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ラグビー用ショルダーパッドの選び方|おすすめ4選
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ラグビー用ショルダーパッドの選び方|おすすめ4選

タックルやコンタクトプレーで肩・鎖骨を守るラグビー用ショルダーパッド(ショルダーガード)の選び方を、WORLD RUGBY承認規格・パッド数・サイズの読み方からやさしく解説。候補になりやすいショルダーパッド4点も比較紹介します。

公開:更新:執筆:SPOGEAR編集部

本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。掲載商品は編集部が楽天市場・Yahoo!ショッピングで販売実態を確認したうえで選定しており、広告主の意向で評価を変えることはありません。編集方針を見る →

中学・高校でラグビー部に入った、あるいは社会人チームで久しぶりにラグビーを再開した——そんなとき、ジャージやスパイクと並んで悩みがちなのが「ショルダーパッド(ショルダーガード、ショルダーベスト)」選びです。タックルやコンタクトプレーの多いラグビーでは、肩や鎖骨、あばら周りをぶつけ合う場面が頻繁にあり、防具の有無や質は練習・試合の安心感を大きく左右します。とはいえ通販サイトを開くと「WORLD RUGBY承認」「パッド◯箇所」「4way構造」といった見慣れない言葉が並び、どれを基準に選べばいいのか分かりにくいのも事実です。この記事では、ショルダーパッドを選ぶうえで押さえておきたい「承認規格」「パッドの配置と厚み」「サイズ・フィット感」「用途(ポジションや練習量)」の4つの観点を、専門用語を一つずつかみ砕きながら整理しました。最後には、購入候補に挙がりやすい4点も比較しています。なお防具はあくまで衝撃を和らげる補助であり、正しいタックル技術や体づくりに代わるものではない点は前提として押さえておいてください。

この記事でわかること

  • ショルダーパッドは「なんとなく」で選ぶと後悔しやすい
  • そもそもショルダーパッドの表記で何が変わるのか
  • 「WORLD RUGBY承認」の読み方 — 公式戦で使えるかどうかの基準
  • 「パッドの箇所数・厚み」の読み方 — 多ければ安心とは限らない
  • 「素材とフィット感」の読み方 — 4way構造と伸縮性
  • 「サイズ表記」の読み方 — UKサイズと日本サイズの違いに注意
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ラグビー用ショルダーパッドおすすめ4選

ここからは選定した候補の紹介です。先にお伝えしておくと、これらを着ければケガをしない、という話ではありません。いずれもWORLD RUGBY承認済み、またはメーカーの商品ページ上でラグビー用として案内されているものを中心に、パッドの配置・価格帯・サイズ展開が異なる4点を選びました。こちらの価格は記事作成時点の目安です。日々変動する可能性があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるサイズを確認してください。

4点を並べると、価格帯とパッドの箇所数で役割が分かれているのが分かります。ギルバート アトミックV3は6,000円台〜で揃えられるコスパ重視のWR承認モデル、カンタベリーは国内で定番の標準モデル、ミズノはWORLD RUGBY公認である点を明確に打ち出したモデル、ギルバートXP300はパッド箇所数を増やしたフォワード向けモデルという特徴を持つ製品です。

自分にフィットするのは、ポジションや所属チームの規定、そして予算によって変わります。まず費用を抑えて試したいなら3点目、公式戦での着用可否を明確にしておきたいなら2点目、国内定番ブランドの安心感が欲しいなら1点目、フォワードとして広い範囲を守りたいなら4点目、という視点で比較すると、選びやすくなります。価格・仕様は変動するため、購入前に必ず商品ページで最新情報と、所属チーム・大会の防具規定を確認してください。

価格だけで比べると、ギルバート アトミックV3が手頃に見えるかもしれません。ただし、パッドの箇所数が少ないぶん、カバーできる範囲は上位モデルに比べると限定的です。最初の数か月〜1シーズン程度、コンタクトプレーに慣れるまでの1着としてはコストパフォーマンスに優れていますが、フォワードとしてレギュラーで密集戦に参加するようになったら、より広範囲をカバーするモデルへのステップアップも検討してみてください。

