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プリンスのガットで迷ったら、初めての張り替えなら「シンセティックガット デュラフレックス」、スピンを求めるなら「ツアー XX スピン」、腕や肘に不安があるなら「エンブレム LT」が目安です。プリンスは各商品ページで、パワー・ソフトネス・スピン・耐久性の4指標を示しています。この記事では、その公式指標と素材の違いを比較表にまとめ、実在4本を紹介します。
この記事でわかること
- プリンスのガットはどれを選ぶ?目的別の結論
- 素材の違いを知る — ポリエステル・ナイロン・マルチフィラメント
- テンション(張り上げ強度)の考え方
- プリンスのガットラインナップの特徴|公式指標で比較
- プリンスのおすすめガット4選
- プリンスのガットでよくある失敗と対策
プリンスのおすすめガット4選
ここからは実際の商品です。ナイロンのモノ2本、マルチフィラメント1本、ポリエステル1本の4本です。各カードの4項目のバーは、素材の一般的な傾向をもとにした編集部の相対評価で、上の公式指標とは別の物差しです。購入前に商品ページで最新の価格・在庫を確認してください。
4本の役割は、デュラフレックスが価格重視の入門、エンブレム LT17が打球感重視のマルチ、ツアー XX スピンがスピン特化のポリエステル、ライトニング XP17が弾きとパワーのナイロンです。上の目的別の表で、いちばん近いものを選んでください。
ポリエステルを選ぶなら、4本の中ではツアー XX スピンだけです。ライトニング XPはポリエステルではなくナイロンなので、「ポリ入門」として選ぶと想定と違ってしまいます。

プリンス シンセティックガット デュラフレックス 18(SYNTHETIC GUT DF 18)単張り 7J72501
5.00(3件のレビュー)
参考価格1,380円
プリンスのエントリーモデルにも採用される定番のナイロン(シンセティック)ガット。手頃な価格ながら反発力と打球感のバランスが取れており、初めてのガット張り替えにも選びやすいモデルです。
ここが良い
- 1,000円台と手頃な価格で、初めてのガット張り替えに選びやすい
- ナイロン系らしい反発力と打球感のバランスの良さがあるとされる
- プリンスのエントリーラケットにも採用実績がある定番モデル
注意点
- 公式の耐久性指標は3点と4本で最も低く、切れやすさと緩みの早さは割り切りが必要
- ハードヒッターが使うと、テンションが早めに緩んでくると感じることがある

プリンス エンブレム LT17(EMBLEM LT17)単張り 7JJ018
4.67(3件のレビュー)
参考価格2,170円
細い繊維を束ねたマルチフィラメント構造のガット。天然ガットに近い柔らかい打球感と高い反発力が特徴とされ、腕や肘への負担を抑えたい人に向いているとされています。
ここが良い
- マルチフィラメント特有の柔らかい打球感と反発力の高さがあるとされる
- テニス肘など腕や肩への負担が気になる人に向いているとされる
- ポリエステルより打感がマイルドで、ボールを掴む感覚をつかみやすいとされる
注意点
- 公式の耐久性指標は5点で、ポリエステルほど長持ちしない
- シンセティックガットよりは価格がやや高め

プリンス ツアー XX スピン 17(TOUR XX SPIN 17)単張り 7JJ024
4.20(5件のレビュー)
参考価格1,510円
スピン性能を重視したポリエステルガット。ガット表面の形状によってボールに回転をかけやすいとされ、スピンをかけたラリーを好むプレーヤー向けのモデルです。
ここが良い
- ポリエステル系らしい耐久性の高さとスピン性能があるとされる
- ハードヒットしてもガットが伸びにくく、方向性を安定させやすいとされる
- スピンをかけたラリーを好む中上級者向けのモデル
注意点
- 公式のソフト指標は8点だが、素材はポリエステルなので、ナイロンやマルチに慣れた人は硬く感じることがある
- 非力な人が使うと飛びにくく感じる場合がある

