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キャッチャーというポジションが決まった瞬間、真っ先に用意しなければならない防具がキャッチャーマスクです。グローブやスパイクと違って「顔面を守る」という直接的な役割を持つ道具だけに、なんとなく選んでしまうのは避けたいところです。ですがいざ商品ページを開くと、素材は中空鋼とポリカーボネート、スロートガードは一体型と別売り、サイズは大人用・ジュニア用と選択肢が多く、どこを基準に選べばいいのか分かりにくいのも事実です。この記事では、キャッチャーマスクを選ぶときに最低限押さえておきたい「素材」「スロートガードの形式」「対象年代・サイズ」の3つの基本と、購入後に必要になるお手入れ・買い替えの目安をやさしく解説します。最後には、検討リストに入りやすい4個も比較しています。
この記事でわかること
- キャッチャーマスクは「顔を守る道具」だからこそ慎重に選びたい
- そもそもキャッチャーマスクの何を見て選べばいいのか
- 「素材」の読み方 — 中空鋼とポリカーボネート、何が違うのか
- スロートガードは「一体型」と「別売り」のどちらを選ぶべきか
- 対象年代・サイズの目安
- 選び方の3ステップ
キャッチャーマスクのおすすめ4選
ここからが具体的な候補の紹介です。あらかじめお伝えしておくと、これらを使えば必ず快適に守備ができる、という話ではありません。いずれも大手メーカーが軟式・少年軟式向けに展開しているモデルの中から、対象年代・素材・スロートガードの形式が異なる4個を選びました。価格や在庫はショップによって変動するため、購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるカラーを確認してください。
4個を並べると、対象年代とスロートガードの形式で役割が分かれているのが分かります。ミズノは大人子供兼用でスロートガード別売りの標準モデル、ゼットはプロ選手使用モデルをベースにした軟式用の上位モデル、SSKは軽量なジュニア専用モデル、久保田スラッガーはスロートガード一体型の実戦モデルという差別化がされています。
選ぶ際のポイントは、対象年代と、所属チーム・リーグの対応球種によって変わります。まず一式を揃えたいなら1個目、視野の広さや実戦志向を重視するなら2個目、小学生年代の子どもに軽量なモデルを用意したいなら3個目、スロートガードまで一体で済ませたいなら4個目、という選び方をすると絞り込みやすいでしょう。なお、価格や仕様は変動することがあるので、購入前に商品ページで最新情報を確かめてください。
価格面では、SSKのジュニア用モデルが比較的手頃な価格帯に位置づけられ、ゼットのプロ選手使用モデルや久保田スラッガーの一体型モデルは、素材や機能の分だけ価格が上がる傾向があります。初めてキャッチャーマスクを選ぶ場合は、まず対応球種・対象年代・SGマークや連盟公認マークの有無を優先して絞り込み、そのうえで予算に応じたモデルを選ぶと失敗しにくくなります。
また、今回はいずれも大手メーカーが軟式・少年軟式向けに展開しているモデルを中心に選びましたが、キャッチャーマスク選びに唯一の正解はありません。同じ対象年代・対応球種でも、メーカーごとにフレームの形状や視界の確保の仕方には違いがあります。可能であれば、この4個に近いスペックのモデルを店頭で実際に装着してみて、頭や顔へのフィット感を確認することをおすすめします。

ミズノ 野球 キャッチャーマスク 軟式 ソフトボール兼用 大人子供兼用 SGマーク合格品 1DJQD220
5.00(2件のレビュー)
大手メーカー・ミズノによる軟式・ゴムソフトボール兼用のスタンダードなキャッチャーマスク。スロートガードは別売りタイプで、フレーム部には中空軟鋼を使用。大人・子供兼用の表記で、軟式M号球やゴムソフトボール1〜3号への対応がうたわれています。
ここが良い
- 大人・子供兼用の表記で、体格が変わっても使いやすい設計とされる
- 大手メーカー・ミズノの製品で、マスクパッドやマスクバンドなど交換パーツが単体で用意されている
- SGマーク合格品で、対人賠償責任保険が付帯しているとされる
注意点
- スロートガードが別売りのため、喉元まで保護したい場合は別途購入が必要
- カラーによって在庫状況が変動しやすく、購入前の確認が必要

ZETT プロステイタス 軟式用 キャッチャーマスク JSBBマーク入り SGマーク合格品 BLM3238
