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週末に海へ通うようになってサーフボードを手に入れたものの、パドリングを繰り返しているうちにお腹や胸元がワックスやデッキパッドで擦れてヒリヒリしたり、半日海に浸かっていたら背中や肩が真っ赤に日焼けしていたり——そんな経験をしたことはないでしょうか。ラッシュガードはもともと「Rash(擦れ・かぶれ)」を「Guard(防ぐ)」という名前の通り、サーフィンやボディボードなどボードスポーツでの肌の擦れを防ぐために生まれたウェアです。現在では擦れ防止に加えて、UVカット機能による日焼け対策、ウェットスーツの下に着ることでの防寒・保温、水着だけでは心もとない海面での肌の露出を抑えるという役割まで幅広く担うようになっています。とはいえ、いざ選ぼうとすると「半袖と長袖どちらがいいのか」「ジップは必要なのか」「サイズはピッタリと余裕、どちらを選ぶべきか」など迷うポイントが多く、なんとなく見た目やセール価格だけで選んでしまう人も少なくありません。この記事では、競技志向ではなく週末に海を楽しむレベルのサーファーを想定し、ラッシュガードのスペックの読み方と選び方のポイントを整理したうえで、実際に選びやすい大手ブランドの定番モデル4点を比較して紹介します。
この記事でわかること
- ラッシュガードは「日焼け止め」だけの役割ではない
- そもそもスペックで何が変わるのか
- 「袖の長さ」の読み方 — 半袖か長袖か
- 「ジップの有無」と「フィット感」の読み方
- 季節・水温別の使い方 — ウェットスーツとの組み合わせ
- サーフィン用ラッシュガードのおすすめ4選
サーフィン用ラッシュガードのおすすめ4選
以下で具体的な候補を紹介しますが、その前に一点、これを着れば必ず日焼けや擦れがゼロになる、という話ではありません。大手サーフブランドが定番として展開しているモデルの中から、長袖・半袖・ジップの有無など異なるタイプの4点を選びました。価格は記事公開時点の情報です。セールなどにより変動することがあります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・サイズを確認してください。
4点を並べると、「長袖でしっかり日焼け・擦れ対策」「半袖で動きやすさ重視」「レディース向けフィット感」「兼用しやすい半袖」という、それぞれ異なる役割を担っていることが分かります。QUIKSILVERの長袖フロントジップは腕までしっかり守りたい人向け、RIP CURLの半袖プルオーバーは真夏の涼しさと手頃さを重視する人向け、BILLABONGのレディース長袖はフィット感とデザイン性を求める女性向け、O'NEILLの半袖はサーフィン以外のマリンスポーツとも兼用したい人向けという色分けになっています。
どれが向いているかは、自分がサーフィンをする季節・時間帯・日焼けへの不安の度合いによって変わります。初めての1着を選ぶなら、日焼け対策への安心感が大きい長袖タイプ、慣れてきて暑さのほうが気になり始めたら半袖タイプへの切り替えを検討する、という順番で揃えていくと無理がありません。価格・仕様は変動する場合があるため、購入前に商品ページで最新情報のご確認をお願いします。
今回は大手サーフブランドが定番として展開しているモデルを中心に選びましたが、ラッシュガード選びに唯一の正解があるわけではありません。同じ「UPF50+」を謳うモデルでも、ブランドごとに生地の厚みや伸縮性、フィット感には違いがあります。可能であれば、この4点に近いタイプをサーフショップの店頭で実際に試着し、腕を大きく動かす・前かがみになるといった動作を試してから購入することをおすすめします。

QUIKSILVER(クイックシルバー) メンズ 長袖ラッシュガード フロントジップ
参考価格6,600円
サーフブランドの定番クイックシルバーが展開する、長袖・フロントジップタイプのラッシュガード。UPF50+の紫外線カット機能を備え、胸元のジップで着脱しやすく設計されています。伸縮性のある生地を採用し、パドリングの動作を妨げにくいとされる定番モデルです。
ここが良い
- 大手サーフブランドの定番シリーズで、サイズ・カラー展開が豊富
- フロントジップ構造で、濡れた状態でも比較的着脱しやすい
- 長袖で腕まで日焼け・擦れをカバーしやすい
注意点
- 長袖タイプのため、真夏の炎天下では蒸れを感じることがある
- ジップ部分が肌に当たりやすいので、フラップの有無を購入前に確認したい

