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真夏の炎天下、18ホールを回り終えたころには汗だくで、頭がぼーっとしてしまった経験はないでしょうか。ゴルフは1ラウンドに4〜5時間ほどかかるうえ、コースには日陰がほとんどなく、朝から夕方まで強い日差しにさらされ続けるスポーツです。近年は猛暑日が続く年も珍しくなく、暑さ対策を怠ると熱中症のリスクが一気に高まります。そこで注目されているのが、ハンディファンやネッククーラー、ファン付きの冷却ベスト、濡らすだけで冷たくなる冷感タオルといった「冷却グッズ」です。しかし、いざ探してみると、ペルチェ式・気化熱式・保冷剤式など仕組みも価格帯もさまざまで、「結局どれを選べばいいのか分からない」という声もよく聞きます。商品ページには「-17℃」「大風量」「UPF50+」といった数値が並びますが、これらが何を意味していて、ゴルフというシーンにどう活かせるのかを理解している人は意外と多くありません。この記事では、冷却グッズを選ぶ際に見るべきポイントを一つずつ整理し、実在する大手ブランドの商品4点を例に、部位ごと・仕組みごとの考え方を比較していきます。
この記事でわかること
- 暑さ対策は「日陰がない」ゴルフだからこそ重要
- そもそも「冷却の仕組み」で何が変わるのか
- 「ハンディファン・ネッククーラー」の読み方 — バッテリー容量と稼働時間
- 「冷却ベスト・冷感タオル」の読み方 — 仕組みと着用シーンの相性
- 目的別に見る3つの対策レベル
- 選び方の3ステップ
ゴルフの熱中症・暑さ対策グッズおすすめ4選
実際の候補はここから紹介しますが、先に触れておきたいのは、これらを使えば絶対に熱中症にならない、という話ではありません。いずれもメーカーの商品ページ上で機能・仕様が明記されている実在のアイテムの中から、冷却の仕組みや使用シーンが異なる4点を選びました。価格・在庫は記事作成時点の参考情報で、変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるサイズ・カラーを確認してください。
4点を並べると、冷却の仕組みと荷物の量で役割が分かれているのが分かります。ミズノは電源不要で着るだけの冷却ベスト、サンコーは即効性の高いペルチェ式ネッククーラー、ドウシシャは大風量のハンディファン、SIXPADは最も身軽な冷感タオルというキャラクターの製品です。
どれから揃えるかは、暑さへの弱さや荷物を増やしたくない度合いによって変わります。まず身軽に試したいならSIXPADの冷感タオル、電池切れを気にせず着るだけで対策したいならミズノのクーリングベスト、風で涼みたいならドウシシャのハンディファン、首元をしっかり冷やしたいならサンコーのネッククーラー、という選び方をすると自分の対策レベルに合わせやすいでしょう。価格・仕様は変わる可能性があるため、購入前に商品ページで現状をチェックしてください。
また、暑さ対策は1点だけで完結させる必要はありません。むしろ、電源が不要なアイテムと、電源を使うアイテムを組み合わせることで、バッテリー切れのリスクを分散させながら涼しさを確保できます。まずは気になる1点を選び、慣れてきたら少しずつアイテムを追加していくという考え方が、無理なく対策を続けるコツです。
価格だけで比べると、ドウシシャのハンディファンとSIXPADの冷感タオルが手頃に見えるかもしれません。ただし、ハンディファンは湿度が高い日に涼しさを感じにくく、冷感タオルは乾くと効果が薄れるという弱点もあります。逆にサンコーのネッククーラーはペルチェ式で安定した冷たさが得られますが、モバイルバッテリーの携帯が必須になります。自分がどこまで対策したいか、荷物をどこまで増やせるかを考えたうえで選ぶとよいでしょう。

ミズノ公式 アイスタッチ×クールホールド クーリングベスト 保冷剤ポケット付 C2JYD40001 MIZUNO
参考価格3,520円
保冷剤ポケットの付いた接触冷感素材「アイスタッチ」を使用したクーリングベスト。濡らして着ると気化熱を利用した涼感が得られる「クールホールド」機能を搭載し、保冷剤を入れることでさらにひんやりとした着心地になります。インナーとしてもTシャツの上からでも着用できます。
ここが良い
- ミズノ公式ストアが直接販売しており、正規品として安心して購入しやすい
- 電池・充電が不要で、荷物を増やさずに暑さ対策を始められる
- 保冷剤を入れなくても、濡らすだけで気化熱による涼感が得られる
注意点
