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ロードバイクやクロスバイクを始めたばかりの頃は、ヘルメットやシューズには気を配っても、グローブまでは後回しにしてしまう人が少なくありません。「軍手やスマホ用の手袋でも代用できるのでは」と考える人もいるでしょう。ですが、サイクリンググローブは単なるおしゃれアイテムではなく、転倒したときに手のひらを守る安全装備であり、長時間ハンドルを握り続けたときの痛みやしびれを防ぐための道具でもあります。とはいえ、いざ探してみると「指切り(ハーフフィンガー)」と「フルフィンガー」の違い、パッドの厚み、サイズ表記など、見慣れない情報が並んでいて選びにくいと感じるかもしれません。この記事では、サイクリンググローブが果たす役割を整理したうえで、季節やシーン別の選び方、そして人気の高い4製品を比較して紹介します。
この記事でわかること
- サイクリンググローブは「なくても走れるが、あったほうがいい」装備
- 「指切り」と「フルフィンガー」— まず決めたい大きな分かれ道
- パッドの厚みと配置 — 「痛み対策」の核心部分
- 素材で見る「通気性」「速乾性」「グリップ力」
- サイズの選び方 — 「きつすぎず、緩すぎず」が基本
- シーン別に見る3タイプ
この記事で比較する商品
おすすめサイクリンググローブ4選
ここから本題の候補紹介に入ります。その前に一つ、これらを着ければ必ず快適になる、という話ではありません。いずれもメーカーの商品ページ上で仕様が明確に案内されている、指切り・フルフィンガー・防寒タイプをバランスよく含む4製品を選びました。掲載価格は記事作成時点の参考値です。時期によって上下することがあります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるサイズ・カラーを確認してください。
4製品を並べると、季節と用途で役割がはっきり分かれているのが分かります。229アンバウンドはロングライドにも街乗りにも使えるオールラウンドな指切り、24レーシングは操作性とUVカットを重視した指切り、シマノのEXPLORER GELはゲルパッドによる振動吸収を重視したフルフィンガー、8500アーリーウィンターは秋冬の防寒に特化したフルフィンガーという方向性の違いがあります。
どれを選ぶかは、主に自転車に乗る季節と距離、そして手のひらの痛みやしびれをどの程度気にしているかによって変わります。まず1双だけ揃えるなら229アンバウンドのようなバランス型の指切りが無難で、本格的にロングライドをするなら24レーシングやEXPLORER GELのような機能特化型、秋から冬にかけても乗り続けるなら8500アーリーウィンターのような防寒モデルを追加で検討するとよいでしょう。こうした価格・仕様は変動するため、購入前に商品ページで直近の情報を確認することをおすすめします。
価格帯で見ると、シマノのEXPLORER GELが送料込みでも4製品の中でもっとも手頃な水準に収まります。ただし送料が別途かかる点には注意が必要です。パールイズミの3製品は送料無料で、価格差は機能とパッドの違いによるものと考えられます。最初の1双としてどれを選んでも大きく外れることはありませんが、迷ったら「今どの季節に、どのくらいの距離を走る予定か」を基準に絞り込むのが失敗しにくい方法です。

パールイズミ(PEARL IZUMI)229 アンバウンド グローブ 2026年モデル
4.29(453件のレビュー)
参考価格4,950円
神経が集中する手根部分に中厚のモールドパッドを配置し、手の甲と指股には高通気メッシュを採用したロングセラーモデル。ロングライドから日常のサイクリングまで幅広く使えるバランス型の指切りグローブです。
ここが良い
- メーカー直系に近い専門店(Be.BIKE)が扱っており、正規品として安心して購入しやすい
- 手根部のパッドと高通気メッシュのバランスが取れており、日常使いからロングライドまで対応しやすいとされる
- 掲載時点でレビュー評価4.29(453件)と、購入者の声を確認しやすい
注意点
- ゲルパッド採用モデルと比べると、振動吸収力はやや控えめとされる
- 4色展開だが、店舗によって在庫のあるサイズ・カラーが限定的な場合がある

