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ゴルフクラブを新調したとき、多くの人が真っ先に気にするのはヘッドの性能やシャフトの硬さであって、付属のヘッドカバーにまで意識が向くことは少ないかもしれません。ですが、キャディバッグの中でクラブ同士がぶつかり合う移動中、ヘッドカバーはクラブフェースやクラウン(頭頂部)を傷から守る、地味ながら欠かせない道具です。特にドライバーやフェアウェイウッドはヘッドの体積が大きく、カーボンクラウンを採用したモデルも増えているため、ちょっとした接触でも傷がつきやすくなっています。また、パターのフェースに埋め込まれたインサート素材は、他のクラブとの接触に弱いことでも知られています。とはいえ、ゴルフショップの棚やネット通販に並ぶヘッドカバーは、対応するクラブの種類、素材、口ゴムの締まり具合、デザインまで幅広く、「見た目が気に入ったから」という理由だけで選んでしまうと、サイズが合わずスカスカだったり、逆にきつくて出し入れしにくかったりすることもあります。この記事では、ヘッドカバーを比較する際に押さえておきたい「対応クラブの種類」「素材」「フィット感(口ゴム)」「デザイン」という4つの観点を中心に、選び方の基本を整理しました。記事の後半では、購入候補に挙がりやすい4点のヘッドカバーも紹介しています。
この記事でわかること
- ヘッドカバーは「クラブのおまけ」ではない
- 「対応クラブの種類」の読み方 — まず何用かを確認する
- 「素材」の読み方 — 保護性能と見た目のバランス
- 「フィット感(口ゴム)」の読み方 — 緩すぎても硬すぎても困る
- 「デザイン」の読み方 — 純正品と社外品、キャラクターものの違い
- タイプ別に見る3系統
おすすめゴルフヘッドカバー4選
以下、実際の候補として選んだものを紹介します。念のため触れておくと、これらを使えば必ずクラブの傷を完全に防げる、という話ではありません。いずれも大手メーカーが展開する純正・公式ラインナップの中から、対応クラブ・素材・価格帯のバランスが異なる4点を選びました。価格は記事執筆時点の参考値であり、日々変動しています。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・対応モデルを確認してください。
4点を並べると、対応クラブと価格帯で役割が分かれているのが分かります。PINGはウッド〜ハイブリッドまで幅広く対応する汎用性の高い純正モデル、テーラーメイドは最新シリーズに特化したドライバー専用モデル、スコッティキャメロンはパター専業ブランドのハイエンドモデル、ダンロップは番手ごとに必要な分だけ揃えられる純正モデルという役割を持つモデルです。
選ぶべき一台は、使っているクラブのメーカー・シリーズと予算によって変わります。手持ちのクラブがPING G440シリーズならまず1点目、テーラーメイドQi35シリーズのドライバーを使っているなら2点目、パターのカバーにこだわりたいなら3点目、ゼクシオ14シリーズで統一したいなら4点目、という選び方をすれば、自分に合う一台に近づけるはずです。価格・仕様は変動するため、購入前に必ず商品ページで最新情報と対応モデルを確認してください。
価格だけで比べると、PINGとダンロップが手を出しやすい価格帯に見えるかもしれません。ただし、純正ヘッドカバーはあくまで対応するシリーズの純正クラブに合わせて設計されているため、他社のクラブや旧モデルには使えないという制約もあります。手持ちのクラブと異なるメーカーのカバーを探している場合は、社外品の汎用モデルも含めて検討する必要があります。
また、今回はいずれも純正・公式ラインナップから選びましたが、ヘッドカバー選びに正解は一つではありません。同じ対応クラブ・同じ素材を謳うモデルでも、メーカーやブランドごとにフィット感や口ゴムの締まり具合には違いがあります。可能であれば、購入前に商品ページの対応モデル欄をよく確認し、手持ちのクラブのヘッド体積やモデル名と照らし合わせることをおすすめします。

PING(ピン)ヘッドカバー G440 ドライバー用 フェアウェイウッド用 ハイブリッド用 メーカー純正品 日本正規品
4.17(6件のレビュー)
