子どもがバドミントンを始めるとき、ラケットと同じくらい悩むのがシューズ選びです。「体育館履きで十分では」「大人用の小さいサイズでいいのでは」と思う保護者の方も多いかもしれません。しかしバドミントンは、狭いコートの中で前後左右への細かいステップと着地を繰り返す競技です。足に合わないシューズを履き続けると、練習中の疲れやすさだけでなく、ケガのリスクにもつながることがあるとされています。この記事では、ジュニア用バドミントンシューズを選ぶときに見ておきたいポイントを、サイズ展開・足幅・クッション性・甲の締め方などの観点から整理しました。最後には、実際に候補になりやすいモデル4足も比較して紹介します。
この記事でわかること
- ジュニアのバドミントンシューズ、「なんとなく」で選んでいませんか
- ジュニアシューズ選びで見るべき5つのポイント
- サイズ選びの考え方 — 成長期ならではの悩みにどう向き合うか
- 「キッズ」と「ジュニア」、2つのタイプを知っておく
- ジュニアにおすすめのバドミントンシューズ4選
- 履き方と、サイズアウトの見極め方
最終更新:
ジュニアにおすすめのバドミントンシューズ4選
ここからは実際の候補です。今回は、キッズサイズからジュニア〜一般共通サイズまで幅広くカバーできるよう、対象サイズの異なる4足を選びました。価格は記事作成時点の参考価格で、変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるサイズやカラーを確認してください。
4足を並べると、対象サイズと甲の構造で役割が分かれているのが分かります。パワークッションストライダーフローキッズは15〜17cmの入門キッズモデル、ジュニアシューズ301Jは15.5〜18cmのマルチスポーツ対応モデル、パワークッションストライダーフロージュニアは18〜22cmの本格ジュニアモデル、スカイブラスター4はジュニア〜一般まで対応する幅広サイズのエントリーモデルという位置づけです。
どれが合うかは、子どもの年齢や足のサイズ、そして「自分で着脱できるか」という実用面によっても変わります。未就学児や低学年で自分での着脱を重視するならキッズタイプ、本格的に練習に取り組む学年であればジュニアタイプ、成長が早くサイズアウトが心配な場合はジュニア〜一般共通タイプ、という選び方をすると失敗しにくいでしょう。
価格だけで比べると、パワークッションストライダーフローキッズやパワークッションストライダーフロージュニアが手に取りやすく見えるかもしれません。ただし価格や在庫は変動するため、購入前に商品ページで最新情報を必ず確認してください。また、いずれもヨネックス・ミズノという大手2ブランドから選びましたが、ビクターやリーニンなど他のブランドからもジュニア向けモデルが販売されています。この記事で紹介した「サイズ展開」「足幅」「クッション性」「甲の締め方」「JBA検定合格」という5つの基準を参考にしながら、他のブランドのモデルもあわせて比較してみるのもよいでしょう。
なお、この記事で紹介したのは、あくまでも記事作成時点で候補になりやすいモデルの一例です。バドミントンシューズは毎年のようにモデルチェンジがあり、後継モデルや新色が発売されることもあります。気になるモデルを見つけたら、型番で検索して最新モデルが出ていないかもあわせて確認してみることをおすすめします。
■ スペック比較表
| 商品 | ヨネックス YONEX パワークッションストライダーフロ… | ヨネックス YONEX パワークッションストライダーフロ… | ヨネックス YONEX ジュニアシューズ301J SHA… | ミズノ MIZUNO バドミントンシューズ スカイブラス… |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 5,808円 | 5,280円 | 6,600円 | 7,920円 |
| 品番 | SHBSF1JB-551 | SHBSF1K-656 | SHA301J | 71GA253302 |
| 対象 | ジュニア | キッズ(未就学児〜低学年目安) | — | — |
| サイズ | 18.0〜22.0cm | 15.0/16.0/17.0cm | — | — |