パールイズミ(PEARL IZUMI)24 レーシング グローブ 2026年モデル
4.32(129件のレビュー)
参考価格4,554円
手の平部分と親指を分けた2枚パターン構造で縫い目を減らし、よりダイレクトな操作感を追求したロングセラーモデル。UVカット機能や手首のベルクロ調整も備え、基本性能を重視したい人向けの指切りグローブです。
ここが良い
- 手の平の縫い目を減らした2枚パターン構造で、ダイレクトな操作感が得られるとされる
- UPF50+のUVカット機能で、日差しの強い季節でも日焼け対策がしやすい
- 3Lまでサイズ展開があり、手の大きい人でも選びやすい
- 掲載時点でレビュー評価4.32(129件)と、一定数の購入実績を確認できる
注意点
- ネオンイエローなど一部カラーはサイズ展開が限定的な場合がある
- パッドは中厚までで、ゲルパッドモデルほどの振動吸収力は期待しにくい

シマノ(SHIMANO)EXPLORER GEL グローブ フルフィンガー
参考価格3,547円(+送料660円)
手のひら部分に柔らかな振動吸収ジェルパッドを配置し、荒れた路面でもスムーズな走行をサポートするフルフィンガーグローブ。再生ポリエステルを使用したメッシュとエルゴノミックなフィンガークロッチで、通気性と一体感を両立しています。
ここが良い
- アルペン楽天市場店(スポーツデポ運営)が販売しており、大手スポーツ用品チェーンとして安心感がある
- ジェルパッドによる振動吸収で、荒れた路面や長距離走行での快適性が期待できるとされる
- 指先まで覆うフルフィンガーで、飛び石や気温の低い朝晩にも対応しやすい
注意点
- 4製品の中で唯一送料が別途必要(+660円)
- フルフィンガーのためスマートフォンのタッチパネル操作はしにくい場合がある

パールイズミ(PEARL IZUMI)8500 アーリーウィンター グローブ 2025年モデル
5.00(2件のレビュー)
参考価格4,000円〜
秋口・春先に使いやすい、温かいストレッチ裏起毛素材と短めのカフを採用したパッドなしのフルフィンガーグローブ。対応温度の目安は15℃で、タッチパネル操作にも対応しています。
ここが良い
- 裏起毛素材とタッチパネル対応で、気温が下がる季節でもスマートフォン操作をあきらめずに済む
- 短めのカフで、季節の変わり目に着脱しやすいとされる
- パッドなしで操作感がダイレクトなため、変速やブレーキ操作の感覚を掴みやすい
注意点
- カラー展開がブラックのみで、レビュー件数も4製品の中で最も少ない(2件)
- パッドがないため、振動吸収や手のひらの保護を重視する人には物足りない場合がある
■ スペック比較表
| 商品 | パールイズミ(PEARL IZUMI)229 アンバウン… | パールイズミ(PEARL IZUMI)24 レーシング … | シマノ(SHIMANO)EXPLORER GEL グロー… | パールイズミ(PEARL IZUMI)8500 アーリー… |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 4,950円 | 4,554円 | 3,547円(+送料660円) | 4,000円〜 |
| 購入 | ||||
| タイプ | 指切り(ハーフフィンガー) | 指切り(ハーフフィンガー) | フルフィンガー(全指) | フルフィンガー(全指・パッドなし) |
| パッド | 中厚モールドパッド(手根部) | 中厚パッド(手根部) | ジェルパッド(手のひら) | — |
| 素材の特徴 | 高通気メッシュ/吸汗速乾/TriD超立体構造/再帰反射 | UVカット(UPF50+)/吸汗速乾/TriD超立体構造 | 合成皮革パーム(再生ポリエステル62%)/再生ポリエステルメッシュ(甲) | ストレッチ裏起毛(保温)/タッチパネル対応(親指・人差し指)/TriD超立体構造 |
| カラー展開 | ブラック/ホワイト/ダークネービー/ダークグレー | ブラック/ホワイト/ダークグレー/ネオンイエロー | ネイビー/グレー/ブラック | ブラック |
| サイズ展開 | S/M/L/XL | S/M/L/XL/3L | M/L/XL | S/M/L/XL |
