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ヨガスタジオやピラティススタジオのレッスンで、インストラクターが「今日はリングを使いましょう」と輪っかのような器具を配り始めたとき、「これは何をするための道具なんだろう」と戸惑った経験はないでしょうか。ピラティスリング(マジックサークルとも呼ばれます)は、太ももで挟んで押しつぶしたり、手で持って腕の間で押し縮めたりすることで、体幹や内もも、二の腕といった、日常生活だけでは鍛えにくい部位に効率よく負荷をかけられる道具です。ヨガマット1枚あれば始められるヨガとは異なり、ピラティスは「適度な負荷を使って正しいフォームで筋肉を意識する」ことを重視するエクササイズであり、リングはその負荷づくりを手助けしてくれる存在です。とはいえ、実際に通販サイトで「ピラティスリング」と検索すると、色とりどりの類似商品がずらりと並び、値段も1,000円台から3,000円台まで幅があり、「結局どれを選べばいいのか分からない」という声も少なくありません。この記事では、ピラティスリングを選ぶときに見ておきたい「負荷(硬さ)」「直径」「素材」「グリップ(ハンドル)の形状」という4つのポイントを、専門用語をできるだけかみ砕きながら整理しました。後半では、選択肢として挙がりやすい3つのモデルも比較しています。
この記事でわかること
- ピラティスリングは「なんとなく安いもの」で選ぶと失敗しやすい
- そもそもピラティスリングで何が変わるのか
- 「負荷(硬さ)」の読み方 — ソフト・ハードの違い
- 「直径(サイズ)」の読み方 — 部位によって使いやすさが変わる
- 「素材」と「グリップ」の読み方 — 肌当たりと持ちやすさ
- 目的別に見る3タイプ
初心者〜中級者におすすめのピラティスリング3選
ここでは絞り込んだ候補を紹介していきます。最初に触れておきたいのは、これらを使えば必ず効果が出る、という話ではありません。いずれも国内の大手フィットネス機器メーカーであるアルインコ(ALINCO)が製造・販売しているモデルで、負荷の強さ・価格帯が異なる3点を選びました。価格は記事執筆時点の参考値であり、日々変動しています。購入前に商品ページで最新の価格・在庫を確認してください。
3点を並べると、同じアルインコ製品でも役割が分かれているのが分かります。MIVIOSのソフトタイプはこれからピラティスを始める人向けの入門モデル、MIVIOSのハードタイプはソフトタイプに慣れたあとのステップアップ用、WBF221Nは価格を抑えてまず試してみたい人向けといった立ち位置になります。
どちらが向いているかは、これまでの運動経験や筋力、そして予算によって変わります。まず費用を抑えて試したいならWBF221N、正しいフォームをじっくり身につけたいならMIVIOSソフトタイプ、ある程度筋力に自信があり高い負荷を求めるならMIVIOSハードタイプ、という基準を軸にすると、判断しやすくなるでしょう。表示している価格・仕様は変わることがあります。購入前に商品ページで最新情報を確認してください。
なお、MIVIOSのソフトタイプとハードタイプは価格・サイズが同じであるため、「まずどちらか一方を購入し、慣れてきたらもう一方も追加する」という選び方もしやすい組み合わせです。両方を使い分けられれば、種目や日によって負荷を調整できるという利点もあります。
![アルインコ(ALINCO)MIVIOS エクササイズリング ソフト[負荷約7.0kg]パウダーピンク MVS503P](https://image.rakuten.co.jp/biccamera/cabinet/product/9033/00000012224423_a01.jpg)
アルインコ(ALINCO)MIVIOS エクササイズリング ソフト[負荷約7.0kg]パウダーピンク MVS503P
参考価格2,020円
アルインコのトレーニング雑貨シリーズ「MIVIOS(ミヴィオス)」のピラティスリング。リングを「押す」「引っ張る」といったシンプルな動きと適度な弾力で、内もも・二の腕・体幹の筋肉に刺激を与えるソフトタイプです。滑りにくいゴム素材のグリップを採用し、お風呂場でも使えるとされています。
