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ヨガスタジオのレッスンで先生から「ブロックを使いましょう」と言われて初めて手に取った、という人は多いのではないでしょうか。ヨガブロックは、まだ体が硬い人や、特定のポーズで床までの距離が遠く感じる人にとって、無理なく正しいアライメント(骨格の並び)でポーズを完成させるための補助具です。ヨガマットに比べると存在感は控えめですが、いざ自分用に1つ買おうと通販サイトを開くと、EVAフォーム・コルク・木製・発泡素材など様々な種類が並び、サイズも重さも表記がまちまちで、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。この記事では、ヨガブロックの素材ごとの特徴、サイズや硬さの読み方、そして自宅ヨガとスタジオ通いのどちらに向いているかという観点から、初心者〜中級者が失敗しにくい選び方を整理しました。後半では検討リストに入りやすい4点も比較しています。
この記事でわかること
- ヨガブロックは「補助輪」であって「ズル」ではない
- まず押さえたい3つの軸 — 素材・サイズ・重さ
- 素材の違い1 — EVAフォーム素材(もっとも一般的)
- 素材の違い2 — コルク素材(安定感と高級感)
- 素材の違い3 — 木製・発泡ポリエチレン(PE)素材
- サイズと硬さの目安 — どのくらいの大きさを選べばいいか
ヨガブロックのおすすめ4選
ここからは実際の候補です。素材ごとの違いをイメージしやすいように、価格帯・重さ・硬さの異なる4点を選びました。いずれもメーカーの商品ページ上でヨガ・ピラティス用として案内されているものです。掲載価格は記事作成時点の参考値です。時期によって上下することがあります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・カラーを確認してください。
4点を並べると、素材と重量の違いによって役割がはっきり分かれているのがわかります。キャプテンスタッグはとにかく軽量・低価格で試しやすい入門モデル、アルインコはコルクの質感を手頃な価格で試せるモデル、マンドゥカのEVAフォームはブランドの安心感とリサイクル素材への配慮を兼ね備えたモデル、マンドゥカのコルクは4点の中で最も安定感を重視したモデルというキャラクターの製品です。
向き不向きは、自宅で据え置きで使うのか、スタジオに持ち運ぶのか、そしてどんなポーズを中心に練習したいのかによって変わります。まず費用を抑えて試したいならキャプテンスタッグ、コルクの質感が気になるならアルインコ、ブランドの安心感とやわらかい質感を求めるならマンドゥカのEVAフォーム、逆立ちなど安定感を最優先したいならマンドゥカのコルクという選び方が、失敗を避けるうえで無難でしょう。価格・仕様は変わる可能性があるため、購入前に商品ページで現状をチェックしてください。
価格だけで比べるとキャプテンスタッグが突出して手頃に見えますが、素材が異なるため単純な優劣にはなりません。用途に合わない素材を選んでしまうと、せっかく購入しても使わなくなってしまうこともあります。まずは自分がどんなシーンでブロックを使いたいかをイメージしたうえで、素材から絞り込んでいくのがおすすめです。

キャプテンスタッグ Vit Fit ヨガブロック UR-0871
参考価格1,490円
アウトドア用品で知られるキャプテンスタッグのフィットネスラインVit Fitのヨガブロック。ポリエチレン製で非常に軽量、価格も手頃なため、まず1個試してみたい人の入り口として選びやすいモデルです。
ここが良い
- 4点の中でもっとも軽く、ヨガバッグに入れても負担になりにくい
- 価格が手頃で、初めてのブロックとして試しやすい
- アウトドア用品の総合ブランドが手がけており、品質面でも安心感がある
注意点
- 軽さゆえに、逆立ちなど体重を大きくかけるポーズではぐらつきを感じる場合がある
- カラー展開が限定的とされる
アルインコ(ALINCO) ヨガブロック WBY801
