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真夏の炎天下はもちろん、春先や秋口でも、日差しの強い時間帯にランニングをしていると「目が疲れる」「まぶしくてフォームが崩れる」と感じたことがある人は多いのではないでしょうか。帽子やサンバイザーで対策している人は多い一方で、サングラスまで用意している市民ランナーはまだ少数派かもしれません。ですが紫外線は肌だけでなく目にもダメージを与え、まぶしさによる目の疲労は、姿勢の崩れや集中力の低下、ひいてはペースの乱れにもつながります。とはいえ、いざランニング用サングラスを探そうとすると、ファッション用サングラスとの違いがよく分からず、レンズカラーやフィット感の項目を前に選び方に迷ってしまう人も少なくありません。この記事では、ランニング用サングラスを選ぶときに見ておきたいポイントを、専門用語をかみ砕きながら整理しました。最後には、購入候補に挙がりやすい4本を比較しています。
この記事でわかること
- なぜランニングに専用のサングラスが必要なのか
- そもそもサングラスのスペックで何が変わるのか
- 「レンズカラーと可視光線透過率」の読み方
- 「紫外線カット率」の読み方 — 見落とされがちな最重要項目
- 「重量とフィット感」の読み方 — 走行中のズレを防ぐカギ
- 目的別に見る3タイプ
ランニング用サングラスおすすめ4選
ここからは選定した候補の紹介です。先にお伝えしておくと、これらをかければ必ず快適に走れる、という話ではありません。いずれもメーカーの商品ページ上で「スポーツ」「ランニング」向けとして案内されているものを中心に、価格帯とフィット感が異なる4本を選びました。こちらの価格は記事作成時点の目安です。日々変動する可能性があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・カラーを確認してください。
4本を並べると、価格帯とフィッティングで役割が分かれているのが分かります。オークリーはブランドの信頼性と本格的な機能を求める人向けの最上位モデル、ナイキはアジアンフィットで日本人の顔立ちに合わせやすい定番モデル、アディダスはランニング以外にも兼用しやすいバランス型、ニューバランスはカラー展開の豊富さと快適な掛け心地が魅力のモデルという特徴を持つ製品です。
自分にフィットするのは、走る時間帯や好みのデザイン、そして予算によって変わります。ブランドの信頼性を重視するならオークリー、日本人の顔立ちへのフィット感を重視するならナイキ、他のスポーツにも兼用したいならアディダス、カラーバリエーションから選びたいならニューバランス、という視点で比較すると、選びやすくなります。購入を検討する際は、価格・仕様が変わっている可能性があるので商品ページも確認してください。
いずれのモデルも紫外線カット率は99%以上(紫外線透過率1%以下)と十分な性能を備えています。差がつきやすいのは可視光線透過率(レンズの濃さ)とフィッティングの部分なので、自分がよく走る時間帯と、これまでメガネやサングラスをかけたときにズレやすさを感じたことがあるかどうかを基準に選ぶとよいでしょう。
価格を抑えたい場合は、アディダスやニューバランスのようなバランス型から検討するのがおすすめです。ランニングを本格的に継続する見通しが立ってから、より上位のモデルへステップアップするという考え方も十分にありです。

オークリー レーダー EV パス OO9208-A138(OAKLEY RADAR EV PATH)国内正規品
参考価格25,000円
世界のトップアスリートの協力を得て開発された、オークリーを代表するスポーツサングラス。レンズを縦方向に広げた設計で上部の周辺視界を広げ、Prizm(プリズム)レンズが色調やコントラストを際立たせます。軽量なO Matterフレームと、Unobtainium素材のイヤーソックス・ノーズパッドで、汗をかいてもズレにくいとされています。
ここが良い
- 日本正規代理店を通じた国内正規品で、メーカー保証書が付属し安心して購入しやすい
- 軽量なO Matterフレームと専用ノーズパッドで、汗をかいてもズレにくいとされている
- Prizmレンズによりコントラストが強調され、路面の状態を確認しやすいとされる
注意点
- 4本の中では価格がもっとも高い
- レギュラーフィットのため、鼻が低めの人はノーズパッドの当たり方を試着で確認したい

ナイキ ゲイルフォース AF DC2909-060(NIKE GALE FORCE AF)アジアンフィット
5.00(1件のレビュー)
