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真夏の炎天下でおこなわれる高校ラグビーの選手権予選、あるいは秋から冬にかけて日差しの低い時間帯に開催されるトップリーグの試合。スタジアムで一日中観戦していると、まぶしさで表情が険しくなったり、目が疲れて後半には集中力が切れてしまったりした経験がある人は少なくないはずです。また、選手自身も試合そのものではコンタクトの多さからサングラスをかけることはまずありませんが、ランニングやキック練習、ウエイトトレーニングといった屋外での基礎トレーニングの時間は決して短くありません。とはいえ、いざスポーツサングラスを探そうとすると、レンズカラーや紫外線カット率、フィット感など見慣れない単語が並び、「なんとなく安いものでいいか」「デザインが好みだから」という理由だけで選んでしまう人も多いのではないでしょうか。この記事では、ラグビー観戦とトレーニングという2つの場面を軸に、サングラス・アイウェア選びで押さえておきたいポイントを、専門用語をかみ砕きながら整理しました。最後には、注目されやすい4本を比較しています。
この記事でわかること
- ラグビーとサングラスの関係 — 「試合中」ではなく「観戦」と「トレーニング」
- そもそもサングラスのスペックで何が変わるのか
- 「レンズカラーと可視光線透過率」の読み方
- 「紫外線カット率」の読み方 — 見落とされがちな最重要項目
- 「重量とフィット感」の読み方 — ズレを防ぐカギ
- 目的別に見る3タイプ
ラグビー観戦・トレーニング向けサングラスおすすめ4選
具体的な候補は次の通りです。紹介の前に、これらをかければ必ず快適に過ごせる、という話ではありません。いずれもメーカーの商品ページ上で「スポーツ」向けとして案内されているものを中心に、観戦向き・トレーニング向きのバランスが異なる4本を選びました。価格は執筆時点で調べたものです。時間の経過で変わっている可能性があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・カラーを確認してください。
4本を並べると、価格帯と得意な場面で役割が分かれているのが分かります。オークリーはブランドの信頼性と本格的な機能を求める人向けの最上位モデル、ナイキはアジアンフィットで日本人の顔立ちに合わせやすく観戦・トレーニング兼用に向く定番モデル、アディダスは観戦時の見た目の良さも重視したバランス型、ニューバランスはカラー展開の豊富さと真夏向けの濃いレンズが魅力のモデルという立ち位置の製品です。
選び方のポイントは、観戦とトレーニングどちらを主な用途にするか、好みのデザイン、そして予算によって変わります。ブランドの信頼性を重視するならオークリー、日本人の顔立ちへのフィット感とトレーニングでの使いやすさを重視するならナイキ、観戦時の見た目も含めて選びたいならアディダス、真夏の炎天下での観戦がメインならニューバランス、という視点で選べば、大きく外すことは少ないでしょう。価格や仕様は変わることがあるので、購入前に商品ページで最新の情報をご確認ください。
いずれのモデルも紫外線カット率は99%以上(紫外線透過率1%以下)と十分な性能を備えています。差がつきやすいのは可視光線透過率(レンズの濃さ)とフィッティングの部分なので、自分がよく観戦・トレーニングをする時間帯と、これまでメガネやサングラスをかけたときにズレやすさを感じたことがあるかどうかを基準に選ぶとよいでしょう。
価格を抑えたい場合は、アディダスやニューバランスのようなバランス型から検討するのがおすすめです。観戦やトレーニングでサングラスを使う習慣が定着してから、より上位のモデルへステップアップするという考え方も十分にありです。

オークリー レーダー EV パス OO9208-A138(OAKLEY RADAR EV PATH)国内正規品
参考価格25,000円
世界のトップアスリートの協力を得て開発された、オークリーを代表するスポーツサングラス。レンズを縦方向に広げた設計で上部の周辺視界を広げ、Prizm(プリズム)レンズが色調やコントラストを際立たせます。軽量なO Matterフレームと、Unobtainium素材のイヤーソックス・ノーズパッドで、汗をかいてもズレにくいとされ、トレーニング時の使用にも向いているとされています。
