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車載スキーキャリアの選び方とおすすめ4選
スキー・スノーボード

車載スキーキャリアの選び方とおすすめ4選

マイカーでゲレンデに向かう人向けに、屋根に取り付ける車載スキー・スノーボードキャリアの選び方を解説。ベースキャリアとの関係、車種別適合の確認方法、積載可能枚数、盗難防止ロックなどのチェックポイントを整理し、注目されやすい4アイテムを紹介します。

公開:更新:執筆:SPOGEAR編集部

本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。掲載商品は編集部が楽天市場・Yahoo!ショッピングで販売実態を確認したうえで選定しており、広告主の意向で評価を変えることはありません。編集方針を見る →

電車ではなくマイカーでゲレンデに向かう人にとって、板をどう車に積むかは毎シーズン悩ましいテーマです。ミニバンやSUVであれば車内にそのまま積み込めることもありますが、家族分の板やブーツ、着替えの荷物まで合わせると車内はあっという間にいっぱいになってしまいます。板を車内に積むと、濡れた板やブーツから水が垂れてシートを汚してしまったり、エッジで内装を傷つけてしまったりすることもあります。そこで検討したいのが、車の屋根に取り付けて板を積載する「車載スキーキャリア(ルーフキャリア用スキー・スノーボードアタッチメント)」です。ただし、これは電車移動用のキャリーバッグとはまったく別の道具で、車種ごとの適合確認やベースキャリアとの組み合わせなど、購入前に押さえておくべきポイントがいくつかあります。この記事では、車載スキーキャリアを選ぶときに確認しておきたいポイントを整理したうえで、候補として挙げられやすい4アイテムを紹介します。

この記事でわかること

  • キャリーバッグやボードバッグとは何が違うのか
  • 車載キャリアの仕組み — 「ベースキャリア」と「アタッチメント」の2階建て構造
  • 購入前に必ず確認したい「車種別適合」
  • 積載可能枚数と重量の目安
  • 盗難防止ロックの有無を確認する
  • 取り付け・取り外しのしやすさ
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口コミでも名前が挙がりやすい車載スキーキャリア4選

具体的な候補は次の通りです。紹介の前に、これらはすべて車種ごとの適合確認が必須の商品です。掲載している価格・仕様は記事作成時点の参考情報で、変動する場合があります。購入前には必ず商品ページやメーカーの車種別適合検索で、自分の車に取り付け可能かどうかを確認してください。

4アイテムを並べると、役割がはっきり分かれているのが分かります。INA951とINA952はどちらもベースキャリアの上に載せるアタッチメント本体で、積載枚数(6セット/3セット)で選び分けます。Terzo TULIPA-G4も同じくアタッチメントですが、盗難防止ロックの標準装備という点で差別化されています。そしてライトラック115は、これらアタッチメントを取り付けるための土台となるベースキャリアです。

すでに自転車用などのベースキャリアを車に取り付け済みであれば、INA951・INA952・TULIPA-G4のいずれかのアタッチメントを、自分の車の適合検索結果と積みたい枚数に合わせて選べば揃います。逆に、まだ屋根に何も付けていない場合は、ライトラック115のようなベースキャリアと、アタッチメントの両方、さらに車種別の取付ホルダーが必要になるケースが多いため、合計費用は数万円になることを見込んでおくとよいでしょう。

どの製品を選ぶにしても、購入前に必ずメーカーの車種別適合検索で、自分の車(メーカー・車種・年式・グレード)に対応する品番を確認してください。適合しない組み合わせで無理に取り付けようとすると、走行中の脱落など重大な事故につながるおそれがあります。少しでも適合が分かりにくい場合は、メーカーのサポート窓口やカー用品店のスタッフに相談することをおすすめします。

No.1カーメイト INNO INA951 スキー&スノーボードキャリア デュアル
大容量タイプ

カーメイト INNO INA951 スキー&スノーボードキャリア デュアル

参考価格47,025円

ベースキャリアに後付けする、幅広のスキー板を6セットまたはスノーボードを4セットまで積載できる大容量タイプのアタッチメント。一度設定すればワンタッチでベースバーに固定できるメモリークランプ仕様で、着脱の手軽さを重視して設計されています。

