本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。掲載商品は編集部が楽天市場・Yahoo!ショッピングで販売実態を確認したうえで選定しており、広告主の意向で評価を変えることはありません。編集方針を見る →
ロードバイクやクロスバイクを買って走り始めると、多くの人がぶつかるのが「サイクリングシューズは本当に必要なのか」という疑問です。普段履いているスニーカーでもペダルは踏めますし、わざわざ専用のシューズと、場合によってはペダルまで買い替える必要があるのか、最初は判断がつきにくいものです。ところが実際に専用シューズとビンディングペダルの組み合わせを試すと、ペダリングの感覚が大きく変わります。足がペダルに固定されることで、踏み込む力だけでなく引き上げる動作にも力を伝えられるようになり、同じ体力でもより長い距離、より楽な姿勢で走れるようになったと感じる人が多いようです。とはいえ、サイクリングシューズには「SPD」「SPD-SL」「フラットペダル対応」といった聞き慣れない規格が並び、さらにソールの硬さやサイズ表記まで含めると、何を基準に選べばいいのか分かりにくいのも事実です。この記事では、これからサイクリングシューズを検討する人に向けて、規格の違いとソールの硬さ、サイズの選び方を順番に整理し、人気の高い3足を紹介します。
この記事でわかること
- なぜ普段のスニーカーではなく専用シューズが必要なのか
- SPD・SPD-SL・フラットペダル対応の違い
- ソールの硬さの目安 — 数字が大きいほど硬い
- サイズとフィット感の選び方
- 選び方の3ステップ
- 候補になりやすいサイクリングシューズ3選
候補になりやすいサイクリングシューズ3選
ここから本題の候補紹介に入ります。その前に一つ、これらを履けば必ず速く走れる、というわけではありません。いずれもシマノの商品ページ上で用途が明確に案内されているモデルの中から、SPD・SPD-SL・フラットペダル対応という異なるタイプを1つずつ選びました。掲載価格は記事作成時点の参考値です。時期によって上下することがあります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるサイズを確認してください。
3足を並べると、想定する規格とシーンで役割がはっきり分かれているのが分かります。ET5はペダル交換なしで試せるフラットペダル対応、CT5は街乗りとの兼用を意識したSPD規格、RC1はロードバイクでの本格的な走行を意識したSPD-SL規格という方向性の違いがあります。
どれを選べばいいかは、今使っているペダルの種類と、どのくらい本格的にサイクリングへ取り組みたいかによって変わります。まずペダル交換をせずに試したいならET5、通勤や街乗りと兼用したいならCT5、ロードバイクでのロングライドやレースを見据えているならRC1、という軸で選ぶと、後悔の少ない選択になりやすいです。こうした価格・仕様は変動するため、購入前に商品ページで直近の情報を確認することをおすすめします。
なお、SPDおよびSPD-SL規格のシューズはクリートが別売りです。購入時にはシューズ本体だけでなく、対応するクリートとペダルも揃っているかを必ず確認してください。クリートの取り付け位置は、足裏の母指球(親指の付け根)の真下あたりを基準に調整するのが一般的とされており、位置がずれると膝への負担につながることもあるため、初めての場合は購入店やショップで取り付けを相談すると安心です。

シマノ CT5 SH-CT500 SPD シューズ(スニーカータイプ)
参考価格9,800円
街乗りでは普通のスニーカーとして、走行時はサイクリングシューズとして使えるマルチな1足。内部に隠れたシャンクプレートでペダリング時の力を伝えつつ、EVAミッドソールが歩行時の衝撃を吸収するとされています。SPD規格対応で、クリートは別売りです。
ここが良い
- 見た目は普通のスニーカーに近く、街中で浮きにくい
- クリートを外した状態でも歩きやすいSPD規格に対応
- 通勤・街乗りと休日のサイクリングを1足で兼用しやすい
注意点
- クリートが別売りのため、購入時に追加費用がかかる
- 本格的なレース向けモデルと比べるとソールの硬さは控えめとされる

シマノ RC1 SH-RC102 SPD-SL シューズ(ロードシューズ)
