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【2026年最新】屋内コート用バドミントンシューズおすすめ4選|グリップ・クッション性の選び方を徹底解説

屋内コートでのバドミントンに欠かせないグリップ力とクッション性に注目し、シューズの選び方をやさしく解説。アウトソールの素材や重量・フィット感の違いを比較しながら、ヨネックス・ミズノ・バボラの中から候補になりやすいモデル4足も紹介します。

公開:

バドミントンは、前後左右への切り返しやネット前への沈み込み、後方へのジャンプスマッシュなど、コートの中で最も動きの方向が多いスポーツの一つと言われています。その激しい動きを足元から支えるのがシューズであり、グリップ力とクッション性が自分に合っていないと、プレーのしやすさだけでなく、ケガのリスクにも影響すると言われています。にもかかわらず、シューズ選びの基準がよく分からないまま「なんとなく見た目が好みだから」「安いから」で選んでしまう人も少なくありません。この記事では、屋内コートでプレーするバドミントンプレーヤーがシューズを選ぶときに見ておきたい「グリップ力」と「クッション性」を軸に、アウトソールの素材や重量・フィット感の読み方をやさしく整理しました。最後には、実際に候補になりやすい4足も比較して紹介します。

この記事でわかること

  • 屋内コートのバドミントンシューズ選びは「なんとなく」で失敗しやすい
  • そもそもバドミントンシューズのどこを見ればいいのか
  • 「グリップ力」の読み方 — アウトソールの素材とパターンを見る
  • 「クッション性」の読み方 — メーカーごとの技術名を知る
  • 「横方向のサポート」と「重量・フィット感」の読み方
  • プレースタイル・体格別に見る2つのタイプ

最終更新:

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屋内コート用バドミントンシューズおすすめ4選

ここからは実際の候補です。前提として、これらを履けば必ずグリップ力が上がる、という話ではありません。いずれもメーカーの商品ページ上で「クッション性」「グリップ」を訴求しているモデルを中心に、ブランドや重量・幅の傾向が異なる4足を選びました。価格は記事作成時点の参考価格で、変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるサイズ/カラーを確認してください。

4足を並べると、ブランドと価格帯で役割が分かれているのが分かります。POWER CUSHION 65 Z4 MENは幅広めの設計で安定感を重視した定番モデル、POWER CUSHION AERUS Z2 MENは軽量性を重視したモデル、WAVE FANG 2 FITはミズノの技術を採用しコストパフォーマンスも意識した選択肢、SHADOW 4 MENはヨネックス・ミズノ以外のブランドも試したい人向けの選択肢という位置づけです。

どれが合うかは、体格やプレースタイル、そして予算によって変わります。安定感を最優先したいなら1本目、軽さを優先したいなら2本目、価格を抑えつつクッション性も確保したいなら3本目、他ブランドのデザインも比較したいなら4本目、という選び方をすると失敗しにくいでしょう。価格・仕様は変動するため、購入前に必ず商品ページで最新情報を確認してください。

今回はヨネックス・ミズノ・バボラの3ブランドから4足を選びましたが、他にもさまざまなスポーツメーカーからバドミントンシューズが販売されています。ブランドごとに足型の設計や得意とするクッション技術が異なるため、この記事で紹介した「グリップ力」「クッション性」「横方向のサポート」「重量・フィット感」という4つの基準を参考にしながら、他のブランドのモデルもあわせて比較してみるのもよいでしょう。

なお、バドミントンシューズは毎年のようにモデルチェンジが行われる分野でもあります。今回紹介した4足も、次のシーズンには後継モデルに切り替わったり、カラー展開が変更されたりする可能性があります。同じシリーズ名であっても型番や品番が変わっていることがあるため、購入時には商品ページの型番表記を確認し、今回紹介した内容と食い違いがないかをあわせてチェックしておくと安心です。

サイズ選びにも注意が必要です。バドミントンシューズはメーカーやモデルによってサイズ感にばらつきがあり、特にクッション性や横方向のサポートを重視したモデルは、着地時の足のブレを抑えるためにややタイトな作りになっていることもあります。商品ページの案内やレビューを参考に、普段のスニーカーと同じサイズで即決せず、必要に応じてハーフサイズの調整も検討してください。