ゼットの上位ライン「プロステイタス」シリーズの軟式用マスク。読売ジャイアンツ・小林誠司選手使用モデルの軟式型とされ、目とフレームの距離を近づけることで視野を広くとれる設計がうたわれています。JSBBマーク入りで、少年軟式野球連盟の基準にも配慮されたモデルです。
ここが良い
- 目とフレームの距離が近い設計で、視野を広くとりやすいとされる
- プロ選手使用モデルをベースにした軟式型で、実戦志向の作りに期待しやすい
- JSBBマーク入りのため、少年軟式野球連盟の基準を意識するチームでも選びやすい
注意点
- ミズノの入門モデルに比べると価格が上がる
- カラー展開がシルバー系の2色のみで、選択の幅は限定的

SSK ジュニア軟式・ソフトボール兼用 キャッチャーマスク JSBB・JSAマーク入り SGマーク合格品 CNSMJ1010S
エスエスケイ(SSK)による少年軟式・ソフトボール兼用のジュニア向けキャッチャーマスク。素材にポリカーボネートを使用し、重量約330gと軽量に作られているのが特徴です。JSBBマーク・JSAマーク入りで、日本製という点も安心材料になります。
ここが良い
- 重量約330gと軽量で、体格が大きくない小学生年代の負担を抑えやすいとされる
- 日本製で、JSBB・JSAマーク入りのため少年野球連盟・ソフトボール協会の基準を意識しやすい
- 軟式とソフトボール両方に対応しており、掛け持ちする子どもにも使いやすい
注意点
- ジュニア用のため、体格が大きくなるとサイズが合わなくなる可能性がある
- ポリカーボネート製のため、対応球種の範囲を超えた使い方は想定されていない

久保田スラッガー 軟式用 キャッチャーマスク スロート一体型 全日本軟式野球連盟公認 NCM-21S
久保田スラッガーによる軟式用キャッチャーマスク。スロートガードが本体と一体化されたタイプで、購入後すぐに喉元まで保護された状態で使い始められます。全日本軟式野球連盟公認、SG基準適合製品といった表記もあり、一般軟式での実戦使用を意識した作りです。
ここが良い
- スロートガードが一体型のため、購入後すぐに喉元まで保護された状態で使い始められる
- 全日本軟式野球連盟公認の表記があり、一般軟式での使用を意識した作りとされる
- 複数配色から選べ、チームカラーに合わせやすい
注意点
- スロートガードが一体型のため、パーツ単体での交換や別モデルへの流用がしにくい場合がある
- カラーによっては欠品していることがあり、購入前の在庫確認が必要
■ スペック比較表
| 商品 | ミズノ 野球 キャッチャーマスク 軟式 ソフトボール兼用… | ZETT プロステイタス 軟式用 キャッチャーマスク J… | SSK ジュニア軟式・ソフトボール兼用 キャッチャーマス… | 久保田スラッガー 軟式用 キャッチャーマスク スロート一… |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | — | — | — | — |
| 購入 | ||||
| 対応球種 | 軟式M号球/ゴムソフトボール1号・2号・3号対応 | 軟式用(一般軟式野球) | 軟式J号・C号球/ゴムソフトボール2号・1号対応 | 軟式用 |
| 質量 | 約590g(目安) | — | — | — |
| 素材 | フレーム部:中空軟鋼 | 中空鋼 | ポリカーボネート | — |
| スロートガード | 別売りタイプ(スタンダードマスク) | — | — | 一体型 |
| 認証 | SGマーク合格品(対人賠償責任保険付) | JSBBマーク入り/SGマーク合格品 | JSBBマーク入り/JSAマーク入り/SGマーク合格品 | 公益財団法人 全日本軟式野球連盟公認/SG基準適合製品 |
| カラー展開 | ブラック/ネイビー/ネイビー×レッド/ブラック×Pネイビーなど | シルバー×ブラック/シルバー×ネイビー | — | BK-SL-RD/NV-WT-RD/RD-WT-NVの3配色 |
| 重量 | — | 約565g(目安) | 約330g(目安) | — |
| シリーズ | — | PROSTATUS(プロステイタス)/小林誠司選手使用モデルの軟式型 | — | — |
| 対象 | — | — | ジュニア用(少年軟式・少年ソフトボール向け) | — |
| 製造国 | — | — | 日本製 | — |
