バドミントンで「もっと高く跳べたら」「もう一段速いジャンプスマッシュが打てたら」と感じたことのある人は少なくないはずです。ジャンプスマッシュは、コート後方から助走をつけて跳び上がり、頂点付近で上から叩きつけるように打ち込むショットで、決定率の高さから多くのプレーヤーが磨きたいと考える技術のひとつです。ただし、このショットを支えているのは単純な「脚の筋力」だけではなく、瞬発的に地面を蹴る力、着地を安定させる力、そして繰り返しの跳躍に耐えるスタミナなど、複数の要素が組み合わさったものだとされています。ジムに通ったり本格的なウエイトトレーニングを始めたりするのはハードルが高くても、家や体育館の隅で使えるトレーニンググッズであれば、日々の練習に無理なく取り入れやすいというメリットがあります。この記事では、ジャンプ力強化を目的としたトレーニンググッズの選び方を整理したうえで、実際に候補になりやすい4点を比較して紹介します。
この記事でわかること
- ジャンプスマッシュを支えるのは「筋力」より先に「跳ぶ準備」
- ジャンプ力トレーニンググッズを選ぶ前に知っておきたい3つの視点
- タイプ別に見る代表的なジャンプ力トレーニンググッズ
- 「強度」「重さ」の読み方 — グッズ選びで見るべきスペック
- 選び方の3ステップ
- ジャンプ力強化におすすめのトレーニンググッズ4選
最終更新:
ジャンプ力強化におすすめのトレーニンググッズ4選
ここからは実際の候補です。タイプ別の整理を踏まえて、瞬発力系・着地安定性系のバランスを考慮しながら、実在するメーカーの商品から4点を選びました。価格は記事作成時点の参考価格であり、変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫を確認してください。
4点を並べると、ミズノのヘビージャンプロープとアディダスのレジスタンスバンドセットは主に瞬発力・筋力の土台づくりを狙ったグッズ、トーエイライトのスピードラダーとバランスディスクは着地の安定性やフットワークを鍛えるグッズという役割分担になっています。
予算を抑えて着地の安定性から取り組みたい場合はバランスディスクとスピードラダーの組み合わせ、瞬発力の強化を優先したい場合はヘビージャンプロープやレジスタンスバンドセットから、というように目的に応じて選ぶ組み合わせを変えるのもおすすめです。
なお、今回はミズノ・アディダス・トーエイライトという3つのブランドから紹介しましたが、いずれも学校体育やスポーツ用品店で長く扱われてきた実績のあるメーカーです。同じタイプのグッズであっても、メーカーによって素材の耐久性や付属品には違いがあるため、気になる場合は他のブランドの商品もあわせて比較してみるとよいでしょう。
価格だけで比較すると、バランスディスクやスピードラダーのほうが手を出しやすく見えるかもしれません。ただし瞬発力の強化を目的とする場合は、レジスタンスバンドや加重縄跳びのようにある程度の負荷がかけられるグッズも必要になるとされています。予算配分を考えるときは、価格の安さだけでなく自分が伸ばしたい要素とのバランスも意識してみてください。
購入を検討する際は、価格だけでなく在庫状況や送料の有無もあわせて確認しておくと安心です。特に体育用品として扱われている商品は、シーズンや学校向けの需要によって在庫の変動が大きくなることがあるとされています。欲しいタイミングで入手できるよう、余裕を持って注文することをおすすめします。
今回紹介した4点はいずれも単体で使うことを想定した商品ですが、実際のトレーニングでは複数のグッズを組み合わせて使う人も多いとされています。たとえば練習の前半にスピードラダーで身体を温めながらフットワークを整え、後半にレジスタンスバンドで下半身の筋力トレーニングを行う、といった流れを組んでみるのも一つの方法です。
購入後は、商品に同梱されている説明書や公式サイトの使用方法もあわせて確認しておくとよいでしょう。特にレジスタンスバンドや加重縄跳びは、誤った使い方をすると本来の効果が得られにくいだけでなく、思わぬケガにつながる可能性もあるとされています。届いたらまず正しい使い方を確認してから、トレーニングを始めるようにしてください。
■ スペック比較表