RIP CURL(リップカール) メンズ 半袖ラッシュガード プルオーバー
参考価格5,500円
オーストラリア発のサーフブランド、リップカールが展開する半袖・プルオーバータイプのラッシュガード。シンプルな構造で価格帯も手頃、真夏の炎天下でも動きやすく涼しいとされる定番アイテムです。UVカット機能を備え、初めてのラッシュガードとしても選びやすいモデルです。
ここが良い
- 半袖で動きやすく、真夏でも比較的涼しく着られるとされる
- プルオーバー構造でシンプル、価格も手頃で試しやすい
- 大手ブランドの定番シリーズで長く販売されており入手しやすい
注意点
- 二の腕から先は露出するため、日焼け止めなど別の対策が必要になる場合がある
- ジップタイプに比べると、濡れた状態での脱ぎ着にやや手間取ることがある

BILLABONG(ビラボン) レディース 長袖ラッシュガード バックジップ
参考価格7,700円
ビラボンが展開する、女性向けの長袖・バックジップタイプのラッシュガード。体のラインに沿うフィット感と、UVカット機能を両立した設計で、パドリングの動作を妨げにくいストレッチ生地を採用しています。デザイン性の高さでも人気の高いシリーズです。
ここが良い
- 女性の体型に合わせたパターンで、コンプレッションフィットが得意な人に向く
- 長袖で腕まで日焼け・擦れをカバーしやすい
- デザイン展開が豊富で、水着感覚で選びやすい
注意点
- コンプレッションフィットのため、ゆったりした着心地を好む人には窮屈に感じられることがある
- バックジップは一人での着脱がやや難しい場合がある

O'NEILL(オニール) メンズ 半袖ラッシュガード
参考価格6,050円
オニールが展開する半袖タイプのラッシュガード。速乾性のある生地とUVカット機能を備え、着脱のしやすさと日焼け対策のバランスを取ったモデルです。サーフィンだけでなくSUPやシュノーケリングなど幅広いマリンスポーツとの兼用もしやすいとされています。
ここが良い
- 主要ブランドの定番モデルで、サイズ・在庫の選択肢が見つけやすい
- 半袖で動きやすく、サーフィン以外のマリンスポーツとも兼用しやすい
- 大きめサイズまで展開があり、体格に合わせて選びやすい
注意点
- 半袖のため二の腕から先の日焼け・擦れ対策は別途必要
- 4点の中ではデザインのカラー展開がやや少なめ
■ スペック比較表
| 商品 | QUIKSILVER(クイックシルバー) メンズ 長袖ラ… | RIP CURL(リップカール) メンズ 半袖ラッシュガ… | BILLABONG(ビラボン) レディース 長袖ラッシュ… | O'NEILL(オニール) メンズ 半袖ラッシュガード |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 6,600円 | 5,500円 | 7,700円 | 6,050円 |
| 購入 | ||||
| ジャンル | 長袖・フロントジップタイプ | 半袖・プルオーバータイプ | 長袖・バックジップタイプ(レディース) | 半袖タイプ |
| UVカット | UPF50+相当と案内されるモデルが中心 | UPF50+相当と案内されるモデルが中心 | UPF50+相当と案内されるモデルが中心 | UPF50+相当と案内されるモデルが中心 |
| 素材 | ポリエステル+ポリウレタン混紡のストレッチ生地 | — | — | — |
| サイズ展開 | S・M・L・XL | S・M・L・XL | XS・S・M・L | M・L・XL・XXL |
| カラー展開 | ブラック・ネイビーなど複数展開 | — | — | — |
| フィット | — | ルーズ〜レギュラーフィット寄り | コンプレッション寄りのフィット感 | — |
| 機能 | — | — | — | 速乾性生地 |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
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ラッシュガードは「日焼け止め」だけの役割ではない
ラッシュガードと聞くと、まず「日焼け対策のための水陸両用Tシャツ」というイメージを持つ人が多いかもしれません。実際、UVカット機能は大きな役割のひとつですが、サーフィンというスポーツにおいては、それ以外にもいくつかの実用的な理由からラッシュガードが選ばれています。