ここが良い
- 日本正規代理店を通じた国内正規品で、メーカー保証書が付属し安心して購入しやすい
- 軽量なO Matterフレームと専用ノーズパッドで、汗をかいてもズレにくいとされトレーニング用途にも向く
- Prizmレンズによりコントラストが強調され、グラウンドの状態を確認しやすいとされる
注意点
- 4本の中では価格がもっとも高い
- レギュラーフィットのため、鼻が低めの人はノーズパッドの当たり方を試着で確認したい

ナイキ ゲイルフォース AF DC2909-060(NIKE GALE FORCE AF)アジアンフィット
5.00(1件のレビュー)
参考価格16,600円
ナイキのスポーツサングラスシリーズ「GALE FORCE(ゲイルフォース)」のアジアンフィットモデル。奥行きのある柔軟なフレームで、やや大きめの顔にもフィットしやすいとされ、レンズ上部とノーズパッドの通気性により汗をかいても曇りにくい設計です。ランニングやキック練習といった屋外トレーニングにも、スタジアム観戦にも使いやすいモデルです。
ここが良い
- アジアンフィット設計で、日本人の顔立ちでもズレにくいという実際の使用者レビューがある
- レンズ上部・ノーズパッド部分の通気性が確保されており、トレーニング中に汗をかいても曇りにくいとされる
- UVA/UVBを100%カットする表記があり、真夏の観戦・トレーニングの紫外線対策として十分な性能を備えている
注意点
- 取り寄せ商品のため、発送までに数日かかる場合がある
- レンズカラーの選択肢は限定的で、他の3本ほど豊富ではない

adidas SP0029H アディダス スポーツサングラス アジアンフィット
参考価格13,800円
世界的に認知度の高いスポーツブランド、アディダスのスポーツサングラス。UV99%カットのミラーレンズを採用し、アジアンフィット設計で日本人の顔立ちにも合わせやすいとされています。ブラック×グレーミラーなど複数のカラー展開があり、スタジアム観戦での見た目の良さも重視したい人に向いているモデルです。
ここが良い
- ブラック×グレーミラーなど複数のカラーバリエーションから好みのデザインを選べる
- アジアンフィット設計で、日本人の顔立ちにも合わせやすいとされている
- 観戦時の応援スタイルとしても取り入れやすいデザイン性の高さがある
注意点
- 重量の具体的な数値表記がなく、装着感は試着かレビューで確認する必要がある
- キャンペーンやクーポンの有無によって実売価格が変動しやすい

ニューバランス サングラス NB08102(New Balance)ミラーレンズ スポーツ
参考価格14,800円
1906年創業のニューバランスが、スニーカー作りで培ったフィット感と機能性への考え方をサングラスにも採用したスポーツモデル。テンプルエンドに柔らかい素材を使用し、快適な掛け心地を実現しています。クリアバイオレットやマットブラックなど5色展開で、好みのカラーを選びやすいのも特徴です。
ここが良い
- テンプルエンドに柔らかい素材が使われており、長時間かけても快適な掛け心地とされている
- 全5色とカラー展開が4本の中でもっとも豊富で、好みのデザインを選びやすい
- ニューバランス正規商品販売店からの購入で、安心して選びやすい
注意点
- 可視光線透過率10%とやや濃いめの設定で、薄暗い時間帯には向きにくい場合がある
- 人気カラーは在庫が少なくなりやすく、早めの検討が必要になることがある
■ スペック比較表
| 商品 | オークリー レーダー EV パス OO9208-A138… | ナイキ ゲイルフォース AF DC2909-060(NI… | adidas SP0029H アディダス スポーツサング… | ニューバランス サングラス NB08102(New Ba… |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 25,000円 | 16,600円 | 13,800円 | 14,800円 |
| 購入 | ||||
| 重量 | 約29g(レンズを含む) | — | — | — |
| 紫外線カット率 | 99%以上 | — | — | — |