ここが良い
- 楽天ビックが直接販売しており、正規品として安心して購入しやすい
- 負荷約7.0kgのソフトタイプで、初めてのピラティスリングとしてフォームを身につけやすいとされる
- お風呂場でも使えるとされ、使用シーンの自由度が高い
注意点
- 筋力に自信のある人には物足りなさを感じる場合がある
- カラーはパウダーピンクの1色展開
![アルインコ(ALINCO)MIVIOS エクササイズリング ハード[負荷約14.0kg]ミストグリーン MVS503G](https://image.rakuten.co.jp/biccamera/cabinet/product/9033/00000012224424_a01.jpg)
アルインコ(ALINCO)MIVIOS エクササイズリング ハード[負荷約14.0kg]ミストグリーン MVS503G
参考価格2,020円
同じくMIVIOSシリーズのハードタイプ。負荷約14.0kgと、ソフトタイプの約2倍の力が必要な設計で、ある程度筋力がある人や、より高い負荷を求める人向けのモデルです。本体サイズ・グリップの仕様はソフトタイプと共通で、カラーはミストグリーン。
ここが良い
- 楽天ビックが直接販売しており、正規品として安心して購入しやすい
- ソフトタイプと価格・サイズが同じで、比較しながら選びやすい
- ソフトタイプに慣れたあとのステップアップ用としても検討しやすい
注意点
- 初めてピラティスリングを使う人には負荷が強く感じられる場合がある
- カラーはミストグリーンの1色展開

アルインコ(ALINCO)エクササイズリング ハード ボディケアパワーUPフィットネス WBF221N
参考価格1,567円
MIVIOSシリーズより手頃な価格帯に位置づけられる、アルインコの定番エクササイズリング。TPR(熱可塑性ゴム)素材を採用し、シンプルな動きで気になる部位に負荷をかける設計です。3点の中でもっとも手頃な価格帯で、まず1つ試してみたい人に向いています。
ここが良い
- 3点の中でもっとも価格が手頃で、まず試してみたい人にリスクが少ない
- 本体サイズはMIVIOSシリーズと同等で、使い勝手に大きな差はないとされる
- アルインコ製品として、メーカーの実績がある点で安心感がある
注意点
- 負荷(kg表記)がMIVIOSシリーズのように明記されておらず、硬さの目安がやや分かりにくい
- カラー展開が限定的
■ スペック比較表
| 商品 | アルインコ(ALINCO)MIVIOS エクササイズリン… | アルインコ(ALINCO)MIVIOS エクササイズリン… | アルインコ(ALINCO)エクササイズリング ハード ボ… |
|---|---|---|---|
| 参考価格 | 2,020円 | 2,020円 | 1,567円 |
| 購入 | |||
| 負荷 | 約7.0kg(ソフト) | 約14.0kg(ハード) | — |
| 本体サイズ | W235×D235×H27mm | W235×D235×H27mm | W235×D235×H27mm |
| 素材 | 滑りにくいゴム素材のグリップ | 滑りにくいゴム素材のグリップ | TPR(熱可塑性ゴム) |
| 対応シーン | 室内トレーニング・お風呂場での使用も可 | 室内トレーニング・お風呂場での使用も可 | — |
| 販売元 | 楽天ビック(ビックカメラ×楽天) | 楽天ビック(ビックカメラ×楽天) | — |
| 重量 | — | — | 約450g |
| 代表カラー | — | — | ネイビー |
| 原産国 | — | — | 台湾 |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
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ピラティスリングは「なんとなく安いもの」で選ぶと失敗しやすい