| ブランド | — | — | — | 久保田スラッガー(KUBOTA SLUGGER) |
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キャッチャーマスクは「顔を守る道具」だからこそ慎重に選びたい
少年野球でキャッチャーを任されることになった、中学・高校の部活動で捕手に転向することになった、大人になって始めた草野球でキャッチャーを買って出ることになった——理由はどうであれ、キャッチャーマスクを自分で選ぶ場面は突然やってくることが多いものです。グローブと違って「オールラウンド用でとりあえず様子を見る」という選び方ができる道具ではなく、キャッチャーというポジションに就くと決まった時点で、防具一式を揃える必要があります。
キャッチャーマスクは、飛んでくるファウルチップやショートバウンドしたボールから顔面・頭部を守るための防具です。グラブやバットのように「使い心地」で選ぶ道具ではなく、まず第一に安全性を満たしているかどうかが選定の出発点になります。国内で流通している野球・ソフトボール用のキャッチャーマスクの多くには「SGマーク」(製品安全協会が定める安全基準に適合した製品に付与されるマーク)が表示されており、対人賠償責任保険が付帯していることも多いとされています。マスクを選ぶ際は、まずこのSGマークの有無を確認しておくと安心です。
そのうえで、素材やスロートガードの形式、サイズが自分の年代・体格・所属リーグのルールに合っているかを見ていくことになります。少年野球のチームであれば、コーチや用具担当から「このメーカー・このサイズで揃えてほしい」と指定されることもありますが、大人になってから草野球でキャッチャーを始める場合や、指定がはっきりしないチームの場合は、自分で商品ページの情報を読み解いて選ぶ必要があります。
この記事では「このマスクを使えば絶対に安全」というような断定的な書き方はしません。マスクの適合サイズや使い心地には個人差があり、所属リーグによって使用が認められる規格(軟式・硬式・ソフトボール兼用など)も異なるためです。その代わり、選ぶときに最低限押さえておきたい基本知識と、実際の商品を比較する視点を整理していきます。
この記事のスタンス
商品ごとの特徴については個人差がある内容のため、断定を避けた書き方にしています。所属リーグのルールや体格によって適合するモデルは変わるため、購入前には必ず商品ページで最新の対応球種・サイズ・カラー展開を確認し、可能であればチームの用具担当にも相談してください。
そもそもキャッチャーマスクの何を見て選べばいいのか
キャッチャーマスクの商品ページには、素材(中空鋼・ポリカーボネートなど)、対応球種(硬式・軟式・ソフトボール)、スロートガードの形式(一体型・別売り)、対象年代(大人用・ジュニア用)、重量、SGマークの有無といった情報が並んでいます。すべてを一度に理解する必要はありませんが、初めて選ぶ場合にまず押さえておきたいのは「素材」「スロートガードの形式」「対象年代・サイズ」の3つです。
素材は、マスクの重さや視界の広さ、耐久性に関わる要素です。中空鋼(金属フレーム)のマスクは強度に優れるとされる一方、ポリカーボネート製のマスクは比較的軽量に作られている傾向があります。スロートガードの形式は、喉元を守るパーツがマスクと一体になっているか、別部品として取り付けるかの違いで、動きやすさや保護範囲の考え方が異なります。対象年代・サイズは、そのマスクが大人用に作られているかジュニア用に作られているかを左右し、頭部にしっかりフィットするかどうかに直結します。
加えて、必ず確認しておきたいのが「対応球種」です。硬式用・軟式用・ソフトボール用ではボールの硬さが異なるため、想定されている衝撃への耐性も変わってきます。軟式野球チームに所属しているのに硬式専用のマスクを選んでしまう、あるいはその逆といったミスは避けなければなりません。多くの商品は「軟式・ソフトボール兼用」のように対応範囲が明記されているので、購入前に必ず確認しましょう。
また、少年軟式野球連盟(JSBB)や日本ソフトボール協会(JSA)などの公認マーク、あるいは全日本軟式野球連盟の公認表示が商品ページに記載されていることもあります。所属チームやリーグによっては、これらの公認マークが入ったマスクの使用を推奨・指定している場合があるため、入団先が決まっている場合は、コーチや先輩保護者に確認してから選ぶと失敗しにくくなります。