参考価格16,600円
ナイキのスポーツサングラスシリーズ「GALE FORCE(ゲイルフォース)」のアジアンフィットモデル。奥行きのある柔軟なフレームで、やや大きめの顔にもフィットしやすいとされ、レンズ上部とノーズパッドの通気性により汗をかいても曇りにくい設計です。ランニング・ゴルフ・サイクリングなど幅広いシーンで使われています。
ここが良い
- アジアンフィット設計で、日本人の顔立ちでもズレにくいという実際の使用者レビューがある
- レンズ上部・ノーズパッド部分の通気性が確保されており、汗をかいても曇りにくいとされる
- UVA/UVBを100%カットする表記があり、紫外線対策として十分な性能を備えている
注意点
- 取り寄せ商品のため、発送までに数日かかる場合がある
- レンズカラーの選択肢は限定的で、他の3本ほど豊富ではない

adidas SP0029H アディダス スポーツサングラス アジアンフィット
参考価格13,800円
世界的に認知度の高いスポーツブランド、アディダスのスポーツサングラス。UV99%カットのミラーレンズを採用し、アジアンフィット設計で日本人の顔立ちにも合わせやすいとされています。ブラック×グレーミラーなど複数のカラー展開があり、ランニングだけでなくゴルフやアウトドアシーンにも使いやすいモデルです。
ここが良い
- ブラック×グレーミラーなど複数のカラーバリエーションから好みのデザインを選べる
- アジアンフィット設計で、日本人の顔立ちにも合わせやすいとされている
- ランニングに限らずゴルフやアウトドアなど幅広いシーンで兼用しやすい
注意点
- 重量の具体的な数値表記がなく、装着感は試着かレビューで確認する必要がある
- キャンペーンやクーポンの有無によって実売価格が変動しやすい

ニューバランス サングラス NB08102(New Balance)ミラーレンズ スポーツ
参考価格14,800円
1906年創業のニューバランスが、スニーカー作りで培ったフィット感と機能性への考え方をサングラスにも採用したスポーツモデル。テンプルエンドに柔らかい素材を使用し、快適な掛け心地を実現しています。クリアバイオレットやマットブラックなど5色展開で、好みのカラーを選びやすいのも特徴です。
ここが良い
- テンプルエンドに柔らかい素材が使われており、長時間かけても快適な掛け心地とされている
- 全5色とカラー展開が4本の中でもっとも豊富で、好みのデザインを選びやすい
- ニューバランス正規商品販売店からの購入で、安心して選びやすい
注意点
- 可視光線透過率10%とやや濃いめの設定で、薄暗い時間帯には向きにくい場合がある
- 人気カラーは在庫が少なくなりやすく、早めの検討が必要になることがある
■ スペック比較表
| 商品 | オークリー レーダー EV パス OO9208-A138… | ナイキ ゲイルフォース AF DC2909-060(NI… | adidas SP0029H アディダス スポーツサング… | ニューバランス サングラス NB08102(New Ba… |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 25,000円 | 16,600円 | 13,800円 | 14,800円 |
| 購入 | ||||
| 重量 | 約29g(レンズを含む) | — | — | — |
| 紫外線カット率 | 99%以上 | — | — | — |
| 可視光線透過率 | 15%(Prizm Road Jade) | 16%(FIELD TINT) | 14.30% | 10% |
| フレーム素材 | O Matter | — | — | — |
| レンズ素材 | Plutonite(高純度ポリカーボネイト) | — | — | — |
| フィッティング | レギュラーフィット | アジアンフィット | アジアンフィット | — |
| 付属品 | 純正レンズクロスポーチ・純正ケース・交換用ノーズパッド・メーカー保証書 | 専用ソフトケース | ブランド純正ケース | — |
| レンズ横幅 | — | 約73mm | — | 141mm |
| レンズ縦幅 | — | 約41mm | — | 58mm |
| 正面横幅 | — | 約150mm | — | — |
| 紫外線カット | — | UVA/UVB 100%カット | — | — |
| 紫外線透過率 | — | — | 1%未満 | 1.0%以下 |
| フレーム幅(外側) | — | — | 約14cm | — |
