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「今度こそゴルフを始めてみよう」と思い立ったとき、最初にぶつかる壁が「クラブを何からそろえればいいのか分からない」という悩みではないでしょうか。ドライバー、アイアン、ウェッジ、パター……ゴルフバッグの中には見慣れない道具がいくつも入っていて、一つひとつ単品で選んでいくのは、ルールも用語も分からない段階ではハードルが高すぎます。そこで多くの初心者が最初の1年目に選ぶのが、ドライバーからパターまでが一式そろい、キャディバッグまでついてくる「スターターセット(クラブセット)」です。単品で少しずつ買いそろえるよりも費用を抑えやすく、番手ごとの相性で迷う必要もありません。ただし、スターターセットにも本数構成やシャフトの硬さ、対応身長など見るべきポイントがあり、なんとなく安いものを選んでしまうと「クラブが重くて振れない」「番手が足りずコースで困る」といった失敗につながることもあります。この記事では、スターターセットに詳しくない人でも判断できるように、選び方のポイントを一つずつ整理しました。最後には、候補として挙げられやすい4セットも比較しています。
この記事でわかること
- まずスターターセットとは何かを整理する
- そもそもセットの中身で何が変わるのか
- 「本数構成」の読み方 — 9本前後が一般的な目安
- 「フレックス」の読み方 — 硬すぎるクラブは振り切れない
- 「対応身長」の読み方 — クラブの長さは体格に直結する
- キャディバッグ・ヘッドカバー付きかどうかを確認する
初心者におすすめのスターターセット4選
ここから先は、実際に候補に挙げた商品の紹介です。前置きとして、これらを使えば必ず上達する、という話ではありません。いずれも大手メーカーが「初心者向け」「ビギナー向け」として案内しているスターターセットの中から、価格帯と本数構成が異なる4つを選びました。掲載している価格は記事作成時点の参考情報です。変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるフレックス・対応身長を確認してください。
4セットを並べると、価格帯とブランドの位置づけで役割が分かれているのが分かります。キャロウェイSTRATAは3万円台〜で揃えられるコスパ重視のエントリーモデル、イグニオはアルペングループ直販の大型ヘッドドライバー搭載モデル、ブリヂストンTOUR STAGEは国内大手ブランドのバランス型、コブラFLY XL2は世界的ブランドの上位ラインという立ち位置の製品です。
自分に合うのはどれかは、予算とゴルフを続ける意欲、そして体格によって変わります。まず費用を抑えて試したいなら1セット目、大型ヘッドの安心感を重視するなら3セット目、国内ブランドの信頼感がほしいなら2セット目、最初からしっかりしたセットで長く使いたいなら4セット目、という基準で絞り込むと、選びやすくなるはずです。なお、価格・仕様は変動する可能性があるため、購入前に商品ページをチェックしておくと安心です。
価格だけで比べると、キャロウェイSTRATAが突出して手頃に見えるかもしれません。ただし、この価格帯のセットは上位モデルに比べると素材やヘッド性能の面で差があるとされています。まずゴルフが続くかどうかを見極める最初の1年の道具としてはコストパフォーマンスに優れており、続けることが決まってから、より上位のセットや単品クラブへのステップアップを検討するという考え方も十分にありです。

キャロウェイ STRATA(ストラータ)ゴルフセット クラブ9本 (1W,3W,5H,6-P,PT) +キャディバッグ付
参考価格35,800円
キャロウェイのセカンドブランド「STRATA」による、ドライバーからパターまでの9本とキャディバッグがそろったスターターセット。大型ヘッドのドライバーと、球が上がりやすいとされるアイアン設計で、初めてクラブを握る人でも扱いやすいように作られています。4セットの中でもっとも手頃な価格帯です。
ここが良い
- 4セットの中でもっとも価格が手頃で、まず試してみたい人にリスクが少ない
- キャロウェイ系ブランドとしての知名度があり、初めてでも選びやすい
