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練習が終わって家に帰り着いた瞬間、太ももやふくらはぎ、肩、腰のあちこちが張っていて、階段を降りるのすら億劫になった経験がある人は少なくないはずです。ラグビーはコンタクトの連続で、走る・タックルする・スクラムを組むといった動作のたびに、筋肉には想像以上の負荷がかかっています。ところが多くの選手は「練習メニュー」や「用具」には気を配っても、練習後や試合後の体をどう回復させるかについては、なんとなくストレッチをして終わり、という人が意外と多いのではないでしょうか。近年はマッサージガンやフォームローラー、リカバリー専用のサンダルなど、自宅でセルフケアができる道具が数多く販売されるようになりました。ただし、これらの道具は「何にでも効く魔法の器具」ではなく、それぞれ得意な場面や使い方のコツがあります。この記事では、ラグビーというスポーツの特性を踏まえながら、代表的なリカバリーグッズの種類と選び方を整理し、最後に候補になりやすい4点を比較します。
この記事でわかること
- なぜラグビーには「リカバリー」の視点が欠かせないのか
- リカバリーグッズにはどんな種類があるのか
- 「マッサージガン」の選び方 — 出力・アタッチメント・静音性
- 「フォームローラー」の選び方 — 硬さと表面構造
- 「リカバリーサンダル」の選び方 — ソールの厚みと足あたり
- 「エアマッサージャー」の選び方 — 圧力段階とコードレス対応
ラグビー選手におすすめのリカバリーグッズ4選
ここからは実際の候補です。マッサージガン、フォームローラー、リカバリーサンダル、エアマッサージャーという異なるタイプから1点ずつ選び、疲労のたまり方が異なるどのポジションの選手でも候補を見つけやすいようにしました。価格は記事公開時点の情報です。セールなどにより変動することがあります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・カラー展開を確認してください。
4点を並べると、狙う部位とケアのスタイルがきれいに分かれているのが分かります。MYTREXはピンポイントで強めにほぐしたい人向け、TRIGGERPOINTは広い面をじっくりほぐしたい人向け、OOFOSは道具を操作せず履くだけでケアしたい人向け、DOCTOR AIRは脚全体を包み込んでリラックスしながらケアしたい人向け、というすみ分けがされています。
どれか1点だけを選ぶなら、自分がどのポジションで、どの部位に疲労を感じやすいかを基準にするのがおすすめです。コンタクトの多いFWで肩や太もも前面が張りやすいならMYTREXかTRIGGERPOINT、走行量の多いBKでふくらはぎや足裏が張りやすいならOOFOSかDOCTOR AIRを軸に検討するとよいでしょう。予算に余裕があれば、フォームローラーとリカバリーサンダルのように、性質の異なる2点を組み合わせて揃える選手も少なくありません。
価格帯で見ると、TRIGGERPOINTのフォームローラーが最も手頃で、初めてリカバリーグッズを揃える1点目としても選びやすい価格です。電動タイプに抵抗がある場合や、まずは低コストで試してみたい場合は、フォームローラーから始めてみるのも一つの方法です。
MYTREX REBIVE MINI XS2(マイトレックス リバイブ ミニ XS2)マッサージガン
4.67(8,316件のレビュー)
参考価格14,960円
楽天市場でランキング上位の実績を持つ小型マッサージガン。片手で持てるコンパクトサイズながら複数段階の強さ調整に対応し、太もも・ふくらはぎ・肩まわりなど、ラグビーで張りが出やすい部位のセルフケアに使いやすいモデルです。
ここが良い
- MYTREX公式ストアが直接販売しており、正規品として安心して購入しやすい
- 小型サイズで持ち運びやすく、遠征先のバッグにも収めやすい
- レビュー件数が非常に多く、実際の使用感を確認しやすい
注意点
- 4点の中では本体価格がやや高め
- 出力が高い分、初めて使う場合は弱い設定から慣らす必要がある
TRIGGERPOINT GRID(トリガーポイント グリッド)フォームローラー
4.68(28件のレビュー)
参考価格5,995円