プリンス ライトニング XP17(LIGHTNING XP17)単張り 7JJ002000
5.00(1件のレビュー)
参考価格1,840円
中心のモノフィラメントを、トリプルコアテクノロジーの側糸が包むナイロンのモノフィラメントです。プリンス公式は「弾きが良く、強いパワーを生むモノフィラメントのトーナメントモデル」と案内し、ポリエステルを横糸にしたハイブリッドにも向くとしています。
ここが良い
- 公式のパワー指標は10点と、4本の中でも弾きが強い
- トリプルコアの側糸で、スピン(公式9点)と打球感(公式7.5点)を両立する設計
- ポリエステルの横糸と組み合わせるハイブリッドにも向く
- カラーバリエーションが豊富で見た目でも選びやすい
注意点
- 公式の耐久性指標は6.5点で、ポリエステルのように長持ちするガットではない
- ツアー XX スピンのような強い食いつきを求める人には、特化性が足りない
■ スペック比較表
| 商品 | プリンス シンセティックガット デュラフレックス 18(… | プリンス エンブレム LT17(EMBLEM LT17)… | プリンス ツアー XX スピン 17(TOUR XX S… | プリンス ライトニング XP17(LIGHTNING X… |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 1,380円 | 2,170円 | 1,510円 | 1,840円 |
| 購入 | ||||
| 素材 | ナイロン(シンセティックガット・モノフィラメント) | マルチフィラメント | ポリエステル(モノフィラメント) | ナイロン(モノフィラメント・トリプルコア) |
| ゲージ | 1.15mm(18ゲージ) | 1.25mm(17ゲージ) | 1.25mm(17ゲージ) | 1.24mm(17ゲージ) |
| 長さ | 単張り12m | 単張り12m | 単張り12m | 単張り12m |
| カラー | ホワイト | ナチュラル | ブラック | ピンク |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
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プリンスのガットはどれを選ぶ?目的別の結論
4本のうち、ポリエステルはツアー XX スピンだけです。ほかの3本はナイロン系(ナイロンのモノ、ナイロンのマルチ)で、打球感はやわらかく、価格も抑えめです。
ラケットを買い替えるときはスペックを比べるのに、ガットは「お店にお任せ」になりがちです。同じラケットでも、ガットの素材とゲージが変わると、飛び方、回転のかかり方、打球感は大きく変わります。「なんとなく飛ばない」の原因が、ガットの劣化であることもあります。
目的別 プリンスのガットの選び方
| 目的 | 選ぶモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 初めての張り替え | デュラフレックス18 | 公式が「最もスタンダード」と案内 |
| 腕・肘が不安 | エンブレム LT17 | 極細マルチ。公式ソフト指標8.5 |
| スピンを増やしたい | ツアー XX スピン17 | 5つの溝。公式スピン指標10 |
| 弾きとパワー | ライトニング XP17 | 公式パワー指標10。ポリとのハイブリッド向き |
| ポリを初めて試す | ツアー XX スピン17 | 公式は「ポリなのにマイルド」と案内 |
指標はプリンス公式サイトの各商品ページに掲載されている10点満点の数値です。プリンス社内の相対指標で、他社製品との比較はできません。
素材の違いを知る — ポリエステル・ナイロン・マルチフィラメント
ガットの素材は、ポリエステル、ナイロン(シンセティックガット)、マルチフィラメント、天然ガットの4系統です。素材で、反発力・耐久性・スピン性能・打球感の傾向が決まります。
ポリエステルは、力のあるプレーヤーがハードヒットしてもガットが伸びにくく、方向性を保ちやすい素材です。反面、非力な人が張ると硬さが目立ち、飛びにくく感じることがあります。
ナイロンは天然ガットの代替として開発された素材で、エントリー向けラケットに標準で張られることが多い定番です。マルチフィラメントは細い繊維を束ねた構造で、腕や肘への負担を抑えたい人に向いています。
素材別の傾向とプリンスのモデル
| 素材 | 傾向 | プリンスのモデル |
|---|---|---|
| ポリエステル | 耐久性とスピンに優れ、打球感は硬め。ハードヒッター向け | ツアー XX スピン |
| ナイロン(モノ) | 反発と打球感のバランスが良く、価格が手頃。耐久性は低め | デュラフレックス、ライトニング XP |
| マルチフィラメント | 天然ガットに近い柔らかさと反発。耐久性は低め | エンブレム LT |
| 天然ガット | 反発・打球感とも高評価。高価で湿気に弱い | (この記事では扱わない) |
テンション(張り上げ強度)の考え方
テンションは、ガットを張る強さのことで、ポンド(lbs)で表します。同じガットでも、テンションで打球感と飛びが変わります。
ポリエステルは、ナイロンやマルチフィラメントよりテンションが落ちやすい素材です。こまめな張り替えが推奨される理由の一つです。
- 1ラケットに書かれた推奨テンションの、中間あたりで最初に張る。
- 21〜2週間使い、飛びすぎるなら次回は高め、飛ばないなら低めに調整する。
- 3ポリエステルは、同じテンションでも硬く感じやすい。ナイロンから乗り換えるときは、やや低めにする。
- 4低めは、飛びやすく、ボールを掴む感覚が出る。高めは、コントロールしやすく、飛びは控えめになる。
プリンスのガットラインナップの特徴|公式指標で比較