3.95(22件のレビュー)
参考価格9,350円
上位モデルのS-PHYRE譲りの設計思想を取り入れた、ロードバイク向けのエントリーモデル。3点ストラップで足全体を締め付けられる構造と、ガラス繊維強化ナイロンのミッドソールにより、軽さと剛性のバランスを取った1足とされています。SPD-SL規格対応。
ここが良い
- 3点ストラップで足の甲から足首まで細かくフィット感を調整しやすい
- S-PHYRE系の設計思想を取り入れつつ、価格を抑えたエントリー向け位置づけ
- ロードバイク専門店を営むショップからの販売で、サイズ相談がしやすい
注意点
- クリートが大きいSPD-SL規格のため、装着したままの歩行には慣れが必要
- クリートが別売りのため、購入時に追加費用がかかる

シマノ ET5 SH-ET501 フラットペダル用シューズ
参考価格8,690円
クリートを使わないフラットペダル向けに設計されたモデル。樹脂製ソールとEVAを組み合わせた芯材でペダリング時の面圧を分散しつつ、通常のスニーカーに近い感覚で歩けるとされています。E-BIKEでの使用にも対応した設計です。
ここが良い
- クリートやペダルの交換が不要で、今の自転車にそのまま使い始められる
- フラットペダルのままでもペダリング効率の向上を狙える設計とされる
- ビンディングシューズより歩きやすく、乗り降りが多いシーンでも扱いやすい
注意点
- ビンディングシューズと比べると、足の固定力はないためペダルから足がずれる可能性がある
- 本格的にビンディングを使う場合は、いずれSPDまたはSPD-SLモデルへの買い替えを検討することになる
■ スペック比較表
| 商品 | シマノ CT5 SH-CT500 SPD シューズ(スニ… | シマノ RC1 SH-RC102 SPD-SL シューズ… | シマノ ET5 SH-ET501 フラットペダル用シュー… |
|---|---|---|---|
| 参考価格 | 9,800円 | 9,350円 | 8,690円 |
| 購入 | |||
| 規格 | SPD対応(クリート別売り) | SPD-SL対応(クリート別売り) | フラットペダル対応(クリート不要) |
| 重量 | 約332g(42サイズ、片足の目安) | 約268g(42サイズ、片足の目安) | 約336g(42サイズ、片足の目安) |
| サイズ展開 | 36.0〜48.0(ハーフサイズなし) | 36.0〜48.0の13サイズ | 38.0〜48.0(0.5cm刻み) |
| ミッドソール | EVAミッドソール+隠しシャンクプレート | ガラス繊維強化ナイロン | 樹脂製ソール+EVA |
| 対応シーン | 通勤・街乗り・サイクリング兼用 | — | クロスバイク・E-BIKE・カジュアルサイクリング |
| カラー展開 | ネイビー・グレー・ブラック・オリーブ等 | ブラック・ネイビー | ブラック・ブルー |
| アッパー素材 | — | TPU(合成素材) | — |
| クロージャー | — | 3点ストラップ式 | — |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
この道具の最安値をまとめて比較 →
サイクリングのパーツ・アクセサリー75点を、Amazon・楽天・Yahoo!の価格で並べて比較できます。
サイクリングでよく買われる道具
この記事を読んでいる人がよく使うサービス
PR※ アフィリエイトプログラムを利用しています。料金・キャンペーンは変動するため最新情報は各公式サイトでご確認ください。
なぜ普段のスニーカーではなく専用シューズが必要なのか
スニーカーでも自転車には乗れますが、ペダルを踏む効率という点では専用のサイクリングシューズに一日の長があります。スニーカーのソールはクッション性を重視して柔らかく作られているため、ペダルに力を伝えるときにソールがたわみ、力の一部が逃げてしまいます。特に長い距離を走ったときに、足裏の一点に体重が集中して疲れやすくなるのも、ソールが柔らかいことが一因とされています。
サイクリングシューズのソールは、樹脂やカーボンで硬く作られているのが特徴です。硬いソールは足裏全体でペダルの面圧を受け止められるため、力が分散されて疲れにくく、踏み込んだ力もロスなくペダルに伝わりやすいとされています。最初のうちは「靴底が硬くて歩きにくい」と感じるかもしれませんが、走っているときの快適さと引き換えだと考えると納得しやすい部分です。