- ファン付きタイプに比べると冷却の強さは穏やかで、猛暑日には物足りなく感じる場合がある
- サイズ展開がS-M・M-Lの2種類のみで、体格によっては窮屈に感じることがある
THANKO サンコー ネッククーラーEvo USB給電モデル TK-NEMU3-BK ブラック
参考価格約3,828円
USBバスパワーで動く首掛け式のネッククーラー。強・弱・ゆらぎの3モード切り替えとサイズ調整できるネックバンドを備え、生活防水・防塵(IP33)にも対応します。
ここが良い
- 3つのモード切り替えで、暑さに合わせて風量を選べる
- サイズ調整できるネックバンドで、首の太さにあわせやすい
- 静音設計とされ、ラウンド中の同伴者に気を使いにくい
注意点
- 充電式ではなく、モバイルバッテリー(別売)への接続が必須
- ケーブルを接続するため、スイングの邪魔にならない取り回しの工夫が必要
ドウシシャ ツインブレード クリア ハンディファン+ FSA-54B 携帯扇風機
参考価格約1,280円
「Wモーター」と「W羽根」による二重反転構造で、コンパクトなボディながら大風量を実現したハンディファン。後ろの羽根で吸い込んだ風を前の羽根で送り出す仕組みで、風量は4段階に調整できます。台座にもなるカラビナ付きストラップが付属し、卓上でも使用可能です。
ここが良い
- 二重反転構造により、コンパクトな本体サイズながら強い風量が期待できるとされる
- Type-C充電式で、誤作動防止の長押し電源も備えている
- スタンド兼カラビナのストラップ付きで、携帯にも卓上にも使える
注意点
- ターボモードでの連続使用時間は約2時間程度で、ラウンド全体をこの風量でカバーするのは難しい
- ペルチェ式のネッククーラーと異なり、湿度が高い日は涼しさを感じにくい場合がある

SIXPAD公式 シックスパッド 冷感タオル 冷感グッズ MTG
4.50(8件のレビュー)
参考価格2,420円
トレーニングブランド「SIXPAD」から展開されている冷感タオル。水で濡らして絞るだけでひんやりとした肌触りが得られ、UVカット機能も備えています。ゴルフのほか、スポーツ観戦やアウトドア、フェスなど幅広いシーンでの使用が想定されたアイテムです。
ここが良い
- SIXPAD公式ショップが直接販売しており、正規品として安心して購入しやすい
- 電池・充電が不要で、水さえあればいつでも涼感を得られる手軽さがある
- 掲載時点でレビュー評価4.50(8件)と、実際の使用感を確認しやすい
注意点
- 乾いてくると涼感が徐々に薄れるため、ラウンド中に濡らし直すタイミングの確保が必要
- ハンディファンやネッククーラーに比べると、冷却効果の持続時間は短めとされる
■ スペック比較表
| 商品 | ミズノ公式 アイスタッチ×クールホールド クーリングベス… | SIXPAD公式 シックスパッド 冷感タオル 冷感グッズ… | ||
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 3,520円 | 約3,828円 | 約1,280円 | 2,420円 |
| 購入 | ||||
| 機能 | 接触冷感(アイスタッチ)・気化熱による涼感(クールホールド)・UVカット(UPF15) | — | — | 接触冷感・UVカット |
| 素材 | ポリエステル91%、ポリウレタン9% | — | — | — |
| サイズ展開 | S-M、M-L | — | — | — |
| 保冷剤 | 専用ポケット付き(保冷剤は別売り) | — | — | — |
| 原産国 | 中国製 | — | — | 中国製 |
| 発売シーズン | 2026年春夏 | — | — | — |
| 型番 | — | TK-NEMU3-BK(ブラック) | — | — |
| 電源 | — | USBバスパワー5V/1A(モバイルバッテリー別売) | — | — |
| モード | — | 強・弱・ゆらぎ | — | — |
| 首回りサイズ | — | 約37〜50cm | — | — |
| 重量 | — | 約150g(USBケーブル含む) | — | — |
| 防水・防塵 | — | 生活防水・防塵(IP33) | — | — |
| 構造 | — | — | 二重反転ファン(Wモーター・W羽根) | — |
| 風量 | — | — | 4段階調整可能 | — |
| バッテリー | — | — | リチウムイオン電池 3.7V 2000mAh(USB Type-C充電) | — |
