SPOGEAR
バドミントン

【2026年最新】バドミントンゲームシャツの選び方とおすすめ4選

バドミントンのゲームシャツ選びに悩んでいませんか。素材の機能性やフィット感の違い、部活・サークルで色を揃えるチームオーダーの基礎知識までやさしく解説し、価格帯やブランドが異なる候補になりやすい4着も比較して紹介します。

公開:

バドミントンを続けていると、多くの人が一度は自分のゲームシャツを選ぶ場面に出会います。学校の部活やクラブチームに入り「そろそろ自分のゲームシャツを用意して」と言われたとき、見た目の好みだけでなんとなく選んでしまう人も少なくありません。しかしゲームシャツは単なるTシャツではなく、素早いフットワークや大きなスイングを繰り返す競技特性に合わせて作られた、れっきとしたスポーツウェアです。この記事では、ゲームシャツを選ぶときに見ておきたい「素材」と「フィット感」の基礎知識に加え、部活動やチームで揃える際に知っておきたい「チームオーダー」の仕組みまで、順を追って整理しました。最後には、実際に候補になりやすい4着を比較して紹介します。

この記事でわかること

  • ゲームシャツ選びは「なんとなく」で失敗しやすい
  • そもそもゲームシャツのどこを見ればいいのか
  • 「素材」の読み方 — ポリエステルと機能加工の関係
  • 「フィット感」の読み方 — レギュラー・フィットスタイル・ユニの違い
  • チームオーダーという選択肢 — 部活・サークルで揃えるときに知っておきたいこと
  • 選び方の3ステップ

最終更新:

先にランキングを見る

バドミントンゲームシャツおすすめ4選

ここからは実際の候補です。フィットの型や対象性別、価格帯が異なる4着を選びました。価格は記事作成時点の参考価格で、変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるサイズ/カラーを確認してください。

4着を並べると、フィットの型と価格帯で役割が分かれているのが分かります。ヨネックスのユニゲームシャツ10810は男女兼用のレギュラースタイルで、初めての1着やチームオーダーのベースとして選びやすい定番モデルです。メンズゲームシャツ10733はフィットスタイルの上位モデルで、代表チームが着用するモデルとしても案内されている一着です。

ミズノのゲームシャツ62JAC224はレディース向けで、動的機能裁断によるダイナモーションフィットを採用したモデル、ゴーセンのT2661はシンプルなデザインと手頃な価格が特徴のレディースモデルです。どれが合うかは、体格やプレースタイル、そして予算によって変わります。

価格だけで比べると、ゴーセンのT2661がもっとも手が届きやすく見えるかもしれません。ただしメーカーによってサイズ展開やフィットの傾向は異なるため、価格だけで即決せず、自分の体格に近いサイズ表があるかどうかも確認しておくと安心です。

なお、今回はヨネックス・ミズノ・ゴーセンの3ブランドから選びましたが、他にもさまざまなスポーツメーカーからバドミントン向けのゲームシャツが販売されています。この記事で紹介した「素材」「フィット感」「対応ルール」という基準を参考にしながら、他のブランドのモデルもあわせて比較してみるのもよいでしょう。

購入前には、実際に使っている人のレビューにも目を通しておくと参考になります。特に「サイズ感」「洗濯後の縮み」「生地の伸び具合」といった項目は、商品ページのスペック表だけでは分かりにくい部分です。同じ体格・プレースタイルに近いレビュアーの感想があれば、判断材料として役立ちます。

在庫状況にも注意しておきましょう。人気カラーやサイズは季節の変わり目やシーズン開始時期に品薄になりやすい傾向があります。欲しいモデルが決まっている場合は、大会シーズンの直前を避けて早めに注文しておくと、希望のカラー・サイズで手に入れやすくなります。

No.1
ヨネックス ユニゲームシャツ 10810(YONEX)バドミントン・テニス・ソフトテニス 男女兼用
定番・コスパ重視のレギュラースタイル

ヨネックス ユニゲームシャツ 10810(YONEX)バドミントン・テニス・ソフトテニス 男女兼用

参考価格3,557円〜(カラー・サイズにより変動)

男女兼用のレギュラースタイルで、初めての1着やチームオーダーのベースにも選びやすい定番モデル。ポリエステル100%の再生素材に、UVカット・吸汗速乾・制電・パワースリーブを備えているとされています。

こんな人に初めてのゲームシャツを探している人、チームオーダーのベースモデルを探しているチーム担当者
品番10810
対応ユニセックス(男女兼用)
サイズSS・S・M・L・O・XO
カラーブラック・ホワイト・ネイビーブルー・サンセットレッド・ブラストブルーの5色
素材ポリエステル100%(再生ポリエステル)
生産国インドネシア
認定日本バドミントン協会審査合格品

ここが良い

  • 再生ポリエステルを使用しながらUVカット・吸汗速乾・制電を備えているとされる
  • パワースリーブ構造でスイング時の腕の動かしやすさをサポートするとされる
  • 5色展開でチームオーダーのベースカラーとしても選びやすい

注意点

  • レギュラースタイルのため、フィット感を重視したい人にはややゆとりを感じる場合がある
  • 上位モデルに比べると機能加工の種類は控えめ
No.2
ヨネックス メンズゲームシャツ 10733(YONEX)中国代表チーム着用モデル バドミントンウェア
フィットスタイル・代表着用モデル

ヨネックス メンズゲームシャツ 10733(YONEX)中国代表チーム着用モデル バドミントンウェア

参考価格13,024円〜(メーカー希望小売価格16,280円、カラー・サイズにより変動)

中国代表チームが着用するモデルとして案内されているフィットスタイルのゲームシャツ。スイング時に生地がバタつきにくいシルエットで、上位モデルらしい鮮やかなカラー展開が特徴です。