筋膜リリース用フォームローラーの代表的なブランドであるトリガーポイント社の定番モデル。表面のグリッド状パターンが指圧に近い刺激を再現するとされ、内部の中空構造により体重をかけてもへたりにくい設計になっています。
ここが良い
- 日本正規代理店による販売で、メーカー保証付きの正規品として購入できる
- 電動タイプと違い充電不要で、思い立ったときにすぐ使える
- 広い部位を一度にほぐせるため、フォワード・バックス問わず使いやすい
注意点
- 電動マッサージガンと比べると、狙った一点への強い刺激は与えにくい
- 自分の体重で圧をかけるため、慣れないうちは強さの加減が難しい場合がある
OOFOS OOahh(ウーフォス ウーアー)リカバリーサンダル
4.57(462件のレビュー)
参考価格8,580円
米国発のリカバリーフットウェアブランドの代表モデル。独自のクッション素材OOfoamを採用し、一般的なサンダルと比べて着地の衝撃を吸収しやすいとされています。練習後の履き替え用として、多くのアスリートに選ばれています。
ここが良い
- 国内正規品として販売されており、サイズ交換にも対応している
- 道具を操作する必要がなく、履き替えるだけで足への負担を和らげやすい
- サイズ展開が幅広く、体格の大きい選手でも選びやすい
注意点
- 筋肉のコリそのものをほぐす効果は他の3点と比べて限定的
- 見た目がカジュアルなため、フォーマルな場では履き替えが必要
DOCTOR AIR(ドクターエア)3Dレッグマッサージャー AIR MF-09
4.49(147件のレビュー)
参考価格9,900円〜
国内の健康家電ブランド、ドクターエアのコードレス脚用エアマッサージャー。もみほぐし・もみあげ・しぼりもみの3種類のもみ感で、足首からふくらはぎまでをケアできるとされ、コンパクトで持ち運びやすい設計になっています。
ここが良い
- メーカー公式ストアが直接販売しており、正規品として安心して購入しやすい
- コードレス対応で、ソファやベッドの上でも使いやすい
- ふくらはぎ全体を包み込むようにケアでき、装着後は手が空く
注意点
- 4点の中では本体サイズが大きく、遠征先への携行にはやや不向き
- 太もも全体のケアには対応しておらず、対象はふくらはぎから足首まで
■ スペック比較表
| 商品 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 14,960円 | 5,995円 | 8,580円 | 9,900円〜 |
| 購入 | ||||
| タイプ | 振動マッサージガン(コードレス) | 筋膜リリース用フォームローラー(凹凸グリッド構造) | リカバリーサンダル(スライドタイプ) | エアバッグ式レッグマッサージャー(コードレス) |
| 強さ調整 | 複数段階(商品ページで確認) | — | — | — |
| サイズ感 | 小型・片手で持てるコンパクトタイプ | — | — | — |
| 対応部位 | 太もも・ふくらはぎ・肩・背中・足裏など | 太もも・ふくらはぎ・背中など広い筋肉群 | — | 足首〜ふくらはぎ |
| 販売元 | MYTREX公式ストア楽天市場店 | IMPLUSオンラインストア(日本正規代理店) | — | ドクターエア公式ストア楽天市場店 |
| 保証 | — | メーカー1年保証 | — | — |
| ソール素材 | — | — | 独自クッション素材OOfoam | — |
| 対応シーン | — | — | 練習後・試合後の履き替え、移動中の着用 | — |
| 展開 | — | — | メンズ・レディース、22.0〜33.0cm | — |
| 販売形態 | — | — | 国内正規品・サイズ交換片道無料 | — |
| もみ感 | — | — | — | もみほぐし・もみあげ・しぼりもみの3種類 |
| カラー展開 | — | — | — | ブラック・ベージュ・ピンク |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
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なぜラグビーには「リカバリー」の視点が欠かせないのか
