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ランニング用語集|ペース・LSDなど基礎用語を解説
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ランニング用語集|ペース・LSDなど基礎用語を解説

ランニングを始めると出てくる「ペース」「ビルドアップ走」「LSD」「インターバル」などの基本用語を、初心者でもイメージしやすい言葉でまとめて解説します。

公開:更新:執筆:SPOGEAR編集部

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ランニングの記事や練習メニューを読んでいると、「ペース」「ビルドアップ走」「LSD」「インターバル」といった、聞き慣れない言葉が次々に出てきて戸惑うことがあります。これらの用語はランナー同士の会話やSNSでも頻繁に使われますが、初めて見た人にとっては何を指しているのか想像しづらいものも多いでしょう。この記事では、ランニングを始めたばかりの人が最初につまずきやすい基本用語を、できるだけ具体的なイメージとともに整理しました。それぞれの練習方法の細かい効果や適切な頻度については個人差が大きいため、体調や経験に応じて無理のない範囲で取り入れることを心がけてください。

この記事でわかること

  • ペース・ラップタイムに関する用語
  • 練習メニューの種類:LSD・ビルドアップ走
  • 練習メニューの種類:インターバル走・ペース走
  • 走り方・フォームに関する用語
  • 心拍・体の状態に関する用語
  • レース・大会に関する用語

ペース・ラップタイムに関する用語

まずは、走る速さを表す際によく使われる基本用語から確認していきましょう。

■ ペース

1kmを走るのにかかる時間のこと。「キロ6分」「6分/km」のように表記され、数字が小さいほど速いペースになります。マラソンの目標タイムを立てるときにも、まずペースの計算から考えることが多いです。

■ ラップタイム

決められた区間(1kmごとなど)ごとの通過時間のこと。GPSウォッチの多くは1kmごとに自動でラップを計測し、その区間のペースを表示してくれます。

■ スプリットタイム

レースなど長い距離を走る際の、中間地点までの累積タイムのこと。「ハーフの通過が1時間50分だった」のように、スタートからある地点までの合計時間を指します。

■ イーブンペース

最初から最後までペースをほぼ一定に保って走る走り方。前半に速く走りすぎて後半失速する「オーバーペース」を避けるための考え方として紹介されることが多いです。

■ ネガティブスプリット

レースの前半よりも後半のペースを上げて走る走り方。後半に余力を残せるように配分を考える戦略として使われる言葉です。

練習メニューの種類:LSD・ビルドアップ走

ランニングの練習メニューには、目的別にさまざまな名前がついています。まずは代表的な2つのメニューを紹介します。

LSDは「Long Slow Distance」の略で、日本語では「ゆっくり長く走る練習」と説明されます。会話ができる程度のゆっくりとしたペースで、通常よりも長い距離・長い時間をかけて走るのが特徴です。心肺機能や脂肪をエネルギーとして使う能力を高める土台づくりとして紹介されることが多い練習方法ですが、効果の感じ方には個人差があります。

ビルドアップ走は、走り始めはゆっくりとしたペースからスタートし、走るにつれて徐々にペースを上げていく練習方法です。「最初はジョグペース、中盤から少しずつ速く、終盤はレースペース近くまで上げる」といった組み方が一般的で、後半にペースを上げる感覚を体に覚え込ませる目的で行われます。急にペースを上げすぎるとケガのリスクが高まるため、無理のない範囲で段階的に行うことが大切です。

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練習メニューの種類:インターバル走・ペース走

スピードを高めることを目的とした練習メニューにも、いくつかの代表的な種類があります。

インターバル走は、速いペースで走る区間とゆっくり休む(またはジョグでつなぐ)区間を交互に繰り返す練習方法です。「400mを速いペースで走り、200mのジョグでつなぐ」を何セットか繰り返す、といった形で組まれることが多く、心肺機能への負荷が高い練習として知られています。負荷が高いため、体力レベルに応じて無理なく取り入れることが推奨されます。

ペース走は、目標とするレースペース(またはそれに近いペース)を、休みを入れずに一定時間・一定距離走り続ける練習です。インターバル走のように区間を分けず、決めたペースを維持する感覚を身につける目的で行われます。

タイムトライアルは、決めた距離を全力に近いペースで走り、実際の走力を測定する練習です。5kmや3kmなど比較的短い距離で行われることが多く、自分の現在の走力を客観的に把握するために使われます。

走り方・フォームに関する用語

走るときの体の使い方や着地の仕方に関する用語も、初心者が最初につまずきやすいポイントです。

■ ストライド

一歩で進む距離のこと。ストライドを大きくすることでスピードを上げようとする走り方は「ストライド走法」と呼ばれます。

■ ピッチ

1分間あたりの歩数のこと。ピッチを増やすことでスピードを上げようとする走り方は「ピッチ走法」と呼ばれ、ストライド走法と対比されることが多い考え方です。

■ フォアフット・ミッドフット・ヒールストライク

着地する際に足のどの部分が最初に接地するかを表す言葉。つま先側で着地する「フォアフット」、足裏全体で着地する「ミッドフット」、かかとから着地する「ヒールストライク」に大別され、どれが優れているというよりは走り方や個人の特徴によって異なります。