| 商品 | ミズノ(MIZUNO)ヘビージャンプロープ 1GJBT1… | アディダス(adidas)レジスタンスバンドセット グレ… | トーエイライト(TOEI LIGHT)スピードラダー4m… | トーエイライト(TOEI LIGHT)バランスディスク4… |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 9,350円 | 6,600円 | 3,980円 | 2,290円(送料別) |
| 商品番号 | 1GJBT11300 | — | G1871 | H7412 |
| サイズ | ロープ約270cm(長さ調整不可)/グリップ約23.5cm | — | 長さ4m×幅50cm、ナイロンベルト10本付(40cm間隔) | 直径41cm×高さ7.5cm |
| 質量 | 約800g | — | — | 約795g |
| 素材 | ロープ:天然ゴム/グリップ:ABS樹脂・POM・ラバースポンジ | 伸縮性ポリエステル | — | — |
| 原産国 | 台湾 | — | 台湾 | 台湾 |
| 発売シーズン | 2024年春夏 | — | — | — |
| 型式 | — | ADTB10710 | — | — |
| セット内容 | — | ライト・ミディアム・ヘビーの3本 | — | — |
| 付属品 | — | キャリーバッグ | — | — |
| カラー | — | グレー・ストーン・ブラック | — | — |
| 重量 | — | — | 約210g | — |
| 仕様 | — | — | 固定式、連結用バックル付 | — |
| 材質 | — | — | — | ポリプロピレン |
| 対応体重 | — | — | — | 80kgまで |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
ジャンプスマッシュを支えるのは「筋力」より先に「跳ぶ準備」
ジャンプスマッシュのような一撃を打つには、太ももやふくらはぎの筋力さえあれば十分だと思われがちです。ですが実際には、瞬発的に力を発揮する能力(パワー)と、着地の衝撃を受け止める安定性の両方がそろって初めて、狙った軌道でシャトルを叩き込めるようになるとされています。
一般的な筋力トレーニングは、時間をかけてゆっくり負荷をかけながら筋肉量を増やしていくアプローチが中心です。一方でジャンプ力に関わるのは、短い時間で一気に力を発揮する「瞬発力」や「パワー」と呼ばれる能力で、鍛え方の方向性が少し異なるといわれています。腕立て伏せやスクワットを黙々と繰り返すだけでは、なかなかジャンプの高さや鋭さにつながりにくいと感じる人がいるのは、こうした違いが背景にあると考えられます。
ジャンプ力トレーニンググッズの多くは、この「瞬発力」を意識してエネルギーを一気に出し切る動きや、着地の衝撃を安定して受け止める動きを繰り返し練習できるように作られています。ゴムチューブの反発を利用したスクワットジャンプや、加重した縄跳びでのリズムトレーニング、着地の安定感を養うバランスディスクなど、アプローチはさまざまです。
ただし、こうしたグッズを使えば必ずジャンプ力が向上する、と断定することはできません。ジャンプ力は骨格や筋肉のつき方、これまでの運動経験など個人差の大きい要素に左右されるとされ、同じトレーニングを行っても効果の出方には差があります。この記事でも「このグッズを使えば何cm跳べるようになる」といった書き方は避け、あくまで練習の選択肢を広げる道具として紹介していきます。
また、ジャンプスマッシュはジャンプの高さだけでなく、空中でのタイミングやスイングの精度も大きく関わるショットです。トレーニンググッズはあくまで「跳ぶための土台」を整えるものであり、実際のショットの精度はコートでの反復練習によって磨かれていくものだという点も、あわせて意識しておきたいところです。
実際、ジュニア選手を指導するコーチの中には、ジャンプ力そのものよりも「跳ぶタイミング」や「助走からの踏み込みの質」を重視して指導する人もいるといわれています。同じ跳躍力があっても、シャトルが最も高い位置に来るタイミングで合わせられなければ、鋭いスマッシュにはつながりにくいためです。トレーニンググッズはこうしたタイミング感覚そのものを直接教えてくれるわけではありませんが、繰り返し跳ぶ動作の中で身体の使い方を意識するきっかけにはなり得ると考えられます。