参考価格3,135円
PINGのG440シリーズに対応する純正ヘッドカバー。ドライバー・フェアウェイウッド・ハイブリッドの主要な番手に対応する汎用設計で、ブランドロゴをあしらったシンプルなデザインが特徴です。日本正規品として販売されています。
ここが良い
- PING公式シリーズに合わせた純正デザインで、統一感のあるセットアップにしやすい
- 4点の中でもっとも価格が手頃で、まず1点試してみたい人にリスクが少ない
- ドライバー・フェアウェイウッド・ハイブリッドに対応する汎用性の高さも魅力
注意点
- 対応モデルがG440シリーズ想定のため、他シリーズのヘッドとはサイズが合わない場合がある
- デザインはシンプルで、個性を出したい人には物足りなく感じる可能性がある

テーラーメイド Qi35シリーズ ドライバー用 純正ヘッドカバー TaylorMade Qi35 Core/Qi35 MAX/Qi35 MAX LITE 日本正規品
参考価格5,500円
テーラーメイドの最新Qi35シリーズに対応するドライバー用純正ヘッドカバー。Qi35 Core・Qi35 MAX・Qi35 MAX LITEの各モデルに対応しており、ブランドロゴを大きくあしらったデザインが特徴です。日本正規品として即納対応の販売店から購入できます。
ここが良い
- 最新のQi35シリーズに合わせて作られており、サイズやデザインの適合性が高い
- 正規品として販売されており、即納対応で入手しやすい
- テーラーメイドらしい大きなロゴデザインで、ブランド感を出しやすい
注意点
- ドライバー専用のため、フェアウェイウッドやユーティリティ用は別途用意する必要がある
- Qi35シリーズ以外のヘッドには適合しない可能性が高い

スコッティキャメロン スタジオスタイル パターカバー 純正品 日本仕様 STUDIO STYLE(シルバー/レッド)
参考価格10,800円
タイトリスト傘下のパター専門ブランド、スコッティキャメロンのパター用純正ヘッドカバー。マグネット式の開閉機構と、上質な質感の生地を採用したスタジオスタイルシリーズで、パター専業ブランドならではのこだわりが感じられるモデルです。
ここが良い
- パター専業ブランドならではの質感の高いデザインで、所有感を満たしやすい
- マグネット式で着脱がスムーズとされ、ラウンド中の使い勝手にも配慮された設計
- パターのフェースインサートを保護する専用設計で、実用面でも安心感がある
注意点
- 4点の中でもっとも価格が高く、パター1本のカバーとしてはハードルが高い
- すべてのパターヘッド形状に完全対応するわけではなく、対応モデルの確認が必要

DUNLOP(ダンロップ)XXIO14 ゼクシオ14 純正ヘッドカバー W#1 ドライバー用
参考価格3,630円
ダンロップのゼクシオ14シリーズに対応する純正ヘッドカバー。ドライバー(W#1)のほか、フェアウェイウッドやユーティリティ用も番手別に個別販売されており、必要な番手だけを買い足せる点が特徴です。ダンロップゴルフ公式ストアが直接販売しています。
ここが良い
- ダンロップ公式ストアが直接販売しており、正規品として安心して購入しやすい
- 番手ごとに個別購入できるため、紛失した分だけをピンポイントで買い足せる
- ゼクシオ14シリーズのクラブを複数本使っている人には統一感を出しやすい
注意点
- ゼクシオ14シリーズ専用のため、他シリーズや他メーカーのヘッドには使えない
- 複数番手をまとめて揃えると、1点ずつの購入になるぶん合計金額はやや高くなる
■ スペック比較表
| 商品 | PING(ピン)ヘッドカバー G440 ドライバー用 フ… | テーラーメイド Qi35シリーズ ドライバー用 純正ヘッ… | スコッティキャメロン スタジオスタイル パターカバー 純… | DUNLOP(ダンロップ)XXIO14 ゼクシオ14 純… |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 3,135円 | 5,500円 | 10,800円 | 3,630円 |
| 購入 | ||||
| 対応クラブ | ドライバー用・フェアウェイウッド用・ハイブリッド用 | ドライバー用 | パター用 | ドライバー(W#1)※FW・ユーティリティ用は番手別に別売 |