ピラティスリングは構造としてはシンプルな道具です。プラスチックや金属のフレームを、太ももや手のひらで挟んで押し縮める、あるいは引き伸ばすことで、内転筋(内ももの筋肉)や上腕、体幹の筋肉に負荷をかけます。バーベルやダンベルのように重さそのものを扱う道具ではないため、「どれを買っても似たようなものだろう」と思われがちですが、実際にはリングごとに「硬さ(負荷の強さ)」が大きく異なり、初心者が硬すぎるリングを選んでしまうと、正しいフォームを保てないまま無理に力を入れることになり、狙った筋肉ではなく手首や肩に余計な負担がかかってしまうことがあります。
特に通販サイトでは、価格の安さやレビューの星の数だけを見て「とりあえず一番安いものでいいか」と選んでしまうケースが多く見られます。もちろん価格も大事な判断材料ですが、ピラティスリングは「軽い負荷で正確に動く」ことが目的の道具であるため、体力や運動経験に対して負荷が強すぎたり弱すぎたりすると、せっかく買っても数回使って引き出しの奥にしまわれてしまう、ということになりかねません。
この記事では、ヨガマットの上でのストレッチや呼吸法に慣れてきて「そろそろ体幹や内ももを引き締めるトレーニングも取り入れたい」と考え始めた人を主な読者として想定しています。ピラティススタジオに通っている人はもちろん、自宅でオンラインレッスンや動画を見ながらピラティスに取り組みたい人にも、リング選びの基準として役立ててもらえる内容にしています。
なお、ピラティスリングは「これを使えば必ず内ももが引き締まる」というような魔法の道具ではありません。効果には個人差があり、継続的なトレーニングと組み合わせて初めて実感につながるものです。この記事でも「〜とされる」「〜しやすい傾向がある」という表現にとどめ、断定的な効果の記載は避けています。
この記事のスタンス
商品ごとの特徴については、メーカーの商品ページに記載された仕様や説明文をもとに紹介しています。実際の負荷の感じ方には体格や筋力による個人差があるため、可能であれば店頭で実際に手や太ももで挟んでみて、硬さの感覚を確かめてから購入することをおすすめします。
そもそもピラティスリングで何が変わるのか
ピラティスリングの商品ページには、直径(サイズ)、負荷の強さ(ソフト/ハードなどの表記)、素材、グリップ(持ち手)の形状といった情報が並んでいます。すべてを厳密に理解する必要はありませんが、初心者がまず押さえておきたいのは「負荷(硬さ)」「直径」「素材」の3つです。この3つを見るだけで、そのリングが「初めての1つとして扱いやすいか」「上級者向けの強い負荷を想定しているか」が、おおよそ判断できます。
たとえるなら、負荷(硬さ)はトレーニングチューブの強度に近い考え方で、硬いリングほど押しつぶすのに大きな力が必要になり、負荷が強くなります。直径はリングを挟む部位(太もも、足首、腕など)に対してのフィット感を左右し、素材は肌への当たり方や耐久性、リング自体の重さに影響します。
初心者のうちは「負荷の弱いソフトタイプ」を選んだほうが、正しいフォームを保ちながら狙った筋肉にきちんと効かせる感覚をつかみやすいとされています。逆に、いきなり負荷の強いハードタイプを選んでしまうと、リングを押しつぶすこと自体に力を使い切ってしまい、本来鍛えたい筋肉への意識が向きにくくなることがあります。
また、ピラティスリングは足首や膝の間に挟んでインナーマッスルを鍛える使い方もされる道具です。上半身のトレーニングだけでなく、下半身の種目でも使われる汎用性の高さも、ヨガブロックやヨガベルトと並んで自宅トレーニング用品として選ばれやすい理由の一つです。
継続のしやすさという観点も見逃せません。ピラティスリングはヨガマットのように収納スペースを取らず、直径20〜35cm程度とコンパクトなため、部屋の隅やソファの下にしまっておけます。「思い立ったときにすぐ取り出せる」という手軽さは、道具そのものの性能以上に、続けやすさを左右する要素だと考えてください。
「負荷(硬さ)」の読み方 — ソフト・ハードの違い
ピラティスリングの商品ページでは、「ソフト」「ハード」あるいは「負荷◯kg」といった表記で硬さが示されていることが多いです。数値が示されている場合、それはリングを一定の距離まで押しつぶすのに必要なおおよその力の目安と考えるとイメージしやすくなります。