「素材」の読み方 — 中空鋼とポリカーボネート、何が違うのか
キャッチャーマスクのフレーム素材は、大きく分けて「中空鋼(金属フレーム)」と「ポリカーボネート(樹脂素材)」の2種類に分かれます。同じ「軟式用」というくくりの商品でも、この素材の違いによって重量や視界の感じ方、価格帯が変わってきます。
中空鋼のマスクは、金属フレームで面全体を構成するタイプで、フレームとフレームの間隔を狭くして視野を確保しつつ、強度を持たせる設計が多いとされています。ミズノやゼットの実戦志向モデルにはこのタイプが多く採用されており、重量は500〜600g台のモデルが目安になります。フレームと目の距離が近く設計されているモデルは、視野を広くとりやすいとされることもあります。
ポリカーボネート製のマスクは、樹脂素材で面全体を覆うタイプで、中空鋼のモデルに比べて軽量に作られている傾向があります。SSKのジュニア向けモデルなどでよく見られ、重量は300g台のモデルもあり、体格がまだ大きくない子どもの首や頭への負担を抑えやすいとされています。ただし、耐久性や強度の面での考え方は中空鋼のモデルと異なるため、対応球種(軟式・ソフトボールなど)の範囲を守って使うことが前提になります。
どちらが優れているというより、対象年代や体格、所属リーグの推奨によって選ぶべき傾向が変わってくると考えるのが実情に近いでしょう。大人・中学生以上であれば中空鋼のモデルが選択肢の中心になりやすく、小学生年代のジュニア用では軽量なポリカーボネート製のモデルが用意されていることが多いです。
スロートガードは「一体型」と「別売り」のどちらを選ぶべきか
マスクの喉元を守るパーツを「スロートガード」と呼びます。この部分がマスク本体とあらかじめ一体化された「一体型」のモデルと、マスク本体とは別に用意されている、あるいは別売りで購入する「別売りタイプ」のモデルがあります。
スロートガード一体型のモデルは、購入後すぐに喉元の保護パーツが装着された状態で使い始められるのが特徴です。一体型として設計されているため、着脱の手間がなく、シンプルに使い始めたい人に向いているとされています。一方で、一体型ゆえにパーツ単体の交換がしにくい場合がある点は留意しておきたいところです。
別売りタイプ(スタンダードタイプ)のマスクは、スロートガードが別部品として設計されており、必要に応じて別売りのスロートガードパーツを追加購入して装着する形式です。すでに手持ちのスロートガードがある場合や、マスク本体とスロートガードを別々に選びたい場合に選択肢になります。ミズノのスタンダードタイプのように、マスクバンドやマスクパッドと同様に消耗品として交換パーツが用意されているモデルもあります。
どちらを選ぶべきかは、所属チームの指導方針や、これまで使っていた防具との兼ね合いにもよります。初めてマスクを一式揃える場合は、スロートガード一体型のモデルを選んでおくと、パーツ選びに悩まず一通り揃えられるという意味で分かりやすいでしょう。
対象年代・サイズの目安
キャッチャーマスクは「大人用(一般用)」と「ジュニア用(少年用)」で作りが分かれています。同じ「軟式用」でも、対象年代によってサイズや重量、対応球種が異なるため、体格に合わないマスクを選んでしまうと、視界の確保やフィット感に影響が出ることがあります。
大人用・一般用のマスクは、中学生以上〜大人の体格を想定して作られていることが多く、重量は500〜600g台のモデルが中心です。硬式用・軟式用・ソフトボール兼用など対応球種のバリエーションも大人用のほうが幅広く用意されている傾向があります。
ジュニア用・少年用のマスクは、小学生年代の体格を想定して作られており、大人用よりも軽量に設計されているモデルが多いとされています。対応球種も「J号・C号球対応」「ゴムソフトボール2号・1号対応」のように、少年軟式野球や学童ソフトボールで使われる球種に合わせた表記がされていることが一般的です。
少年野球チームに入団する場合、多くのチームでは学年別・体格別の目安をコーチや用具担当が把握していることが多く、その指示に従ってサイズを選べば大きく外すことは少ないでしょう。一方で、大人になってから草野球でキャッチャーを始める場合は、一般用・大人用のカテゴリーから、対応球種(硬式・軟式・ソフトボール)が所属リーグに合っているかを基準に選ぶのが確実です。
購入前にチームのルールを確認する