| 対応シリーズ | PING G440シリーズ | TaylorMade Qi35 Core/Qi35 MAX/Qi35 MAX LITE | — | DUNLOP XXIO14(ゼクシオ14) |
| 仕様 | メーカー純正品・日本正規品 | 正規品・即納対応 | 純正品・日本仕様 | 2026年モデル対応・1点あたりの価格 |
| 素材系統 | 合皮・フェイクレザー系 | 合皮・フェイクレザー系 | — | — |
| ブランド | — | — | Scotty Cameron(スコッティキャメロン)STUDIO STYLE | — |
| カラー | — | — | シルバー/レッド | — |
| 販売元 | — | — | — | ダンロップゴルフ公式ストア |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
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ヘッドカバーは「クラブのおまけ」ではない
ゴルフクラブを購入すると、多くの場合ヘッドカバーが標準で付属してきます。そのため「ヘッドカバーはクラブに付いてくるもの」というイメージが強く、単体で選んで購入するという発想自体を持たない人も少なくありません。ですが、クラブを買い替えるたびにヘッドカバーだけ紛失してしまったり、中古クラブを購入した際にヘッドカバーが付属していなかったりするケースは意外と多くあります。また、複数のメーカーのクラブを組み合わせて使っている人にとっては、統一感のあるデザインのヘッドカバーを別途揃えたいというニーズもあります。
例えば、カーボンクラウンを採用した近年のドライバーは、軽量化と引き換えに表面の耐傷性がやや低くなっているとされるモデルもあります。ラウンド中の移動やキャディバッグへの出し入れの際、他のクラブのヘッドや地面と接触することでクラウンに小さな傷がついてしまうと、見た目の満足度が下がるだけでなく、下取りに出す際の査定額にも影響することがあります。ヘッドカバーは、こうした日常的な接触からクラブを守る、いわば「クラブの洋服」のような役割を果たしています。
また、パターのヘッドカバーは特に重要度が高いとされています。近年のパターは、打感を柔らかくするためにフェース面に樹脂やエラストマーなどの「フェースインサート」と呼ばれる部材を埋め込んだモデルが主流になっており、この部分は金属がむき出しのヘッドに比べて傷や凹みに弱いと言われています。パターはラウンド中に何度も出し入れする道具であるだけに、ヘッドカバーを装着せずに持ち歩くと、知らないうちにインサート部分に細かな傷がついてしまうこともあります。
この記事では「このヘッドカバーを使えば絶対にクラブが傷つかない」という書き方はしません。ヘッドカバーの保護性能や耐久性には商品ごとに差があり、使い方によっても効果は変わるからです。その代わり、商品ページに並ぶ「対応クラブの種類」「素材」「フィット感」「デザイン」の表記が何を意味しているのかを、できるだけ具体的に説明していきます。
なお、この記事は主に市販されている汎用・純正のヘッドカバーを対象にしています。プロツアーで配布されるノベルティ的なヘッドカバーや、コレクション目的の限定モデルについては触れていません。日常的にラウンドで使うことを想定した選び方として読み進めてください。
この記事のスタンス
商品ごとの特徴については感じ方には個人差があるため、断定的な表現は避けています。ヘッドカバーとの相性やフィット感には個人差やクラブとの組み合わせによる差が大きく、必ずしも同じ結果になるとは限らないためです。判断材料として使い、可能であれば購入前に手持ちのクラブのヘッドサイズを確認することをおすすめします。
「対応クラブの種類」の読み方 — まず何用かを確認する
ヘッドカバーは、クラブの種類ごとに形状やサイズが大きく異なります。大きく分けると「ドライバー用」「フェアウェイウッド用」「ユーティリティ(ハイブリッド)用」「アイアン用」「パター用」の5系統があり、商品ページには対応するクラブの種類が明記されています。この対応クラブを間違えて選んでしまうと、そもそも装着できなかったり、逆にブカブカで固定されなかったりするため、最初に必ず確認したいポイントです。
