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オンラインのピラティスレッスンや動画コンテンツを見ていると、インストラクターが手首や太ももに細いゴムの輪を巻きつけていたり、両手で長いゴムチューブを引っ張っていたりする場面を目にすることがあります。「ピラティスリングは知っているけれど、このゴムバンドは何が違うんだろう」と疑問に思った人も多いのではないでしょうか。ひとくちに「レジスタンスバンド」と呼ばれる道具にも、実は形状によっていくつかの種類があります。輪ゴムを大きくしたような「ミニループバンド」、両端にハンドルが付いた「チューブ型」、平たい帯状の「フラットバンド」——それぞれ引っ張ったときの伸び方や、体のどの部位に使いやすいかが異なり、ピラティスリングとはまた違った使い方ができる道具です。とはいえ、通販サイトで「レジスタンスバンド」と検索すると、似たような見た目の商品が大量に表示され、形状の違いや強度の表記もバラバラで、「結局どれを買えばいいのか分からない」と感じる人も少なくありません。この記事では、レジスタンスバンドを選ぶときに知っておきたい「形状(チューブ・ループ・フラット)」「負荷(強度)」「素材」という3つのポイントを、専門用語をできるだけかみ砕きながら整理しました。後半では、注目されやすい3タイプのバンドも比較しています。
この記事でわかること
- レジスタンスバンドは「なんとなく1本」で選ぶと使い分けに困りやすい
- そもそも「形状」で何が変わるのか — チューブ・ループ・フラットの3系統
- 「負荷(強度)」の読み方 — kg表記と色分けの意味
- 「素材」の読み方 — 天然ゴム・シリコーン・ラテックスの違い
- 目的別に見る3タイプ
- 選び方の3ステップ
初心者〜中級者におすすめのレジスタンスバンド3選
具体的な候補は次の通りです。紹介の前に、これらを使えば必ず効果が出る、という話ではありません。チューブ型・ループバンド型・フラットバンド型という3つの形状から、それぞれを代表するモデルを1点ずつ選びました。いずれもメーカー・ブランドの商品ページ上で仕様が明記されているものです。掲載している価格は記事作成時点の参考情報です。変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫を確認してください。
3点を並べると、同じ「レジスタンスバンド」というくくりでも、得意な部位や使い方がはっきり分かれているのが分かります。ALINCOのチューブ型は握って引っ張る上半身の種目、SKLZのループバンドは太ももに巻く下半身の種目、THERABANDのフラットバンドは全身のストレッチや多用途な使い方、という違いが出ています。
選び方のポイントは、鍛えたい部位や普段のピラティスメニューによって変わります。腕や肩まわりを重点的に鍛えたいならALINCO、お尻や太ももまわりを引き締めたいならSKLZ、全身のストレッチや幅広い使い方をしたいならTHERABAND、という視点で選べば、大きく外すことは少ないでしょう。価格や仕様は変わることがあるので、購入前に商品ページで最新の情報をご確認ください。
予算に余裕があれば、形状の異なる2〜3種類を揃えて、種目に応じて使い分けるという方法もおすすめです。いずれも1,000円台から3,000円台と手頃な価格帯のため、まずは自分のピラティスメニューでよく使う動作に合わせて1本を選び、慣れてきたら別の形状を追加していくというステップアップの仕方も検討しやすいでしょう。

アルインコ(ALINCO)MIVIOS ハンドルチューブ MVS302
参考価格2,068円
握りやすいハンドル付きのチューブ型レジスタンスバンド。ソフト(パウダーピンク・約9kg)、ミディアム(ミストグリーン・約12kg)、ハード(アイスブルー・約15kg)の3段階から負荷を選べるモデルで、腕や肩、背中まわりのトレーニングに向いているとされています。ピラティスリングと同じMIVIOSシリーズの製品です。
ここが良い
- ハンドル付きで手のひらへの食い込みが少なく、握って引っ張る動作に力を入れやすい
- 3段階の負荷から選べるため、自分の筋力に合わせやすい
- ピラティスリング(MIVIOSシリーズ)を既に持っている場合、同シリーズで揃えやすい
注意点
