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ラグビー選手向け栄養補給・サプリメント|おすすめ4選
ラグビー

ラグビー選手向け栄養補給・サプリメント|おすすめ4選

ラグビーの激しいコンタクトと間欠的な運動強度に対応するための栄養補給の考え方を解説。プロテイン・アミノ酸・パウダー系サプリの選び方と、増量期・試合期それぞれで候補になりやすい4商品を紹介します。

公開:更新:執筆:SPOGEAR編集部

本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。掲載商品は編集部が楽天市場・Yahoo!ショッピングで販売実態を確認したうえで選定しており、広告主の意向で評価を変えることはありません。編集方針を見る →

「体をもっと大きくしたい」「練習の疲れが抜けない」「試合終盤でスタミナが切れる」——ラグビーを続けていると、こうした悩みに一度はぶつかります。ラグビーは80分間走り続けるわけではなく、スクラムやタックルのような瞬間的に強い力を出す局面と、ポジショニングのために走る局面が交互に訪れる、独特の運動強度を持つ競技です。そのため必要になるエネルギーや栄養素も、単純な持久系競技や筋力系競技とは少し異なります。加えて、フォワードとバックスでは体づくりの方向性そのものが違うことも多く、「とりあえずプロテインを飲んでおけばいい」という一括りの考え方では、狙った効果が得られにくいこともあります。この記事では、ラグビー選手が栄養補給やサプリメントを選ぶときにまず押さえておきたい基本の考え方を整理したうえで、選ばれることが多い4つの商品を紹介します。なお、この記事は栄養素やサプリメントの一般的な特性を紹介するものであり、医療行為や個別の食事指導を代替するものではありません。持病がある方や成長期の中高生は、購入・摂取前に医師や管理栄養士、指導者に相談してください。

この記事でわかること

  • なぜラグビーに「専用の」栄養補給の考え方が必要なのか
  • まず食事が基本、サプリメントは「補う」ためのもの
  • ポジション別に見る栄養補給の方向性
  • 商品を選ぶときに見るべき3つのポイント
  • 増量期と試合期で使い分けるという考え方
  • ラグビー選手向けの栄養補給サプリ4選
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ラグビー選手向けの栄養補給サプリ4選

ここから紹介するのは、実際に候補として絞り込んだものです。まず前置きとして、これらを摂取すれば必ず体が大きくなる、疲労が取れる、という話ではありません。いずれもメーカーの商品ページ上でスポーツ用途として案内されているものの中から、原料の種類・摂取シーンが異なる4商品を選びました。表示している価格は記事作成時点の参考価格です。変わることがあります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・容量・フレーバーを確認してください。

4商品を並べると、原料の種類(ホエイプロテイン/アミノ酸)と形状(パウダー/タブレット)で役割が分かれているのが分かります。SAVASとDNSはどちらもホエイプロテインで、体づくり(増量・筋肉の回復)を主目的にしたい選手向け、VAAMとウイダーはアミノ酸系で、運動前後の手軽な栄養補給を主目的にしたい選手向けという色分けになっています。

自分に合うかどうかは、ポジションや今のシーズン(増量期か試合期か)、そして摂取したいシーンによって変わります。まず体づくりをしっかり進めたいならSAVASかDNS、練習会場や遠征先でも手軽に使いたいならVAAMかウイダー、という選び方をすれば、大きく外すことは少ないでしょう。表示価格・仕様は変わる場合があります。購入前に商品ページで最新の情報を確認しておきましょう。

価格だけで比べるとVAAMが手頃に見えますが、これはたんぱく質を主目的とした商品ではないためです。体づくりを目的にするならプロテイン、手軽な栄養補給を目的にするならアミノ酸系、というように「目的に対して選んでいるか」を意識することが、価格の比較よりも重要なポイントになります。

また、今回紹介したのはいずれも国内の大手メーカーが展開する、比較的入手しやすい商品です。サプリメント選びに絶対の正解はなく、味の好みや続けやすさによっても評価は変わります。まずは1つ試してみて、体調やパフォーマンスの変化を記録しながら、自分に合うものを見つけていく姿勢がおすすめです。

