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「BOAの手軽さは欲しいけれど、柔らかいブーツでは物足りない」——そんな中〜上級者の定番候補として毎シーズン名前が挙がるのが、ライド(RIDE)のラッソ プロ(LASSO PRO)です。25-26モデルは、Intuition Dream Liner と Tongue Tied ハイブリッドハーネス、BOA H4 コイラーによるダブルBOA、Michelin ハイブリッド Fiberlite ソールという構成で、「硬めのフレックス」「ヒールホールド」「耐久性」を軸にしたオールマウンテン向けブーツとして位置づけられています。この記事では、ラッソ プロの性能を「ホールド感」「履きやすさ」「フレックス(硬さ)」「快適性」「耐久性」「コスパ」の6項目に分けて10点満点で数値化し、レーダーチャートで見える化しました。数値はメーカー公式スペックと一般的に語られる評価傾向をもとにした編集部の相対評価であり、実測値ではありません。標準モデルのラッソとの違い、ワイドモデルの存在、競合ブーツとの比較まで含めて、「自分に合うか」を判断する材料として使ってください。
PERFORMANCE CHART
ライド ラッソ プロ(RIDE LASSO PRO 25-26) の性能チャート
※メーカー公式スペックと一般的な評価をもとにした編集部の相対評価(10点満点)です。実測値ではありません。
総評
最大の見どころは「ホールド感9」。Tongue Tied ハーネスと Intuition ライナー、ダブルBOAの3層で足首〜かかとを固定する設計で、硬め(フレックス8)のシェルと合わせて板への反応が速いとされる。ダブルBOAゆえに履きやすさも高水準。一方で硬さと引き換えに、ゆったり履きたい人やグラトリ中心の人には快適性がやや落ちると感じられる可能性がある。定価5万円弱と決して安くはないが、耐久性の評価を踏まえると「長く使う中〜上級者向けの本命」と言える1足。
この記事でわかること
- ラッソ プロとはどんなブーツか — 「ラッソ」を硬く・強くした上位モデル
- ホールド感:9 / 10 — Tongue Tied+Intuition+ダブルBOAの三重固定
- 履きやすさ:8 / 10 — ダブルBOAの恩恵で、脱ぎ履きと締め直しが速い
- フレックス(硬さ):8 / 10 — 硬めだが「ガチガチ」ではないオールマウンテン向け
- 快適性:7 / 10 — 熱成型ライナーとクッションソールで長時間でも疲れにくい
- 耐久性:8 / 10 — Premium PU と TPU ヒールカウンターで「へたり」に強い設計
結論:ラッソ プロが向いている人・向いていない人
ここまでの6項目を踏まえて、ラッソ プロの向き・不向きを整理します。総合的には「ダブルBOAの手軽さを保ちながら、硬めのフレックスと三重のホールド機構で板への反応を高めたオールマウンテンブーツ」であり、中〜上級者が長く使う本命として選びやすい完成度を持っています。
■ 向いている人
高速カービングやオールマウンテンで板をしっかり踏みたい中〜上級者/かかとの浮きに悩んできた人/BOAの手軽さは譲れないが柔らかいブーツでは物足りない人/2〜3シーズン使い込む前提で耐久性を重視する人/足幅が広い人(→ラッソ プロ ワイドを検討)。
■ 向いていない人
グラトリ・ジブ中心で足首の自由度を最優先したい人(→標準ラッソや柔らかめモデルを検討)/これから始める初心者で「とにかく楽に履ける柔らかいブーツ」が欲しい人/予算を4万円以下に抑えたい人/店頭での試し履きや熱成型なしで通販だけで済ませたい人(硬めブーツはフィット確認が特に重要)。
■ 購入時の注意
サイズ表記は25〜31cmですが、ブランドごとに足型が異なるため、普段のスニーカーサイズをそのまま当てはめず、可能な限り試し履きをしてください。熱成型は正規取扱店で無料または有料で受けられることが多いので、購入店で対応可否を確認しましょう。また、25-26モデルと26-27モデルではBOAダイヤルの世代やカラーが変わる場合があるため、購入前にモデルイヤーを確認することをおすすめします。

