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自転車ペダルの選び方|フラット・SPDの違い
サイクリング

自転車ペダルの選び方|フラット・SPDの違い

自転車のペダルを交換したい人向けに、フラットペダル・SPD・SPD-SLの違いや反射材(JIS)の有無、軸の規格、重量・素材の見方をやさしく解説。購入候補に挙がりやすいシマノのペダル3種も紹介します。

公開:更新:執筆:SPOGEAR編集部

本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。掲載商品は編集部が楽天市場・Yahoo!ショッピングで販売実態を確認したうえで選定しており、広告主の意向で評価を変えることはありません。編集方針を見る →

自転車を買ったときに付いていた純正ペダルが傷んできた、あるいは「もっと踏み込みやすいペダルに変えたい」と思ったとき、多くの人が最初にぶつかるのが「ペダルにもいろいろ種類があって、何を選べばいいのか分からない」という壁です。ペダル単体は数千円から購入できる比較的手軽なパーツですが、いざ通販サイトを開いてみると「SPD」「SPD-SL」「フラット」といった規格名や、「Q-ファクター」「反射材」「軸径」といった見慣れない言葉が並び、結局どれが自分の自転車・使い方に合うのか判断がつかないまま買い物カゴを閉じてしまう人も少なくありません。実はペダルは、サドルやハンドルと同じくらい「体と自転車を接続する重要な接点」であり、選び方次第でペダリングの効率や足への負担、さらには夜間走行時の安全性まで変わってきます。この記事では、これから自転車のペダルを交換しようと考えている人向けに、まずペダルの種類の違いを整理し、次に軸の規格や重量・素材といった見るべきポイントを解説します。最後に、実際に選ばれやすいシマノのペダル3種を、想定する使い方ごとに紹介します。なお、シューズ側の規格やサイズ選びについては別記事「サイクリングシューズの選び方」で詳しく解説していますので、ペダルとセットで検討したい場合はそちらも参考にしてください。

この記事でわかること

  • まず知っておきたい、ペダルの3つの系統
  • フラットペダルを選ぶときに見るべき3点
  • ビンディングペダル(SPD・SPD-SL)を選ぶときに見るべき3点
  • 軸の規格・Q-ファクター・重量の読み方
  • 使うシーン別に見る選び方の目安
  • 候補になりやすい自転車ペダル3選
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候補になりやすい自転車ペダル3選

ここからは選定した候補の紹介です。先にお伝えしておくと、これらに交換すれば必ずペダリングが上達するというわけではありません。いずれもシマノの商品ページ上で用途が明確に案内されているモデルの中から、フラット・SPD(両面)・SPD-SLという異なる系統を1つずつ選びました。こちらの価格は記事作成時点の目安です。日々変動する可能性があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・カラーを確認してください。

3種類を並べると、想定する規格とシーンで役割がはっきり分かれているのが分かります。PD-EF205は追加投資なしで今すぐ交換できるフラットペダル、PD-M540は着脱のしやすさを重視した両面SPD、PD-RS500はロードバイクでの走行効率を重視したSPD-SLという特徴を持つ製品です。

自分にフィットするのは、今どんな自転車に乗っていて、どのくらい本格的にサイクリングへ取り組みたいかによって変わります。まず今のペダルを日常使い向けに交換したいならPD-EF205、通勤とサイクリングを両立しつつビンディングを試したいならPD-M540、ロードバイクでの走行効率を高めたいならPD-RS500、という視点で比較すると、選びやすくなります。購入を検討する際は、価格・仕様が変わっている可能性があるので商品ページも確認してください。

なお、SPDおよびSPD-SLペダルを使うには、対応するシューズが別途必要になります。ペダル本体だけを購入しても、通常のスニーカーのままではクリートを固定できないため、シューズとクリートの規格が一致しているかを購入前に必ず確認してください。シューズ側の選び方は別記事「サイクリングシューズの選び方」で詳しく解説しています。

No.1シマノ PD-EF205 フラットペダル(トレッキング/カジュアルライド用)
日常使いの定番フラットペダル

シマノ PD-EF205 フラットペダル(トレッキング/カジュアルライド用)

参考価格7,289円

通勤・通学やカジュアルなサイクリングを想定したフラットペダル。上位グレードと同等とされる耐久性のあるペダル軸と、幅広のアルミ製本体を採用し、シューズとの接点を安定させる設計とされています。ブラック・ブルー・ホワイト・レッド・シルバーの5色展開。