目安として、負荷5〜8kg程度を「ソフトタイプ」、10〜15kg程度を「ハードタイプ」と考えると分かりやすいです。初心者や、これまであまり筋力トレーニングの経験がない人は、まずソフトタイプから試してみることが勧められやすい傾向にあります。ソフトタイプは押しつぶす力が弱くて済むぶん、フォームを崩さずに繰り返し動作を行いやすく、狙った部位への意識を保ちやすいとされています。
一方でハードタイプは、ある程度の筋力がある人や、より高い負荷でトレーニングをしたい人向けとされています。ハードタイプをいきなり使うと、リングを押しつぶす動作そのものに力を使いすぎてしまい、腕や手首に余計な負担がかかる場合があります。ピラティスの経験がまだ浅いうちは、ソフトタイプで正しい動作を身につけてから、慣れてきたタイミングでハードタイプへのステップアップを検討するとよいでしょう。
なお、同じ「ソフト」「ハード」という表記でも、メーカーによって実際の負荷の強さにはばらつきがあります。数値(kg表記)が明記されている商品であれば、そちらを比較の目安にするとより実態に近い判断がしやすくなります。
「直径(サイズ)」の読み方 — 部位によって使いやすさが変わる
ピラティスリングの直径は、多くの商品で33〜38cm前後が主流です。この範囲であれば、太ももで挟む種目、手で持って腕の間で押し縮める種目のいずれにも対応しやすいとされています。中には直径が一回り小さい25〜30cm程度のコンパクトなモデルもあり、足首に挟む種目や、持ち運びやすさを重視したい人に向いているとされています。
直径が大きいリングは、太ももで挟んだときに膝がまっすぐ伸ばしやすく、上半身の種目でも腕を大きく開いた状態で使えるため、動作の自由度が高いという特徴があります。ただし、体格によってはやや大きく感じられ、持ち運びの際にややかさばると感じることもあります。
逆に直径が小さめのリングは、コンパクトで収納しやすく、旅行先やオフィスでのちょっとした運動にも取り入れやすいという利点があります。ただし、体格によっては太ももで挟んだときに窮屈に感じられる場合もあるため、主に自宅でのトレーニング用途がメインであれば、まずは33〜38cm前後の標準的なサイズから検討するのが無難です。
「素材」と「グリップ」の読み方 — 肌当たりと持ちやすさ
リング本体のフレームには、TPE(熱可塑性エラストマー)やTPR(熱可塑性ゴム)、グラスファイバー(ガラス繊維)などが使われていることが多く、グリップ(持ち手)部分にはEVAフォームやスポンジ素材のパッドが取り付けられているのが一般的です。
フレームの素材によって、リング自体の重さやしなり方、耐久性が変わります。グラスファイバーを芯材に使ったモデルは、繰り返し押しつぶしてもフレームがへたりにくいとされ、長く使い続けたい人に向いているとされています。TPE・TPR素材のモデルは比較的軽量で扱いやすい一方、モデルによって耐久性に差があるとされています。
グリップ部分は、太ももで挟んだときや、床に座って足首に挟んだときに肌へ直接触れる部分でもあるため、パッドの厚みや滑り止めの有無を確認しておくと、実際に使ったときの快適さが変わってきます。特に汗をかきやすい人は、グリップ表面の素材が汗で滑りにくいかどうかも、商品ページのレビューなどで確認しておくと安心です。
また、間接的にはなりますが、リングの重量も見ておきたいポイントです。多くのモデルは400〜700g程度に収まっており、この範囲であれば持ち運びや取り回しに大きな苦労はしにくいとされています。旅行先や職場に持って行きたい場合は、重量とサイズの両方をあわせて確認するとよいでしょう。
目的別に見る3タイプ
ここまで見てきた負荷・直径・素材の組み合わせによって、市販のピラティスリングはおおよそ3つの系統に分けられます。すべてのモデルがきれいに当てはまるわけではありませんが、店頭やネットショップで「このリングはどのタイプだろう」と判断する目安として使ってください。
■ ソフト・入門型
負荷5〜8kg程度、直径33〜38cm前後といった組み合わせが多いタイプです。押しつぶす力が弱めで済むため、これまでピラティスやトレーニングの経験がなかった人、正しいフォームをまず身につけたい人に向いているとされています。太もも・腕どちらの種目にも扱いやすい標準的なタイプです。