| 使用時間目安 | — | — | 約2時間(風量「ターボ」時、満充電から) | — |
| 充電時間目安 | — | — | 約3.5時間 | — |
| サイズ・質量 | — | — | 約W7×D5.5×H14cm・約120g(本体のみ) | — |
| 付属品 | — | — | カラビナスタンド+ストラップ、USBケーブル | — |
| カラー | — | — | ホワイト・ブラック・パープル・ブルー | — |
| 使い方 | — | — | — | 水で濡らして絞るだけ(保冷剤・冷凍不要) |
| カラー展開 | — | — | — | ネイビー、グレー、ファイターズブルー(限定コラボ) |
| 販売元 | — | — | — | 株式会社MTG(SIXPAD公式オンラインショップ) |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
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暑さ対策は「日陰がない」ゴルフだからこそ重要
ゴルフ場のコースは芝を育てるために木々が計画的に配置されており、街中の公園のように自由に日陰を選んでプレーすることはできません。ティーグラウンドからグリーンまで、基本的にはずっと直射日光の下を移動し続けることになります。しかもプレー中はカートに乗っている時間だけでなく、実際に歩いてボールを探したり、素振りをしたりする時間も長く、体力の消耗は見た目以上に大きいとされています。
暑さへの対策というと、こまめな水分補給を思い浮かべる人が多いでしょう。もちろん水分補給は基本ですが、ゴルフのように長時間屋外にいるスポーツでは、それだけでは体温の上昇そのものを抑えることが難しい場合があります。そこで役立つのが、体の外側から積極的に体を冷やす「冷却グッズ」という考え方です。風を送って汗の気化熱を利用するもの、電子的に冷たさを生み出すペルチェ素子を使うもの、保冷剤や水で冷やすものなど、仕組みはさまざまですが、いずれも「休憩を待たずに、プレー中から体温の上昇を抑える」ことを目的としています。
この記事では「これを使えば熱中症にならない」というような書き方はしません。熱中症のリスクは気温・湿度・体調・水分補給の状況など複数の要因が絡み合って決まるものであり、冷却グッズはあくまでリスクを下げる一つの手段だからです。その代わり、商品ページに並ぶ数値がそれぞれ何を意味していて、ゴルフというスポーツの特性に照らしたときにどのあたりを目安にすればよいかを、できるだけ具体的に説明していきます。
なお、体調に異変を感じた場合は、道具に頼るだけでなく、速やかに日陰で休憩し、必要であれば水分・塩分を補給することが最優先です。冷却グッズはプレーを継続するための手段ではなく、快適さとリスク低減のための補助的な道具である、という位置づけを忘れないようにしてください。
この記事のスタンス
商品ごとの効果については断定を避け、「〜とされる」「〜しやすい傾向がある」といった書き方にしています。冷たさの感じ方や効果の持続時間には気温・湿度・個人差が大きく影響するためです。判断材料として使い、体調に不安がある場合は無理をせず、早めに休憩やプレーの中断を検討してください。
そもそも「冷却の仕組み」で何が変わるのか
冷却グッズの商品ページを見ると、「ペルチェ式」「気化熱」「大風量」「保冷剤」といった言葉が並びます。これらはすべて「どうやって涼しさを生み出しているか」という仕組みの違いを表しています。仕組みを理解しておくと、自分の使い方に合った道具を選びやすくなります。
まず「気化熱」を利用するタイプは、汗や水分が蒸発するときに周囲の熱を奪う性質を利用しています。ハンディファンや、首元に風を送るタイプのネッククーラーの一部がこれにあたります。仕組みがシンプルで壊れにくく、価格も比較的手頃なものが多いのが特徴です。ただし、湿度が高い日は汗が蒸発しにくく、効果を感じにくい場合があるとされています。
次に「ペルチェ素子」を利用するタイプは、電気を流すことで一方の面が冷たく、もう一方の面が熱くなるという電子部品の性質を利用しています。小型冷蔵庫にも使われる仕組みで、スイッチを入れてから数秒で冷たさを感じられるのが最大の利点です。首に直接当てるタイプのネッククーラーの多くがこの方式を採用しており、外気温や湿度に左右されにくく安定した冷たさを得やすいとされています。一方で、専用バッテリーの使用時間には限りがあり、稼働時間を確認しておく必要があります。