- ドライバーからパターまで9本とバッグが一式そろっている
注意点
- フレックスの選択肢が限定的な場合がある(購入前に商品ページで要確認)
- 本数が9本のため、コース上での番手の選択肢はやや少なめ

ブリヂストンゴルフ TOUR STAGE(ツアーステージ)V6000 メンズ ゴルフクラブセット クラブ11本+キャディバッグ
参考価格97,900円
ブリヂストンゴルフのビギナー向けブランド「TOUR STAGE」による、11本のクラブとキャディバッグがセットになったモデル。軽量設計のドライバーと、球が上がりやすい設計のアイアンで、振りやすさを重視した構成とされています。国内メーカーとしての品質の安定感が評価されているシリーズです。
ここが良い
- 国内大手メーカーであるブリヂストンゴルフのビギナー向けブランドで、品質面の安心感がある
- 11本構成で、9本セットに比べてコース上の番手の選択肢が広い
- 軽量設計のドライバーで、振り遅れを感じにくいとされている
注意点
- 4セットの中では価格が高めで、初期費用がかさみやすい
- 本数が多いぶん、キャディバッグを含めた総重量はやや重くなる

イグニオ(IGNIO)ゴルフ5アカデミー稗田プロ推奨モデル クラブセット キャディバッグ付き 大型チタンヘッドドライバー 9本セット
参考価格43,989円
スポーツ用品大手アルペングループのプライベートブランド「IGNIO」によるスターターセット。大型のチタンヘッドドライバーを採用し、ミスヒットしてもボールが飛びやすいように設計されています。ゴルフレッスンプロが監修したモデルとして案内されており、キャディバッグも付属します。
ここが良い
- アルペングループが直接販売しており、正規品として安心して購入しやすい
- 大型のチタンヘッドドライバーで、ミスヒット時にも飛距離が落ちにくいとされる
- ゴルフレッスンプロが監修したモデルとして案内されており、初心者向けの設計根拠が分かりやすい
注意点
- アイアンヘッドはステンレス製で、上位モデルと比べると打感はやや硬めとされる
- 原産国が中国であり、国内生産モデルと比べて仕上げの評価が分かれる場合がある

コブラ(Cobra)FLY XL2 ボックスセット 10本(1W、5W、4H、6I〜9I、PW、SW、PT)オリジナルグラファイト
参考価格110,000円
PUMA傘下の世界的クラブブランド、コブラによる10本構成のボックスセット。軽量なグラファイトシャフトを採用し、ヘッドスピードが上がりにくい人でも振り抜きやすい設計とされています。4セットの中でもっとも上位に位置づけられるモデルで、長く本格的に使い続けたい人に向いています。
ここが良い
- 世界的なゴルフブランドであるコブラの製品で、ブランドとしての信頼性が高い
- 軽量なグラファイトシャフトで、非力な人でも振り抜きやすいとされる
- 4セットの中でもっとも上位ラインに位置づけられ、長期的に使い続けやすい
注意点
- 4セットの中でもっとも価格が高く、初期費用の負担は大きくなる
- 本格志向のセットのため、まず気軽に試したいだけの人にはオーバースペックに感じる場合がある
■ スペック比較表
| 商品 | キャロウェイ STRATA(ストラータ)ゴルフセット ク… | ブリヂストンゴルフ TOUR STAGE(ツアーステージ… | イグニオ(IGNIO)ゴルフ5アカデミー稗田プロ推奨モデ… | コブラ(Cobra)FLY XL2 ボックスセット 10… |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 35,800円 | 97,900円 | 43,989円 | 110,000円 |
| 購入 | ||||
| 構成本数 | 9本 (1W,3W,5H,6-P,PT) +キャディバッグ | 11本+キャディバッグ | 9本 (1W,5W,5U,7I,8I,9I,PW,SW,PT) +キャディバッグ | 10本 (1W,5W,4H,6I〜9I,PW,SW,PT) |
| ブランド | Callaway STRATA(キャロウェイ セカンドブランド) | BRIDGESTONE GOLF TOUR STAGE | IGNIO(アルペングループ) | COBRA(コブラ、PUMA傘下) |