ラグビーは、サッカーのような走る動作に加えて、タックルやラック、スクラムといった強いコンタクトが繰り返し発生する競技です。1試合の中で受ける衝撃の回数は、他の球技と比べても多いとされ、練習を含めれば週に何度もその負荷が積み重なっていきます。筋肉は運動によって微細な損傷(マイクロダメージ)を受け、それが修復される過程で強くなっていくとされていますが、修復が追いつかないまま次の練習を迎えてしまうと、疲労が抜けきらない状態が続き、パフォーマンスの低下やケガのリスクにつながりやすいとも言われています。
リカバリーグッズは、この「修復が追いつかない状態」を少しでも和らげるための道具です。血流を促して疲労物質の排出を助けたり、こわばった筋膜(筋肉を包む薄い膜)をほぐしたりすることで、翌日の体の重さを軽減しやすくなるとされています。もちろん、道具だけで疲労が魔法のように消えるわけではなく、睡眠や栄養といった土台があってこそ効果を実感しやすくなる、という前提は忘れないでください。
また、ポジションによって疲労の出方が異なるのもラグビーの特徴です。フォワード(FW)はスクラムやモールでの押し合いが多く、肩・首・背中・太ももに疲労がたまりやすいとされる一方、バックス(BK)は走行距離が長く、ふくらはぎや足裏、股関節まわりの張りを訴える選手が多い傾向にあります。自分がどの部位に疲労を感じやすいかを把握しておくと、数あるリカバリーグッズの中から自分に合うものを選びやすくなります。
この記事で扱うのは、あくまで練習や試合の「あと」に自宅や合宿先で使うセルフケア用品です。試合中の負傷や強い痛みへの対応(アイシングや医療機関の受診)とは目的が異なりますので、痛みが強い場合や腫れが引かない場合は、まず整形外科やスポーツ整骨院などの専門家に相談することを優先してください。
この記事のスタンス
マッサージガンやフォームローラーの効果についてはすべての人に当てはまるとは限らないため、控えめな表現を心がけています。疲労回復の感じ方には個人差が大きく、医学的な断定ができるものではないためです。あくまで自宅でのセルフケアの選択肢の一つとして参考にしてください。
リカバリーグッズにはどんな種類があるのか
ひとくちに「リカバリーグッズ」と言っても、仕組みも得意な部位もまったく異なるいくつかの種類があります。まずは大きな分類を押さえておくと、通販サイトで商品を探すときに迷いにくくなります。
1つ目は「マッサージガン(振動マッサージ器)」です。先端のアタッチメントを筋肉に押し当て、高速で上下に振動させることで、こわばった筋肉をほぐすとされています。ピンポイントで狙った部位に当てられるのが特徴で、太ももの張りや肩まわりのコリなど、局所的な疲労に向いているとされています。
2つ目は「フォームローラー(筋膜ローラー)」です。円柱状のローラーに自分の体重を乗せ、転がすようにして筋膜をほぐす道具です。マッサージガンのように電動ではなく自分の体重を使うため、力加減を自分でコントロールしやすいのが特徴です。太ももやふくらはぎ、背中など、広い面をゆっくりほぐしたいときに向いているとされています。
3つ目は「リカバリーサンダル」です。厚みのある特殊なフォーム素材のソールを採用したサンダルで、練習後や移動中に履き替えることで、足裏やふくらはぎへの負担を和らげやすいとされています。道具というより「履くだけ」のケア用品で、他のグッズと組み合わせて使いやすいのが利点です。
4つ目は「エアマッサージャー(空気圧式マッサージ器)」です。脚や腕を覆うカフの中にあるエアバッグが膨らんだりしぼんだりを繰り返すことで、圧迫と解放を交互に加え、血流を促しやすいとされています。マッサージガンのように筋肉を直接押しほぐすタイプとは違い、脚全体を包み込むようにケアできるのが特徴です。
この4種類は、それぞれ得意な場面が異なります。「ピンポイントで強めにほぐしたいのか」「広い面をじっくりほぐしたいのか」「移動や休憩の合間に手軽にケアしたいのか」「脚全体をまとめてケアしたいのか」を自分の疲労パターンに照らして考えると、どのタイプから揃えるべきかが見えてきます。
「マッサージガン」の選び方 — 出力・アタッチメント・静音性
マッサージガンを選ぶときにまず見ておきたいのは、パワー(振動数や打撃の強さ)、アタッチメントの種類、そして音の大きさです。商品ページには「毎分◯回」「◯段階の強さ調整」といった表記があることが多く、これらの数字を比較の目安にできます。