また、今回はいずれもWORLD RUGBY承認済み、またはメーカーの商品ページ上でラグビー用として明記されているものを選びましたが、ショルダーパッド選びに正解は一つではありません。同じ承認規格・同じ価格帯のモデルでも、メーカーごとにパッドの沈み込み方やフィット感には違いがあります。可能であれば、この4点に近いスペックのモデルを実際にチームメイトに試着させてもらったり、スポーツ用品店で確認したりすると、自分により合う1着が見つかりやすくなります。

No.1カンタベリー(CANTERBURY)ショルダーベスト AA04052
定番ブランドの標準モデル

カンタベリー(CANTERBURY)ショルダーベスト AA04052

5.00(1件のレビュー)

参考価格7,425円

ラグビー用品の定番ブランドであるカンタベリーのショルダーベスト。ストレッチ性の高い素材を採用し、肩のパッドは4パーツに分けて曲線に沿わせた10mm厚設計、胸には0.5mm厚のパッドが入っています。部活動からクラブチームまで幅広く選ばれているモデルです。

こんな人に知名度のあるブランドで、練習用の1着目を安心して選びたい人
パッド厚み肩10mm・胸0.5mm(4パーツ構成)
素材ポリエステル85%・ポリウレタン15%
サイズ展開XS・S・M・L・XL
カラーブラック
メーカー希望小売価格9,900円(税込)

ここが良い

  • 肩のパッドが4パーツに分かれ、曲線に沿ったフィット感を意識した設計とされる
  • 国内ラグビー用品店での取り扱いが多く、サイズ展開もXS〜XLと幅広い
  • ストレッチ性のある素材で、腕を大きく動かす動作にも対応しやすいとされる

注意点

  • WORLD RUGBY承認の明記が商品ページ上で確認できないため、公式戦での使用可否は事前にチームへ確認したほうがよい
  • パッドの箇所数はGILBERTのフル装備モデルと比べると少なめ
価格を確認しています
楽天市場送料別
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No.2ミズノ(MIZUNO)ショルダーガード R2MHD00109
WORLD RUGBY公認モデル

ミズノ(MIZUNO)ショルダーガード R2MHD00109

参考価格8,250円

ミズノ公式が展開するWORLD RUGBY公認のショルダーガード。肩や背中部分のパッドを複数に分解して配置し、伸縮性のある素材で身体にフィットするシルエットを実現。余分なダブつきを抑えつつ、動きを阻害しにくい設計とされています。

こんな人に公式戦での着用を前提に、承認規格が明確なモデルを選びたい人
承認規格WORLD RUGBY公認
素材ポリエステル79%・ポリウレタン21%
サイズ展開XS・S・M・L・XL
原産国タイ製
発売シーズン2026年春夏

ここが良い

  • WORLD RUGBY公認モデルであることが商品ページに明記されており、公式戦での使用を想定しやすい
  • ミズノ公式ストアが直接販売しており、正規品として安心して購入しやすい
  • 肩・背中のパッドを複数箇所に分解配置し、動きを阻害しにくい設計とされる

注意点

  • 4点の中では価格がやや高めの部類に入る
  • カラー展開がブラックのみとシンプル
No.3ギルバート(GILBERT)ショルダーガード・アトミックV3 GB-9523
コスパ重視のWR承認モデル

ギルバート(GILBERT)ショルダーガード・アトミックV3 GB-9523

4.77(13件のレビュー)

参考価格6,479円

ラグビー防具の専門ブランドであるギルバートのエントリーモデル。WORLD RUGBY承認済みで、EVAフォームのパッドを3箇所に配置。上下4方向へ伸縮する4way構造の素材を採用し、楽天ランキングにも入賞している人気モデルです。

こんな人にとにかく費用を抑えて最初の1着を用意したい人、バックス系のポジションの人
承認規格WORLD RUGBY承認済
パッドEVAフォーム(3箇所)
素材ポリエステル100%(4way構造)
サイズ展開XSJ・SJ・J・S・M・L・XL・2XL(UKサイズ)