| レンズ縦 | — | — | 約4.7cm | — |
| テンプル | — | — | 約14cm | — |
| フレーム幅 | — | — | — | 151mm |
| テンプル幅 | — | — | — | 137mm |
| カラー展開 | — | — | — | 全5色(クリアバイオレット/クリアダークグレー/クリアマットグレー/マットブラック/ブラック) |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
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なぜランニングに専用のサングラスが必要なのか
普段使いのファッション用サングラスをそのままランニングに転用する人もいますが、実はランニングと一般的なサングラスの相性はあまり良くありません。走っているときは頭や上半身が上下に揺れ続けるため、フィット感が弱いサングラスはすぐにずり落ちてきますし、汗をかいた状態ではさらに滑りやすくなります。また、ファッション用サングラスはレンズが大きく重いものも多く、長時間かけていると鼻や耳の付け根に負担がかかりやすいという問題もあります。
ランニング用として設計されたサングラスは、軽量な素材、汗をかいても滑りにくいノーズパッドやテンプル(つる)、走行中の振動でもずれにくい湾曲したフレーム形状など、走ることを前提にした工夫が随所に盛り込まれています。見た目は似ていても、実際にかけて走ってみると快適さの差は大きく感じられることが多いです。
さらに見落とされがちなのが、紫外線対策としての役割です。日焼け止めを塗って肌の紫外線対策をしていても、目の紫外線対策まで意識している人は意外と少ないものです。紫外線を浴び続けた目は、疲労感や充血、将来的な眼病リスクの一因になるとも言われています。日常的に屋外を走る習慣がある人ほど、サングラスによる目の保護は軽視できないポイントだと考えてください。
もう一つの効果として、まぶしさを抑えることでフォームが安定しやすくなる点も挙げられます。日差しが強いと、無意識に目を細めたり顔を伏せがちになったりして、視線や姿勢が崩れやすくなります。サングラスでまぶしさを軽減できれば、視界を保ったまま自然なフォームを維持しやすくなり、結果として走りやすさにもつながります。
なお、この記事は主にロードやトラックでのランニングを想定した、日差し対策・紫外線対策としてのサングラス選びを扱っています。トレイルランニングでは、木の枝や飛来物から目を守るという別の役割も加わるため、レンズの大きさや素材の耐久性など、選び方の基準がやや異なる点には触れておきます。
この記事のスタンス
商品ごとの特徴については効果を確約するものではないので、「〜とされる」といった表現で紹介しています。フィット感には個人差が大きく、状況によって差があるためです。判断材料として使い、可能であれば購入前に実店舗で試着することをおすすめします。
そもそもサングラスのスペックで何が変わるのか
ランニング用サングラスの商品ページには、レンズカラー(ミラー・プリズムなど)、可視光線透過率、紫外線カット率、重量、フィッティング(アジアンフィットなど)といった情報が並んでいます。すべてを一度に理解する必要はありませんが、初めてランニングサングラスを選ぶ人がまず押さえておきたいのは「レンズカラーと可視光線透過率」「紫外線カット率」「重量とフィット感」の3つです。
たとえるなら、レンズカラーと可視光線透過率は「どれくらい光を通すか」というサングラス自体の明るさ、紫外線カット率は「どれだけ目を守れるか」という安全性、重量とフィット感は「走っているときにどれだけ快適でいられるか」という使い心地に関わる要素です。この3つを見るだけで、そのサングラスが自分の使い方に合うかどうか、おおよそ判断できます。
見落とされがちなのが、サングラスの効果は「速く走れるようになる」という直接的な効果ではなく、「まぶしさや紫外線によるストレスを減らし、走ること自体を続けやすくする」という間接的な効果である点です。日差しの強い時期に外を走ること自体がつらいと感じてしまうと、ランニングという習慣そのものが続かなくなってしまいます。サングラスは、そうした季節や時間帯による走りづらさのハードルを下げる道具だと捉えるとイメージしやすいでしょう。
また、サングラスは天候や時間帯によって使い分けたい道具でもあります。早朝や夕方の薄暗い時間帯に、真昼向けの濃いレンズをかけて走ると、逆に視界が悪くなり危険です。自分がどの時間帯に走ることが多いのかを先に考えておくと、レンズカラー選びで迷いにくくなります。
