本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。掲載商品は編集部が楽天市場・Yahoo!ショッピングで販売実態を確認したうえで選定しており、広告主の意向で評価を変えることはありません。編集方針を見る →
ランニングを続けているうちに、雑誌やSNSで見かける「膝上まである黒いタイツ」や「ふくらはぎだけを覆う筒状のスリーブ」が気になり始めた人は多いのではないでしょうか。それがコンプレッションウェア(着圧ウェア)です。ただ、いざ通販サイトを開いてみると「着圧レベル」「段階着圧」「サポート」といった聞き慣れない言葉が並び、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。さらに厄介なのは、コンプレッションウェアには「タイツ(脚全体)」「カーフスリーブ(ふくらはぎだけ)」「アームスリーブ(腕)」「ソックス(足首〜足裏)」と部位ごとに複数の種類があり、それぞれ役割が異なるという点です。なんとなく人気だからという理由でタイツを買ったものの、自分が求めていたのはふくらはぎのサポートだけだった、というミスマッチも起こりがちです。この記事では、コンプレッションウェアの「着圧」の仕組みから、部位ごとの向き・不向き、素材や季節性の読み方までを一つずつ整理しました。最後には、選ばれることが多い4点も比較しています。
この記事でわかること
- コンプレッションウェアは「なんとなく」で選ぶと失敗しやすい
- そもそも「着圧」とは何か — 段階着圧の考え方
- 部位で選ぶ — タイツ・カーフスリーブ・アームスリーブ・ソックスの違い
- 素材・季節性の読み方
- 目的別に見る3タイプ
- 選び方の3ステップ
ランニング用コンプレッションウェアのおすすめ4選
ここから紹介するのは、実際に候補として絞り込んだものです。まず前置きとして、これらを着ければ必ず速く走れる、疲労が取れる、という話ではありません。いずれも大手スポーツブランドの商品ページで「コンプレッション」「サポート」として案内されているアイテムの中から、部位や役割が異なる4点を選びました。表示している価格は記事作成時点の参考価格です。変わることがあります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるサイズを確認してください。
4点を並べると、カバーする部位と着圧の方向性がそれぞれ異なることが分かります。ナイキのトップスは上半身、アディダスとアシックスは脚全体(タイツ)、ナイキのカーフスリーブはふくらはぎのみと、体のどこをサポートしたいかによって選ぶべきアイテムが変わってくることが一目で分かるはずです。
価格帯で見ると、アディダスのテックフィットタイツがもっとも手頃で、着圧感もマイルドなため、初めての1点として試しやすい位置づけです。アシックスのショートタイツはレース志向の設計で価格も高めですが、腰部ポケットなど機能面も充実しています。ナイキのカーフスリーブはもっとも手軽に試せるピンポイントアイテムで、まずは部分的にコンプレッションを体験してみたい人に向いています。
どれか一つを選ぶというより、目的に応じて組み合わせることも可能です。たとえば普段の練習ではカーフスリーブだけを使い、レース本番ではショートタイツに切り替える、といった使い分けをしているランナーも少なくありません。最初から高価な上位モデルをそろえる必要はなく、まずは自分の悩みに近い部位から1点試してみることをおすすめします。
また、今回はいずれも大手ブランドの商品ページで「コンプレッション」「サポート」として案内されているものを選びましたが、着圧の感じ方や体へのフィット感には個人差があります。可能であれば、実店舗で試着してから購入すると、自分の体型により合う1点が見つかりやすくなります。

ナイキ プロ Dri-FIT メンズ タイト フィット ショートスリーブ トップ NIKE DD1993-010
4.50(2件のレビュー)
参考価格4,950円
上半身用のコンプレッショントップス。NIKE Dri-FIT素材による吸汗速乾機能を備え、熱がこもりやすい部分に通気性の高い軽量素材を配置しているとされています。タイト設計で、走行中の上半身の揺れを抑えたい人やレイヤリングのベースレイヤーとして使いたい人に向いています。