ライド ラッソ プロ(RIDE LASSO PRO)25-26モデル ブラック
参考価格実勢価格 4万円台後半〜5万円弱(定価49,500円・税込)
本記事でレビューした標準木型モデル。Intuition Dream Liner、Tongue Tied ハイブリッドハーネス、BOA H4 コイラーによるダブルBOA、Michelin ハイブリッド Fiberlite ソール、Rebound Heel Counter を備えた硬めのオールマウンテンブーツ。サイズは25〜31cm、熱成型対応。
ここが良い
- 三重のホールド機構でかかとが浮きにくく、板への反応が速いとされる
- ダブルBOAで脱ぎ履き・締め直しが速く、グローブのままでも操作しやすい
- TPU ヒールカウンターと高耐久PUで複数シーズン使ってもへたりにくい設計
注意点
- 硬めのため、グラトリ・ジブ中心の滑り手には動きにくく感じられる可能性がある
- 定価5万円弱と、標準ラッソより1万円前後高い

ライド ラッソ(RIDE LASSO)25-26モデル ブラック
参考価格実勢価格 4万円前後〜(店舗・時期により変動)
ラッソ プロの弟分にあたる標準モデル。ダブルBOAと熱成型対応ライナーを備えつつ、フレックスはプロより柔らかめのオールラウンド仕様。「まだスタイルが固まっていない」「パークやグラトリも楽しみたい」という人はこちらのほうが扱いやすいとされています。
ここが良い
- ダブルBOAの手軽さはそのままに、柔らかめで足首を動かしやすい
- ラッソ プロより価格が抑えめで、初中級者の最初の本格ブーツにしやすい
注意点
- ホールド感・反応の速さはラッソ プロに一歩譲る
- 上位パーツ(Intuition Dream Liner等)は非搭載

サーティーツー TM-2 ダブルBOA(THIRTYTWO TM-2 DOUBLE BOA)
4.75(4件のレビュー)
参考価格実勢価格 6万〜8万円台(モデルイヤー・店舗により変動)
ThirtyTwo の看板ハイエンドモデルをダブルBOA化した硬めブーツ。熱成型対応ライナーと硬めのフレックスでラッソ プロと同じ「オールマウンテンで踏める」ジャンルの競合。価格はラッソ プロより高めの傾向で、より本格志向の人向け。
ここが良い
- プロライダー監修の硬めブーツとして評価が高く、ホールド・反応ともに上位クラスとされる
- ダブルBOAで硬めブーツながら着脱が楽
注意点
- ラッソ プロより価格が高め
- 硬さゆえに初中級者やフリースタイル中心の人には扱いにくい可能性

サロモン ダイアログ デュアルBOA(SALOMON DIALOGUE DUAL BOA)25-26モデル
参考価格実勢価格 4万円台半ば〜(店舗・仕様により変動)
サロモンの定番オールラウンド系ダブルBOAブーツ。ラッソ プロよりやや柔らかめのミディアムフレックスで、幅広足向けのワイドフィットも用意されています。「硬すぎず、でもホールドは欲しい」という人がラッソ プロと比較検討しやすい価格帯の競合です。
ここが良い
- ラッソ プロと近い価格帯で、やや柔らかめのバランス型
- ワイドフィットの選択肢があり、幅広足でも合わせやすい
注意点
- 硬めのホールド感を求める人にはラッソ プロのほうが向くとされる
- 販売店によって標準/ワイドの在庫差が大きい
■ スペック比較表
| 商品 | ライド ラッソ プロ(RIDE LASSO PRO)25… | ライド ラッソ(RIDE LASSO)25-26モデル … | サーティーツー TM-2 ダブルBOA(THIRTYTW… | サロモン ダイアログ デュアルBOA(SALOMON D… |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 実勢価格 4万円台後半〜5万円弱(定価49,500円・税込) | 実勢価格 4万円前後〜(店舗・時期により変動) | 実勢価格 6万〜8万円台(モデルイヤー・店舗により変動) | 実勢価格 4万円台半ば〜(店舗・仕様により変動) |
| 購入 | ||||
| フレックス | 硬め(海外小売の表記で10段階中8前後) | ミディアム(ラッソ プロより柔らかめ) | 硬め | ミディアム(ラッソ プロよりやや柔らかめとされる) |