ひとつは、ボードとの摩擦から肌を守るという、もともとの語源に近い役割です。サーフボードのデッキ面にはワックスや滑り止めのデッキパッドが貼られており、テイクオフやパドリングの動作を繰り返しているうちに、水着や素肌のままだと胸やお腹、内もも周辺が擦れてヒリヒリしたり、擦り傷のようになったりすることがあるとされています。ラッシュガードを一枚着ているだけで、この摩擦をかなり和らげられると案内されることが多く、初めて自分のボードで練習を始める段階から着用しておきたいアイテムのひとつです。
もうひとつは、長時間海面に浮いていることによる日焼け対策です。海面は太陽光を照り返すため、陸上にいるとき以上に紫外線を浴びやすいとされています。日焼け止めクリームだけでは、パドリングや波に揉まれる動作で早々に流れ落ちてしまうこともあり、UPF(紫外線防止係数)表示のあるラッシュガードを一枚羽織っておくことで、日焼け止めの塗り直しの手間を減らしながら肌を保護しやすくなります。
加えて、水温がそこまで低くない時季には、ラッシュガード一枚、あるいはボードショーツと合わせて着用するだけで海に入れることもあり、ウェットスーツを着るほどではない気温・水温のシーズンの選択肢としても重宝します。逆に水温が下がってウェットスーツが必要な時季には、ウェットスーツの下にインナーとして着ることで、着脱時の摩擦を減らしたり、ちょっとした保温効果を期待したりする使い方をする人もいます。
この記事では、商品ごとの特徴について断定的な言い方は避け、「〜とされる」「〜しやすい」という表現にしています。肌の強さや日焼けのしやすさ、汗のかき方には個人差が大きく、条件によって変わってくるためです。肌が敏感な方や、過去に日焼けによる強い炎症を起こしたことがある方は、皮膚科医に相談したうえで日焼け対策を検討することをおすすめします。
この記事で扱う範囲
この記事は、週末にビーチブレイクなどで趣味としてサーフィンを楽しむレベルの方を想定し、市販のラッシュガード(半袖・長袖のシャツタイプ)の選び方を扱っています。競技志向のプロサーファー向けの機能性や、ボディボード・SUP専用に特化した選び方については触れていません。
そもそもスペックで何が変わるのか
ラッシュガードの商品ページには、袖の長さ・ジップの有無・生地のUPF表示・フィット感(コンプレッション/ルーズ)・素材の伸縮性など、さまざまな情報が並んでいます。すべてを一度に理解する必要はありませんが、まず押さえておきたいのは「袖の長さ」「着脱方式(プルオーバーかジップか)」「UPF表示」「フィット感」の4つです。
たとえるなら、袖の長さは日焼け対策・保温性と動きやすさのトレードオフ、着脱方式は着替えのスピードと肌への密着感のトレードオフ、UPF表示は紫外線対策の目安、フィット感は水の抵抗の少なさと着心地のバランスに関わる要素です。長袖タイプは肩から腕まで広い範囲を日焼けと擦れから守れる一方、暑い時季には蒸れやすく感じることもあるとされています。半袖タイプは動きやすく涼しい反面、二の腕から先の日焼け・擦れ対策は日焼け止めなど別の手段と組み合わせる必要が出てきます。
初心者のうちは、まず「肌の保護と日焼け対策への安心感」を優先したほうが、慣れない海況の中で日焼けや擦れを気にせず練習に集中しやすくなります。特に真夏の炎天下で長時間パドリング練習をする場合、日焼けのダメージは想像以上に大きくなることがあるとされ、長袖タイプを選んでおくと安心感が違うという声もよく聞かれます。一方で、水温が高く、短時間だけ海に入るような楽しみ方をする人であれば、半袖タイプでも十分というケースも多くあります。
もう一つ見落とされがちなのが「UPF」という数値です。UPF(Ultraviolet Protection Factor)は生地がどれだけ紫外線を遮断できるかを示す指標で、UPF50+と表示されている場合、紫外線の透過率が2%未満に抑えられているとされる目安になります。ラッシュガードの多くはUPF50+を謳っていますが、生地の色や織り方によって体感の暑さは変わってくるため、購入前に素材の説明もあわせて確認しておくとよいでしょう。
また、同じ「メンズ用ラッシュガード」というくくりでも、ブランドによってフィット感の設計思想は異なります。スペック表の数字を見るときは、パドリングでの肩の可動域を優先したいのか、テイクオフ時の擦れ防止を優先したいのかという自分の使い方も判断材料に加えてみてください。
「袖の長さ」の読み方 — 半袖か長袖か