■ ハード・負荷重視型
負荷10〜15kg程度と、押しつぶすのに比較的大きな力が必要なタイプです。ある程度の筋力があり、より高い負荷でトレーニングをしたい人向けとされています。ソフトタイプに慣れてからのステップアップとして選ばれることが多い系統です。
■ コンパクト・携帯型
直径25〜30cm程度と小さめで、持ち運びやすさを重視した設計が多いタイプです。旅行先やオフィスでの利用、足首に挟む種目を中心に考えている人に向いているとされる一方、太もも種目ではやや窮屈に感じる場合もあるとされています。
選び方の3ステップ
ここまでの知識を踏まえて、実際にピラティスリングを選ぶ進め方を3ステップにまとめました。順を追って比較していくと、数字の羅列に振り回されず、絞り込みやすくなります。
- 1自分の運動経験を大まかに把握する。ピラティスやトレーニング経験がまだ浅い場合は「ソフト・入門型」から検討すると外しにくくなります。ある程度筋力に自信があり、より強い負荷を求めているなら「ハード・負荷重視型」も視野に入れてよいでしょう。
- 2使う場所とシーンを決める。自宅のリビングでじっくり取り組みたいなら標準的な直径33〜38cm前後のモデル、旅行先やオフィスでも使いたいならコンパクトタイプを優先すると選びやすくなります。
- 3可能であれば、実店舗で実際に手や太ももで挟んでみる。硬さの感覚は数値だけでは分かりづらい部分があります。試せる環境がない場合は、商品ページの負荷(kg表記)やレビューにある「思ったより硬い/柔らかい」といったコメントを参考にすると失敗しにくくなります。
目標とする回数から逆算する考え方
負荷選びに迷ったら、「1セットで何回繰り返せそうか」から逆算する方法もあります。10〜15回を無理なく繰り返せる硬さがちょうどよい負荷の目安とされ、5回程度で押しつぶすのがやっとという場合は、ワンランク柔らかいモデルから始めたほうが、フォームを崩さず続けやすいとされています。
ピラティスリングの基本的な使い方
ピラティスリングは、押しつぶす動作と引き伸ばす動作の両方に対応できる道具です。ここでは代表的な使い方をいくつか紹介します。いずれも「反動を使わず、ゆっくりとした動作で行う」ことが、狙った筋肉に効かせるうえでのポイントとされています。
太ももに挟んで使う場合は、仰向けに寝た状態、あるいは座った状態でリングを両膝の内側に挟み、ゆっくりと押しつぶすように内ももに力を入れます。呼吸を止めずに、吐く息に合わせて押し縮め、吸う息でゆっくり戻すのが基本的な動作の流れです。
手で持って使う場合は、胸の前でリングを両手で挟むように持ち、腕の力で押し縮めます。二の腕や胸まわりの筋肉に意識を向けやすい種目で、デスクワークの合間や、ピラティスマットの上での上半身トレーニングに取り入れられることが多い使い方です。
足首に挟んで使う場合は、うつ伏せや横向きに寝た状態で足首の間にリングを挟み、脚を持ち上げたり閉じたりする動作に負荷を加えます。直径がやや小さめのコンパクトタイプのほうが、足首に挟んだときのフィット感を得やすいとされています。
初めのうちは、鏡の前やオンラインレッスンの動画を見ながら、フォームが崩れていないかを確認しつつ行うことをおすすめします。押しつぶすことに意識が向きすぎて肩がすくんだり、背中が丸まったりすると、狙った部位以外に負担がかかってしまうことがあります。
回数・頻度の目安
1種目あたり10〜15回を1〜2セット、週に2〜3回程度から始めるのが無理のない目安とされています。筋肉痛が強く出た場合は、回復するまで1〜2日ほど間隔をあけるとよいでしょう。
買ったあとに気をつけたいこと
ピラティスリングは比較的丈夫な道具ですが、使い方や保管方法によって寿命や快適さが変わってきます。特に初心者のうちは見落としがちな点をいくつか挙げておきます。
まず、素材の劣化についてです。TPEやTPR、グラスファイバーといった素材は、直射日光や高温多湿の環境に長時間さらされると、硬化やひび割れが起こりやすくなるとされています。使わないときは直射日光の当たらない場所で保管する習慣をつけておくと、長く使い続けやすくなります。