| 締め上げ | ダブルBOA(BOA H4 コイラー)+Tongue Tied ハイブリッドハーネス | ダブルBOA | ダブルBOA | デュアルBOA |
| ライナー | Intuition Dream Liner(熱成型対応) | 熱成型対応ライナー | 熱成型対応ライナー | 熱成型対応ライナー |
| ソール | Michelin ハイブリッド Fiberlite+ECO +Slime ミッドソール | Michelin 系ソール(モデルイヤーにより仕様差あり) | — | — |
| ヒールカウンター | Rebound Heel Counter(二重密度TPU) | — | — | — |
| サイズ | 25〜31cm(0.5cm刻み) | — | — | — |
| フィット | — | — | — | 標準/ワイドフィットあり |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
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ラッソ プロとはどんなブーツか — 「ラッソ」を硬く・強くした上位モデル
ラッソ プロは、アメリカのスノーボードブランド RIDE(ライド)が展開するブーツラインの中で、定番モデル「ラッソ(LASSO)」の上位に位置するモデルです。ラッソが「オールラウンドで扱いやすいダブルBOAブーツ」だとすれば、ラッソ プロはそこに「より硬いフレックス」「より強いホールド」「より高い耐久性」を上乗せしたモデルとして説明されることが多く、全山(オールマウンテン)を高速で滑る人や、カービングで板をしっかり踏みたい人を主なターゲットにしています。
25-26モデルの主な構成は、公式サイトや正規取扱店の情報によると次の通りです。ライナーは熱成型に対応した Intuition Dream Liner、足首の固定には RIDE 独自の Tongue Tied ハイブリッドハーネス、締め上げは BOA H4 コイラーを用いたダブルBOA、アウトソールは Michelin のハイブリッド Fiberlite ソールに ECO +Slime ミッドソールを組み合わせ、かかと部分には二重密度の TPU を使った Rebound Heel Counter を採用しています。サイズは25〜31cm、カラーはブラックが基本で、幅広の足向けに「ラッソ プロ ワイド」も別モデルとして用意されています。
海外の大手小売サイトではフレックスを10段階中8前後の「スティッフ(硬め)」として紹介されており、国内ショップの説明でも「硬め」「ミディアム〜ハード」といった表現が中心です。同じダブルBOAでも、柔らかいエントリーモデルとは明らかに狙いが異なる点を最初に押さえておきましょう。ここからは6つの項目に分けて、その個性を具体的に見ていきます。
評価方法について
この記事の点数(10点満点)は、メーカー公式スペック(ライナー・締め上げシステム・ソール・フレックス表記など)と、正規取扱店やユーザーの間で一般的に語られる評価傾向をもとにした編集部の相対評価です。実測データではなく、足型や体重、滑り方によって感じ方は大きく変わります。あくまで比較検討の目安として使い、可能であれば購入前に店頭で試し履きすることを強くおすすめします。
ホールド感:9 / 10 — Tongue Tied+Intuition+ダブルBOAの三重固定
ホールド感は6項目の中で最も高い9点としました。ラッソ プロの最大の特徴は、足首とかかとを固定する仕組みが「三重」になっていることです。まずシェル側では、RIDE 独自の Tongue Tied ハイブリッドハーネスがタン(舌革)に BOA のガイドを直接組み込み、タンごと足の甲を包み込むように締め上げます。従来の別体ハーネスに比べ、圧迫ポイントを作らずに足首〜かかとを引き込みやすい構造とされています。
次にライナー側では、Intuition Dream Liner が熱成型によって足型に沿い、ライナー内部の骨格的な補強構造が足首周りを支えるとされています。RIDE はライナーとシェルを同じ木型(ラスト)で作る「1:1ラスティング」を採用しており、ライナーとシェルの間に無駄な空間ができにくいことも、ホールド感の高さにつながっている要素です。
