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サーフィン用耳栓の選び方とおすすめ4選|サーファーズイヤー
サーフィン

サーフィン用耳栓の選び方とおすすめ4選|サーファーズイヤー

週末サーファー向けに、サーフィン専用耳栓が必要とされる理由と選び方をやさしく解説。「サーファーズイヤー」との関係や装着時の注意点も整理し、実店舗でもよく見かける耳栓4点を比較して紹介します。

公開:更新:執筆:SPOGEAR編集部

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週末になると海に通うようになって数年、ふと耳鼻科で「サーファーズイヤーの初期症状ですね」と言われて驚いた、という話は決して珍しくありません。サーファーズイヤー(外耳道外骨腫)は、冷たい水や風に長期間さらされ続けた外耳道の骨が徐々に盛り上がってくる状態を指す言葉で、サーフィンやダイビングなど水辺のスポーツを長く続けている人に見られやすい傾向があるとされています。進行すると耳の中が狭くなり、耳垢や水が溜まりやすくなって外耳炎を繰り返したり、聞こえにくさを感じたりすることがあるとも言われており、一度骨のように硬くなった部分は自然には元に戻らないため、日頃の予防が大切だと考えられています。とはいえ、いきなり「毎回耳栓をしましょう」と言われても、水中で音が聞こえなくなって怖いのでは、耳栓をしていると水圧で耳が痛くなるのでは、といった不安を感じる人も多いはずです。この記事では、サーフィン用耳栓がなぜ勧められるのか、一般的な耳栓と何が違うのか、そして選び方のポイントを整理したうえで、選ばれることが多い商品を4点比較して紹介します。あくまで一般的な情報の整理であり、耳の症状や違和感がある場合は自己判断せず、耳鼻咽喉科など専門の医療機関に相談することをおすすめします。

この記事でわかること

  • なぜサーフィンに耳栓が勧められるのか — 「サーファーズイヤー」との関係
  • 普通の耳栓との違い — サーフィン用に求められる3つの性能
  • 耳栓を使うときの注意点
  • 耳栓だけでは不十分? フードやイヤーバンドとの併用も検討したい
  • サーフィン用耳栓4選
  • 耳栓をしていても違和感が続くときは
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サーフィン用耳栓4選

ここでは実際に選んだ候補を紹介します。先にお断りしておくと、これらを使えば絶対にサーファーズイヤーを予防できる、という話ではありません。いずれもメーカーの商品ページでマリンスポーツ・水泳用の耳栓として案内されているものの中から、構造・特徴の異なる4点を選びました。価格は取材・執筆時点のものです。その後変更されている場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・サイズ展開を確認してください。

4点を並べると、それぞれ異なるアプローチで「水の侵入を防ぎつつ、つけ心地と聞こえやすさをどう両立させるか」に取り組んでいることが分かります。マックスのピローソフトは耳の穴に押し込まない方式で圧迫感が少なく、まず気軽に試したい人向けです。サーフイヤーズとドクターズイヤープラグは、どちらもサーフィン・マリンスポーツ専用に開発されたブランドで、通気孔やフィルターによって聞こえやすさと防水性のバランスを追求している点が共通しています。イヤースーツは、周囲の音を感じ取りやすい設計と2色展開を両立させた、水上スポーツ全般で使いやすいモデルです。

まず何か1つ試したいなら、価格の手頃さと圧迫感の少なさを兼ね備えたシリコンパテタイプかソフトシリコンタイプから始めるのがおすすめです。週末ごとに海に通う頻度が高い人や、すでに耳鼻科でサーファーズイヤーの兆候を指摘されたことがある人は、専用設計のサーフイヤーズやドクターズイヤープラグのような、フィット感とサイズ展開にこだわったモデルを検討する価値があるでしょう。価格・仕様・サイズ展開は変動するため、購入前に必ず商品ページで最新情報を確認してください。

No.1マックス(MACK'S) ピローソフト イヤープラグ
シリコンパテタイプの定番

マックス(MACK'S) ピローソフト イヤープラグ

3.50(2件のレビュー)

参考価格660円

耳の穴に押し込むのではなく、柔らかいシリコンパテを耳の外側の入り口部分に押し当てて水の侵入を防ぐタイプの耳栓。米国発の水泳・サーフィン用耳栓の定番ブランドの商品で、耳の形に関わらず密着させやすいのが特徴です。