こんな人に通勤・通学・買い物などの日常使いで、まず純正ペダルから交換したい人
種類フラットペダル(クリート不要)
重量約612g(1組・目安)
本体素材アルミニウム本体+樹脂プレート
カラー展開ブラック・ブルー・ホワイト・レッド・シルバー
軸規格9/16インチ(スポーツバイク標準)
対応シーン通勤・通学・カジュアルライド

ここが良い

  • シューズやクリートを追加購入する必要がなく、すぐに取り付けて使える
  • 幅広のアルミ本体で足裏全体に荷重が分散しやすいとされる
  • カラー展開が5色と豊富で、フレームカラーに合わせやすい

注意点

  • ビンディングペダルと比べると足の固定力がなく、力の伝達効率は劣るとされる
  • 踏み面のグリップが穏やかな設計のため、雨天時のグリップ力はピン付きモデルに劣る場合がある
価格を確認しています
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No.2シマノ PD-M540 SPDペダル(両面ビンディング・クリート付き)
着脱しやすい両面SPDペダル

シマノ PD-M540 SPDペダル(両面ビンディング・クリート付き)

3.86(7件のレビュー)

参考価格10,500円

両面がビンディング機構になっており、どちら側からでもクリートをはめられるSPDペダル。信号待ちや停止からの再スタートがスムーズになりやすい設計で、通勤からオフロード(MTB)まで幅広く使われているとされています。SM-SH51クリートが付属。

こんな人にこれからビンディングペダルを試したい人、通勤とサイクリングを両立したい人
種類SPD(両面ビンディング)
重量約352g(1個・目安)
付属クリートSM-SH51
本体素材アルミニウム
カラー展開ホワイト・ブラック・シルバー
軸規格9/16インチ(スポーツバイク標準)
対応シーン通勤・街乗り・MTB

ここが良い

  • 両面ビンディングのため、どちら側を踏んでも足を固定しやすい
  • クリートが同梱されており、追加でクリートを購入する必要がない
  • 通勤からオフロードまで幅広いシーンで使われている実績のある規格

注意点

  • ビンディング未経験の場合、着脱に慣れるまで練習が必要
  • シューズ側もSPD対応のものを別途用意する必要がある
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中古品です。コンディションは店舗でご確認ください。新品の最安値には含めていません。

No.3シマノ PD-RS500 SPD-SLペダル(ロード入門・クリート付き)
ロード入門の定番SPD-SL

シマノ PD-RS500 SPD-SLペダル(ロード入門・クリート付き)

4.60(15件のレビュー)

参考価格9,193円

ロードバイク向けのエントリーグレードSPD-SLペダル。樹脂ボディで軽量化とコストパフォーマンスを両立しつつ、初心者でも扱いやすいよう軽めに設定されたバネのテンションと、広い調整幅を備えているとされています。SM-SH11クリート(黄色・可動式)が付属。

こんな人にロードバイクでの本格的な走行を見据えていて、SPD-SLペダルの入門モデルを探している人
種類SPD-SL(片面ビンディング)
重量約320g(1組・目安)
付属クリートSM-SH11(黄色・6°可動式)
互換クリートSM-SH10・SM-SH12
本体素材樹脂ボディ
対応シーンロードバイクでのロングライド・レース入門

ここが良い

  • エントリーグレードでありながら上位モデルに近い設計思想を採用しているとされる
  • バネのテンションが軽めに設定されており、ビンディング初心者でも着脱しやすい
  • クリートが同梱されており、購入後すぐに取り付けを始められる

注意点

  • SPD-SLはクリートが大きく、装着したまま歩くとクリートが削れやすいため歩行には慣れが必要
  • 片面のみのビンディング機構のため、裏面を踏んだ場合は固定されない
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■ スペック比較表