- 伸長制限150cmのため、大きく体を動かす種目にはやや不向きな場合がある
- 色によって負荷が固定されており、1本で複数の負荷を試すことはできない
SKLZ(スキルズ)ミニバンド 3本セット ライト・ミディアム・ヘビー 0500
参考価格約3,300円
アメリカ発のトレーニングブランド・SKLZのループ型ミニバンド。ライト・ミディアム・ヘビーの3段階がセットで、臀部の活性化や太もものトレーニングなど、下半身の補強に幅広く使えます。
ここが良い
- ライト・ミディアム・ヘビーの3段階がセットで、部位や体力に応じて使い分けやすい
- 太ももやお尻に巻いて使え、ピラティスの下半身の種目に取り入れやすい
- 円周約48cm・幅約5cmのミニバンドで、かさばらず持ち運びやすい
注意点
- 上半身の種目には向きにくく、ハンドル付きのチューブとは使い方が異なる
- ピラティス専用ではなく、汎用的なミニバンドという位置づけ
THERABAND(セラバンド)トレーニングバンド 2m 強度レベル-1 シン イエロー TBB-1
参考価格約1,525円
持ち手のない平たい帯状のフラットバンド型レジスタンスバンド。長さ2m・幅約12.5cmで、強度レベル-1(シン)は軽めの負荷です。ハンドルがないため、どこを握っても使えるうえ、握る位置を変えて負荷を調整でき、全身のストレッチやトレーニングに幅広く使えるとされています。
ここが良い
- リハビリやトレーニングで使われてきたセラバンドの定番フラットバンド
- 持ち手がなく平たい形状のため、手足に巻きつけるなど使い方の自由度が高い
- 握る位置を変えるだけで負荷を調整しやすい
注意点
- 持ち手がないため、チューブ型に比べて手が滑りやすいと感じる場合がある
- シン(レベル-1)は軽めの負荷なので、しっかり負荷をかけたい人は強度の違うバンドも検討したい
■ スペック比較表
| 商品 | アルインコ(ALINCO)MIVIOS ハンドルチューブ… | ||
|---|---|---|---|
| 参考価格 | 2,068円 | 約3,300円 | 約1,525円 |
| 購入 | |||
| 本体サイズ | W100×L500×H20mm | — | — |
| 本体質量(重量) | 約165g | — | — |
| 伸長制限 | 150cm | — | — |
| 負荷 | ソフト約9kg/ミディアム約12kg/ハード約15kg(色で選択) | — | — |
| 材質 | シリコーン | — | — |
| 生産国 | 中国 | — | — |
| ブランド | — | SKLZ(スキルズ)(商品番号 0500) | THERABAND(セラバンド)(型番 TBB-1) |
| セット内容 | — | バンド3本(ライト×1、ミディアム×1、ヘビー×1) | — |
| 形状 | — | ループタイプ | — |
| サイズ | — | 円周約48cm×幅約5cm | 長さ2m・幅約12.5cm |
| 強度 | — | — | レベル-1(シン)イエロー |
| 対応シーン | — | — | 全身トレーニング・ストレッチ |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
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ヨガ・ピラティスでよく買われる道具
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レジスタンスバンドは「なんとなく1本」で選ぶと使い分けに困りやすい
レジスタンスバンドは、ゴムやラテックスの伸縮性を利用して、引っ張る・広げるといった動作に負荷をかけるシンプルな道具です。バーベルやダンベルのような重さのある器具と違い、軽くてかさばらないため、自宅のちょっとしたスペースでも収納しやすく、価格も1,000円前後から手が届く手軽さがあります。ただし「レジスタンスバンド」という呼び名は形状の異なる複数の道具をまとめて指していることが多く、何も知らずに1本だけ購入すると、「太ももに巻いて使いたかったのに、これは手で持つタイプだった」というようなミスマッチが起こりがちです。
