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バスケの24秒ルールとは?14秒リセットの条件まで解説
バスケットボール

バスケの24秒ルールとは?14秒リセットの条件まで解説

バスケの24秒ルール(ショットクロック)とは、24秒以内にシュートを打つ規則。14秒にリセットされる条件を表で整理し、8秒・5秒・3秒ルール、トラベリング、ファウルの回数までJBA・FIBA規則で確認できます。

公開:更新:執筆:SPOGEAR編集部

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24秒ルールとは、ボールをコントロールしたチームが、24秒以内にシュートを打たなければならない規則です。24秒の信号が鳴る前にボールが手を離れ、その後リングに触れるかバスケットに入れば、シュートとして認められます。シュートがリングに当たって同じチームが取り直した場合などは、14秒にリセットされます。この記事は、日本バスケットボール協会(JBA)の競技規則のもとになっているFIBAのオフィシャル・バスケットボール・ルール(2024年版)第29条などで確認した内容を、場面別の早見表にまとめたものです。トラベリングとファウルの基本も続けて解説します。

この記事でわかること

  • 24秒ルール(ショットクロック)とは何か
  • 14秒ルール(14秒リセット)とは? 24秒に戻る場面・14秒になる場面
  • ブザーとシュートが重なったときの判定
  • 24秒と混同しやすい時間のルール|3秒・5秒・8秒
  • トラベリングとは何か
  • 代表的なファウルの種類

24秒ルール(ショットクロック)とは何か

24秒ルールとは、コート上でボールをコントロールしたチームが、24秒以内にシュートを打たなければならないという規則です。コートの両サイドにあるショットクロックが24秒からカウントダウンし、0になる前にシュートが成立しなければ、攻撃権は相手チームに移ります。

カウントが始まるのは、プレーヤーがコート上でライブのボールをコントロールしたとき、またはスローインでボールがコート内の選手に触れ、投げ入れたチームがボールを持ち続けたときです。バックコートでもフロントコートでも、始まりは同じ24秒です。

シュートとして認められるには、2つの条件があります。ボールが24秒の信号が鳴る前に手を離れること、そして手を離れたあとにボールがリングに触れるか、バスケットに入ることです。リングにまったく触れずに終わったシュートは、24秒の違反になります。

この規則の目的は、ボールを持ったまま時間を使い切るプレーを防ぎ、試合のテンポを保つことです。守備側にとっては、24秒間しっかり守り切れば相手のミスを誘える、という駆け引きも生まれます。

14秒ルール(14秒リセット)とは? 24秒に戻る場面・14秒になる場面

14秒ルールとは、リングに当たったボールを攻撃側が取り直したときなどに、ショットクロックを24秒ではなく14秒にリセットする規定です。攻撃側が新たに24秒もらえるのは、相手チームがボールを取ったときです。FIBAとJBAの規則で採用され、NBAも2018-19シーズンから、オフェンスリバウンドなどで14秒リセットを導入しました。

覚え方は2つです。ボールがリングに当たったあと、同じチームが取り直したら14秒、相手が取ったら24秒。また、フロントコートからの再開で残りが13秒以下のときは、14秒に短縮されます。審判の中断がどちらのチームとも無関係な理由によるときや、リセットすると相手が不利になるときは、止まった時点から続行されます。

第4クォーターまたはオーバータイムの残り2分以下で、バックコートからスローインを受けるはずのチームがタイムアウトを取ると、ヘッドコーチは、フロントコートのスローインラインから再開するか、バックコートから再開するかを選べます。タイムアウト後の再開では、ショットクロックの扱いが再開位置や中断の理由ごとに別に定められています(第29条)。

ショットクロックのリセット早見表(主な場面)

場面リセット後補足
リングに当たり相手が確保24秒攻守交代で新たに24秒
リングに当たり攻撃側が確保14秒オフェンスリバウンド
守備側の反則で攻撃側ボール(バックコート)24秒バックコートのスローイン
守備側の反則で攻撃側ボール(フロント・13秒以下)14秒14秒に短縮
守備側の反則で攻撃側ボール(フロント・14秒以上)続行止めた時点から再開
攻撃側の反則で相手ボール(バックコート)24秒新しい攻撃
攻撃側の反則で相手ボール(フロントコート)14秒アウトオブバウンズ含む
攻撃側のテクニカルファウル続行リセットなし
アンスポーツマンライク等の罰則スローイン14秒フロントのスローインライン