| その他 | 親指に汗拭き用マイクロフリース付き | 手首はベルクロで調整可能、親指に汗拭き用マイクロフリース付き | — | 手のひらに滑り止めシリコン加工 |
| 生産国 | — | — | ベトナム | — |
| 対応温度 | — | — | — | 15℃対応 |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
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サイクリンググローブは「なくても走れるが、あったほうがいい」装備
サイクリンググローブがなくても自転車に乗ることはできます。だからこそ、ヘルメットのように「必須」と言われる場面が少なく、後回しにされがちな装備でもあります。しかし、実際にロードバイクやクロスバイクである程度の距離を走ってみると、グローブの有無で快適さが大きく変わることに気づく人が多いです。
まず挙げられるのが、転倒したときの保護です。自転車での転倒では、とっさに手をついて体を支えようとする反応が起きやすく、手のひらや手首に擦り傷を負うケースが少なくありません。グローブを着けていれば、手のひら部分の生地やパッドが路面との摩擦を和らげ、擦過傷の程度を軽くできる場合があります。もちろんグローブが転倒そのものを防ぐわけではありませんが、「もしものときの被害を小さくする」という意味では、ヘルメットと同じ発想の安全装備だと考えることができます。
次に、振動や圧迫による痛みの軽減です。舗装路であっても、細かな凹凸や路面の継ぎ目からの振動は、ハンドルを通じて手のひらに伝わり続けます。長い時間ハンドルを握っていると、手根管(手首の骨と靭帯に囲まれたトンネル状の部分)を通る神経が圧迫され、指先がしびれたり、握力が入りにくくなったりすることがあります。グローブの手のひら部分に配置されたパッドは、この振動や圧迫を和らげる役割を持っており、長距離を走るサイクリストほどパッドの厚みや配置にこだわる傾向があります。
さらに、グリップ力の向上も見逃せないポイントです。夏場は手汗でハンドルが滑りやすくなり、雨の日は水でグリップが効きにくくなります。多くのサイクリンググローブは、手のひら部分に合成皮革や滑り止め加工を施した素材を使用しており、素手よりも安定してハンドルやブレーキレバーを握れるように作られています。ブレーキ操作の確実性は安全性に直結するため、グリップ力もまた軽視できない要素です。
そして意外と見落とされがちなのが、汗を拭う機能です。多くのモデルの親指部分にはマイクロフリースなどの吸水性素材が付いており、走行中に額の汗をさっと拭き取れるようになっています。地味な機能に思えるかもしれませんが、実際に使ってみると「グローブがあってよかった」と感じる場面の一つです。
この記事のスタンス
商品ごとの特徴については効果を保証するものではないため、「〜とされる」といった控えめな表現を使っています。手の大きさやグリップの好みには個人差が大きいためです。判断材料として使い、可能であれば購入前に実店舗で試着することをおすすめします。
「指切り」と「フルフィンガー」— まず決めたい大きな分かれ道
サイクリンググローブを探し始めると、最初にぶつかるのが「指切り(ハーフフィンガー)」にするか「フルフィンガー(全指)」にするかという選択です。この2つは見た目以上に用途が異なり、まずここを決めておくと、その後の商品選びがぐっとスムーズになります。
指切りタイプは、指の第一関節から先が露出した作りになっています。通気性が高く、スマートフォンの操作やサイクルコンピューターのボタン操作もしやすいため、気温が上がる春から秋にかけて使う定番の形状です。手のひら部分にパッドと滑り止めを備えつつ、指先の感覚を残せる点が支持されており、ロードバイクに乗る人の多くが最初の1双として指切りタイプを選んでいます。
一方のフルフィンガータイプは、指先まで覆われた作りで、防寒性や指先の保護力に優れています。気温が下がる季節はもちろん、マウンテンバイクやグラベルロードのように枝や小石が指に当たるリスクがある場面でも選ばれやすい形状です。デメリットとしては、スマートフォンのタッチパネル操作がしにくくなる場合がある点や、指切りタイプに比べて細かい操作感覚がやや掴みにくくなる点が挙げられます。最近はタッチパネル対応の生地を指先に配置したモデルも増えており、この弱点は少しずつ解消されつつあります。
