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「スコアの半分近くはパットで決まる」とよく言われながら、自宅での練習となるとつい後回しにしてしまう人は多いのではないでしょうか。練習場やコースに行かなければパットの練習はできない、と思い込んでいる人もいますが、実はリビングや玄関の廊下に敷けるパターマットを1枚用意するだけで、テレビを見ながらでも毎日数分のパット練習を積み重ねることができます。とはいえ、いざパターマットを探してみると、数千円のシンプルなものから2万円を超える返球機能付きの本格モデルまで幅が広く、カップの大きさや芝の傾斜、マットの長さなど見慣れない仕様が並んでいて、どれを選べばいいか迷ってしまうものです。この記事では、パターマットのスペックをどう読み解けばよいかを一つずつ整理し、選ばれることが多い4点を比較しながら紹介します。
この記事でわかること
- パターマットは「なんとなく」で選ぶと続かない
- そもそもパターマットのスペックで何が変わるのか
- 「マットの長さ」の読み方 — 練習したい距離で選ぶ
- 「カップ径」の読み方 — 実戦より小さいカップが精度を鍛える
- 「芝の再現度」の読み方 — ベント芝を意識したモデルほど本格的
- 「返球機能」の読み方 — 練習のテンポを重視するなら検討したい
おすすめのパターマット4選
ここから紹介するのは、実際に候補として絞り込んだものです。まず前置きとして、これらを使えば必ずパットが上達する、という話ではありません。いずれもメーカーの商品ページ上で仕様が明確に案内されているものを中心に、価格帯・機能のバランスが異なる4点を選びました。表示している価格は記事作成時点の参考価格です。変わることがあります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・仕様を確認してください。
4点を並べると、価格帯と機能で役割がはっきり分かれているのが分かります。タバタのF-2.2はまず手軽に始めたい人向けのエントリーモデル、Fujitaマット1.5は精度を重視したい人向けのプロ監修モデル、ダイヤゴルフのツインパターグリーンHDRは2つのカップで用途を使い分けられるモデル、グリーンオンのGO SPORTSは距離感からストロークまで本格的に練習したい人向けの上位モデルという強みを持つ製品です。
自分に合うかどうかは、パットのどこに課題を感じているか、そして自宅のどこにどれだけのスペースを確保できるかによって変わります。まず手軽に始めたいなら1点目、方向性の精度を重点的に鍛えたいなら2点目、実戦感覚と精度練習を両立させたいなら3点目、本格的に距離感まで練習したいなら4点目、という選び方をすれば、大きく外すことは少ないでしょう。表示価格・仕様は変わる場合があります。購入前に商品ページで最新の情報を確認しておきましょう。
価格だけで比べると、タバタの2製品が手頃に見えるかもしれません。ただし、価格が上がるモデルほど芝の再現度や返球機能といった付加価値が加わっている傾向があります。まずは価格を抑えたモデルで練習の習慣がつくかどうかを見極め、続けられそうであれば本格的なモデルにステップアップするという考え方も十分にありです。

タバタ(TABATA) パターマット F-2.2「GV-0134」
4.25(8件のレビュー)
参考価格4,050円
特殊フォーミング素材を採用し、フェースの向きが出球方向にそのまま伝わる感覚を再現したエントリー向けモデル。大小2つのカップを備え、狙いの精度を段階的に鍛える練習ができます。タバタの正規品として長く定番的に販売されているモデルです。
ここが良い
- 大小2種類のカップで、実戦感覚の練習と精度重視の練習を1枚で使い分けられる
- メーカー希望小売価格より手頃な価格で購入しやすい
- 長年販売されている定番モデルで、レビュー評価4.25(8件)と一定の実績がある
注意点
- 返球機能はなく、打つたびにボールを拾いに行く手間がかかる
- マット全長2.2mのため、ロングパットの距離感を鍛える練習にはやや短い
タバタ(TABATA) Fujitaマット1.5「GV0141」藤田寛之プロ共同開発
4.67(6件のレビュー)
参考価格4,480円
プロゴルファー藤田寛之氏と共同開発された、方向性の精度を高めることに特化したパターマット。実際のカップより小さいカップと、ボールを置く位置を示すラインが引かれており、ストレートなストロークを意識づける設計になっています。
ここが良い
- プロゴルファー監修という分かりやすい説明で、狙いが明確な練習メニューを組みやすい