こんな人に家族4人分など、まとまった枚数の板・ボードを一度に積みたい人
品番INA951
積載可能枚数スキー6セット/スノーボード4セット
製品重量約9kg
取付方式メモリークランプ仕様(ベースキャリア後付け)
アッパーアーム2段階調整(薄い板〜厚い板まで対応)
販売元カーメイト公式オンラインストア

ここが良い

  • カーメイト公式オンラインストアが直接販売しており、正規品として安心して購入しやすい
  • 6セット積載できる大容量タイプで、複数家族での利用にも対応しやすいとされる
  • メモリークランプ仕様で、2回目以降の取り付けがワンタッチで済みやすいとされる

注意点

  • 本体重量が約9kgとやや重く、シーズンごとの脱着に力が必要になる場合がある
  • 別途ベースキャリア(車種別のホルダーを含む)が必要で、初期費用が高くなりやすい
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No.2カーメイト INNO INA952 スキー&スノーボードキャリア シングル
コンパクトタイプ

カーメイト INNO INA952 スキー&スノーボードキャリア シングル

4.50(2件のレビュー)

参考価格23,800円

INA951の弟分にあたるコンパクトタイプ。幅広のスキー板を3セット、スノーボードを2セットまで積載可能で、ゲレンデに行くシーズンだけキャリアを装着したい人向けに案内されているモデルです。INA951同様、メモリークランプ仕様で着脱がしやすい設計です。

こんな人に夫婦や少人数のグループで、コンパクトなキャリアを探している人
品番INA952
積載可能枚数スキー3セット/スノーボード2セット
製品重量約5kg
取付方式メモリークランプ仕様(ベースキャリア後付け)
アッパーアーム2段階調整(薄い板〜厚い板まで対応)

ここが良い

  • INA951より軽量な約5kgで、シーズンごとの脱着や収納がしやすいとされる
  • 2〜3人分程度の積載であれば十分なサイズで、価格も抑えやすい
  • INA951と同じメモリークランプ仕様で、操作感に大きな違いがないとされる

注意点

  • 積載枚数が3セット/2枚までのため、大人数での利用には容量不足になる場合がある
  • 別途ベースキャリア(車種別のホルダーを含む)が必要で、こちらも初期費用がかかる
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No.3PIAA Terzo(テルッツォ)スキー・スノーボードキャリア TULIPA-G4
盗難防止ロック標準装備

PIAA Terzo(テルッツォ)スキー・スノーボードキャリア TULIPA-G4

5.00(2件のレビュー)

参考価格18,810円

PIAAのカー用品ブランド「Terzo」が展開するスキー・スノーボード専用キャリア。盗難防止ロックを標準装備し、ラバークッションで積載物をしっかりホールドする設計です。ルーフオンタイプ・ルーフレールタイプ・ボルトオンタイプなど、車の屋根の形状に合わせて複数のバリエーションが用意されています。

こんな人に盗難防止のロック機構を重視したい人、車の屋根形状に合わせて細かくタイプを選びたい人
シリーズ名TULIPA-G4
積載可能枚数スノーボード4枚 または スキー6セット(目安)
積載有効幅330+330mm(片側330mm)
本体重量約8.1〜8.4kg(タイプにより異なる)
セキュリティ盗難防止ロック標準装備(ロックキー2本付属)
販売元うさマート楽天市場店

ここが良い

  • 盗難防止ロックが標準で付属しており、サービスエリアなど駐車時間が長い場面でも安心しやすいとされる
  • ラバークッションで板をホールドする設計で、走行中の振動によるズレを抑えやすいとされる
  • ルーフオン・ルーフレール・ボルトオンなど複数タイプから、自分の車の屋根形状に合わせて選べる

注意点

  • 車への取り付けには別売の車種別ホルダー(EH●●●など)が必須で、単体では取り付けられない
  • タイプ(品番)によって在庫状況が変動しやすく、希望のタイプが売り切れの場合がある
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No.4カーメイト ライトラック115 INT513BK(ベースキャリア)
ベースキャリア(土台)

カーメイト ライトラック115 INT513BK(ベースキャリア)

参考価格29,700円

まだ車の屋根に何も取り付けていない人がまず検討したい、軽量アルミ製のベースキャリア(ルーフラック)。幅1150mm×1450mmのスタンダードなラックで、この上にスキー・スノーボード用アタッチメントを追加することで車載キャリアとして機能します。自転車やルーフボックスなど、他の荷物を積む際の土台としても使い回せます。