参考価格2,526円
フィットネス機器メーカーとして知られるアルインコのコルク製ヨガブロック。天然コルク素材ながら比較的手頃な価格帯に位置づけられており、コルクの安定感を初めて試してみたい人に向いているモデルです。
ここが良い
- コルク素材でありながら価格が手頃で、コルクの安定感を試しやすい
- プライム市場上場企業のフィットネス機器メーカーが手がけており、サポート面でも安心しやすい
- 天然素材ならではの色合いで、インテリアになじみやすい
注意点
- 重量は600g程度あり、頻繁に持ち運ぶ用途にはやや不向き
- カラーはブラウン中心で、選択肢は多くない

マンドゥカ(Manduka) リサイクル フォーム ヨガブロック
参考価格6,050円
ヨガマットで知られるManduka(マンドゥカ)のEVAフォーム製ヨガブロック。リサイクルされたEVAを50%以上使用し、環境に配慮しながらも掴みやすく滑りにくい仕上がりになっているとされています。日本正規代理店取扱品です。
ここが良い
- 世界的に支持されるヨガブランドのブロックで、品質面での安心感が高い
- 表面に程よい柔らかさがあり、掴みやすく滑りにくいとされる
- リサイクル素材を使用しており、環境配慮を重視したい人にも選ばれやすい
注意点
- 4点の中では価格がやや高め
- 仕様変更によりロゴの有無を選べない場合がある

マンドゥカ(Manduka) コルク ヨガブロック
参考価格5,720円
同じくManduka(マンドゥカ)が手がける天然コルク100%のヨガブロック。ざらついた触り心地でつかみやすく、体重をかけたときの安定感を重視する人に向いているモデルです。4点の中でもっとも重量があります。
ここが良い
- 4点の中でもっとも重く、体重をかけるポーズでも安定感を得やすい
- コルク特有のざらついた質感で、汗をかいた手でも滑りにくいとされる
- 丸みを帯びたデザインで、身体への負担を軽減する形状とされる
注意点
- 4点の中でもっとも重量があり、持ち運びにはやや不向き
- 天然素材のため、個体ごとに色合いや木目に多少のばらつきがある
■ スペック比較表
| 商品 | キャプテンスタッグ Vit Fit ヨガブロック UR-… | マンドゥカ(Manduka) リサイクル フォーム ヨガ… | マンドゥカ(Manduka) コルク ヨガブロック | |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 1,490円 | 2,526円 | 6,050円 | 5,720円 |
| 購入 | ||||
| 製品サイズ | 約228×152×高さ76mm | 約W230×D80×H140mm | — | — |
| 重量 | 約84g | 本体約600g | 約453g | 約907g |
| 材質 | ポリエチレン | コルク | — | — |
| ブランド | キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) | — | Manduka(マンドゥカ) | Manduka(マンドゥカ) |
| メーカー型番 | — | WBY801 | — | — |
| 代表カラー | — | ブラウン | — | — |
| サイズ | — | — | 縦約22.5cm×横約15cm×奥行約10.5cm | 縦×横×奥行 約22.9cm×15.2cm×10cm |
| 素材 | — | — | EVA(リサイクル素材50%以上使用) | コルク100% |
| 販売元 | — | — | 日本正規代理店取扱品 | 日本正規代理店取扱品 |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
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ヨガブロックは「補助輪」であって「ズル」ではない
