SPOGEARSPOGEARジム・スタジオ比較
スキー・スノボ ネックウォーマーの選び方とおすすめ4選
スキー・スノーボード

スキー・スノボ ネックウォーマーの選び方とおすすめ4選

ゴーグルの曇り、ヘルメットとの干渉、風で入り込む冷気……ネックウォーマー選びで見落としがちな「タイプ(チューブ/バラクラバ/ジップ)」「素材と発熱」「ゴーグル・ヘルメットとの相性」を整理。候補になりやすいネックウォーマー4点も紹介します。

公開:更新:執筆:SPOGEAR編集部

本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。掲載商品は編集部が楽天市場・Yahoo!ショッピングで販売実態を確認したうえで選定しており、広告主の意向で評価を変えることはありません。編集方針を見る →

リフトを降りた瞬間に、襟元からスッと入り込む冷たい風。滑っている最中はウェアやグローブで十分に防寒しているつもりでも、首元だけがガードできておらず、そこから体温がどんどん奪われていく——というのは、ゲレンデでよくある失敗のひとつです。ネックウォーマーはウェアやゴーグル、ヘルメットに比べると値段も手頃で、「とりあえず量販店で安いものを」と後回しにされがちなアイテムです。ですが実際に使ってみると、単純な防寒具ではないことがすぐに分かります。ゴーグルの下まで覆うタイプにすればゴーグルが曇りやすくなり、逆に低い位置で止めると首元に隙間ができて風が入り込みます。ヘルメットを被ると、ネックウォーマーの後ろ側の生地がかさばって圧迫感が出ることもあります。つまりネックウォーマーは「防寒性」だけでなく、「ゴーグル・ヘルメットとの相性」や「呼吸のしやすさ」まで含めて選ぶ必要がある、意外と奥の深い道具なのです。この記事では、ネックウォーマーの「タイプ(チューブ型・バラクラバ型・ジップ開閉型)」「素材と発熱の仕組み」「ゴーグルとの相性」「ヘルメットとの相性」「サイズとフィット感」という5つの視点を、専門用語をかみくだきながら整理しました。後半では、選ばれることが多いネックウォーマーを4点比較しています。

この記事でわかること

  • ネックウォーマーを軽視すると、首元から体温がどんどん逃げていく
  • 「タイプ」の読み方 — チューブ型・バラクラバ型・ジップ開閉型の違い
  • 「素材と発熱」の読み方 — フリース・ブレスサーモ・光電子の違い
  • ゴーグルとの相性 — 「曇り」を防ぐための着用位置
  • ヘルメットとの相性 — 首の後ろのかさばりに注意
  • 目的別に見る3タイプ
先にランキングを見る

おすすめのネックウォーマー4選

ここから紹介するのは、実際に候補として絞り込んだものです。まず前置きとして、これらを着ければ必ず暖かく快適、という話ではありません。いずれもメーカーの商品ページ上で防寒性能や素材の特徴が明記されているものを中心に、タイプと防寒性のバランスが異なる4点を選びました。表示している価格は記事作成時点の参考価格です。変わることがあります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・カラーを確認してください。

4点を並べると、タイプと防寒性の強さで役割が分かれているのが分かります。ミズノは価格を抑えつつブレスサーモの発熱機能を備えた入門向け、THE NORTH FACEは軽量素材で防寒性とブランドの安心感を両立したモデル、Burtonはスノーボードでの動きやすさに寄せたストレッチ重視モデル、PHENIXはヘルメット対応の顔全体カバー型という強みを持つ製品です。

自分に合うかどうかは、よく滑るコンディションや、すでに持っているゴーグル・ヘルメットとの相性によって変わります。まず1枚を手頃に試したいならミズノ、ブランドの安心感と軽量な防寒性を両立したいならTHE NORTH FACE、スノーボードで体をよく動かすならBurton、猛吹雪の日にもしっかり防寒したいならPHENIXという選び方をすれば、大きく外すことは少ないでしょう。表示価格・仕様は変わる場合があります。購入前に商品ページで最新の情報を確認しておきましょう。