ラッシュガードは、大きく分けて肩から手首まで覆う「長袖」と、二の腕あたりまでの「半袖」の2タイプがあります。商品ページでは「L/S(Long Sleeve)」「S/S(Short Sleeve)」といった表記でタイプが示されていることも多く、まずこの表記を確認することが選び方の出発点になります。
長袖タイプは、腕まで含めて日焼けと擦れの両方をカバーできるのが特徴です。真夏の炎天下や、日差しの強い南国のビーチでサーフィンを楽しむ場合、二の腕から手首にかけての日焼けを防げる安心感は大きなメリットです。一方で、腕を覆う分だけ体感の暑さが増すことや、パドリングのたびに袖口が擦れて気になるという声もあり、蒸れやすい季節には半袖より暑く感じることがあるとされています。
半袖タイプは、腕の可動域が広く動かしやすく、体感的にも涼しく感じやすいとされています。真夏の日中でも長時間快適に過ごしたい人や、日焼け止めをこまめに塗り直す習慣がある人に向いています。ただし、二の腕から先は露出したままになるため、日焼け対策としては長袖に劣り、ボードとの接触による擦れのリスクも腕の部分には残ります。
どちらを選ぶべきかは、自分がサーフィンをする季節・時間帯・肌の日焼けやすさによって変わります。初めてラッシュガードを使う場合や、日焼け・擦れへの不安が大きい場合は、まず長袖から入り、慣れてきて「暑さのほうが気になる」と感じるようになったら、半袖タイプも試してみるという順番が無理のない進め方です。同じブランドの同じシリーズで長袖・半袖の両方が用意されていることも多いため、まずは好みのデザインを決めてから、袖の長さを選ぶという探し方もおすすめです。
「ジップの有無」と「フィット感」の読み方
ラッシュガードの着脱方式には、頭からかぶって着る「プルオーバー」タイプと、胸元や背中にジップが付いた「フロントジップ」「バックジップ」タイプがあります。また、体にぴったり沿う「コンプレッションフィット」と、多少ゆとりのある「ルーズフィット」でも着心地や見た目の印象が変わります。
プルオーバータイプは構造がシンプルで、比較的リーズナブルな価格帯の商品が多い傾向にあります。一方で、濡れた状態で脱ぎ着するときにやや手間取ることがあるとされ、着替えの手早さを重視する人にはフロントジップタイプが好まれる傾向があります。フロントジップタイプは前面のファスナーを開閉するだけで着脱でき、濡れた体でも比較的スムーズに脱ぎ着しやすいとされていますが、ジップ部分が肌に当たって擦れることがあるため、フラップ(ジップの縁を覆う当て布)の有無も確認しておくと安心です。
フィット感については、コンプレッションタイプは体にぴったり密着し、水の抵抗を抑えやすいとされ、パドリングの動作をきびきび行いたい人に向いています。ルーズフィットタイプは着心地がゆったりしていて、着替えの負担が少なく、体型を選ばず着やすいというメリットがあります。週末に趣味として楽しむレベルであれば、水の抵抗の差を体感するほどのシビアな違いは出にくいとされ、着心地の好みで選んでも大きな失敗にはなりにくいでしょう。
生地の伸縮性も見落とせないポイントです。ポリエステルにポリウレタン(スパンデックス)を混紡した生地は伸縮性に優れ、パドリングやテイクオフの動作を妨げにくいとされています。商品ページに伸縮率やストレッチ素材の記載がある場合は、動きやすさを重視した設計であることの目安になります。
この記事のスタンス
生地の機能性やフィット感の体感には個人差が大きく、この記事の内容はあくまで一般的な傾向の目安です。可能であれば、サーフショップの店頭で実際に試着し、腕を大きく回す・前かがみになるなどパドリングに近い動作を試してから購入することをおすすめします。
季節・水温別の使い方 — ウェットスーツとの組み合わせ
週末サーファーにとって悩ましいのが、季節によって「ラッシュガード一枚で入れる時季」と「ウェットスーツが必要な時季」が分かれることです。エリアや年によって水温は変動しますが、ここでは一般的な考え方の目安を整理します。
水温が高い時季は、ラッシュガードとボードショーツ(または水着)の組み合わせだけで十分に楽しめることが多いとされています。この時季は日焼け対策とボードとの擦れ防止が主な目的になるため、着心地の良さや通気性を優先して選んでも問題ありません。
水温が下がり始める時季になると、多くの人がウェットスーツを着用するようになります。この場合、ラッシュガードはウェットスーツの下に着るインナーとしての役割に変わります。ウェットスーツの下に一枚着ておくことで、ネオプレン生地が直接肌に触れることによる擦れやかゆみを軽減しやすいとされ、着脱時にウェットスーツが肌に張り付きにくくなるという声もあります。ウェットスーツのインナーとして使う場合は、厚手すぎるものよりも薄手でフィット感のあるタイプのほうが、ウェットスーツとの重ね着でも窮屈になりにくいでしょう。