| 対象 | メンズ・右用 | メンズ | メンズ | メンズ |
| 付属品 | キャディバッグ・ヘッドカバー | キャディバッグ | — | — |
| 監修 | — | — | ゴルフ5アカデミー 稗田プロ推奨モデル | — |
| シャフト | — | — | — | オリジナルグラファイト |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
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まずスターターセットとは何かを整理する
スターターセットとは、ドライバー・フェアウェイウッド(またはユーティリティ)・アイアン数本・ウェッジ・パターといった、ラウンドに最低限必要なクラブが一式パッケージ化された商品のことです。多くの場合、クラブを収納するキャディバッグとヘッドカバーもセットに含まれており、届いた箱を開ければそのままゴルフ場に持っていける状態になっています。メーカーによっては「クラブセット」「ハーフセット」「コンプリートセット」などと呼び方が分かれますが、基本的な考え方は同じです。
単品でクラブをそろえる場合、ドライバー1本だけでも数万円することがあり、アイアンセット・ウェッジ・パター・キャディバッグまで個別に選ぶと、初期費用は10万円を超えることも珍しくありません。しかもゴルフを始めたばかりの段階では、自分にどんなクラブが合うのか、そもそも判断する材料を持っていないことがほとんどです。スターターセットは、メーカーが「初心者にとって扱いやすいバランス」であらかじめ組み合わせを決めてくれているため、知識がない状態からでも大きく外さずにスタートを切れるという利点があります。
もちろん、スターターセットは「一生使い続ける前提」の商品ではありません。ゴルフを続けていくうちに、自分のスイングの癖や得意な番手がはっきりしてきて、ドライバーだけ買い替えたい、アイアンをもう少し飛ぶタイプにしたい、といった要望が出てくるのが自然な流れです。スターターセットは、その手前の「まず1年、無理なくコースに出られる状態を作る」ための土台と考えると位置づけが分かりやすくなります。
また、スターターセットには「メンズ用」「レディース用」がはっきり分かれています。これはクラブの長さやシャフトの硬さ、グリップの太さが男女で標準的に異なるためです。この記事ではメンズ向けのスターターセットを中心に扱いますが、選び方の考え方自体は共通しています。
この記事のスタンス
商品ごとの特徴については「〜とされる」「〜向けとされる」という表現にとどめています。体格やスイングとの相性には個人差が大きく、ケースによって違いが出るためです。判断材料として使い、可能であれば購入前にゴルフ用品店で実際に手に取って確認することをおすすめします。
そもそもセットの中身で何が変わるのか
スターターセットの商品ページには、本数構成、フレックス(シャフトの硬さ)、対応身長、キャディバッグの有無、クラブの素材といった情報が並んでいます。すべてを一度に理解する必要はありませんが、初心者がまず押さえておきたいのは「本数構成」「フレックス」「対応身長」の3つです。この3つを見るだけで、そのセットが自分の体格や目的に合っているかどうかが、おおよそ判断できます。
たとえるなら、本数構成はコースでどんな場面に対応できるかの幅、フレックスはクラブのしなり方と振りやすさ、対応身長はクラブの長さが自分の体格に合っているかを示す要素です。本数が多ければ多いほど状況に応じた選択肢が増えますが、そのぶん価格も上がり、持ち運びも重くなります。フレックスが硬すぎると力任せに振ることになり、逆に柔らかすぎると方向性が安定しにくくなるとされています。
初心者のうちは「とにかく多くのクラブを持つこと」よりも「自分の身長・体力に合った長さと硬さのクラブを、無理なく振れること」を優先したほうが、練習場でもコースでも快適に感じやすくなります。高価格帯のセットほど優れているとは限らず、体格に合わないセットを無理に使い続けると、スイングフォームそのものが崩れてしまうこともあるとされています。