特に初めての1本を選ぶときは、価格の安さや「ピラティス レジスタンスバンド」という商品名だけで選んでしまい、実際に届いてみたら想定していた使い方に合わなかった、というケースが見られます。ピラティスリング(マジックサークル)が「太ももや腕で挟んで押しつぶす」道具であるのに対し、レジスタンスバンドは「引っ張って伸ばす」「輪の中に脚を入れて広げる」といった動作が中心になり、鍛えやすい部位や動作のバリエーションも異なります。
この記事では、ヨガマットの上でのピラティスに慣れてきて「体幹だけでなく、お尻まわりや二の腕、肩甲骨まわりにも意識的に負荷をかけたい」と考え始めた人を主な読者として想定しています。ピラティスリングをすでに持っている人が2つ目の道具として追加する場合はもちろん、レジスタンスバンドを初めて選ぶ人にも、形状ごとの違いを判断材料として役立ててもらえる内容にしています。
なお、レジスタンスバンドも「これを使えば必ず引き締まる」というような魔法の道具ではありません。効果には個人差があり、継続的なトレーニングと組み合わせて初めて実感につながるものです。この記事でも「〜とされる」「〜しやすい傾向がある」という表現にとどめ、断定的な効果の記載は避けています。
この記事のスタンス
商品ごとの特徴については、メーカーの商品ページに記載された仕様や説明文をもとに紹介しています。実際の負荷の感じ方には体格や筋力による個人差があるため、可能であれば店頭で実際に伸ばしてみて、強度の感覚を確かめてから購入することをおすすめします。
そもそも「形状」で何が変わるのか — チューブ・ループ・フラットの3系統
レジスタンスバンドの商品ページを見比べると、見た目の形状によって大きく3つの系統に分かれていることが分かります。両端にハンドル(持ち手)が付いた「チューブ型」、輪ゴムのように端がつながった「ミニループバンド型」、そして持ち手のない平たい帯状の「フラットバンド型」です。それぞれ得意な動作や使いやすい部位が異なるため、まずはこの3系統のイメージをつかんでおくと、商品ページを読み解きやすくなります。
チューブ型は、両端にグリップ(持ち手)が付いているため手でしっかり握って引っ張る動作に向いており、腕や肩、背中まわりのトレーニングに使いやすいとされています。持ち手があることで手のひらへの食い込みが少なく、力を入れやすいのが特徴です。ドアや柱に固定して引っ張る種目にも使いやすいとされています。
ミニループバンド型は、直径20〜30cm程度の輪になったゴムバンドで、主に太ももや足首に巻いて使います。お尻まわり(殿筋)や内もも・外ももの筋肉を意識したエクササイズに使われることが多く、「美尻トレーニング」という言葉とセットで紹介されている商品もこのタイプです。強度別に複数本セットになっている商品が多く、種目や体力に合わせて使い分けやすいという特徴があります。
フラットバンド型は、持ち手のない平たい帯状のバンドで、長さがあるため全身のストレッチや、肩甲骨まわり・体幹のトレーニングなど幅広い種目に使えるとされています。持ち手がないぶん、手や足に直接巻きつけたり、結んで輪を作ったりと、使い方の自由度が高いのも特徴です。ヨガストラップのような使い方をする人もいます。
ピラティスのレッスンでは、この3系統がそれぞれ異なる場面で使われる傾向があります。上半身の引き締めを意識した種目ではチューブ型、下半身・お尻まわりの種目ではミニループバンド型、全身を使ったストレッチ的な種目ではフラットバンド型、というように使い分けられることが多く、「ピラティスに1本だけ」と考えるより「目的に応じて形状を選ぶ」という発想のほうが、実際の使い勝手に近づきやすいでしょう。
「負荷(強度)」の読み方 — kg表記と色分けの意味
レジスタンスバンドの負荷は、「◯kg」という最大抵抗重量の表記、または「ソフト・ミディアム・ハード」のような言葉の表記、あるいは色分けで示されることが多いです。同じ「ハード」という表記でも、メーカーによって実際の強度にはばらつきがあるため、kg表記が明記されている商品であれば、そちらを比較の目安にするとより実態に近い判断がしやすくなります。
目安として、5kg前後を「ソフト(軽め)」、10kg前後を「ミディアム(標準)」、15kg前後を「ハード(重め)」と考えるとイメージしやすいです。チューブ型・フラットバンド型は、伸ばす長さによって負荷が変わる性質があり、同じバンドでも大きく伸ばすほど強い負荷がかかります。商品ページに書かれているkg表記は、多くの場合「一定の長さまで伸ばしたときの目安の力」であり、伸ばす長さを変えることである程度負荷を調整できる点も覚えておくと便利です。