もう一つ意識しておきたいのは、ジャンプ力は「一度鍛えたら終わり」というものではなく、継続的な取り組みによって少しずつ積み上がっていく性質のものだとされている点です。短期間で目に見える変化を期待しすぎると、思うような結果が出なかったときにモチベーションを保ちにくくなります。数週間から数か月単位で、無理のないペースで取り組んでいく心構えを持っておくと、グッズを長く活用しやすくなるはずです。
近年のバドミントンでは、レベルが上がるほどラリーのスピードが増し、守備から一気に攻撃に転じる場面でジャンプスマッシュの重要性が高まっているともいわれています。速いラリーの中で助走に十分な時間が取れない場面も多く、限られた助走からでも高く鋭く跳べる能力を養っておくことは、実戦で選択肢を増やすことにつながると考えられます。
この記事のスタンス
ジャンプ力やトレーニング効果に関する記述は、メーカーの商品説明やレビューをもとに「〜とされる」「〜と言われている」という表現にとどめています。体格や普段の運動量によって感じ方には個人差があるため、断定的な効果を保証するものではありません。判断材料のひとつとして参考にしてください。
ジャンプ力トレーニンググッズを選ぶ前に知っておきたい3つの視点
一口に「ジャンプ力トレーニンググッズ」といっても、レジスタンスバンドから加重縄跳び、ラダー、バランスディスクまで種類はさまざまです。どれを選べばよいか迷ったときは、まず「瞬発力」「着地の安定性」「継続のしやすさ」という3つの視点で整理してみると、自分に必要なものが見えてきやすくなります。
1つ目は瞬発力です。地面を強く蹴って一気に跳び上がる力を鍛えることを目的としたグッズには、レジスタンスバンドを使ったスクワットジャンプや、プライオメトリクス(跳躍運動)系のトレーニングなどが該当します。短時間で大きな力を発揮する練習を繰り返すことで、跳躍の初速を高めることを狙ったアプローチだとされています。
2つ目は着地の安定性です。ジャンプスマッシュは打った後に必ず着地の動作が伴い、この着地で足首や膝がぐらついてしまうと、次のショットへの移行が遅れたり、ケガのリスクが高まったりするとも言われています。バランスディスクやラダーを使ったトレーニングは、不安定な状況でも軸をぶれさせずに着地する感覚を養うことを目的としています。
3つ目は継続のしやすさです。どれだけ理論上効果が期待できるグッズでも、置き場所に困ったり使い方が複雑だったりすると、次第に使わなくなってしまうことも少なくありません。自宅の限られたスペースで使えるか、価格が続けやすい範囲に収まっているかといった実用面も、選ぶ際の大切な基準になります。
この3つの視点は、どれか1つだけを満たせばよいというものではなく、バランスよく組み合わせることが大切だとされています。たとえば瞬発力だけを鍛えても着地が不安定なままでは、実戦でのジャンプスマッシュに生かしにくいこともあります。次の章では、代表的なグッズをタイプ別に整理しながら、それぞれがどの視点に強いのかを見ていきます。
なお、この3つの視点は年齢や競技レベルによっても重視すべきバランスが変わってくるとされています。たとえば成長期の中学生・高校生であれば、瞬発力を高める負荷の高いトレーニングよりも、まずは着地の安定性やフォームづくりを優先したほうが、ケガの予防につながりやすいという考え方もあります。一方で、ある程度競技経験を積んだ選手であれば、瞬発力を重視したトレーニングに時間を割く比重を増やしていくという判断もあり得ます。
自分の現在地を客観的に把握するのが難しいと感じる場合は、指導者やチームメイトに普段のジャンプの様子を見てもらい、着地が安定しているか、助走から踏み込みまでの動きに無駄がないかといった点をフィードバックしてもらうのも一つの方法です。第三者の視点を取り入れることで、どの視点を優先してグッズを選ぶべきかが見えやすくなることがあります。
実際に選ぶ際は、これら3つの視点を紙に書き出し、それぞれに対して自分がどのくらい自信があるかを5段階程度で評価してみるのも一つの方法です。数値化することで、感覚だけに頼らずに優先順位をつけやすくなり、複数のグッズの中から迷わず絞り込めるようになります。
タイプ別に見る代表的なジャンプ力トレーニンググッズ
ジャンプ力トレーニンググッズは、狙いとする効果によっていくつかのタイプに分けて考えることができます。代表的な4つのタイプを整理すると、それぞれの役割の違いが見えやすくなります。