ドライバー用は最も体積が大きく、ヘッド体積400〜460cc程度のモデルに合わせて作られています。フェアウェイウッド用・ユーティリティ用はドライバー用より一回り小さいサイズ展開で、メーカーによっては1つのカバーで複数の番手に対応する「兼用タイプ」も多く見られます。アイアン用は1本ずつに被せるタイプと、複数本をまとめて収納するタイプがあり、パター用はブレード型・マレット型でヘッドの形状が大きく異なるため、パター専用に作られたカバーを選ぶ必要があります。
特に注意したいのが、同じ「ウッド用」という表記でも、メーカーやシリーズによってヘッド体積の想定が異なる点です。近年のドライバーはヘッド体積460cc前後がほとんどですが、一部の小ぶりなモデルや、逆に大型のヘッドを採用したモデルでは、汎用カバーのサイズが合わないことがあります。純正のヘッドカバーであれば、対応するクラブのモデル名が明記されているため間違えにくいですが、社外品の汎用カバーを選ぶ場合は、対応するヘッド体積の範囲を商品ページでしっかり確認することが重要です。
また、ユーティリティ用とフェアウェイウッド用は形状が近いため、兼用として販売されていることが多くあります。逆に、アイアン用のカバーはヘッドが小さく薄い形状に合わせて作られているため、ウッド用のカバーを無理にアイアンに使おうとしても、サイズが合わず脱げやすくなります。手持ちのクラブがどの系統に当てはまるかを、まず整理してから探し始めるとスムーズです。
「素材」の読み方 — 保護性能と見た目のバランス
ヘッドカバーの素材は、大きく分けて「ニット(編み物)」「合皮・フェイクレザー」「本革」「ボア(起毛素材)」の4種類が主流です。商品ページには「ニット製」「合成皮革」「PUレザー」といった表記で紹介されていることが多く、素材によって保護性能や見た目の印象、価格帯が変わります。
ニット製は伸縮性があり、装着時のフィット感が高く、カラフルなデザインやキャラクターものが多く展開されているのが特徴です。軽量で持ち運びやすい一方、生地が薄いモデルは衝撃吸収の面ではやや心もとないとされ、主に「ホコリよけ」「見た目のアクセント」として使われる傾向があります。価格帯も比較的手頃なものが多く、複数の色違いを揃えて気分に合わせて使い分けるという楽しみ方もできます。
合皮・フェイクレザーは、型崩れしにくく、ある程度の厚みがあるため衝撃からの保護性能も期待しやすい素材です。多くの純正ヘッドカバーで採用されており、耐久性と価格のバランスが取れた選択肢とされています。本革は高級感があり、経年変化(エイジング)を楽しめる点が魅力ですが、価格が高く、雨天時の使用や保管方法に気を配る必要がある素材でもあります。
ボア素材は、ふかふかとした起毛の質感が特徴で、クラブヘッドをしっかり包み込むようなクッション性が期待できるとされています。見た目のインパクトも強く、キャディバッグの中でも目立ちやすいデザインが多く展開されています。どの素材を選ぶかは、保護性能を優先するか、デザイン性やコストを優先するかによって変わってきます。初めての1点であれば、純正品に多い合皮・フェイクレザー素材から検討するのが無難でしょう。
「フィット感(口ゴム)」の読み方 — 緩すぎても硬すぎても困る
ヘッドカバーの入り口部分には、多くの場合ゴムやドローコード(紐)による締め付け機構がついています。この部分の締まり具合が、実際に使ってみたときの快適さを大きく左右します。商品ページには「伸縮性のある口ゴム」「ドローコード式」といった表記で紹介されていることが多いです。
口ゴムが緩すぎるモデルは、キャディバッグの中で振動しているうちにヘッドカバーが脱げてしまい、保護の役割を果たせなくなることがあります。特にラウンド中にカートで移動する際や、車のトランクに積んで運ぶ際には、脱げやすいヘッドカバーだと知らないうちにクラブがむき出しになっていた、ということも起こり得ます。逆に口ゴムがきつすぎるモデルは、ラウンド中に素早く着脱したい場面でもたついてしまい、プレーのテンポを崩す原因になることもあります。