さらに大きな違いが、ペダルとシューズを固定する「ビンディング」機構です。ビンディングペダルとクリート(シューズの裏に取り付ける金具)を組み合わせることで、足がペダルから外れなくなり、踏み込む動作だけでなく、ペダルを引き上げる動作にも力を使えるようになります。スキーのビンディングと同じ発想で、走行中は固定されつつ、足首をひねる動作で簡単に着脱できる仕組みになっています。
ただし、ビンディングシステムを導入するにはシューズだけでなく、対応するペダルへの交換も必要です。多くの完成車には最初からフラットペダル(クリップのない普通のペダル)が付属しており、ビンディングペダルは別売りになっているケースがほとんどです。この記事の後半では、ペダルを交換せずに使える「フラットペダル対応シューズ」も紹介するので、まずは無理なく試したい人はそちらから検討してみてください。
なお、この記事は主にロードバイクやクロスバイクでの舗装路サイクリングを想定しています。オフロードを走るマウンテンバイク(MTB)や、室内で使うスピンバイク・エアロバイクでは、泥はけの良さや専用の2穴クリートなど、選ぶ基準がやや異なる部分があります。自分がどのシーンで使うシューズを探しているのか、まず整理してから商品を見ていくと選びやすくなります。
この記事のスタンス
商品ごとの特徴については効果を保証するものではないため、「〜とされる」といった控えめな表現を使っています。ペダリングの感覚や足への合いやすさには個人差が大きく、一概には言えないためです。判断材料として使い、可能であれば購入前に実店舗で足のサイズを計測し、店員に相談することをおすすめします。
SPD・SPD-SL・フラットペダル対応の違い
サイクリングシューズを探し始めると、必ず目にするのが「SPD」「SPD-SL」という規格名です。これはどちらもシマノが展開しているビンディング(クリートとペダルの固定方式)の名称で、対応するクリートの形状が異なるため、シューズとペダル、クリートは同じ規格でそろえる必要があります。
SPD(エスピーディー)は、金属製の小さなクリートを使う規格で、クリートがシューズのソールに埋め込まれるように取り付けられるため、外した状態でも歩きやすいのが特徴です。オフロードを走るマウンテンバイクや、通勤・普段使いを兼ねたクロスバイク、初めてビンディングを試す人に向いているとされています。歩く機会が多い人ほど、SPDの恩恵を感じやすいと言われています。
SPD-SL(エスピーディーエスエル)は、樹脂製の大きなクリートを使う規格で、ペダルとの接触面積が広いぶん、踏み込んだ力をより効率的に伝えやすいとされています。主にロードバイクでのスピードや距離を重視する人向けで、クリートがソールから大きく突き出た形状のため、装着したまま歩くとクリートが削れやすく、歩行そのものにも慣れが必要とされています。本格的にロードバイクでの走行を楽しみたい人向けの規格です。
フラットペダル対応シューズは、クリートを取り付けずに使う、普通のペダル用のシューズです。ソールに滑り止めのラバーパターンを配置し、硬めの芯材でペダリング効率を高めつつ、クリートがないぶんスニーカーに近い感覚で歩けるのが特徴です。「ビンディングにはまだ抵抗がある」「まずは専用シューズの効果を試してみたい」という人の最初の1足として選ばれやすいタイプです。
どの規格を選ぶかは、今使っている自転車とペダルの組み合わせ、そしてどのくらい本格的に取り組みたいかによって変わります。通勤や街乗りが中心でこまめに乗り降りするならSPD、レースやロングライドでのタイム・距離を意識するならSPD-SL、まずはペダルを交換せずに専用シューズの恩恵だけ試したいならフラットペダル対応、という選び方が一つの目安になります。
■ SPD
金属製の小型クリート。歩きやすく着脱もしやすいため、通勤・街乗り・MTB・初めてのビンディングに向くとされる。ペダル面積が小さいぶん、SPD-SLに比べると力の伝達効率はやや控えめと言われている。
■ SPD-SL
樹脂製の大型クリート。ペダルとの接触面積が広く、力の伝達効率を重視するロードバイク向け。クリートが大きく歩行時に削れやすいため、走行に専念するシーン向けとされる。
■ フラットペダル対応