最後に「保冷剤・水」を利用するタイプは、冷却ベストのポケットに保冷剤を入れたり、生地を水で濡らしたりすることで冷たさを得る、昔からある方式です。電源が不要でランニングコストがかからない一方、保冷剤は時間とともに溶けて効果が薄れていくため、ラウンド中に効果を持続させるには予備の保冷剤を用意するなどの工夫が必要になる場合があります。どの仕組みにも一長一短があり、「絶対にこれが優れている」というものではなく、プレースタイルや荷物の量に応じて選ぶのがポイントです。
「ハンディファン・ネッククーラー」の読み方 — バッテリー容量と稼働時間
手持ちで風を送るハンディファンや、首から下げて使うネッククーラーは、価格が比較的手頃で、初めての冷却グッズとして選ばれやすいアイテムです。選ぶ際は、風量やモードの数だけでなく、バッテリー容量と連続稼働時間を確認することが重要です。
ハンディファンの多くは、内蔵のリチウムイオン電池をUSBで充電するタイプです。商品ページには「2000mAh」のようなバッテリー容量や、「弱で約7時間、強で約2時間」といった風量ごとの稼働時間が記載されていることが多く、ラウンド1回(4〜5時間程度)を通して使いたい場合は、弱〜中程度の風量でその時間をカバーできるかを目安に確認するとよいでしょう。近年は二重反転ファンのように、モーターと羽根を2セット搭載することで、本体は小型のまま風量を高めた設計のモデルも登場しています。
ネッククーラーの場合、ペルチェ式は専用バッテリーの容量によって稼働時間が大きく変わります。強モードは冷たさを強く感じられる一方でバッテリーの消費が早く、稼働時間が1〜2時間程度にとどまる製品も少なくありません。ラウンド中ずっと強モードで使い続けるのは難しい場合が多いため、「暑さが厳しい時間帯だけ強モードにして、それ以外は弱モードやゆらぎモードで長持ちさせる」といった使い分けを想定しておくと、電池切れのタイミングでガッカリすることを避けやすくなります。
また、バッテリーを内蔵せず、USBケーブルでモバイルバッテリーに接続して使う有線タイプも増えています。本体が軽量になる利点がある一方、モバイルバッテリー本体を別途携帯する必要があり、ゴルフバッグやポケットの中でどう持ち運ぶかも考えておく必要があります。予備バッテリーとセットで販売されているモデルであれば、電池切れの心配をさらに減らすことができます。
「冷却ベスト・冷感タオル」の読み方 — 仕組みと着用シーンの相性
風や電子部品を使わず、着るだけ・巻くだけで涼感を得られるアイテムとして、冷却ベストと冷感タオルがあります。どちらも音が出ず、電池切れの心配がないという点で、静かなプレーが求められるゴルフ場との相性がよいアイテムです。
冷却ベストは、大きく分けて「保冷剤ポケット付きタイプ」と「ファン付きタイプ」があります。保冷剤ポケット付きタイプは、ポリエステルなどの接触冷感素材にポケットが縫い付けられており、市販の保冷剤を入れて着用する仕組みです。水で濡らすことで気化熱による涼感も得られる素材が使われているモデルもあり、電源不要で軽量なぶん、スイングの動きを妨げにくいという利点があります。一方、ファン付きの冷却ベストは、両脇や背面に取り付けたファンで服の中に風を送り込み、衣服内の熱気を襟元から逃がす仕組みです。風量は強力ですが、バッテリーとファンの重さが加わり、動作音も発生するため、静かな環境でのプレーやドレスコードとの兼ね合いを確認しておく必要があります。
冷感タオルは、特殊な繊維の吸水性を利用して、水で濡らして絞るだけでひんやりとした感触が得られるアイテムです。保冷剤や事前の冷凍が不要なぶん手軽に使え、首に巻いたり、汗を拭いたりと使い方の自由度が高いのが特徴です。UVカット機能を兼ね備えたモデルも多く、紫外線対策と暑さ対策を同時に行いたい人にも選ばれやすいアイテムです。ただし、乾いてくると涼感が徐々に薄れていくため、ラウンド中に水道や飲料水で濡らし直すタイミングを確保できるかどうかも、選ぶ際のポイントになります。
どちらを選ぶかは、荷物の量や動きやすさへのこだわりによって変わります。身軽さを重視するなら冷感タオル、しっかりと体を冷やしたいなら冷却ベスト、というように、目的に応じて使い分ける、あるいは組み合わせるのがおすすめです。
目的別に見る3つの対策レベル
ここまで見てきたアイテムの組み合わせによって、暑さ対策のレベルはおおよそ3段階に分けて考えることができます。すべての人がこの区分にきれいに当てはまるわけではありませんが、自分がどのレベルを目指すかを決める目安として使ってください。