No.1明治 ザバス(SAVAS)ホエイプロテイン100 リッチショコラ味 980g
定番ブランドのホエイプロテイン

明治 ザバス(SAVAS)ホエイプロテイン100 リッチショコラ味 980g

参考価格6,570円

国内で広く支持されているホエイプロテインの定番シリーズ。水や牛乳に溶かして飲むパウダータイプで、練習後のリカバリー補給として取り入れやすい設計です。ビタミンB群も配合されています。

こんな人にまず定番のホエイプロテインから体づくりを始めたい選手
原料ホエイプロテイン
内容量980g
フレーバーリッチショコラ味
形状パウダー(水・牛乳に溶かして摂取)
配合成分ビタミンB群 配合
製造販売元株式会社 明治

ここが良い

  • 国内大手メーカーの定番シリーズで、味・溶けやすさともに実績がある
  • 980gの大容量で、毎日継続して飲む選手にはコストパフォーマンスが良い
  • ビタミンB群が配合されており、たんぱく質の代謝をサポートする設計になっている

注意点

  • パウダータイプのためシェイカーと水(または牛乳)の準備が必要で、外出先での摂取にはやや手間がかかる
  • 大容量パックのため、初めて試す場合は少量パックから試したほうが失敗しにくい
価格を確認しています
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No.2DNS(ディーエヌエス)プロテインホエイ100 630g
競技現場での実績があるブランド

DNS(ディーエヌエス)プロテインホエイ100 630g

参考価格約4,233円

アスリート向けサプリメントブランドDNSのホエイプロテイン。ラグビーを含む多くの競技現場で使われている実績のあるシリーズで、630gの標準サイズです。フレーバーはチョコレート・ストロベリー・抹茶など複数から選べます。

こんな人に本格的に増量・体づくりに取り組みたいフォワードの選手
原料ホエイプロテイン
内容量630g(フレーバーを選択)
形状パウダー(水・牛乳に溶かして摂取)
販売元スポーツダグアウト(楽天市場)

ここが良い

  • 競技スポーツの現場での使用実績があるブランドで、本格的に体づくりに取り組みたい選手に選ばれやすい
  • 630gの標準サイズで、初めてでも試しやすく、フレーバーの選択肢も多い
  • チョコレート・ストロベリー・抹茶など複数の味から好みで選べる

注意点

  • 増量期に毎日摂る選手にとっては、大容量タイプに比べると減りが早い
  • パウダータイプのため、遠征先など水や牛乳の準備が難しい場面ではやや不便
No.3明治 ヴァーム(VAAM)アスリートパウダー パイナップル風味 10.5g×12袋
個包装で携帯しやすいアミノ酸パウダー

明治 ヴァーム(VAAM)アスリートパウダー パイナップル風味 10.5g×12袋

5.00(1件のレビュー)

参考価格1,970円

アミノ酸を配合したスポーツ用パウダー飲料。運動前後の水分・アミノ酸補給を目的として設計されており、個包装タイプで持ち運びやすいのが特徴です。練習や試合の合間の栄養補給に取り入れやすい商品です。

こんな人に練習や試合の合間に手軽にアミノ酸補給をしたい選手
原料アミノ酸配合パウダー
内容量10.5g×12袋
フレーバーパイナップル風味
形状個包装パウダー(水に溶かして摂取)
製造販売元株式会社 明治

ここが良い

  • 1袋ずつの個包装で、練習会場や遠征先にも持ち運びやすい
  • 4商品の中で最も価格が手頃で、まず試してみたい選手にリスクが少ない
  • 運動前後のタイミングでの利用を想定した設計で、使うシーンをイメージしやすい

注意点

  • たんぱく質を主目的とした商品ではないため、体づくり(増量)を主目的にする場合は別途プロテインとの併用が前提になる
  • 1袋あたりの内容量は少なめで、大人の男性が日常的に使うにはコストがかさみやすい
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No.4森永製菓 ウイダー(weider)アミノタブレット ビッグボトル 390g
水なしで摂取できるタブレットタイプ

森永製菓 ウイダー(weider)アミノタブレット ビッグボトル 390g

参考価格6,458円

アミノ酸を配合したタブレット(錠剤)タイプのサプリメント。水なしでそのまま摂取できるため、シェイカーの準備が難しい練習中や移動中の栄養補給に向いています。ボトルタイプで携帯性も確保されています。