こんな人に耳を圧迫されるのが苦手な人、まずは手軽なタイプから試したい人
タイプシリコンパテ(貼り付け式)
入数商品ページで要確認
対応シーン水泳・サーフィン・入浴時の水の侵入対策
ブランドMACK'S(アメリカ・耳栓専門ブランド)

ここが良い

  • 耳の穴に押し込まないため圧迫感が少なく、耳の形を選びにくいとされる
  • 外耳道を完全に塞がないため、周囲の音や波の音を感じ取りやすい
  • メール便に対応した価格帯で、まず試しやすい

注意点

  • 強い波にもまれると剥がれやすいという声もあり、激しいセッションでは補強が必要な場合がある
  • 髪や耳周りの毛にパテが付着しやすく、外すときにベタつきを感じることがある
価格を確認しています
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No.2サーフイヤーズ(SURF EARS) 4.0 サーフィン専用耳栓
サーフィン専用設計

サーフイヤーズ(SURF EARS) 4.0 サーフィン専用耳栓

参考価格9,900円

ヨーロッパのサーファーが開発した、サーフィン専用に設計された耳栓。独自のフィルター構造により、水の侵入をしっかり防ぎながら会話や波の音は聞き取りやすいバランスを追求しているとされる、専用設計モデルの代表格です。

こんな人に本格的に予防に取り組みたい人、聞こえやすさと防水性を両立させたい人
タイプシリコン製・専用フィルター搭載
サイズ展開S/M/Lなど複数サイズを用意
特徴水の侵入を防ぎつつ聞こえやすさを両立する設計を訴求
ブランドSURF EARS(欧州のサーフィン専用耳栓ブランド)

ここが良い

  • サーフィン専用に開発された数少ないブランドで、波音や声が聞き取りやすいと評価されることが多い
  • 複数サイズから自分の耳に合うものを選べるため、フィット感を追求しやすい
  • ストラップや専用ケースが付属するモデルもあり、紛失対策がしやすい

注意点

  • 4点の中では価格が高めで、まず試してみたいだけの人にはやや導入のハードルがある
  • 専用設計ゆえに人気サイズが品薄になりやすく、購入前に在庫を確認したほうがよい
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No.3ドクターズイヤープラグ(Doc's Proplugs) サーフィン・マリンスポーツ用耳栓
医師監修由来のロングセラー

ドクターズイヤープラグ(Doc's Proplugs) サーフィン・マリンスポーツ用耳栓

参考価格2,530円

医師が開発に関わったとされる耳栓ブランドで、サーフィンやダイビングなどマリンスポーツ向けに長年展開されているシリーズ。小さな通気孔(ベントホール)を設けることで、水は防ぎながら圧の変化を和らげる構造を採用しているとされています。

こんな人にサーフィン以外のマリンスポーツも楽しむ人、実績のあるブランドを選びたい人
タイプシリコン製・ベントホール(通気孔)付き
サイズ展開複数サイズあり(左右非対称の耳形状にも配慮した設計を採用するモデルもある)
対応シーンサーフィン・ダイビング・水泳など水辺のスポーツ全般
ブランドDoc's Proplugs(アメリカ・マリンスポーツ用耳栓の老舗)

ここが良い

  • 長年にわたり展開されているロングセラーシリーズで、実績と情報量の多さが安心材料になる
  • 通気孔構造により圧迫感が少なく、水中での圧変化にも配慮された設計とされている
  • サーフィンだけでなくダイビングや水泳など、他のマリンスポーツにも流用しやすい

注意点

  • サイズ展開が細かい分、自分に合うサイズを見極めるまで試着が必要になることがある
  • モデルによって通気孔の有無や形状が異なるため、購入前に用途(サーフィン用か遮音重視かなど)の確認が必要
No.4イヤースーツ(EarSuits)4 水上スポーツ用耳栓
音が聞こえるタイプ

イヤースーツ(EarSuits)4 水上スポーツ用耳栓

4.72(18件のレビュー)

参考価格3,780円

水上スポーツのために開発された、音の聞こえやすさを重視したソフトシリコン耳栓。耳の穴に軽く差し込むだけで水の侵入を防ぎつつ、周囲の音を感じ取りやすい構造になっているとされ、サーフィンやSUP、カヤックなど幅広い水上スポーツで使われています。

こんな人に装着中も周囲の音を感じ取りたい人、SUPなど他の水上スポーツも楽しむ人
タイプソフトシリコン製(クリア・ブラックの2色展開)
入数1ペア
対応シーンサーフィン・SUP・カヤック・水泳など水上スポーツ全般
ブランドEarSuits(水上スポーツ向け耳栓ブランド)