今回はいずれも「ネックウォーマー」「ネックゲイター」「バラクラバ」として商品ページに明記されているものを選びましたが、選び方に絶対の正解は一つではありません。同じ発熱素材を謳うモデルでも、メーカーごとにフィット感やストレッチの効き方には違いがあります。可能であれば、この4点に近いタイプ・素材のモデルを店頭で実際に試着し、ゴーグルやヘルメットとの相性を確認してから購入するのがおすすめです。

No.1ミズノ MIZUNO ユニセックス 発熱素材 ブレスサーモ ネックウォーマー 32JYA707
薄手・オールラウンド型

ミズノ MIZUNO ユニセックス 発熱素材 ブレスサーモ ネックウォーマー 32JYA707

参考価格2,600円

mizunoロゴと薄手でフィットする設計が特徴のブレスサーモネックウォーマー。裏面全面にブレスサーモ糸を編み込み、防寒時の保温性を高めています。トレーニングシーンでバタつかないよう首元に沿ったフィット設計で、薄手ながら発熱素材による保温効果が期待できるモデルです。

こんな人にまず1枚、扱いやすい薄手のネックウォーマーを試してみたい人
素材アクリル88%/ポリエステル9%/合成繊維(ブレスサーモ)3%
サイズ大人用(幅約24cm、丈約21cm)
発熱機構ブレスサーモ(吸湿発熱)
タイプチューブ型
対応シーンスキー・ウィンタースポーツ・トレーニング

ここが良い

  • 薄手でフィットする設計のため、ゴーグルやヘルメットとの干渉が少ないとされる
  • 汗をかくほど発熱するブレスサーモ素材で、運動時の保温効果が期待できる
  • 4点の中では価格が手頃で、初めての1枚として試しやすい

注意点

  • 薄手設計のぶん、猛吹雪など特に厳しい寒さの日には防寒性が物足りなく感じる場合がある
  • カラー展開が限定的で、売り切れのカラーがある場合がある
価格を確認しています
楽天市場送料別
¥ ---
見る
Yahoo!送料別
¥ ---
見る
Amazon
価格はストアで確認
見る
No.2THE NORTH FACE マイクロストレッチネックゲイター NN72216
防寒重視・軽量発熱素材型

THE NORTH FACE マイクロストレッチネックゲイター NN72216

参考価格3,850円

特殊なセラミックの働きで体が発する遠赤外線を利用して保温する「光電子」と、軽量で優れた保温性を持つ「THERMOLITE」をミックスした素材のネックゲイター。ストレッチ性の高い素材ながら立体的な形を保つデザインで、使いやすさを高めています。

こんな人にブランドの信頼感を重視しつつ、軽量で防寒性の高いネックウォーマーが欲しい人
素材THERMOLITE 光電子(ポリエステル・ポリプロピレン混紡)
サイズ幅23×前丈21×後丈16cm
保温機構光電子(遠赤外線)+THERMOLITE
タイプチューブ型
カラー展開全5色

ここが良い

  • THE NORTH FACEの正規取扱品として、ブランドの安心感を持って選びやすい
  • 軽量素材ながら保温性を重視した設計で、厚みを抑えつつ暖かさを確保しやすいとされる
  • 前丈・後丈で長さを変えた立体裁断で、着用時のズレが少ないとされる

注意点

  • 4点の中では価格がやや高め
  • 人気カラーは売り切れることがあり、早めの購入検討が必要な場合がある
価格を確認しています
楽天市場送料別
¥ ---
見る
Yahoo!送料別
¥ ---
見る
Amazon
価格はストアで確認
見る
No.3Burton(バートン)ミッドウェイト ネックウォーマー W26JP-149291
薄手・オールラウンド型

Burton(バートン)ミッドウェイト ネックウォーマー W26JP-149291

参考価格2,640円

92%リサイクル素材を使用したDRYRIDEストレッチ素材を採用した冬用ネックウォーマー。柔らかく肌触りがよい生地は湿気を逃がしやすく、擦れにくいソフトロックシームや360°ストレッチで、スノーボードでの体の動きに追従しやすい設計です。