一般的には、ある程度の伸縮性がありつつ、装着後はしっかりとホールドされる「ちょうどよい締まり具合」のモデルが扱いやすいとされています。レビューに「脱げにくい」「着脱がスムーズ」といったコメントがあるかどうかを確認するのも、購入前のひとつの目安になります。特に通販で購入する場合は、実際に手に取って確認できないぶん、レビューの記述を参考にするとよいでしょう。
また、ドローコード式(紐で口を絞るタイプ)は、締め付けの強さを自分で調整できる点がメリットです。ゴムだけのタイプに比べると着脱にひと手間かかりますが、経年劣化でゴムが伸びてしまう心配が少なく、長く使いたい人には向いている構造と言えます。
「デザイン」の読み方 — 純正品と社外品、キャラクターものの違い
ヘッドカバーのデザインは、大きく「メーカー純正デザイン」「社外ブランドのシンプルデザイン」「キャラクター・動物モチーフ」の3系統に分けられます。どれを選ぶかは実用面というより好みの問題が大きいですが、それぞれの特徴を知っておくと選びやすくなります。
メーカー純正デザインは、使用しているクラブのブランドロゴやカラーリングに合わせて作られているため、統一感のあるセットアップにしたい人に向いています。同じシリーズのクラブを複数本使っている場合、純正カバーで揃えるとキャディバッグ全体の見た目もすっきりします。一方で、モデルチェンジのたびにデザインが変わるため、旧モデルのカバーを気に入っていても、新モデル用として同じデザインでは手に入らないことがあります。
社外ブランドのシンプルデザインは、特定のクラブブランドに縛られないため、複数メーカーのクラブを混在させて使っている人でも違和感なく使えるのが利点です。価格も比較的手頃なものが多く、まず1点試してみたいという人にも選びやすい系統です。
キャラクター・動物モチーフのヘッドカバーは、ラウンド中の話題づくりや、キャディバッグを個性的に見せたい人に人気があります。特にドライバー用は動物の顔をモチーフにしたデザインが定番として長く親しまれています。実用性よりも「ゴルフを楽しむための小物」として捉えると選びやすいでしょう。ただし、キャラクターものは大型で個性的な形状のものもあり、収納時にかさばりやすい点は考慮しておく必要があります。
タイプ別に見る3系統
ここまで見てきた対応クラブ・素材・デザインの組み合わせによって、市販のヘッドカバーはおおよそ3つの系統に分けられます。すべてのモデルがきれいに当てはまるわけではありませんが、店頭やネットショップで「このヘッドカバーはどのタイプだろう」と判断する目安として使ってください。
■ 純正・実用重視型
合皮・フェイクレザー素材に、使用クラブのブランドロゴをあしらったシンプルなデザインを組み合わせたタイプです。対応クラブのモデルが明記されているため選びやすく、保護性能と価格のバランスも取れています。まずクラブに合ったカバーを揃えたい人に向いています。
■ デザイン重視型
ニットやボアなど、素材そのものの質感や色使いを楽しむタイプです。汎用サイズで複数のクラブに使えるものが多く、価格も手頃な傾向があります。実用性よりも、キャディバッグの中の彩りやファッション性を重視したい人向けです。
■ 高級・こだわり型
本革素材や、パター専業ブランドが手がける専用デザインのカバーが該当します。価格は高めですが、質感の良さや所有感を重視する人、ハイエンドなクラブに合わせて統一感を出したい人に選ばれやすい系統です。
選び方の3ステップ
ここまでの知識を踏まえて、実際にヘッドカバーを選ぶ手順を3つに分けて整理しました。この流れで検討していくと、種類の多さに惑わされずに候補を絞り込みやすくなります。
- 1対応するクラブの種類とヘッドサイズを確認する。ドライバー用・フェアウェイウッド用・ユーティリティ用・アイアン用・パター用のどれが必要かを明確にし、可能であれば手持ちのクラブのヘッド体積(cc)やメーカー・モデル名を控えておくと、社外品を選ぶ際にサイズ違いを防ぎやすくなります。
- 2重視したいポイントで系統を絞る。保護性能とコストのバランスを重視するなら「純正・実用重視型」、見た目の楽しさを優先するなら「デザイン重視型」、質感やブランドへのこだわりを大事にしたいなら「高級・こだわり型」から検討すると外しにくくなります。