少年野球連盟(JSBB)や日本ソフトボール協会(JSA)の公認マークの有無、あるいは特定メーカー・特定モデルの指定がチームによってある場合があります。入団・所属が決まっている場合は、購入前にコーチや先輩保護者、チームメイトに確認しておくと、後から買い直す事態を避けやすくなります。
選び方の3ステップ
ここまでの知識を踏まえて、実際にキャッチャーマスクを選ぶ判断の流れを3つのステップにまとめました。この流れに沿って選んでいくと、専門用語に流されずに候補を絞り込みやすくなります。
- 1対応球種を確認する。所属リーグ・チームが軟式・硬式・ソフトボールのどれを使用しているかを確認し、その球種に対応したマスクに絞り込みます。「軟式・ソフトボール兼用」のように複数対応をうたうモデルも多いため、商品ページの対応球種表記を必ず確認しましょう。
- 2対象年代・サイズを絞る。大人用(一般用)かジュニア用(少年用)かを、体格と所属チームの区分に合わせて選びます。少年野球チームであれば、コーチや用具担当の目安に従うのが確実です。
- 3素材とスロートガードの形式で最終候補を決める。軽さを重視するならポリカーボネート製、強度や視界の広さを重視するなら中空鋼のモデルを軸に、スロートガードが一体型か別売りかも合わせて確認します。可能であれば、SGマークや連盟公認マークの有無も最終チェックに加えてください。
価格だけで選ばない
キャッチャーマスクは「安全に関わる防具」という性質上、極端に価格が安いモデルや、対応球種・SGマークの表記が不明瞭なモデルは避けたほうが無難です。価格だけでなく、対応球種・年代・安全マークの3点セットを必ず確認してから購入することをおすすめします。
買ったあとに気をつけたいメンテナンスと買い替えの目安
キャッチャーマスクは消耗品としての側面も持つ防具です。購入後の手入れと、買い替え・パーツ交換のタイミングについても知っておくと、長く安全に使い続けやすくなります。
まず日常的な手入れとして、使用後は汗や汚れを乾いた布で拭き取り、湿気の少ない場所で保管する習慣をつけておくと、フレームやパッド部分の劣化を防ぎやすくなります。特にマスクパッド(顔に直接触れるクッション部分)は汗を吸いやすく、汚れや劣化が進みやすい部分なので、定期的な確認が欠かせません。
マスクパッドやマスクバンド(後頭部の締め具合を調整するベルト部分)は、多くのメーカーで交換用の消耗パーツとして単体販売されています。パッドがへたってきた、バンドが伸びてフィット感が落ちてきたと感じたら、マスク本体を買い替える前に、まずパーツ交換で対応できないか確認してみるのも一つの方法です。
一方で、フレーム自体に目立った変形やヒビ、金属部分のサビなどが見られる場合は、安全性に関わるためパーツ交換ではなく本体の買い替えを検討したほうがよいでしょう。特に大きな衝撃を受けた後は、外見上の問題がなくても内部の強度が落ちている可能性があるため、心配な場合はメーカーや購入店に相談することをおすすめします。
少年野球チームに所属している子どもの場合は、体格の成長に伴ってサイズが合わなくなることもあります。ジュニア用のマスクは大人用に比べて数年単位でサイズアウトすることも珍しくないため、フィット感に違和感が出てきたら、パッドやバンドの調整で対応できる範囲かどうかも含めて見直すとよいでしょう。
使う人・目的別に見る3タイプ
対応球種・対象年代・素材の組み合わせによって、市販のキャッチャーマスクはおおよそ3つの系統に分けられます。すべてのモデルがきれいに当てはまるわけではありませんが、店頭やネットショップで「このマスクは自分に合うだろうか」と判断する目安として使ってください。
■ 少年野球チームでジュニア用を探している家庭
対応球種はJ号・C号球やゴムソフトボール2号・1号対応のジュニア用モデルが中心になります。軽量なポリカーボネート製が多く、日本製・JSBBマーク入りなど、少年野球連盟の基準に沿った表記があるモデルを選ぶと安心しやすいとされています。
■ 一般軟式・草野球で実戦志向のモデルを探している大人
中空鋼フレームで視野の確保に配慮した設計のモデルや、プロ選手の使用実績があるモデルなど、実戦での使用感を重視したラインナップが充実しています。スロートガードが一体型か別売りかも、これまでの防具との兼ね合いで選び分けるとよいでしょう。
■ 硬式・準硬式など幅広い球種への対応を確認したい人
硬式野球部やクラブチームに所属している場合は、軟式・ソフトボール用ではなく硬式対応をうたうモデルを選ぶ必要があります。対応球種の表記を必ず確認し、判断に迷う場合は所属チームの用具担当や指導者に相談するのが確実です。