| 可視光線透過率 | 15%(Prizm Road Jade) | 16%(FIELD TINT) | 14.30% | 10% |
| フレーム素材 | O Matter | — | — | — |
| レンズ素材 | Plutonite(高純度ポリカーボネイト) | — | — | — |
| フィッティング | レギュラーフィット | アジアンフィット | アジアンフィット | — |
| 付属品 | 純正レンズクロスポーチ・純正ケース・交換用ノーズパッド・メーカー保証書 | 専用ソフトケース | ブランド純正ケース | — |
| レンズ横幅 | — | 約73mm | — | 141mm |
| レンズ縦幅 | — | 約41mm | — | 58mm |
| 正面横幅 | — | 約150mm | — | — |
| 紫外線カット | — | UVA/UVB 100%カット | — | — |
| 紫外線透過率 | — | — | 1%未満 | 1.0%以下 |
| フレーム幅(外側) | — | — | 約14cm | — |
| レンズ縦 | — | — | 約4.7cm | — |
| テンプル | — | — | 約14cm | — |
| フレーム幅 | — | — | — | 151mm |
| テンプル幅 | — | — | — | 137mm |
| カラー展開 | — | — | — | 全5色(クリアバイオレット/クリアダークグレー/クリアマットグレー/マットブラック/ブラック) |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
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ラグビーでよく買われる道具
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ラグビーとサングラスの関係 — 「試合中」ではなく「観戦」と「トレーニング」
まず前提として整理しておきたいのが、ラグビーの試合中に選手がサングラスをかけることはほとんどないという点です。タックルやモール、ラインアウトなど激しい接触が絶えず発生する競技特性上、レンズが割れたり顔に当たったりするリスクがあるサングラスは、試合用の装備としては現実的ではありません。この記事で扱うのは、あくまで「観戦」と「屋外での基礎トレーニング」という2つの場面での活用です。
まず観戦の場面です。ラグビーの試合は屋内競技場ではなく屋外のスタジアムでおこなわれることがほとんどで、真夏の炎天下の大会から、冬の澄んだ空気の下で日差しが低く差し込む試合まで、季節を問わず強い光にさらされる時間が長くなりがちです。キックオフから試合終了まで1時間半近く、さらに前後の待ち時間も含めると2時間以上、屋外の座席で過ごすことになります。この間ずっとまぶしさを我慢していると、目の疲労だけでなく、集中力の低下にもつながります。
次にトレーニングの場面です。ラグビー選手の練習メニューには、コンタクトプレーの反復だけでなく、グラウンドを走り込むランニングメニューや、ポールに向かって繰り返しボールを蹴るキック練習、屋外でのウエイトトレーニングなど、サングラスを着用できる時間帯も数多く含まれます。特に夏場の炎天下でのフィットネストレーニングでは、紫外線や照り返しから目を守ることが、パフォーマンスの維持にもつながるとされています。
つまりこの記事で紹介するサングラスは、「試合中に使う防具」ではなく、「観戦とトレーニングの両方の時間を、より快適に過ごすための道具」という違いが出ています。すでにラグビー観戦グッズ全般について知りたい場合は、応援グッズや双眼鏡などを幅広く扱った別の記事も参考にしてみてください。
この記事のスタンス
商品ごとの特徴については感じ方に差があることを踏まえ、「〜とされる」という表現にとどめています。フィット感には個人差が大きく、個人差の影響が大きいためです。判断材料として使い、可能であれば購入前に実店舗で試着することをおすすめします。
そもそもサングラスのスペックで何が変わるのか