ここが良い
- Nike公式ストアが直接販売しており、正規品として安心して購入しやすい
- 熱がこもりやすい部分に通気性の高い素材を配置しており、蒸れを感じにくいとされる
- S〜3XLと幅広いサイズ展開で、体格を問わず選びやすい
注意点
- 上半身のみのアイテムで、脚のサポートは別途タイツやスリーブが必要
- タイト設計のため、締め付け感に慣れていないと窮屈に感じる場合がある

アディダス 7分丈 タイツ メンズ テックフィット コンプレッション トレーニング 3/4丈レギンス JF2670
参考価格4,060円
アディダスのTECHFITシリーズによる7分丈(3/4丈)の着圧レギンス。CLIMACOOLテクノロジーによって汗を逃がし清涼感を保つとされ、トレーニング中に肌呼吸を促すメッシュパネルを効果的に配置しています。低〜中程度の着圧感で、初めてコンプレッションタイツを試す人にも扱いやすいモデルです。
ここが良い
- 低〜中程度の着圧感で、初めてコンプレッションタイツを着用する人でも扱いやすいとされる
- メッシュパネルの配置により、トレーニング中の蒸れを感じにくいとされる
- 4点の中でもっとも価格が手頃で、まず試してみたい人にリスクが少ない
注意点
- 7分丈のため、足首までのしっかりした防寒やサポートを求める場合は別途ロング丈の検討が必要
- ウエストのポケットなど携行用の機能は備えていない

アシックス ショートタイツ メンズ サポートスピード ポケットHタイツ 2011D178-401
参考価格8,200円
アシックスのMOTION MUSCLE SUPPORTシリーズによるショート丈のコンプレッションタイツ。脚の動きが大きくなる位置に染み込みプリントを配置することで、脚上げ動作や脚流れの軽減をサポートするとされています。ストレッチ性に優れたニット素材を採用し、腰部にはフルマラソンでの補給を想定したポケットが備わっています。
ここが良い
- 脚の動きが大きくなる位置にサポートプリントを配置しており、レース向けの設計とされる
- 腰部のポケットにより、フルマラソンなど補給食を携帯したいレースでも使いやすい
- アシックスの正規取扱店から購入でき、サイズ表記も明確
注意点
- 4点の中でもっとも価格が高く、初めての1着としてはやや思い切りが必要
- ショート丈のため、防寒目的では別途ロング丈やアームスリーブとの併用が必要

ナイキ ランニング ふくらはぎ用サポーター ゾーンド カーフスリーブ RN6010-043
5.00(1件のレビュー)
参考価格4,683円
ふくらはぎだけを覆うコンプレッションカーフスリーブ。ヒートマップに基づいて箇所別に通気性の大小を配置したデュアルニットデザインを採用し、UPF50+で紫外線から肌を守るとされています。NIKE Dri-Fitテクノロジーと人間工学に基づいた設計で、タイツほどの範囲は不要だがふくらはぎのサポートだけ追加したい人に向いています。
ここが良い
- ふくらはぎだけをピンポイントでサポートでき、既存のウェアに追加しやすい
- UPF50+表記があり、夏場の紫外線対策としても使いやすいとされる
- 4点の中でも着脱がもっとも手軽で、初めてのコンプレッションアイテムとして選びやすい
注意点
- サイズ展開がS/Mの1サイズのみで、ふくらはぎが太めの人には窮屈に感じる場合がある
- 太もも部分のサポートはないため、脚全体の揺れが気になる場合はタイツとの併用が必要
■ スペック比較表
| 商品 | ナイキ プロ Dri-FIT メンズ タイト フィット … | アディダス 7分丈 タイツ メンズ テックフィット コン… | アシックス ショートタイツ メンズ サポートスピード ポ… | ナイキ ランニング ふくらはぎ用サポーター ゾーンド カ… |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 4,950円 | 4,060円 | 8,200円 | 4,683円 |
| 購入 | ||||
