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体育館を借りてのスクールレッスンや、屋根付きのインドアテニスクラブに通い始めたとき、「今まで屋外コートで履いていたシューズのまま参加していいのだろうか」と迷ったことはないでしょうか。実際、多くの体育館やインドア施設では「ノンマーキングソール(床に色や跡が付かない靴底)でなければ入場できない」というルールが設けられています。知らずに屋外用シューズで参加してしまい、受付で靴底をチェックされて入場を断られた、という話も珍しくありません。また、たとえ入場できたとしても、屋外のハードコートやオムニコート向けに作られたシューズは、屋内の滑らかな床面では急な方向転換のときに滑りやすかったり、逆にグリップが効きすぎて足首に負担がかかったりすることもあります。この記事では、インドアコート用シューズを選ぶときに専門用語でつまずかないよう、一つずつやさしい言葉に置き換えながら見るべきポイントを整理しました。最後には、よく比較される4足も比較しています。
この記事でわかること
- インドアコートは屋外コートと何が違うのか
- まず確認したい「対応コート」の表記
- アウトソールのグリップとパターンの読み方
- クッション性と重量 — 硬い床での疲労を考える
- 幅(ワイズ)と通気性 — インドアならではの注意点
- 選び方の3ステップ
インドアコートにおすすめのテニスシューズ4選
ここから本題の候補紹介に入ります。その前に一つ、これらを使えば必ず快適になる、という話ではありません。いずれもメーカーの商品ページ上で「オールコート用」として案内されているものを中心に、対応コートやクッション性の特徴が異なる4足を選びました。掲載価格は記事作成時点の参考値です。時期によって上下することがあります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるサイズを確認してください。
4足を並べると、対応コートの幅とクッション性の作り込みで役割が分かれているのが分かります。ヨネックスは価格と実績のバランスが取れたスタンダードモデル、ウィルソンは横方向の安定感を重視した上位モデル、バボラはミシュランアウトソールによるグリップの信頼感が特徴、プリンスはカーペットコート対応が明記された安心感のあるエントリーモデルという方向性の違いがあります。
どれを選べばいいかは、通っている施設の床材(ハード・カーペットなど)や、体力・プレースタイル、そして予算によって変わります。まず施設のルールに適合しているかを最優先で確認し、そのうえで価格を抑えたいなら1本目、横方向の安定感を求めるなら2本目、グリップの信頼感を重視するなら3本目、カーペットコート対応の明記された安心感を求めるなら4本目、という軸で選ぶと、後悔の少ない選択になりやすいです。こうした価格・仕様は変動するため、購入前に商品ページで直近の情報を確認することをおすすめします。
価格だけで比べると、ヨネックスとプリンスの2足が7,000円台と手頃に見えるかもしれません。この2足はいずれもエントリー〜スタンダードクラスの位置づけで、初めてインドア専用シューズを用意する人にとって選びやすい価格帯です。一方、ウィルソンとバボラは1万円前後からとやや上位の価格帯になりますが、その分クッション性やアウトソールの技術面で作り込みが感じられるモデルです。まずはエントリークラスで試し、インドアでのプレー頻度が増えてきたら上位モデルへのステップアップを検討する、という考え方も十分に合理的です。
また、今回はいずれも「オールコート用」として商品ページに明記されているものを選びましたが、シューズ選びに正解は一つではありません。同じ価格帯・同じ対応コートでも、メーカーごとにフィット感やグリップの効き方には違いがあります。可能であれば、この4足に近いスペックのモデルを店頭やレンタルで実際に試し履きし、自分の足と施設の床材との相性を確かめてみることをおすすめします。

ヨネックス パワークッション206 SHT206-725 硬式テニスシューズ(オールコート用・メンズ)
4.40(10件のレビュー)
参考価格6,336円
国内大手メーカー・ヨネックスのオールコート用エントリーモデル。衝撃吸収性と反発性を両立する「パワークッション」を採用し、幅はワイド3E相当と日本人の足に合わせた設計です。体育館での使用を想定したオールコート対応。
ここが良い
- 3E相当のワイド設計で、日本人の足に合いやすいとされる
- パワークッションにより、硬い床での衝撃を吸収しやすいとされる
- 掲載時点でレビュー評価4.40(10件)と、実使用者の声を確認しやすい
注意点
- サイズ・カラーによっては人気サイズが早期に売り切れることがある
- 深いオムニ・クレー用ほどの土上でのグリップは想定されていない