購入後のメンテナンスも、シューズを長く使ううえで欠かせません。ミッドソールのクッション材は使用頻度に応じて徐々に反発力が落ちていくとされ、目安として週2〜3回程度の練習であれば半年〜1年ほどで「着地が硬く感じる」と感じ始める人が多いとされています。アウトソールの溝も、つま先や母趾球のあたりから摩耗しやすいため、定期的に確認しておくと安心です。

保管方法にも触れておきます。汗を吸ったまま袋に入れっぱなしにすると、雑菌の繁殖や素材の劣化につながりやすいとされています。練習後は風通しの良い場所で乾かし、複数の練習を掛け持ちしている人は2足を交互に履くローテーションも、クッション材の回復時間を確保するうえでおすすめです。

No.1
ヨネックス YONEX パワークッション65Z4メン SHB65Z4M1 バドミントンシューズ 3E
安定感重視の定番オールラウンドモデル

ヨネックス YONEX パワークッション65Z4メン SHB65Z4M1 バドミントンシューズ 3E

参考価格14,960円

定番シリーズの最新モデル。安定感のあるクッション性と、幅広めの設計を両立させたオールラウンドタイプで、初めて専用シューズを選ぶ人にも候補になりやすいモデルです。

こんな人に初めて専用シューズを選ぶ人、安定感を最優先したい人
品番SHB65Z4M1
対応メンズ
サイズ22.0〜32.0cm
シューズ幅3E相当
カラーホワイト(011)
対応競技バドミントン

ここが良い

  • 幅広めの3E相当設計で、多くの人にとって窮屈になりにくいとされる
  • パワークッション構造で着地の衝撃をやわらげやすいとされる
  • 定番シリーズの最新作で、購入者レビューの評価も高い傾向にある

注意点

  • クッション性を重視した設計のため、軽量モデルに比べるとやや重さを感じる場合がある
  • カラー展開が限定的で、好みの色を選べない場合がある
No.2
ヨネックス YONEX パワークッションエアラスZメン SHBAZ2M バドミントンシューズ 軽量
軽さとフットワークを重視したモデル

ヨネックス YONEX パワークッションエアラスZメン SHBAZ2M バドミントンシューズ 軽量

参考価格14,080円

軽量性を重視したパワークッションシリーズのモデル。素早いフットワークを重視するプレースタイルに向くとされ、サイズ展開も幅広く用意されています。

こんな人にコート上を素早く動き回りたい人、ダブルスの前衛を担うことが多い人
品番SHBAZ2M
対応メンズ
サイズ22.0〜29.0cm
カラーホワイト/ブルー(207)
対応競技バドミントン

ここが良い

  • 軽量性を重視した設計とされ、素早いフットワークを求める人に向くとされる
  • サイズ展開が22.0〜29.0cmと幅広く選びやすい
  • 購入者レビューでも高評価が多い傾向にある

注意点

  • 軽さを優先した分、クッション性は65Z4シリーズに比べると控えめな傾向があるとされる
  • 幅がやや狭めに感じるとの声もあり、普段よりワンサイズ上を検討する人もいる
No.3
ミズノ MIZUNO ウエーブファング2 FIT 71GA231245 バドミントンシューズ 2E
公式スペックが明確なコスパモデル

ミズノ MIZUNO ウエーブファング2 FIT 71GA231245 バドミントンシューズ 2E

参考価格11,550円(メーカー希望小売価格16,500円)

ミズノウェーブとミズノエナジーを組み合わせ、安定性とクッション性の両立を狙ったモデル。日本バドミントン協会検定合格品で、公式な仕様の記載も充実しています。

こんな人に重量やインソールの仕様を数字で確認して選びたい人
商品コード71GA231245
サイズ22.5〜28.0cm
シューズ幅2E(ノーマル)相当
質量約315g(27.0cm片方)
インソールミズノエナジーインソール(取り外し可)
素材甲材:人工皮革・合成繊維/底材:合成底
認定日本バドミントン協会検定合格品

ここが良い

  • 公式ページに質量約315g(27.0cm片方)と明記されており、重さの目安にしやすい
  • ミズノエナジーインソールが取り外し可能で、消耗時の交換がしやすい
  • 日本バドミントン協会検定合格品で、公式戦でも使いやすいとされる

注意点

  • カラー展開が限定的で、好みの色を選べない場合がある
  • 2E(ノーマル)相当の幅設計のため、足幅が広い人はきつく感じることがあるとされる
No.4
バボラ Babolat SHADOW 4 MEN 3A0S26A356 バドミントンシューズ
他ブランドと差をつけたい人向けの選択肢