水温がさらに低い真冬のシーズンになると、ラッシュガードだけでは防寒性が不足するため、厚手のウェットスーツやフードベストなど、別の防寒アイテムとの組み合わせが必要になります。この記事では防寒目的のウェットスーツそのものの選び方までは扱っていませんが、「ラッシュガードは防寒具ではなく、あくまで日焼け・擦れ対策とインナー用途が中心」という位置づけを覚えておくと、季節ごとの使い分けがイメージしやすくなります。
低水温期の耳の中に水が入り続けることで生じるとされる不調(いわゆる「サーファーズイヤー」)や、長時間の冷水暴露による体調への影響が気になる場合は、自己判断で無理をせず、耳栓の使用や入水時間の調整について、サーフショップのスタッフや医療機関に相談することをおすすめします。
サイズ選びで失敗しないために
ラッシュガードは体にフィットさせて着る前提の商品が多く、普段の洋服のサイズ感覚だけで選ぶと失敗しやすい部類のアイテムです。ここでは通販で選ぶ際に、特に確認しておきたいポイントを整理します。
まず、コンプレッションフィットのモデルは「ぴったり目」に作られていることが多く、身長・胸囲の対応表を必ず確認する必要があります。商品ページに「タイトなフィット感がお好みでない場合はワンサイズ上をおすすめ」といった注意書きがある場合は、その案内に沿って選ぶと失敗しにくくなります。逆にルーズフィットタイプは、普段のTシャツと同じサイズ感で選んでも問題ないことが多いですが、ブランドごとにサイズ表記の基準は異なるため、購入のたびにサイズ表を確認する習慣をつけておくと安心です。
次に、ラッシュガードは体にぴったりフィットしていないと、パドリング中にバタついたり、ボードとの摩擦を防ぐという本来の役割が薄れてしまったりすることがあるとされています。特に首まわり・袖口の締め付け具合は、試着の際に重点的に確認したいポイントです。逆にきつすぎると、腕を大きく回すパドリングの動作がしづらくなることもあるため、「体に沿うが窮屈すぎない」バランスを見極める必要があります。
また、初めてラッシュガードを購入する場合、サーフショップでの試着サービスを利用できるなら積極的に活用することをおすすめします。通販だけでサイズを決めるよりも、実際に腕を動かして可動域を確認できるほうが、購入後の失敗を大きく減らせます。
通販で失敗しないためのチェックリスト
購入前に「①コンプレッションかルーズか、フィットのタイプを確認したか」「②迷った場合はサイズ表の身長・胸囲の目安を確認したか」「③試着サービスの有無を確認したか」の3点をチェックしておくと、通販でのサイズ選びの失敗を減らしやすくなります。
買ったあとに気をつけたいこと
ラッシュガードは、使っていくうちに劣化していく消耗品でもあります。特に初心者のうちは見落としがちな点をいくつか挙げておきます。
まず、使用後はできるだけ早めに真水ですすぐことが基本のお手入れです。海水や砂、日焼け止めクリームの油分をそのままにしておくと、UVカット機能や生地の伸縮性の低下につながるとされています。使用後は真水ですすいでから、直射日光を避けた風通しの良い場所で陰干しするようにしてください。直射日光の下で長時間干すと、色あせや生地の劣化が早まることがあるとされています。
次に、着脱時の爪や硬いものとの接触に注意が必要です。伸縮性のある生地は柔軟である一方、爪を立てたり、無理に引っ張ったりすると穴が開いたり縫い目がほつれたりすることがあります。着脱の際には手を濡らしてから作業する、指輪などのアクセサリーを外しておくといった配慮が、製品を長持ちさせることにつながります。
最後に、日焼け対策としての効果は永久に続くわけではありません。洗濯を繰り返したり、長期間使用したりすることで、生地のUVカット機能は徐々に低下していくとされています。特に真夏のシーズン前には、生地の伸び・毛羽立ち・色あせが目立っていないかを確認し、必要であれば買い替えを検討するとよいでしょう。日焼けそのものについて、赤み・水ぶくれなど強い炎症が出た場合は、自己判断で様子を見ず、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。
よくある質問
Qラッシュガードは水着の代わりになりますか?