また、スターターセットの多くは「初心者が扱いやすいように」重心や大きさが調整されたヘッド形状を採用しています。ドライバーであれば大型のヘッドで芯を外しても飛距離が落ちにくい設計、アイアンであれば低重心でボールが上がりやすい設計になっていることが多く、これは単品の上級者向けクラブとの大きな違いです。スペック表に細かい専門用語が並んでいても、まずは「初心者向けに作られているかどうか」を商品説明から読み取ることを意識してください。
「本数構成」の読み方 — 9本前後が一般的な目安
スターターセットの本数は、9本前後(ドライバー・フェアウェイウッドまたはユーティリティ・アイアン数本・ウェッジ・パター)で構成されているものが多く見られます。ゴルフのルール上、ラウンド中に持ち込めるクラブは14本までと定められていますが、初心者のスターターセットは必ずしも14本ぴったりである必要はなく、9〜12本程度でも十分にラウンドを楽しめます。
本数が少ないセット(9本前後)は、価格が手頃で持ち運びも軽く、まず気軽に始めたい人に向いているとされています。一方で、コース上で番手の選択肢が少ないぶん、状況によっては「もう少し飛距離を刻みたい」と感じる場面が出てくることもあります。本数が多いセット(11〜14本程度)は、状況に応じた番手選びがしやすい反面、価格が上がり、キャディバッグも大きく重くなりがちです。
目安として、まったくの初心者であれば9〜11本程度のセットから始めて、ラウンド数が増えてきたタイミングで単品クラブを追加していく、という進め方が無理のない選択とされています。最初から14本フルセットをそろえる必要はなく、むしろ足りない番手が分かってから買い足すほうが、自分に必要なクラブを見極めやすいという考え方もあります。
また、セットの中にユーティリティ(アイアンとフェアウェイウッドの中間的な性質を持つクラブ)が含まれているかどうかも確認しておきたいポイントです。ユーティリティは長い距離をアイアンより楽に、フェアウェイウッドより安定して打てるとされ、初心者にとって扱いやすいクラブの一つに挙げられます。セット内容にユーティリティが含まれているかどうかは、商品ページの構成表で確認できます。
「フレックス」の読み方 — 硬すぎるクラブは振り切れない
フレックスとは、シャフト(クラブの棒の部分)のしなりやすさを表す規格で、一般的に「L(レディース)」「A(アベレージ)」「R(レギュラー)」「SR(スティッフレギュラー)」「S(スティッフ)」「X(エキストラスティッフ)」の順に硬くなります。数値ではなくアルファベットで表記されるため、初めて見ると分かりにくい項目ですが、スイングスピードとの相性を左右する重要な要素です。
スイングスピードが速い人が柔らかいフレックスのクラブを使うと、しなりすぎてボールの方向が安定しにくくなるとされ、逆にスイングスピードがゆっくりな人が硬いフレックスのクラブを使うと、シャフトがしならず飛距離が伸びにくいとされています。ゴルフを始めたばかりで自分のスイングスピードが分からない場合は、体格や運動経験を目安に選ぶことになります。
一般的な体格の男性であれば、R(レギュラー)が最も無難な選択とされ、多くのメンズ向けスターターセットもRフレックスを標準として展開しています。力に自信がある人やスポーツ経験が豊富な人はSR〜S、体力に自信がない人や非力さを感じやすい人はA〜Rを検討するとよいでしょう。女性の場合は、L(レディース)フレックスが基準になります。
なお、スターターセットの多くはフレックスを選べるようになっており、商品ページで「R」「SR」などの選択肢が用意されています。購入時にフレックスを選び間違えると、クラブが自分の体に合わないまま使い続けることになるため、迷った場合はレギュラー(R)を基準にしつつ、商品ページの説明や購入者レビューで体格・スイングスピードの目安を確認しておくと安心です。
「対応身長」の読み方 — クラブの長さは体格に直結する
クラブの長さは、身長に合っていないとスイングそのものが崩れる原因になります。多くのスターターセットの商品ページには「身長160cm〜175cm向け」のように対応身長の目安が記載されており、この範囲から外れると、クラブが長すぎたり短すぎたりして構えにくくなるとされています。