| 種別 | コンプレッショントップス(半袖) | コンプレッションタイツ(7分丈・3/4丈) | コンプレッションショートタイツ(MOTION MUSCLE SUPPORT) | コンプレッションカーフスリーブ(ゾーンド) |
| 機能 | NIKE Dri-FIT(吸汗速乾)・通気性強化パネル | CLIMACOOL(通気)・メッシュパネル・伸縮性ウエスト | — | UPF50+・NIKE Dri-Fit・デュアルニット通気設計 |
| フィット | タイトフィット | — | — | — |
| サイズ展開 | S〜3XL | — | — | — |
| カラー | ブラック | — | — | ブラック(043) |
| 販売元 | NIKE公式楽天市場店 | ヒマラヤ楽天市場店 | ヒマラヤ楽天市場店 | ヒマラヤ楽天市場店 |
| 素材 | — | ポリエステル83%、ポリウレタン17% | ストレッチニット(染み込みプリント配置) | ポリエステル65%、ナイロン22%、スパンデックス13% |
| 着圧感 | — | 低〜中程度 | — | — |
| 対象 | — | メンズ | メンズ | — |
| 仕様 | — | — | 腰部ポケット付き | — |
| 用途 | — | — | レース・スピード練習 | — |
| サイズ | — | — | — | S/M(1サイズ) |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
この道具の最安値をまとめて比較 →
ランニングのサポーター・ケア16点を、Amazon・楽天・Yahoo!の価格で並べて比較できます。
ランニング・陸上でよく買われる道具
この記事を読んでいる人がよく使うサービス
PR※ アフィリエイトプログラムを利用しています。料金・キャンペーンは変動するため最新情報は各公式サイトでご確認ください。
コンプレッションウェアは「なんとなく」で選ぶと失敗しやすい
コンプレッションウェアは、見た目こそ普通のタイツやスリーブと大きくは変わりません。しかし中身は、部位によって締め付けの強さを段階的に変える「段階着圧(グラデーション着圧)」という設計が施されており、単に体にフィットする服とは仕組みが異なります。この違いを知らないまま、デザインやブランドの知名度だけで選んでしまうと、「思ったより締め付けが強くて走りにくい」「効果を感じる前に苦しくて脱いでしまった」といったミスマッチが起こりやすくなります。
逆に言えば、着圧の仕組みと自分の目的(走行中のサポートが欲しいのか、走った後の疲労回復を早めたいのか)を先に整理しておくだけで、選ぶべきタイプはかなり絞り込めます。コンプレッションウェアは効果を保証する魔法のアイテムではありませんが、正しく選べば「脚の揺れが気になりにくくなった」「長い距離を走った後の張りが軽い」と感じる人が一定数いることも事実です。
この記事では「これを着けば必ず速くなる」「必ず疲労が取れる」というような断定的な書き方はしません。コンプレッションウェアの体感には個人差が大きく、走る距離や体質によっても感じ方が変わるためです。その代わり、スペック表や商品ページに並ぶ用語を一つずつ具体的に解説し、どのタイプが自分の目的に近いかを判断できるように整理していきます。
なお、この記事は主にロードランニング(舗装路でのジョギングやマラソン練習)を想定した、日常的に使いやすい価格帯のコンプレッションウェアを対象にしています。医療用の弾性ストッキングのような強い着圧が必要な場合は、専門医に相談したうえで専用の製品を検討してください。
また、コンプレッションウェアは単体で完結するアイテムではなく、シューズやランニングウェアと組み合わせて使うことが前提になります。すでにランニングシューズやウェアを一式そろえていて、「もう一歩踏み込んだ道具を試してみたい」という段階の人に向いている記事だとも言えます。まったくの初心者であれば、まずはシューズとウェアを優先し、コンプレッションウェアは走る習慣が定着してから検討しても遅くはありません。
この記事のスタンス