ミニループバンド型は、太ももに巻いて脚を開閉するような動作が中心になるため、伸ばす長さの自由度がチューブ型ほど大きくありません。そのため、強度別に複数本をセットで用意し、種目や慣れの度合いに応じて巻くバンドを替える、という使い方が一般的です。初めての場合は、いちばん弱い強度のバンドから正しいフォームで動作を確認し、慣れてきたら強度を上げていくのがおすすめです。
初心者のうちは、いずれの形状でも「ソフト〜ミディアム相当」の負荷から始めることが勧められやすい傾向にあります。負荷が強すぎるバンドを無理に伸ばそうとすると、狙った筋肉ではなく手首や肩、腰に余計な力が入ってしまい、正しいフォームを保てなくなることがあります。ピラティスは「適度な負荷で正確に動く」ことを重視するエクササイズであるため、負荷の強さよりもまずフォームを優先する意識で選ぶとよいでしょう。
「素材」の読み方 — 天然ゴム・シリコーン・ラテックスの違い
レジスタンスバンドの素材には、天然ゴム、ラテックス、シリコーン(TPEなどの合成素材)が使われていることが多く、それぞれ伸縮性や肌当たり、耐久性に違いがあるとされています。
天然ゴムやラテックス素材は、伸縮性が高く軽い力でも大きく伸ばしやすいとされ、ミニループバンド型やフラットバンド型に採用されることが多い素材です。一方で、まれにラテックスアレルギーを持つ人がいるため、肌に直接触れる使い方をする場合は、素材表記を確認しておくと安心です。
シリコーンや合成ゴム素材は、天然ゴムに比べて耐久性が高く、劣化やべたつきが起こりにくいとされ、チューブ型の一部モデルに採用されています。手で握るグリップ部分に使われることも多く、汗をかいても滑りにくいという特徴が挙げられることもあります。
いずれの素材も、直射日光や高温多湿の環境に長時間さらされると、ひび割れや劣化が起こりやすくなるとされています。使わないときは風通しの良い、直射日光の当たらない場所で保管する習慣をつけておくと、長く使い続けやすくなります。
目的別に見る3タイプ
ここまで見てきた形状・負荷・素材の組み合わせによって、市販のレジスタンスバンドはおおよそ3つの系統に分けられます。すべてのモデルがきれいに当てはまるわけではありませんが、店頭やネットショップで「このバンドはどのタイプだろう」と判断する目安として使ってください。
■ チューブ・上半身重視型
両端にハンドルが付き、負荷5〜15kg程度の複数レベルが用意されていることが多いタイプです。腕・肩・背中まわりのトレーニングに使いやすく、手で握って引っ張る動作が中心のピラティス・トレーニング種目に向いているとされています。
■ ループ・下半身重視型
直径20〜30cm程度の輪になったバンドで、強度別に複数本セットになっていることが多いタイプです。太ももや足首に巻いてお尻まわり・内もも・外ももの筋肉を意識した種目に使われることが多く、下半身の引き締めを意識したい人に向いているとされています。
■ フラット・全身ストレッチ型
持ち手のない平たい帯状のバンドで、長さがあるぶん使い方の自由度が高いタイプです。全身のストレッチや肩甲骨まわりの種目、ヨガストラップのような使い方まで幅広くこなせるとされ、1本で多用途に使いたい人に向いています。
選び方の3ステップ
ここまでの知識を踏まえて、実際にレジスタンスバンドを選ぶ手順を3つに整理してみました。手順どおりに進めていくと、形状や強度の情報にまどわされずに候補を決めやすくなります。
- 1鍛えたい部位・やりたい種目を大まかに把握する。腕や肩、背中まわりを重点的に鍛えたいなら「チューブ・上半身重視型」、お尻や太ももまわりを引き締めたいなら「ループ・下半身重視型」、全身のストレッチや多用途に使いたいなら「フラット・全身ストレッチ型」から検討すると外しにくくなります。
- 2自分の運動経験に合わせて負荷を選ぶ。ピラティスやトレーニング経験がまだ浅い場合は、ソフト〜ミディアム相当(5〜10kg程度)の負荷から始めると、フォームを崩さず正確に動作できる可能性が高くなります。強度別のセット商品であれば、複数の強度を使い分けられるので初めての1つとして選びやすいでしょう。