目安として、最高気温が20℃を超えるようになったら指切り、15℃を下回る日が増えてきたらフルフィンガーへ切り替える、という運用をしているサイクリストが多く見られます。1年を通してロードバイクに乗るなら、指切りとフルフィンガーを1双ずつ、あるいは中間の気温に対応するモデルを含めて2〜3双を使い分けるのが現実的な選び方です。
パッドの厚みと配置 — 「痛み対策」の核心部分
グローブの手のひら部分に入っているパッドは、素材や厚み、配置によって振動吸収の効き方が変わります。商品ページには「薄手パッド」「中厚パッド」「ゲルパッド」といった表現が使われることが多く、この違いを知っておくと、自分の走り方に合ったモデルを選びやすくなります。
薄手のパッドは、手のひらの感覚をダイレクトに残しつつ、最低限の衝撃吸収を確保するタイプです。軽量で蒸れにくいという利点がある一方、長距離のロングライドでは振動吸収力の物足りなさを感じることもあります。普段は近所を走る程度で、たまに長めのサイクリングをするという人には扱いやすいタイプです。
中厚パッドは、多くのモデルで採用されている標準的な厚みで、日常的なロードバイクの利用から週末のロングライドまで幅広く対応できるバランス型です。手根部分(手首に近い、神経が集中しやすい部分)に重点的にパッドを配置しているモデルが多く、しびれ対策を意識した設計になっていることが商品説明に明記されている場合もあります。
ゲルパッドは、スポンジ素材よりも柔らかく沈み込む特性を持つ素材で、振動吸収力を重視したいときに選ばれる傾向があります。荒れた路面を走る機会が多い人や、手首や手のひらの痛みに悩んだ経験がある人には、ゲルパッドを採用したモデルが選択肢に入りやすいでしょう。ただし、パッドが厚くなるほどハンドルを握る感覚がやや鈍くなることもあるため、極端に厚いパッドが常に正解というわけではありません。
パッドの配置についても触れておきます。手のひら全体を覆うタイプと、手根部分やこう部分(親指の付け根側)などピンポイントで配置するタイプがあります。ピンポイント配置のモデルは、パッドのない部分の通気性やグリップ感を確保しながら、痛みが出やすい部分だけを重点的に保護するという考え方で設計されています。どちらが優れているというより、自分がどこに違和感を覚えやすいかによって向き不向きが分かれる部分です。
素材で見る「通気性」「速乾性」「グリップ力」
サイクリンググローブの商品ページには、手の甲部分と手のひら部分で異なる素材が使われていることが多く記載されています。それぞれの素材がどんな役割を担っているのかを理解しておくと、スペック表の読み解きが格段に楽になります。
手の甲部分には、通気性の高いメッシュ素材が使われることが一般的です。走行中は常に風を受けるため、メッシュ素材によって熱がこもりにくく、汗の蒸発を促す効果が期待できます。近年は再生ポリエステルなど環境配慮型の素材を採用したモデルも増えており、機能性と持続可能性の両方を意識した商品説明が目立つようになってきました。
手のひら部分には、合成皮革(人工皮革)や合成スエードが使われることが多く、これはグリップ力と耐久性を両立させるための選択です。天然皮革に比べて水濡れに強く、洗濯もしやすいという特徴があり、屋外スポーツ用のグローブとしては扱いやすい素材とされています。
吸汗速乾素材も欠かせない要素です。汗をかいた状態のままグローブを使い続けると、手の中が蒸れて不快感が増すだけでなく、グリップ力の低下にもつながります。多くのモデルが「吸汗速乾」を謳っており、汗を素早く吸収して外側に発散させる仕組みを採用しています。
UVカット機能も、意外と見落とされがちなポイントです。手の甲は日差しに長時間さらされる部位であり、日焼け対策としてUPF値(紫外線防止指数)を明記しているモデルもあります。UPF50+と表記されている場合、何も身に着けていない状態に比べて紫外線を浴びる時間換算で50倍まで防げる水準とされており、日焼けや皮膚への負担が気になる人には確認しておきたい項目です。
サイズの選び方 — 「きつすぎず、緩すぎず」が基本