バックコート・フロントコートは、スローインを行うチームから見たコートです。表は主な場面で、細則は規則の第29条を確認してください。

規則の版と大会による違い

表はFIBAオフィシャル・バスケットボール・ルール2024年版の第29条にもとづきます。規則は改定されることがあり、ミニバスケットボールなど一部のカテゴリーでは適用規則が異なる場合があります。大会で使われる版は、JBAが公開する競技規則と大会要項で確認してください。

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ブザーとシュートが重なったときの判定

ボールが手を離れる前にブザーが鳴れば、24秒の違反です。手を離れたあと、ボールが空中にある間にブザーが鳴った場合は、ボールの結果で次のように決まります。

バックボードの上辺が黄色く光る装置がある会場では、ブザーの音より光が優先されます。ショットクロックの誤作動でブザーが鳴った場合は、攻撃側が不利にならない限りブザーは無視されてプレーが続き、攻撃側が不利になったときは、プレーを止めてショットクロックを修正し、攻撃側のボールで再開します。

■ ボールがバスケットに入った

ブザーは無視され、得点が認められます。

■ リングに当たって入らなかった

違反にならず、ブザーは無視されてプレーが続きます。

■ リングに触れなかった

24秒の違反です。ただし、相手チームがすぐに明確にボールをコントロールした場合は、ブザーは無視されてプレーが続きます。

24秒と混同しやすい時間のルール|3秒・5秒・8秒

バスケットボールには、24秒のほかにも時間の制限があります。実況でよく出る「8秒」「5秒」「3秒」との違いを、FIBAの条文で整理します。

8秒ルールは、バックコートでボールを得たチームが、8秒以内にボールをフロントコートへ運ぶ規則です。この8秒は24秒と同時に進みます。つまり、バックコートでのボール運びに8秒を使い、残りの時間でシュートまで持っていきます。

ルール秒数内容
3秒ルール3秒攻撃側は相手の制限区域に連続3秒まで
5秒ルール5秒1m以内で守られたら5秒以内にパス・シュート・ドリブル
8秒ルール8秒バックコートのボールを8秒以内にフロントへ
24秒ルール24秒24秒以内にシュート(リング接触が必要)
14秒リセット14秒リング接触後の取り直しなどで24秒が14秒に

3秒は第26条、5秒は第27条、8秒は第28条、24秒・14秒は第29条(FIBA 2024年版)。

トラベリングとは何か

トラベリングとは、ボールを持った選手が、規則で認められた範囲を超えて足を動かす反則です。ボールを持ったまま「3歩以上歩く」のが典型で、キャッチやドリブルを終えたあとに許される歩数は2歩までです。

FIBAの規則では、ドリブルをしながらボールをキャッチしたとき、またはドリブルを終えたとき、止まる・パスする・シュートするために2歩まで踏むことが認められています。1歩目は、ボールを得たあとに片足または両足がコートに触れたとき、2歩目は、その後もう一方の足が触れたとき、または両足が同時に触れたときです。キャッチ後にドリブルを始めるなら、2歩目の前にボールを手から離さなければなりません。

軸足(ピボットフット)は、片足で着地したらその足が軸足になり、両足が同時に着地したときは、どちらの足を軸足にしてもかまいません。軸足を床から離す前にボールを手から離さずにドリブルを始めると、反則です。軸足を動かさずに、反対の足でステップしたり、体の向きを変えたりする動き(ピボット)は認められています。

■ 起こりやすい場面1

ドリブルを止めて方向転換するとき、軸足がずれてしまう。

■ 起こりやすい場面2

パスをキャッチした瞬間に、どちらの足が先に着いたかで軸足が決まるのを見誤る。

■ 起こりやすい場面3

レイアップやジャンプシュートの着地で、足が滑って余計に動く。

観戦のポイント

トラベリングは、足がコートに触れた回数と、ボールを得た瞬間を見ると判定が分かりやすくなります。スロー映像でも見解が分かれる場面は多く、ファンの間でも議論になります。

代表的なファウルの種類

ファウルは、身体の接触を伴う「パーソナルファウル」と、接触を伴わない行動上の反則である「テクニカルファウル」が基本です。ボールを狙っていない接触などは、より重い「アンスポーツマンライクファウル」になります。

ブロッキングとチャージングはどちらも接触の責任がどちらにあるかの区別で、守備側の位置取りが先なら攻撃側のチャージング、攻撃側の進路を不当に塞いだならブロッキングになります。

■ パーソナルファウル

相手との不当な接触の反則です。ホールディング、ブロッキング(進路を体で不当に塞ぐ)、プッシング、チャージング(攻撃側が既に位置を取った守備に突っ込む)などが含まれます。