こんな人にまだ車の屋根に何も取り付けておらず、ベースキャリアから揃えたい人
品番INT513BK
サイズ展開幅1150mm×1450mm(ライトラック115)
素材軽量アルミ
用途ベースキャリア(アタッチメントの土台となるバー)
販売元カーメイト公式オンラインストア

ここが良い

  • カーメイト公式オンラインストアが直接販売しており、正規品として安心して購入しやすい
  • スキー用アタッチメントだけでなく、自転車キャリアやルーフボックス、カーゴネットの土台としても使い回せる
  • 軽量なアルミ製で、他社の同クラス製品と比べて扱いやすいとされる

注意点

  • これ単体ではスキー・スノーボードを積載できず、別途アタッチメントの購入が必要
  • 車種別の取付ホルダーが必要な場合があり、車種によって追加費用が発生することがある
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■ スペック比較表

商品カーメイト INNO INA951 スキー&スノーボードキャリア デュアルカーメイト INNO INA951 スキー&スノーボード…カーメイト INNO INA952 スキー&スノーボードキャリア シングルカーメイト INNO INA952 スキー&スノーボード…PIAA Terzo(テルッツォ)スキー・スノーボードキャリア TULIPA-G4PIAA Terzo(テルッツォ)スキー・スノーボードキ…カーメイト ライトラック115 INT513BK(ベースキャリア)カーメイト ライトラック115 INT513BK(ベース…
参考価格47,025円23,800円18,810円29,700円
購入
品番INA951INA952—INT513BK
積載可能枚数スキー6セット/スノーボード4セットスキー3セット/スノーボード2セットスノーボード4枚 または スキー6セット(目安)—
製品重量約9kg約5kg——
取付方式メモリークランプ仕様(ベースキャリア後付け)メモリークランプ仕様(ベースキャリア後付け)——
アッパーアーム2段階調整(薄い板〜厚い板まで対応)2段階調整(薄い板〜厚い板まで対応)——
販売元カーメイト公式オンラインストア—うさマート楽天市場店カーメイト公式オンラインストア
シリーズ名——TULIPA-G4—
積載有効幅——330+330mm(片側330mm)—
本体重量——約8.1〜8.4kg(タイプにより異なる)—
セキュリティ——盗難防止ロック標準装備(ロックキー2本付属)—
サイズ展開———幅1150mm×1450mm(ライトラック115)
素材———軽量アルミ
用途———ベースキャリア(アタッチメントの土台となるバー)

※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。

※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

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キャリーバッグやボードバッグとは何が違うのか

「スキー キャリア」と検索すると、電車や飛行機で持ち運ぶためのキャスター付きキャリーバッグや、板を傷から守るボードバッグと、車の屋根に取り付ける車載キャリアが、同じ検索結果に混在して表示されることがあります。この3つはまったく別の道具なので、まず違いを整理しておきましょう。

キャリーバッグやボードバッグは、板そのものを袋に収納して持ち運んだり保管したりするための道具です。電車の網棚に載せたり、玄関で保管したりする場面を想定して作られています。一方、車載スキーキャリアは板を袋に入れることを前提とせず、車の屋根に固定されたバー(ベースキャリア)に、スキーやスノーボードを直接、あるいはアタッチメント経由で固定する金属製の器具です。移動中ずっと屋外の屋根の上に露出しているため、雨風や振動、走行風圧に耐える強度と、盗難防止のロック機構が求められます。

車載キャリアを使う最大のメリットは、車内空間をまるごと荷物や人に使えることです。板を屋根に積んでしまえば、車内には濡れたブーツやウェア、着替え、飲食物などを気兼ねなく積み込めます。家族4人でゲレンデに向かうようなケースでは、車内の荷物量が想像以上に多くなるため、板だけでも屋根に逃がせるメリットは大きいといえます。また、車内に板を積む場合と違って、エッジで内装を傷つけたり、板から溶けた雪でシートを濡らしたりする心配もありません。

ただし当然ながら、車載キャリアは「車を持っていて、かつ屋根に取り付け可能な車種であること」が前提になります。電車で移動する人やレンタカーを利用する人には基本的に縁のない道具ですが、逆にマイカーで頻繁にゲレンデへ通う人にとっては、一度揃えてしまえば毎シーズン活躍する設備投資になります。