こんな人にスノーボードで体をよく動かす人、ストレッチ性を重視したい人
素材リサイクルポリエステル90〜92%/スパンデックス8〜10%
タイプチューブ型
特徴DRYRIDEストレッチ・ソフトロックシーム・360°ストレッチ
カラー展開全5色
保証ライフタイムワランティ対象

ここが良い

  • スノーボード専業ブランドならではの、体の動きに追従するストレッチ性の高さが特徴
  • 速乾性と通気性を両立した素材で、汗をかいても蒸れにくいとされる
  • ライフタイムワランティ対象で、長く使うことを前提にした作りとされる

注意点

  • 発熱素材ではないため、防寒性は素材の厚み・ストレッチ性頼りになる
  • カラーによって素材の配合比率がわずかに異なる点は把握しておきたい
No.4PHENIX(フェニックス)Balaclava フェニックス バラクラバ ESM25NW11
バラクラバ・フルフェイス型

PHENIX(フェニックス)Balaclava フェニックス バラクラバ ESM25NW11

参考価格3,260円

首元までしっかりカバーし、冷気の侵入を防ぐヘルメット対応バラクラバ。伸縮性に優れた素材を使用し、顔まわりにしっかりフィットしながら呼吸のしやすさと動きやすさを両立するよう設計されています。スキーやスノーボードなど、冬のアクティブシーンでの高い保温性を想定したモデルです。

こんな人に猛吹雪や厳しい寒さのゲレンデに通うことが多い人、顔までしっかり防寒したい人
素材ポリエステル95%/ポリウレタン5%
サイズONE(約高さ37×幅22.5cm)
タイプバラクラバ型(目出し帽型)
対応ヘルメット対応設計
カラーブラック

ここが良い

  • スキー専業ブランドが手がける、ヘルメット対応を前提としたバラクラバで干渉が起きにくいとされる
  • 顔全体を覆えるため、猛吹雪や強風の日でも高い防寒性が期待できる
  • 伸縮性の高い素材で、フィット感と動きやすさの両立を意図した設計とされる

注意点

  • 顔全体を覆う構造上、暑くなったときの体温調整がしづらい
  • 4点の中ではサイズ展開がONEのみで、頭のサイズによってはフィット感に差が出る場合がある

■ スペック比較表

商品ミズノ MIZUNO ユニセックス 発熱素材 ブレスサーモ ネックウォーマー 32JYA707ミズノ MIZUNO ユニセックス 発熱素材 ブレスサー…THE NORTH FACE マイクロストレッチネックゲイター NN72216THE NORTH FACE マイクロストレッチネックゲ…Burton(バートン)ミッドウェイト ネックウォーマー W26JP-149291Burton(バートン)ミッドウェイト ネックウォーマー…PHENIX(フェニックス)Balaclava フェニックス バラクラバ ESM25NW11PHENIX(フェニックス)Balaclava フェニッ…
参考価格2,600円3,850円2,640円3,260円
購入
素材アクリル88%/ポリエステル9%/合成繊維(ブレスサーモ)3%THERMOLITE 光電子(ポリエステル・ポリプロピレン混紡)リサイクルポリエステル90〜92%/スパンデックス8〜10%ポリエステル95%/ポリウレタン5%
サイズ大人用(幅約24cm、丈約21cm)幅23×前丈21×後丈16cm—ONE(約高さ37×幅22.5cm)
発熱機構ブレスサーモ(吸湿発熱)———
タイプチューブ型チューブ型チューブ型バラクラバ型(目出し帽型)
対応シーンスキー・ウィンタースポーツ・トレーニング———
保温機構—光電子(遠赤外線)+THERMOLITE——
カラー展開—全5色全5色—
特徴——DRYRIDEストレッチ・ソフトロックシーム・360°ストレッチ—
保証——ライフタイムワランティ対象—
対応———ヘルメット対応設計
カラー———ブラック