最後に BOA H4 コイラーによるダブルBOA。上下2つのダイヤルで足首ゾーンと足の甲〜つま先ゾーンを別々に締められるため、「かかとはがっちり固定して、つま先はやや緩めに」といった調整ができます。これらが組み合わさった結果、「かかとが浮きにくい」「ターン後半でも板に力が伝わりやすい」という声が多く、ホールド感については市販のダブルBOAブーツの中でも上位クラスと評価されることが一般的です。9点としたのは、締め上げの強さを極限まで求めるなら、ワイヤー式の本格レーシングブーツや一部の超硬派モデルにさらに強いものがあるためです。
履きやすさ:8 / 10 — ダブルBOAの恩恵で、脱ぎ履きと締め直しが速い
履きやすさは8点です。ラッソ プロはダブルBOA仕様のため、ひも靴のように手で編み上げる必要がなく、ダイヤルを回すだけで締め上げが完了します。リフト待ちの列や休憩後に「かかとだけ締め直す」といった微調整も片手でできるため、1日を通して足元のストレスが少ないという声が多く聞かれます。グローブをつけたまま操作しやすいのもBOAの利点です。
また、Tongue Tied ハーネスは「タンに直接ガイドがついている」構造なので、従来型の内側ハーネスのように、ライナーを履いた後に別途ストラップを引く工程がありません。ライナーを履く→シェルに足を入れる→ダイヤルを2つ締める、という流れで完了するため、「準備に時間がかからない」ことは初中級者にとっても大きなメリットです。
一方で、硬めのフレックスとホールド重視の設計ゆえに、足を入れる時点では柔らかいブーツより「窮屈」に感じられる場合があります。特に熱成型前のライナーは張りがあり、店頭で試した際に「きつい」と感じても、成型と数日の使用でなじむケースが多いとされています。ただし、甲が高い人や幅広の人は、無理に標準モデルを選ばず「ラッソ プロ ワイド」を試すのが安全です。8点としたのは、この「初期の張り」と、リリース時にダイヤルを引き出して緩める手間が、ソフトブーツの中では少しだけ気になる可能性があるためです。
フレックス(硬さ):8 / 10 — 硬めだが「ガチガチ」ではないオールマウンテン向け
フレックスは8点、つまり「硬め」の評価です。海外の主要小売サイトでは10段階中8前後のスティッフ寄りとして紹介され、国内の正規取扱店でも「硬め」「ミディアム〜ハード」といった表現で扱われています。板を強く踏み込む高速カービングや、荒れた斜面・パウダーでの安定感を重視する滑りにおいて、この硬さが「反応の速さ」として活きる設計です。
かかと部分に使われている Rebound Heel Counter は、二重密度の TPU を射出成型したパーツで、硬さを保ちながらも「シーズンを通して弾力が落ちにくい」ことを狙った設計とされています。ブーツの硬さは使い込むうちにへたって柔らかくなるのが一般的ですが、TPU 製のヒールカウンターはその変化が比較的緩やかだと言われており、「買った当初の硬さが長持ちしやすい」と評価されることが多いポイントです。
注意したいのは、硬めであることは万能ではないという点です。グラトリ(グラウンドトリック)やジブなど、足首の自由度を活かしてプレスやバターを多用するスタイルでは、硬さが「動きにくさ」として感じられる可能性があります。そうした用途では、同じ RIDE ならより柔らかい標準のラッソや、他社のミディアムフレックス帯のモデルの方が相性が良いでしょう。8点としたのは、レース用や超硬派モデルほどの硬さではなく、あくまでオールマウンテンで扱える範囲の硬さにとどめているためです。
快適性:7 / 10 — 熱成型ライナーとクッションソールで長時間でも疲れにくい
快適性は7点としました。Intuition Dream Liner は多密度フォームを使い、熱成型によって足型に合わせられるライナーです。足の形に沿うことで局所的な圧迫が減り、「1日滑っても足が痛くなりにくい」という声が多く聞かれます。加えて、Michelin ハイブリッド Fiberlite ソールと ECO +Slime ミッドソール(PU とサトウキビ由来 EVA を組み合わせた素材)は、着地や歩行時の衝撃を吸収する役割を担っており、ゲレンデを歩く場面での足裏の疲労軽減にも寄与するとされています。