ヨガを始めたばかりの頃は、ブロックを使うことに対して「まだ体が硬いから仕方なく使う道具」「本当は使わずにできたほうがかっこいい」という感覚を持つ人が少なくありません。ですが、ヨガブロックは決して初心者だけのための道具ではなく、経験豊富なインストラクターやヨガスタジオのレッスンでも当たり前のように使われているプロップス(補助具)の一つです。
例えば「半月のポーズ(アルダ・チャンドラーサナ)」のように、片手を床につけてバランスを取るポーズでは、体が硬い人や柔軟性がまだ十分でない人にとって、床までの距離が遠く感じられ、無理に手を伸ばすことで肩や腰に余計な力が入ってしまうことがあります。ここにブロックを置いて手を乗せる高さを調整すれば、骨盤や背骨のアライメントを崩さずにポーズの形を作ることができます。つまりブロックは「できないことをごまかす道具」ではなく、「今の柔軟性のままでも、正しい姿勢でポーズの効果を得るための道具」だと考えるとわかりやすいでしょう。
また、体が硬い人だけでなく、股関節や肩まわりの可動域が広い柔軟な人にとっても、ブロックは有効です。柔軟性が高すぎるあまり、関節がゆるんだ状態のままポーズに入ってしまい、本来使うべき筋肉に力が入らないまま可動域だけで動いてしまうことがあります。ブロックを使って安定した支点を作ることで、体幹やインナーマッスルをしっかり働かせながらポーズを深めることができるという使い方もあります。
自宅でヨガを始める場合、YouTubeやアプリのレッスン動画を参考にしている人も多いと思いますが、画面の向こうのインストラクターがブロックを使っているのに、自分の手元にブロックがないために動画通りのポーズを取れず、フォームが崩れたままレッスンを続けてしまうケースもよく見られます。ヨガマットと同じくらい、早い段階で1〜2個は用意しておきたい道具です。
この記事のスタンス
商品ごとの特徴については断定を避け、「〜とされる」「〜しやすい傾向がある」といった書き方にしています。素材の硬さやフィット感の感じ方には個人差があり、断言できる性質のものではないためです。判断材料として使ってください。
まず押さえたい3つの軸 — 素材・サイズ・重さ
ヨガブロックの商品ページには、素材、サイズ(縦×横×高さ)、重量といった情報が並んでいます。ランニングシューズほど専門用語が多いわけではありませんが、この3つの軸を押さえておくと、数ある商品の中から自分に合うものを絞り込みやすくなります。
素材はブロックの「硬さ」と「重さ」の両方に関わる、もっとも大きな違いを生む要素です。主流はEVAフォーム素材とコルク素材で、このほかに木製や発泡ポリエチレン(PE)素材のものもあります。素材によって硬さの感じ方、手触り、耐久性、そして価格帯まで大きく変わってくるため、最初にどの素材にするかを決めるのが選び方の出発点になります。
サイズは、多くのブロックが「縦約22〜23cm×横約15cm×高さ約7.5〜10cm」というレンジに収まっており、これは直方体のブロックを寝かせて置いたときに、低め・中間・高めの3段階の高さを使い分けられるように設計されているためです。極端に小さいものや薄いものは携帯用として便利な一方、しっかりした土台としての安定感には欠けることがあります。
重さは素材と直結する要素で、コルクブロックはEVAフォームや発泡ポリエチレン製のブロックに比べて重くなる傾向があります。自宅に据え置いて使うのか、スタジオやジムに持ち運ぶのかによって、重さに対する評価は変わってきます。持ち運びを重視するなら軽量な素材、自宅でどっしりと安定させて使いたいなら重めの素材、という考え方が基本になります。
素材の違い1 — EVAフォーム素材(もっとも一般的)
EVAフォームは発泡ポリエチレンに似た合成樹脂で、ヨガマットの素材としても広く使われています。ヨガブロックにおいても、価格帯・カラーバリエーション・扱いやすさのバランスが良く、もっとも一般的に流通している素材です。
表面にほどよい弾力があり、手や足を乗せたときに角が当たっても痛くなりにくいとされています。汗や水分を吸収しにくい素材のため、ホットヨガのように汗をかきやすい環境でも比較的お手入れがしやすい点も特徴です。カラーバリエーションが豊富な商品が多く、ヨガマットとの色合わせを楽しみたい人にも選ばれやすい素材といえます。
