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ラケットを買い替えるときは真剣にスペックを比較するのに、ガット(ストリング)は「お店にお任せ」「とりあえず前と同じもの」で済ませてしまう人は少なくありません。ですが実際にボールと接しているのはガットであり、同じラケットでもガットを変えるだけでスピンのかかり方や打球感、飛びの感覚が大きく変わります。バボラ(Babolat)はラケットメーカーとしても知られていますが、ガットの分野でも世界のツアー選手が数多く使用する老舗ブランドで、ラインナップは驚くほど幅広いです。この記事では、バボラのガットの中でも特に代表的な4種類を取り上げ、それぞれの素材や特性、どんなプレースタイルの人に向いているかを整理しました。ガット選びで迷っている人は、まず素材の違いを理解するところから始めてみてください。
この記事でわかること
- ガット選びで最初に押さえたい「素材」の違い
- テンション(張り上げ強度)の考え方
- バボラのガットラインナップ全体像
- バボラのおすすめガット4選
バボラのおすすめガット4選
ここからは実際の商品です。それぞれの商品カードには「反発力」「耐久性」「スピン性能」「打球感の柔らかさ」の4項目を10点満点で編集部が相対評価したバーを掲載しています。あくまで一般的な素材特性の傾向をもとにした目安であり、実際の感じ方には個人差があります。価格は記事作成時点の参考価格です。購入前に必ず商品ページで最新の価格・カラー・ゲージ(太さ)を確認してください。
4本を並べると、バボラのガットラインナップの役割分担がよく見えてきます。RPMブラストとRPMラフはスピン性能と耐久性を重視したポリエステル系、タッチVSは打球感の柔らかさを追求した人工天然ガット系、エクセルは扱いやすさとコストのバランスを取ったマルチフィラメント系といった立ち位置になります。
どれを選ぶかは、自分がガットに何を求めているかによって変わります。とにかくスピンをかけたいならRPMブラストかRPMラフ、打球感の柔らかさや腕への負担軽減を優先するならタッチVS、コストを抑えつつ扱いやすさを重視するならエクセル、というふうに目的から逆算して選ぶと失敗しにくいでしょう。
また、ポリエステル系とナイロン・天然ガット系を組み合わせる「ハイブリッド張り」という選択肢もあります。たとえば縦糸にRPMブラスト、横糸にタッチVSを組み合わせることで、スピン性能と打球感の柔らかさを両立させようとする張り方です。ショップによってはこうしたハイブリッドセットも販売されているため、単一素材で迷ったら検討してみるのもよいでしょう。
![バボラ(Babolat)RPMブラスト(RPM Blast)硬式テニスガット [12mカット品]](https://tshop.r10s.jp/tennis-depot/cabinet/rakuten_item/30033_0001.jpg?fitin=256:256)
バボラ(Babolat)RPMブラスト(RPM Blast)硬式テニスガット [12mカット品]
4.28(18件のレビュー)
参考価格1,580円(12mカット品、目安)
バボラを代表するポリエステルガットで、多くのツアー選手が使用しているとされる定番モデルです。八角形に近い断面形状で、ボールを掴んでからスピンをかけて弾き出す感覚が強いとされています。スピン量を増やしたい、しっかり振り抜くプレースタイルの人に向いているモデルです。
ここが良い
- ツアーでの使用率が高いとされ、スピン性能に定評がある
- 耐久性が高く、頻繁に切れやすい人でも長く使いやすい傾向がある
- ゲージ展開が豊富で、太さによる打感の違いを試しやすい
注意点
- ポリエステル特有の硬めの打球感があり、腕や肘に不安がある人には負担が大きい場合がある
- 反発力は控えめなため、ボールを飛ばす力を求める人には物足りなく感じることがある
バボラ(Babolat)タッチVS(Touch VS)硬式テニスガット 単張り [12m]
4.79(33件のレビュー)
参考価格6,880円(12m単張り、目安)
天然ガットに近い柔らかな打球感を目指して開発された人工天然ガット系モデル。ボールを包み込むような食いつき感と高い反発力が特徴とされています。打球感の柔らかさを重視するプレーヤーや、天然ガットを試す前のステップとして選ばれることもあります。
ここが良い
- 天然ガットに近い柔らかな打球感が得られるとされる
- 反発力が高く、ボールが飛びやすいと感じるプレーヤーが多い
- 腕や肘への負担を抑えたい人にも選ばれやすい
注意点
- ポリエステル系に比べると耐久性は控えめで、頻繁に張り替えが必要になる場合がある
- RPMブラストなどのポリに比べると価格がやや高め
![バボラ(Babolat)RPMラフ(RPM Rough)硬式テニスガット [12mカット品]](https://tshop.r10s.jp/tennis-depot/cabinet/rakuten_item/30046_0002.jpg?fitin=256:256)
バボラ(Babolat)RPMラフ(RPM Rough)硬式テニスガット [12mカット品]
4.80(10件のレビュー)
参考価格1,670円(12mカット品、目安)
RPMブラストと同じ系統のポリエステルガットに、より粗い(ラフな)表面加工を加えることでスピン性能をさらに高めたモデルです。ボールへの引っかかりが強く、強烈なトップスピンをかけたいプレーヤー向けに設計されているとされています。