こんな人に水の準備が難しい練習中や移動中にも手軽に栄養補給をしたい選手
原料アミノ酸配合タブレット
内容量390g(ビッグボトル)
形状タブレット(水なしで摂取可能)
製造販売元森永製菓株式会社

ここが良い

  • 水やシェイカーが不要で、練習の合間や移動中でもすぐに摂取できる
  • ボトル入りで持ち運びやすく、バッグに入れておいても場所を取りにくい
  • 大容量タイプのため、継続して使う場合のコストパフォーマンスに優れる

注意点

  • 4商品の中では価格帯がやや高めで、初めて試すには少量タイプの検討も一案
  • タブレットの粒がやや大きいと感じる人もおり、好みが分かれる可能性がある
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■ スペック比較表

商品明治 ザバス(SAVAS)ホエイプロテイン100 リッチショコラ味 980g明治 ザバス(SAVAS)ホエイプロテイン100 リッチ…DNS(ディーエヌエス)プロテインホエイ100 630gDNS(ディーエヌエス)プロテインホエイ100 630g明治 ヴァーム(VAAM)アスリートパウダー パイナップル風味 10.5g×12袋明治 ヴァーム(VAAM)アスリートパウダー パイナップ…森永製菓 ウイダー(weider)アミノタブレット ビッグボトル 390g森永製菓 ウイダー(weider)アミノタブレット ビッ…
参考価格6,570円約4,233円1,970円6,458円
購入
原料ホエイプロテインホエイプロテインアミノ酸配合パウダーアミノ酸配合タブレット
内容量980g630g(フレーバーを選択)10.5g×12袋390g(ビッグボトル)
フレーバーリッチショコラ味—パイナップル風味—
形状パウダー(水・牛乳に溶かして摂取)パウダー(水・牛乳に溶かして摂取)個包装パウダー(水に溶かして摂取)タブレット(水なしで摂取可能)
配合成分ビタミンB群 配合———
製造販売元株式会社 明治—株式会社 明治森永製菓株式会社
販売元—スポーツダグアウト(楽天市場)——

※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。

※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

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なぜラグビーに「専用の」栄養補給の考え方が必要なのか

ラグビーの練習や試合では、スプリント・コンタクト・スクラムなど強度の異なる動きが繰り返されます。この「間欠的な高強度運動」という特性は、マラソンのような一定ペースの持久系競技とも、短距離走のような瞬発力のみの競技とも異なり、エネルギー消費のパターンが複雑です。さらにタックルやモールなど体をぶつけ合う場面が多いため、筋肉や関節へのダメージも他競技に比べて大きくなりがちです。

こうした特性から、ラグビー選手の栄養補給には大きく分けて「エネルギー補給」「体づくり(筋肉の合成・回復)」「コンディション維持(疲労回復・免疫維持)」という3つの役割が求められます。市販の栄養補給食品やサプリメントも、この3つのどれを主な目的にしているかで成分の設計が変わってくるため、まず自分が今どの役割を重視したいのかを整理してから商品を探すと、選びやすくなります。

また、ラグビーはポジションによって求められる体格や動きが大きく異なる競技でもあります。スクラムを組むフロントローの選手と、広いスペースを駆け回るウイングの選手とでは、必要な体重も筋肉量も違います。同じチームの中でも「増量したい選手」と「今の体重を維持しながら瞬発力を高めたい選手」が混在しているのがラグビーの特徴で、栄養補給の考え方も一律ではないという前提を持っておくことが大切です。

この記事では、プロテインやアミノ酸系サプリメントを中心に、ラグビー選手が実際に取り入れやすい栄養補給の選択肢を紹介していきます。あくまで「食事を基本としたうえでの補助」という位置づけであり、サプリメントだけで体づくりが完結するわけではない点は先にお伝えしておきます。

この記事のスタンス

商品ごとの効果については「〜とされる」「〜を目的として設計されている」という表現にとどめています。栄養補給の効果には個人差があり、必ずそうなるとは限らないためです。判断材料として使い、可能であればチームの栄養サポートスタッフや管理栄養士にも相談することをおすすめします。