この記事のスタンス

本記事は、電車・飛行機での持ち運びを想定したキャリーバッグや保護用のボードバッグではなく、車の屋根に取り付ける車載スキー・スノーボードキャリアに絞って選び方を整理しています。持ち運び用のバッグを探している場合は、キャリーバッグやボードバッグを扱った別記事もあわせて参考にしてください。商品ごとの特徴については「〜とされる」という表現にとどめ、断定的な優劣はつけていません。

車載キャリアの仕組み — 「ベースキャリア」と「アタッチメント」の2階建て構造

車載スキーキャリアを検討し始めると、多くの人が最初に戸惑うのが「ベースキャリア」と「アタッチメント(スキー・スノーボード用キャリア)」という2つの部品が必要になる点です。この構造を理解しておかないと、注文を間違えてしまうことがあります。

仕組みはシンプルで、まず車の屋根に横向きに渡す2本のバー「ベースキャリア(ベースラック)」を取り付け、そのバーの上に、スキー・スノーボードを積載するための「アタッチメント」をクランプで固定する、という2階建ての構造になっています。ベースキャリアは自転車やルーフボックス、カーゴネットなど、スキー以外の荷物を載せる際の土台としても使い回せる汎用パーツで、その上に載せるアタッチメントを季節や用途に応じて交換する、という考え方です。

すでに自転車用のルーフキャリアやルーフボックスを車に取り付けている人であれば、多くの場合そのベースキャリア(バー)に、スキー・スノーボード用のアタッチメントだけを追加購入すれば済みます。逆に、これまで車の屋根に何も取り付けたことがない場合は、ベースキャリアとアタッチメントの両方を揃える必要があり、費用も手間もそのぶんかかります。

また、車種によっては純正のルーフレール(屋根の左右に付いている棒状のパーツ)があるかどうかで、必要なベースキャリアの種類も変わってきます。ルーフレールがある車、フィックスポイント(屋根に固定用の穴が用意されているタイプ)の車、レールも穴もない「スムースルーフ」の車では、それぞれ専用のベースキャリアや取付キットが用意されており、車種によって適合するパーツが厳密に決まっています。

このため、車載スキーキャリアを検討する際は「アタッチメント単体の価格」だけを見て安いと判断しないよう注意が必要です。ベースキャリアを持っていない場合、ベースキャリア本体・取付キット(車種別ホルダー)・アタッチメントの3点セットで数万円になることも珍しくありません。購入前に、自分の車にすでにベースキャリアが付いているかどうかを確認しておくことが、費用感をつかむ第一歩になります。

購入前に必ず確認したい「車種別適合」

車載キャリアで最も失敗しやすいのが、車種適合の確認不足です。カー用品店の店頭でも「なんとなく似ているから」という理由で購入してしまい、実際には自分の車に取り付けられなかった、というトラブルは珍しくありません。

ベースキャリアやアタッチメントの多くは、メーカーの公式サイトに「車種別適合検索」というページを用意しており、車のメーカー・車種・年式・グレードを入力すると、対応するベースキャリアの品番やホルダーの品番が表示される仕組みになっています。購入前には必ずこの適合検索を確認し、表示された品番と、実際に購入しようとしている商品の品番が一致しているかをチェックしてください。

特に注意したいのが、同じ車種名でも年式やマイナーチェンジのタイミングによって屋根の形状(ルーフレールの有無や形状)が変わり、対応するホルダーの品番が変わるケースです。中古車を購入した場合や、年式がはっきり分からない場合は、車検証に記載された型式や初度登録年月を確認したうえで、メーカーのサポート窓口に問い合わせるのが確実です。

また、車種適合が確認できたとしても、キャリアを装着した状態での車両全高(屋根からキャリアの上端までの高さ)が変わる点にも注意が必要です。立体駐車場や地下駐車場、高さ制限のあるトンネルなどを利用する際は、キャリア分の高さが加わることを忘れずに意識しておく必要があります。装着後の全高をあらかじめメジャーで実測し、車内のよく見える位置にメモを貼っておくと、うっかり低い天井にぶつけてしまうトラブルを防ぎやすくなります。

積載時の法定制限にも注意

車両の屋根に荷物を積載する場合、道路運送車両の保安基準により、車両からはみ出す量や積載後の高さに制限があります。スキー・スノーボードのように前後に長い荷物を積む場合、車両からの突出量が基準を超えないか確認しておくことが大切です。詳しくは各キャリアメーカーの取扱説明書や、お住まいの地域の運輸支局の案内を確認してください。