- 実際のカップより小さいカップ設計で、方向性の精度を意識した練習ができるとされる
- レビュー評価4.67(6件)と、リピート購入の声も見られる
注意点
- マット全長1.5mとコンパクトなため、距離感を鍛える練習には向きにくい
- カップが小さい分、最初のうちはカップインしにくく感じる場合がある

ダイヤゴルフ(DAIYA GOLF) ツインパターグリーンHDR「TR-5009」
参考価格4,675円
直径8cmと5cmの異なるサイズのカップを備えた2カップ式パターマット。高密度人工芝で11.8フィート相当の高速グリーンの転がりを再現しているとされ、実戦のプレッシャーを感じる練習と、方向性を意識した精度練習の両方に対応します。
ここが良い
- 2種類のカップサイズで、プレッシャー練習と方向性練習を1枚で切り替えられる
- 高密度人工芝により、高速グリーンに近い転がりのスピード感を体感しやすいとされる
- 返球構造を備えており、練習のテンポを保ちやすい
注意点
- 全長258cmとやや長めで、設置スペースの確保が必要
- 3点の中では価格がやや高め

グリーンオン(GreenOn) GO SPORTS 自動返球式ゴルフパターマット
参考価格9,900円
日本製の高品質パターマットと、電池式の自動返球機がセットになったモデル。45cm×3mのロングサイズで、ロングパットの距離感を養う練習から、まっすぐ転がすストロークの確認まで対応します。厚さ5mm+軟質ラバー層による防音仕様で、集合住宅でも使いやすいとされています。
ここが良い
- メーカー直営のグリーンオンダイレクト店が販売しており、正規品として安心して購入しやすい
- 45cm×3mのロングサイズで、距離感の練習からストローク確認まで幅広く対応できる
- 防音仕様で、マンションなど集合住宅でも比較的音を気にせず練習しやすいとされる
注意点
- 4点の中では価格がもっとも高い
- 自動返球機は電池式のため、電池切れ時は手動でボールを戻す必要がある
■ スペック比較表
| 商品 | タバタ(TABATA) パターマット F-2.2「GV-… | ダイヤゴルフ(DAIYA GOLF) ツインパターグリー… | グリーンオン(GreenOn) GO SPORTS 自動… | |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 4,050円 | 4,480円 | 4,675円 | 9,900円 |
| 購入 | ||||
| マット全長 | 2.2m(幅30cm) | 1.5m(1700×225mm) | — | — |
| 本体サイズ | 523×388×90mm(ベース部)/2220×300mm(マット部) | — | 約258×30.8×8.5cm | — |
| カップ径 | 90mm(大)・70mm(小)の2種類 | — | 8cm(大)・5cm(小、6cm間隔の白線付き) | — |
| マット素材 | 特殊フォーミング素材 | — | — | — |
| 返球機能 | なし | なし | あり(カップに沈んだボールが戻る構造) | あり(電池式自動返球機、単三電池2本使用・別売) |
| ブランド | タバタ(TABATA) | タバタ(TABATA) | ダイヤゴルフ(DAIYA GOLF) | グリーンオン(GreenOn) |
| ベースサイズ | — | 516×305×90mm | — | — |
| 素材 | — | 芝:PP、台:PP | — | — |
| 特徴 | — | 実際のカップより小さいカップ+ライン入り | — | — |
| 芝仕様 | — | — | 高密度人工芝(11.8フィート相当の高速グリーンを再現) | — |
| 発売 | — | — | 2023年11月 | — |
| マットサイズ | — | — | — | 約幅45cm×長さ3m×厚さ5mm |
| マット重量 | — | — | — | 約800g |
| 芝の特徴 | — | — | — | 日本製・ベント芝を再現、順目・逆目の転がりに対応 |
| 返球機サイズ | — | — | — | 約27.5×16.5×6cm(重量約390g) |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
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パターマットは「なんとなく」で選ぶと続かない