まず食事が基本、サプリメントは「補う」ためのもの

サプリメントという言葉から「特別な効果がある魔法の粉」のようなイメージを持つ人もいますが、実際には日々の食事で不足しがちな栄養素を効率よく補うための「補助食品」という強みを持つ製品です。まずはこの前提を押さえておきましょう。

たとえば、体づくりに必要なたんぱく質は本来、肉・魚・卵・大豆製品・乳製品といった食事から摂取するのが基本です。ただし、練習や試合が続くハードなシーズン中は、必要なたんぱく質量を毎食の食事だけで満たすのが難しい場面も出てきます。体重70kgの選手が体重1kgあたり1.6〜2.0g程度のたんぱく質摂取を目安にする場合、1日あたり112〜140g程度が必要になる計算です。これを食事だけで賄おうとすると、かなりの量の肉や魚を毎食用意する必要があり、現実的に難しいこともあります。こうした「食事だけでは足りない分」を効率よく補う手段として、プロテインパウダーなどのサプリメントが活用されています。

つまり、サプリメントは食事の代わりではなく、食事を土台としたうえでの「上乗せ」の役割です。三食をおろそかにしてサプリメントだけに頼るような使い方は、かえって栄養バランスを崩す原因にもなりかねません。まずは普段の食事量と内容を振り返り、そのうえで「どうしても不足しがちな部分」を補うという考え方でサプリメントを位置づけると、無理なく続けやすくなります。

特に成長期にあたる中高生の選手は、体づくりだけでなく身長の伸びや骨の発達にもエネルギーが必要な時期です。サプリメントに頼りすぎず、まずは主食・主菜・副菜のそろった食事量を確保することが優先されます。中高生がプロテインなどのサプリメントを取り入れる場合は、保護者や指導者と相談したうえで、あくまで補助として活用するようにしてください。

ポジション別に見る栄養補給の方向性

ラグビーはポジションによって求められる体格・運動特性が大きく異なるため、栄養補給の優先順位もポジションごとに変わってきます。ここでは大まかな傾向を整理しますが、実際にはチームの戦術やコーチの方針によっても変わるため、あくまで目安として捉えてください。

■ フォワード(増量・パワー重視)

スクラムやモールで相手と直接ぶつかり合うポジションのため、体重・筋肉量そのものが武器になりやすいとされています。摂取エネルギー量とたんぱく質量をやや多めに確保し、体重を落とさずに筋肉量を増やす方向性の栄養補給が中心になります。トレーニング直後の速やかな栄養補給が特に重視される傾向があります。

■ バックス(俊敏性・持久力重視)

広いスペースを駆け回り、スプリントを繰り返すポジションのため、体重を増やしすぎず、瞬発力と持久力を維持する方向性の栄養補給が中心になります。過剰なエネルギー摂取による体脂肪の増加は動きの俊敏性を落とす可能性があるとされ、たんぱく質を中心に、体重管理を意識した栄養補給が求められる傾向があります。

■ 共通して重要な回復期の補給

ポジションを問わず、練習や試合直後の栄養補給(いわゆるリカバリー)は重要とされています。運動後45分以内をひとつの目安として、たんぱく質と糖質を組み合わせて摂取すると、筋肉の回復や疲労物質の代謝がスムーズに進みやすいとされています。

商品を選ぶときに見るべき3つのポイント

プロテインやアミノ酸系サプリメントの商品ページには、成分名や含有量など、聞き慣れない情報が多く並んでいます。すべてを細かく理解する必要はありませんが、初心者がまず押さえておきたいのは「原料の種類」「摂取タイミングとの相性」「携帯のしやすさ」の3点です。

まず原料の種類です。プロテインパウダーには主に「ホエイプロテイン」「カゼインプロテイン」「ソイプロテイン」の3種類があります。ホエイは体への吸収が比較的早いとされ、練習直後のリカバリーに向いているとされています。カゼインは吸収がゆるやかで、就寝前など長時間空腹になるタイミングでの利用に向いているとされます。ソイは植物性で腹持ちが良いとされ、体重管理を意識したい選手にも選ばれています。多くの選手はまずホエイプロテインから試すケースが多いようです。