商品ごとの特徴については効果には個人差があるため、あえて断定しない表現を選んでいます。着圧の感じ方には体格や体質による個人差が大きく、必ずそうなるとは限らないためです。判断材料として使い、可能であれば購入前にサイズ表を確認することをおすすめします。
そもそも「着圧」とは何か — 段階着圧の考え方
コンプレッションウェアの核心は「段階着圧(グラデーション着圧)」という設計にあります。これは、脚の末端(足首やふくらはぎの下部)でもっとも強く締め付け、体の中心に近づくにつれて締め付けを徐々に緩めていく設計のことです。この段階的な圧力差によって、血液やリンパ液が心臓に向かって戻りやすくなるとされ、走行中の脚の揺れを抑えたり、運動後のむくみを軽減したりする効果が期待されています。
商品ページには「着圧」「加圧」「サポート」といった表現が並びますが、明確な数値(mmHgなどの圧力単位)が明記されていることは少なく、多くは「〜mmHg相当」「適度な着圧」といった表現にとどまります。医療用の弾性ストッキングほど厳密な圧力管理がされているわけではなく、スポーツ用のコンプレッションウェアは「ある程度の着圧感を持たせつつ、動きやすさも両立させる」という設計思想で作られていることが多いです。
着圧の強さは、そのままイコール効果の大きさではありません。着圧が強すぎると血流を妨げてしまい、かえって脚が疲れやすくなったり、長時間の着用で不快感が出たりすることもあるとされています。初めてコンプレッションウェアを試す場合は、強い着圧を謳う上級者向けモデルよりも、「サポート」「フィット」といった表現を使った、比較的マイルドな着圧のモデルから試すのが無難です。
また、着圧による効果の感じ方には個人差が大きく、すべての人が同じように「脚が軽い」と感じるわけではありません。スポーツ科学の研究でも、コンプレッションウェアのパフォーマンス向上効果については見解が分かれており、確実な効果を保証するものではないという点は理解しておく必要があります。一方で、走行中の筋肉のブレを抑えることによる「安定感」や、「見た目の引き締まり感」を目的に選ぶ人も多く、効果の感じ方は目的によっても変わってきます。
部位で選ぶ — タイツ・カーフスリーブ・アームスリーブ・ソックスの違い
コンプレッションウェアは、覆う部位によって大きく4種類に分けられます。それぞれ役割が異なるため、「とりあえずタイツを買っておけば安心」というわけではありません。自分がどこに不安や不満を感じているかによって、選ぶべき部位が変わってきます。
脚全体を覆う「タイツ(ロングタイツ・ショートタイツ)」は、太ももからふくらはぎまで広い範囲をサポートするタイプです。走行中の脚全体の揺れを抑えたい人、防寒も兼ねて着用したい人に向いています。ロング丈は膝上から足首までを覆い、ショート丈は太ももの途中までとなるため、季節や気温に応じて使い分けるのが一般的です。ウエスト部分にポケットが付いたモデルも多く、フルマラソンなど補給食を携帯したい場面でも重宝されます。
「カーフスリーブ(ふくらはぎ用スリーブ)」は、ふくらはぎだけを筒状に覆うタイプです。タイツより着用範囲が狭い分、価格も手頃で、シューズと靴下の間からのぞく見た目のアクセントとしても人気があります。ふくらはぎの張りや疲労感が気になる人、タイツほどの締め付けは不要だが脚のサポートは欲しいという人に向いています。夏場でも比較的蒸れにくく、既に持っているランニングウェアに追加しやすいのも利点です。
「アームスリーブ(腕用スリーブ)」は、二の腕から手首までを覆うタイプです。日差しの強い季節の紫外線対策や、汗を拭う際の代用としても使われます。筋肉のサポートという観点では脚用ほど重視されない傾向がありますが、UVカット機能を備えたモデルも多く、夏のロングラン対策として選ばれることがあります。
「コンプレッションソックス」は、足首からふくらはぎ下部にかけてを覆うタイプです。着地の衝撃を受け止める足裏や、疲労がたまりやすいふくらはぎ下部をピンポイントでサポートするとされています。カーフスリーブと似ていますが、足の甲や足裏まで編み込まれている分、靴擦れやマメの防止といった機能も兼ね備えていることが多いのが違いです。
■ タイツ
脚全体の揺れを抑えたい人、防寒も兼ねたい人、補給食を携帯したいレース参加者向け。範囲が広い分、価格も高めになりやすい。