「レンズカラーと可視光線透過率」の読み方
可視光線透過率とは、レンズがどれだけ光を通すかを示す数値で、パーセンテージで表記されます。数値が低いほどレンズは濃い色になり、光をあまり通さない(=まぶしさを強くカットする)ことを意味します。逆に数値が高いほどレンズは薄い色になり、視界は明るく保たれます。
真夏の炎天下や海沿いなど、日差しがとても強い環境では可視光線透過率10〜20%程度の濃いレンズが向いているとされています。一方、早朝や夕方、曇りの日など光量が少ない場面では、可視光線透過率が30%を超える薄めのレンズや、無色に近いクリアレンズのほうが、視界を確保しやすいとされています。
レンズカラーにも種類があり、グレー系は色味の変化が少なく自然な見え方になりやすいとされ、ブラウン系はコントラストを強調しやすく路面の凹凸が見やすくなるとされています。近年人気の高い「ミラーレンズ」は表面が反射コーティングされており、まぶしさを抑えつつスタイリッシュな見た目にもなる一方、光の反射具合によっては薄暗い場所でやや見えにくく感じることもあるとされています。
複数のレンズを付け替えられる「偏光レンズ」や「調光レンズ(明るさに応じて色が変化するタイプ)」を採用したモデルもあります。天候や時間帯を問わず1本で対応したい人には便利な機能ですが、その分価格が上がる傾向にあるため、まずは自分がよく走る時間帯・季節に合わせて1枚のレンズカラーを選ぶところから始めても十分です。
「紫外線カット率」の読み方 — 見落とされがちな最重要項目
紫外線カット率(またはUVカット率)は、レンズがどれだけ紫外線を遮断できるかを示す数値です。多くのランニング用サングラスは紫外線透過率1%以下、つまり99%以上のUVカット性能を謳っています。レンズの色の濃さと紫外線カット性能は必ずしも比例しないため、「色が濃いレンズだから紫外線カット効果も高いはず」と思い込むのは危険です。
実際、UVカット加工がされていない濃い色のレンズをかけると、瞳孔が暗さに反応して開いてしまい、かえって多くの紫外線を目に取り込んでしまうこともあると言われています。サングラスを選ぶ際は、レンズの濃さだけでなく、必ず商品ページで「紫外線カット率」「UV400」「紫外線透過率1%以下」といった表記を確認するようにしてください。
大手ブランドのスポーツサングラスであれば、ほとんどのモデルで99%以上のUVカット性能が備わっています。むしろ差がつきやすいのは、レンズの色や濃さ、フィット感、重量といった使い心地の部分です。紫外線カット性能は「あって当たり前」の項目として、そのうえで自分の使うシーン・好みに合ったレンズカラーを選ぶという順番で考えると選びやすくなります。
目の紫外線対策は肌よりも見落とされやすい
日焼け止めを塗る習慣がある人でも、目の紫外線対策までは意識していないことが多いとされています。紫外線を浴び続けた目は疲労感や充血の原因になるとも言われており、屋外での運動習慣がある人ほど、サングラスによる目の保護は軽視できないポイントです。
「重量とフィット感」の読み方 — 走行中のズレを防ぐカギ
重量は商品ページに「約◯g」と記載されていることが多く、ランニング用として作られたモデルはおおむね20〜35g程度に収まることが多いです。数値だけを見ると小さな差に思えますが、長時間かけ続けるものだからこそ、10g前後の差でも体感は変わりやすいとされています。
フィット感については、商品ページに「アジアンフィット」「レギュラーフィット」「ハイブリッジフィット」といった表記が見られます。アジアンフィット(またはローブリッジフィット)は、鼻が低め・顔が平面的な骨格に合わせて、ノーズパッドの高さや鼻あての形状を調整したモデルで、日本人の顔立ちに合いやすいとされています。海外ブランドの標準モデル(レギュラーフィット)は欧米人の骨格に合わせて設計されていることが多く、人によってはノーズパッドが低く感じられ、ずり落ちやすいと感じる場合もあります。
走行中のズレを防ぐという観点では、テンプル(つる)の先端やノーズパッドに、汗をかいても滑りにくいラバー素材が使われているかどうかも確認しておきたいポイントです。特に夏場に汗を大量にかきながら走る人は、この滑り止め機能の有無で快適さが大きく変わってくるとされています。
また、レンズの大きさやフレームの湾曲具合も、走行中の視界の広さや風・紫外線の入り込みにくさに関わってきます。レンズが大きく、顔の側面まで覆うような湾曲した形状のモデルは、周辺視野からの紫外線や飛来物の侵入を防ぎやすいとされる一方、圧迫感を覚える人もいるため、可能であれば試着して顔まわりの余裕を確認するのがおすすめです。