ウィルソン ラッシュプロ5 RUSH PRO 5 WRS01048001 硬式テニスシューズ(オールコート用・メンズ)
参考価格14,960円
ウィルソンの主力シリーズ「RUSH PRO」の最新モデル。ミッドフットをサポートするEndofit構造とTPUスタビリティシャンクにより、横方向の踏ん張りを重視した設計です。2種類のミッドソール素材を使い分け、快適性を追求しています。
ここが良い
- TPUスタビリティシャンクにより、切り返し時の横方向の安定感を重視した設計とされる
- 2種類のミッドソール素材で、反発性とクッション性の両立を狙っているとされる
- 25.0〜29.0cmまでサイズ展開が幅広く、大きめサイズを探す人にも選びやすい
注意点
- 4足の中では価格が高めで、初めての1足としてはやや高額に感じる場合がある
- 重量は410g(目安)とやや重めで、軽さを最優先する人には不向きな場合がある
バボラ SFX 4 ALL COURT M 3A0S25A529 硬式テニスシューズ(オールコート用・メンズ)
参考価格8,525円
快適性を徹底的に追求したワイドラスト(幅広設計)採用モデル。バボラUSでのベストセラーをベースに、耐久性と快適性を両立しています。タイヤメーカーとして知られるミシュラン社と共同開発したアウトソールが特徴です。
ここが良い
- ワイドラスト採用で、幅広の足でも窮屈になりにくいとされる
- タイヤメーカー・ミシュランと共同開発したアウトソールで、グリップ力への信頼感がある
- Ortholiteソールにより、長時間の練習でもクッション性を感じやすいとされる
注意点
- カラー・サイズによっては欠品しやすく、人気サイズは早めの確認が必要
- 海外ブランドのため、日本人の足型によってはフィット感の確認をおすすめしたい

プリンス BASIC DPS613 幅広ワイド硬式テニスシューズ(オールコート用・レディース)
参考価格7,920円
メッシュアッパーでソフトな足入れ感を実現した軽量コンフォートモデル。新入部員やこれからテニスを始める人向けに作られたエントリーモデルで、ハードコートからカーペットコートまで幅広く対応しています。
ここが良い
- 対応コートに「カーペット〇」と明記されており、カーペット敷きのインドア施設でも安心して選びやすい
- メッシュアッパーで軽量、これからテニスを始める人にも扱いやすい価格帯
- 日本ソフトテニス連盟公認モデルで、部活動やクラブでの使用実績がある
注意点
- サイズ展開が22.5cm〜25.5cmとレディース中心のため、大きいサイズが必要な人には別モデルの検討が必要
- エントリーモデルのため、上級者向けの高反発性能を重視する人には物足りない場合がある
■ スペック比較表
| 商品 | ヨネックス パワークッション206 SHT206-725… | ウィルソン ラッシュプロ5 RUSH PRO 5 WRS… | プリンス BASIC DPS613 幅広ワイド硬式テニス… | |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 6,336円 | 14,960円 | 8,525円 | 7,920円 |
| 購入 | ||||
| 対応コート | オールコート用 | オールコート用 | オールコート対応 | ハード◎/クレー〇/グラスサンド〇/カーペット〇 |
| 幅(ワイズ) | ワイド 3E相当 | E | — | 3E相当(幅広ワイド) |
| 重量 | 約305g(26.0cm片足、目安) | — | — | — |
| 素材 | アッパー:人工皮革/合成繊維/合成樹脂、アウトソール:ゴム底 | — | — | — |
| クッション技術 | パワークッション(衝撃吸収反発素材) | — | — | P-Spring LITE II |
| アウトソール技術 | ラウンドソールR7(自然な着地・蹴り出し設計) | — | — | — |
| 生産国 | インドネシア製 | — | — | — |
| 認証 | ソフトテニス公認ブランド | — | — | 公益社団法人 日本ソフトテニス連盟 公認 |
| 平均重量 | — | 410g(28.0cm、目安) | — | — |
| サイズ展開 | — | 25.0cm〜29.0cm | 25.0cm〜29.0cm | 22.5cm〜25.5cm |
| サポート技術 | — | ENDOFIT MIDFOOT SUPPORT + TPUスタビリティシャンク | — | — |
| アウトソール | — | Duralastラバーアウトソール(TPUスピードプレート搭載) | MICHELIN(ミシュラン)アウトソール | 耐摩耗ラバー |
| ミッドソール | — | デュアルミッドソール構造(2種類の素材を併用) | — | Light EVA |