商品シマノ PD-EF205 フラットペダル(トレッキング/カジュアルライド用)シマノ PD-EF205 フラットペダル(トレッキング/…シマノ PD-M540 SPDペダル(両面ビンディング・クリート付き)シマノ PD-M540 SPDペダル(両面ビンディング・…シマノ PD-RS500 SPD-SLペダル(ロード入門・クリート付き)シマノ PD-RS500 SPD-SLペダル(ロード入門…
参考価格7,289円10,500円9,193円
購入
種類フラットペダル(クリート不要)SPD(両面ビンディング)SPD-SL(片面ビンディング)
重量約612g(1組・目安)約352g(1個・目安)約320g(1組・目安)
本体素材アルミニウム本体+樹脂プレートアルミニウム樹脂ボディ
カラー展開ブラック・ブルー・ホワイト・レッド・シルバーホワイト・ブラック・シルバー—
軸規格9/16インチ(スポーツバイク標準)9/16インチ(スポーツバイク標準)—
対応シーン通勤・通学・カジュアルライド通勤・街乗り・MTBロードバイクでのロングライド・レース入門
付属クリート—SM-SH51SM-SH11(黄色・6°可動式)
互換クリート——SM-SH10・SM-SH12

※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。

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まず知っておきたい、ペダルの3つの系統

自転車のペダルは、大きく「フラットペダル」「SPD」「SPD-SL」の3系統に分けられます。どれを選ぶかによって、必要な追加パーツ(シューズやクリート)や、乗り降りのしやすさ、ペダリングの効率が大きく変わります。まずはこの3系統の位置づけをざっくり把握しておくと、商品ページの説明が読みやすくなります。

フラットペダルは、シューズを固定する機構を持たない、いわば「普通のペダル」です。普段のスニーカーやスポーツシューズのままで使えるため、追加の投資が不要で、乗り降りの自由度も一番高いのが特徴です。完成車に最初から付属しているペダルのほとんどはこのフラットペダルで、通勤・通学や近所への買い物といった日常使いでは、これで十分と感じる人も多いはずです。

SPDとSPD-SLは、いずれもシマノが展開している「ビンディングペダル」の規格で、専用のクリートを取り付けたシューズと組み合わせて使います。足がペダルに固定されるため、踏み込む力だけでなく引き上げる動作にも力を伝えられるようになり、長距離を走ったときの効率や安定感が向上するとされています。ただし、ビンディングペダルを導入するには対応するシューズとクリートが別途必要になり、費用も手間もフラットペダルより増える点は理解しておく必要があります。

SPDとSPD-SLの違いは、クリートの大きさと想定される使い方です。SPDは金属製の小さなクリートで、外した状態でも歩きやすいため、通勤・街乗り・オフロードを走るマウンテンバイク(MTB)向けに使われることが多い規格です。SPD-SLは樹脂製の大きなクリートで、ペダルとの接触面積が広く力の伝達効率を重視しており、主にロードバイクでの走行に特化しています。この規格の違いはシューズ側の対応クリートとも直結するため、ペダルとシューズは同じ規格でそろえる必要があります。

この記事では、まだビンディングペダルを試したことがない人が「今のフラットペダルのままでいいのか、ビンディングに変えるべきか」を判断できるように、それぞれの系統のメリット・デメリットを具体的に見ていきます。すでにビンディングシューズを持っている場合は、対応する規格のペダル選びの章から読み進めてください。

この記事のスタンス

ペダリングの感覚や踏みやすさには個人差が大きく、「このペダルに変えれば必ず速くなる」といった断定的な書き方は避けています。あくまで規格や仕様の見方を整理する記事として活用し、可能であれば購入前に自転車専門店で相談することをおすすめします。

フラットペダルを選ぶときに見るべき3点

フラットペダルは規格を気にする必要がない分、選ぶ基準が分かりにくくなりがちです。ここでは、フラットペダルの商品ページで確認しておきたい3つのポイントを紹介します。

フラットペダルは価格帯が広く、1,000円台の安価なものから、上位モデルでは1万円を超えるものまであります。安価なモデルは軽量な樹脂製が多く、通勤や街乗りには十分な性能を持っていますが、踏み面の耐久性や軸のベアリングの滑らかさは価格に比例する傾向があります。日常使いであれば3,000〜5,000円程度のアルミ製モデルを目安に探すと、耐久性と価格のバランスが取りやすいでしょう。

踏み面の大きさについても触れておきます。フラットペダルの踏み面は、一般的に幅90〜110mm程度のものが多く販売されています。踏み面が小さいモデルは軽量ですが、足裏の一部分に荷重が集中しやすく、長時間のライドでは疲れを感じやすいとされています。通勤距離が長い人や、休日に長距離を走る予定がある人は、踏み面が広めのモデルを選ぶと快適さが変わってくるかもしれません。