一方で、コルクや木製に比べると素材そのものはやや柔らかいため、長期間にわたって体重をかけ続けると、角の部分がわずかにへたってくることがあるとも言われています。とはいえ日常的な自宅ヨガの範囲であれば、数年単位で問題なく使えることが多く、価格も比較的手頃なため、初めての1個としてまず試しやすい選択肢です。
近年は石油由来のEVAではなく、リサイクル素材を使用したエコフレンドリーなEVAフォームブロックも増えています。環境配慮を重視したいという人は、商品ページに「リサイクル」「再生素材」といった記載があるかどうかも選ぶときの目安にするとよいでしょう。
素材の違い2 — コルク素材(安定感と高級感)
コルク素材のブロックは、天然のコルク樫の樹皮を圧縮成形して作られています。EVAフォームに比べるとずっしりとした重さと硬さがあり、床に置いたときの安定感の高さが最大の特徴です。
体重をかけてもぐらつきにくく、逆立ちの練習や、片手・片足で体を支えるようなポーズでブロックの上に体重を乗せる場面では、コルクの安定感が安心材料になります。表面がざらついた質感を持つ商品が多く、汗をかいた手のひらでも滑りにくいとされている点も、ホットヨガや発汗を伴う練習には向いているといわれる理由の一つです。
天然素材ならではの見た目の高級感や、木のようなあたたかみのある色合いを好むユーザーも多く、インテリアとしてリビングに置いておいても違和感がないというメリットもあります。ただし、EVAフォームに比べると重量があるぶん、スタジオへの持ち運びには不向きな面もあります。ヨガバッグに1個入れて持ち歩く程度であれば問題ありませんが、複数個を頻繁に持ち運ぶ用途にはやや負担に感じるかもしれません。
価格帯もEVAフォームよりやや高めに設定されていることが多く、「まず1個試してみたい」という段階よりも、「継続してヨガを続けることが決まり、長く使える道具を選びたい」という段階で検討されることが多い素材です。天然コルクのため、個体によって木目や色合いに多少のばらつきが出る点も、天然素材らしい特徴として楽しめるとよいでしょう。
素材の違い3 — 木製・発泡ポリエチレン(PE)素材
EVAフォームとコルクの2種類が主流ですが、このほかに木製のブロックや、発泡ポリエチレン(PE)を使った軽量タイプも販売されています。それぞれ独自の立ち位置を持つ素材です。
木製ブロックは、コルク以上にしっかりとした硬さと重量感があり、耐久性の高さが特徴です。角がしっかりしているため、座位のポーズで骨盤の下に置いて高さを出す用途など、ある程度の硬さを求める上級者に選ばれる傾向があります。ただし、角が硬いぶん、体に直接当てて使う場面ではEVAフォームほどのやさしさは期待しにくく、初心者がいきなり選ぶ素材としては優先度が下がります。
発泡ポリエチレン(PE)素材のブロックは、非常に軽量でコストが抑えられている点が最大のメリットです。フィットネス用品として量販店やホームセンターでも扱われることがあり、ヨガブロックとしての本格的な用途というより、ストレッチの補助具や、体幹トレーニング時のちょっとした支えとして気軽に使いたい人に向いています。価格の手頃さから、まず1個試してみたいという人の入り口としても選ばれやすい素材です。
なお、素材にかかわらず角が丸く面取りされている商品を選ぶと、体に当たったときの痛みを感じにくく、扱いやすいとされています。特にすねや腰、肩甲骨のあたりに直接ブロックを当てて使うポーズもあるため、購入前に商品写真で角の処理を確認しておくと安心です。
サイズと硬さの目安 — どのくらいの大きさを選べばいいか
ヨガブロックのサイズは「縦×横×高さ」で表記されることが一般的で、直方体の形状を活かして3種類の高さを使い分けられるようになっています。ここでは、初めてブロックを選ぶときに目安にしたい数値感を整理します。
■ 標準サイズ(縦22〜23cm×横15cm前後)