また、Tongue Tied ハーネスは「圧迫ポイントを作らずに足首を固定する」ことを狙った設計なので、従来の内側ハーネスで起こりやすかった「足首の前面だけが当たって痛い」といった不快感が出にくいと言われています。ホールドの強さと快適性は通常トレードオフになりがちですが、ラッソ プロはこのバランスをうまく取っているモデルという評価が一般的です。
それでも9点や10点にしなかったのは、やはり「硬め」のブーツである以上、リラックスした滑りを好む人にとっては足首周りの拘束感が気になる可能性があるからです。特に、足首の可動域を活かして遊びたい人や、暖かさ・柔らかさを最優先する人には、柔らかめのモデルのほうが「気持ちよく滑れる」と感じられるでしょう。快適性はあくまで「硬めブーツとしては高水準」という位置づけで捉えてください。
耐久性:8 / 10 — Premium PU と TPU ヒールカウンターで「へたり」に強い設計
耐久性は8点です。RIDE はブーツの摩耗しやすい部分(バインディングのストラップやボードのエッジが当たる箇所)に「Premium PU」と呼ばれる独自の高耐久 PU 素材を使用しているとしており、ラッソ プロにおいても、シェル外装の傷や擦り切れに対する強さが特徴として挙げられています。硬めのブーツは総じてへたりにくい傾向がありますが、素材面でもその方向を後押しする設計です。
前述の Rebound Heel Counter(TPU 製)も耐久性に直結するパーツです。かかと部分の剛性を担うパーツが、使い込むうちに柔らかく崩れてしまうと、ホールド感の低下として体感されます。TPU の分子構造はもともと靭性(粘り強さ)に優れているため、「シーズンを重ねてもかかとのホールドが落ちにくい」と評価されやすい点は、長く使うつもりの人にとって大きなメリットです。
BOA システムについても、H4 コイラーは従来世代より耐久性と操作性が改善されたとされており、万一ワイヤーが切れた場合も BOA の保証・パーツ供給を通じて修理できる体制が整っています。8点にとどめたのは、Michelin ソールの磨耗や BOA ワイヤーの断線といった「消耗要素」がゼロではないこと、そして熱成型ライナーは複数回の成型や長期使用でへたりが出る可能性があるためです。とはいえ「ワンシーズンで買い替え前提」のブーツではなく、複数シーズンを想定した堅牢な作りであるという評価が一般的です。
コスパ:7 / 10 — 定価5万円弱、割引を狙えば「硬めダブルBOA」として妥当
コスパは7点です。25-26モデルのラッソ プロは、正規取扱店の表示で定価49,500円(税込)前後、実勢価格は4万円台後半〜5万円弱という水準で販売されています。ダブルBOA・熱成型ライナー・Michelin ソール・TPU ヒールカウンターという構成を考えると、他社の同クラス(硬めダブルBOA)モデルと比べて突出して高いわけではなく、むしろ競合の中では手が届きやすい部類に入ります。
また、耐久性の項目で述べたように「へたりにくく複数シーズン使える」ことは、年単位で考えたときのコストパフォーマンスを押し上げる要素です。毎年買い替えるのではなく、2〜3シーズン使い込む前提で選ぶなら、初期費用の高さは相対的に小さくなります。シーズン序盤の早期割引や、シーズン終盤の型落ちセールを狙うと、さらに満足度は上がるでしょう。
一方で、標準モデルのラッソとの価格差をどう見るかは意見が分かれるところです。ラッソも同系統のダブルBOAと熱成型ライナーを備えており、「そこまで硬さは必要ない」という人にとってはラッソのほうが費用対効果は高いかもしれません。つまり、ラッソ プロのコスパは「硬めのホールド重視ブーツが必要な人」にとっては良好で、「柔らかめで十分な人」にとっては割高に感じられる、という条件付きの評価になります。
ラッソ プロと標準ラッソ、ワイドモデルの違い