身長に対してクラブが長すぎると、前傾姿勢が崩れやすくなり、ボールへの当たり方が不安定になりやすいとされています。逆に短すぎると、無理に体を折り曲げて構える必要が出てきて、こちらも安定したスイングを妨げる要因になります。購入前に必ず自分の身長が対応レンジに収まっているかを確認し、レンジぎりぎりや範囲外の場合は、可能であれば店頭で試打してから判断することをおすすめします。
身長だけでなく、腕の長さや構えたときの姿勢にも個人差があるため、同じ身長でも「長く感じる」「短く感じる」という声が分かれることがあります。通販でスターターセットを購入する場合は、対応身長のレンジの中央付近に自分の身長が収まっているかを一つの安心材料として見ておくとよいでしょう。
また、身長が対応レンジの端に近い場合、メーカーによっては別途クラブの長さを調整してくれるカスタムオーダーに対応していることもあります。既製品のスターターセットで違和感が続くようであれば、そうした調整サービスの利用を検討するのも一つの方法です。
キャディバッグ・ヘッドカバー付きかどうかを確認する
スターターセットの多くはキャディバッグ(クラブを収納する専用バッグ)とヘッドカバー(ドライバーやウッドのヘッドを保護するカバー)が同梱されていますが、商品によってはクラブのみでバッグが別売りになっているケースもあります。特に価格が突出して安いセットは、バッグが含まれていない場合があるため、購入前に必ず内容物を確認してください。
キャディバッグが含まれていないと、別途キャディバッグを購入する必要があり、結果的に総額が想定より高くなってしまうことがあります。商品ページの写真や仕様欄に「キャディバッグ付き」「◯点セット」といった表記があるかを確認し、クラブの本数とセット全体の点数(バッグ・ヘッドカバーを含む点数)が一致しているかをチェックする習慣をつけておくと、届いてから「バッグがなかった」という失敗を防げます。
また、キャディバッグにはスタンド式(自立してクラブを立てられるタイプ)とカート式(ゴルフ場のカートに載せることを前提にしたタイプ)があります。歩いてラウンドする機会が多いか、カートを使うことが多いかによって選ぶべきタイプが変わるため、スターターセットに付属するバッグがどちらのタイプかも合わせて確認しておくとよいでしょう。
セット内容の確認は「点数」で見る
商品ページに「9本+キャディバッグ+ヘッドカバー3個で計13点」のように点数が明記されていることがあります。クラブの本数だけでなく、バッグやヘッドカバーを含めた総点数を確認しておくと、届いてからの「思っていたより中身が少ない」という食い違いを防ぎやすくなります。
目的別に見る3タイプ
ここまで見てきた本数構成・フレックス・付属品の組み合わせによって、市販のスターターセットはおおよそ3つの系統に分けられます。すべてのセットがきれいに当てはまるわけではありませんが、店頭やネットショップで「このセットはどのタイプだろう」と判断する目安として使ってください。
■ エントリー価格重視型
本数9本前後・価格3万〜5万円程度に収まることが多いタイプです。まず費用を抑えて始めてみたい人、ゴルフが続くかどうかをまず見極めたい人に向いているとされています。素材や仕上げは上位モデルに比べて簡素なことが多いですが、最初の1セットとしては十分な性能を持つとされています。
■ バランス型
本数9〜11本程度、価格4万〜7万円程度で、大手ブランドのエントリーラインとして展開されていることが多いタイプです。ブランドの知名度や品質の安定感を重視したい人、最初から長く使えるセットを探している人に選ばれやすい系統です。
■ フル装備・上位ライン型
本数10〜14本程度、価格8万円以上になることが多いタイプです。ヘッドの素材や設計に上位モデルの技術が一部反映されていることもあり、長く本格的にゴルフを続けていく意欲がある人、最初からある程度しっかりしたクラブを選びたい人に向いているとされています。
選び方の3ステップ
ここまでの知識を踏まえて、実際にスターターセットを選ぶポイントを3ステップに分けてまとめました。上から順に確認していくと、スペックの数字に左右されずに候補を選びやすくなります。
- 1予算とタイプを大まかに決める。まずは費用を抑えて始めたい場合は「エントリー価格重視型」、ブランドの安心感も欲しい場合は「バランス型」、最初からしっかり使い続けたい場合は「フル装備・上位ライン型」を目安に、大枠の予算帯を先に決めておくと候補を絞りやすくなります。