- 3可能であれば、実店舗で実際に伸ばしてみる。強度の感覚は数値だけでは分かりづらい部分があります。試せる環境がない場合は、商品ページのkg表記やレビューにある「思ったより硬い/柔らかい」といったコメントを参考にすると失敗しにくくなります。
目標とする回数から逆算する考え方
負荷選びに迷ったら、「1セットで何回繰り返せそうか」から逆算する方法もあります。12〜15回を無理なく繰り返せる強度がちょうどよい負荷の目安とされ、5回程度で限界を感じる場合は、ワンランク弱い強度から始めたほうが、フォームを崩さず続けやすいとされています。
レジスタンスバンドの基本的な使い方
レジスタンスバンドは、引っ張る・広げる・伸ばすという動作に対応できる道具です。ここでは形状ごとの代表的な使い方をいくつか紹介します。いずれも「反動を使わず、ゆっくりとした動作で行う」ことが、狙った筋肉に効かせるうえでのポイントとされています。
チューブ型を使う場合は、両手でハンドルを握り、肩幅程度に足を開いて立った状態で、胸の前や体の横で引っ張る動作が基本になります。呼吸を止めずに、吐く息に合わせて引っ張り、吸う息でゆっくり戻すのが基本的な動作の流れです。ドアに固定して使う種目もありますが、固定した先が外れないかを事前に確認してから行うようにしてください。
ミニループバンド型を使う場合は、仰向けや横向きに寝た状態、あるいは立った状態で両膝や足首の間にバンドを巻き、脚を開閉する動作に負荷を加えます。ピラティスリングを太ももに挟む種目と似た感覚で取り入れやすく、殿筋(お尻の筋肉)を意識したエクササイズによく使われます。
フラットバンド型を使う場合は、両手で持って肩甲骨まわりを動かす種目や、足裏に引っ掛けてハムストリングス(もも裏)をストレッチする種目など、使い方の幅が広いのが特徴です。結んで輪を作ればミニループバンドのような使い方もでき、1本で複数の役割を持たせたい人に向いています。
初めのうちは、鏡の前やオンラインレッスンの動画を見ながら、フォームが崩れていないかを確認しつつ行うことをおすすめします。引っ張ることに意識が向きすぎて肩がすくんだり、反動を使ってしまったりすると、狙った部位以外に負担がかかってしまうことがあります。
回数・頻度の目安
1種目あたり12〜15回を1〜2セット、週に2〜3回程度から始めるのが無理のない目安とされています。筋肉痛が強く出た場合は、回復するまで1〜2日ほど間隔をあけるとよいでしょう。
ピラティスリングとレジスタンスバンド、どちらを先に揃えるべきか
自宅ピラティス用の道具を1つだけ追加するとしたら、ピラティスリングとレジスタンスバンドのどちらを選ぶべきか迷う人も多いのではないでしょうか。両者は似たような役割を持ちつつ、動作の性質が異なる道具です。
ピラティスリングは「押しつぶす」「挟む」動作が中心で、一定の形を保った器具に対して力を入れるため、動作の再現性が高く、フォームを一定に保ちやすいという特徴があります。一方でレジスタンスバンドは「引っ張る」「伸ばす」動作が中心で、伸ばす長さによって負荷を自分で調整できる自由度の高さが特徴です。
体幹や内ももを中心に鍛えたい、まずは道具の扱いに慣れたいという人はピラティスリングから、腕や肩、お尻まわりなど鍛えたい部位が複数あり、1つの道具で幅広い種目をこなしたいという人はレジスタンスバンドから始めるとよいでしょう。もちろん、両方を組み合わせて使うことで、ピラティスのメニューにより多くのバリエーションを持たせることもできます。
価格帯もどちらも1,000〜3,000円程度と大きな差はないため、予算の面で無理に絞り込む必要は少ないかもしれません。まずは自分が「どの部位を重点的に鍛えたいか」を基準に、どちらか、あるいは両方を検討してみてください。
買ったあとに気をつけたいこと
レジスタンスバンドは比較的丈夫な道具ですが、ゴム製品であるため、使い方や保管方法によって寿命や安全性が変わってきます。特に初心者のうちは見落としがちな点をいくつか挙げておきます。
まず、使用前の点検です。ゴム製品は繰り返し伸縮を続けるうちに、目に見えない小さなひび割れが生じることがあります。特に強く引っ張って使うチューブ型やフラットバンド型は、使用前にバンド全体を軽く伸ばして、ひび割れや薄くなっている箇所がないかを確認する習慣をつけておくと、使用中の破損によるケガを防ぎやすくなります。