ここが良い

  • WORLD RUGBY承認済みで、公式戦での着用可否を心配しにくい
  • 4点の中でもっとも価格が手頃で、初めての1着としてリスクが少ない
  • 掲載時点でレビュー評価4.77(13件)と、実際の使用感を確認しやすい

注意点

  • UKサイズ表記のため、日本の一般的なサイズ感より大きめに作られている点に注意が必要(レビューでもサイズが大きいという声がある)
  • パッドの箇所数は3箇所とシンプルで、フォワードのフル装備を求める場合は次のモデルとの比較がおすすめ
価格を確認しています
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No.4ギルバート(GILBERT)ショルダーガードXP300 GB-9522
フォワード向けの広範囲カバー型

ギルバート(GILBERT)ショルダーガードXP300 GB-9522

4.83(6件のレビュー)

参考価格8,047円

同じくギルバートのラインナップで、アトミックV3よりパッド数を増やした上位モデル。EVAフォームのパッドを5箇所に配置し、肩まわりに加えて胸や背中まで広くカバーします。コンタクトの多いフォワード系のポジションに向くとされているモデルです。

こんな人にスクラムやモールへの参加が多いフォワード系のポジションで、防御範囲を広げたい人
承認規格WORLD RUGBY承認済
パッドEVAフォーム(5箇所)
素材ポリエステル100%(4way構造)
サイズ展開J・S・M・L・XL・2XL(UKサイズ)

ここが良い

  • WORLD RUGBY承認済みで、アトミックV3よりパッド箇所数が多く広範囲をカバーしやすいとされる
  • 掲載時点でレビュー評価4.83(6件)と評価が高く、耐久性についての好意的な口コミも見られる
  • 肋骨など接触の多い部位を保護したい人からの支持がレビューで確認できる

注意点

  • パッドが増えるぶん、アトミックV3より重量・厚みが増すため、軽快さを重視するポジションには不向きな場合がある
  • こちらもUKサイズ表記のため、サイズ選びは対応表を必ず確認したい
価格を確認しています
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■ スペック比較表

商品カンタベリー(CANTERBURY)ショルダーベスト AA04052カンタベリー(CANTERBURY)ショルダーベスト A…ミズノ(MIZUNO)ショルダーガード R2MHD00109ミズノ(MIZUNO)ショルダーガード R2MHD001…ギルバート(GILBERT)ショルダーガード・アトミックV3 GB-9523ギルバート(GILBERT)ショルダーガード・アトミック…ギルバート(GILBERT)ショルダーガードXP300 GB-9522ギルバート(GILBERT)ショルダーガードXP300 …
参考価格7,425円8,250円6,479円8,047円
購入
パッド厚み肩10mm・胸0.5mm(4パーツ構成)———
素材ポリエステル85%・ポリウレタン15%ポリエステル79%・ポリウレタン21%ポリエステル100%(4way構造)ポリエステル100%(4way構造)
サイズ展開XS・S・M・L・XLXS・S・M・L・XLXSJ・SJ・J・S・M・L・XL・2XL(UKサイズ)J・S・M・L・XL・2XL(UKサイズ)
カラーブラック———
メーカー希望小売価格9,900円(税込)———
承認規格—WORLD RUGBY公認WORLD RUGBY承認済WORLD RUGBY承認済
原産国—タイ製——
発売シーズン—2026年春夏——
パッド——EVAフォーム(3箇所)EVAフォーム(5箇所)

※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。

※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

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ショルダーパッドは「なんとなく」で選ぶと後悔しやすい

ラグビー未経験者からすると、ショルダーパッドはどれも似たような「肩に着るベスト」に見えるかもしれません。ですが実際には、パッドの枚数や配置、厚み、素材の伸縮性によって、着用したときの動きやすさや衝撃吸収の感じ方はかなり異なります。特に初心者のうちは「とりあえず安いものを」「デザインが気に入ったから」という理由だけで選んでしまい、練習中に「窮屈で腕が上げにくい」「タックルのときに位置がずれる」といった違和感を覚えるケースも珍しくありません。