■ 本体の素材

樹脂(プラスチック)製は軽くて価格も手頃だが、耐久性や踏み心地の面では金属製に劣るとされる。アルミ製は重量と耐久性のバランスが良く、通勤・街乗り向けの中価格帯モデルに多い。上位モデルにはマグネシウムやクロモリを使った軽量・高剛性なものもある。

■ 踏み面の形状とグリップ

踏み面が広いモデルほど足裏全体で荷重を受け止めやすく、疲れにくいとされる。表面にピン(突起)が付いたモデルは靴底との摩擦を高め、雨の日や坂道でも足がずれにくいが、素足やサンダルで踏むと痛く感じることもある。通勤メインならピンなしのなめらかな踏み面、スポーツ走行メインならピン付きが選ばれやすい。

■ 反射材(リフレクター)の有無

日本の道路交通法では、夜間に自転車を運転する際、前照灯・尾灯に加えてペダルなど側方からも視認できる反射材の装備が求められる場合があります。純正・上位モデルの多くは反射材が標準装備されているが、軽量化を重視したモデルでは反射材が省略されている場合もあるため、夜間走行の機会がある人は商品ページで反射材の有無を必ず確認してください。

ビンディングペダル(SPD・SPD-SL)を選ぶときに見るべき3点

ビンディングペダルは、フラットペダルよりも構造が複雑な分、確認しておきたいポイントが増えます。ここではSPD・SPD-SL共通で見ておきたい3つの項目を紹介します。

ビンディングペダルを初めて導入する場合、多くの人が不安に感じるのが「停止するときに足を外し忘れて立ちゴケしてしまうのでは」という点です。実際、ビンディング初心者が経験する失敗として最もよく聞かれるのがこの立ちゴケです。対策としては、購入後すぐに公道へ出るのではなく、人の少ない公園や芝生の上などの安全な場所で、足の外し方(かかとを外側にひねる動作)を繰り返し練習してから実走に移ることが勧められています。

また、ビンディングペダルへの乗り換えは、いきなりSPD-SLのような本格的な規格から始めるのではなく、着脱のしやすいSPD規格・両面タイプから試すという選び方も一般的です。慣れてきて、より本格的なロードバイクでの走行を目指すようになったタイミングで、SPD-SLへのステップアップを検討する人も多く見られます。

■ 片面ビンディング・両面ビンディング

SPD規格には、ペダルの両面がビンディング機構になっている「両面タイプ」と、片面だけがビンディングでもう片面はフラットに近い「片面タイプ」がある。両面タイプはどちら側を踏んでもクリートがはまるため、信号待ちなどでの乗り降りがスムーズになりやすい。片面タイプはSPD-SLに多い構造で、走行に専念するロードバイク向けとされている。

■ 踏み込みの固定力(テンション)調整

ビンディングペダルの多くは、クリートを固定する力の強さをネジで調整できる。固定力を弱めに設定すると着脱がしやすくビンディング初心者向けになり、強めに設定すると走行中に足がぶれにくくなる。初めて使う場合は、まず最も弱い設定から試し、慣れてきたら徐々に強めていくのが安全とされている。

■ クリートの互換性

SPDペダルには基本的にSM-SH51などのSPD用クリートが、SPD-SLペダルにはSM-SH11・SM-SH10・SM-SH12などのSPD-SL用クリートが対応する。クリートは消耗品で摩耗するとペダルからの外れやすさが変わるため、ペダル購入時にクリートが付属しているか、別売りかを必ず確認する必要がある。

シューズとのセット購入を忘れずに

ビンディングペダルは、対応する規格のシューズがなければ使うことができません。ペダル本体だけを購入して「自転車に取り付けたけれど足を固定できない」ということにならないよう、ペダルとシューズ・クリートは同じタイミングで規格を確認してから購入することをおすすめします。シューズの選び方については別記事「サイクリングシューズの選び方」で詳しく解説しています。

軸の規格・Q-ファクター・重量の読み方

ペダル選びでもう一つ見落とされがちなのが、クランクとペダルをつなぐ「軸」に関する規格です。ここを間違えると、購入したペダルが自分の自転車に取り付けられないというトラブルにつながります。