安全に使い続けるために意識しておきたいこと
キャッチャーマスクは「防具」であるがゆえに、選び方だけでなく使い方・扱い方にも気を配りたい道具です。最後に、安全に長く使い続けるために意識しておきたいポイントを整理します。
まず、マスクは正しく装着して初めて本来の保護性能が発揮される道具です。マスクバンドの締め具合が緩いと、衝撃を受けた際にマスクがずれてしまい、想定していた保護範囲から顔がはみ出してしまうことがあります。使用前に、後頭部側のバンドがしっかり固定されているか、視界を妨げるほど窮屈すぎないかを毎回確認する習慣をつけておくとよいでしょう。
次に、対応球種の範囲を守ることも安全性に直結します。軟式・ソフトボール用のマスクを硬式球の練習で使う、といった対応球種を超えた使い方は、想定されている強度を超える衝撃がかかる可能性があるため避けるべきとされています。所属チームが複数の球種を扱う場合は、それぞれの球種に対応したマスクを用意することが望ましいです。
最後に、大きな衝撃を受けた後の点検です。ファウルチップが直撃した、地面に強くぶつけてしまったといった場合は、外見上の破損がなくてもフレームやパッドの内部にダメージが蓄積している可能性があります。心配な点があれば、無理に使い続けず、メーカーや購入店に相談する、あるいは買い替えを検討することをおすすめします。防具は「壊れてから買い替える」のではなく、「壊れる前に点検し、必要であれば早めに手を打つ」という意識で扱うのが安全につながります。
よくある質問
Qキャッチャーマスクは軟式用・硬式用・ソフトボール用のどれを選べばいいですか?
A所属しているチームやリーグが使用する球種に合わせて選びます。多くの商品ページには「軟式・ソフトボール兼用」のように対応球種が明記されているため、購入前に必ず確認してください。判断に迷う場合は、チームの用具担当や指導者に確認するのが確実です。
Q中空鋼とポリカーボネート、どちらの素材を選ぶべきですか?
A中空鋼のマスクは強度に優れるとされ、大人・中学生以上の実戦志向モデルに多く採用されています。ポリカーボネート製は比較的軽量な傾向があり、小学生年代のジュニア用モデルでよく見られます。対象年代と対応球種を踏まえて選ぶとよいでしょう。
Qスロートガードは一体型と別売り、どちらを選べばいいですか?
A初めて一式を揃える場合は、購入後すぐに喉元まで保護された状態で使い始められる一体型が分かりやすい選択肢です。すでに手持ちのスロートガードがある場合や、パーツを個別に選びたい場合は別売りタイプも選択肢になります。
Qジュニア用と大人用の違いは何ですか?
A対象年代に合わせてサイズ・重量・対応球種が異なります。ジュニア用は小学生年代の体格を想定し、大人用より軽量に作られている傾向があります。対応球種もJ号・C号球など少年軟式向けの表記になっていることが一般的です。
QSGマークやJSBBマークは必ず確認すべきですか?
ASGマークは製品安全協会が定める安全基準に適合した製品に付与されるマークで、対人賠償責任保険が付帯していることが多いとされています。JSBBマークなどの連盟公認マークは、所属リーグによって使用が推奨・指定されている場合があるため、両方とも購入前に確認しておくと安心です。
Qマスクパッドやマスクバンドはどれくらいの頻度で交換すればいいですか?
A明確な交換周期が定められているわけではありませんが、汗による汚れやへたり、バンドの伸びを感じたタイミングで交換用パーツの購入を検討するとよいとされています。多くのメーカーがマスクパッド・マスクバンドを単体の消耗品として販売しています。
Q大きな衝撃を受けたマスクはそのまま使い続けても大丈夫ですか?
A外見上の破損がなくても、内部の強度が落ちている可能性があるため、心配な場合は使用を控えてメーカーや購入店に相談することをおすすめします。防具は壊れてから買い替えるのではなく、衝撃を受けた後は早めに点検する意識を持つと安全につながります。
迷ったらこれ|この記事のNo.1

ミズノ 野球 キャッチャーマスク 軟式 ソフトボール兼用 大人子供兼用 SGマーク合格品 1DJQD220
向いている人:初めて一通りのキャッチャー防具を揃える人、大人・子供どちらでも使える汎用モデルを探している人
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