ここが良い

  • 水の侵入を防ぎながら周囲の音を感じ取りやすい設計とされ、安全確認をしながら使いやすい
  • 柔らかいシリコン素材で耳への圧迫感が少ないと感じる人が多い
  • クリア・ブラックの2色から選べ、目立ちにくさなど好みに応じて選択できる

注意点

  • 専用設計ブランドの中では価格がやや高めで、まず気軽に試したい人にはハードルになることがある
  • サイズ展開が他の専用ブランドほど細かくなく、耳の形によってはフィット感に個人差が出やすい

■ スペック比較表

商品マックス(MACK'S) ピローソフト イヤープラグマックス(MACK'S) ピローソフト イヤープラグサーフイヤーズ(SURF EARS) 4.0 サーフィン専用耳栓サーフイヤーズ(SURF EARS) 4.0 サーフィン…ドクターズイヤープラグ(Doc's Proplugs) サーフィン・マリンスポーツ用耳栓ドクターズイヤープラグ(Doc's Proplugs) …イヤースーツ(EarSuits)4 水上スポーツ用耳栓イヤースーツ(EarSuits)4 水上スポーツ用耳栓
参考価格660円9,900円2,530円3,780円
購入
タイプシリコンパテ(貼り付け式)シリコン製・専用フィルター搭載シリコン製・ベントホール(通気孔)付きソフトシリコン製(クリア・ブラックの2色展開)
入数商品ページで要確認——1ペア
対応シーン水泳・サーフィン・入浴時の水の侵入対策—サーフィン・ダイビング・水泳など水辺のスポーツ全般サーフィン・SUP・カヤック・水泳など水上スポーツ全般
ブランドMACK'S(アメリカ・耳栓専門ブランド)SURF EARS(欧州のサーフィン専用耳栓ブランド)Doc's Proplugs(アメリカ・マリンスポーツ用耳栓の老舗)EarSuits(水上スポーツ向け耳栓ブランド)
サイズ展開—S/M/Lなど複数サイズを用意複数サイズあり(左右非対称の耳形状にも配慮した設計を採用するモデルもある)—
特徴—水の侵入を防ぎつつ聞こえやすさを両立する設計を訴求——

※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。

※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

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なぜサーフィンに耳栓が勧められるのか — 「サーファーズイヤー」との関係

サーフィンをしていると、波待ちの間も水しぶきや風に長時間さらされ続けます。この「冷たい水と風にさらされる時間の長さ」が、サーファーズイヤーと呼ばれる状態と関係していると考えられています。

サーファーズイヤーとは、外耳道(耳の穴から鼓膜までの通り道)の骨が、冷水や冷風による刺激を長期間受け続けることで、徐々に内側へ盛り上がるように増殖してくる状態を指す名称です。医学的には外耳道外骨腫と呼ばれ、水温の低い海でのサーフィンを長年続けている人に多く見られる傾向があるとされています。年数回のサーフィン旅行程度であればリスクは相対的に低いと考えられますが、週末ごとに通う、冬でも海に入るといったスタイルを何年も続けている人ほど、注意しておいた方がよいと言われています。

初期段階では自覚症状がほとんどないことが多く、耳鼻科の診察で偶然指摘されて気づくケースもあるようです。進行すると外耳道が狭くなることで耳垢や水が排出されにくくなり、外耳炎を繰り返したり、こもったような聞こえにくさを感じたりすることがあるとされています。骨の増殖自体は一度進んでしまうと自然に元の状態へ戻ることは期待しにくく、症状が強い場合は手術によって削る治療が検討されることもあるようです。だからこそ、増殖が進む前の「予防」の段階で耳を冷水と風から守ることが重要だと考えられています。

サーフィン用耳栓は、この冷水・冷風が外耳道に直接当たる時間を減らすための道具として位置づけられています。耳栓をしたからといって水に一切触れなくなるわけではなく、あくまで「外耳道に当たる水や風の量・温度差を和らげる」ためのケア用品という理解が実情に近いでしょう。

この記事のスタンス

サーファーズイヤーの発症リスクや耳栓の予防効果には個人差があり、体質・サーフィン頻度・水温など多くの要因が関わるとされています。断定的な表現は避け、「〜とされる」「〜と考えられている」という形で情報を整理しています。耳の違和感や聞こえにくさ、痛みなどの症状がある場合は、自己判断せず耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。