スポーツサングラスの商品ページには、レンズカラー(ミラー・プリズムなど)、可視光線透過率、紫外線カット率、重量、フィッティング(アジアンフィットなど)といった情報が並んでいます。すべてを一度に理解する必要はありませんが、初めて選ぶ人がまず押さえておきたいのは「レンズカラーと可視光線透過率」「紫外線カット率」「重量とフィット感」の3つです。
たとえるなら、レンズカラーと可視光線透過率は「どれくらい光を通すか」というサングラス自体の明るさ、紫外線カット率は「どれだけ目を守れるか」という安全性、重量とフィット感は「観戦中・運動中にどれだけ快適でいられるか」という使い心地に関わる要素です。この3つを見るだけで、そのサングラスが観戦向きなのか、トレーニング向きなのか、おおよそ判断できます。
観戦用途とトレーニング用途では、実は重視したいポイントが少し異なります。観戦であれば長時間座っていても疲れにくい軽さと、まぶしさをしっかり抑えるレンズの濃さが優先されやすく、トレーニング用途であれば汗をかいても滑りにくいフィット感や、走ったり頭を動かしたりしてもズレにくい構造がより重要になります。両方に使いたい場合は、この記事で紹介する「バランス型」を軸に検討すると失敗しにくくなります。
また、サングラスは天候や時間帯によって使い分けたい道具でもあります。夏の日中の試合と、冬の夕方に始まるナイター開催の試合とでは、必要なレンズの濃さがまったく異なります。自分がどの時間帯・季節に観戦やトレーニングをすることが多いのかを先に考えておくと、レンズカラー選びで迷いにくくなります。
「レンズカラーと可視光線透過率」の読み方
可視光線透過率とは、レンズがどれだけ光を通すかを示す数値で、パーセンテージで表記されます。数値が低いほどレンズは濃い色になり、光をあまり通さない(=まぶしさを強くカットする)ことを意味します。逆に数値が高いほどレンズは薄い色になり、視界は明るく保たれます。
真夏の炎天下でおこなわれる高校ラグビーの夏季大会や、屋外での日中のトレーニングなど、日差しがとても強い環境では可視光線透過率10〜20%程度の濃いレンズが向いているとされています。一方、秋冬のナイター開催や夕方からの練習など、光量が少ない場面では、可視光線透過率が30%を超える薄めのレンズのほうが、視界を確保しやすいとされています。
レンズカラーにも種類があり、グレー系は色味の変化が少なく自然な見え方になりやすいとされ、ブラウン系はコントラストを強調しやすくグラウンドの芝の状態や凹凸が見やすくなるとされています。近年人気の高い「ミラーレンズ」は表面が反射コーティングされており、まぶしさを抑えつつスタイリッシュな見た目にもなる一方、光の反射具合によっては薄暗い場所でやや見えにくく感じることもあるとされています。
観戦中心で使うなら、季節を問わず使いやすいグレー系のレンズを1本用意しておくと汎用性が高くなります。トレーニングでボールの軌道やグラウンドの起伏を見極めたい場合は、コントラストを強調しやすいブラウン系や、明るさに応じて色が変化する調光レンズも選択肢に入ってきます。
「紫外線カット率」の読み方 — 見落とされがちな最重要項目
紫外線カット率(またはUVカット率)は、レンズがどれだけ紫外線を遮断できるかを示す数値です。多くのスポーツサングラスは紫外線透過率1%以下、つまり99%以上のUVカット性能を謳っています。レンズの色の濃さと紫外線カット性能は必ずしも比例しないため、「色が濃いレンズだから紫外線カット効果も高いはず」と思い込むのは危険です。
実際、UVカット加工がされていない濃い色のレンズをかけると、瞳孔が暗さに反応して開いてしまい、かえって多くの紫外線を目に取り込んでしまうこともあると言われています。サングラスを選ぶ際は、レンズの濃さだけでなく、必ず商品ページで「紫外線カット率」「UV400」「紫外線透過率1%以下」といった表記を確認するようにしてください。
大手ブランドのスポーツサングラスであれば、ほとんどのモデルで99%以上のUVカット性能が備わっています。むしろ差がつきやすいのは、レンズの色や濃さ、フィット感、重量といった使い心地の部分です。紫外線カット性能は「あって当たり前」の項目として、そのうえで自分の使うシーン・好みに合ったレンズカラーを選ぶという順番で考えると選びやすくなります。