パターマットは決して高価な買い物ではありませんが、いざ購入してみたものの「思っていたより短くて距離感の練習にならない」「カップが大きすぎて実戦の緊張感が出ない」といった理由で、数回使っただけで部屋の隅に放置されてしまうケースも少なくありません。せっかく自宅練習の環境を整えたのに、それが続かなければ意味がありません。
パターマットの効果を実感しやすい人には共通点があります。それは、自分がパッティングのどこに課題を感じているかをある程度把握したうえで、そこに合ったタイプのマットを選んでいるという点です。たとえば「ロングパットの距離感が合わない」という悩みを持つ人が、1.5m程度の短いマットを買ってしまうと、そもそも距離感を鍛える練習がしにくくなってしまいます。逆に「ショートパットを外しやすい」という人であれば、実戦のカップよりもやや小さいカップが付いた精度重視のマットのほうが練習効果を感じやすいとされています。
この記事では「このマットを使えば必ずスコアが良くなる」というような断定はしません。パッティングの上達には練習の頻度や自分のストロークの癖など、道具以外の要素も大きく関わってくるからです。その代わり、パターマットの商品ページに並ぶ仕様がそれぞれ何を意味していて、自分の悩みに対してどのタイプが合いやすいかを、できるだけ具体的に整理していきます。
大前提として、パターマットはあくまで「自宅で気軽にパットの感覚を保つための道具」です。コースのグリーンと全く同じ転がりを再現できるわけではありません。それでも、パットのストローク自体は自宅の練習でも十分に磨くことができ、特に「まっすぐ振り抜く」「一定のリズムで打つ」といった基礎的な部分は、パターマットでの反復練習と相性が良いとされています。
この記事のスタンス
商品ごとの特徴については効果には個人差があるため、あえて断定しない表現を選んでいます。パターマットの相性には個人差があり、必ずそうなるとは限らないためです。判断材料として使い、可能であれば店頭やメーカーサイトの動画で転がりのイメージを確認することをおすすめします。
そもそもパターマットのスペックで何が変わるのか
パターマットの商品ページには、マットの全長、カップ径、芝の素材(人工芝の密度や毛並みの再現度)、返球機能の有無、傾斜(順目・逆目やアンジュレーション)などの情報が並んでいます。すべてを一度に理解する必要はありませんが、まず押さえておきたいのは「マットの長さ」「カップ径」「芝の再現度」「返球機能」の4つです。この4つを見るだけで、そのマットが「距離感重視」なのか「方向性・精度重視」なのかがおおよそ判断できます。
マットの長さは、そのまま練習できるパットの距離を決める要素です。長ければ長いほどロングパットの距離感を養う練習がしやすくなりますが、その分部屋のスペースを取り、価格も上がる傾向にあります。カップ径は、そのマットで求められる精度の高さに直結します。実際のグリーンのカップ(直径108mm)と同じサイズのマットもあれば、あえて実戦より小さいカップを採用して精度を高める練習に特化したマットもあります。
芝の再現度は、ボールの転がり方のリアルさに関わる部分です。安価なマットはフラットで均一な人工芝が多く、価格が上がるにつれてベント芝特有の柔らかさや密度、順目・逆目の転がりの違いまで再現しようとするモデルが増えてきます。返球機能は、打ったボールが自動でスタート位置付近まで戻ってくる仕組みで、練習のテンポを崩さずに数をこなしたい人には便利な機能です。ただし機能が増えるほど価格も上がるため、自分がどこまでの再現度を求めるかを先に考えておくと選びやすくなります。
また、見落とされがちなのが「置く場所との相性」です。ロングサイズのマットは3m前後になることも珍しくなく、廊下やリビングに常設できるかどうかを事前に確認しておく必要があります。使うたびに出し入れするのが面倒になって使わなくなってしまっては本末転倒なので、購入前に置き場所と収納方法をイメージしておくことをおすすめします。
「マットの長さ」の読み方 — 練習したい距離で選ぶ
パターマットの長さは1.5m前後の短いものから、3m〜4mを超えるロングサイズまで幅があります。商品ページには「有効パット距離」として長さが明記されていることが多いので、まずはここを確認しましょう。
1.5m〜2m程度の短いマットは、主にショートパットの精度を高める練習に向いているとされています。省スペースで設置しやすく、価格も比較的手頃なため、初めてパターマットを試す人の入門用としても選ばれやすいタイプです。一方で、ロングパットの距離感を養う練習には距離が足りず、物足りなさを感じることもあります。