| メーカー希望小売価格 | — | 18,700円 | 17,050円 | — |
| ラスト(木型) | — | — | ワイドラスト採用(幅広設計) | — |
| フレックス技術 | — | — | ACTIVE FLEXION(屈曲性サポート) | — |
| ソール | — | — | Ortholiteソール(クッション・通気性) | — |
| アッパー | — | — | — | 人工皮革+合成繊維(メッシュ) |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
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インドアコートは屋外コートと何が違うのか
「テニスシューズ」とひとくくりに言っても、想定されているコートの種類によって靴底の作りは大きく異なります。屋外のハードコートやオムニコート(砂入り人工芝)向けに作られたシューズをそのままインドア施設に持ち込むと、施設によっては入場を断られることがあります。まずは、なぜインドアコート専用の配慮が必要なのかを整理しておきましょう。
屋外のオムニコートやクレーコートでは、靴底にある程度深い溝(トレッドパターン)を刻んで土や砂の上でも滑らないようにする必要があります。一方、体育館の木製床やインドアクラブのハードコート・カーペットコートは表面が滑らかで硬いため、屋外用の深い溝がついたシューズを履くと、逆に引っかかりすぎて足首をひねる原因になることがあるとされています。また、屋外用シューズの靴底に使われるゴムの一部は、滑らかな床の上で強くこすれると黒い跡(マーキング)を残してしまうことがあり、これが多くの体育館で持ち込みを禁止されている理由です。
この「跡が付きにくい靴底」のことを、業界では一般に「ノンマーキングソール」と呼びます。ノンマーキングソールは、屋内の滑らかな床材との相性を重視して作られており、屋外用シューズに比べて溝が浅く、ゴムの配合も床を傷めにくいものが選ばれているとされています。体育館を利用するテニススクールやサークルでは、この条件を満たしたシューズの着用がルールになっていることが多く、購入前に商品ページで「体育館可」「ノンマーキング」といった表記があるかどうかを確認しておくことが大切です。
なお、「インドアコート用」という表記が単独である商品は市場では多くなく、実際には「オールコート用」として販売されているシューズの多くが、ハードコートからインドアの体育館まで幅広く対応する設計になっています。この記事でも、こうした「オールコート用」表記のモデルを中心に紹介していきますが、購入前には必ず商品ページで対応コートの表記を確認し、通っている施設のルール(ノンマーキング必須かどうかなど)と照らし合わせるようにしてください。
また、体育館の床は屋外コートに比べて照り返しや照明の反射が少なく、視認性の面では有利です。ただし冬場は底冷えしやすく、逆に夏場は空調の効きにくい施設だと蒸れやすいという声もあります。シューズ選びとは別の話にはなりますが、通う施設の環境に合わせて靴下の厚みやインソールを調整するなど、足元全体でコンディションを整える意識を持っておくと、より快適にプレーを続けやすくなります。
この記事のスタンス
商品ごとの特徴については効果を保証するものではないため、「〜とされる」といった控えめな表現を使っています。靴底の相性や滑り具合には体格やプレースタイル、施設の床材による個人差が大きく、一概には言えないためです。判断材料として使い、可能であれば購入前に通っている施設の規定を確認することをおすすめします。
まず確認したい「対応コート」の表記
シューズの商品ページには、たいてい「対応コート」または「使用コート」という項目があります。ここには「ハードコート用」「オムニ・クレー用」「オールコート用」のように、そのシューズが想定しているコートの種類が書かれています。インドア施設で使うことを考えるなら、まずこの表記を確認する習慣をつけてください。
「オールコート用」と書かれているモデルは、屋外のハードコートから体育館のインドアコートまで幅広く使える汎用設計になっていることが多く、初めての1足としてはこのタイプが無難です。逆に「オムニ・クレー用」と明記されているモデルは、土や砂入り人工芝でのグリップを重視した深い溝が特徴で、そのまま屋内の滑らかな床で使うと本来の性能を発揮できないばかりか、床を傷めてしまう可能性もあります。
商品ページによっては、対応コートが「ハード◎/クレー〇/グラスサンド〇/カーペット〇」のように記号で細かく示されていることもあります。◎が最も適性が高く、〇は使用可能という意味合いで使われることが一般的です。通っている施設がカーペットコート(人工芝のカーペットが敷かれたインドアコート)であれば、カーペット対応が明記されているモデルを選ぶとより安心です。