■ ライト対策型
冷感タオルを1枚持ってラウンドに出るレベルです。特別な出費や荷物の増加を抑えつつ、首や顔を冷やせるため、暑さ対策への意識を持ち始めたばかりの人の第一歩として位置づけられます。水道やドリンクホルダーで定期的に濡らし直すことが前提になります。
■ スタンダード対策型
冷感タオルに加えて、ハンディファンまたはネッククーラーのどちらか一方を組み合わせるレベルです。電源に頼る道具が1つ加わることで、水分の蒸発に左右されにくい安定した涼しさが得られ、多くのゴルファーにとって現実的なバランスの取れた対策レベルといえます。
■ フル対策型
冷却ベスト・ネッククーラー・ハンディファン・冷感タオルを状況に応じて組み合わせるレベルです。暑さに弱い人、持病があり熱中症のリスクを特に気にする人、真夏のコンペなど長時間屋外にいる機会が多い人に向いています。バッテリーの充電・予備の準備など、事前の段取りが必要になります。
選び方の3ステップ
ここまでの知識を踏まえて、実際に冷却グッズを選ぶコツを3つの手順に整理しました。ステップごとに絞り込んでいくと、数字の羅列に翻弄されずに候補を決めやすくなります。
- 1自分の対策レベルを大まかに把握する。これまで特に対策をしてこなかった人は「ライト対策型」から始め、慣れてきたら「スタンダード対策型」へ、暑さへの弱さや体調面の不安に応じて「フル対策型」まで段階的に増やしていくと無理なく続けやすくなります。
- 2使うシーンを想定する。静かなプレーが求められる格式の高いコースが多いならファン音の出ない冷感タオルや冷却ベスト(保冷剤タイプ)、練習場や気の置けない仲間とのラウンドが中心ならハンディファンやファン付きベストも選択肢に入ります。
- 3バッテリー容量・稼働時間を確認する。目安として、ラウンド1回分(4〜5時間程度)を弱〜中モードでカバーできるかを基準に比較すると選びやすくなります。稼働時間に不安がある場合は、予備バッテリーが付属したセットやモバイルバッテリー対応のモデルを検討するとよいでしょう。
暑さ指数(WBGT)も参考に
環境省などが発表する暑さ指数(WBGT)は、気温だけでなく湿度や日射・輻射熱も加味した指標です。「危険」「厳重警戒」のレベルが出ている日は、冷却グッズの使用に加えて、プレー時間の見直しや休憩の頻度を増やすなど、より慎重な対応を検討することをおすすめします。
バッテリー・充電で失敗しないために
冷却グッズの多くは電池やバッテリーを使うため、通販で選ぶ際にはサイズや機能だけでなく、電源まわりの確認も重要になります。ここでは特に見落とされがちなポイントを整理します。
まず、本体にバッテリーを内蔵しているか、外部のモバイルバッテリーが必要かを必ず確認しましょう。「バッテリー別売」と明記されている商品を、内蔵型だと思い込んで購入してしまうと、届いてから使えないというトラブルにつながります。商品ページの「セット内容」や「付属品」の欄を必ずチェックする習慣をつけてください。
次に、充電端子の規格です。近年はUSB Type-Cに統一されつつありますが、旧式のMicro USBを採用しているモデルもまだ見られます。スマートフォンや他の充電式ガジェットと同じケーブルを使い回したい場合は、規格を揃えておくと荷物を減らせます。
最後に、ラウンド前日までに充電を済ませておく習慣も大切です。冷却グッズはいざ暑さを感じてから使いたくなるものですが、フル充電までに数時間かかる製品も多く、当日の朝に気づいても間に合わないことがあります。前日の夜に充電しておく、複数の冷却グッズを使う場合はまとめて充電する日を決めておく、といった工夫で、電池切れによる「使いたいのに使えない」を防ぎやすくなります。
通販で失敗しないためのチェックリスト
購入前に「①バッテリー内蔵か別売りかを確認したか」「②充電端子の規格(Type-C/Micro USB)を確認したか」「③満充電までの時間と1回の稼働時間を確認したか」の3点をチェックしておくと、通販での電源まわりの失敗を減らしやすくなります。
買ったあとに気をつけたいこと
冷却グッズは、買って終わりではなく、使っていくうちに性能が徐々に落ちていく消耗品でもあります。特に初めて購入する人が見落としがちな点をいくつか挙げておきます。
まずバッテリーの経年劣化です。リチウムイオン電池は、充放電を繰り返すうちに徐々に最大容量が減っていく性質があります。「去年より稼働時間が短くなった気がする」と感じたら、バッテリー自体の寿命が近づいているサインかもしれません。多くの製品は本体とバッテリーが別売りで購入できるため、本体はそのままにバッテリーだけ買い替えられる場合があります。