| カラー | ホワイト/ミント(551) | ホワイト/ライム(656) | ホワイト(011)/ネイビーブルー(019)/ピンク(026) | ネイビー×ホワイト×ピンク(02) |
| 素材 | アッパー:人工皮革/ミッドソール:合成樹脂/アウトソール:ゴム底 | アッパー:人工皮革/ミッドソール:合成樹脂/アウトソール:ゴム底 | アッパー:合成繊維+合成樹皮革/インソール:パワークッション/ミッドソール:発泡EVA+パワークッション/アウトソール:ラバー | — |
| テクノロジー | パワークッション、エルゴシェイプ、ラテラルシェル、ラディアルブレードソール | パワークッション、エルゴシェイプ、ラテラルシェル、ラウンドソール、ラディアルブレードソール | — | — |
| 認証 | 日本バドミントン協会審査合格品 | — | — | 日本バドミントン協会検定合格品 |
| メーカー希望小売価格 | 7,260円 | 6,600円 | — | — |
| カット | — | ローカット・キッズ | — | — |
| サイズ展開 | — | — | 15.5〜18.0cm | 20.0〜25.5cm程度(販売店により在庫状況は異なる) |
| 対応競技 | — | — | バドミントン、テニス、ソフトテニスなどマルチスポーツ対応 | — |
| 機能 | — | — | パワークッション | — |
| 足幅 | — | — | — | 3E相当 |
| 質量 | — | — | — | 約280g(27.0cm片方の参考値、ジュニアサイズはより軽くなるとされる) |
| インソール | — | — | — | 立体成型カップインソール(取り外し可) |
| ソール | — | — | — | ノンマーキングソール |
| 位置づけ | — | — | — | エントリーモデル(初心者向け) |
| 生産国 | — | — | — | ベトナム |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
ジュニアのバドミントンシューズ、「なんとなく」で選んでいませんか
子どもがバドミントンを始めると、真っ先に必要になるのがシューズです。しかし体育館履きや上履きで代用してしまったり、大人用の小さいサイズを選んでしまったりするご家庭も少なくありません。バドミントンは細かいフットワークとジャンプの着地を繰り返す競技のため、専用に設計されたジュニア用シューズを選ぶことが、ケガの予防にもつながるとされています。
バドミントンコートは意外と滑りやすく、床材や汗の状態によってグリップ力が変わります。バスケットシューズやテニスシューズで代用すると、ソールのグリップパターンや屈曲性が合わず、素早い切り返しの動きがしにくいと言われています。専用のバドミントンシューズは、前後左右への細かいステップを繰り返す動きを想定して作られているとされ、できる限り専用モデルの中から選ぶことをおすすめします。
ジュニア向けと一口に言っても、対象年齢や足の大きさによって設計が大きく異なります。未就学児〜小学校低学年を想定した「キッズ」向けのモデルと、小学校高学年〜中学生を想定した「ジュニア」向けのモデルとでは、サイズ展開だけでなく、アッパーの構造やソールの厚みにも違いが見られます。この記事では主に、これからバドミントンを習い始める子どもから、部活動や少年団で本格的に取り組み始める子どもまでを対象に、選び方を整理していきます。
大人用モデルのサイズを小さくしただけと思われがちですが、実際にはジュニア専用に開発されたモデルも多くあります。足の骨格が発達途中にある子どもの足に合わせて、足型やホールド感を調整しているモデルもあるとされ、単純に「小さいサイズの大人用」として考えるのではなく、ジュニア向けとして案内されているモデルを優先的に検討することをおすすめします。
一方で、シューズさえ整えれば上達が約束されるというものでもありません。フォームや練習量による影響のほうが大きいとされ、この記事でも「このシューズを履けば必ず速く動けるようになる」といった書き方はしません。あくまで足への負担を抑え、練習に集中しやすい環境を整えるための道具、という位置づけで読み進めていただければと思います。