この4タイプを見比べると、レジスタンスバンドと加重縄跳びは主に「瞬発力・筋持久力」を鍛える方向のグッズであり、スピードラダーとバランスディスクは「着地の安定性・フットワーク」を鍛える方向のグッズだと整理できます。両方の要素をバランスよく取り入れたい場合は、性質の異なるグッズを2種類程度組み合わせるのも一つの方法です。
もちろん、これ以外にもプライオボックス(ジャンプ台)や加重ベストなど、ジャンプ力トレーニングに使われるグッズは存在します。ただし、これらは価格が高額になりやすかったり、使用にあたって一定のスペースや知識が必要になったりすることもあるため、この記事では自宅や部活動の練習でも比較的取り入れやすい4タイプに絞って紹介しています。
また、同じタイプのグッズの中でも、対象年齢や想定されている競技レベルによって仕様が異なる場合があります。たとえばジュニア向けに販売されているレジスタンスバンドは強度が控えめに設定されていることが多く、逆に上級者向けをうたう加重縄跳びは重量が重めに設定されている傾向があります。年齢や競技レベルに見合わないグッズを選んでしまうと、狙った効果が得られにくかったり、ケガにつながったりする可能性もあるため、商品説明に記載された対象者の目安も確認しておくとよいでしょう。
すでにラケットや素振り用のグッズを持っている人であれば、まずは手持ちのトレーニング環境を見直し、不足している要素を補う形で新しいグッズを追加していくと無駄がありません。たとえばフットワーク練習は普段から行っているもののジャンプに特化したメニューが少ない、という場合は、レジスタンスバンドや加重縄跳びを優先的に検討するとよいでしょう。
■ レジスタンスバンド・トレーニングチューブ
ゴム製のバンドやチューブの反発を利用して、スクワットやヒップスラストといった下半身種目に負荷を加えるタイプです。強度が複数段階に分かれている商品が多く、自分の筋力に合わせて負荷を調整しやすいとされています。瞬発力の土台となる筋力づくりに向いています。
■ 加重縄跳び(ヘビージャンプロープ)
通常の縄跳びよりロープ自体に重みを持たせることで、回転の負荷を高めたタイプです。連続したジャンプの中でリズムとバランスを保つ練習になるとされ、ふくらはぎや足首まわりの持久力を鍛える種目として使われることがあります。
■ スピードラダー
地面に敷いて使う、はしご状のトレーニング用具です。マス目の中を素早くステップすることで、着地前の細かい足さばきや踏み込みのリズムを鍛える目的で使われます。体育の授業や部活動の基礎トレーニングでも定番の用具です。
■ バランスディスク
空気を入れた円盤状のクッションの上に乗り、不安定な状態でバランスを取るトレーニング用具です。着地の際に足首や膝がぶれにくくなる感覚づくりに使われることが多く、ケガの予防を意識したトレーニングとしても紹介されることがあります。
「強度」「重さ」の読み方 — グッズ選びで見るべきスペック
実際に商品を選ぶ段階になると、商品ページにはさまざまな数値やスペックが並びます。すべてを細かく理解する必要はありませんが、タイプごとに見ておきたいポイントを押さえておくと選びやすくなります。
レジスタンスバンドの場合、商品名や説明欄に「ライト」「ミディアム」「ヘビー」といった強度表記が使われていることが多く、これは主にバンドの太さや素材の厚みによる伸縮の負荷を表しているとされています。初めて使う場合は、複数の強度が1セットになった商品を選んでおくと、種目や慣れに応じて負荷を調整しやすくなります。
加重縄跳びの場合は、ロープの重さと全体の長さが主なチェックポイントです。重さがあるほど回転時の負荷は高まりますが、最初から重すぎるものを選ぶと手首や肩に負担がかかりやすいとも言われています。長さについても、身長に対して合っていないと回転のリズムが崩れやすくなるため、調整の可否も確認しておきたいところです。
スピードラダーは、マス目の間隔とラダー自体の長さ・幅がポイントになります。間隔が固定式のものと、紐を動かして自由に調整できるものがあり、固定式は組み立ての手間がかからない一方で、間隔を変えたトレーニングがしにくいという特徴があります。使う人の年齢や目的に応じて、どちらのタイプが合っているか考えてみるとよいでしょう。