※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。

※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

この道具の最安値をまとめて比較 →

スキー・スノボのウェア・小物36点を、Amazon・楽天・Yahoo!の価格で並べて比較できます。

スキー・スノーボードでよく買われる道具

この記事を読んでいる人がよく使うサービス

PR
専門店ムラサキスポーツ 公式通販

スケートボード・サーフ・スノーの横乗り系専門店の公式オンラインストア

無料体験・詳細を見る →

※ アフィリエイトプログラムを利用しています。料金・キャンペーンは変動するため最新情報は各公式サイトでご確認ください。

ネックウォーマーを軽視すると、首元から体温がどんどん逃げていく

スキー・スノーボード用品の中でも、ネックウォーマーは「首に巻ければ何でもいい」という感覚で選ばれがちなアイテムです。ウェアやゴーグル、ヘルメットにはこだわっても、ネックウォーマーだけは普段使いのマフラーやフリース生地の安価なものを流用してしまう人も少なくありません。ですが、首は体幹に近く太い血管が皮膚のすぐ下を通っている部位で、ここが冷えると全身の体感温度が大きく下がるとされています。加えてリフトに乗っている間は運動をしていないぶん体温が下がりやすく、さらに標高が上がるほど風が強くなり、体感温度は気温の数字以上に低く感じられることも珍しくありません。

一般的な普段使いのマフラーやニット素材のネックウォーマーは、防風性が低く、風を通しやすい編み方になっていることが多いため、リフトの上など吹きさらしの場所では冷気をほとんど防げません。また綿素材のものは汗や吐く息の水分を吸うと乾きにくく、いったん湿ると逆に体を冷やしてしまう場合もあります。ゲレンデ専用に作られたネックウォーマーは、防風性のある素材や、吸湿発熱素材、あるいはフリースの起毛によって暖かい空気の層を作る設計になっており、同じ「首に巻く布」でも防寒性能には大きな差があります。

逆に言えば、自分の滑り方やゴーグル・ヘルメットとの組み合わせに合ったネックウォーマーを選ぶだけで、ゲレンデでの快適さは大きく変わります。首元が暖かく保たれていると、リフトを待つ間の寒さのストレスが減り、「もう少し滑ろう」という気持ちを保ちやすくなります。逆に首元がスースーして寒いと、それだけで集中力が切れ、「早く休憩したい」「今日はもう帰りたい」という気持ちが先に立ってしまいます。

また、初めてスキー・スノーボードに挑戦する人ほど、ゴーグルやヘルメットとネックウォーマーの相性で戸惑うことが多いようです。「ネックウォーマーを鼻の下まで上げたらゴーグルが真っ白に曇ってしまった」「ヘルメットを被ったら首の後ろが窮屈で頭が痛くなった」という声は、スキー・スノーボード用品のレビュー欄でもよく見かけます。この記事では、こうした組み合わせの問題を避けるための読み方も含めて解説していきます。

この記事のスタンス

商品ごとの特徴については効果には個人差があるため、あえて断定しない表現を選んでいます。首まわりのサイズ感や汗のかきやすさ、寒がりかどうかには個人差が大きく、必ずそうなるとは限らないためです。判断材料として使い、可能であれば購入前に店頭で試着することをおすすめします。

「タイプ」の読み方 — チューブ型・バラクラバ型・ジップ開閉型の違い

ネックウォーマーは形状によって大きく3タイプに分けられます。もっとも一般的なのは、輪っか状になった筒型の生地を首に通す「チューブ型(ネックゲイター)」です。かぶるだけで装着でき、必要なときだけ鼻や口まで引き上げて使える手軽さが特徴です。

2つ目は、頭からすっぽりかぶって顔全体まで覆う「バラクラバ型(目出し帽型)」です。ヘルメットの下に着用することを前提に作られているものが多く、耳まで覆うため防寒性が高い一方、暑くなったときに調整しづらいという側面もあります。パウダースノーの日や、猛吹雪でとにかく防寒性を優先したいときに選ばれやすいタイプです。

3つ目は、前面にファスナーが付いた「ジップ開閉型」です。閉じれば鼻の下まで覆え、暑くなったりリフトで休憩したりするときはファスナーを開けて首元をゆるめられるため、体温調整のしやすさに優れています。着脱の手軽さとバラクラバ型に近い防寒性を両立させたい人に向いています。