一般的なスポーツバイク(ロードバイク・クロスバイク・多くのマウンテンバイク)のペダルは、クランクとの取り付け部分に「9/16インチ」というねじ径が採用されています。これは長年にわたって業界標準として広く使われている規格で、市販されているスポーツ用ペダルの多くがこのサイズに対応しています。一方、一部の子供用自転車やママチャリタイプの完成車には「1/2インチ」という異なる規格が使われている場合があり、この場合は9/16インチのペダルをそのまま取り付けることができません。購入前に、必ず今使っている自転車のペダル軸の規格を確認してください。取り付けねじの向きにも注意が必要で、左側のペダルは逆ねじ(反時計回りで締まる)になっているため、右ペダルと同じ感覚で回すと外れる方向に力がかかってしまいます。

「Q-ファクター」は、左右のペダルの踏み面までの距離(クランクの中心から見た足の左右の広がり)を指す言葉です。Q-ファクターが小さいペダルほど、足の左右の動きがコンパクトになり、ペダリングの効率という面では有利とされていますが、股関節や膝の可動域には個人差があるため、無理に狭いQ-ファクターのペダルへ変更すると膝への負担が増える人もいるとされています。特に医師やフィッターから膝の角度について指摘を受けたことがある人は、Q-ファクターの数値をむやみに変えず、まずは今の自転車の設定を基準に検討することをおすすめします。

重量については、フラットペダルは1組(左右セット)で300〜500g程度、ビンディングペダルは1組で250〜400g程度のものが多く見られます。軽量化を重視した上位モデルでは1組200g前後のものもありますが、価格も大きく上がる傾向があります。日常使いや通勤であれば、重量差は数十グラム程度にとどまることが多く、耐久性や価格とのバランスを優先したほうが満足度は高くなりやすいでしょう。ヒルクライムなど、少しの軽量化にこだわりたい上級者向けの領域だと考えておくと判断がしやすくなります。

使うシーン別に見る選び方の目安

ここまで見てきた規格・素材・重量の知識を踏まえて、実際にどのタイプのペダルを選ぶべきかを、使うシーンごとに整理しました。すべてのケースに当てはまるわけではありませんが、迷ったときの出発点として使ってください。

  1. 1通勤・通学・買い物などの日常使いが中心の場合は、フラットペダルのままで十分なことが多いです。純正ペダルが傷んでいる、あるいは踏み面が小さくて疲れやすいと感じる場合は、踏み面が広めでピンなしのグリップを備えたアルミ製のフラットペダルに交換すると、快適さが変わることがあります。夜間に走る機会があるなら、反射材付きのモデルを選んでください。
  2. 2休日にクロスバイクやロードバイクで20〜50km程度のサイクリングを楽しみたい場合は、まずSPD規格の両面タイプのビンディングペダルを検討してみるとよいでしょう。信号待ちでの乗り降りがしやすく、休憩でカフェに立ち寄るような走り方にも対応しやすい規格です。専用シューズとクリートの購入が必要になる点は事前に予算に入れておいてください。
  3. 3本格的にロードバイクでのロングライドやレース、あるいは大会でのタイムを意識するようになった場合は、SPD-SL規格のビンディングペダルへのステップアップを検討します。ペダリング効率を重視した設計が多く、力の伝達効率が上がるとされていますが、装着したまま歩く機会が多いシーンには向かないため、走行に専念するスタイルに合わせて選んでください。

迷ったら軽い規格から

ビンディングペダルへの移行を検討している場合、最初からSPD-SLのような本格的な規格を選ぶ必要はありません。着脱のしやすいSPD規格から試し、走行スタイルが定まってきたタイミングで見直すという進め方のほうが、無理なく続けやすいとされています。

取り付けと交換で気をつけたいこと

ペダルの交換は工具があれば比較的取り組みやすい作業ですが、いくつか見落としやすい注意点があります。特に初めて自分でペダルを交換する人が気をつけたい点を挙げておきます。

ペダルの取り外し・取り付けには、多くの場合15mmのペダルレンチ、または六角レンチ(8mmなど)が必要です。使用する工具のサイズはペダルの軸の形状によって異なるため、商品ページで対応する工具の種類を確認しておくと、当日になって工具が合わないというトラブルを避けられます。

前述の通り、左側のペダルは逆ねじになっています。右ペダルを外すときと同じ感覚で左ペダルを回すと、締める方向のつもりが緩める方向になり、逆に緩める方向のつもりで無理な力をかけてねじを傷める、といった失敗が起こりやすいです。ペダル本体や取扱説明書に刻印されている「L(左)」「R(右)」の表記、および矢印の向きを必ず確認してから作業してください。