目的別に見る3タイプ
ここまで見てきたレンズの濃さ・紫外線カット・重量・フィット感の組み合わせによって、市販のランニング用サングラスはおおよそ3つの系統に分けられます。すべてのモデルがきれいに当てはまるわけではありませんが、店頭やネットショップで「このサングラスはどのタイプだろう」と判断する目安として使ってください。
■ 定番ブランド重視型
オークリーやナイキなど、スポーツブランドとして高い知名度を持つメーカーのモデルです。価格はやや高めになる傾向がありますが、フィット感やレンズ性能への信頼性が高く、長く使い続けたい人に向いているとされています。プロアスリートの使用実績があるモデルも多く見られます。
■ バランス型
アディダスやニューバランスなど、機能性とデザイン性のバランスを取ったモデルです。ランニングだけでなく、ゴルフやサイクリングなど他のスポーツにも兼用しやすい設計になっていることが多く、まず1本を色々な場面で試してみたい人に向いています。
■ エントリー・お試し型
比較的手頃な価格帯で購入できる入門向けのモデルです。まずはランニング中にサングラスをかける習慣そのものを試してみたい人、複数の色・デザインを試して自分の好みを見つけたい人に向いているとされています。
選び方の3ステップ
ここまでの知識を踏まえて、実際にランニング用サングラスを選ぶ流れを3つのステップでまとめました。一つずつ確認しながら進めると、数字の羅列に迷わされずに候補を決めやすくなります。
- 1走る時間帯・季節を大まかに把握する。日中の強い日差しの下で走ることが多い場合は可視光線透過率10〜20%程度の濃いめのレンズ、早朝や夕方が中心の場合は透過率30%前後の薄めのレンズやクリアレンズから検討すると外しにくくなります。
- 2紫外線カット率とフィッティング表記を確認する。紫外線透過率1%以下(UVカット99%以上)であることを商品ページで確認したうえで、自分の顔立ちに合わせてアジアンフィット(ローブリッジフィット)か標準フィットかを選びます。
- 3可能であれば実際に試着をする。かけたときの鼻あての当たり方や、頭を振ったときのズレやすさは、数字だけでは分かりません。スポーツ用品店やメガネ店では試着ができる場合が多く、可能であれば購入前に何本か試してみるのが確実です。
サングラスと帽子・キャップの併用
つばのあるランニングキャップとサングラスを併用すると、上からの日差しと正面からの日差しの両方を防ぎやすくなり、紫外線対策としての効果はさらに高まるとされています。汗が目に入りやすい人は、サングラスと合わせてヘアバンドやリストバンドを活用するのもおすすめです。
サイズ・フィット感で失敗しないために
サングラスは、普段かけているメガネと同じ感覚で選ぶと、走っているときに思わぬズレや圧迫感を感じることがあります。ここでは通販でサングラスを選ぶ際に、特に確認しておきたいポイントを整理します。
まず、フィッティング表記を必ず確認してください。「アジアンフィット」「ローブリッジフィット」と書かれているモデルは、鼻が低め・顔が平面的な骨格に合わせて設計されており、日本人には合いやすいとされています。海外ブランドの「レギュラーフィット」表記のモデルは、欧米人の骨格を基準にしているため、人によってはノーズパッドが浮いてしまい、走行中にズレやすく感じることがあります。
次に、フレームの素材や柔軟性です。プラスチック製の軽量フレームは走行時の負担が少ない一方、極端に安価なモデルは耐久性に不安が残る場合もあります。レビューに「サイズ感」「フィット感」についてのコメントがないか確認するのも有効です。
また、レンズの色や濃さだけでなく、実際に顔にかけたときの視界の広さも重要です。フレームが顔に近すぎるとまつげがレンズに触れてしまったり、逆に浮きすぎると隙間から日差しや紫外線が入り込んでしまったりすることがあります。可能であれば、購入前にスポーツ用品店やメガネ店で試着し、実際の見え方とフィット感を確認しておくと失敗しにくくなります。
通販で失敗しないためのチェックリスト
購入前に「①アジアンフィット表記の有無を確認したか」「②紫外線カット率(紫外線透過率1%以下・UV400など)を確認したか」「③自分がよく走る時間帯に合う可視光線透過率か」の3点をチェックしておくと、通販でのサングラス選びの失敗を減らしやすくなります。
買ったあとに気をつけたいこと
ランニング用サングラスは買って終わりではなく、日々のお手入れによって快適さや寿命が変わる道具でもあります。特に初めて購入する人が見落としがちな点をいくつか挙げておきます。