どのタイプが正解ということはなく、滑るシーンによって向き不向きがあります。天気が良く、休憩を挟みながらゆったり滑る日が多いなら、調整のしやすいチューブ型やジップ開閉型が扱いやすいでしょう。逆に猛吹雪や氷点下十数度といった厳しいコンディションが多いエリアに通うなら、顔全体を覆えるバラクラバ型のほうが安心感があります。まずは自分がどんなシーンで使うことが多いかをイメージしてから、タイプを絞り込んでいくのがおすすめです。

「素材と発熱」の読み方 — フリース・ブレスサーモ・光電子の違い

ネックウォーマーの商品ページには、フリース、ブレスサーモ、光電子(こうでんし)といった素材名が並びます。それぞれ暖かさの仕組みが異なるため、名前だけでなく、どういう原理で暖かく感じるのかを知っておくと選びやすくなります。

フリース素材は、繊維の間に空気を多く含む起毛構造によって、暖かい空気の層を作って保温するタイプです。仕組みがシンプルで扱いやすく、価格も手頃なものが多いのが特徴です。ただし風を通しやすい生地の場合は防風性が低く、リフトの上など風が強い場所では冷気を感じやすいこともあるため、裏地に防風素材を使っているかどうかも確認しておくとよいでしょう。

ブレスサーモ(吸湿発熱素材)は、体から発せられる汗や水蒸気を繊維が吸収し、その際に生じる吸着熱によって温度を上げる仕組みの素材です。運動をしていて汗をかいている状態ほど発熱効果を感じやすいとされ、ミズノをはじめ多くのスポーツブランドが採用しています。ただし発熱は汗や水分があってこそ起こる仕組みのため、乾いた状態では通常の防寒素材とそれほど変わらない点は理解しておいたほうがよいでしょう。

光電子は、特殊なセラミックを繊維に練り込み、体から出る遠赤外線のエネルギーを利用して保温効果を高める技術です。THE NORTH FACEのTHERMOLITE素材などに組み合わせて使われることが多く、軽量でありながら保温性を高めやすいとされています。厚みを出さずに暖かさを確保したい人に向いた選択肢です。

いずれの素材も、単体の性能だけでなく「ストレッチ性」も重要な要素です。伸縮性の低い生地は、首の動きに追従せず、滑っている最中にズレたり、隙間から冷気が入り込んだりする原因になります。近年のモデルはポリエステルにスパンデックス(ポリウレタン)を数%〜10%程度混ぜたストレッチ素材が主流で、フィット感と動きやすさを両立させています。

ゴーグルとの相性 — 「曇り」を防ぐための着用位置

ネックウォーマーとゴーグルの組み合わせで、初心者がもっともつまずきやすいのが「ゴーグルの曇り」です。鼻や口から出た暖かい息がネックウォーマーの内側にこもり、その湿った空気がゴーグルのレンズ内側に触れると、視界が真っ白に曇ってしまいます。

対策としてまず意識したいのは、ネックウォーマーの上端をゴーグルの下端に密着させすぎないことです。隙間なくぴったり重ねてしまうと、吐いた息の逃げ場がなくなり、そのままゴーグルの内側に流れ込んでしまいます。鼻の頭は覆っても、鼻先やゴーグルの真下あたりに少しだけ息の抜け道を作るようなイメージで着用すると、曇りにくくなるとされています。

商品によっては、口や鼻のあたりに通気用のメッシュ部分や立体裁断を採用し、呼気を下向きに逃がす設計になっているものもあります。曇りが気になる人は、商品ページの説明に「呼気を逃がす設計」「立体設計」といった記載がないか確認しておくとよいでしょう。ゴーグル側でも曇り止めコーティングや二重レンズ構造のモデルを選んでおくと、ネックウォーマーとの相乗効果でさらに曇りにくくなります。

また、休憩のたびにネックウォーマーを口元まで下げて呼吸を整える、という一手間も効果的です。特にリフトに乗っている間は運動量が少なく息が上がりにくいため、この間だけ口元を開けておくと、ゴーグル内側の湿気がこもりにくくなります。ジップ開閉型やチューブ型のように、着用位置を自分で調整しやすいタイプは、こうした細かい調整がしやすいという利点もあります。