出力が高いモデルほど、しっかりとした刺激をほぐしたい部位に届けやすいとされていますが、体格や慣れによって「強すぎる」と感じることもあります。特に初めてマッサージガンを使う場合は、強さを複数段階で調整できるモデルを選び、弱めの設定から試すのが無難です。骨の近くや関節、皮膚が薄い部分に強い振動を直接当てるのは避け、筋肉のふくらんでいる部分を狙って使うのが基本とされています。
アタッチメント(先端のヘッド部分)は、丸型・平型・フォーク型など複数の形状が付属していることが多く、丸型は広い筋肉群、フォーク型は背骨の脇や首まわりなど、形状によって向いている部位が異なります。太ももやふくらはぎなど、ラグビーで疲労がたまりやすい部位を広くカバーしたい場合は、丸型と平型の2種類が揃っているモデルを基準に選ぶとよいでしょう。
意外と見落とされがちなのが静音性です。合宿所や寮、集合住宅で使う場合、稼働音が大きいモデルだと周囲に気を遣うことになります。商品ページに「静音設計」「◯dB相当」といった記載があるかを確認し、可能であればレビューで「音が気にならない」というコメントがあるかどうかもチェックしておくと安心です。
「フォームローラー」の選び方 — 硬さと表面構造
フォームローラーは、表面が滑らかなタイプと、凹凸(グリッド状の突起)があるタイプに大きく分かれます。凹凸があるタイプは指圧に近い刺激を再現しやすいとされ、筋肉の張りが強い選手に選ばれやすい傾向があります。一方、滑らかなタイプは刺激がマイルドで、これからフォームローラーを使い始める人や、皮膚への刺激に敏感な人に向いているとされています。
硬さも重要な要素です。硬めのローラーはしっかりとした圧をかけやすい一方、体重をかけすぎると痛みを感じることもあります。柔らかめのローラーは初心者でも扱いやすいものの、体格が大きい選手だと物足りなさを感じる場合があります。ラグビー選手は他競技と比べて体格が大きい選手も多いため、硬さの目安が明記されているモデルを選ぶと失敗しにくくなります。
サイズにも注目してください。全長30cm前後のショートタイプは持ち運びやすく、遠征先のバッグにも収まりやすい一方、全長45〜90cm程度のロングタイプは背中など広い部位を一度にほぐせる利点があります。自宅でじっくりケアしたいのか、遠征先にも持って行きたいのかによって、選ぶサイズを変えるとよいでしょう。
「リカバリーサンダル」の選び方 — ソールの厚みと足あたり
リカバリーサンダルは、専用のクッション素材を採用したソールが特徴です。一般的なビーチサンダルよりも厚みがあり、着地の衝撃を吸収しやすいとされています。練習後にスパイクやスタッドから履き替えることで、足裏やふくらはぎへの負担を和らげる目的で使われます。
チェックしたいポイントは、ソールの厚みとアーチサポート(土踏まずを支える形状)の有無です。厚みがあるほどクッション性が高くなりやすい一方、重量も増えるため、遠征先への携行を重視するなら軽量モデルとのバランスを考える必要があります。アーチサポートが備わっているモデルは、長時間履いても足裏が疲れにくいとされ、練習後だけでなく移動中の着用にも向いています。
サイズ選びでは、指がサンダルからはみ出さない程度に、実際の足長より少し余裕を持たせるのが一般的とされています。特に練習後は足がむくみやすいため、普段のスニーカーサイズよりワンサイズ大きめを検討する選手も少なくありません。
「エアマッサージャー」の選び方 — 圧力段階とコードレス対応
エアマッサージャーは、脚全体を覆うカフの中で空気圧を変化させることで、下から上へ圧迫と解放を繰り返し、血流を促しやすいとされる道具です。マッサージチェアなどの大型家電と異なり、コンパクトなモデルであれば自宅の限られたスペースでも使いやすいのが特徴です。
選ぶ際は、圧力の強さを何段階で調整できるかを確認してください。段階が多いほど、その日の疲労度に合わせて細かく強さを調整しやすくなります。また、コードレスで使えるモデルは、ソファやベッドの上でリラックスしながら使いやすく、テレビを見ながら、あるいはストレッチをしながらのながら使いにも向いています。
装着のしやすさも見逃せないポイントです。ふくらはぎ全体を覆うタイプは装着に多少時間がかかりますが、脚をしっかり包み込んでケアできます。一方、コンパクトなタイプは装着が簡単で、練習後にすぐ使い始めやすいという利点があります。自分がどれだけこまめに使う習慣をつけられそうかを考えて選ぶとよいでしょう。