- 3口ゴムの締まり具合とレビューを確認する。商品ページの説明だけでなく、実際に購入した人のレビューで「脱げやすい」「着脱がしにくい」といったコメントがないかを確認します。可能であればゴルフショップの店頭で実際に手に取り、装着感を確かめてから購入するのが確実です。
中古クラブ購入時はヘッドカバーの有無も確認
中古クラブを購入する際、ヘッドカバーが付属していない、あるいは経年劣化で口ゴムが伸びてしまっているケースがあります。中古クラブの購入を検討している場合は、事前にヘッドカバーの有無と状態を確認し、必要であれば別途購入する前提で予算を考えておくとよいでしょう。
社外品(汎用ヘッドカバー)を選ぶときの注意点
純正ヘッドカバーが手に入らない場合や、デザインにこだわりたい場合には、メーカーを問わず使える社外品の汎用ヘッドカバーも選択肢になります。ここでは、社外品を選ぶ際に特に確認しておきたいポイントを整理します。
まず、対応するヘッド体積の範囲です。社外品の商品ページには「ドライバー用(460ccまで対応)」のように、対応する体積の上限が明記されていることが多くあります。手持ちのドライバーのヘッド体積が明記された範囲内に収まっているかを、購入前に必ず確認してください。特に体積の大きい大型ヘッドのモデルを使っている場合、汎用カバーではサイズが合わないことがあります。
次に、シャフト部分の固定方法です。ヘッドカバーの中には、ヘッド部分だけでなくシャフトの一部まで覆う「ロング丈」タイプと、ヘッド部分のみを覆う「ショート丈」タイプがあります。キャディバッグの中でクラブ同士が擦れるのを防ぎたい場合はロング丈タイプ、着脱のしやすさを重視する場合はショート丈タイプが向いているとされています。
最後に、番号タグの有無です。アイアン用のヘッドカバーセットには、何番のクラブかが一目で分かるように番号タグが付いているモデルが多くあります。バッグの中でクラブを探す手間を減らしたい人は、番号タグ付きのセットを選ぶと実用性が高まります。
汎用品は「やや大きめ」を選ぶのが無難
社外品の汎用ヘッドカバーは、対応体積の範囲内であれば多少余裕があっても、ある程度フィットするように作られていることが多いとされています。逆にギリギリのサイズを選んでしまうと、装着できなかったり、無理に伸ばして使ってへたりが早くなったりすることがあるため、迷ったら対応範囲の中でやや余裕のあるサイズを選ぶことをおすすめします。
買ったあとに気をつけたいこと
ヘッドカバーは他のゴルフ用品と違って消耗のスピードが緩やかですが、長く使っていくうちに気をつけたいポイントがいくつかあります。
まず口ゴムの劣化です。ゴム素材は紫外線や経年劣化によって徐々に伸びてしまい、締め付ける力が弱くなっていきます。ゴムが緩くなったヘッドカバーは、移動中に脱げやすくなり、本来の保護機能を果たせなくなります。目安として1〜2年、あるいは装着時に緩さを感じるようになったタイミングで交換を検討するとよいでしょう。
次に、内部の湿気対策です。雨の中でラウンドした後、濡れたままのヘッドカバーをクラブに装着してキャディバッグにしまってしまうと、内部に湿気がこもり、カビや素材の劣化の原因になることがあります。雨天使用後は、ヘッドカバーとクラブの両方を取り外し、風通しの良い場所で十分に乾かしてから収納する習慣をつけておくと長持ちさせやすくなります。
最後に、素材ごとのお手入れ方法の違いです。本革製のヘッドカバーは、専用のレザークリームで定期的に保湿すると、ひび割れを防ぎやすくなるとされています。ニット製やボア素材は、汚れがひどい場合に中性洗剤を薄めた水で軽く手洗いできるものもありますが、素材によっては洗濯不可の場合もあるため、購入時にお手入れ方法の表示を確認しておくと安心です。
保管方法にも触れておきます。高温多湿の車内にキャディバッグを積みっぱなしにすると、ヘッドカバーの素材や口ゴムの劣化が早まる可能性があるとされています。ラウンド後はできるだけ早くキャディバッグを車から降ろし、風通しの良い場所で保管する習慣をつけておくとよいでしょう。
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Qヘッドカバーは必ず必要ですか?