■ カーフスリーブ/アームスリーブ
ピンポイントでサポートを追加したい人、既存のウェアに手軽に足したい人向け。着脱しやすく、価格も手頃なものが多い。
■ コンプレッションソックス
足首・足裏のサポートや靴擦れ対策も兼ねたい人向け。ランニングソックスの上位互換として選ぶ人も多い。
素材・季節性の読み方
コンプレッションウェアの多くは、ポリエステルにポリウレタンやスパンデックス(伸縮素材)を混紡した生地で作られています。ポリウレタン・スパンデックスの配合比率が高いほど伸縮性と着圧感が強くなる傾向がある一方、耐久性や通気性とはトレードオフの関係になることもあります。
商品ページの素材表記に「ポリエステル○%、ポリウレタン○%」のように記載されている場合、ポリウレタンの比率が15〜20%程度のモデルは、伸縮性としっかりした着圧感を両立させた設計であることが多いとされています。比率が低いモデルはややマイルドな着圧感になり、初めてコンプレッションウェアを試す人には扱いやすい傾向があります。
季節性にも注目してください。夏場に使うことを想定したモデルには、メッシュパネルや接触冷感素材を部分的に配置し、通気性を高めた設計のものがあります。逆に、防寒を兼ねたい秋冬用のロングタイツは、裏起毛素材や厚手のニット素材を採用していることが多く、同じ「タイツ」というカテゴリでも季節によって選ぶべきモデルが変わってきます。
汗をかいた際の乾きやすさも重要なポイントです。吸汗速乾機能を謳うモデルは、汗を素早く発散させることで、着圧ウェア特有の「肌に張り付く不快感」を軽減しやすいとされています。長時間のランニングで使う予定があるなら、着圧の強さだけでなく、速乾性の表記も合わせて確認しておくと失敗しにくくなります。
UVカット機能(UPF表記)が付いているかどうかも、特にアームスリーブやハーフ丈のタイツを検討する際にはチェックしておきたいポイントです。UPF50+と表記されているモデルは、紫外線の大部分をカットできるとされ、日差しの強い季節の日中ランニングでも使いやすくなります。
目的別に見る3タイプ
ここまで見てきた「部位」「着圧」「素材」の組み合わせによって、コンプレッションウェアの選び方はおおよそ3つの方向性に整理できます。すべての人にきれいに当てはまるわけではありませんが、これから何を優先して選ぶかの目安として使ってください。
■ パフォーマンス重視型
ロングタイツや強めの着圧を謳うモデルを中心に、走行中の脚の揺れやフォームの安定を重視するタイプです。レースやペース走で使うことを想定しており、価格帯もやや高めになりやすい傾向があります。すでにランニングに慣れている人向けです。
■ ピンポイントサポート型
カーフスリーブやアームスリーブなど、気になる部位だけを補うタイプです。価格が手頃で着脱もしやすく、既存のウェアに1点だけ追加したい人に向いています。初めてコンプレッションウェアを試す人にも選びやすい系統です。
■ 回復・リカバリー重視型
着圧をやや強めにしたロングタイツやソックスを、運動後や就寝前に着用する使い方です。走行中ではなく、走った後のケアを目的にするタイプで、脚の疲労感が気になる人に選ばれています。
選び方の3ステップ
ここまでの知識を踏まえて、実際にコンプレッションウェアを選ぶステップを3段階に分けて整理しました。焦って上級者向けの強い着圧モデルから試す必要はありません。まずは自分の悩みに近い部位から1点だけ試してみるつもりで進めてください。
- 1自分が求めていることを明確にする。走行中の脚の揺れが気になるならタイツ、ふくらはぎの張りが気になるならカーフスリーブ、運動後の疲労感が気になるなら回復用のソックスやタイツ、というように「いつ・どこで使いたいか」を先に決めると選びやすくなります。
- 2着圧の強さと素材を確認する。初めて試すなら「サポート」「フィット」といった表現を使ったマイルドな着圧のモデルから、季節に応じてメッシュ素材か裏起毛素材かを選びます。ポリウレタン・スパンデックスの配合比率が15〜20%程度のものを一つの目安にするとよいでしょう。