次に、グリップ部分のお手入れです。汗が付着したまま放置すると、パッド部分ににおいが残ったり、素材が劣化したりする場合があります。使用後は乾いた布で軽く汗を拭き取り、汚れが気になる場合は中性洗剤を薄めた水で湿らせた布で拭いてから、しっかり乾燥させるのが無難です。
最後に、フレームのゆがみです。極端に強い力で押しつぶしたり、体重をかけて踏みつけたりすると、フレームが歪んで元の形に戻らなくなることがあります。あくまで手や太ももで挟んで押し縮める使い方を基本とし、想定外の使い方は避けたほうが長持ちさせやすくなります。
これらのお手入れは、道具そのものの性能とは別の話に思えるかもしれません。ですが、道具を大事に使う習慣は、結果的に「今の負荷が自分に合っているか」を判断しやすくすることにもつながります。違和感の原因がリング本体の劣化にあるのか、単に負荷が合っていないだけなのかを切り分けられるようになると、次に買い替えるときの判断もしやすくなるはずです。
よくある質問
Q初心者はどのくらいの負荷(硬さ)のリングを選べばいいですか?
A目安として、負荷5〜8kg程度の「ソフトタイプ」から試すのがおすすめです。押しつぶす力が弱めで済むため、正しいフォームを保ちながら狙った筋肉への意識を保ちやすいとされています。負荷の強いハードタイプは、リングを押しつぶすこと自体に力を使い切ってしまい、初心者には扱いにくく感じられることがあります。
Qヨガマットだけでピラティスは始められますか?
Aストレッチや呼吸法を中心としたメニューであればヨガマットだけでも始められます。ただし、内ももや体幹に適度な負荷をかけたい場合は、ピラティスリングのような補助器具があると、狙った部位への意識づけがしやすくなるとされています。
Qピラティスリングの直径はどれくらいを選べばいいですか?
A主流は33〜38cm前後で、太ももに挟む種目・手で持つ種目のどちらにも扱いやすいサイズとされています。足首に挟む種目や持ち運びやすさを重視するなら、直径25〜30cm程度のコンパクトなモデルも選択肢に入ります。
Qソフトタイプとハードタイプ、両方買う必要がありますか?
A必ずしも両方そろえる必要はありません。まずはソフトタイプ1つから始め、物足りなさを感じるようになってからハードタイプを追加するという順番でも問題ないとされています。種目によって負荷を使い分けたい場合は、両方持っておくと便利です。
Qピラティスリングはどのくらいで買い替えるべきですか?
A目安として、フレームにひびが入ったり、押しつぶしても元の形に戻らなくなったりした場合が買い替えのサインとされています。適切に保管・使用していれば、数年単位で使い続けられることが多いとされています。
Qお手入れはどうすればいいですか?
A使用後は乾いた布で汗を拭き取り、汚れがひどい場合は中性洗剤を薄めた水で湿らせた布で拭いたあと、しっかり乾燥させるのが無難です。直射日光や高温多湿の場所に長時間置くと、素材が劣化しやすくなるとされているため、保管場所にも注意してください。
Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?
A入門向けのモデルであれば1,500〜2,500円程度で、負荷の異なるソフト・ハードタイプが揃います。最初の1つであれば、無理に高額なものを選ぶ必要はなく、まずは負荷の強さと直径が自分の使い方に合っているかを優先して選ぶのがおすすめです。
迷ったらこれ|この記事のNo.1
![アルインコ(ALINCO)MIVIOS エクササイズリング ソフト[負荷約7.0kg]パウダーピンク MVS503P](https://image.rakuten.co.jp/biccamera/cabinet/product/9033/00000012224423_a01.jpg)
アルインコ(ALINCO)MIVIOS エクササイズリング ソフト[負荷約7.0kg]パウダーピンク MVS503P
参考価格 2,020円
向いている人:ピラティスリングを初めて使う人、まずは正しいフォームを身につけたい人
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