- 2身長とフレックスで候補を絞る。対応身長のレンジに自分の身長が収まっているか、フレックスは体格や運動経験に合っているか(迷ったらR基準)を確認し、条件に合うセットを3〜5点ほどリストアップします。
- 3セットの内容物を確認する。クラブの本数、キャディバッグの有無とタイプ、ヘッドカバーの点数を商品ページで確認し、想定より中身が少ない「クラブのみ」の商品でないかを最終チェックしてから購入を決めます。
型落ちモデルという選択肢
スターターセットは毎年のように新モデルが発売されますが、型落ち(1〜2年前のモデル)になったセットは性能面で大きく劣ることは少なく、価格が下がっている場合が多いです。最初の1セットとして予算を抑えたい場合は、型落ちモデルも選択肢に入れて比較してみると、コストパフォーマンスの良い候補が見つかることがあります。
サイズ・フレックス選びで失敗しないために
スターターセットは、体格に関わらずどれを選んでも同じように振れるわけではありません。ここでは通販でセットを選ぶ際に、特に確認しておきたいポイントを整理します。
まず、商品ページに記載されている対応身長のレンジを必ず確認してください。多くのメンズ向けスターターセットは160cm〜180cm程度を標準的な対応レンジとしていますが、これより身長が低い、あるいは高い場合は、レディース用やジュニア用、あるいは長さ調整に対応したモデルを検討したほうが無難です。
次に、フレックスは「迷ったらR(レギュラー)」を基準にしつつ、自分の運動経験を加味して判断してください。学生時代に野球やテニスなど、腕を強く振るスポーツの経験がある人はSRを検討してもよいとされていますが、まったくの未経験であればRから始めるのが無難です。
また、左利きの人は「レフティモデル」が別途用意されているかを確認する必要があります。スターターセットはモデルによって右用しか展開されていないこともあるため、左利きでプレーしたい場合は商品ページで対応の有無を必ずチェックしてください。
通販で失敗しないためのチェックリスト
購入前に「①自分の身長が対応レンジに収まっているか」「②フレックスは体格・運動経験に合っているか」「③キャディバッグ・ヘッドカバーを含めた総点数は想定通りか」「④左利きの場合はレフティモデルが用意されているか」の4点をチェックしておくと、通販でのセット選びの失敗を減らしやすくなります。
買ったあとに気をつけたいこと
スターターセットは買って終わりではなく、使い方や保管の仕方によって長持ちの度合いが変わってきます。特に初心者のうちは見落としがちな点をいくつか挙げておきます。
まずグリップの劣化です。グリップはゴム製のことが多く、使用頻度や保管環境によって滑りやすくなったり、硬化してひび割れたりすることがあります。手汗をかきやすい人や、練習頻度が高い人は、1〜2年程度でグリップ交換を検討するとよいとされています。グリップ交換は多くのゴルフ用品店で受け付けているため、握った感触に違和感が出てきたら相談してみてください。
次に、キャディバッグの保管方法です。使用後に泥や砂がついたまま放置すると、ファスナーの劣化や生地の傷みにつながる場合があります。ラウンド後は軽く汚れを拭き取り、湿気の少ない場所で保管する習慣をつけておくと長持ちしやすくなります。
最後に、クラブのヘッドカバーの活用です。移動中にヘッド同士がぶつかると、塗装が傷ついたり、まれにヘッドが変形したりすることがあるとされています。特にドライバーやフェアウェイウッドは、付属のヘッドカバーを外出時には必ず装着しておくことをおすすめします。
こうした細かなメンテナンスは、スイングの上達とは直接関係のない話に思えるかもしれません。ですが、道具を大切に使う習慣は、結果的に「クラブの状態が原因なのか、自分のスイングが原因なのか」を切り分けて考えられるようになることにもつながります。ゴルフを長く楽しむための土台として、最初の1セットこそ丁寧に扱ってみてください。
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Qスターターセットとバラで買う場合、どちらがいいですか?