クリートを使わず、普通のペダルのまま履ける。ソールは硬めでもスニーカーに近い歩きやすさを保ちやすく、ビンディードを試す前のステップとして選ばれやすい。
ソールの硬さの目安 — 数字が大きいほど硬い
サイクリングシューズの商品ページでは「ソール剛性指数」や「ステフネスインデックス」といった数値でソールの硬さが示されることがあります。メーカーによって基準は異なりますが、おおむね数値が大きいほどソールが硬く、ペダリング効率を重視した上位モデルという位置づけになります。
エントリーモデルはソールに樹脂とグラスファイバーを組み合わせた比較的しなやかな作りが多く、歩きやすさとペダリング効率のバランスを取った設計になっています。一方、レース志向の上位モデルはカーボン繊維を多く配合した非常に硬いソールを採用しており、ペダリング効率は高い反面、歩くときの柔軟性はほとんどありません。初めての1足であれば、極端に硬いモデルを選ぶ必要はなく、エントリー〜ミドルクラスの製品から検討するのが無難です。
ソールの硬さは、走行スタイルとも関係しています。信号待ちでの発着や、休憩でカフェに立ち寄るなど、乗り降りと歩行が多いスタイルであれば、ある程度しなやかなソールのほうが快適に感じやすいとされています。逆に長距離を一定のペースで巡航するロングライドや、レースでのタイムを意識する場合は、硬いソールのほうが疲労の蓄積を抑えやすいという声もあります。
なお、ソールの硬さの数値は同じメーカー内での相対的な比較には使えますが、メーカーをまたいだ横並びの比較には向いていません。商品ページに具体的な数値が書かれていない場合は、「レース向け」「エントリー向け」といった位置づけの表現から、おおよそのグレードを読み取るとよいでしょう。
サイズとフィット感の選び方
サイクリングシューズは、ランニングシューズやウォーキングシューズと違い、足を横方向にしっかりホールドすることを重視した作りになっています。ペダリング中に足が横にずれると力が逃げてしまうため、多くのモデルはやや細身のフィット感で設計されています。
海外ブランドの多くは欧米人の足型をベースにしているため、日本人には細身に感じられることがあります。一方、シマノなど国内メーカーのモデルは、日本人の足型を意識した木型で作られていることが多く、初めて購入する場合はまず国内メーカーのモデルから試すと失敗しにくいとされています。サイズ表記も36.0〜48.0といったEUサイズ(センチ表記に近い数値)で展開されていることが多く、普段のスニーカーのサイズとは対応関係が異なる点にも注意が必要です。
サイクリングシューズはランニングシューズほどつま先の余裕を持たせず、足長ぴったり、あるいはごくわずかに余裕がある程度のサイズを選ぶのが一般的とされています。これは、足が靴の中で動いてしまうと、ペダリング中の力の伝達効率が落ちてしまうためです。とはいえ、長時間のライドでは足がむくむこともあるため、きつすぎるサイズを選んでしまうと足の甲やつま先を圧迫して痛みが出ることもあります。可能であれば、実店舗で試し履きをして、締め付け感を確認してから購入するのが確実です。
多くのモデルは、ひも靴のような紐タイプではなく、マジックテープ(ベルクロ)式やダイヤルを回して締め付けを調整するBOAシステムを採用しています。ダイヤル式は走行中でも片手で微調整しやすく、足のむくみに合わせて締め付けを緩めたり締めたりできるのが利点です。価格が上がるほどダイヤル式の採用率が高くなる傾向があり、エントリーモデルはベルクロ式が中心になっています。
通販で失敗しないためのチェックリスト
購入前に「①普段のスニーカーサイズをそのまま当てはめていないか」「②SPD・SPD-SL・フラットペダル対応のうち、自分の自転車・ペダルに合う規格か」「③商品ページのサイズ表とレビューのサイズ感コメントを確認したか」の3点をチェックしておくと、通販での失敗を減らしやすくなります。
選び方の3ステップ
ここまでの知識を踏まえて、実際にサイクリングシューズを選ぶ進め方を3つのステップでまとめました。順番に確認していくと、規格や数字に惑わされることなく選びやすくなります。
- 1今使っているペダル、またはこれから使う予定のペダルを確認する。フラットペダルのままシューズだけを変えたいのか、SPD・SPD-Lのどちらかのビンディングペダルに交換する予定があるのかで、選ぶべきシューズの規格が決まります。ペダル交換の予定がまだない場合は、フラットペダル対応シューズから試すのが無難です。