もっとも流通量が多く、初めての1個として選びやすいサイズです。高さは寝かせ方によって約7.5cm・約10cm・約15cm前後の3段階で使い分けられることが多く、体格を問わず扱いやすいとされています。迷ったらまずこのサイズから検討するのが無難です。
■ ミニ・コンパクトサイズ
標準サイズよりひとまわり小さく、旅行や出張先へのヨガマットとの持ち運びに向いています。ただし土台としての面積が小さいため、体重を大きくかけるポーズでは標準サイズに比べて安定感が下がりやすいとされています。あくまでサブ用途として検討するのがおすすめです。
■ 厚み(硬さ)の考え方
同じサイズ表記でも素材によって硬さの感じ方は変わります。体を支える面積が広い座位・臥位のポーズが中心なら柔らかめのEVAフォーム、逆立ちや片手支持のように一点に体重が集中するポーズが多いなら硬めのコルクや木製、という使い分けが目安になります。
用途別に見る選び方の3パターン
ここまでの素材・サイズ・重さの知識を踏まえて、自分の練習スタイルに合わせた選び方を3つのパターンに整理しました。すべての人がきれいに当てはまるわけではありませんが、迷ったときの出発点として活用してください。
自宅で毎日ヨガを続けたい人は、コルク素材の標準サイズを1〜2個据え置きで用意するのがおすすめです。持ち運びの負担を気にする必要がなく、安定感を重視できるため、逆立ちの練習やバランス系のポーズにもじっくり取り組めます。リビングや寝室に置いておいても圧迫感が少なく、インテリアになじみやすいのもコルクならではのメリットです。
スタジオレッスンとの併用や、旅行先でもヨガを続けたい人は、軽量なEVAフォーム素材のブロックが扱いやすいでしょう。ヨガバッグに入れてもかさばりにくく、カラーバリエーションも豊富なため、マットとのコーディネートも楽しめます。ホットヨガスタジオに通っている場合も、汗を拭き取りやすいEVAフォームは扱いやすい素材です。
まずは費用を抑えて試してみたいという人は、発泡ポリエチレン素材や、比較的手頃な価格帯のコルクブロックから始めるのも一つの方法です。ヨガを継続する習慣が身についてから、より安定感の高いコルクブロックや、デザイン性の高い上位モデルへとステップアップしていく考え方でも十分です。
1個あれば足りる?2個あると何が変わる?
片手や片足で体を支えるポーズでは1個でも十分役立ちますが、両手にそれぞれブロックを持つポーズ(例:三角のポーズを深めるときなど)や、座位で骨盤を持ち上げつつ、さらに別の場所を支えたい場面では2個あると練習の幅が広がります。最初から2個セットで購入しておくと、後から買い足す手間がありません。
ヨガブロックの代表的な使い方
ブロックの使い方はポーズによって様々ですが、初心者がまず覚えておきたい代表的な使い方を3つのステップとして紹介します。実際のレッスンでインストラクターの指示に従いながら、少しずつ自分に合った使い方を見つけていってください。
- 1床までの距離を埋める土台として使う。半月のポーズや三角のポーズのように、片手を床につけるポーズで手が届きにくい場合、ブロックを縦・横・斜めに置いて高さを調整し、無理なく手を乗せられる高さを作ります。ブロックの高さを変えることで、同じポーズでも難易度を細かく調整できます。
- 2骨盤や背骨を支えるサポートとして使う。仰向けで骨盤の下にブロックを置き、ゆるやかな後屈のポーズをとる「サポーテッド・ブリッジ」のような使い方では、腰への負担を抑えながら胸を開く感覚を得やすくなります。座位で骨盤の下に敷いて座ることで、股関節が硬い人でも背骨を伸ばしやすくなる使い方もよく紹介されます。
- 3安定した支点として体重を預ける。立位や逆転のポーズで手のひらの下にブロックを置くことで、床に直接手をつくよりも高さが出て、肩や腕の使い方に意識を向けやすくなります。ぐらつきにくい素材のブロックを選んでおくと、この使い方でより安心して練習に取り組めます。
買ったあとの使い方とお手入れ
ヨガブロックは基本的に消耗が少ない道具ですが、使い方やお手入れの仕方によって快適さや寿命は変わってきます。ここでは購入後に知っておきたいポイントを紹介します。
