するのは難しいとされています。
こうした理由から、ヘルメットについては新品を購入し、目安として数年に一度、あるいは大きな衝撃を受けた後には買い替えを検討するのが安全とされています。グラブのように「使い込むほど良くなる」道具ではなく、「安全性能を新品の状態で保つ」ことが重視される防具だと考えておくとよいでしょう。
大きな衝撃を受けたら買い替えを検討
死球や落下などで大きな衝撃を受けたヘルメットは、外見に傷やひびが見当たらなくても、内部の衝撃吸収材がダメージを受けている可能性があります。安全のため、明らかに強い衝撃を受けた場合は、その後の使用を控え、買い替えを検討することをおすすめします。
買ったあとに気をつけたいメンテナンスと買い替えの目安
ヘルメットは買って終わりではなく、使っていくうちに点検・手入れが必要になる防具です。特に初心者のうちは見落としがちな点をいくつか挙げておきます。
まず保管方法です。直射日光の当たる車内や高温多湿な場所に長時間放置すると、ABS樹脂などの素材が変質・劣化しやすくなるとされています。使用後は乾いた布で汗や汚れを拭き取り、風通しのよい場所で保管する習慣をつけておくと、劣化を遅らせやすくなります。
次に日常点検です。使用前後に、本体にひび割れや変形がないか、あご紐やベルト・パッド類が正常に機能しているかを目視で確認する習慣をつけておくと安心です。特にサイズ調整ダイヤルやアジャスターは、緩みや破損がないかを定期的にチェックしておきたいポイントです。
買い替えの目安については、メーカーや商品によって明確な使用年数が案内されていないことも多いですが、一般的には数年を目安に、外観の劣化や着用感の変化、大きな衝撃を受けたかどうかを踏まえて判断するとよいとされています。子どもの成長でサイズが合わなくなった場合も、無理に使い続けず買い替えを検討してください。
道具を大事に使う習慣は、結果的に「今のヘルメットが安全な状態かどうか」を自分で判断しやすくすることにもつながります。違和感の原因がサイズにあるのか、経年劣化にあるのかを切り分けられるようになると、次に買い替えるときの判断もしやすくなるはずです。
よくある質問
Q打者用ヘルメットは両耳用と片耳用、どちらを選べばいいですか?
A少年野球や、防御範囲を優先したい場合は両耳用が基本です。両耳用の着用を義務付けているチーム・大会も多くあります。片耳用は主に高校野球以上や一般野球で使われる傾向がありますが、所属予定のチーム・大会のレギュレーションがあれば、それに従って選んでください。
Q硬式用と軟式用のヘルメットは共用できますか?
A共用は避けるべきとされています。想定している衝撃の大きさが異なり、内部構造や強度が別物として設計されているためです。軟式野球には軟式用、硬式野球には硬式用を、それぞれ別に用意する必要があります。
Qヘルメットのサイズはどう選べばいいですか?
Aメジャーで頭囲(眉の少し上から耳の上、後頭部を通る一周分の長さ)を測り、メーカーのサイズ表と照らし合わせて選びます。おおむねSが53〜54cm前後、Mが55〜56cm前後、Lが57〜58cm前後が目安ですが、メーカーによって差があるため商品ページで確認してください。成長期の子どもには、ダイヤルなどで微調整できるフリーサイズモデルも選択肢になります。
QSGマークやJSBBマークとは何ですか?
ASGマークは製品安全協会が定める安全基準への適合を示すマークで、対人賠償責任保険が付帯しています。JSBBマーク(JSAマークはソフトボール)は各連盟・協会による公認マークです。少年野球チームや大会によってはJSBBマーク入りの着用が義務付けられている場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
Q中古のヘルメットを購入しても大丈夫ですか?
Aあまりおすすめできません。内部の衝撃吸収材は、目に見えない衝撃を受けて性能が低下している可能性があり、外見だけでは劣化の程度を正確に判断しにくいためです。安全防具であるヘルメットについては、新品での購入をおすすめします。
Qヘルメットの買い替えの目安はありますか?
A明確な使用年数が定められていることは少ないですが、一般的には数年を目安に、外観の劣化や着用感の変化を確認して判断するとよいとされています。また、死球や落下などで大きな衝撃を受けた場合は、外見に問題がなくても買い替えを検討することが推奨されています。
Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?
A入門向けの軟式用モデルであれば5,000円台から、大手メーカーの実戦志向モデルやサイズ調整機能付きのモデルは6,000〜7,000円台が目安になります。最初の1個であれば、無理に高額なものを選ぶ必要はなく、まず対応球種・タイプ・サイズが合っているかを優先して選ぶのがおすすめです。
迷ったらこれ|この記事のNo.1
ミズノ 野球 軟式打者用ヘルメット 両耳付き SGマーク合格品 1DJHR111
向いている人:大手メーカーの安心感を重視したい人、少年野球チームでの練習に本格的に使い始めたい子ども・大人
あわせて検討したいサービス
PR※ アフィリエイトプログラムを利用しています。料金・キャンペーンは変動するため最新情報は各公式サイトでご確認ください。
体づくりはジム・スタジオで
関連記事