- 2走るシーンを整理する。通勤や街乗り、こまめな乗り降りが多いならSPD、ロングライドやレースでの走行に集中したいならSPD-SL、といったように、自分の走り方に近いタイプを選びます。歩く機会が多いか少ないかも、ソールの硬さを選ぶうえでの目安になります。
- 3可能であれば実際に試し履きをする。サイクリングシューズはランニングシューズ以上にフィット感が走行効率に直結します。スポーツバイク専門店では試し履きができる場合が多く、足の実測サイズをスタッフに確認してもらったうえで、複数モデルを履き比べるのが確実です。試し履きが難しい場合は、口コミレビューで足の形やサイズ感についてのコメントを探すのも参考になります。
サイズ以外にも確認したい快適さのポイント
サイズやビンディングの規格が決まったあとも、実際に長時間履いたときの快適さを左右する要素がいくつかあります。ここでは見落とされがちな2つのポイントを紹介します。
一つ目は通気性です。サイクリングシューズは足を強く固定する構造上、蒸れやすい傾向があります。特に夏場の長距離ライドでは、アッパーにメッシュ素材や通気孔を採用したモデルのほうが快適に感じやすいとされています。逆に冬場は防水性や保温性を重視したモデルもあり、季節やライドの距離に応じて使い分ける人もいます。1年を通してサイクリングを楽しみたい場合は、シーズンごとに異なるタイプのシューズを検討するのも一つの方法です。
二つ目はインソール(中敷き)です。標準で付属しているインソールは平らな形状のものが多く、土踏まずのアーチが高い人や低い人にとっては、足裏全体に均等に力が伝わりにくい場合があります。走行中に足裏の特定の部分だけが痛くなる、痺れるといった症状が出る場合は、インソールをアーチサポート付きのものに交換することで改善するケースがあるとされています。サイクリング専用のインソールは、ウォーキング用と違って薄めに作られていることが多く、シューズ本来のフィット感を損ないにくいのも特徴です。
また、靴下の選び方も見落とされがちなポイントです。サイクリング専用の靴下は、通常のスポーツソックスよりも薄手で、シューズの中で足がずれにくいように作られていることが多いとされています。厚手の靴下を合わせるとシューズ内で圧迫感が増し、逆に足の血行が悪くなることもあるため、購入時に靴下を含めたフィット感を確認しておくと安心です。
雨の日や朝晩の冷え込みが気になる季節には、シューズカバーを併用する人も多く見られます。シューズカバーはシューズの上から被せる防水・防寒用のアイテムで、クリートの部分だけ穴が開いた専用設計になっています。まだシューズを何着も揃える予算がない場合は、まず1足のシューズに加えてシューズカバーを用意しておくと、季節を問わず使い回しやすくなります。
買ったあとに気をつけたいこと
サイクリングシューズは、正しく使い続けることでより快適に、長く使える道具です。特に初めてビンディングシステムを使う人が見落としがちな点をいくつか挙げておきます。
ビンディングペダルを初めて使うときは、必ず人の少ない場所や芝生の上など、転倒しても安全な環境で着脱の練習をしてから公道に出るようにしてください。信号待ちで足を外し忘れて立ちゴケしてしまうのは、ビンディング初心者によくある失敗です。慣れるまでは、停止する前に少し早めのタイミングで足を外す意識を持つと安心です。
クリートは使用しているうちにすり減っていきます。特にSPD-SLのクリートは樹脂製で大きく、装着したまま歩く機会が多いと摩耗が早まる傾向があります。クリートが固定される感覚が緩くなったり、脱着時に違和感を覚えたりしたら、交換のサインと考えてよいでしょう。クリートは消耗品として、シューズ本体とは別に交換用を用意しておくと安心です。
シューズ本体の手入れとしては、泥や汚れがついたら乾いたブラシで落とし、ひどい汚れは水で薄めた中性洗剤と柔らかいブラシで軽く手入れするのが無難です。ダイヤル式のクロージャーを使っているモデルは、走行後に土や砂が入り込んでいないか確認しておくと、ダイヤルの動きが悪くなるのを防ぎやすくなります。保管は直射日光や高温多湿を避け、風通しの良い場所で行うと、ソールの樹脂やアッパーの素材の劣化を遅らせやすくなります。
よくある質問
Qサイクリングシューズは本当に必要ですか?普通のスニーカーではだめですか?