逆に言えば、パッドの特性を理解したうえで自分のポジションやプレースタイルに合ったモデルを選ぶだけで、コンタクトプレーへの不安はかなり軽減されます。中学・高校の部活動でショルダーパッドの着用を推奨するチームが多いのも、初心者が接触プレーへの恐怖心を減らし、フォームを崩さずにタックル練習へ入っていけるようにするためです。

この記事では「このショルダーパッドを着ければケガをしない」というような断定的な書き方はしません。防具の効果はタックル技術や体格、練習強度によって変わり、パッド自体が万能の安全装置ではないためです。その代わり、商品ページに並ぶ言葉がそれぞれ何を意味していて、初心者や買い替えを検討している人にとってどのあたりが目安になるのかを、できるだけ具体的に説明していきます。

また、スポーツ用品店の店頭では忙しい時間帯だとスタッフに詳しく相談する時間が取れないこともあります。通販であればなおさら、商品ページの表記を自分で読み解く必要があります。承認規格やパッドの配置の意味さえ分かってしまえば、店頭でもネット通販でも同じ基準で比較できるようになります。

なお、この記事は主に中学・高校の部活動や社会人・大学のクラブチームで、練習および公式戦での着用を想定した一般的なショルダーパッドを対象にしています。小学生年代(タグラグビーやミニラグビー)向けの防具や、リハビリ・医療用途の専用サポーターとは選び方の基準が異なるため、対象年齢や用途を確認したうえで商品を探すようにしてください。

この記事のスタンス

商品ごとの特徴については効果を確約するものではないので、「〜とされる」といった表現で紹介しています。フィット感や着用感には個人差が大きく、状況によって差があるためです。判断材料として使い、可能であれば購入前にチームメイトや先輩に相談したり、実店舗で試着したりすることをおすすめします。

そもそもショルダーパッドの表記で何が変わるのか

ラグビー用ショルダーパッドの商品ページには、WORLD RUGBY(世界統括団体)の承認有無、パッドの箇所数、素材の伸縮性(4way構造など)、サイズ表記など、さまざまな情報が並んでいます。すべてを一度に理解する必要はありませんが、初心者がまず押さえておきたいのは「承認規格」「パッドの箇所数・厚み」「素材とフィット感」「サイズ表記の読み方」の4つです。この4つを見るだけで、そのショルダーパッドが「公式戦でも使えるのか」「防御重視か動きやすさ重視か」がおおよそ判断できます。

たとえるなら、承認規格はそのパッドが競技規則上「使ってよい」ものかどうかの証明書、パッドの箇所数と厚みは防御力の目安、素材の伸縮性は着用時の動きやすさ、サイズ表記は体格との相性に関わる要素です。承認規格をクリアしていなければ公式戦で着用できない可能性があり、パッドが厚すぎれば守備範囲は広がっても腕の可動域が狭くなる、というようにそれぞれがトレードオフの関係にあります。

初心者のうちは「防御力」を優先したくなるかもしれませんが、パッドが厚く重いモデルは、タックルやパスの動作に慣れていない段階ではかえって窮屈さを感じ、プレーに集中しづらくなることもあります。まずは「自分は接触プレーへの不安を軽くしたい時期なのか、それとも試合形式の動きに慣れてきて軽快さも意識したい時期なのか」を考えておくと、商品ページの表記が意味を持って見えてきます。

もう一つ見落とされがちなのが、ショルダーパッドが練習継続のモチベーションに与える影響です。コンタクトプレーへの恐怖心が強いままだと、タックルやラックへの飛び込みをためらってしまい、上達のスピードが落ちてしまうことがあります。逆に、適切な防具で「多少ぶつかっても大丈夫」という安心感があると、思い切ったプレーに挑戦しやすくなり、結果的に技術の習得も早まりやすいとされています。ショルダーパッド選びは防御力の話であると同時に、プレーへの積極性を左右する要素でもあると考えてください。