ゴーグルが曇ったときの応急処置

ゴーグルが曇ってしまったら、まずはレンズをこすらずに、屋内の暖かい場所でゆっくり自然に曇りを取るのが基本です。雪や手でこすると、曇り止めコーティングが剥がれて逆に曇りやすくなる場合があります。滑走中に軽く曇る程度であれば、ネックウォーマーを少し下げて呼気の逃げ道を作るだけでも改善することがあります。

ヘルメットとの相性 — 首の後ろのかさばりに注意

ヘルメットを着用する人が増えている近年、ネックウォーマーとヘルメットの組み合わせも見落とせないポイントです。ヘルメットの後頭部にはアジャスターと呼ばれるサイズ調整機構が付いていることが多く、ネックウォーマーの生地が分厚かったり、首の後ろで重なったりすると、このアジャスター部分に干渉して圧迫感を感じることがあります。

バラクラバ型は頭からかぶって使うため、ヘルメットとの併用を前提に設計されているモデルが多い一方、生地が厚手だと後頭部にボリュームが出やすい傾向があります。商品ページに「ヘルメット対応」「ヘルメットの下に着用できる薄手設計」といった記載があるかどうかを確認しておくと、購入後に「ヘルメットが浮いて安定しない」という失敗を避けやすくなります。

チューブ型やジップ開閉型は、首元だけを覆う構造のため、後頭部への干渉は比較的少ないとされています。ヘルメットを着用する予定があるなら、まずはチューブ型やジップ開閉型で厚みの少ないモデルから検討し、より高い防寒性が必要だと感じたら、ヘルメット対応をうたうバラクラバ型を追加で検討する、という順番で選ぶと失敗しにくいでしょう。

なお、ヘルメットのサイズそのものにも余裕を持たせておくことが大切です。厚手のネックウォーマーやバラクラバを着用した状態を想定してヘルメットのサイズを選んでおかないと、いざ真冬の防寒仕様で着用したときにきつく感じることがあります。可能であれば、実際に使う予定のネックウォーマーやニット帽を着けた状態で、ヘルメットの試着をしておくと安心です。

目的別に見る3タイプ

ここまで見てきたタイプ・素材・ゴーグルやヘルメットとの相性を踏まえると、ネックウォーマーはおおよそ3つの系統に整理できます。すべてのモデルがきれいに当てはまるわけではありませんが、商品ページを読むときの目安として使ってください。

■ 薄手・オールラウンド型

ストレッチ性の高い薄手素材で作られ、汗をかきやすい人や、天気の良い日にゆったり滑ることが多い人に向いています。ゴーグルとの干渉やヘルメットへの圧迫感が少なく、初めての1枚として選ばれやすいタイプです。防風性はやや控えめなことが多く、猛吹雪の日には物足りなく感じる場合もあります。

■ 防寒重視・発熱素材型

ブレスサーモや光電子といった発熱・保温素材を採用し、厳しい寒さの日でも首元をしっかり温めたい人に向いています。フリースの起毛やダブルレイヤー構造で厚みが出やすく、ヘルメットとの相性や息苦しさを事前に確認しておくと安心です。

■ バラクラバ・フルフェイス型

首だけでなく顔全体まで覆えるタイプで、猛吹雪やパウダーコンディション、標高の高いエリアでの滑走が多い人に向いています。防寒性は高い一方、暑くなったときの調整がしづらいため、体温調整が苦手な人はジップ開閉型のバラクラバを検討するとよいでしょう。

選び方の3ステップ

ここまでの知識を踏まえて、実際にネックウォーマーを選ぶステップを3段階に分けて整理しました。一つずつ順番に見ていくと、素材名やタイプの多さに気を取られることなく判断しやすくなります。

  1. 1自分がよく滑るコンディションを大まかに把握する。晴れた日にゆったり滑ることが多いなら薄手・オールラウンド型寄り、猛吹雪や氷点下の厳しい環境で滑ることが多いならバラクラバ・フルフェイス型寄りから検討すると外しにくくなります。
  2. 2ゴーグル・ヘルメットとの組み合わせを確認する。すでに使っているゴーグルやヘルメットがあるなら、「ヘルメット対応」「呼気を逃がす設計」といった記載のあるモデルを優先すると、曇りや圧迫感のトラブルを避けやすくなります。
  3. 3可能であれば実際に試着し、首の可動域を確認する。ネックウォーマーは首を動かす頻度が高いアイテムのため、店頭で試着できる場合は、首を左右に振ったり上下に動かしたりして、窮屈さや隙間ができないかを確認しておくと確実です。