次に、保管方法です。夏の車内など高温になる場所にリチウムイオン電池を長時間放置すると、劣化が早まったり、まれに膨張などの不具合につながったりする可能性があるとされています。ラウンド後は車内に放置せず、涼しい場所に持ち帰って保管する習慣をつけるとよいでしょう。
また、冷感タオルや冷却ベストの生地は、洗濯を繰り返すうちに接触冷感やUVカットの機能が徐々に低下していくとされています。商品タグに記載された洗濯方法(中性洗剤の使用、陰干しの推奨など)に従ってお手入れをすることで、機能をできるだけ長く保つことができます。
こうした細かなメンテナンスは、道具そのものの性能とは別の話に思えるかもしれません。ですが、暑さ対策グッズは毎回の夏、繰り返し使うものだからこそ、きちんと機能する状態を保っておくことが大切です。稼働時間の低下や冷たさの物足りなさを感じたら、バッテリーや本体の買い替えを検討するタイミングとして意識しておきましょう。
NEXT STEP
用品が揃ったら、ラウンド先も探しておきませんか
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都道府県別おすすめゴルフ場を見る →よくある質問
Qハンディファンとネッククーラー、どちらを先に買うべきですか?
Aまずは価格が手頃で、汎用性の高いハンディファンから試す人が多いとされています。ただし湿度の高い日は風による涼しさを感じにくい場合があるため、より安定した冷たさを求めるなら、ペルチェ式のネッククーラーも候補になります。荷物を増やしたくない場合は、電池不要の冷感タオルから始めるのも一つの方法です。
Qファン付きの冷却ベストは音がうるさくないですか?
Aファン付きの冷却ベストは、モデルによって動作音の大きさが異なります。静かなプレーが求められる格式の高いコースでは、同伴者への配慮として風量を弱める、電源を切るといった対応がすすめられる場合があります。音を気にせず使いたい場合は、保冷剤ポケット付きの電源不要タイプを検討するとよいでしょう。
Qネッククーラーのバッテリーはどれくらい持ちますか?
A製品や風量・冷却モードによって異なりますが、専用バッテリー使用時で1〜5時間程度が目安です。強モードほど冷たさは強くなる一方でバッテリーの消費も早くなるため、ラウンド全体をカバーしたい場合は、弱モードやゆらぎモードとの使い分け、予備バッテリーの用意を検討してください。
Q冷感タオルはどのくらいの頻度で濡らし直せばいいですか?
A気温や湿度、タオルの乾き具合によって異なりますが、涼感が薄れてきたと感じたタイミングで都度濡らし直すのが基本です。ラウンド中であれば、各ホールのティーグラウンド付近にある水道や、持参した飲料水を利用して濡らし直すとよいでしょう。
Q暑さ対策グッズは何から揃えればいいですか?
Aこれまで特に対策をしてこなかった場合は、電池不要で荷物にならない冷感タオルから始めるのがおすすめです。慣れてきたら、ハンディファンやネッククーラーなど電源を使うアイテムを1つ加え、暑さへの弱さに応じて冷却ベストなども組み合わせていくと、無理なく対策の幅を広げられます。
Qリチウムイオン電池を使った製品を車内に置いたままにしても大丈夫ですか?
A夏場の車内は高温になりやすく、リチウムイオン電池の劣化を早めたり、まれに不具合につながったりする可能性があるとされています。ラウンド後は車内に長時間放置せず、涼しい場所に持ち帰って保管することをおすすめします。
Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?
A冷感タオルであれば2,000〜3,000円程度、ハンディファンは1,000〜4,000円程度、保冷剤ポケット付きの冷却ベストは2,000〜4,000円程度、USB給電のネッククーラーは4,000円前後からが目安です。ファン付きの本格的な冷却ベストはバッテリー・ファン込みで2万円を超えることもあります。まずは手頃な1点から試し、必要に応じて対策の幅を広げていくとよいでしょう。
迷ったらこれ|この記事のNo.1

ミズノ公式 アイスタッチ×クールホールド クーリングベスト 保冷剤ポケット付 C2JYD40001 MIZUNO
参考価格 3,520円
向いている人:電池切れの心配なく、身軽に暑さ対策を始めたい人
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