バボラ Babolat SHADOW 4 MEN 3A0S26A356 バドミントンシューズ

参考価格11,935円

フランス発のラケットメーカーが手がけるバドミントンシューズ。ブラック×オレンジの引き締まったカラーリングで、ヨネックス・ミズノ以外のブランドも試したい人の選択肢になります。

こんな人にラケットやウェアをバボラで揃えている人、デザイン性も重視したい人
品番3A0S26A356
サイズ25.0〜29.5cm
カラーBK/OR(2037)
発売2026SS
JANコード3324922311240

ここが良い

  • フランス発のラケットメーカーが手がけるモデルで、他のブランドと違った選択肢になる
  • ブラック×オレンジの引き締まったカラーリングで、デザイン性を重視したい人にも向くとされる
  • 価格帯が比較的抑えめで、初めてバボラのシューズを試したい人にも選びやすい

注意点

  • 国内での取り扱い店舗数はヨネックス・ミズノに比べると少なく、サイズによっては品薄になりやすい
  • クッション素材や重量など、公式な数値情報の記載が少なく、購入前の比較がしづらい

■ スペック比較表

商品ヨネックス YONEX パワークッション65Z4メン SHB65Z4M1 バドミントンシューズ 3Eヨネックス YONEX パワークッション65Z4メン S…ヨネックス YONEX パワークッションエアラスZメン SHBAZ2M バドミントンシューズ 軽量ヨネックス YONEX パワークッションエアラスZメン …ミズノ MIZUNO ウエーブファング2 FIT 71GA231245 バドミントンシューズ 2Eミズノ MIZUNO ウエーブファング2 FIT 71G…バボラ Babolat SHADOW 4 MEN 3A0S26A356 バドミントンシューズバボラ Babolat SHADOW 4 MEN 3A0…
参考価格14,960円14,080円11,550円(メーカー希望小売価格16,500円)11,935円
品番SHB65Z4M1SHBAZ2M3A0S26A356
対応メンズメンズ
サイズ22.0〜32.0cm22.0〜29.0cm22.5〜28.0cm25.0〜29.5cm
シューズ幅3E相当2E(ノーマル)相当
カラーホワイト(011)ホワイト/ブルー(207)BK/OR(2037)
対応競技バドミントンバドミントン
商品コード71GA231245
質量約315g(27.0cm片方)
インソールミズノエナジーインソール(取り外し可)
素材甲材:人工皮革・合成繊維/底材:合成底
認定日本バドミントン協会検定合格品
発売2026SS
JANコード3324922311240

※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。

※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

屋内コートのバドミントンシューズ選びは「なんとなく」で失敗しやすい

バドミントンは、前後左右への切り返しと、ネット前への沈み込み、後方へのジャンプスマッシュなど、コートの中で最も動きの方向が多いスポーツの一つと言われています。その激しい動きを足元から支えるのがシューズであり、グリップとクッション性が自分に合っていないと、プレーのパフォーマンスだけでなく、ケガのリスクにも影響すると言われています。

「とりあえずランニングシューズやバッシュ(バスケットシューズ)で代用している」という人も少なくありません。しかしバドミントンは前後左右への急な切り返しや、片足での踏み込みが非常に多い競技です。ランニングシューズは主に前方への直線的な動きを想定した設計になっていることが多く、横方向へのねじれに対する耐久性やサポート力が異なるとされています。可能であれば、バドミントン専用として設計されたモデルの中から選ぶことをおすすめします。

この記事では「このシューズを履けば必ず勝てる」という書き方はしません。プレーの実力はフットワークや練習量によるところが大きく、シューズだけで劇的に変わるものではないためです。その代わり、着地やターンの際の衝撃をやわらげ、滑りにくさを確保することで、練習や試合に集中しやすくする、という観点からシューズの特徴を整理していきます。

なお、この記事は体育館などの屋内コートで行うバドミントンを前提にしています。屋内コートの床面は主に木製のフローリングや、ラバー系の特殊素材で仕上げられていることが多く、屋外のハードコートやテニスコートとはグリップの効き方が異なります。屋外用として案内されているシューズをそのまま屋内で使うと、逆に滑りやすくなったり、想定と違うグリップ感になったりすることがあるため注意が必要です。