まずレンズの拭き方です。汗や皮脂で汚れたレンズを乾いたまま強くこすると、表面のコーティングに細かい傷がついてしまうことがあります。基本的には、まず水またはぬるま湯でほこりや汗を洗い流してから、専用のクロスや柔らかい布で優しく水分を拭き取るのが無難です。市販のティッシュペーパーやタオルでの乱暴な拭き取りは、コーティングを傷める原因になるとされているため避けたほうがよいでしょう。
次に保管方法です。サングラスは高温になる車内や、直射日光の当たる場所に長時間置いておくと、フレームの樹脂やレンズのコーティングが劣化しやすくなると言われています。使わないときは付属のケースに入れ、風通しの良い場所で保管する習慣をつけておくと長持ちしやすくなります。
また、ノーズパッドやテンプル先端のラバー部分は、経年劣化によって硬くなったり、滑り止め効果が薄れたりすることがあります。走行中にズレを感じやすくなってきたと感じたら、パーツ交換に対応しているモデルであれば、フレーム全体を買い替える前に交換用パーツを検討するのも一つの方法です。
こうした細かなメンテナンスは、サングラスそのものの性能とは別の話に思えるかもしれません。ですが、道具を大事に使う習慣は、結果的に「今のサングラスが合っているか、合っていないか」を自分で判断しやすくすることにもつながります。レンズの見えづらさの原因がサングラス本体にあるのか、単なる汚れや劣化にあるのかを切り分けられるようになると、次に買い替えるときの判断もしやすくなるはずです。
よくある質問
Qランニング中に普段使いのサングラスをかけてもいいですか?
Aファッション用サングラスはランニング用に比べてフィット感や軽さが十分でないことが多く、走行中にずり落ちてきたり、汗で滑りやすくなったりすることがあります。日常的にランニングをする予定があるなら、専用に設計されたスポーツサングラスを用意することをおすすめします。
Qレンズの色はどうやって選べばいいですか?
A走る時間帯が目安になります。日中の強い日差しの下で走ることが多い場合は可視光線透過率10〜20%程度の濃いめのレンズ、早朝や夕方が中心の場合は透過率30%前後の薄めのレンズやクリアレンズが向いているとされています。
Q紫外線カット率はどのくらいのものを選べばいいですか?
A紫外線透過率1%以下(紫外線カット率99%以上)を目安に選ぶのがおすすめです。レンズの色が濃いことと紫外線カット性能は必ずしも比例しないため、色の濃さだけで判断せず、必ず商品ページで紫外線カット率の表記を確認するようにしてください。
Qアジアンフィットとレギュラーフィットの違いは何ですか?
Aアジアンフィット(ローブリッジフィットとも呼ばれます)は、鼻が低め・顔が平面的な骨格に合わせてノーズパッドの形状を調整したモデルで、日本人の顔立ちに合いやすいとされています。レギュラーフィットは欧米人の骨格を基準に設計されていることが多く、人によってはズレやすく感じる場合があります。
Q走行中にサングラスがズレるのを防ぐにはどうすればいいですか?
Aノーズパッドやテンプル先端に滑り止め素材が使われているモデルを選ぶことに加え、自分の顔立ちに合ったフィッティング(アジアンフィットなど)のモデルを選ぶことが有効です。汗をかきやすい人は、こまめに汗を拭き取りながら走るのも効果的です。
Qサングラスのお手入れ方法を教えてください。
Aまず水またはぬるま湯でほこりや汗を洗い流し、専用のクロスや柔らかい布で優しく水分を拭き取るのが無難です。乾いたまま強くこすったり、ティッシュペーパーで乱暴に拭き取ったりすると、レンズのコーティングに傷がつく場合があるため避けてください。
Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?
Aエントリー〜バランス型のモデルであれば13,000〜15,000円程度で、機能性とデザイン性を両立したモデルが揃います。プロ選手も使用する上位ブランドのモデルは2万円を超えることもあります。最初の1本であれば、無理に高額なものを選ぶ必要はなく、まずは紫外線カット性能とフィット感を優先して選ぶのがおすすめです。
迷ったらこれ|この記事のNo.1

オークリー レーダー EV パス OO9208-A138(OAKLEY RADAR EV PATH)国内正規品
参考価格 25,000円
向いている人:定番ブランドの本格的なスポーツサングラスを長く使いたい人
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