サイクリンググローブは、サイズが合っていないと本来の性能を発揮できません。大きすぎるとブレーキレバーの操作感が鈍くなり、小さすぎると血行が悪くなって指先がしびれやすくなります。ここでは通販で失敗しないためのサイズ選びのポイントを整理します。
まず基本となるのが、手のひらの周囲(親指を除いた4本の指の付け根をぐるっと一周させて測った長さ)です。多くのブランドが公式サイトにサイズ表を掲載しており、センチメートル単位の目安とS・M・L・XLなどの表記を対応させています。普段使っている手袋のサイズだけで判断せず、できれば実際に自分の手を採寸してから商品ページのサイズ表と照らし合わせることをおすすめします。
次に意識したいのが、指の長さです。手のひらの周囲が同じでも、指が長め・短めといった個人差があります。フルフィンガータイプでは特に、指先に余りすぎる隙間があると操作感が悪くなり、逆に短すぎると圧迫感が出てしまいます。レビューに「指が余る」「小さめの作り」といったコメントがないか確認しておくと、失敗のリスクを減らせます。
ベルクロ(マジックテープ)などで手首周りの締め付けを調整できるモデルであれば、多少のサイズのズレは調整で吸収できる場合があります。逆にスリップオンタイプ(伸縮素材で着脱するタイプ)は調整幅が少ないため、サイズ選びにより慎重さが求められます。
男女で手の大きさの傾向が異なるため、レディースモデルとメンズモデルでサイズ表記の基準が違う場合がある点にも注意してください。同じ「Mサイズ」でも、レディースモデルとメンズモデルでは実際の手のひらの周囲がまったく異なることがあります。
通販で失敗しないためのチェックリスト
購入前に「①手のひらの周囲を実測したか」「②商品ページのサイズ表(cm表記)と照らし合わせたか」「③指が余る・きついといったレビューコメントがないか確認したか」の3点をチェックしておくと、通販でのサイズ選びの失敗を減らしやすくなります。
シーン別に見る3タイプ
ここまで見てきた指の長さ・パッドの厚み・素材の組み合わせによって、市販のサイクリンググローブはおおよそ3つの系統に分けられます。自分の主な利用シーンに近いタイプから探し始めると、候補を絞り込みやすくなります。
■ 通勤・街乗り向けタイプ
指切りタイプで、軽い衝撃吸収パッドと通気性を重視した組み合わせが多い系統です。片道数キロ程度の通勤や買い物での利用を想定しており、価格も比較的手頃なモデルが揃っています。まず1双を試してみたい人に向いています。
■ ロングライド・ロードバイク向けタイプ
中厚〜ゲルパッドを手根部分に配置し、吸汗速乾素材やUVカット機能を備えたモデルが多い系統です。数十キロ以上のロングライドや、週末のサイクリングイベントへの参加を視野に入れている人に選ばれやすいタイプです。
■ 秋冬・防寒重視タイプ
フルフィンガーで、裏起毛や保温素材を使用したモデルが多い系統です。対応温度の目安(例:15℃対応)が商品ページに明記されていることが多く、気温に応じてインナーグローブとの併用も検討されるタイプです。
選び方の3ステップ
ここまでの知識を踏まえて、実際にサイクリンググローブを選ぶ進め方を3つのステップでまとめました。順番に確認していくと、初めての1双でも大きく外さない選択がしやすくなります。
- 1主な利用シーンと季節を決める。通勤・街乗り中心なら指切りタイプ、ロングライドやレースを視野に入れているなら中厚〜ゲルパッドの指切りタイプ、秋冬に使うならフルフィンガーの防寒タイプという具合に、まず大まかな方向性を絞り込みます。
- 2サイズを実測して候補を絞る。手のひらの周囲を採寸し、商品ページのサイズ表と照らし合わせて2〜3双をリストアップします。この段階ではブランドやカラーにこだわりすぎず、まずサイズが合うかどうかを優先してください。
- 3パッドの厚みとレビューを確認する。手のひらの痛みやしびれが気になりやすい人は中厚〜ゲルパッドのモデルを、感覚を重視したい人は薄手パッドのモデルを選びます。可能であれば、体格や走行距離が近い人のレビューを参考にすると、実際の使用感をイメージしやすくなります。
買ったあとに気をつけたいこと
サイクリンググローブは消耗品でもあります。特に手のひら部分は摩擦や汗にさらされやすく、使い方や手入れの仕方によって寿命が変わってきます。