部活動やサークルで、周りと同じモデルを使う場面もあるかもしれません。ですが足の形や体重、プレースタイルは人によって異なるため、周りと同じシューズが自分にとってもベストとは限りません。この記事を参考にしながら、自分に合った1足を探す手がかりにしてもらえればと思います。

また、多くのバドミントンシューズはメンズ・レディースでラストや幅の設計が分けられていることが一般的です。同じシリーズ名でも、レディースモデルはやや細身のラストで作られていることが多いとされ、男女兼用として案内されているモデルであっても、実際のフィット感には差が出ることがあります。購入前に、自分の対象となるモデル(メンズ/レディース/ユニセックス)であるかを商品ページで確認しておくと安心です。

中学生・高校生などジュニア世代の場合は、足のサイズが短期間で変わっていくことも珍しくありません。ジャストサイズにこだわりすぎると、半年後には窮屈になっている可能性がある一方、大きすぎるサイズは足の中で動いてしまい、グリップやクッションの性能を十分に発揮しにくくなるとも言われています。成長期であることを踏まえつつも、まずは今の足に合ったサイズを基準に選ぶのが無難です。

この記事のスタンス

シューズの機能については、メーカーの商品ページに記載されている内容をもとに「〜とされる」という表現にとどめています。グリップの効き方や着地の衝撃の感じ方には、体重・プレースタイル・コートの床材による個人差があり、断定できるものではないためです。判断材料として使い、可能であれば購入前に実際に試し履きすることをおすすめします。

そもそもバドミントンシューズのどこを見ればいいのか

バドミントンシューズの商品ページには、アウトソールの素材やパターン、ミッドソールの技術名、シューズ幅、重量などさまざまな情報が並んでいます。すべてを一度に理解する必要はありませんが、まず押さえておきたいのは「グリップ力」「クッション性」「横方向のサポート」「重量・フィット感」の4つです。

グリップ力は、床を踏みしめたときの滑りにくさに関わる要素です。バドミントンは片足での急な踏み込みや切り返しが多いため、グリップが不十分だと踏ん張りが効かず、思うようにフットワークが決まらないことがあると言われています。

クッション性は、着地やジャンプの衝撃をやわらげる役割を持ちます。バドミントンはネット前への沈み込みや、後方へのジャンプスマッシュなど、上下動を伴う動きが多いため、クッション性が合っていないと膝や足首への負担が蓄積しやすいとされています。

横方向のサポートは、切り返しの多いバドミントン特有の観点です。ソールにねじれを抑える構造(トーションコントロール)を採用しているモデルでは、左右への急な切り返しの際に足がぶれにくいとされています。バドミントンはコートの隅々まで細かく踏み込む動きが多いため、この横方向の安定性は見落とせないポイントです。

重量とフィット感は、長時間のラリーでの疲労のたまりやすさや、足に合った履き心地に関わってきます。多くのモデルは幅の展開が複数用意されており、標準的な「2E」から、より幅広な「3E」「4E」まで選べるようになっていることが一般的です。

この4つは互いに関係し合っています。たとえばグリップ力を高めるために柔らかいゴムを使うと、その分摩耗が早まりやすくなります。逆にクッション性を高めるためにミッドソールを厚くすると、接地感がぼやけやすくなり、横方向のサポートにも影響が出ることがあります。すべてを最高レベルで満たすシューズは少なく、多くのモデルは「安定感とクッション性を重視したタイプ」「軽さとスピードを重視したタイプ」というように、どこかに重心を置いた設計になっているとされています。

商品ページを読み慣れないうちは、専門用語の多さに圧倒されてしまうかもしれません。ですが、バドミントンシューズの多くの特徴は「〇〇構造」「〇〇フォーム」といった独自の名称で表現されています。数字を細かく覚えるというより、メーカーごとの得意分野をおおまかに把握しておく、という感覚で読み進めると気が楽になります。

「グリップ力」の読み方 — アウトソールの素材とパターンを見る

グリップ力に関わる要素として、まず見ておきたいのがアウトソール(靴底)のゴムの素材とパターンです。多くのバドミントンシューズでは、体育館の床を傷つけにくい「ノンマーキングソール」と呼ばれるゴム底が採用されています。

体育館の床は、施設によって使われている木材やワックスの状態が異なり、同じシューズでも「よく効く」と感じる場所と「意外と滑る」と感じる場所が出てくることがあります。これはシューズの性能というより、床のコンディションによる部分も大きいとされているため、普段使う体育館での感触を基準に判断するとよいでしょう。