なお、この記事は主に体育館などの屋内コートで行われる一般的なバドミントンを前提にしています。学校の授業や部活動、少年団の練習で使うシューズ選びを想定しており、特殊な用途を想定したモデルについては扱っていません。所属するクラブや学校でシューズの指定やメーカー推奨がある場合は、まずそちらを確認したうえで、この記事はサイズ選びや基本的な性能の理解を深めるための参考として活用していただければと思います。
また、シューズにかけられる予算はご家庭によってさまざまです。この記事では特定の価格帯に絞るのではなく、比較的手に取りやすい価格帯のモデルを中心に紹介しています。上位モデルほど新しい世代のクッション素材が使われている傾向がありますが、成長期でサイズアウトが早い年齢のうちは、無理に高価なモデルを選ぶ必要はなく、まずは基本を押さえたモデルから試してみることをおすすめします。
ジュニアシューズ選びで見るべき5つのポイント
バドミントンシューズの商品ページには、サイズ展開、足幅、クッション材、アッパーの構造など、さまざまな情報が書かれています。ジュニア向けを選ぶときに特に押さえておきたいのは「サイズ展開」「足幅(ワイズ)」「クッション性」「甲の締め方」「日本バドミントン協会(JBA)検定合格品かどうか」の5つです。
サイズ展開は、子どもの足の成長段階に直結する要素です。モデルによってカバーするサイズ範囲は異なり、15cm前後の小さいサイズから展開されているモデルもあれば、18cm以上からしか選べないモデルもあります。今の足のサイズだけでなく、次の買い替えまでにどの程度成長する見込みかも踏まえて、サイズ展開を確認しておくと安心です。
足幅(ワイズ)は、甲の高さや幅の合い方に関わります。日本人の足型に合わせて「2E」「3E」といった表記で幅広めに作られているモデルが多いとされていますが、それでも足に合わない場合は、指の付け根が窮屈になったり、逆に中で足が動いてしまったりすることがあります。可能であれば試し履きをして、つま先に少し余裕がありながらも甲がしっかりホールドされる感覚を確かめることをおすすめします。
甲の締め方も、ジュニア用シューズにおいて見ておきたいポイントの一つです。小さな子ども向けのモデルには、着脱のしやすさを意識した設計になっているものがあり、自分で履き替えやすいという特徴があるとされています。一方で、ある程度年齢が上がると、靴紐でしっかり締め上げられるタイプのほうが、激しい動きの中でも足のズレを抑えやすいとされています。子どもが自分で履き替えられるかどうかも、選ぶうえでの実用的な判断材料になります。
日本バドミントン協会(JBA)の検定合格品かどうかも、確認しておきたい項目です。大会によっては、JBA検定合格品のシューズの着用を求められる場合があります。将来的に大会出場を考えている場合は、商品ページに「日本バドミントン協会審査合格品」といった記載があるかどうかを確認しておくと、後になって買い直す事態を避けやすくなります。
これら5つのポイントは、それぞれ独立しているわけではなく、互いに関係し合っています。たとえばクッション性を高めるためにソールを厚くすると、足幅の感じ方や甲の収まり方にも影響が出ることがあります。逆に軽さや着脱のしやすさを優先すると、クッション材が薄くなることもあります。すべてを最高レベルで満たすモデルは少なく、多くのモデルは「クッション性を重視したタイプ」「軽さと着脱のしやすさを重視したタイプ」というように、どこかに重心を置いた設計になっています。次の章以降では、この考え方をもとに、キッズとジュニアそれぞれのタイプを詳しく見ていきます。
また、この5つほど優先度は高くないものの、通気性やデザインの好みも見落とせないポイントです。特に夏場の練習では、通気性のよいメッシュ素材を採用しているモデルのほうが、蒸れによる不快感を抑えやすいとされています。子ども自身がデザインを気に入っているかどうかも、練習へのモチベーションに意外と影響することがあるため、機能面だけでなく本人の好みも交えて選ぶとよいでしょう。
この記事のスタンス
シューズの機能については、メーカーや販売店の商品ページに記載されている内容をもとに「〜とされる」という表現にとどめています。足へのフィット感や着地の感じ方には個人差があり、断定できるものではないためです。判断材料の一つとして参考にしつつ、可能であれば購入前に実際に試し履きすることをおすすめします。
サイズ選びの考え方 — 成長期ならではの悩みにどう向き合うか