洗い替え用に2枚持つという選択肢

汗や吐く息の水分を吸ったネックウォーマーは、1日使うと湿ってしまうことがあります。頻繁にゲレンデに通う人は、洗い替え用にもう1枚用意しておくと、常に乾いた状態で気持ちよく使うことができます。価格も手頃なアイテムなので、シーンに応じて薄手タイプと防寒重視タイプを使い分けるのもおすすめです。

サイズ・フィット感で失敗しないために

ネックウォーマーは「フリーサイズ」と表記されている商品が多く、細かいサイズ選びをあまり意識しないまま購入されがちなアイテムです。ですが、首まわりのサイズや頭の大きさによってフィット感には差が出るため、通販で選ぶ際に確認しておきたいポイントを整理します。

チューブ型・ジップ開閉型は「幅×丈」の実寸がcm表記で載っていることが多いので、普段使っているマフラーやネックウォーマーのサイズ感と照らし合わせるとイメージしやすくなります。丈が短すぎると鼻まで覆えず、長すぎると生地が余ってヘルメットの後頭部にかさばりが出やすくなります。

バラクラバ型は「ONE」など単一サイズで展開されているモデルが多く見られます。頭が大きめの人や、髪の量が多い人は、ややきつく感じる場合があります。可能であれば、実際に使う予定のヘルメットを持参して試着し、ヘルメットを被った状態での圧迫感がないかまで確認しておくと安心です。

また、伸縮性の高い素材のモデルほど、多少サイズが合わなくてもフィットしやすい傾向があります。商品ページに「ストレッチ性」「360°ストレッチ」といった記載があるかどうかも、サイズ選びで失敗しにくくするための判断材料になります。

通販で失敗しないためのチェックリスト

購入前に「①タイプ(チューブ/バラクラバ/ジップ開閉)は自分の使い方に合っているか」「②ゴーグル・ヘルメットとの相性(呼気を逃がす設計、ヘルメット対応の記載)を確認したか」「③素材の実寸・ストレッチ性を確認したか」の3点をチェックしておくと、通販でのサイズ・フィット選びの失敗を減らしやすくなります。

買ったあとに気をつけたいこと

ネックウォーマーは小物とはいえ、使っていくうちに劣化していく消耗品でもあります。特に汗や吐く息の水分に触れる機会が多いアイテムなので、洗い方や保管方法にも気を配っておきたいところです。

まず洗濯方法です。フリースやストレッチ素材のネックウォーマーは、洗濯ネットに入れて中性洗剤でやさしく洗うのが基本とされています。柔軟剤を多用すると、発熱素材やストレッチ素材の機能性が徐々に低下する場合があるとも言われているため、商品タグの洗濯表示を確認したうえで、必要以上に頻繁な柔軟剤の使用は控えたほうが無難です。

乾燥機の使用は、ゴムやスパンデックスを含む素材の劣化を早める可能性があるとされ、風通しの良い日陰での自然乾燥が推奨されることが多いです。特に発熱素材やストレッチ素材を採用したモデルは、高温にさらされると機能性の低下につながりやすいと言われています。

保管については、湿ったまま袋や引き出しにしまうとカビや臭いの原因になるため、使用後はしっかり乾かしてから収納する習慣をつけておくとよいでしょう。シーズンオフの間も、直射日光の当たる場所を避けて保管しておくと、生地の色あせや劣化を遅らせやすくなります。

こうした細かなお手入れは、ネックウォーマー本体の性能とは別の話に思えるかもしれません。ですが、道具を大事に使う習慣は、結果的に「今のネックウォーマーが合っているか、合っていないか」を自分で判断しやすくすることにもつながります。違和感の原因が素材の劣化にあるのか、単にタイプが合っていないのかを切り分けられるようになると、次にネックウォーマーを選ぶときの判断もしやすくなるはずです。

よくある質問

Qネックウォーマーとネックゲイター、バラクラバの違いは何ですか?