施設によっては、入会時や利用規約に「ノンマーキングソールのシューズを着用すること」と明記されている場合があります。この場合、対応コートの表記だけでなく「ノンマーキング」という単語が商品説明に含まれているかどうかも合わせて確認しておくと、現地で慌てずに済みます。不明な場合は、購入前に施設のスタッフに直接確認するのが最も確実です。
アウトソールのグリップとパターンの読み方
インドアの滑らかな床面では、屋外コートとは異なるグリップの効き方が求められます。ここでは、商品ページのアウトソール(靴底)に関する表記をどう読めばいいかを整理します。
インドア向けのアウトソールは、屋外用に比べて溝が浅く、接地面積を広く取った設計になっていることが多いとされています。接地面積が広いと、床面との摩擦が均等にかかりやすく、急なストップ・アンド・ゴーの動きでも滑りにくいと言われています。逆に溝が深すぎるパターンは、屋内の床では引っかかりが強すぎて、ひねりを伴う動作のときに足首への負担が大きくなる可能性があるとされています。
商品ページでは「デュラブルラバー」「耐摩耗ラバー」「ミシュランアウトソール」のように、ゴムの種類やメーカー独自の名称が使われていることがあります。これらはいずれも耐久性やグリップ力を訴求するための表記ですが、実際の滑り具合は床の材質(木製フローリング、ハードコート樹脂、カーペットなど)との組み合わせで変わってくるため、あくまで目安として捉えてください。
また、アウトソールの「丸み」もチェックしておきたいポイントです。ヨネックスの「ラウンドソール」のように、かかとやつま先の接地部分に丸みを持たせる設計は、着地や蹴り出しの動作をスムーズにし、急停止時の引っかかりを和らげる工夫とされています。数値化されていないメーカーが多いため、レビューで「滑りにくい」「止まりやすい」といった実際の使用感のコメントを参考にするのも有効です。
クッション性と重量 — 硬い床での疲労を考える
体育館の床や屋内ハードコートは、屋外のオムニコートやクレーコートに比べて地面が硬く、着地の衝撃がダイレクトに足へ伝わりやすいとされています。長時間のレッスンや練習では、この衝撃の蓄積が疲労やケガのリスクにつながることもあるため、クッション性は屋外用シューズ以上に意識しておきたいポイントです。
クッション性は、ミッドソール(靴底の中間層)に使われている素材で大きく変わります。EVA素材や、メーカー独自の衝撃吸収材(ヨネックスの「パワークッション」、ウィルソンの高反発ミッドソールなど)が採用されているモデルは、硬い床の上でも足への負担を抑えやすいとされています。特に週に何度もインドア施設で練習する人や、体重が重めの人は、クッション性を重視したモデルを選ぶメリットが大きいと言われています。
重量については、屋外用と大きな違いはありませんが、インドアコートは動きの切り返しが多くなる傾向があるため、軽量なモデルのほうがフットワークを崩しにくいという声もあります。目安として、片足300g前後(26.0cm基準)を境に、それより軽ければ「軽量寄り」、重ければ「安定・クッション重視寄り」と考えるとイメージしやすいでしょう。
なお、クッション性が高いモデルほど良いというわけでもありません。クッションが柔らかすぎると、足元が沈み込んで踏ん張りが効きにくくなり、素早い切り返しの動作で逆に不安定さを感じることもあるとされています。長時間の練習が多いか、瞬発的な動きの試合形式が多いかによって、クッション性と安定性のバランスの好みは変わってくるため、可能であれば試し履きをして自分の感覚で確かめるのが確実です。
幅(ワイズ)と通気性 — インドアならではの注意点
屋外用シューズと同様に、インドア用シューズを選ぶ際も足の幅(ワイズ)は重要な要素です。加えて、屋内施設ならではの通気性の考え方についても触れておきます。
日本人の足型は欧米ブランドの標準サイズに対して幅広・甲高の傾向があると言われており、多くの国内メーカーは「3E相当」「ワイド」といった表記のモデルを用意しています。窮屈な靴を履き続けると、指先の圧迫や靴擦れの原因になるだけでなく、踏ん張りが効きにくくなることもあるため、可能であれば店頭で試し履きをして自分に合う幅を確認しておくことをおすすめします。海外ブランドのモデルを検討する場合は、日本人向けにワイズが調整されているかどうかも合わせて確認すると安心です。
通気性については、屋外用シューズほどメッシュ素材の通気性を重視しなくてもよいという考え方もありますが、これは施設の空調事情に左右されます。空調が効いていない体育館などでは、夏場に足元が蒸れやすくなることもあるため、アッパー(甲部分)にメッシュ素材が使われているかどうかも確認しておくとよいでしょう。逆に冬場は底冷えが気になる人もおり、通気性と保温性はトレードオフの関係にあることも意識しておくと、季節に応じた靴下選びの参考になります。