子どものシューズ選びで最も悩ましいのが、サイズの選び方です。ジャストサイズを選べば快適に動けますが、成長期の子どもはあっという間に足が大きくなり、数か月でサイズアウトしてしまうことも珍しくありません。かといって大きめを選ぶと、シューズの中で足が動いてしまい、かえって動きにくくなったり、マメができやすくなったりすると言われています。
「成長を見越して大きめを買う」という考え方は、一見合理的に思えますが、バドミントンのように素早い切り返しやジャンプの着地を伴う競技では、サイズが合っていないシューズがケガのリスクにつながることもあるとされています。中敷きの厚みで多少調整できる場合もありますが、基本的には今の足に合ったサイズを優先し、サイズアウトしたら買い替えるという考え方のほうが安全だと言われています。
買い替えの目安としては、つま先に余裕がなくなってきた、かかとの部分が窮屈に感じるようになった、といった子ども自身の申告が分かりやすいサインです。自分から言い出さない子どもも多いため、保護者が定期的に実測サイズを確認してあげることをおすすめします。特に成長期は数か月単位でサイズが変わることもあるため、シーズンの節目などにあわせてチェックする習慣をつけておくとよいでしょう。
試し履きをする際は、練習で実際に履く靴下を持参し、可能であれば同じ厚みで試すことをおすすめします。靴下の厚みが変わるだけでもフィット感の印象は変わり、店頭での試着結果と実際の使用感にズレが生じることがあるためです。特に厚手の靴下を好む子どもの場合、薄手の靴下で試着してジャストサイズだと感じても、実際に練習用の靴下を履くと窮屈に感じることがあります。
迷ったときは、所属するクラブや学校の指導者に相談してみるのも一つの方法です。同じ年代の子どもたちを日常的に見ている指導者であれば、サイズ選びや消耗のペースについて、具体的なアドバイスをもらえることもあります。通販で購入する場合でも、事前に指導者や先輩の保護者に聞いておくと、候補を絞り込みやすくなります。
- 1まず足のサイズを実測する。夕方など足がむくみやすい時間帯に、かかとから最も長い指先までの長さを測ります。立った状態で、体重がかかった状態のサイズを測ることが目安になります。
- 2商品ページに記載されたサイズ展開と、実測サイズを照らし合わせる。多くのモデルは0.5cm刻みでサイズが展開されていますが、モデルによって対応サイズの範囲が異なるため、候補のモデルが子どもの足のサイズをカバーしているかを確認します。
- 3捨て寸(足先の余裕)を考える。目安として、実測サイズに0.5〜1.0cm程度の捨て寸を持たせたサイズを選ぶと、指先が詰まりにくいとされています。ただし、あまり余裕を持たせすぎると、足の中で靴がずれてしまうこともあるため、大きくても実測サイズ+1.0cm程度を上限の目安にしておくと安心です。
- 4実際に試し履きをし、靴の中で指を軽く動かせるか、かかとが浮かないかを確認する。試着が難しい通販で購入する場合は、商品ページの「サイズ選びについて」といった説明や、レビューに書かれたサイズ感の感想を参考にします。
「キッズ」と「ジュニア」、2つのタイプを知っておく
ジュニア向けバドミントンシューズは、対象年齢や足のサイズによって、大きく2つのタイプに分けて考えることができます。すべてのモデルがきれいに当てはまるわけではありませんが、候補を絞り込むときの目安にしてください。
どのタイプが合うかは、年齢よりも実際の足のサイズを基準に考えるのが基本です。同学年でも足の大きさには個人差があるため、目安の年齢にとらわれすぎず、実測サイズに合うタイプから探すことをおすすめします。
きょうだいでシューズを共有したい、というご家庭もあるかもしれません。ですが足の幅や癖には個人差があり、上の子に合っていたモデルが下の子にも合うとは限りません。特に足幅(ワイズ)の感じ方は人によって差が出やすいとされているため、サイズが同じでも一度試し履きさせてから決めることをおすすめします。
迷ったときは、キッズタイプとジュニアタイプの境目にあたるサイズであれば、子どもが自分で着脱しやすい設計のモデルを優先するのも一つの考え方です。特に低学年のうちは、練習前後の着脱のしやすさもシューズ選びの実用的なポイントになります。