ここが良い
- ラフ加工によりRPMブラスト以上のスピン量が期待できるとされる
- ポリエステル系のため耐久性も比較的高い
- カラー展開があり見た目でも選びやすい
注意点
- 表面加工がある分、標準的なポリより打感の硬さを感じやすいという声もある
- スピンに特化した設計のため、フラット系のプレースタイルには合わない場合がある
![バボラ(Babolat)エクセル(Xcel)硬式テニス マルチフィラメントガット [12mカット品]](https://tshop.r10s.jp/tennis-depot/cabinet/rakuten_item/30037_0001.jpg?fitin=256:256)
バボラ(Babolat)エクセル(Xcel)硬式テニス マルチフィラメントガット [12mカット品]
4.59(22件のレビュー)
参考価格1,660円(12mカット品、目安)
ナイロン系マルチフィラメントのスタンダードモデル。柔らかい打球感と扱いやすさを両立させており、初心者向けラケットに標準で張られていることも多いガットです。価格も手頃で、ガット選びに迷ったときの基準として試しやすいモデルです。
ここが良い
- 柔らかい打球感で、腕や肘への負担を抑えやすいとされる
- ポリエステル系より価格が手頃で、まず試しやすい
- 初心者向けラケットとの組み合わせに標準採用されることが多く、実績がある
注意点
- ポリエステル系に比べるとテンションが落ちやすく、耐久性はやや劣るとされる
- スピン性能は控えめで、強い回転をかけたい人には物足りない場合がある
■ スペック比較表
| 商品 | バボラ(Babolat)RPMブラスト(RPM Blas… | バボラ(Babolat)RPMラフ(RPM Rough)… | バボラ(Babolat)エクセル(Xcel)硬式テニス … | |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 1,580円(12mカット品、目安) | 6,880円(12m単張り、目安) | 1,670円(12mカット品、目安) | 1,660円(12mカット品、目安) |
| 購入 | ||||
| 素材 | ポリエステル | 人工天然ガット系(合成繊維) | ポリエステル(ラフ加工) | マルチフィラメント(ナイロン系) |
| 断面形状 | 八角形(オクタゴン)に近い形状 | — | — | — |
| ゲージ展開 | 1.20mm/1.25mm/1.30mm/1.35mm | 1.20mm/1.25mm/1.30mm | 1.25mm/1.30mm/1.35mm | 1.25mm/1.30mm/1.35mm |
| 長さ | 12m(単張り目安) | 12m(単張り) | 12m(単張り目安) | 12m(単張り目安) |
| 推奨用途 | スピン重視のグラウンドストローカー向け | 打球感重視のオールラウンドプレーヤー向け | 強いトップスピンをかけたいプレーヤー向け | 初中級者、打球感重視のオールラウンド用途 |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
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ガット選びで最初に押さえたい「素材」の違い
テニスガットは大きく分けて「ポリエステル」「ナイロン(マルチフィラメント)」「天然ガット」の3系統に分類されます。この素材の違いが、反発力・耐久性・スピン性能・打球感の柔らかさという4つの特性の傾向をおおよそ決めています。まずはこの分類を頭に入れておくと、商品ページのスペックがぐっと理解しやすくなります。
ポリエステルガットは、硬めの素材でガットのめり込みが少なく、ボールを掴んでから弾き出す感覚が強いとされています。反発力自体は控えめですが、面を横に大きく振ってスピンをかけるプレースタイルとの相性がよく、耐久性も高いため、しっかり振り抜けるプレーヤーやポリガットの独特なホールド感が好きな人に選ばれる傾向があります。一方で打球感は硬めになりやすく、腕や肘への負担が気になる人には不向きな場合もあります。
ナイロン(マルチフィラメント)ガットは、細い繊維を束ねて作られており、天然ガットに近いソフトな打球感が特徴とされています。反発力も比較的高く、初心者から中級者まで扱いやすい素材として、多くのラケットに標準で張られていることが多いです。ただし、ポリエステルに比べると伸びやすくテンションが落ちやすいとされ、スピン性能や耐久性の面ではやや劣る傾向があります。
天然ガット(ナチュラルガット)は、牛の腸を原料にした最も歴史のある素材で、反発力・打球感の柔らかさともに高い評価を受けているとされています。価格は他の素材より高くなりがちで、湿気にも弱いとされていますが、「食いつくような」独特の打感を求めて天然ガットにこだわる上級者やプロも少なくありません。バボラのタッチVSシリーズは、この天然ガットに近い打球感を人工素材で再現しようとしたモデルとして知られています。
テンション(張り上げ強度)の考え方
ガットのパッケージや商品ページには、推奨ストリングテンションがポンド(lbs)で記載されています。これはガットをどのくらいの強さで張るかの目安で、同じガットでもテンションを変えるだけで打感や飛びの感覚が変わります。