積載可能枚数と重量の目安

車載スキーキャリアの商品ページには、積載可能なスキー・スノーボードの枚数と、キャリア本体の重量が明記されています。ここでは選ぶときの目安を整理します。

積載枚数は「スキー◯セット/スノーボード◯枚」という形で表記されるのが一般的です。家族4人分のスキー板(4セット=8本)を積みたい場合、6セット積載可能なアタッチメントであれば余裕を持って収まりますが、3セット程度の小型モデルだと2家族分がぎりぎり、という計算になります。まずは同乗するメンバーの人数と、板・ボードの本数を数えたうえで、余裕を持った積載枚数のモデルを選ぶことをおすすめします。

キャリア本体の重量も見落とされがちなポイントです。大容量タイプは重量が8〜9kg程度になることが多く、コンパクトタイプは4〜5kg程度に収まります。重量が大きいほど取り付け・取り外しの作業が大変になるほか、車両重量にもわずかに影響します。シーズンオフには取り外して保管する人が多いため、収納スペースと持ち運びのしやすさも考慮して選ぶとよいでしょう。

また、積載時にはスキー・スノーボード自体の重量も車両の許容積載量に含まれます。ルーフキャリア自体には最大積載重量(アタッチメントとその上の荷物を合わせた重量の上限)が設定されていることが多く、商品ページや取扱説明書に記載されています。板の本数が多い家族での利用を想定している場合は、この上限値も確認しておくと安心です。

盗難防止ロックの有無を確認する

車載キャリアは、スキー場の駐車場やサービスエリアなど、車から離れる時間が長い場所で使われることが多い道具です。板やボード自体が高価な場合、屋根に載せたまま盗難に遭うリスクも考えておく必要があります。

多くの車載スキーキャリアには、鍵付きのロック機構が標準装備されています。ロックがあることで、板をアタッチメントから簡単に取り外せないようにできるほか、アタッチメント自体をベースキャリアから盗まれるリスクも減らせます。购入時には、ロックが「板の固定部分」だけに付いているのか、「ベースキャリアとの接続部分」にも付いているのかを商品説明で確認しておくと安心です。

また、車種によっては複数のキャリアやアタッチメントを1本の鍵で管理できる「共通キー」システムを採用しているメーカーもあります。ルーフボックスやサイクルキャリアなど、他のキャリア用品も同じメーカーで揃えていく予定がある場合は、鍵を1本にまとめられるかどうかも比較材料になります。

サービスエリアなど不特定多数が出入りする場所に長時間駐車する予定がある場合は、ロック機構の有無に加えて、可能であれば駐車位置を人目につきやすい場所に選ぶ、板の目立つ場所にステッカーなどを貼って個体を識別しやすくしておく、といった対策も合わせて検討すると安心です。

取り付け・取り外しのしやすさ

シーズンが終わればキャリアを取り外し、走行時の空気抵抗や燃費への影響、洗車のしやすさを考慮して収納しておきたいと考える人も多いはずです。ここでは取り付け・取り外しのしやすさに関わるポイントを紹介します。

近年のモデルの多くは「メモリークランプ」と呼ばれる機構を採用しており、一度ベースキャリアへの取り付け位置を調整しておけば、次回以降はワンタッチで同じ位置に固定できるようになっています。これにより、毎回細かい位置調整をやり直す必要がなく、出発前の準備時間を短縮しやすくなります。初めて取り付ける際に正しい位置をきちんと調整しておくことが、翌シーズン以降の手間を減らすポイントです。

アタッチメントの開閉方式にも種類があります。片側だけが開閉する「片側開きタイプ」と、両側から板を出し入れできる「両側開きタイプ」があり、両側開きタイプのほうが板の出し入れがしやすいとされる一方、価格はやや高めになる傾向があります。駐車スペースの左右に十分な余裕がない場所で使うことが多い場合は、開閉方向も選ぶ際の判断材料になります。

アッパーアーム(板を上から押さえる可動式の爪)の調整幅も確認しておきたいポイントです。板の厚みに合わせて2段階程度で調整できるモデルが多く、スキー板のような薄いものから、厚みのあるスノーボードまで、幅広い形状に対応できるかどうかが商品ごとに異なります。複数人分の板・ボードを同時に積む予定がある場合は、板の厚みがバラバラでも対応できる調整幅の広いモデルを選んでおくと安心です。