■ プロネーション

着地の際に足首が内側に少し倒れ込む動きのこと。過度な倒れ込みは「オーバープロネーション」と呼ばれ、シューズ選びの際に安定性を重視する目安の一つとして紹介されます。

心拍・体の状態に関する用語

GPSウォッチや心拍計を使うようになると出てくる用語も、あらかじめ意味を知っておくと数値を活用しやすくなります。

■ 最大心拍数

運動時に心臓が1分間に打つ拍動数の理論上の上限値。「220−年齢」という簡易な計算式が目安として紹介されることがありますが、個人差が大きいため、あくまで参考値として扱うのが無難です。

■ 心拍ゾーン

最大心拍数に対する割合で運動強度を区分する考え方。ゾーンごとに「脂肪燃焼を目的とした低強度」「持久力向上を目的とした中強度」のような目的づけがされることが多く、GPSウォッチのトレーニング機能でもよく使われます。

■ VO2max(最大酸素摂取量)

運動中に体が取り込める酸素量の最大値を示す指標で、持久力の目安として使われます。GPSウォッチが推定値を表示する機能を持つ場合もありますが、あくまで推定値であり、実測値とは異なる点に注意が必要です。

■ DOMS(遅発性筋肉痛)

運動の直後ではなく、1〜2日後に現れる筋肉痛のこと。「Delayed Onset Muscle Soreness」の略で、久しぶりに走ったときやいつもより長い距離を走ったときに起こりやすいとされています。

レース・大会に関する用語

大会やレースに参加する際によく使われる用語も合わせて確認しておきましょう。

■ PB(パーソナルベスト)/SB(シーズンベスト)

PBはこれまでの自己最高記録、SBはそのシーズン内での最高記録を指す言葉です。「今回の大会でPBを更新した」のように使われます。

■ サブ4・サブ3

フルマラソンを4時間以内、3時間以内で完走することを指す通称。「サブ3.5」のように30分刻みで表現されることもあります。

■ DNF・DNS

DNFは「Did Not Finish」の略でリタイア(途中棄権)、DNSは「Did Not Start」の略で欠場(出走しなかったこと)を意味します。大会の結果一覧でよく見かける表記です。

■ キロ表示・関門

コース上に設置される距離の目印と、その地点までに通過すべき制限時刻のポイントのこと。関門の仕組みについては別記事で詳しく解説しています。

ギア・装備に関する用語

シューズやウェアの商品ページでよく見かける用語もいくつか紹介します。

■ ドロップ(heel-to-toe drop)

シューズのかかと部分とつま先部分の厚みの差のこと。ドロップが大きいほどかかと側が高く、ドロップが小さい(ゼロに近い)ほど足裏が平らな設計になります。

■ カーボンプレート

一部の高性能ランニングシューズのソール内部に組み込まれている板状のパーツ。反発力や安定性に関わる要素として紹介されることが多いですが、走り方への影響は個人差があります。

■ ドライレイヤー

汗を素早く外側の生地に移動させることを目的に、肌に直接触れる面に使われる速乾性素材の総称。ウェアの説明文でよく見かける言葉です。

よくある質問

QLSDとジョギングは何が違うのですか?

A明確な境界線があるわけではありませんが、LSDは「会話ができる程度のペースで、通常より長い距離・長い時間を走る」ことを意識した練習を指すことが多いです。単に軽く走る「ジョグ」よりも、距離や時間を長く設定する点が特徴とされています。

Qインターバル走は毎回のトレーニングでやったほうがいいですか?

Aインターバル走は心肺機能への負荷が高い練習のため、毎回の練習で行うと疲労がたまりやすくなります。多くの練習メニューの紹介では、週1回程度を目安に、体調や疲労度に応じて無理なく取り入れる考え方が示されています。

Qピッチ走法とストライド走法はどちらが優れていますか?

Aどちらが優れているというものではなく、体格や柔軟性、走る速度によって向き不向きが異なります。実際には多くのランナーが両方の要素を組み合わせて走っており、極端にどちらかに偏らせる必要はないとされています。

Qサブ4を目指すにはどのくらいのペースで走ればいいですか?

Aフルマラソンの距離42.195kmを4時間以内で走るには、平均して1kmあたり約5分41秒のペースを保つ計算になります。ただし関門の通過や給水などで多少のペース変動があるため、目標より少し余裕を持ったペース設定を検討するのも一つの方法です。

QVO2maxの数値はどれくらい信頼できますか?

AGPSウォッチが表示するVO2maxは、心拍数やペースなどのデータから推定した値であり、専門施設で行う実測値とは異なる場合があります。日々の変化を追うための目安として活用し、絶対的な数値として過信しないことが無難です。

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