Aゴルフを始めたばかりで自分に合うクラブの基準が分からない段階では、あらかじめバランスが組まれたスターターセットのほうが失敗しにくいとされています。単品で選ぶ場合、番手ごとの相性やクラブ同士のつながりまで考える必要があり、初心者には判断が難しいためです。まずスターターセットで基礎を固め、慣れてきたら気になる番手だけ単品で買い替える、という進め方が無理のない選択です。
Q本数は何本くらいのセットを選べばいいですか?
A目安として9〜11本程度のセットから始めるのが無難とされています。ゴルフのルール上は14本まで持ち込めますが、初心者のうちは9本前後でも十分にラウンドを楽しめます。ラウンド数が増えて「この番手が足りない」と感じてきたタイミングで、単品クラブを買い足していく方法もあります。
Qフレックスはどうやって選べばいいですか?
A自分のスイングスピードが分からない段階では、男性はR(レギュラー)、女性はL(レディース)を基準に選ぶのが無難とされています。スポーツ経験が豊富で力に自信がある人はSR、体力に自信がない人はA〜Rを検討するとよいでしょう。購入時に商品ページでフレックスを選べるようになっているか確認してください。
Q身長が対応レンジから外れている場合はどうすればいいですか?
A対応身長のレンジから大きく外れる場合、クラブが長すぎたり短すぎたりしてスイングが安定しにくくなるとされています。レディース用やジュニア用のセットを検討するか、長さ調整に対応したカスタムオーダーサービスがあるメーカーを探すことをおすすめします。可能であれば購入前に店頭で試打してから判断してください。
Qキャディバッグは必ずセットに含まれていますか?
A多くのスターターセットにはキャディバッグが同梱されていますが、価格が突出して安いセットの中には、クラブのみでバッグが別売りになっている場合もあります。商品ページの仕様欄で「◯点セット」という点数表記を確認し、キャディバッグとヘッドカバーが含まれているかを購入前にチェックしてください。
Q左利きでもスターターセットは選べますか?
A左利き用の「レフティモデル」を用意しているスターターセットも多くありますが、商品によっては右用しか展開されていないこともあります。左利きでプレーしたい場合は、商品ページで対応の有無を必ず確認してから購入してください。
Q型落ちモデルを選んでも問題ないですか?
A型落ち(1〜2年前のモデル)になったスターターセットは、性能面で最新モデルと大きく差がないことが多く、価格が下がっている場合があります。最初の1セットとして予算を抑えたい場合は、型落ちモデルも比較対象に入れて検討してみると、コストパフォーマンスの良い候補が見つかることがあります。
迷ったらこれ|この記事のNo.1

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参考価格 35,800円
向いている人:まず費用を抑えて最初の1セットを用意したい人
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