A必須ではありませんが、特にカーボンクラウンを採用したドライバーや、フェースインサートを備えたパターは接触による傷や凹みのリスクがあるとされ、ヘッドカバーを装着しておくことをおすすめします。キャディバッグの中でクラブ同士がぶつかる移動中の保護として役立ちます。
Q純正品と社外品、どちらを選べばいいですか?
A使っているクラブのブランドやシリーズに合わせて統一感を出したい場合や、対応サイズの確実性を重視する場合は純正品が無難です。デザインの選択肢を広げたい場合や、純正品が入手できない場合は、対応するヘッド体積の範囲をよく確認したうえで社外品の汎用モデルを検討するとよいでしょう。
Qドライバー用のカバーをフェアウェイウッドに使ってもいいですか?
Aサイズが合わない可能性が高いため、あまりおすすめできません。ドライバー用はヘッド体積400〜460cc程度を想定して作られており、フェアウェイウッドに使うとブカブカになり、脱げやすくなることがあります。それぞれの対応クラブに合わせたカバーを選ぶのが基本です。
Qパター用のヘッドカバーは特に気をつけたほうがいいですか?
Aはい。近年のパターはフェース面に樹脂やエラストマーなどのインサート素材を採用したモデルが多く、この部分は他のクラブとの接触による傷や凹みに弱いとされています。パットの回数が多く出し入れの頻度も高い道具だけに、専用のヘッドカバーを装着しておくことをおすすめします。
Q中古クラブを買ったらヘッドカバーが付いていませんでした。どうすればいいですか?
A中古クラブはヘッドカバーが付属していないケースが珍しくありません。その場合は、純正のモデルが型番から特定できればメーカー純正品を、特定が難しければ対応するヘッド体積を確認したうえで社外品の汎用モデルを別途購入することをおすすめします。
Qヘッドカバーの口ゴムが緩くなってきました。買い替えのサインですか?
Aゴム素材は経年劣化で徐々に伸びていく性質があり、目安として1〜2年、あるいは装着時に緩さを感じるようになったタイミングが買い替えの一つの目安とされています。緩んだヘッドカバーは移動中に脱げやすく、保護の役割を十分に果たせなくなっている可能性があります。
Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?
A大手メーカーの純正モデルであれば1点3,000〜6,000円程度で、対応クラブに合わせたヘッドカバーが揃います。パター専業ブランドのハイエンドモデルになると1万円前後になることもあります。最初の1点であれば、無理に高額なものを選ぶ必要はなく、まず対応クラブのサイズが合っているかを優先して選ぶのがおすすめです。
迷ったらこれ|この記事のNo.1

PING(ピン)ヘッドカバー G440 ドライバー用 フェアウェイウッド用 ハイブリッド用 メーカー純正品 日本正規品
参考価格 3,135円
向いている人:PING G440シリーズのクラブを使っていて、純正の統一感を重視したい人
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