取り付け・使用時に気をつけたいこと

車載キャリアは正しく取り付け、正しく使えば非常に便利な道具ですが、いくつか注意しておきたい点があります。

走行前には、板やアタッチメントがしっかり固定されているかを必ず目視と手で確認する習慣をつけましょう。特に長距離の高速道路を走る前は、サービスエリアなどで一度停車し、ロックやクランプが緩んでいないかを確認することをおすすめします。走行中の振動でわずかに緩みが生じることもあるため、休憩のたびにチェックする習慣を持っておくと安心です。

走行中は、車両の全高が変わるだけでなく、横風の影響を受けやすくなる点にも注意が必要です。板を積んだ状態では、通常より横風でふらつきやすくなることがあるとされ、高速道路の橋の上やトンネルの出口など、突風が起きやすい場所ではスピードを控えめにすることが推奨されています。

洗車機を利用する際は、キャリアやアタッチメントを装着したまま入ると、機械や板を破損する恐れがあるため、必ず取り外してから洗車機を利用してください。多くの洗車機には、ルーフキャリアを装着したままの入場を禁止する案内が掲示されています。

シーズンオフの保管方法も重要です。使わない間、屋根に付けっぱなしにしておくと、紫外線や風雨にさらされ続けてプラスチック部分の劣化や金属部分のサビが進みやすくなります。シーズンが終わったら取り外し、直射日光の当たらない室内や物置で保管することで、次のシーズンも安心して使い続けられます。

燃費への影響も考慮しておく

車の屋根にキャリアやアタッチメントを取り付けたまま走行すると、空気抵抗が増え、燃費がやや悪化する傾向があるとされています。ゲレンデへの往復以外では使わない場合は、シーズン中でも使わない日は取り外しておくと、余計な燃費悪化を避けやすくなります。

よくある質問

Qベースキャリアとアタッチメントは必ず両方必要ですか?

Aすでに自転車用などのベースキャリア(屋根のバー)を取り付け済みであれば、多くの場合、スキー・スノーボード用のアタッチメントだけを追加購入すれば取り付けられます。屋根に何も付けていない車の場合は、ベースキャリアと、車種によっては車種別の取付ホルダーもあわせて必要になります。

Q自分の車に取り付けられるかどうかはどこで確認できますか?

A多くのメーカーが公式サイトに「車種別適合検索」を用意しています。車のメーカー・車種・年式・グレードを入力すると、対応するベースキャリアやアタッチメントの品番が表示されます。中古車で年式やグレードがはっきりしない場合は、車検証の型式・初度登録年月を確認したうえで、メーカーのサポート窓口に問い合わせるのが確実です。

Q積載枚数はどのくらいを目安に選べばいいですか?

A同乗するメンバーの人数と、実際に積みたいスキー・スノーボードの本数を数えたうえで、余裕を持った積載枚数のモデルを選ぶのがおすすめです。夫婦や少人数であれば3セット程度のコンパクトタイプ、家族4人分などまとまった枚数を積みたい場合は6セット積載できる大容量タイプが目安になります。

Q盗難防止ロックは必要ですか?

Aサービスエリアの駐車場やスキー場の駐車場など、車から離れる時間が長い場面で使うことが多いため、盗難防止ロックが付いたモデルを選んでおくと安心です。板の固定部分だけでなく、アタッチメントとベースキャリアの接続部分にもロックが付いているかを確認しておくとより安心です。

Q洗車機を利用するときはどうすればいいですか?

Aキャリアやアタッチメントを装着したまま洗車機に入ると、機械や板を破損する恐れがあります。洗車機を利用する際は、事前に取り外してから入ることをおすすめします。多くの洗車機で、ルーフキャリア装着車の入場が案内上禁止されています。

Qシーズンオフはどう保管すればいいですか?

A使わない間は取り外し、直射日光の当たらない室内や物置で保管するのがおすすめです。付けっぱなしにしておくと、紫外線や風雨によってプラスチック部分の劣化や金属部分のサビが進みやすくなるとされています。

Qキャリアを付けたまま走ると燃費は悪くなりますか?

A空気抵抗が増えるため、燃費がやや悪化する傾向があるとされています。ゲレンデへの往復以外は使わない場合、シーズン中でも使わない日は取り外しておくと、余計な燃費悪化を避けやすくなります。

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