■ テクニカルファウル

接触を伴わない行動上の反則です。審判への不敬な言動、相手を挑発する行為、遅延行為、ファウルをもらうための演技などが対象です。相手チームにフリースロー1本が与えられます。

■ アンスポーツマンライクファウル

ボールを正当に狙っていない接触、過度に激しい接触、トランジションでの不必要な接触などです。相手にフリースロー2本が与えられます。

■ ディスクォリファイングファウル

特に悪質な行為に宣告され、その選手は失格(退場)になります。

ファウルの回数とペナルティの仕組み

FIBA・JBAの規則では、1人の選手が5回ファウルをすると退場(ファウルアウト)です。チームファウルがクォーターで4回に達すると、そのクォーターの残りでは、シュート動作中ではない相手へのパーソナルファウルが、スローインではなくフリースロー2本になります。

チームファウルの数が多い終盤は、むやみに接触できなくなり、守備のリスクが高まります。逆に、相手のチームファウルがかさんでいる場面では、接触を受けてフリースローを引き出す攻め方が有効になります。

項目内容補足
選手の退場5回のファウルNBAは6回
チームファウルのペナルティ1クォーター4回5回目からフリースロー2本
テクニカルファウルフリースロー1本同一選手2回で失格
アンスポーツマンライクフリースロー2本など2回、またはテクニカルとの合計2回で失格
シュート中のファウル成功なら得点+1本失敗なら2本または3本

FIBA 2024年版 第34・36・37・40・41条にもとづく概要です。ペナルティの細則や大会ごとの違いは、競技規則で確認してください。

ルールを知ってから観戦するとどう変わるか

24秒の残り時間と14秒リセットを知っていると、終盤の攻防の意味が読めます。たとえば、シュートがリングに当たって攻撃側が取り直せば、攻撃は残り14秒で再開されるため、守備側は取り切ることを強く意識します。

残り数秒でのファウルやタイムアウトも、チームファウルの数とショットクロックの状況で理由が分かります。まずは、ショットクロックの数字を追いながら、リセットの場面を1試合の中で探してみてください。

よくある質問

Qバスケの24秒ルールとは何ですか?

Aボールをコントロールしたチームが、24秒以内にシュートを打たなければならない規則です。24秒の信号が鳴る前にボールが手を離れ、その後リングに触れるかバスケットに入れば、シュートとして認められます。

Q14秒ルールとは何ですか? どんなときに14秒になりますか?

Aリングに当たったボールを攻撃側が取り直したときや、フロントコートからの再開で残りが13秒以下のときなどに、ショットクロックが14秒にリセットされる規定です。相手チームがボールを取ったときは、新たに24秒になります。

Q24秒ルールはすべての大会で同じですか?

A基本は共通ですが、細則は団体で異なる場合があります。FIBAとJBAの規則は24秒と14秒リセットを採用し、NBAも2018-19シーズンから14秒リセットを導入しています。大会で使う規則は、JBAやFIBAの公式競技規則で確認してください。

Qショットクロックが0になる瞬間にシュートを打ったら、成功になりますか?

Aボールが手を離れてからブザーが鳴った場合は、ボールがバスケットに入れば得点が認められます。手を離れる前に鳴れば違反で、ビデオ判定が使われる大会もあります。

Q24秒を過ぎてもプレーが続くことはありますか?

Aあります。ボールが手を離れたあとにブザーが鳴り、ボールがリングに触れた場合、または、リングに触れなかったが相手がすぐに明確にボールをコントロールした場合は、ブザーは無視されてプレーが続きます。

Q8秒ルールと24秒ルールは何が違いますか?

A8秒ルールは、バックコートで得たボールを8秒以内にフロントコートへ運ぶ規則です。24秒ルールは、24秒以内にシュートを打つ規則で、両方が同時に進みます。

Qトラベリングとダブルドリブルは同じ反則ですか?

A違います。トラベリングは歩数の反則、ダブルドリブルは一度ドリブルを終えたあと、再びドリブルを始めてしまう反則です。どちらもボールの扱いに関する基本的な反則です。

Q5回ファウルをしたら必ず退場になりますか?

AFIBAとJBAの規則では、5回で退場です。NBAのように6回までとしているリーグもあるため、上限は大会規則で異なります。

Qテクニカルファウルを取られるとどうなりますか?

A相手チームにフリースロー1本が与えられ、そのあとは、テクニカルの前にボールを持っていたチームが、スローインで再開します。同じ選手が2回受けると失格です。

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