ラグビーの大会は真夏の炎天下でおこなわれることが多く、選手・観客ともに紫外線対策の重要度は他の屋外競技と比べても軽視できません。特に夏季トーナメントを一日中観戦するような場合、肌の日焼け対策と同じくらい、目の紫外線対策も意識しておきたいところです。
目の紫外線対策は肌よりも見落とされやすい
日焼け止めを塗る習慣がある人でも、目の紫外線対策までは意識していないことが多いとされています。紫外線を浴び続けた目は疲労感や充血の原因になるとも言われており、屋外での観戦・トレーニング習慣がある人ほど、サングラスによる目の保護は軽視できないポイントです。
「重量とフィット感」の読み方 — ズレを防ぐカギ
重量は商品ページに「約◯g」と記載されていることが多く、スポーツ用として作られたモデルはおおむね20〜35g程度に収まることが多いです。数値だけを見ると小さな差に思えますが、長時間観戦で座り続けるにせよ、トレーニングで動き回るにせよ、10g前後の差でも体感は変わりやすいとされています。
フィット感については、商品ページに「アジアンフィット」「レギュラーフィット」「ハイブリッジフィット」といった表記が見られます。アジアンフィット(またはローブリッジフィット)は、鼻が低め・顔が平面的な骨格に合わせて、ノーズパッドの高さや鼻あての形状を調整したモデルで、日本人の顔立ちに合いやすいとされています。海外ブランドの標準モデル(レギュラーフィット)は欧米人の骨格に合わせて設計されていることが多く、人によってはノーズパッドが低く感じられ、ずり落ちやすいと感じる場合もあります。
トレーニングで走ったり頭を動かしたりする際のズレを防ぐという観点では、テンプル(つる)の先端やノーズパッドに、汗をかいても滑りにくいラバー素材が使われているかどうかも確認しておきたいポイントです。特に夏場に汗を大量にかきながら練習する選手は、この滑り止め機能の有無で快適さが大きく変わってくるとされています。
一方、観戦中心で使う場合は、走行時のズレよりも、長時間かけ続けたときの鼻や耳への負担のなさが快適さを左右します。軽量なフレームで、こめかみへの締め付けが強すぎないモデルを選ぶと、試合終了まで違和感なく使いやすくなります。
目的別に見る3タイプ
ここまで見てきたレンズの濃さ・紫外線カット・重量・フィット感の組み合わせによって、市販のスポーツサングラスはおおよそ3つの系統に分けられます。すべてのモデルがきれいに当てはまるわけではありませんが、店頭やネットショップで「このサングラスはどのタイプだろう」と判断する目安として使ってください。
■ 観戦重視型
軽さと長時間かけ続けたときの快適さを優先したタイプです。レンズの濃さは可視光線透過率15〜20%程度が目安で、真夏の炎天下でのスタジアム観戦でもまぶしさをしっかり抑えられるとされています。デザイン性の高いモデルも多く、応援グッズと合わせて使いやすいのも特徴です。
■ トレーニング重視型
汗をかいても滑りにくいノーズパッド・テンプルと、湾曲したフレーム形状によるズレにくさを重視したタイプです。ランニングやキック練習など、体を動かす時間帯での使用を想定して設計されており、通気性の高いモデルが多く見られます。
■ バランス型
観戦にもトレーニングにも兼用しやすいよう、軽さとフィット感のバランスを取ったタイプです。まず1本を色々な場面で試してみたい人、観戦と自主練習の両方でサングラスを使いたい人に向いています。
選び方の3ステップ
ここまでの知識を踏まえて、実際にラグビー用のサングラス・アイウェアを選ぶ手順を3つに整理してみました。手順どおりに進めていくと、数字の羅列にまどわされずに候補を決めやすくなります。
- 1主な使い道を大まかに把握する。スタジアムでの観戦がメインなら「観戦重視型」寄り、ランニングやキック練習など自主トレでの使用がメインなら「トレーニング重視型」寄り、両方に使いたいなら「バランス型」から検討すると外しにくくなります。
- 2走る時間帯・季節を大まかに把握する。日中の強い日差しの下で使うことが多い場合は可視光線透過率10〜20%程度の濃いめのレンズ、早朝や夕方、冬のナイター開催が中心の場合は透過率30%前後の薄めのレンズから検討すると外しにくくなります。