次に摂取タイミングとの相性です。パウダータイプは水や牛乳に溶かして飲む必要があるため、自宅や合宿所など準備ができる環境向きです。一方、タブレット(錠剤)タイプやゼリータイプは、シェイカーや水がなくてもそのまま摂取できるため、練習会場への持ち運びや、試合前後のすきま時間での利用に向いています。「いつ・どこで摂取したいか」を先に決めてから、パウダー系かタブレット・ゼリー系かを選ぶと、実際に続けやすくなります。

最後に携帯のしやすさです。合宿や遠征、部活動の練習会場など、自宅以外で栄養補給をする機会が多い競技だからこそ、個包装になっているか、シェイカー不要で摂取できるかといった点も、継続のしやすさに直結します。特に高校・大学の部活動では、荷物をコンパクトにまとめたいというニーズも大きいため、パッケージの携帯性も候補を絞る際の判断材料にしてみてください。

アンチ・ドーピングの確認を忘れずに

大会規定によっては、使用するサプリメントにアンチ・ドーピングの認証(インフォームドチョイスなど第三者認証プログラム)が求められる場合があります。特に高体連・大学・社会人の公式戦に出場する選手は、所属チームの方針や大会規定を必ず確認したうえで商品を選んでください。判断に迷う場合は、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)の情報や、チームのトレーナー・医療スタッフに相談することをおすすめします。

増量期と試合期で使い分けるという考え方

ラグビーのシーズンは、体づくりに時間をかけられるオフシーズン・増量期と、コンディションを整えながら試合をこなす試合期とに分かれることが一般的です。栄養補給の内容も、このシーズンに応じて重点を変えると効果を実感しやすくなります。

増量期は、体重・筋肉量を計画的に増やしていく時期です。この時期はたんぱく質だけでなく、糖質を含むエネルギー全体の摂取量を意識することが重要とされています。プロテインパウダーの中には、たんぱく質に加えて糖質やビタミン・ミネラルをバランスよく配合した「ウエイトアップ」「マスアップ」を謳うタイプもあり、食が細くなかなか体重が増えない選手には候補になりやすいとされています。

試合期は、練習と試合の疲労をいかに翌日に持ち越さないかが焦点になります。この時期は、練習・試合直後の速やかなリカバリー補給と、日々のコンディション維持のための栄養バランスが重視される傾向があります。アミノ酸系のサプリメントは吸収が比較的早いとされ、練習直後や試合のハーフタイムなど、限られた時間での栄養補給に向いているとされています。

なお、体重の増減は本人の体質や代謝、練習量によっても大きく左右されます。「このサプリメントを飲めば必ず体重が増える/減る」というものではなく、あくまで食事全体とトレーニング内容とのバランスの中で効果が現れるものだと理解しておくことが大切です。焦って過剰に摂取するのではなく、体重や体調の変化を記録しながら、少しずつ調整していく姿勢が結果的に近道になります。

摂取タイミングの目安

サプリメントは「いつ摂取するか」によって期待できる役割が変わってきます。ここでは一般的に言われているタイミングの目安を整理します。あくまで目安であり、体質や運動量によって最適なタイミングは変わる点に注意してください。

練習・試合の直後(目安として45分以内)は、筋肉の回復に必要な栄養素が特に吸収されやすいタイミングとされ、「ゴールデンタイム」と呼ばれることもあります。このタイミングでたんぱく質と糖質を一緒に摂取すると、筋肉の回復や疲労物質の代謝がスムーズに進みやすいと言われています。ホエイプロテインのように吸収が早いとされるタイプは、このタイミングでの利用に向いているとされています。

就寝前は、睡眠中に体の回復が進む時間帯であるため、ゆっくり吸収されるとされるタイプの栄養補給が向いているという考え方もあります。日中に十分な食事が取れなかった日の補助として活用する選手もいます。

練習・試合の前や合間は、エネルギー切れを防ぐための軽い糖質・アミノ酸補給が中心になります。空腹の状態で激しい運動をすると集中力の低下やパフォーマンスの低下につながる場合があるとされ、消化に時間のかかる食事よりも、吸収の早いタイプの栄養補給が向いているとされています。