また、ポジションによって求められる特性も変わります。フォワード(特にフロントロー・ロック)はスクラムやモールでの密集戦が多く、より広い範囲をカバーする厚めのパッドが好まれる傾向があります。一方でバックス(特にウイングやフルバック)は走力やステップが重視されるため、軽量で可動域を妨げにくいモデルが選ばれやすいとされています。商品ページの表記を見るときは、一般的な目安と同時に「自分のポジションでは何が優先されるか」という視点も判断材料に加えてみてください。

「WORLD RUGBY承認」の読み方 — 公式戦で使えるかどうかの基準

WORLD RUGBY(ワールドラグビー)は、ラグビーの国際統括団体です。ショルダーパッドをはじめとする防具については、素材の硬さや厚みなどに関する規格(Regulation 12)が定められており、これに適合した製品には「WORLD RUGBY承認」「WR承認」などの表記がつきます。商品ページにこの表記があるかどうかは、購入前に必ず確認しておきたいポイントです。

中学・高校の部活動や協会主催の公式戦では、WORLD RUGBY承認済みの防具のみ着用を認めているケースが一般的です。承認外の防具は素材が硬すぎたり、逆に規定より厚すぎたりして、相手選手への安全性が確保できないと判断される場合があるためです。「練習用に安いものを」と考えて非承認の製品を選んでしまうと、いざ公式戦で着用できずに買い直すことになりかねません。

承認規格の確認は、商品ページに「WORLD RUGBY承認済」「WR Regulation 12 approved」といった表記があるかを見るのが基本です。表記が見当たらない場合は、購入前にショップへ問い合わせるか、別のモデルを検討したほうが無難です。特に安価な海外製・ノーブランド品の中には承認表記がないものもあるため、価格だけで判断しないよう注意してください。

なお、承認規格はあくまで「着用が認められる基準」であり、そのパッドの防御力の高さそのものを保証するものではありません。承認済みの製品の中でも、パッドの箇所数や厚みによって防御範囲や着用感には差があります。次の項目で、その読み方を見ていきましょう。

所属チーム・大会規定は必ず確認を

承認規格の運用は大会や連盟によって細部が異なる場合があります。中学・高校の大会や地域リーグでは独自の規定を設けていることもあるため、購入前に所属チームの顧問・コーチや大会要項で、着用可能な防具の条件を確認しておくと安心です。

「パッドの箇所数・厚み」の読み方 — 多ければ安心とは限らない

ショルダーパッドの商品ページには「3箇所パッド」「5箇所パッド」「12箇所パッド」のように、衝撃吸収パッドが配置されている箇所の数が明記されていることが多いです。数が多いほど広い範囲をカバーできる一方、パッド自体の重量や厚みが増し、腕の可動域や通気性に影響することもあります。

初心者やバックス系のポジションには、肩まわりを中心とした3〜5箇所程度のパッド配置のモデルが扱いやすいとされています。動きやすさを保ちながら、タックルの際に最も衝撃を受けやすい肩・鎖骨周辺を守れるためです。一方、フォワードでスクラムやモールへの参加が多い選手には、胸や背中まで含めた5〜12箇所程度の広範囲パッドが選ばれる傾向があります。

パッドの厚みは、素材にEVAフォーム(発泡ポリエチレン系のクッション材)が使われていることが多く、厚みそのものが数値で明記されていない商品ページも少なくありません。その場合は「WORLD RUGBY承認済」の表記があることを確認したうえで、レビューや商品説明の「衝撃吸収」「フィット感」といった記述を参考にするとよいでしょう。

パッドの箇所数が多いモデルは価格も高くなる傾向があります。初めての1着であれば、無理に高価格帯のフル装備モデルを選ぶ必要はなく、まずは肩まわりを中心とした標準的な配置のモデルから試してみて、プレーに慣れてきたタイミングでポジションに応じたモデルへ見直すという考え方でも十分です。