使用を避けたほうがよいケース
妊娠中の方、静脈血栓症などの血流に関する持病がある方、皮膚に傷や炎症がある部位への使用は避けるべきとされています。持病がある場合や不安がある場合は、使用前に医師に相談してください。マッサージガンやエアマッサージャーは医療機器ではなく、あくまでセルフケア用品である点にも留意してください。
疲労パターン別に見る3タイプ
ここまで紹介した道具を、ラグビーでの疲労のたまり方に応じて3つの傾向に整理しました。すべての選手にきれいに当てはまるわけではありませんが、最初の1点を選ぶときの目安にしてください。
■ コンタクト重視タイプ(主にFW)
スクラムやモールでの押し合いが多く、肩・首・背中・太もも前面に疲労が集中しやすいポジションです。ピンポイントで強めにほぐせるマッサージガンや、広い面をカバーできるロングタイプのフォームローラーが候補になりやすいとされています。
■ 走行量重視タイプ(主にBK)
走行距離が長く、ふくらはぎ・太もも裏・足裏の張りを感じやすいポジションです。練習後すぐに履き替えられるリカバリーサンダルや、脚全体を包み込むエアマッサージャーとの相性がよいとされています。
■ 全身まんべんなくケアしたいタイプ
特定の部位だけでなく、全身の疲労を底上げしたい選手向けの組み合わせです。フォームローラーで広い部位をほぐしたあと、マッサージガンで気になる部位を仕上げるなど、複数の道具を併用する選手も多く見られます。
選び方の3ステップ
実際にリカバリーグッズを選ぶ際は、次の3ステップで絞り込んでいくと迷いにくくなります。
- 1自分がどの部位に疲労を感じやすいかを振り返る。肩や背中など上半身が中心なら、まずはマッサージガンかフォームローラーを検討し、ふくらはぎや足裏など下半身が中心なら、リカバリーサンダルやエアマッサージャーを優先候補にするとよいでしょう。
- 2使うシーンをイメージする。自宅でじっくり時間をかけてケアしたいのか、遠征先や部活の合間に手軽に使いたいのかによって、携行のしやすさ(重量・サイズ・コードレス対応)を優先するかどうかが変わります。
- 3予算とのバランスを見る。高機能なモデルほど価格も上がる傾向にありますが、最初の1点であれば5,000〜15,000円程度のエントリーモデルから試し、使う習慣がついてから上位モデルを検討するという進め方でも十分です。
複数の道具を組み合わせる考え方
リカバリーグッズは1つだけを使うものと決まっているわけではありません。フォームローラーで筋膜を広くほぐしてから、マッサージガンで気になる部位を仕上げる、あるいはリカバリーサンダルを履きながらエアマッサージャーでふくらはぎをケアする、といった組み合わせ方をしている選手も見られます。まずは自分の疲労パターンに近い1点から試してみてください。
使うタイミングと頻度の目安
リカバリーグッズは、いつ・どれくらいの頻度で使うかによっても感じ方が変わってきます。ここでは一般的に案内されることが多い目安を紹介します。
マッサージガンやフォームローラーは、練習・試合の直後よりも、少し時間を置いてから(入浴後など体が温まったタイミング)使うほうが、筋肉がほぐれやすいとされています。1部位あたり数十秒〜1分程度を目安に、強い痛みを感じない範囲で行うのが基本です。毎日必ず行う必要はなく、体の張りが気になる日に取り入れる形で十分とされています。
リカバリーサンダルは、練習後にスパイクから履き替えて、帰宅までの移動時間や自宅でのくつろぎ時間に着用するのが一般的な使い方です。特別なタイミングを意識する必要はなく、日常的に履き替える習慣をつけることが大切とされています。
エアマッサージャーは、就寝前のリラックスタイムに使う選手が多く見られます。1回あたり15〜20分程度のモードが搭載されているモデルが多く、テレビを見ながら、あるいはストレッチと組み合わせながら使うのに向いています。
なお、練習・試合の直後に熱や腫れがある場合は、まずアイシング(冷却)を優先し、マッサージガンなどの温める・ほぐす系のケアは避けるべきとされています。急性の炎症がある部位への刺激は、かえって回復を遅らせる可能性があるためです。痛みが強い、または腫れが引かない場合は、自己判断せず専門家に相談してください。
セルフケアは治療の代わりにはならない