取り付け前には、クランクのねじ穴とペダルの軸のねじ部分にごく薄くグリスを塗っておくと、後々ペダルを外すときにねじが固着して外れにくくなるのを防ぎやすくなります。特に雨天走行が多い人や、長期間ペダルを外していなかった自転車では、ねじが固着していることがあるため、無理に力をかけず、専門店に相談することも検討してください。

交換作業に不安がある場合や、工具を持っていない場合は、自転車専門店に依頼するのも一つの方法です。ペダル本体を持ち込んで取り付けだけを依頼できる店舗も多く、数百円〜数千円程度の作業料で対応してもらえることがあります。特にビンディングペダルへの初めての交換では、クリートの取り付け位置(足裏の母指球付近を基準にすることが一般的)の調整も同時に相談できるため、専門店での取り付けを検討する価値があります。

購入後に確認しておきたいチェックリスト

購入前に「①自分の自転車のペダル軸規格(9/16インチが一般的)に対応しているか」「②ビンディングペダルの場合、対応するシューズ・クリートを用意したか」「③夜間走行の予定がある場合、反射材が付いているか」の3点を確認しておくと、交換後のトラブルを減らしやすくなります。

よくある質問

Qフラットペダルとビンディングペダル、どちらを選べばいいですか?

A通勤や街乗りなど、乗り降りの多い日常使いが中心であればフラットペダルで十分なことが多いです。休日に長距離のサイクリングを楽しみたい、ペダリング効率を高めたいという場合は、SPD規格のビンディングペダルから試してみるのがおすすめです。ビンディングペダルを使うには対応するシューズとクリートが別途必要になる点も踏まえて検討してください。

QSPDとSPD-SLはどう違いますか?

ASPDは金属製の小さなクリートを使う規格で、外した状態でも歩きやすく、通勤や街乗り、マウンテンバイク向けに使われることが多いです。SPD-SLは樹脂製の大きなクリートを使う規格で、ペダルとの接触面積が広く力の伝達効率を重視しており、主にロードバイクでの走行に特化しています。今使っている、またはこれから使う予定のシューズの対応規格に合わせて選んでください。

Q自分の自転車にどのペダルでも取り付けられますか?

A一般的なスポーツバイクは9/16インチというねじ径のペダル軸が標準ですが、一部の子供用自転車やママチャリタイプの完成車は1/2インチという異なる規格が使われている場合があります。購入前に、今使っている自転車のペダル軸の規格を確認してください。

Qペダルの交換は自分でできますか?

A15mmのペダルレンチや六角レンチがあれば、多くの場合自分で交換できます。ただし左側のペダルは逆ねじになっているため、取扱説明書やペダル本体の刻印を確認してから作業する必要があります。不安がある場合は自転車専門店に取り付けを依頼するのも一つの方法です。

Q夜間に走ることが多い場合、何を確認すればいいですか?

A日本の道路交通法では、夜間走行時にペダルなど側方からも視認できる反射材の装備が求められる場合があります。商品ページで反射材(リフレクター)の有無を確認し、軽量化を重視した反射材なしのモデルを選ぶ場合は、別途反射材のあるアクセサリーを併用することを検討してください。

Qビンディングペダルは立ちゴケしやすいと聞きますが本当ですか?

A停止する際に足を外し忘れて転倒する「立ちゴケ」は、ビンディング初心者によく見られる失敗です。購入後すぐに公道へ出るのではなく、人の少ない公園や芝生の上で足の外し方を繰り返し練習し、固定力(テンション)も最初は弱めに設定しておくと、リスクを減らしやすくなります。

Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?

Aフラットペダルであれば1,000円台〜1万円程度、ビンディングペダルはクリート付きで7,000〜1万円程度のモデルが多く見られます。ビンディングペダルを導入する場合は、ペダル本体に加えて対応するシューズの費用(8,000〜1万円程度)も別途かかる点を予算に入れておいてください。

迷ったらこれ|この記事のNo.1

シマノ PD-EF205 フラットペダル(トレッキング/カジュアルライド用)

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参考価格 7,289円

向いている人:通勤・通学・買い物などの日常使いで、まず純正ペダルから交換したい人

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