RIDE のブーツラインには「ラッソ」の名前がつくモデルが複数あり、選ぶ際に混乱しやすいので整理しておきます。基本となるのが標準モデルのラッソで、ダブルBOAと熱成型対応ライナーを備えたオールラウンドモデルです。フレックスはラッソ プロより柔らかめで、初中級者からフリースタイル寄りの滑り手まで幅広く対応するとされています。
その上位に位置するのがラッソ プロで、Intuition Dream Liner や Tongue Tied ハイブリッドハーネス、Rebound Heel Counter といった上位パーツが投入され、フレックスが硬め、ホールド感と耐久性が強化されています。価格はラッソより1万円前後高い傾向です。さらに、ラッソ プロと同じ仕様のまま木型を幅広にした「ラッソ プロ ワイド」が用意されており、足幅が広い人や甲が高い人はこちらを選ぶことで、標準木型では出やすい小指側の圧迫を避けられます。
選び方の目安としては、「カービングやオールマウンテンで板をしっかり踏みたい」「かかとの浮きを最優先で解消したい」ならラッソ プロ、「まだスタイルが固まっていない」「グラトリやパークも楽しみたい」ならラッソ、「足幅が広くていつも小指が痛くなる」ならラッソ プロ ワイドという整理が分かりやすいでしょう。いずれも熱成型に対応しているため、購入店で成型してもらうことでフィット感を大きく引き上げられます。
よくある質問
Qラッソ プロは初心者には硬すぎますか?
A硬めのフレックスなので、これから始める初心者が最初に選ぶブーツとしては扱いにくく感じられる可能性があります。ただし、ダブルBOAで履きやすく、熱成型でフィットを詰められるため、「最初から本格的に滑り込むつもり」の初心者が選ぶケースもあります。迷う場合は標準のラッソのほうが無難です。
Qラッソとラッソ プロの違いは何ですか?
AどちらもダブルBOA・熱成型対応ですが、ラッソ プロは Intuition Dream Liner、Tongue Tied ハイブリッドハーネス、Rebound Heel Counter といった上位パーツを搭載し、フレックスが硬め、ホールド感と耐久性が強化されています。価格はラッソ プロが1万円前後高い傾向です。
Qワイドモデルはどんな人向けですか?
Aラッソ プロ ワイドは、ラッソ プロと同じ仕様のまま木型を幅広にしたモデルです。足幅が広い人や甲が高い人、標準木型で小指側が圧迫されて痛くなる人向けです。試し履きで違和感がある場合はワイドを試してみてください。
Q熱成型は必要ですか?
AIntuition ライナーは熱成型に対応しており、成型することでフィット感が大きく向上するとされています。必須ではありませんが、硬めのブーツほど成型の効果を感じやすいため、正規取扱店で成型サービスを受けることをおすすめします。
Qサイズはスニーカーと同じで良いですか?
Aブーツはブランドごとに足型が異なるため、スニーカーのサイズをそのまま当てはめるのは推奨されません。一般的にスノーボードブーツは実足長に近いサイズを選ぶことが多く、試し履きをして「つま先が軽く触れ、かかとが浮かない」状態を確認するのが基本です。
QBOAのワイヤーが切れたらどうなりますか?
ABOA システムは保証とパーツ供給の体制が整っており、正規取扱店や BOA の公式窓口を通じてダイヤルやワイヤーの修理・交換ができます。長期的にはダイヤルの世代(H4 など)によって交換パーツが異なる場合があるため、購入したモデルイヤーを控えておくと安心です。
Q性能チャートの点数は何を根拠にしていますか?
Aメーカー公式スペック(ライナー・締め上げシステム・ソール・フレックス表記など)と、正規取扱店やユーザーの間で一般的に語られる評価傾向をもとにした編集部の相対評価です。実測値ではなく、足型や滑り方によって感じ方は異なります。比較検討の目安としてご利用ください。
迷ったらこれ|この記事のNo.1

ライド ラッソ プロ(RIDE LASSO PRO)25-26モデル ブラック
参考価格 実勢価格 4万円台後半〜5万円弱(定価49,500円・税込)
向いている人:カービングやオールマウンテンで板をしっかり踏みたい、かかとの浮きを解消したい中〜上級者
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