3m前後のマットは、ショートパットの精度とロングパットの距離感の両方をある程度バランスよく練習できるとされ、パターマット選びで最も選ばれやすい長さの一つです。4m以上のロングサイズになると、実際のコースでの中距離パットに近い感覚で距離感を養うことができるとされていますが、その分部屋のスペースを大きく取るため、設置場所の確保が前提になります。
長さを選ぶときは、普段のラウンドで苦手意識のあるパットの距離を思い出してみるとよいでしょう。「3m以内のパットはある程度決められるが、5m前後になると距離感が合わない」と感じているなら、できるだけ長いマットを検討する価値があります。逆に「1m前後の決定的なパットを外しやすい」と感じているなら、無理に長いマットを選ぶ必要はなく、精度重視の短いマットのほうが練習効率が良い場合もあります。
「カップ径」の読み方 — 実戦より小さいカップが精度を鍛える
カップ径は、そのマットのゴールとなる穴の直径です。実際のゴルフのカップは直径108mmと規格で決められていますが、パターマットの中にはあえてこれより小さいカップ(直径60〜80mm程度)を採用しているモデルがあります。
実戦と同じ108mm前後のカップを採用したマットは、成功体験を積みやすく、パット練習そのもののハードルを下げてくれるとされています。カップインの達成感を得やすいため、まず「毎日続けること」を優先したい人や、これからパット練習の習慣をつけたい人に向いていると言われています。
一方、実戦よりも小さいカップを採用したマットは、狙った場所により正確にボールを止める・沈める意識づけがしやすいとされ、実際のグリーンでの成功率を上げることを重視する人に向いているとされています。「小さいカップで練習しておけば、実戦の大きなカップは相対的に広く感じられる」という考え方に基づいた設計です。ただし、狙いがシビアになる分、最初のうちは思うようにカップインせず、練習のモチベーションが下がってしまう人もいるとされています。
2つの異なるサイズのカップを1枚のマットに備えたモデルもあります。大きいカップでプレッシャーを感じながらの実戦形式の練習、小さいカップで方向性を意識した精度練習と、1枚で用途を使い分けられるのが利点です。どちらか一方に絞りきれない場合は、こうした複数カップ仕様のモデルを検討するのも一つの方法です。
「芝の再現度」の読み方 — ベント芝を意識したモデルほど本格的
パターマットの表面素材は、多くが人工芝(パイル素材)で作られています。ここで注目したいのが「ベント芝の再現」という表現です。実際のグリーンで多く使われるベント芝は、柔らかく密度が高いのが特徴で、ボールの転がり方に独特のなめらかさが出るとされています。
価格帯が上がるパターマットほど、このベント芝特有の質感を人工芝で再現しようとする工夫が凝らされている傾向があります。繊維の密度を上げたり、毛並みの方向を工夫したりすることで、本芝に近いボールタッチを目指しているとされています。反対に、価格を抑えたエントリーモデルはフラットで均一な人工芝が多く、転がりのリアルさよりも「とにかく手軽にストロークの練習ができること」を重視した設計になっていることが多いです。
また、上位モデルの中には「順目」と「逆目」の両方の転がりを1枚のマットで再現しているものもあります。打つ方向を変えるだけで転がりの質感が変わるため、実戦でのグリーンの目の読み方に近い感覚を養えるとされています。ただし、この違いを体感として実感できるかどうかは、ある程度パット経験を積んでからのほうが分かりやすいとも言われており、初心者のうちは過度に気にしすぎる必要はありません。
芝の再現度は数値化しにくい部分でもあるため、商品ページの説明文や口コミレビューを参考にするのが現実的です。「転がりが自然」「本芝に近い」といったレビューが多いモデルは、実際に使用したユーザーの体感として質感が評価されていると捉えてよいでしょう。
「返球機能」の読み方 — 練習のテンポを重視するなら検討したい
返球機能とは、カップインした、あるいはマットの端まで転がったボールが、自動的にスタート位置付近まで戻ってくる仕組みのことです。センサーで検知して電動で送り返すタイプや、マットの傾斜とレールの仕組みだけで自然に戻すタイプなど、方式はいくつかあります。
返球機能があると、ボールを毎回拾いに行く手間がなくなり、限られた時間でも数多くのパットを打つことができます。特に「隙間時間に少しだけ練習したい」という人にとっては、練習のテンポが崩れないという利点が大きいとされています。一方で、返球機能が付いたモデルは、付いていないモデルに比べて価格が上がる傾向があり、電動タイプの場合は電池切れや動作音が気になるという声もあります。