アウトソールは消耗品でもあります。使い込むうちにゴムがすり減り、新品のときのようなグリップ力を発揮しにくくなっていくとされています。特につま先や母趾球(親指の付け根)のあたりは、踏み込みの際の摩耗が早い部分なので、定期的に確認しておくとよいでしょう。

練習場所によって床材が異なる点にも触れておきます。学校の体育館などでは木製のフローリングが使われていることが多い一方、専用の練習施設や大会会場では、バドミントン専用に作られたラバー系の特殊シート(タラフレックスなど)が敷かれている場合もあります。床材が変わるとグリップの効き方の印象も変わることがあるとされているため、複数の会場でプレーする機会が多い人は、そのつど足元の感触を確認しておくとよいでしょう。

グリップに求める感覚は、コート内での役割によっても変わってくるとされています。ベースライン付近でスマッシュやクリアを主体にする選手は、後方への強い踏み込みを支えるグリップを重視しやすく、ネット前での細かいステップやプッシュを多用する選手は、前足部の切り返しに対応できるグリップを重視しやすい傾向があるといわれています。自分がコートのどのエリアで多く動いているかを振り返ってみるのも、選び方のヒントになります。

ゴムの素材(コンパウンド)

アウトソールに使われるゴムの配合は、メーカーごとに独自の名称がつけられていることが多く、グリップ力と耐久性のバランスを取ることを目的に開発されているとされています。柔らかいゴムほどグリップ力は高まりやすい一方、摩耗が早まる傾向があるとも言われています。

ノンマーキングソール

体育館の床に黒い跡(マーキング)を残さないよう設計されたゴム底で、多くのバドミントンシューズに採用されています。屋内の練習施設や体育館では、ノンマーキング仕様であることが利用の条件になっている場合もあるため、購入前に商品ページで確認しておくと安心です。

ソールのパターン(溝の形状)

アウトソールの溝の形状(トレッドパターン)は、前後方向・左右方向どちらのグリップを重視するかによって設計が異なるとされています。放射状や格子状などパターンはメーカーによってさまざまですが、いずれも接地面積を確保しながら滑りを抑えることを狙った設計とされています。

「クッション性」の読み方 — メーカーごとの技術名を知る

ミッドソールのクッション素材には、メーカーごとに独自の名称がつけられています。名前だけを見ると全く違う技術のように思えますが、いずれも「着地の衝撃をやわらげつつ、次の動作へのエネルギーロスを抑える」という目的は共通しているとされています。

こうした素材名をすべて覚える必要はありませんが、同じメーカーの中でも上位モデルほど新しい世代の素材が使われている傾向があり、価格差の理由の一つになっていると言われています。

なお、クッション性が高いとされる素材を使っていても、実際の感じ方には体重や踏み込みの強さ、着地の癖によって個人差があります。カタログの記載だけで判断せず、可能であれば店頭で実際に踏み込んでみることをおすすめします。

また、クッション素材とは別に、インソール(中敷き)にも独自の素材が使われていることがあります。取り外し可能なインソールであれば、消耗してきたときに交換したり、自分の足に合ったインソールに変更したりすることもできます。商品ページに「インソール取り外し可」といった記載があるかどうかも、長く使ううえでは意外と重要なチェックポイントです。

ヨネックスのPOWER CUSHION(パワークッション)

ヨネックスのバドミントンシューズに広く採用されているクッション構造で、着地時の衝撃を吸収しながら反発性も持たせることを狙った設計とされています。上位モデルには、かかと部分に厚みを持たせた進化版の構造が採用されていることもあります。

ミズノのミズノウェーブ+ミズノエナジー

ミズノの基幹技術である波形構造のソール「ミズノウェーブ」に、柔らかさと反発性を両立させた素材「ミズノエナジー」を組み合わせた構成です。WAVE FANGシリーズなど、安定性とクッション性の両立を狙ったモデルに採用されているとされています。

その他ブランドのクッション技術

ヨネックス・ミズノ以外のブランドも、それぞれ独自のクッション素材やインソール構造を採用していることがあります。技術名を細かく覚えるよりも、商品ページに「クッション性」「反発性」といった言葉と一緒に記載されている技術名を、そのモデルの特徴を表すキーワードとして押さえておくとよいでしょう。