Aラッシュガードは基本的に水着やボードショーツと組み合わせて着用するアイテムで、単体で下半身まで含めた水着の代わりになるものではありません。上半身の日焼け・擦れ対策として、水着やボードショーツと組み合わせて着用するのが一般的です。
Q長袖と半袖、初心者はどちらを選べばいいですか?
Aまずは日焼けと擦れの両方をカバーしやすい長袖タイプから検討するのがおすすめです。特に真夏の炎天下では日焼けのダメージが大きくなりやすいとされ、長袖のほうが安心感があります。慣れてきて暑さのほうが気になるようになったら、半袖タイプへの切り替えを検討するとよいでしょう。
QUPF50+とはどういう意味ですか?
AUPF(Ultraviolet Protection Factor)は生地がどれだけ紫外線を遮断できるかを示す指標です。UPF50+と表示されている場合、紫外線の透過率が2%未満に抑えられているとされる目安になります。多くのラッシュガードはUPF50+を謳っていますが、生地の色や織り方によって体感の暑さは変わるため、素材の説明もあわせて確認するとよいでしょう。
Qウェットスーツを着るときもラッシュガードは必要ですか?
A水温が下がってウェットスーツを着用する時季には、ラッシュガードはインナーとしての役割に変わります。ネオプレン生地が直接肌に触れることによる擦れやかゆみを軽減しやすいとされ、着脱時にウェットスーツが肌に張り付きにくくなるという声もあります。この場合は厚手すぎない薄手のタイプを選ぶと重ね着でも窮屈になりにくいでしょう。
Qサイズはどうやって選べばいいですか?
Aコンプレッションフィットのモデルは体にぴったり沿うよう作られているため、商品ページのサイズ表(身長・胸囲の対応表)を必ず確認してください。迷った場合は、案内に従ってワンサイズ上を検討するほうが、窮屈さを感じにくいとされています。ルーズフィットタイプは普段のTシャツに近い感覚で選べることが多いです。
Qクラゲなどの海洋生物対策にもなりますか?
A肌の露出面積を減らすことで、クラゲなどとの接触機会をある程度減らせる可能性があるとされていますが、ラッシュガードが刺されることを完全に防ぐわけではありません。クラゲが多い海域や時季については、地元のサーフショップやライフガードに事前に情報を確認し、無理のない範囲で入水することをおすすめします。
Qお手入れで気をつけることはありますか?
A使用後はできるだけ早めに真水ですすぎ、直射日光を避けた風通しの良い場所で陰干しするのが基本です。海水や日焼け止めの油分を放置すると、UVカット機能や生地の伸縮性が低下しやすいとされています。洗濯を繰り返すうちにUVカット機能は徐々に落ちていくため、生地の伸びや色あせが気になり始めたら買い替えのタイミングとして検討するとよいでしょう。
迷ったらこれ|この記事のNo.1

QUIKSILVER(クイックシルバー) メンズ 長袖ラッシュガード フロントジップ
参考価格 6,600円
向いている人:日差しの強い時季に、腕まで含めてしっかり日焼け・擦れ対策をしたい人
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