「素材とフィット感」の読み方 — 4way構造と伸縮性

商品ページでよく見かける「4way構造」「ストレッチ性」といった表記は、生地が上下左右の4方向に伸縮する素材でできていることを示しています。ラグビーは腕を大きく振る、体をひねる、地面に飛び込むといった動作が多いスポーツのため、パッド自体の防御力と同じくらい、生地の伸縮性が着用感を左右します。

伸縮性の高い素材は、体にフィットしながらもプレー中の動作を妨げにくいとされています。逆に伸縮性が乏しい素材は、パッドの位置がずれにくいというメリットがある一方、腕を大きく上げる動作や体をひねる動作で窮屈さを感じることがあります。初心者のうちは、体を大きく動かす場面が多いため、伸縮性のある素材のモデルのほうが扱いやすいと感じやすい傾向があります。

また、汗をかきやすいスポーツであることから、通気性やドライ機能(吸汗速乾素材)を謳っているモデルも多く見られます。夏場の練習や長時間の試合を想定するなら、こうした機能表記もチェックしておくと快適さが変わってきます。

素材の面でもう一つ意識したいのが、パッドとボディの一体感です。ベスト型で体にぴったり沿うタイプは、着用時のズレが少なく安定感がある一方、脱ぎ着にやや手間がかかることもあります。試着ができる環境であれば、実際に腕を大きく振る、しゃがむといった動作をして、違和感がないかを確認してみてください。

「サイズ表記」の読み方 — UKサイズと日本サイズの違いに注意

ショルダーパッドのサイズ表記は、S・M・Lのような一般的な表記のほか、海外ブランドではJ(ジュニア)・S・M・L・XL・2XLのようなUK(イギリス)サイズで表記されていることがあります。UKサイズは日本の一般的なサイズ感より大きめに作られていることが多く、「普段Mサイズの服を着ているから」という理由だけでサイズを選ぶと、実際には大きすぎたり小さすぎたりすることがあります。

多くのメーカーは商品ページに「胸囲◯cm〜◯cm」のようなサイズ対応表を掲載しています。ショルダーパッドは体にフィットさせて着用するものなので、Tシャツやジャージのサイズ感だけで判断せず、実際に自分の胸囲を採寸したうえで対応表と照らし合わせることをおすすめします。特に成長期の中学生・高校生は、購入時点の体格だけでなく、シーズン中の成長も踏まえてサイズを検討する必要があります。

サイズが大きすぎるとパッドが本来の位置からずれやすくなり、衝撃吸収の効果が十分に発揮されないことがあります。逆に小さすぎると、腕の可動域が制限されたり、締め付けによる不快感が出たりすることもあります。レビューに「身長◯cm・体重◯kgでMサイズを購入」といった具体的な記述があれば、自分の体格と近い人の感想を参考にするのも有効です。

通販でサイズ選びに不安がある場合は、まず標準的なサイズ(多くの人が該当するMサイズ前後)を目安に検討しつつ、可能であればチームの用具担当やスポーツ用品店で採寸してもらってから注文するのが確実です。

サイズ選びで失敗しないためのチェックリスト

購入前に「①自分の胸囲を実測したか」「②UKサイズ表記か日本サイズ表記かを確認したか」「③レビューに近い体格の人の感想がないか確認したか」の3点をチェックしておくと、通販でのサイズ選びの失敗を減らしやすくなります。

目的別に見る3タイプ

ここまで見てきた承認規格・パッドの箇所数・素材・サイズの組み合わせによって、市販のショルダーパッドはおおよそ3つの系統に分けられます。すべてのモデルがきれいに当てはまるわけではありませんが、通販サイトで「このショルダーパッドはどのタイプだろう」と判断する目安として使ってください。

■ エントリー・軽量型

パッドの箇所数が3箇所前後、軽量で動きやすさを重視した設計が多いタイプです。初心者やバックス系のポジション、まずは着用感に慣れたい人に向いているとされています。価格帯も比較的手頃で、最初の1着として選ばれやすい系統です。