- 3紫外線カット率とフィッティング表記を確認する。紫外線透過率1%以下(UVカット99%以上)であることを商品ページで確認したうえで、自分の顔立ちに合わせてアジアンフィット(ローブリッジフィット)か標準フィットかを選びます。可能であればスポーツ用品店やメガネ店で試着し、頭を振ったときのズレやすさを確認するのが確実です。
サングラスと帽子・キャップの併用
つばのあるキャップとサングラスを併用すると、上からの日差しと正面からの日差しの両方を防ぎやすくなり、紫外線対策としての効果はさらに高まるとされています。観戦時は日傘やレジャーシートと合わせて使うのもおすすめです。
サイズ・フィット感で失敗しないために
サングラスは、普段かけているメガネと同じ感覚で選ぶと、観戦中やトレーニング中に思わぬズレや圧迫感を感じることがあります。ここでは通販でサングラスを選ぶ際に、特に確認しておきたいポイントを整理します。
まず、フィッティング表記を必ず確認してください。「アジアンフィット」「ローブリッジフィット」と書かれているモデルは、鼻が低め・顔が平面的な骨格に合わせて設計されており、日本人には合いやすいとされています。海外ブランドの「レギュラーフィット」表記のモデルは、欧米人の骨格を基準にしているため、人によってはノーズパッドが浮いてしまい、走行中にズレやすく感じることがあります。
次に、フレームの素材や柔軟性です。プラスチック製の軽量フレームはトレーニング時の負担が少ない一方、極端に安価なモデルは耐久性に不安が残る場合もあります。レビューに「サイズ感」「フィット感」についてのコメントがないか確認するのも有効です。
また、レンズの色や濃さだけでなく、実際に顔にかけたときの視界の広さも重要です。フレームが顔に近すぎるとまつげがレンズに触れてしまったり、逆に浮きすぎると隙間から日差しや紫外線が入り込んでしまったりすることがあります。可能であれば、購入前にスポーツ用品店やメガネ店で試着し、実際の見え方とフィット感を確認しておくと失敗しにくくなります。
通販で失敗しないためのチェックリスト
購入前に「①アジアンフィット表記の有無を確認したか」「②紫外線カット率(紫外線透過率1%以下・UV400など)を確認したか」「③自分がよく観戦・トレーニングをする時間帯に合う可視光線透過率か」の3点をチェックしておくと、通販でのサングラス選びの失敗を減らしやすくなります。
買ったあとに気をつけたいこと
サングラスは買って終わりではなく、日々のお手入れによって快適さや寿命が変わる道具でもあります。特に初めて購入する人が見落としがちな点をいくつか挙げておきます。
まずレンズの拭き方です。汗や皮脂で汚れたレンズを乾いたまま強くこすると、表面のコーティングに細かい傷がついてしまうことがあります。基本的には、まず水またはぬるま湯でほこりや汗を洗い流してから、専用のクロスや柔らかい布で優しく水分を拭き取るのが無難です。市販のティッシュペーパーやタオルでの乱暴な拭き取りは、コーティングを傷める原因になるとされているため避けたほうがよいでしょう。
次に保管方法です。サングラスは高温になる車内や、直射日光の当たる場所に長時間置いておくと、フレームの樹脂やレンズのコーティングが劣化しやすくなると言われています。使わないときは付属のケースに入れ、風通しの良い場所で保管する習慣をつけておくと長持ちしやすくなります。観戦バッグやトレーニングバッグに入れっぱなしにする場合も、専用ケースに収納しておくと破損を防ぎやすくなります。
また、ノーズパッドやテンプル先端のラバー部分は、経年劣化によって硬くなったり、滑り止め効果が薄れたりすることがあります。トレーニング中にズレを感じやすくなってきたと感じたら、パーツ交換に対応しているモデルであれば、フレーム全体を買い替える前に交換用パーツを検討するのも一つの方法です。
こうした細かなメンテナンスは、サングラスそのものの性能とは別の話に思えるかもしれません。ですが、道具を大事に使う習慣は、結果的に「今のサングラスが合っているか、合っていないか」を自分で判断しやすくすることにもつながります。レンズの見えづらさの原因がサングラス本体にあるのか、単なる汚れや劣化にあるのかを切り分けられるようになると、次に買い替えるときの判断もしやすくなるはずです。
よくある質問
Qラグビーの試合中に選手がサングラスをかけることはありますか?