バランスディスクは、直径と対応体重の記載を確認しておくと安心です。直径が大きいディスクほど乗った際の面積が広がり、初心者でも比較的乗りやすいとされる一方、直径が小さいものほどより高いバランス感覚が求められる傾向があります。対応体重の上限が明記されている商品も多いため、購入前に必ず確認しておきましょう。
これらのスペックは、単体で見るよりも自分の体格や現在の運動経験と照らし合わせて確認することが大切です。たとえば筋力に自信がない人がいきなりヘビー表記のレジスタンスバンドを選んでしまうと、正しいフォームを保てないまま無理に動作を行うことになり、かえって効果を得にくくなる場合もあるとされています。商品ページのレビューに記載されている使用者の体格や感想も、あわせて参考にしてみてください。
商品ページに記載されたスペックだけでなく、実際に購入した人のレビューや評価件数も参考になる情報のひとつです。レビュー件数が多く、評価が安定している商品は、幅広い体格や競技レベルの人に使われてきた実績があると考えられます。一方でレビューが少ない商品でも、スペックが自分の目的に合っていれば十分に候補になり得るため、レビューの有無だけで判断しすぎないようにしましょう。
選び方の3ステップ
ここまでの内容を踏まえて、実際にグッズを選ぶ際の手順を3つのステップに整理しました。順番に検討していくと、数あるグッズの中から自分に合ったものを絞り込みやすくなります。
この3ステップに沿って考えると、「なんとなく人気だから」「セール価格だったから」という理由だけでグッズを選んでしまうリスクを減らせます。特に最初の1点を選ぶ際は、瞬発力・着地安定性のどちらか一方に偏りすぎず、まずは自分の課題がどちらに近いのかを見極めることを優先するとよいでしょう。
- 1自分がジャンプ力のどの要素を伸ばしたいのかを考える。地面を強く蹴る瞬発力を重視したいのか、着地の安定性を高めたいのかによって、レジスタンスバンド・加重縄跳び寄りか、スピードラダー・バランスディスク寄りかの方向性が見えてきます。
- 2練習できる環境とスペースを確認する。自宅の室内で使うのか、体育館や部活動の練習で使うのかによって、置き場所や周囲の安全確保のしやすさが変わってきます。集合住宅の場合は、着地音や振動が響きにくいグッズを優先するのも一つの考え方です。
- 3価格と継続のしやすさで比較する。同じタイプのグッズでも価格帯には幅があります。最初から高価なモデルを選ぶ必要はなく、無理なく続けられる価格帯からスタートし、慣れてきたら上位モデルや別タイプのグッズを追加していくという進め方でも十分です。
ラケットを使った動きと組み合わせる
トレーニンググッズによる練習は、実際のスイングやフットワークと切り離して行うよりも、素振りやステップ練習と組み合わせたほうが実戦に生かしやすいとされています。たとえばラダートレーニングの後にジャンプスマッシュのフォームを確認するなど、練習の順番を工夫してみるのもおすすめです。
使うときに気をつけたいこと — 頻度・フォーム・ケガ予防
トレーニンググッズは正しく使えば練習の助けになりますが、使い方や頻度を誤ると、かえって身体に負担をかけてしまうこともあります。最後に、実際に使う際に気をつけておきたいポイントを整理します。
まず頻度についてです。瞬発力系のトレーニングは筋肉や関節への負荷が比較的高いとされており、毎日休みなく行うよりも、週2〜3回程度を目安に、間に回復の時間を挟みながら取り組むことが推奨されることが多いようです。特に成長期の中学生・高校生は、練習量が多くなりがちな部活動の負荷と合わせて、トレーニング量を調整することが大切だと言われています。
フォームについても意識しておきたいところです。たとえばレジスタンスバンドを使ったスクワットジャンプでは、膝がつま先より内側に入り込む「ニーイン」と呼ばれる姿勢になると、膝への負担が大きくなりやすいとされています。最初は回数を少なめにして、正しい姿勢を確認しながら取り組むことをおすすめします。
バランスディスクやラダーを使う際は、周囲に人や物がない安全なスペースを確保してから行うようにしましょう。特にバランスディスクは乗り始めに転倒しやすいため、慣れないうちは壁や机の近くなど、つかまれるものがある場所で練習すると安心です。