普通の耳栓との違い — サーフィン用に求められる3つの性能

睡眠用や水泳用の耳栓をそのままサーフィンに流用する人もいますが、波にもまれる、耳の中に水圧がかかる、長時間潮風にさらされるといったサーフィン特有の環境を考えると、専用設計の耳栓の方が向いていると考えられます。主に重視したいポイントは次の3つです。

なお、耳栓のサイズは人によって耳の穴の大きさが異なるため、「大は小を兼ねる」わけではありません。大きすぎると圧迫感や痛みの原因になり、小さすぎると水が入り込みやすくなります。多くのサーフィン用耳栓はS/M/Lなど複数サイズが1セットになっているか、片耳ずつ調整できる作りになっているため、購入後は自宅のシャワーやお風呂で試着し、自分に合うサイズ・フィット感を確認してから海に持ち出すと安心です。

■ 水中での脱落しにくさ

波にもまれたり、波打ち際で転倒(ワイプアウト)したりする衝撃で耳栓が外れて流されてしまっては意味がありません。耳の形状にフィットする柔らかいシリコン素材で、水流を受けても外れにくい形状に設計されているかどうかが選ぶ際のポイントになります。ストラップやコード付きのモデルであれば、万一外れても紛失しにくいという利点もあります。

■ 音の聞こえやすさとのバランス

耳栓の中には、外耳道を完全に塞いでしまうタイプと、小さな穴(フィルター)を設けて周囲の音や波の音をある程度感じ取れるように設計されたタイプがあります。サーフィンでは他のサーファーの声や波の接近音を耳で察知することも安全確認の一部になるため、完全遮音タイプよりも、水の侵入は防ぎつつ音は聞こえやすいよう工夫されたモデルが好まれる傾向にあります。

■ 長時間つけていても痛くなりにくい装着感

波待ちを含めると1回のセッションで1〜2時間以上耳栓をつけっぱなしにすることも珍しくありません。硬い素材や耳に合わないサイズのものを使うと、外耳道を圧迫して痛みや違和感につながることがあるとされています。複数サイズが同梱されている、または柔らかいシリコンで耳の形に自然になじむモデルを選ぶと、長時間でも負担を感じにくいでしょう。

耳栓を使うときの注意点

耳栓は正しく使わないと、かえって耳のトラブルを招くこともあるとされています。使用前に知っておきたい注意点を整理しました。

  1. 1毎回使用前に耳栓本体を真水で洗い、汚れや砂を落としておく。汚れたまま装着すると外耳道内に雑菌が入り込みやすくなるとされています。
  2. 2耳の穴に対して垂直に、無理な力を入れずゆっくり装着する。強く押し込みすぎると外耳道を傷つけたり、痛みの原因になったりすることがあります。
  3. 3セッション終了後は耳栓を外し、耳の中に水が残っていないか確認する。頭を傾けて片足立ちで軽く跳ねる、乾いたタオルで耳の入り口をやさしく拭く程度にとどめ、綿棒を耳の奥まで入れて掃除することは避けてください。
  4. 4使用後は耳栓を真水でよく洗い、完全に乾かしてから専用ケースなどで保管する。生乾きのまま密閉した容器に入れると雑菌が繁殖しやすくなるとされています。

違和感があるときは無理に使い続けない

耳栓装着中に痛みやしめつけ感が強い場合、サイズが合っていない可能性があります。無理に使い続けず、別サイズを試すか使用を中止してください。耳だれ、強い痛み、聞こえにくさが続く場合は、耳栓が原因かどうかにかかわらず、早めに耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。

耳栓だけでは不十分? フードやイヤーバンドとの併用も検討したい

サーファーズイヤーの予防という観点では、耳栓単体だけでなく、耳全体を覆うアイテムとの併用も選択肢としてよく挙げられます。

ウェットスーツ用のフード(耳まで覆うタイプ)は、耳栓と違って外耳道の入り口だけでなく耳全体を風と水しぶきから守れるため、特に水温の低い時期には併用が勧められることがあります。ただし、フードは着脱の手間がかかり、暖かい時期には蒸れや圧迫感を感じる人もいるため、水温や季節に応じて耳栓単体・耳栓とフードの併用を使い分けるのが現実的でしょう。

近年は、耳栓とヘッドバンドが一体化した「イヤーバンド」タイプの製品も見かけるようになりました。耳栓だけでは落下が心配な人や、フードほどの保温性は不要だが耳周りをしっかり保護したい人にとって、中間的な選択肢になり得ます。いずれの道具も「これさえあれば絶対に発症しない」という性質のものではなく、水温や風にさらされる時間そのものを減らす工夫と組み合わせて考えることが大切だとされています。