- 3サイズ表を必ず確認する。コンプレッションウェアは、体にフィットすることが前提の設計のため、普段の服のサイズ感で選ぶと失敗しやすいアイテムです。商品ページのサイズ表(身長・体重・ウエスト・ふくらはぎ周囲など)を必ず確認し、自分の実測値と照らし合わせてから注文してください。
「きつすぎる」は逆効果になることも
着圧が強いほど効果が高いとは限りません。指先や足先がしびれる、着用中に強い圧迫感で集中できないといった場合は、サイズが小さすぎるか、着圧が自分に合っていない可能性があります。違和感を覚えたら無理に着用を続けず、ワンサイズ上のモデルを検討してみてください。
サイズ選びで失敗しないために
コンプレッションウェアは、体にフィットすることが前提の設計のため、普段のウェアと同じ感覚でサイズを選ぶと、きつすぎたり逆に効果を感じにくかったりすることがあります。ここでは通販で選ぶ際に、特に確認しておきたいポイントを整理します。
まず、多くのコンプレッションウェアは身長・体重・ウエストなど複数の指標をもとにしたサイズ表を用意しています。Tシャツやパンツのような「S・M・L」の感覚だけで選ばず、必ず商品ページのサイズ表と自分の実測値を照らし合わせることが重要です。特にカーフスリーブやアームスリーブは、ふくらはぎ周囲や腕周りの実測値が記載されていることが多く、これを確認せずに購入すると「筒に足が入らない」「緩くて意味がない」といった失敗につながります。
次に、体重や体型が変化しやすい時期に購入する場合は、やや余裕のあるサイズを選ぶという考え方もあります。コンプレッションウェアは着圧が前提のため、サイズがぴったりすぎると、体型の変化にともなって窮屈さが増してしまうことがあります。迷った場合はワンサイズ上を検討するか、レビューに記載されたサイズ感のコメントを参考にするとよいでしょう。
着圧の強さは、同じサイズ表記でもブランドやシリーズによって差があります。あるブランドでちょうどよかったサイズが、別のブランドでは強すぎる・緩すぎると感じることも珍しくありません。初めて購入するブランドの場合は、口コミやレビューでサイズ感に関するコメントがないか確認しておくと、失敗を減らしやすくなります。
通販で失敗しないためのチェックリスト
購入前に「①身長・体重・部位周囲の実測値を確認したか」「②S・M・Lの感覚だけでなくサイズ表と照らし合わせたか」「③そのブランド・シリーズのサイズ感に関するレビューを確認したか」の3点をチェックしておくと、通販でのサイズ選びの失敗を減らしやすくなります。
買ったあとに気をつけたいこと
コンプレッションウェアは、着圧を保つための伸縮素材を使っているぶん、普段のウェア以上に扱い方に気をつけたいアイテムです。特に初心者のうちは見落としがちな点をいくつか挙げておきます。
まず洗濯の仕方です。伸縮素材は熱や摩擦に弱く、洗濯機の高速脱水や乾燥機の使用を繰り返すと、着圧の要となるゴムやポリウレタン素材が劣化し、締め付け感が徐々に弱まっていくことがあります。可能であれば洗濯ネットを使用し、日陰での自然乾燥を基本にすることで、着圧機能を長持ちさせやすくなります。
次に、着圧効果の持続期間です。目安として、着用頻度にもよりますが、数か月〜半年ほど使い続けると、生地の伸縮性がゆるやかに低下していくとされています。「以前より締め付けを感じなくなった」「生地がヨレてきた」と感じたら、買い替えのタイミングを検討してもよいでしょう。
着用のタイミングにも触れておきます。走行中のサポートを目的にする場合は運動前から着用しますが、回復目的で使う場合は運動後や就寝前に着用するという使い方もあります。同じアイテムでも、目的によって着用するタイミングを変えることで、期待する効果に近づけやすくなります。ただし、就寝時の着用については、締め付けが強いモデルだと逆に寝苦しさにつながることもあるため、体調や違和感に応じて調整してください。
最後に、体調面での注意点です。持病があり血流に関する治療を受けている人や、妊娠中の人がコンプレッションウェアを着用する場合は、自己判断せずに医師に相談することをおすすめします。スポーツ用のコンプレッションウェアは医療機器ではないため、体調に不安がある場合は無理に着用を続けないようにしてください。
よくある質問
Qコンプレッションウェアは本当に効果がありますか?