ホットヨガや室内での練習で汗をかいた場合は、使用後に固く絞った布で表面を拭き取っておくと、においや汚れの蓄積を防ぎやすくなります。EVAフォーム素材は水分を吸収しにくいため比較的お手入れが簡単ですが、コルクや木製素材は湿気がこもりやすいため、使用後は風通しの良い場所でしっかり乾燥させてから収納するのがおすすめです。
直射日光が当たる場所や、高温多湿になりやすい玄関などに長時間置いておくと、素材の劣化や変色につながる場合があります。特にコルクや木製ブロックは天然素材のため、極端な乾燥や湿気の変化で反りやひび割れが生じることもあるとされています。使わないときは風通しの良い室内で保管する習慣をつけておくとよいでしょう。
複数個のブロックを重ねて収納する場合、角が欠けやすい素材(特に木製)は重い荷物を上に乗せないよう注意してください。ヨガマットと一緒に専用のバッグに収納できる商品もあるため、持ち運びの頻度が高い人は、収納面も含めて商品を比較検討してみるとよいでしょう。
滑り止めマットと併用するという選択肢
フローリングなど滑りやすい床の上でブロックを使う場合、ブロック自体が動いてしまい不安定に感じることがあります。ヨガマットの上でブロックを使う、あるいは滑り止め加工のあるラグを敷くなどの工夫をすると、より安心してポーズに集中できます。
よくある質問
Qヨガブロックは何個くらい用意すればいいですか?
A1個でも多くのポーズに対応できますが、両手にそれぞれ持つポーズや、複数箇所を同時に支えたいポーズもあるため、2個セットで用意しておくと練習の幅が広がります。まず1個から始めて、必要に応じて買い足す方法でも問題ありません。
QEVAフォームとコルク、どちらを選べばいいですか?
A自宅に据え置いてどっしり使いたい、逆立ちなど体重をかけるポーズを重視したいという場合はコルクが向いています。持ち運びを重視したい、価格を抑えたい、やわらかい手触りを好むという場合はEVAフォームが向いているとされています。用途に合わせて選ぶのがおすすめです。
Qヨガブロックのサイズはどれを選べば失敗しにくいですか?
A縦約22〜23cm×横約15cm前後の標準サイズがもっとも流通量が多く、初めての1個として選びやすいとされています。高さを3段階で使い分けられる直方体の形状が一般的で、体格を問わず扱いやすいサイズです。
Qヨガマットだけでは代用できませんか?
Aヨガマットは床との摩擦を減らす役割が中心で、ブロックのように高さを補ったり、安定した支点を作ったりする用途には向いていません。本や雑誌で代用する人もいますが、表面が滑りやすく、体重をかけたときに崩れる危険もあるため、専用のブロックを用意するほうが安全に練習できます。
Qホットヨガでも使えますか?
AEVAフォーム素材は水分を吸収しにくく、汗をかきやすいホットヨガでも比較的お手入れがしやすいとされています。コルク素材も表面がざらついているため汗で滑りにくいという声がありますが、使用後は乾燥させてから収納することをおすすめします。
Q木製ブロックは初心者には向かないのでしょうか?
A木製ブロックは硬さと耐久性に優れる一方、角がしっかりしているぶん体に直接当てたときのやさしさはEVAフォームに劣るとされています。絶対に使えないわけではありませんが、初めての1個としてはEVAフォームやコルクのほうが扱いやすい傾向があります。
Q価格の違いはどこから生まれますか?
A主に素材とブランドによる違いです。発泡ポリエチレンなどの安価な素材は1,000円台から、EVAフォームは3,000円台〜、コルクは3,000円台〜1万円近くまで幅があります。天然素材を使ったものや、有名ブランドの製品は価格が高くなる傾向があります。
迷ったらこれ|この記事のNo.1

キャプテンスタッグ Vit Fit ヨガブロック UR-0871
参考価格 1,490円
向いている人:まず費用を抑えて1個試してみたい人、持ち運びを重視したい人
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