特に冬場の冷たい海や、風の強い日に長時間の波待ちをすることが多い人ほど、耳栓に加えてフードの着用も検討する価値があるといえるでしょう。逆に、水温が高い時期に短時間だけ海に入る場合は、耳栓のみでも一定の効果が期待できると考えられています。

耳栓をしていても違和感が続くときは

耳栓を正しく使っていても、痛みや聞こえにくさが続く場合は、耳栓の問題ではなく耳そのものの状態が原因になっていることも考えられます。

すでにサーファーズイヤーがある程度進行していると、耳栓を装着すること自体が窮屈に感じられたり、外耳道が狭くなっているために耳栓のサイズが合いにくくなったりすることがあるとされています。長年サーフィンを続けていて、最近耳の中がつまった感じがする、片耳だけ聞こえにくい気がする、といった変化を感じている場合は、耳栓選びを工夫する前に、一度耳鼻咽喉科で外耳道の状態を確認してもらうことをおすすめします。

また、耳栓の素材にかぶれやすい体質の人もいます。装着部分が赤くなる、かゆみが出るといった場合は、シリコンの種類やワックスの成分が合っていない可能性があるため、別の素材・別ブランドの耳栓に切り替えて様子を見るとよいでしょう。いずれの場合も、痛みやかゆみ、聞こえにくさなどの症状が強い場合や長引く場合は、自己判断で耳栓の使用を続けず、専門の医療機関に相談することが大切です。

定期的な耳のチェックも予防の一つ

長年サーフィンを続けている人は、症状の有無にかかわらず、年に一度程度は耳鼻咽喉科で耳の中の状態を確認してもらうと安心材料になるとされています。早期であれば経過観察のみで済むケースも多いとされ、進行してからの対応より負担が少ないと考えられています。

よくある質問

Qサーフィン用耳栓は毎回のセッションで必ずつけるべきですか?

A絶対につけなければならないという性質のものではありませんが、冷たい水や風に長時間さらされることがサーファーズイヤーと関係していると考えられているため、特に水温の低い時期や長時間のセッションでは着用を検討する価値があるとされています。頻度や必要性については、気になる場合は耳鼻咽喉科に相談するのも一つの方法です。

Q耳栓をつけると波の音や周りの声が聞こえなくなりませんか?

A完全に遮音するタイプもありますが、サーフィン専用に設計された多くの製品は、通気孔やフィルター構造によって水の侵入を防ぎながら周囲の音もある程度感じ取れるよう工夫されているとされています。安全確認のためにも、聞こえやすさを重視した設計のモデルを選ぶとよいでしょう。

Qサーファーズイヤーは耳栓だけで完全に予防できますか?

A耳栓は冷水・冷風が外耳道に当たる量や時間を和らげるための道具であり、使用すれば絶対に発症しないと断定できるものではないとされています。水温の低い時期にはフードとの併用や、そもそも冷水にさらされる時間を減らす工夫も合わせて検討するとよいでしょう。

Q耳栓のサイズはどうやって選べばいいですか?

A耳の穴の大きさには個人差があるため、複数サイズが同梱されている商品を選び、自宅のシャワーやお風呂で試着してフィット感を確認してから海に持ち出すことをおすすめします。大きすぎると圧迫感や痛みの、小さすぎると水の侵入の原因になるとされています。

Q耳栓をつけていて耳が痛くなった場合はどうすればいいですか?

Aサイズや素材が耳に合っていない可能性があります。無理に使い続けず、いったん外して別サイズ・別素材の耳栓を試してみてください。痛みが強い、長引く、耳だれが出るといった場合は、耳栓が原因かどうかにかかわらず、早めに耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。

Q子どもがサーフィンを始める場合も耳栓は必要ですか?

Aサーファーズイヤーは冷水・冷風にさらされる期間の長さと関係していると考えられており、子どもであっても長期間サーフィンを続ける場合は同様の配慮が必要とされることがあります。サイズ展開のある耳栓を選び、保護者が装着状態を確認してあげると安心です。気になる場合は、かかりつけの耳鼻咽喉科に相談してみてください。

Q耳栓の交換の目安はありますか?

Aシリコン製の耳栓は使用や洗浄を繰り返すうちに硬化やひび割れが起こることがあるとされています。表面がベタつく、弾力がなくなってきた、フィルターの通気孔が変形してきたと感じたら、劣化のサインとして交換を検討するとよいでしょう。使用頻度にもよりますが、半年から1年程度を一つの目安と考える人が多いようです。

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