摂取量は商品の表示を守る

サプリメントは「多く摂取すればするほど効果が高まる」というものではありません。過剰摂取は胃腸への負担や、栄養バランスの偏りにつながる可能性があります。商品パッケージに記載されている1日あたりの摂取目安量を守り、体調に異変を感じた場合は摂取を中止して医師に相談してください。

食事とサプリメントのバランスの取り方

最後に、サプリメントを取り入れる際に意識しておきたい食事全体とのバランスについて触れておきます。

基本となるのは、主食(ごはん・パンなどの糖質源)・主菜(肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質源)・副菜(野菜・きのこ・海藻などのビタミン・ミネラル源)がそろった食事です。この基本形をベースにしたうえで、練習量や試合スケジュールに応じてサプリメントで不足分を補うという順序を意識すると、栄養バランスを崩しにくくなります。

特に増量期は「とにかく食べる量を増やす」ことに意識が向きがちですが、糖質や脂質に偏った食事では体脂肪ばかりが増えてしまい、狙った筋肉量の増加につながりにくいこともあります。たんぱく質を意識しつつ、野菜や果物からのビタミン・ミネラル摂取も合わせて心がけると、体づくりの効率が上がりやすいとされています。

水分補給についても触れておくと、ラグビーは接触プレーが多く、練習中の発汗量も多い競技です。サプリメントでの栄養補給と合わせて、こまめな水分補給も忘れずに行いましょう。水分補給用のボトルやハイドレーション用品の選び方については、当サイトの別記事でも詳しく取り上げています。

サプリメントはあくまで食事の補助であり、それ単体で体づくりが完結するものではありません。日々の食事・睡眠・トレーニングという土台があってこそ、サプリメントの効果を実感しやすくなります。焦らず、まずは基本の食事量を見直すところから始めてみてください。

よくある質問

Qラグビー選手は1日にどれくらいたんぱく質を摂ればいいですか?

A一般的な目安として、体重1kgあたり1.6〜2.0g程度が挙げられることが多いです。体重70kgの選手であれば112〜140g程度が目安になりますが、ポジションや増量期・試合期などのシーズンによっても変わるため、あくまで一つの目安として捉えてください。

Qプロテインはいつ飲むのが効果的ですか?

A練習・試合直後の45分以内は、筋肉の回復に必要な栄養素が吸収されやすいタイミングとされ、このタイミングでの摂取が候補になりやすいです。就寝前や食事の補助として摂取する選手もいますが、体質や生活リズムによって最適なタイミングは変わります。

Qフォワードとバックスで栄養補給の考え方は違いますか?

A傾向として、フォワードは増量・パワー重視でエネルギー量とたんぱく質をやや多めに確保する方向性、バックスは俊敏性・持久力重視で体重を増やしすぎない方向性の栄養補給が挙げられます。ただしチームの戦術や個人の体質によっても変わるため、あくまで大まかな傾向として参考にしてください。

Qサプリメントを飲めば必ず体が大きくなりますか?

Aサプリメントはあくまで食事で不足しがちな栄養素を補う補助食品であり、それ単体で必ず体が大きくなるというものではありません。基本となる食事量とトレーニング内容が伴ってはじめて、体づくりの効果を実感しやすくなるとされています。

Q中高生でもプロテインを飲んでいいですか?

A成長期は体づくりだけでなく身長の伸びや骨の発達にもエネルギーが必要な時期です。まずは主食・主菜・副菜のそろった食事量を優先し、プロテインなどのサプリメントを取り入れる場合は保護者や指導者と相談したうえで、あくまで補助として活用することをおすすめします。

Q大会に出場する場合、サプリメント選びで気をつけることはありますか?

A大会規定によっては、使用するサプリメントにアンチ・ドーピングの第三者認証が求められる場合があります。所属チームの方針や大会規定を必ず確認し、判断に迷う場合は日本アンチ・ドーピング機構(JADA)の情報やチームのトレーナー・医療スタッフに相談してください。

Qパウダータイプとタブレットタイプ、どちらを選べばいいですか?

A自宅や合宿所などシェイカーや水の準備ができる環境ではパウダータイプ、練習会場や移動中などすぐに摂取したい場面ではタブレットやゼリータイプが向いているとされています。摂取したいシーンを先に決めてから形状を選ぶと、実際に続けやすくなります。

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