■ スタンダード型

パッドの箇所数が4〜5箇所程度で、防御力と動きやすさのバランスを取った設計が多いタイプです。ポジションを問わず幅広く使えるとされ、部活動やクラブチームでの通常練習・試合に対応しやすい系統です。買い替えの候補としても選ばれやすいタイプです。

■ フル装備・フォワード向け型

パッドの箇所数が5〜12箇所程度と多く、胸や背中まで広くカバーする設計が多いタイプです。スクラムやモールへの参加が多いフォワード、コンタクトの多いポジションの選手向けとされる一方、重量はやや増えるため、走力を重視するポジションには不向きな場合があります。

選び方の3ステップ

ここまでの知識を踏まえて、実際にショルダーパッドを選ぶ流れを3つのステップでまとめました。一つずつ確認しながら進めると、専門用語に迷わされずに候補を決めやすくなります。焦って1着目から完璧なパッドを選ぼうとする必要はありません。まずはこの3ステップで大きく外さない選択をして、実際にプレーしながら自分に合うものを見つけていくつもりで進めてください。

  1. 1WORLD RUGBY承認済みかどうかを必ず確認する。所属チームの大会で着用できないと意味がないため、商品ページの表記を最初にチェックします。表記が見当たらない場合は、購入前にショップへ問い合わせるか候補から外すのが無難です。
  2. 2自分のポジション・プレースタイルで候補を絞る。初心者やバックス系ならエントリー・軽量型かスタンダード型、フォワードでコンタクトの多いポジションならスタンダード型かフル装備型を目安に、2〜3点ほどリストアップします。この時点ではブランドやデザインにこだわりすぎず、まずパッドの配置と重量感でレンジを絞り込むのがコツです。
  3. 3自分の胸囲を実測してサイズ対応表と照らし合わせる。可能であればチームメイトや先輩に相談し、実際に着用した感想を聞いてみるのも参考になります。試着ができる環境があれば、腕を大きく振る、しゃがむといった動作をして違和感がないか確認するとより確実です。

サイズ選びで失敗しないために

ショルダーパッドは、普段着ているTシャツやジャージと同じサイズを選べば必ず合うというわけではありません。ここでは通販で選ぶ際に、特に確認しておきたいポイントを整理します。

まず、UKサイズ表記のモデルは、日本の一般的な感覚より大きめに作られていることが多いとされています。商品ページに掲載されている「胸囲◯cm〜◯cm」といった対応表と、自分の実測値を照らし合わせて選ぶのが基本です。普段のウェアのサイズだけで判断すると、実際に着用したときに大きすぎたり、逆にきつすぎたりすることがあります。

次に、成長期の中学生・高校生は、購入時点の体格だけでなく、シーズン中の成長も見込んでサイズを検討する必要があります。ぴったりサイズを選んでしまうと、数か月後には窮屈になってしまう可能性もあるため、少し余裕を持たせたサイズを選ぶという考え方もあります。ただし大きすぎるとパッドがずれて本来の防御性能を発揮できないこともあるため、チームの用具担当や経験者に相談するのがおすすめです。

また、メーカーやシリーズによってサイズ感には差があります。同じMサイズでも、ブランドによっては「小さめ」「大きめ」と感じることがあるため、レビューに「身長・体重・購入サイズ」の具体的な記述がないか確認するのも有効です。可能であれば、購入前にチームメイトや先輩が着用している同モデルを見せてもらい、サイズ感の参考にするとよいでしょう。

買ったあとに気をつけたいこと

ショルダーパッドは買って終わりではなく、使っていくうちに劣化していく消耗品でもあります。特に初心者のうちは見落としがちな点をいくつか挙げておきます。

まずパッドの寿命です。ショルダーパッドは繰り返しの衝撃や汗・洗濯によって、内部のEVAフォームが徐々にへたっていくとされています。見た目の生地に大きな傷みがなくても、内部のクッション性が低下していることがあるため、「以前より衝撃を感じやすくなった」と思ったら、買い替えを検討するタイミングかもしれません。目安としては1〜2シーズン程度で状態を確認するとよいでしょう。