テンションを低め(緩め)に張ると、ガットが大きくたわんでボールが食い込む感覚が強くなり、反発力が増して飛びやすくなるとされています。一方でコントロール性はやや落ちる傾向があります。逆にテンションを高め(きつめ)に張ると、たわみが少なくなって反発が抑えられ、狙った場所に打ち出しやすくなるとされる反面、ボールが飛びにくく感じられることもあります。
一般的にポリエステルガットは、ナイロンや天然ガットよりもやや低めのテンションで張ることが推奨される傾向があります。素材自体が硬く伸びにくいため、同じテンションでもナイロン系より硬く感じやすいためです。購入時にどのくらいのテンションで張るか迷ったら、ショップのスタッフに相談するか、まずは商品ページに書かれている推奨テンションの中間値から試してみるのがおすすめです。
なお、ガットは張ってから時間が経つとテンションが徐々に緩んでいきます。ポリエステルガットは特にこの傾向が強いとされ、週に数回プレーする人であれば1〜2か月程度で打感の変化を感じることもあります。「最近弾かなくなった」「スピンがかかりにくくなった」と感じたら、ガットの寿命を疑ってみるのもひとつの目安です。
バボラのガットラインナップ全体像
バボラのガットは大きく「RPMシリーズ(ポリエステル)」「VSシリーズ(天然ガット・人工天然ガット系)」「Xcel/エクセル(マルチフィラメント)」の3系統に分けられます。それぞれ役割がはっきりしており、自分のプレースタイルや求める打感に応じて選びやすいラインナップです。
■ RPMシリーズ(ポリエステル)
スピン性能と耐久性を重視したポリエステルガット。表面の形状によってスピンのかかり方が変わるモデルが複数あり、ツアー選手の使用率も高いとされています。硬めの打球感が特徴です。
■ VSシリーズ(人工天然ガット)
天然ガットに近い柔らかな打球感を目指したシリーズ。反発力が高く、打球感の柔らかさを重視するプレーヤーに向いているとされています。
■ Xcel/エクセル(マルチフィラメント)
ナイロン系マルチフィラメントで、扱いやすさとコストのバランスを重視したモデル。初中級者向けのラケットに標準で張られていることも多いとされています。
よくある質問
Qバボラのガットは初心者でも使えますか?
Aエクセルのようなマルチフィラメントガットであれば、柔らかい打球感で扱いやすいとされ、初心者でも使いやすいモデルです。一方でRPMブラストのようなポリエステル系は硬めの打球感で、ある程度スイングが安定してから使うほうが本来の特性を活かしやすいとされています。
QRPMブラストとRPMラフはどちらを選べばいいですか?
Aどちらもスピン重視のポリエステルガットですが、RPMラフのほうが表面の加工が粗く、よりスピン量を出しやすいとされています。まずスピン系ポリを試したい人はRPMブラストから、さらに強い回転を求める人はRPMラフを検討するとよいでしょう。
QタッチVSと本物の天然ガットはどう違いますか?
AタッチVSは人工素材で天然ガットに近い打球感を再現したモデルです。天然ガットに比べると価格を抑えやすく、湿気による劣化の心配も少ないとされていますが、打球感の再現度には限界があるという声もあります。天然ガット本来の感覚を求める場合は、別途天然ガット製品を検討する必要があります。
Qポリエステルガットはどのくらいの頻度で張り替えるべきですか?
A使用頻度にもよりますが、週1〜2回程度プレーする人であれば1〜2か月程度でテンションが落ちてくることが多いとされています。ポリエステルは切れる前にテンションが緩んで性能が落ちることが多いため、「切れていないから大丈夫」と判断せず、定期的な張り替えを意識するのがおすすめです。
Qハイブリッド張りは自分でもできますか?
A専用の張り機と技術が必要なため、基本的にはテニスショップやガット張りサービスに依頼することになります。縦糸と横糸で異なるガットを使う張り方で、多くのショップで対応可能です。購入時に「ハイブリッドで張りたい」と伝えれば、対応してもらえることが多いです。
Qゲージ(太さ)はどれを選べばいいですか?
A数字が小さいほど太く、大きいほど細くなります。太いゲージは耐久性が高い一方でスピン性能や打球感の柔らかさはやや控えめとされ、細いゲージは打球感が柔らかくスピンもかけやすい一方、切れやすくなる傾向があります。初めては1.25mm前後の標準的な太さから試すのが無難です。
Q価格が違うのはなぜですか?
A素材や製造工程の違いによるものです。一般的にポリエステルやマルチフィラメントは比較的手頃な価格帯、天然ガットや人工天然ガット系は高めの価格帯になる傾向があります。今回紹介した4本の中では、タッチVSが価格帯として最も高めです。
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![バボラ(Babolat)RPMブラスト(RPM Blast)硬式テニスガット [12mカット品]](https://tshop.r10s.jp/tennis-depot/cabinet/rakuten_item/30033_0001.jpg?fitin=256:256)
バボラ(Babolat)RPMブラスト(RPM Blast)硬式テニスガット [12mカット品]
参考価格 1,580円(12mカット品、目安)
向いている人:しっかりスイングしてスピンをかけたい中級者以上、耐久性を重視したい人
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