ウォーミングアップとクールダウンも忘れずに行いたいポイントです。冷えた状態でいきなり瞬発的な動きを行うと、ふくらはぎや太もも裏の肉離れなどにつながるリスクが高まるとも言われています。軽いジョグやストレッチで身体を温めてからトレーニングに入り、終わったあとはふくらはぎや太ももを中心にケアするとよいでしょう。
最後に、痛みや違和感を覚えた場合は無理を続けないことも大切です。トレーニンググッズはあくまで練習の補助であり、痛みを我慢してまで回数をこなす必要はありません。違和感が続く場合は、指導者や医療機関に相談したうえで、トレーニング内容を見直すようにしてください。
また、トレーニンググッズは消耗品としての側面もあります。ゴム製のレジスタンスバンドやチューブは、使用頻度や保管環境によって劣化が進み、伸縮性が落ちたりひび割れが生じたりすることがあるとされています。使用前に目立った傷みがないかを確認し、劣化が見られる場合は使用を控えて買い替えを検討することをおすすめします。
最後に、トレーニンググッズだけに頼りすぎず、普段の練習全体とのバランスを見ながら取り入れることも大切です。ジャンプ力の強化はあくまでバドミントンの技術を支える土台のひとつであり、フットワークやスイングといった技術練習と組み合わせてこそ、コート上での成果につながりやすくなるとされています。
日々のトレーニングの成果を実感しにくいと感じる場合は、簡単な記録をつけておくのもおすすめです。使用したグッズの種類や回数、体調の変化などをメモしておくと、数週間から数か月単位で振り返ったときに、自分の変化に気づきやすくなります。記録が長続きしない場合は、練習ノートの隅に一言残す程度からでも十分です。
よくある質問
Qジャンプ力トレーニンググッズを使えば、本当にジャンプスマッシュの高さが上がりますか?
Aグッズを使ったからといって、必ず一定の高さまで跳べるようになると断定することはできません。ジャンプ力は骨格や筋力、これまでの運動経験など個人差の大きい要素に左右されるとされています。グッズはあくまで瞬発力や着地の安定性を鍛える練習の選択肢のひとつとして活用することをおすすめします。
Q初心者はどのグッズから始めればよいですか?
A目安として、価格が手頃で扱い方もシンプルなバランスディスクやレジスタンスバンドから始める人が多いとされています。いきなり負荷の高い加重縄跳びから始めるよりも、無理なく続けられるグッズで正しいフォームを身につけてから、徐々に負荷を上げていく順番がおすすめです。
Qトレーニングはどれくらいの頻度で行えばいいですか?
A瞬発力系のトレーニングは、週2〜3回程度を目安に、間に回復の時間を挟みながら取り組むことが推奨されることが多いようです。部活動などですでに練習量が多い場合は、練習全体の負荷を見ながら頻度を調整することをおすすめします。
Q中学生や高校生の成長期でも使って大丈夫ですか?
A多くのグッズは中高生でも使用できる設計になっていますが、成長期は骨や関節が発達段階にあるため、過度な負荷をかけすぎないよう注意が必要だとされています。心配な場合は、購入前に指導者や保護者と相談し、無理のない範囲で取り入れることをおすすめします。
Qレジスタンスバンドと加重縄跳びはどちらを優先すべきですか?
Aどちらが優れているというものではなく、鍛えたい要素によって向き不向きがあります。下半身の筋力から鍛えたい場合はレジスタンスバンド、リズム感や持久力も同時に鍛えたい場合は加重縄跳びが候補になりやすいとされています。両方をバランスよく取り入れるのも一つの方法です。
Q自宅マンションでも音を気にせず使えるグッズはありますか?
Aレジスタンスバンドやバランスディスクは、着地の衝撃が比較的少ないため、集合住宅でも取り入れやすいとされています。一方で加重縄跳びやジャンプを伴う動作は着地音や振動が響きやすいため、マットを敷く、時間帯に配慮するなどの工夫をおすすめします。
Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?
A今回紹介したグッズであれば、2,000円台のバランスディスクから1万円弱のヘビージャンプロープまで、幅広い価格帯から選べます。最初から高価なモデルを揃える必要はなく、まずは1〜2点から始めて、続けられそうであれば別タイプのグッズを追加していくのがおすすめです。
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