プリンスのガットは、エントリーのシンセティックガットから、打球感のエンブレム、スピンのツアー XX、弾きのライトニングまで揃います。公式指標で4本を並べると、性格の違いがはっきり見えます。
デュラフレックスは、芯糸のまわりに耐摩耗性の高い素材を巻き、耐久性とテンション維持を高めたナイロンです。公式は「最もスタンダード」と位置づけています。エンブレム LT17は、極細のマルチフィラメントをまっすぐ並べたリニアテクノロジーに、ポリアミドのコーティングを組み合わせています。
ツアー XX スピンは、ファイブバルブ製法で外層に5つの深い溝を作り、食いつきを高めたポリエステルです。公式は日本人向けに衝撃を抑えたポリエステルとしています。ライトニング XPは、中心のモノフィラメントを、トリプルコアテクノロジーの側糸が包むナイロンで、ポリエステルを横糸にしたハイブリッドにも向くと公式が案内しています。
指標が耐久性3のデュラフレックスと、6のツアー XX スピンでは、張り替えのペースも変わります。耐久性が低いナイロン系は、切れる前の緩みに加えて、擦り切れにも注意が必要です。
プリンス公式の性能指標(10点満点)
| モデル | 素材・ゲージ | パワー/ソフト/スピン/耐久 |
|---|---|---|
| デュラフレックス18 | ナイロン・モノ/1.15mm | 10/5/10/3 |
| エンブレム LT17 | ナイロン・極細マルチ/1.25mm | 9.5/8.5/9/5 |
| ツアー XX スピン17 | ポリエステル/1.25mm | 9/8/10/6 |
| ライトニング XP17 | ナイロン・モノ/1.24mm | 10/7.5/9/6.5 |
プリンス公式サイト各商品ページの指標(2026年10月時点)。4本とも12.2m単張りで、日本製です。
プリンスのガットでよくある失敗と対策
多い失敗は、次の4つです。
■ ライトニング XPをポリエステルだと思って買う
公式の素材はナイロンです。ポリの硬さや耐久性を求めるなら、ツアー XX スピンを選びます。
■ 腕や肘が不安なのにポリエステルを張る
まずはエンブレム LTのようなマルチフィラメントから。ポリを使う場合は、テンションを低めにします。
■ ナイロンを切れるまで使い続ける
ナイロン系は緩みに加えて擦り切れが進みます。飛びや打球感に違和感が出たら、切れる前に交換します。
■ 価格だけで選んで性格が合わない
指標を見ると、デュラフレックスは耐久性が低め、ツアー XX スピンはソフトが8と柔らかめです。価格より、困りごとに合う指標で選びます。
ガットの張り替え頻度の目安
ガットは、張ってから時間が経つとテンションが落ち、本来の性能を出せなくなります。練習の頻度で、交換の目安が変わります。
練習頻度別の張り替え目安
| 練習頻度 | 張り替えの目安 |
|---|---|
| 週に数回 | 1〜2か月 |
| 月に数回 | 半年ほど |
| ポリエステルを使う場合 | 早めに。緩みやすいため |
切れていなくても、飛ばない、回転がかからない、打球感が変わったと感じたら交換のサインです。
よくある質問
Qプリンスのガットは初めてでも使えますか?
A使えます。まずは公式が「最もスタンダード」と案内するシンセティックガット デュラフレックスが無難です。ナイロン系で扱いやすく、価格も抑えられています。
Qポリエステルとナイロンは、どちらが初心者向けですか?
Aナイロン系のほうが扱いやすいとされています。ポリエステルは耐久性とスピンに優れる反面、硬く、非力な人には飛びにくく感じられるためです。プリンスのポリエステルは、この記事ではツアー XX スピンです。
Qスピンをかけやすいガットはどれですか?
Aツアー XX スピン17です。ファイブバルブ製法で外層に5つの深い溝があり、公式のスピン指標は10点です。デュラフレックス18も10点ですが、耐久性は3点のナイロンです。ライトニング XPも9点と高めですが、素材はナイロンです。
Qテニス肘が心配な場合はどれを選べばいいですか?
A極細マルチフィラメントのエンブレム LT17が候補です。公式のソフト指標は8.5点です。テンションを低めにすると、衝撃がさらにやわらぎます。痛みが続くときは、ガットだけでなく、ラケットや打ち方も含めて専門家に相談してください。
Qライトニング XPはポリエステルですか?
Aいいえ、公式の素材はナイロンです。トリプルコアテクノロジーの側糸を使ったモノフィラメントで、ポリエステルを横糸にしたハイブリッドにも向くと案内されています。
Qテンションはどれくらいにすればいいですか?
Aラケットの推奨テンション範囲の中間から試すのが一般的です。飛びすぎると感じたら次回は高め、飛ばないと感じたら低めに調整します。
Q単張りとロールは、どちらを選べばいいですか?
A1本のラケットなら、必要な長さが入った12.2mの単張りが手軽です。複数本を頻繁に張り替える人や自分で張る人は、ロールのほうが1本あたりの単価を抑えられます。
Qプリンスのガットの価格はどれくらいですか?
Aプリンス公式サイトの12.2m単張りは、デュラフレックス18が2,310円、ツアー XX スピン17が2,530円、ライトニング XP17が3,300円、エンブレム LT17が3,630円(税込、2026年10月時点)。ショップの販売価格は異なることがあります。張り替え工賃は別にかかります。
迷ったらこれ|この記事のNo.1

プリンス シンセティックガット デュラフレックス 18(SYNTHETIC GUT DF 18)単張り 7J72501
参考価格 1,380円
向いている人:ガット選びに慣れていない人、まずは手頃な価格で試したい人
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