また、体育館の床は屋外コートに比べてホコリが目立ちやすく、シューズの底に付着した砂や小石をそのまま持ち込んでしまうと、施設によっては注意されることがあります。多くの体育館では入口に靴底を拭くマットが用意されていますが、屋外用シューズと兼用せず、インドア専用の1足を用意しておくと、こうした持ち込みのトラブルを避けやすくなります。
選び方の3ステップ
ここまでの知識を踏まえて、実際にインドアコート用シューズを選ぶ進め方を3つのステップでまとめました。順番に確認していくと、専門用語に惑わされることなく選びやすくなります。
- 1通っている施設のルールを確認する。ノンマーキングソール必須かどうか、対応コート(ハード・カーペットなど)の指定があるかどうかを、入会案内や利用規約、あるいは施設スタッフへの確認で把握しておきます。これが最優先の絞り込み基準になります。
- 2「オールコート用」表記のモデルを中心に、自分の足幅(ワイズ)とクッション性の好みで候補を絞る。3E相当のワイドモデルが必要か、標準的な幅で問題ないか、練習頻度が高くクッション性を重視したいかを整理し、3〜5足ほどリストアップします。
- 3可能であれば実際に試し履きをする。特にインドア用は滑り止めの効き方が屋外用と異なり、数字だけでは体感が分かりにくい部分があります。スクールや施設でシューズをレンタルできる場合は、購入前に何度か試してみるのが確実です。
施設によってはシューズを貸し出していることも
体育館を利用するテニススクールの中には、体験レッスン時にノンマーキングソールのシューズを貸し出しているところもあります。まずは借りて試してみて、実際にプレーしたときの滑り具合や履き心地を確認してから、自分のシューズを購入するという順番でも遅くはありません。
屋外用と兼用してもいいのか
「1足だけで屋外コートとインドア施設を兼用できないか」という疑問を持つ人も多いはずです。結論としては、オールコート用として販売されているモデルであれば、ある程度の兼用は可能とされています。ただし、いくつか気をつけておきたい点があります。
まず、通っている施設がノンマーキングソールを必須としている場合、屋外専用に作られたオムニ・クレー用のシューズは、たとえ靴底がきれいであっても入場を断られる可能性があります。この場合は、購入前に「オールコート用」または「ノンマーキング対応」と明記されたモデルを選んでおく必要があります。
兼用する場合のもう一つの注意点は、靴底の摩耗ペースです。屋外の土や砂が多いオムニコートで頻繁に使用すると、インドアの滑らかな床向けに作られた浅めの溝がより早くすり減ってしまう可能性があります。屋外での使用頻度が高い人は、インドア専用と屋外専用で2足を使い分けたほうが、それぞれのシューズを長持ちさせやすいとされています。
予算的に1足からのスタートを考えている場合は、まずはこの記事で紹介したような「オールコート用」表記のモデルを1足用意し、インドア・屋外どちらでも使ってみて、自分のプレー頻度や施設の使い分けが見えてきた段階で、専用シューズを検討するという順番でも十分に間に合います。
買ったあとに気をつけたいこと
シューズは買って終わりではなく、使っていくうちにメンテナンスや買い替えの判断が必要になる道具です。特にインドア用シューズならではの注意点をいくつか挙げておきます。
まず靴底の汚れです。屋外で使用したあとにそのままインドア施設へ持ち込むと、土や砂粒が付着したまま床を傷めてしまうことがあります。施設の入口マットで拭き取るだけでなく、普段からシューズの底を清潔に保つ習慣をつけておくと、施設側からの注意を避けやすくなります。
次に靴底のすり減り具合です。インドアの滑らかな床は、屋外のオムニコートに比べて摩耗の進み方が分かりにくい傾向があります。ソールの溝が浅くなってきたと感じたら、見た目以上にグリップ力が落ちている可能性があるため、早めの買い替えを検討したほうが安全です。特に急な方向転換の多いプレースタイルの人は、定期的にソールの状態をチェックする習慣をつけておくとよいでしょう。
最後に、複数の施設を利用する人向けの注意点です。施設によってノンマーキングの基準や対応コートの指定が異なる場合があります。新しい施設を利用する前には、念のため利用規約やスタッフへの確認を行い、手持ちのシューズが条件を満たしているかを確認しておくと、当日になって慌てることを避けられます。
また、インドア施設は屋外コートに比べて年間を通じて利用頻度が安定しやすいという特徴もあります。雨天中止がない分、屋外用シューズよりも早いペースで摩耗が進むことも珍しくありません。購入時期や使用頻度を記録しておくと、次回の買い替えタイミングを判断しやすくなります。
よくある質問
Qノンマーキングソールとは何ですか?