返球機能がないシンプルなマットでも、練習効果そのものが劣るわけではありません。むしろ、ボールを毎回拾いに行く動作自体を軽い運動休憩として捉え、じっくり1球ずつ丁寧に打つスタイルに向いているとも言えます。忙しい合間に数多くこなしたいのか、それとも1球ごとの精度を重視してじっくり練習したいのかによって、返球機能の必要性は変わってきます。
返球機能付きのモデルを選ぶ場合は、電源方式(電池式か否か)や動作音についてのレビューも確認しておくと安心です。特に集合住宅で夜間に練習する予定がある場合は、静音性に関する説明があるかどうかをチェックしておくとよいでしょう。
目的別に見る3タイプ
ここまで見てきたマットの長さ・カップ径・芝の再現度・返球機能の組み合わせによって、市販のパターマットはおおよそ3つの系統に分けられます。すべてのモデルがきれいに当てはまるわけではありませんが、商品ページを見たときに「このマットはどのタイプだろう」と判断する目安として使ってください。
■ 入門・習慣化重視型
長さ1.5〜2.2m程度、実戦に近いサイズのカップ、返球機能なしのシンプルな構成が多いタイプです。価格も手頃で、まずは毎日パットに触れる習慣をつけたい人、成功体験を積みながら楽しく続けたい人に向いています。
■ 精度・実戦感覚重視型
実戦より小さいカップや複数カップ仕様、ラインや距離のガイドが引かれているタイプです。ショートパットの方向性やストロークの再現性を高めたい人、プロ監修モデルなど専門性の高い設計に興味がある人に選ばれやすい系統です。
■ 本格・返球機能付き型
長さ3m前後、ベント芝を意識した高密度の人工芝、返球機能を備えた総合力の高いタイプです。価格は1万円台〜が中心で、日常的に長い時間パット練習に取り組みたい人、練習のテンポを重視したい人に向いています。
選び方の3ステップ
ここまでの知識を踏まえて、実際にパターマットを選ぶステップを3段階に分けて整理しました。一つずつ順番に見ていくと、スペックの数字に気を取られることなく判断しやすくなります。
- 1自分のパットの課題を大まかに把握する。ロングパットの距離感が合わないと感じているなら長めのマット、ショートパットを外しやすいと感じているなら精度重視の小さめカップを備えたマット、という具合に、まず自分の悩みに近いタイプから検討すると外しにくくなります。
- 2設置スペースを先に確認する。マットの全長分をまっすぐ確保できる場所があるか、使わないときにどう収納するかを具体的にイメージしておきます。ロールタイプのマットは丸めて収納できるものが多く、収納のしやすさも比較材料になります。
- 3返球機能や芝の再現度など、予算に応じて優先順位をつける。すべての機能を満たす完璧な1枚を探そうとすると選択肢が絞りにくくなるため、「これだけは譲れない」という条件を1〜2個に絞り込んでから商品を比較するのがコツです。
練習は「短時間×高頻度」が続けやすい
パターマットでの練習は、一度に長時間行うよりも、1回5〜10分程度を毎日続けるほうが習慣として定着しやすいとされています。テレビを見ながら、あるいは仕事の休憩中など、生活の隙間にマットを敷いて数球打つだけでも、続けることで一定の効果を感じやすくなります。
設置場所とサイズ選びで失敗しないために
パターマットは、購入前に「どこに敷くか」を具体的にイメージしておくことが、長く使い続けるための重要なポイントです。ここでは通販でマットを選ぶ際に、特に確認しておきたい点を整理します。
まず、マットの全長だけでなく、打つ側のスペース(ストロークをするための立ち位置)も含めた必要スペースを確認しましょう。カタログ上の全長ぎりぎりの空間しか確保できない場合、実際に構えてみると窮屈に感じることがあります。目安として、マットの全長に加えて手前に1m前後の余裕があると、無理のない姿勢で練習しやすくなります。
次に、床材との相性です。フローリングの上に直接マットを敷くと、滑りやすくストロークのたびにマットがずれてしまうことがあります。裏面に滑り止め加工が施されているモデルを選ぶか、別途滑り止めシートを敷くことで、この問題は解消しやすくなります。カーペットの上に敷く場合は、下地の凹凸がマットの転がりに影響することもあるため、できるだけ平らな場所を選ぶとよいでしょう。
また、常設できるスペースがない場合は、丸めて収納できるロールタイプのマットを選ぶと、使うときだけ広げて片付けることができます。逆に、常に同じ場所に敷いておける環境であれば、ある程度厚みのあるマットのほうが実際のグリーンに近い転がりを再現しやすいとされています。自分の生活スタイルに合わせて、収納のしやすさと本格感のどちらを優先するかを考えてみてください。