次に、洗い方です。洗濯機での丸洗いは、パッドの型崩れや生地の傷みにつながる場合があるとされています。基本的には汗や泥汚れを乾いたタオルで拭き取り、汚れがひどい部分は中性洗剤を薄めた水と柔らかいブラシで軽く手洗いするのが無難です。洗ったあとは風通しの良い日陰で自然乾燥させ、直射日光や乾燥機での急速乾燥は素材やパッドの劣化を早める可能性があるため避けたほうがよいとされています。

保管方法にも触れておきます。高温多湿の部室や、直射日光が当たる車内などに長時間置いておくと、パッドの樹脂や生地の劣化が早まりやすいと言われています。使わないときは風通しの良い場所で保管する習慣をつけておくと、ショルダーパッドを長持ちさせやすくなります。また、練習後に軽く汗を拭き取っておくだけでも、劣化を遅らせることができます。

こうした細かなメンテナンスは、防具そのものの性能とは別の話に思えるかもしれません。ですが、道具を大事に使う習慣は、結果的に「今のパッドが自分に合っているか、劣化してきているか」を自分で判断しやすくすることにもつながります。違和感の原因がパッド本体にあるのか、単なる劣化にあるのかを切り分けられるようになると、次に買い替えるときの判断もしやすくなるはずです。

よくある質問

Qショルダーパッドは初心者でも必要ですか?

Aコンタクトプレーへの恐怖心を減らし、フォームを崩さずにタックル練習へ入っていきやすくなるという点で、初心者にもメリットがあるとされています。ただし所属チームによっては着用を必須としていない場合もあるため、まずはチームの方針を確認したうえで検討してみてください。

QWORLD RUGBY承認済みかどうかはなぜ重要ですか?

A中学・高校の部活動や協会主催の公式戦では、WORLD RUGBY承認済みの防具のみ着用を認めているケースが一般的です。承認外の防具は素材の硬さや厚みが規定に合わず、相手選手への安全性が確保できないと判断される場合があります。商品ページに承認の表記があるかを必ず確認してください。

Qパッドの箇所数はどう選べばいいですか?

A初心者やバックス系のポジションには3〜5箇所程度の標準的な配置、フォワードでスクラムやモールへの参加が多いポジションには5〜12箇所程度の広範囲パッドが向いているとされています。パッドが多いほど防御範囲は広がりますが、重量や動きやすさとのバランスも考慮してください。

Qサイズはいつも着ているウェアと同じでいいですか?

A海外ブランドのUKサイズ表記は、日本の一般的なサイズ感より大きめに作られていることが多いとされています。商品ページの胸囲対応表と自分の実測値を照らし合わせて選ぶことをおすすめします。普段のウェアのサイズだけで判断すると、大きすぎたり小さすぎたりする場合があります。

Qショルダーパッドはどのくらいで買い替えるべきですか?

A目安として1〜2シーズン程度で、内部のクッション性が低下していないか確認するとよいとされています。見た目の生地に大きな傷みがなくても、繰り返しの衝撃や洗濯によって内部のパッドがへたっていることがあり、以前より衝撃を感じやすくなったら買い替えのサインかもしれません。

Q洗濯機で丸洗いしてもいいですか?

A洗濯機での丸洗いは、パッドの型崩れや生地の傷みにつながる場合があるとされ、あまりおすすめできません。汗や泥汚れを乾いたタオルで拭き取り、ひどい汚れは中性洗剤を薄めた水で手洗いしたうえで、風通しの良い日陰で自然乾燥させるのが無難です。

Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?

AWORLD RUGBY承認済みのエントリーモデルであれば6,000〜9,000円程度で、パッドの箇所数が多い上位モデルは1万円を超えることもあります。最初の1着であれば、無理に高額なものを選ぶ必要はなく、まずは承認規格とサイズの合いやすさを優先して選ぶのがおすすめです。

迷ったらこれ|この記事のNo.1

カンタベリー(CANTERBURY)ショルダーベスト AA04052

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