まず洗濯についてです。多くのグローブは手洗い、または洗濯ネットに入れての洗濯機使用が推奨されていますが、パッドの素材によっては型崩れの原因になることもあります。商品タグや商品ページに記載された洗濯表示を必ず確認し、記載がない場合は中性洗剤を使ったぬるま湯での手洗いが無難です。洗ったあとは風通しの良い日陰で自然乾燥させ、直射日光や乾燥機での急速乾燥は生地やパッドの劣化を早める可能性があるため避けたほうがよいでしょう。
次に劣化のサインです。手のひら部分の生地が薄くなってきた、パッドがへたって振動を感じやすくなった、ベルクロの粘着力が弱くなってきた、といった変化が見られたら、買い替えを検討するタイミングです。特に転倒時の保護を目的にしている場合、生地が薄くなった状態では本来の保護性能が発揮できない可能性があるため、見た目以上に機能面での劣化を意識しておくことが大切です。
保管方法にも触れておきます。使用後は汗を含んだ状態のまま放置せず、風通しの良い場所で乾燥させてから保管するようにしてください。高温多湿の場所に長時間置いておくと、パッドの樹脂や生地の劣化が早まりやすいとされています。複数のグローブを季節ごとに使い分けている場合は、使わない季節のものを湿気の少ない場所にしまっておくと、次のシーズンも気持ちよく使うことができます。
よくある質問
Q指切りとフルフィンガー、最初に買うならどちらがいいですか?
A最高気温が20℃を超える季節が多いなら、通気性が高く操作もしやすい指切り(ハーフフィンガー)から始めるのが無難です。秋から冬にかけても継続して乗る予定があるなら、防寒性の高いフルフィンガーを追加で検討するとよいでしょう。
Q軍手やスマホ用の手袋で代用してもいいですか?
A軍手やファッション用の手袋は、サイクリング用に比べてグリップ力や通気性、パッドによる衝撃吸収が十分でないことが多く、長距離を走ると手のひらの痛みやしびれを感じやすくなります。週に何度か自転車に乗る予定があるなら、専用のサイクリンググローブを用意することをおすすめします。
Qサイズはどうやって選べばいいですか?
A手のひらの周囲(親指を除いた4本の指の付け根をぐるっと一周させて測った長さ)を実測し、商品ページのサイズ表と照らし合わせるのが基本です。指の長さにも個人差があるため、レビューに「サイズ感」についてのコメントがないか確認するのも参考になります。
Qパッドは厚ければ厚いほどいいのですか?
A必ずしもそうとは限りません。パッドが厚くなるほど振動吸収力は高まりますが、ハンドルを握る感覚がやや鈍くなる場合もあります。長距離のロングライドで手のひらの痛みが気になる人は中厚〜ゲルパッドのモデルを、感覚を重視したい人は薄手パッドのモデルを選ぶとよいでしょう。
Qグローブはどのくらいで買い替えるべきですか?
A走行頻度によって差はありますが、手のひら部分の生地が薄くなってきた、パッドがへたって振動を感じやすくなった、ベルクロの粘着力が弱くなってきたといった変化が見られたら、買い替えのサインと考えてよいでしょう。転倒時の保護性能を考えると、見た目以上に機能面の劣化を意識しておくことが大切です。
Q洗濯機で丸洗いしてもいいですか?
A商品タグや商品ページに洗濯表示がある場合はそれに従ってください。記載がない場合は、パッドの型崩れを防ぐため、中性洗剤を使ったぬるま湯での手洗いが無難です。洗ったあとは風通しの良い日陰で自然乾燥させ、直射日光や乾燥機での急速乾燥は避けたほうがよいとされています。
Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?
A指切りタイプのエントリーモデルであれば3,500〜5,000円程度で、基本的な衝撃吸収機能とグリップ力を備えたモデルが揃います。防寒性の高い秋冬向けフルフィンガーも同程度の価格帯から選べます。最初の1双であれば、無理に高額なものを選ぶ必要はなく、まずは季節に合ったタイプとサイズの合いやすさを優先して選ぶのがおすすめです。
迷ったらこれ|この記事のNo.1

パールイズミ(PEARL IZUMI)229 アンバウンド グローブ 2026年モデル
参考価格 4,950円
向いている人:指切りグローブの定番から選びたい人、ロングライドにも街乗りにも使える1双を探している人
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