通販で失敗しないためのチェックリスト
購入前に「①マットの全長+立ち位置分のスペースを確保できるか」「②床材に合わせて滑り止めが必要かどうか」「③常設か、都度収納するロールタイプが必要か」の3点をチェックしておくと、通販でのサイズ選びの失敗を減らしやすくなります。
買ったあとに気をつけたいこと
パターマットは買って終わりではなく、日常的に使ってこそ効果を感じやすい道具です。特に初めて購入する人が見落としがちな点をいくつか挙げておきます。
まず、練習メニューを決めておくことです。ただ漫然とボールを打つだけでは、上達の実感が得にくくなります。「今日はカップインの成功率を数える」「10球連続でストレートに転がす」など、毎回簡単な目標を決めてから練習に取り組むと、同じ練習時間でも効果を実感しやすくなるとされています。
次に、手入れの方法です。人工芝タイプのマットは、使っているうちにホコリや髪の毛が絡まりやすくなります。定期的に軽く掃除機をかけたり、粘着ローラーで表面のゴミを取り除いたりすることで、転がりの質感を長く保ちやすくなるとされています。直射日光が当たる場所での保管は、素材の劣化を早める可能性があるため避けたほうが無難です。
最後に、無理のない範囲で続けることです。パターマットでの練習は、毎日長時間行う必要はありません。5分でも10分でも、まずは継続することを優先し、慣れてきたら少しずつ練習メニューを増やしていくくらいのペースで十分です。継続すること自体が、パッティングの安定感につながっていくとされています。
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Qパターマットで練習すれば本当にパットは上達しますか?
Aパターマットでの練習はストロークの再現性や方向性の意識づけに役立つとされていますが、それだけでスコアが必ず良くなるとは言い切れません。実際のグリーンとは芝の質感や傾斜が異なるため、コースでの実戦練習と組み合わせることで、より効果を感じやすくなります。
Q初めてパターマットを買うなら、どのタイプがおすすめですか?
A初めての場合は、実戦に近いサイズのカップを備えた、返球機能なしのシンプルなエントリーモデルから試すのがおすすめです。価格も手頃で、まずは毎日パットに触れる習慣をつけることを優先しやすくなります。
Qマットの長さはどのくらいを選べばいいですか?
A設置スペースと、練習したいパットの距離によって選び方が変わります。ショートパットの精度を重視するなら1.5〜2.2m程度、距離感まで幅広く練習したいなら3m前後を目安に検討するとよいでしょう。
Q返球機能は絶対に必要ですか?
A必須ではありません。返球機能があると練習のテンポを保ちやすい一方、価格は上がる傾向にあります。1球ずつ丁寧に打つスタイルであれば、返球機能なしのシンプルなマットでも十分に練習効果を得られるとされています。
Qフローリングの上に敷いても大丈夫ですか?
A裏面に滑り止め加工が施されているモデルであれば問題なく使用できます。滑り止めがないマットをフローリングに直接敷くと、ストロークのたびにマットがずれてしまうことがあるため、別途滑り止めシートを併用することをおすすめします。
Qカップが小さいマットは初心者には難しいですか?
A実戦より小さいカップは、最初のうちはカップインしにくく感じることがあります。ただし、狙いの精度を鍛える練習としては効果的とされているため、ある程度パットの基本ができてきた段階で取り入れると効果を感じやすいでしょう。まず楽しく続けたい場合は、実戦サイズに近いカップのマットから始めるのも一つの方法です。
Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?
Aエントリーモデルであれば4,000〜5,000円程度で、精度練習に使えるモデルが揃います。返球機能や高密度な芝の再現を求める本格モデルは1万円前後からとなります。まずは手頃な価格帯から試し、続けられそうであれば上位モデルへのステップアップを検討するのがおすすめです。
迷ったらこれ|この記事のNo.1

タバタ(TABATA) パターマット F-2.2「GV-0134」
参考価格 4,050円
向いている人:まずは手頃な価格でパット練習の習慣をつけたい人
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