A走行中の筋肉のブレを抑える、運動後のむくみを軽減しやすいといった報告はありますが、パフォーマンス向上効果については研究によって見解が分かれており、確実な効果を保証するものではありません。「絶対に効く」というより、「体感として合う人には安定感や快適さを感じやすいアイテム」として捉えるのがおすすめです。
Qタイツとカーフスリーブ、最初に買うならどちらがいいですか?
A脚全体の揺れが気になるならタイツ、ふくらはぎの張りだけが気になるならカーフスリーブから試すのがおすすめです。価格を抑えて手軽に試したい場合や、初めてコンプレッションアイテムを使う場合は、範囲が狭く着脱もしやすいカーフスリーブから始める人も多いです。
Q着圧が強いほど効果が高いのですか?
A必ずしもそうとは言えません。着圧が強すぎると血流を妨げてしまい、かえって脚が疲れやすくなったり、着用中に不快感が出たりすることがあるとされています。初めて試す場合は、強い着圧を謳う上級者向けモデルよりも、マイルドな着圧のモデルから試すのが無難です。
Qサイズはどう選べばいいですか?
A普段の服のS・M・Lの感覚ではなく、商品ページに記載された身長・体重・部位周囲のサイズ表と、自分の実測値を照らし合わせて選ぶのが基本です。ブランドやシリーズによって着圧の強さやサイズ感には差があるため、口コミのサイズ感コメントも参考にするとよいでしょう。
Q洗濯機で洗ってもいいですか?
A洗濯機自体は使用できることが多いですが、高速脱水や乾燥機の使用は、着圧の要となる伸縮素材の劣化を早める場合があるとされています。可能であれば洗濯ネットを使用し、日陰での自然乾燥を基本にすることをおすすめします。
Q着圧はいつまで持続しますか?
A使用頻度にもよりますが、目安として数か月〜半年ほどで、生地の伸縮性がゆるやかに低下していくとされています。締め付けを感じにくくなった、生地がヨレてきたと感じたら、買い替えのタイミングを検討してもよいでしょう。
Q持病がある場合や妊娠中でも着用できますか?
A血流に関する治療を受けている人や妊娠中の人は、自己判断で着用せず、事前に医師に相談することをおすすめします。スポーツ用のコンプレッションウェアは医療機器ではないため、体調に不安がある場合は無理に着用を続けないようにしてください。
迷ったらこれ|この記事のNo.1

ナイキ プロ Dri-FIT メンズ タイト フィット ショートスリーブ トップ NIKE DD1993-010
参考価格 4,950円
向いている人:ベースレイヤーとして上半身のフィット感を高めたい人、レイヤリングを楽しみたい人
あわせて検討したいサービス
PR※ アフィリエイトプログラムを利用しています。料金・キャンペーンは変動するため最新情報は各公式サイトでご確認ください。
体づくりはジム・スタジオで
関連記事