「横方向のサポート」と「重量・フィット感」の読み方

グリップ力・クッション性と並んで見ておきたいのが、ソールのねじれに対するサポート構造と、重量・シューズ幅です。どちらも派手な数値としては目立ちにくい項目ですが、実際に履いて動いたときの印象を大きく左右します。

横方向のサポートは、ソールの中央部分に硬さの異なる素材やプレートを組み込むことで、左右への急な切り返しの際に足がねじれすぎないようにする構造です。バドミントンは前後だけでなく、コートの四隅への斜め方向の踏み込みも多いため、このねじれ抑制の構造があると安定感を得やすいとされています。

重量については、多くのモデルが片足あたりおおよそ280〜340g程度の範囲に収まることが多いようです。軽いモデルほど連続する切り返しでの疲労を抑えやすいとされる一方、軽さを優先しすぎるとクッション材や横方向のサポート構造が簡略化され、安定感がやや控えめになる場合もあります。

シューズ幅は「2E」「3E」「4E」のように、数字とアルファベットの組み合わせで案内されていることが一般的です。数字が大きいほど幅広な設計とされていますが、実際のフィット感には甲の高さなども関わるため、あくまで目安として捉えるのがよいでしょう。

アッパー(甲の部分)のホールド構造にも注目してください。シューレースと連動して足の甲を包み込むように締め付ける構造を採用しているモデルもあり、激しい切り返しの中でも足がシューズの中でズレにくいとされています。

履き口(足首周り)の高さについても触れておきます。バドミントンシューズはバレーボールやバスケットボールのシューズに比べるとローカットに近い設計のモデルが多く、足首の可動域を確保しやすいことが一般的です。ただしモデルによっては、履き口をやや高めに作り、着地時の足首のブレを抑えることを狙ったものもあります。過去に足首を捻った経験がある人は、こうした履き口の高さにも注目してみるとよいでしょう。

アッパーの素材や通気性も、快適さに関わる要素です。メッシュ素材を多く使ったモデルは通気性が高く蒸れにくいとされる一方、耐久性を重視したモデルは合成皮革や補強材を多く使う傾向があり、通気性よりもホールド感やサポート力を優先した設計になっていることがあります。長時間の練習が多い人は、通気性の記載もあわせてチェックしておくと快適に使い続けやすくなります。

プレースタイル・体格別に見る2つのタイプ

ここまで見てきたグリップ力・クッション性・横方向のサポート・重量の組み合わせによって、バドミントンシューズはおおよそ2つの系統に分けて考えることができます。すべてのモデルがきれいに当てはまるわけではありませんが、候補を絞り込むときの目安にしてください。

どちらのタイプが向いているかは、体重やこれまでのケガの経験、シングルス・ダブルスどちらを主戦場にしているかによっても変わってきます。体重が重めの選手や過去に足首・膝を痛めた経験がある人は、安定・パワー型のほうが安心感があるとされています。

一方、コート全体を機敏に動き回るプレースタイルであれば、軽量・スピード型のほうが本来の持ち味を発揮しやすいこともあります。迷った場合は、極端にどちらかへ振り切ったモデルよりも、クッション性と軽さのバランスが取れたモデルから探すのが無難です。

初心者のうちは、自分がどちらのタイプに近いか判断しづらいこともあります。その場合は、まず標準的なバランス型のモデルを選び、プレースタイルが固まってきた段階で、より特化したタイプに買い替えを検討するという順番でも十分です。

また、シングルスとダブルスを両方プレーする人も多いと思います。その場合は、どちらか一方に極端に特化したモデルよりも、安定感と軽さのバランスが取れたモデルを選んでおくと、試合形式が変わっても対応しやすいとされています。試合や練習でシングルス・ダブルスの比率がどちらに偏っているかを振り返ってみると、選ぶ基準が定まりやすくなります。

安定・パワー型

クッション性としっかりしたねじれ抑制構造を備え、着地の安定感を優先したタイプです。パワーのあるスマッシュやジャンプの多いシングルスプレーヤー、あるいは体格がしっかりしている選手に向いているとされています。重量はやや重めになる傾向があります。

軽量・スピード型

軽量性を重視したアッパーとミッドソールを採用し、素早いフットワークを優先したタイプです。ダブルスで前衛を任されることが多い選手や、コートを広く動き回るプレースタイルの選手に向いているとされています。クッション性は安定・パワー型よりやや控えめな傾向があります。