リカバリーグッズはあくまで日常的な疲労のケアを目的としたセルフケア用品であり、ケガの治療を目的とした医療機器ではありません。強い痛みやしびれ、腫れが続く場合は、使用を中止し、整形外科やスポーツ整骨院などの専門家の診断を受けるようにしてください。
お手入れと長持ちさせるコツ
リカバリーグッズは繰り返し肌に触れる道具でもあるため、衛生面のお手入れも欠かせません。
マッサージガンのアタッチメントやフォームローラーの表面は、使用後に汗や皮脂が付着しやすい部分です。多くのモデルは水洗いに対応していないため、アルコールを含ませた布やウェットティッシュで拭き取るのが基本とされています。本体を丸洗いすると内部の電子部品が故障する原因になるため、取扱説明書の指示に従ってください。
リカバリーサンダルは、汚れがひどい場合は水洗いできるモデルが多いものの、素材によっては直射日光での乾燥が変色や劣化の原因になることがあります。風通しの良い日陰で自然乾燥させるのが無難です。
エアマッサージャーのカフ部分は、直接肌に触れるため汗や皮脂の汚れが蓄積しやすい部分です。取り外して洗えるカバーが付属しているモデルもあるため、購入時にお手入れのしやすさも確認しておくと、長く清潔に使い続けやすくなります。
よくある質問
Qマッサージガンとフォームローラー、どちらを先に買うべきですか?
A予算を抑えて手軽に始めたいならフォームローラー、肩や太もも前面などピンポイントで強めにほぐしたい部位がはっきりしているならマッサージガンが目安になります。広い部位をじっくりほぐしたい人はフォームローラー、狙った一点を集中的にケアしたい人はマッサージガンが向いているとされています。
Qマッサージガンは練習直後に使ってもいいですか?
A一般的には、練習直後よりも入浴後など体が温まったタイミングで使うほうが筋肉がほぐれやすいとされています。また、強い熱感や腫れがある部位への使用は避け、そうした症状がある場合はアイシングを優先し、必要に応じて専門家に相談してください。
Qリカバリーサンダルは普段のスリッパの代わりになりますか?
A日常的な室内履きとしても使用できますが、リカバリーサンダル本来の目的は、練習や試合後にスパイクやスタッドから履き替えて足裏やふくらはぎへの負担を和らげることにあります。屋外での使用も想定された作りのモデルが多く、普段のスリッパよりも幅広いシーンで使いやすいのが特徴です。
Qエアマッサージャーは太ももにも使えますか?
Aモデルによって対応部位が異なります。今回紹介したDOCTOR AIR 3Dレッグマッサージャー AIR MF-09は足首からふくらはぎまでが対象で、太もも全体はカバーしていません。太ももまでケアしたい場合は、対応部位を商品ページで確認したうえで、太もも用・脚全体用のモデルを検討してください。
Qフォームローラーの硬さはどれを選べばいいですか?
Aラグビー選手は体格が大きい選手も多く、柔らかすぎるローラーだと物足りなさを感じる場合があります。初めて使う場合は中程度の硬さのモデルから試し、慣れてきたら好みに応じて硬めのモデルを検討するとよいでしょう。硬さの目安が商品ページに記載されているモデルを選ぶと失敗しにくくなります。
Qリカバリーグッズはポジションによって選び方が変わりますか?
Aある程度の傾向はあります。スクラムやコンタクトが多いフォワードは肩・首・背中・太もも前面が張りやすく、マッサージガンやフォームローラーが候補になりやすいとされています。走行距離が長いバックスはふくらはぎや足裏の疲労が出やすく、リカバリーサンダルやエアマッサージャーとの相性がよいとされています。
Q1点しか買えない場合、何から揃えるのがおすすめですか?
A価格を抑えて汎用性の高いものから始めたい場合は、フォームローラーが候補になりやすいです。太ももからふくらはぎ、背中まで幅広い部位に使え、充電も不要ですぐに使い始められます。特定の部位だけをしっかりほぐしたい場合は、その部位に合わせてマッサージガンやエアマッサージャーを検討してください。
迷ったらこれ|この記事のNo.1
MYTREX REBIVE MINI XS2(マイトレックス リバイブ ミニ XS2)マッサージガン
参考価格 14,960円
向いている人:肩や太もも前面など、コンタクトで疲労がたまりやすいFWの選手
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