A体育館やインドア施設の滑らかな床材に対して、こすれても黒い跡を残しにくいように作られた靴底のことです。多くのインドア施設では、床を傷めないためにノンマーキングソールのシューズ着用がルールになっていることがあります。購入前に商品ページや施設の利用規約で確認しておくと安心です。
Qオムニコート用のシューズをインドアで使ってはいけませんか?
A施設によっては、屋外用(オムニ・クレー用)のシューズでは入場を断られることがあります。オムニ・クレー用は土や砂の上でのグリップを重視した深い溝が特徴で、屋内の滑らかな床では引っかかりすぎたり、床を傷めたりする可能性があるためです。インドアで使う場合は「オールコート用」または「ノンマーキング対応」と明記されたモデルを選んでください。
Q屋外用と兼用できるシューズはありますか?
A「オールコート用」として販売されているモデルであれば、ある程度の兼用は可能とされています。ただし、屋外での使用頻度が高いと靴底の摩耗が早まる可能性があるため、頻繁にどちらも利用する人は、インドア専用と屋外専用を分けたほうがそれぞれのシューズを長持ちさせやすいと言われています。
Q幅(ワイズ)はどれくらいを選べばいいですか?
A日本人は欧米ブランドの標準サイズに対して幅広・甲高の傾向があると言われており、国内メーカーの「3E相当」「ワイド」表記のモデルが選びやすいとされています。海外ブランドを検討する場合は、ワイズの表記や実際のレビューを参考に、可能であれば試し履きをして確認することをおすすめします。
Qクッション性はどのくらい重視すべきですか?
A体育館や屋内ハードコートは屋外のオムニコートより地面が硬く、着地の衝撃が伝わりやすいとされています。週に何度も練習する人や体重が重めの人ほど、ミッドソールにメーカー独自の衝撃吸収材が使われたモデルを検討する価値があります。ただし柔らかすぎるクッションは踏ん張りにくく感じることもあるため、バランスを意識してください。
Q価格はどれくらい見ておけばいいですか?
Aエントリー〜スタンダードクラスであれば6,000〜9,000円程度で、オールコート対応・幅広設計のモデルが揃います。横方向の安定感やアウトソールの技術面を重視した上位モデルは1万円台になることもあります。最初の1足であれば、無理に高額なものを選ぶ必要はなく、まずは対応コートとノンマーキングの表記を優先して選ぶのがおすすめです。
Q施設によってルールが違う場合、どう確認すればいいですか?
A施設の入会案内や利用規約に「ノンマーキングソール必須」「対応コート」といった記載がないか確認し、不明な場合は施設スタッフに直接問い合わせるのが最も確実です。複数の施設を利用する人は、施設ごとに基準が異なることがあるため、新しい施設を使う前には念のため確認しておくと、当日のトラブルを避けやすくなります。
迷ったらこれ|この記事のNo.1

ヨネックス パワークッション206 SHT206-725 硬式テニスシューズ(オールコート用・メンズ)
参考価格 6,336円
向いている人:日本人の足に合うワイド設計を求める人、価格と実績のバランスを重視したい人
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