複数のラケット競技を掛け持ちしている家庭では、バドミントン専用モデルではなく、テニスやソフトテニスと兼用できるマルチスポーツタイプのジュニアシューズを1足だけ用意する、という選び方も現実的です。専用モデルに比べると特化度はやや控えめになる可能性がありますが、練習頻度や予算に応じて、専用モデルと兼用モデルのどちらを優先するかを考えてみるとよいでしょう。
■ キッズタイプ(目安:15〜17cm前後)
未就学児から小学校低学年を対象にした小さいサイズのモデルです。子ども自身での着脱のしやすさを意識した設計になっているモデルが多いとされています。バドミントン専用モデルとしてはサイズ展開が限られるため、この年齢層に合うサイズが見つかりにくい場合は、テニス・ソフトテニスと兼用できるジュニア向けモデルも選択肢に入れるとよいでしょう。この時期は成長のスピードも早く、シーズンごとに買い替えが必要になることも珍しくありません。
■ ジュニアタイプ(目安:18〜22cm前後)
小学校高学年から中学生を対象にしたサイズのモデルです。靴紐でしっかり締め上げられるタイプが中心になり、大人用モデルに近いホールド感やクッション性を備えているとされています。少年団や部活動で本格的に練習を始める年齢層は、このタイプから候補を探すことが多くなります。練習量が増える時期でもあるため、消耗のペースにも注意しておくとよいでしょう。
■ ジュニア〜一般共通タイプ(目安:20〜25cm前後)
ジュニアサイズと大人用の一般サイズの中間にあたる範囲までを1つのモデルでカバーしているタイプです。体格の成長が早い中学生や、大人用モデルにはまだ足が小さい選手などが候補になりやすいとされています。エントリーモデルとして展開されていることが多く、価格を抑えやすいのも特徴です。将来的に大人用モデルへ移行する前の橋渡し的な位置づけとして選ばれることもあります。
履き方と、サイズアウトの見極め方
シューズは正しく履かないと、本来の性能を発揮しにくくなります。特に子どもは面倒に感じて、紐やベルトを緩めたまま履いてしまうことも多いため、保護者が正しい履き方を教えてあげることも大切です。
靴紐タイプのモデルは、かかとをトントンと合わせてから、つま先側から順に締め上げていくのが基本とされています。緩んだまま履くと、着地のたびに足がシューズの中で動いてしまい、マメや靴擦れの原因になることがあるとも言われています。着脱しやすい構造のキッズモデルであっても、甲の部分がしっかり密着するように留めることを教えてあげるとよいでしょう。
サイズアウトのサインは、つま先の余裕がなくなる以外にもあります。かかとの部分がゆるく感じる、靴の中で足がずれる感覚がある、といった申告があれば、実測サイズを再度確認するタイミングです。特に自分から言い出さない子どもも多いため、月に一度など、決まったタイミングで実測してあげる習慣をつけておくと見逃しにくくなります。
なお、成長期は片足ずつサイズが微妙に異なることも珍しくないとされています。実測する際は両足とも測り、大きいほうの足に合わせてサイズを選ぶことをおすすめします。
また、シューズの中敷き(インソール)が取り外せるタイプであれば、消耗してきたときにインソールだけを交換することもできます。子どもの足のニオイが気になる場合も、インソールを外して洗ったり陰干ししたりすることで、清潔に保ちやすくなるとされています。商品ページに「インソール取り外し可」といった記載があるかどうかも、長く使ううえでは意外と重要なチェックポイントです。
きょうだいのお下がりについて
サイズが合えばお下がりを活用したいと考えるご家庭も多いと思います。ただし、シューズの内部は使用とともに徐々にへたっていき、クッション性などの機能が新品時より落ちているとされています。見た目のすり減りが分かりにくい部分のため、お下がりを使う場合も、着地の感じ方に違和感がないか様子を見てあげることをおすすめします。
買ったあとのお手入れと買い替えのタイミング
シューズは買って終わりではなく、使っていくうちにメンテナンスや買い替えのタイミングを見極める必要がある道具です。特に子どもは大人よりも活発に動き回るため、シューズの消耗も早い傾向があるとも言われています。
練習後は、汗を吸ったまま袋や靴箱にしまい込まず、風通しの良い場所で乾かす習慣をつけておくと、雑菌の繁殖やにおいの発生を抑えやすいとされています。中敷きが取り外せるモデルであれば、中敷きだけ外して乾かすと、より乾きやすくなります。