選び方の3ステップ

ここまでの知識を踏まえて、実際にシューズを選ぶ手順を3つのステップに整理しました。順番に沿って絞り込んでいくと、聞き慣れない技術名に振り回されずに候補を決めやすくなります。

  1. 1自分のプレースタイルの傾向を大まかに把握する。パワーのあるスマッシュを武器にする、または過去に足首・膝を痛めた経験がある場合は「安定・パワー型」寄り、ダブルスの前衛や素早い動き出しを重視するなら「軽量・スピード型」寄りから検討すると外しにくくなります。
  2. 2グリップ力とクッション性で候補を絞る。ノンマーキングソールであることを前提に、クッション性を重視したモデルを2〜3足、軽量性を重視したモデルを2〜3足ほどリストアップし、比較してみます。ブランドやデザインにこだわりすぎず、まずはこの2軸で機械的に絞り込むのがコツです。
  3. 3可能であれば実際に試し履きし、その場で軽く踏み込みや切り返しの動きをしてみる。グリップの効き方やクッションの感じ方は、数字だけでは分かりません。スポーツ用品店で試し履きができる場合は、購入前に何足か履き比べてみるのが確実です。試着が難しい場合は、体格やプレースタイルが近い人の口コミレビューを参考にするのもよいでしょう。

試し履きするなら、プレー時と同じ靴下で

試し履きをする際は、普段の練習で履いている靴下を持参し、可能であれば同じ厚みで試すことをおすすめします。靴下の厚みが変わるだけでもフィット感の印象は変わり、店頭での試着結果と実際の使用感にズレが生じることがあるためです。

よくある質問

Q屋内コート用と屋外用で、バドミントンシューズに違いはありますか?

Aバドミントンは基本的に屋内の体育館コートで行われる競技のため、市販されているバドミントンシューズの多くは屋内コートでの使用を前提に設計されています。屋外のハードコートで使うと、ソールの摩耗が早まったり、屋内とは異なる滑り方をしたりすることがあるとされているため、屋外で練習する機会が多い場合は、その旨を商品ページで確認しておくことをおすすめします。

Qランニングシューズやバッシュで代用しても大丈夫ですか?

A短時間の練習であれば使えないことはありませんが、バドミントンは前後左右への急な切り返しや片足での踏み込みが多い競技です。ランニングシューズやバスケットシューズは、それぞれ想定する動きの方向やソールのグリップパターンが異なるとされているため、継続してプレーするのであれば、バドミントン専用として設計されたモデルを選ぶことをおすすめします。

Qグリップ力とクッション性はどちらを優先すべきですか?

Aどちらか一方だけを優先すべきというものではなく、プレースタイルや体格によって重視するバランスが変わってきます。パワーのあるスマッシュやジャンプが多い人はクッション性を、素早い切り返しを重視する人はグリップ力とフィット感を優先して探すと、候補が絞り込みやすくなります。

Qシューズ幅(2E・3E・4Eなど)はどう選べばいいですか?

A数字が大きいほど幅広な設計とされていますが、実際のフィット感には甲の高さや足の形も関わるため、あくまで目安として捉えるのがよいでしょう。可能であれば店頭で試し履きをして、自分の足に合う幅の傾向をつかんでおくと、通販で購入する際にも失敗しにくくなります。

Qシューズの寿命はどのくらいですか?

A目安として、週2〜3回程度の練習であれば半年〜1年ほどでミッドソールのクッション材の反発力が落ちてくることが多いとされています。見た目のすり減りが分かりにくいため、着地の硬さやグリップの効き方の変化を買い替えのサインとして意識しておくとよいでしょう。

Qヨネックスとミズノ、どちらのクッション性が優れていますか?

Aどちらが優れているとは一概には言えません。ヨネックスはPOWER CUSHIONという構造、ミズノはミズノウェーブとミズノエナジーの組み合わせというように、クッション性への考え方や技術のアプローチが異なります。実際に履いた際の感じ方には個人差があるため、可能であれば両方を試し履きして比較することをおすすめします。

Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?

A屋内コート向けのモデルであれば、11,000円台から15,000円程度の範囲で選択肢が揃います。ブランドやクッション素材の世代によって価格が変わる傾向があり、上位モデルほど価格も上がりやすいです。最初の1足であれば、無理に最上位モデルを選ぶ必要はなく、まずは自分のプレースタイルに近いタイプを優先して選ぶのがおすすめです。

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