Aタックルやモールなど激しい接触が絶えず発生する競技特性上、試合中にサングラスを着用する選手はほとんどいません。この記事で扱っているのは、スタジアムでの観戦や、ランニング・キック練習などコンタクトを伴わない屋外トレーニングでの活用です。
Q観戦用とトレーニング用で選び方は変わりますか?
A観戦用は長時間かけ続けたときの軽さと快適さ、トレーニング用は汗をかいても滑りにくいフィット感やズレにくさが重視されやすい傾向にあります。両方に使いたい場合は、フィット感と軽さのバランスを取った「バランス型」のモデルから検討するのがおすすめです。
Qレンズの色はどうやって選べばいいですか?
A観戦・トレーニングをする時間帯が目安になります。日中の強い日差しの下で使うことが多い場合は可視光線透過率10〜20%程度の濃いめのレンズ、早朝や夕方、冬のナイター開催が中心の場合は透過率30%前後の薄めのレンズが向いているとされています。
Q紫外線カット率はどのくらいのものを選べばいいですか?
A紫外線透過率1%以下(紫外線カット率99%以上)を目安に選ぶのがおすすめです。レンズの色が濃いことと紫外線カット性能は必ずしも比例しないため、色の濃さだけで判断せず、必ず商品ページで紫外線カット率の表記を確認するようにしてください。
Qアジアンフィットとレギュラーフィットの違いは何ですか?
Aアジアンフィット(ローブリッジフィットとも呼ばれます)は、鼻が低め・顔が平面的な骨格に合わせてノーズパッドの形状を調整したモデルで、日本人の顔立ちに合いやすいとされています。レギュラーフィットは欧米人の骨格を基準に設計されていることが多く、人によってはズレやすく感じる場合があります。
Qトレーニング中にサングラスがズレるのを防ぐにはどうすればいいですか?
Aノーズパッドやテンプル先端に滑り止め素材が使われているモデルを選ぶことに加え、自分の顔立ちに合ったフィッティング(アジアンフィットなど)のモデルを選ぶことが有効です。汗をかきやすい人は、こまめに汗を拭き取りながら練習するのも効果的です。
Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?
Aエントリー〜バランス型のモデルであれば13,000〜15,000円程度で、機能性とデザイン性を両立したモデルが揃います。プロ選手も使用する上位ブランドのモデルは2万円を超えることもあります。最初の1本であれば、無理に高額なものを選ぶ必要はなく、まずは紫外線カット性能とフィット感を優先して選ぶのがおすすめです。
迷ったらこれ|この記事のNo.1

オークリー レーダー EV パス OO9208-A138(OAKLEY RADAR EV PATH)国内正規品
参考価格 25,000円
向いている人:観戦とトレーニングの両方で長く使える本格的なスポーツサングラスが欲しい人
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