次に、伸ばしすぎへの注意です。バンドには「これ以上伸ばさないでください」という伸長制限が設けられていることが多く、この制限を超えて無理に伸ばすと、破損や、手を離してしまったときに顔や体に当たる危険があります。商品ページに伸長制限の記載がある場合は、必ず目安として守るようにしてください。
また、素材の劣化についてです。天然ゴムやラテックス、シリコーンといった素材は、直射日光や高温多湿の環境に長時間さらされると、硬化やひび割れが起こりやすくなるとされています。使わないときは直射日光の当たらない場所で保管し、使用後は汗や汚れを乾いた布で軽く拭き取っておくと、長く使い続けやすくなります。
これらの点検・お手入れは、道具そのものの性能とは別の話に思えるかもしれません。ですが、ゴム製品を安全に長く使う習慣は、結果的に「今の負荷が自分に合っているか」を判断しやすくすることにもつながります。違和感の原因がバンド本体の劣化にあるのか、単に負荷が合っていないだけなのかを切り分けられるようになると、次に買い替えるときの判断もしやすくなるはずです。
使用前チェックリスト
使い始める前に「①バンド全体にひび割れや薄くなっている箇所がないか」「②伸長制限が明記されている場合はその範囲内で使っているか」「③グリップやハンドル部分がしっかり固定されているか」の3点を確認しておくと、ケガのリスクを減らしやすくなります。
よくある質問
Qピラティスリングとレジスタンスバンドはどちらを先に買うべきですか?
Aどちらも自宅ピラティスの負荷づくりに使える道具ですが、動作の性質が異なります。体幹や内ももを中心に鍛えたく、動作の再現性を重視するならピラティスリング、腕や肩、お尻まわりなど鍛えたい部位が複数あり、1つの道具で幅広い種目をこなしたいならレジスタンスバンドが向いているとされています。予算に余裕があれば、両方を組み合わせて使うのもおすすめです。
Qチューブ型・ループ型・フラット型、初心者はどれを選べばいいですか?
A鍛えたい部位によって選び方は変わります。腕や肩、背中まわりを重点的に鍛えたいならチューブ型、お尻や太ももまわりを引き締めたいならループ型、全身のストレッチや多用途な使い方をしたいならフラット型が向いているとされています。迷う場合は、強度別のセット商品が多いループ型から試してみるのも一つの方法です。
Q負荷(強度)はどのくらいを選べばいいですか?
A目安として、5kg前後の「ソフト」から試すのがおすすめです。負荷が強すぎると、リングを押しつぶす、あるいはバンドを伸ばすこと自体に力を使い切ってしまい、狙った筋肉ではなく手首や肩に余計な負担がかかることがあります。12〜15回を無理なく繰り返せる強度がちょうどよい目安とされています。
Qラテックスアレルギーがある場合、どんな素材を選べばいいですか?
A天然ゴムやラテックス素材のバンドは、まれにアレルギー反応が出る場合があります。心配な場合は、シリコーンやTPEといった合成素材を採用したモデルを選ぶか、商品ページの素材表記を事前に確認しておくと安心です。
Qレジスタンスバンドはどのくらいで買い替えるべきですか?
A目安として、ひび割れが見られたり、伸ばしても元の形に戻りにくくなったりした場合が買い替えのサインとされています。使用前に軽く伸ばしてひび割れがないかを確認する習慣をつけておくと、劣化のサインに早めに気づきやすくなります。
Qお手入れはどうすればいいですか?
A使用後は乾いた布で汗や汚れを拭き取るのが基本です。直射日光や高温多湿の場所に長時間置くと、ゴムやシリコーン素材が劣化しやすくなるとされているため、風通しの良い日陰で保管するようにしてください。
Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?
A入門向けのモデルであれば1,000〜3,500円程度で、形状や強度の異なるバンドが揃います。最初の1本であれば、無理に高額なものを選ぶ必要はなく、まずは鍛えたい部位に合った形状と、無理なく扱える負荷を優先して選ぶのがおすすめです。
迷ったらこれ|この記事のNo.1

アルインコ(ALINCO)MIVIOS ハンドルチューブ MVS302
参考価格 2,068円
向いている人:腕・肩・背中まわりのトレーニングを重点的に取り入れたい人
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