アウターソールの溝の減り具合も、定期的に確認しておきたいポイントです。つま先や母趾球(親指の付け根)のあたりは、ジャンプの踏み込みで摩耗が早い部分とされ、溝が浅くなってくるとグリップ力が落ちているサインの可能性があります。見た目だけでは判断しづらいこともあるため、練習後にシューズを脱いだタイミングで、ソールの裏側を軽くチェックする習慣をつけておくと変化に気づきやすくなります。
サイズが合わなくなった場合はもちろんですが、クッション材がへたって着地が硬く感じるようになった場合も、買い替えのタイミングの一つです。子どもは違和感をうまく言葉にできないこともあるため、練習を嫌がるようになった、疲れやすくなったと感じたときは、シューズの状態も確認してあげるとよいでしょう。
購入した際は、購入日とサイズを家庭内でメモしておく、あるいは箱や購入時の写真を保管しておくと、次にサイズを確認するときの目安になります。特に成長期は数か月でサイズが変わることもあるため、いつ・どのサイズを買ったかを記録しておくと、次の買い替えのタイミングを判断しやすくなります。
長期の休み明けなど、しばらく使っていなかったシューズを久しぶりに履くタイミングでは、サイズが合っているかをあらためて確認しておくと安心です。休み中に足が伸びていることもありますし、逆にソールのクッション材が湿気や気温の変化でわずかに劣化している可能性もあるとされています。久しぶりの練習でシューズに違和感がないか、最初の数回は特に気をつけて見てあげるとよいでしょう。こうした小さな確認の積み重ねが、結果として子どもがケガなく長くバドミントンを楽しみ続けることにつながっていきます。
よくある質問
Q何歳からジュニア用シューズに履き替えればいいですか?
A明確な年齢の基準があるわけではありませんが、目安として15cm前後からジュニア向けのサイズ展開があるモデルが多く見られます。バドミントンを習い始めるタイミングで、体育館履きや上履きから専用シューズに切り替えることをおすすめします。
Q大人用シューズの小さいサイズではだめですか?
A大人用モデルの小さいサイズを選ぶこと自体は可能です。ただしモデルによっては、ジュニアの足に合わせたホールド感や足型の調整がされていない場合もあるとされています。可能であればジュニア向けとして案内されているモデルを優先的に検討することをおすすめします。
Q靴紐タイプと着脱しやすいタイプ、どちらを選べばいいですか?
A自分で着脱する頻度が高い年齢であれば、着脱のしやすさを意識した設計のモデルのほうが扱いやすいとされています。一方である程度年齢が上がり、しっかりとしたホールド感を求める場合は、靴紐タイプのほうが足のズレを抑えやすいと言われています。
Qサイズはどのくらいの余裕を持たせればいいですか?
A目安として、実測サイズに0.5〜1.0cm程度の捨て寸を持たせたサイズを選ぶとよいとされています。成長を見越して大きすぎるサイズを選ぶと、足の中で靴が動いてしまい、かえって動きにくくなったりケガにつながったりすることもあると言われているため、あまり余裕を持たせすぎないことをおすすめします。
Qシューズの寿命はどのくらいですか?
A使用頻度によって差がありますが、活発に動き回る子どもの場合、大人よりも消耗が早い傾向があるとも言われています。サイズが合わなくなること自体が買い替えのサインになることも多く、成長期は数か月単位で見直すご家庭もあります。
Qきょうだいのお下がりを使ってもいいですか?
Aサイズが合えば活用すること自体は可能ですが、シューズは使用とともにクッション性などの機能が新品時より落ちていくとされています。見た目では分かりにくいため、お下がりを履かせる場合も、着地の感じ方に違和感がないか様子を見てあげることをおすすめします。
Q大会に出場する場合、シューズに決まりはありますか?
A大会によっては、日本バドミントン協会(JBA)の検定合格品の着用を求められる場合があります。将来的に大会出場を考えている場合は、商品ページに「日本バドミントン協会審査合格品」といった記載があるかを確認しておくと安心です。
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