Aネックウォーマーは首元を覆う防寒具全般を指す呼び方で、その中に筒状のチューブ型(ネックゲイターとも呼ばれます)、頭からかぶって顔全体まで覆うバラクラバ型、前面にファスナーが付いたジップ開閉型が含まれます。用途や防寒性の強さに応じてタイプを選ぶのがおすすめです。

Qネックウォーマーをすると必ずゴーグルが曇りますか?

A必ず曇るわけではありませんが、鼻や口から出た息がネックウォーマーの内側にこもり、ゴーグルのレンズ内側に触れると曇りやすくなります。鼻先やゴーグルの真下に少し息の抜け道を作るように着用したり、呼気を逃がす設計のモデルを選んだりすることで、曇りにくくすることができるとされています。

Qヘルメットと一緒に使う場合、どのタイプを選べばいいですか?

A首元だけを覆うチューブ型やジップ開閉型は、比較的ヘルメットとの干渉が少ないとされています。バラクラバ型を使う場合は、「ヘルメット対応」と明記されたモデルを選ぶと、後頭部のアジャスターへの干渉や圧迫感を避けやすくなります。

Q発熱素材のネックウォーマーは、じっとしていても暖かいですか?

Aブレスサーモなどの吸湿発熱素材は、汗や水蒸気を吸収することで発熱する仕組みのため、運動して汗をかいている状態のほうが発熱効果を感じやすいとされています。じっとしていて汗をかいていない状態では、通常の防寒素材と大きな差を感じにくい場合もある点は理解しておくとよいでしょう。

Qサイズはフリーサイズを選べば問題ないですか?

Aチューブ型・ジップ開閉型は幅と丈の実寸をcm表記で確認し、普段使っているマフラーなどと比較するのがおすすめです。バラクラバ型はONEサイズ展開が多く、頭が大きめの人や髪の量が多い人はきつく感じる場合があるため、可能であればヘルメットを持参して試着するとより安心です。

Q洗濯機で丸洗いしてもいいですか?

A洗濯ネットに入れて中性洗剤でやさしく洗うのが基本とされています。柔軟剤の多用や乾燥機の使用は、発熱素材やストレッチ素材の機能性低下につながる場合があるとされ、風通しの良い日陰での自然乾燥がおすすめです。商品タグの洗濯表示も事前に確認してください。

Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?

Aチューブ型のエントリーモデルであれば2,500〜4,000円程度で、防寒性のある素材を使ったモデルが揃います。ヘルメット対応のバラクラバ型もおおむね3,000〜4,000円程度が目安です。最初の1枚であれば、無理に高額なものを選ぶ必要はなく、まずは自分がよく滑るコンディションに合ったタイプを優先して選ぶのがおすすめです。

迷ったらこれ|この記事のNo.1

ミズノ MIZUNO ユニセックス 発熱素材 ブレスサーモ ネックウォーマー 32JYA707

ミズノ MIZUNO ユニセックス 発熱素材 ブレスサーモ ネックウォーマー 32JYA707

参考価格 2,600円

向いている人:まず1枚、扱いやすい薄手のネックウォーマーを試してみたい人

あわせて検討したいサービス

PR
専門店ヴィクトリア サーフ&スノー

サーフィン・スキー・スノーボード用品に特化した専門店の公式通販

公式通販を見る →
  • サーフ・スノー用品の専門店
  • 板・ブーツ・ウェアのラインナップが広い

※ アフィリエイトプログラムを利用しています。料金・キャンペーンは変動するため最新情報は各公式サイトでご確認ください。

体づくりはジム・スタジオで

関連記事

SPOGEAR編集部

スポーツ用品の選び方・比較レビューを専門に発信。実際の売れ筋データや口コミをもとに、初心者にもわかりやすい商品選びの基準を紹介しています。

運営者情報を見る →
SPOGEAR

他のスキー・スノーボード用品ガイドも見る

気になる用品が見つかったら、各ストアで価格・在庫をチェックしてみてください。

ガイド一覧を見る →
Amazonで見る楽天で見るYahoo!で見る