Aスニーカーでも走ること自体は可能ですが、ソールが柔らかいためペダルに力を伝える効率はサイクリングシューズに劣るとされています。特に長い距離を走る場合や、坂道を頻繁に走る場合は、専用シューズによって疲れにくさやペダリングの快適さが変わってくると言われています。まずはフラットペダル対応シューズから試してみるのも一つの方法です。
QSPDとSPD-SLはどちらを選べばいいですか?
A通勤や街乗り、こまめな乗り降りが多い場合はSPD、ロングライドやレースでの走行効率を重視する場合はSPD-SLが向いているとされています。SPDはクリートが小さく歩きやすいのが特徴で、SPD-SLはクリートが大きく力の伝達効率を重視した規格です。今使っている、またはこれから使う予定のペダルの規格に合わせて選んでください。
Qクリートは別で買う必要がありますか?
A多くのSPD・SPD-SL対応シューズはクリートが別売りです。購入時にはシューズ本体だけでなく、対応する規格のクリートと、それに合うビンディングペダルも揃っているかを確認する必要があります。フラットペダル対応シューズであれば、クリートは不要です。
Qサイズは普段のスニーカーと同じでいいですか?
Aサイクリングシューズはランニングシューズほどつま先に余裕を持たせず、足長にほぼぴったり合うサイズを選ぶのが一般的とされています。サイズ表記もEUサイズ(36.0〜48.0など)で展開されていることが多く、普段のスニーカーのサイズとは対応関係が異なるため、可能であれば試し履きをして確認することをおすすめします。
Qビンディングシューズは歩きにくいですか?
ASPD-SLはクリートが大きく、装着したまま歩くとクリートが削れやすいため、歩行に慣れが必要とされています。SPDはクリートが小さく、比較的歩きやすい設計です。乗り降りや歩く機会が多い場合は、SPD規格やフラットペダル対応シューズのほうが扱いやすいでしょう。
Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?
Aエントリーモデルであれば8,000〜10,000円程度で、SPD・SPD-SL・フラットペダル対応いずれのタイプもそろいます。ここにクリート(数千円程度)、規格が合わないペダルを使っている場合はペダル本体の費用も加わる点に注意してください。上位のレース向けモデルは2万円を超えることもあります。
Qサイクリングシューズはどのくらいで買い替えるべきですか?
A目安は走行距離というより使用年数で、週末に数時間乗るペースであれば2〜3年程度が一つの目安とされています。アッパーの破れやソールの割れ、ベルクロやダイヤルの緩みなど、固定力が落ちてきたと感じたら買い替えのサインです。クリートは摩耗が早いため、シューズ本体より先に交換が必要になることが多い点も覚えておいてください。
迷ったらこれ|この記事のNo.1

シマノ CT5 SH-CT500 SPD シューズ(スニーカータイプ)
参考価格 9,800円
向いている人:通勤やクロスバイクでの街乗りと、休日のサイクリングを1足で兼ねたい人
あわせて検討したいサービス
PR※ アフィリエイトプログラムを利用しています。料金・キャンペーンは変動するため最新情報は各公式サイトでご確認ください。
体づくりはジム・スタジオで
関連記事