こんな人にフィット感重視でスイングの妨げになりにくいシャツを探している中〜上級者
品番10733
対応メンズ
サイズS・M・L・O・XO
カラーブライトレッド・ヤマブキ・マゼンダ・ジュエルブルーの4色
素材身頃:ポリエステル87%・合成繊維13%/切替部:ポリエステル83%・合成繊維17%
認定日本バドミントン協会検定合格品

ここが良い

  • 代表選手の着用モデルとして案内されており、フィットスタイルの完成度を確認しやすい
  • 切替部に異なる配合の生地を使い分け、動きやすさを高めているとされる
  • 鮮やかなカラー展開でチームやペアのコーディネートにも使いやすい

注意点

  • 上位モデルのため価格はレギュラースタイルより高め
  • フィットスタイルのため、体格によっては普段よりワンサイズ上げて選ぶ人が多いとされる
No.3
ミズノ ゲームシャツ(ラケットスポーツ)62JAC224(MIZUNO)レディース バドミントン・テニス・ソフトテニス
動きやすさを追求したレディースモデル

ミズノ ゲームシャツ(ラケットスポーツ)62JAC224(MIZUNO)レディース バドミントン・テニス・ソフトテニス

参考価格6,699円(カラー・サイズにより変動、在庫状況により完売の場合あり)

動的機能裁断による「ダイナモーションフィット」を採用したレディース向けゲームシャツ。ミズノクイックドライプラスによる吸汗速乾性を備えているとされています。

こんな人に動きやすさを重視したいレディースプレーヤー、ソフトテニスと兼用したい人
品番62JAC224
対応レディース
サイズXS・S・M・L・XL・2XL
カラーホワイト・ブラック・ドレスネイビーの3色
素材ポリエステル100%
生産国中国
認定日本バドミントン協会検定合格品、ソフトテニス公式大会対応

ここが良い

  • ミズノクイックドライプラスにより汗を素早く吸収・拡散するとされる
  • 動的機能裁断のダイナモーションフィットで、運動時の動かしやすさを追求した設計とされる
  • XS〜2XLと幅広いサイズ展開で、体格に合わせて選びやすい

注意点

  • 人気カラー・サイズは在庫の変動が大きく、完売していることがある
  • レディース専用のため、メンズ・ユニのシルエットを探している人には不向き
No.4
ゴーセン レディースゲームシャツ T2661(GOSEN)バドミントン・テニス・ソフトテニス
シンプル・コスパ重視のレディースモデル

ゴーセン レディースゲームシャツ T2661(GOSEN)バドミントン・テニス・ソフトテニス

参考価格3,300円(メーカー希望小売価格4,400円、カラー・サイズにより変動)

シンプルなデザインと手頃な価格が特徴のレディース向けゲームシャツ。吸汗速乾・UVカットを備え、日本バドミントン協会と日本ソフトテニス連盟の審査に合格している一着です。

こんな人に価格を抑えつつ基本機能を備えたレディースゲームシャツを探している人
品番T2661
対応レディース(WOMEN)
サイズS・M・L・O・XO
カラーブルー・コーラルオレンジ・ブラックの3色
素材ポリエステル100%
認定日本バドミントン協会審査合格品、日本ソフトテニス連盟審査合格品

ここが良い

  • 3,300円台とゲームシャツの中では手頃な価格帯
  • シンプルなデザインでチームオーダーのベースカラーとしても合わせやすい
  • 吸汗速乾・UVカットの基本機能を備えているとされる

注意点

  • 取り寄せ商品となる場合があり、発送までに数営業日〜10営業日程度かかることがある
  • 人気サイズ・カラーは売り切れていることがある

■ スペック比較表

商品ヨネックス ユニゲームシャツ 10810(YONEX)バドミントン・テニス・ソフトテニス 男女兼用ヨネックス ユニゲームシャツ 10810(YONEX)バ…ヨネックス メンズゲームシャツ 10733(YONEX)中国代表チーム着用モデル バドミントンウェアヨネックス メンズゲームシャツ 10733(YONEX)…ミズノ ゲームシャツ(ラケットスポーツ)62JAC224(MIZUNO)レディース バドミントン・テニス・ソフトテニスミズノ ゲームシャツ(ラケットスポーツ)62JAC224…ゴーセン レディースゲームシャツ T2661(GOSEN)バドミントン・テニス・ソフトテニスゴーセン レディースゲームシャツ T2661(GOSEN…
参考価格3,557円〜(カラー・サイズにより変動)13,024円〜(メーカー希望小売価格16,280円、カラー・サイズにより変動)6,699円(カラー・サイズにより変動、在庫状況により完売の場合あり)3,300円(メーカー希望小売価格4,400円、カラー・サイズにより変動)
品番108101073362JAC224T2661
対応ユニセックス(男女兼用)メンズレディースレディース(WOMEN)
サイズSS・S・M・L・O・XOS・M・L・O・XOXS・S・M・L・XL・2XLS・M・L・O・XO
カラーブラック・ホワイト・ネイビーブルー・サンセットレッド・ブラストブルーの5色ブライトレッド・ヤマブキ・マゼンダ・ジュエルブルーの4色ホワイト・ブラック・ドレスネイビーの3色ブルー・コーラルオレンジ・ブラックの3色
素材ポリエステル100%(再生ポリエステル)身頃:ポリエステル87%・合成繊維13%/切替部:ポリエステル83%・合成繊維17%ポリエステル100%ポリエステル100%
生産国インドネシア中国
認定日本バドミントン協会審査合格品日本バドミントン協会検定合格品日本バドミントン協会検定合格品、ソフトテニス公式大会対応日本バドミントン協会審査合格品、日本ソフトテニス連盟審査合格品

※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。

※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

ゲームシャツ選びは「なんとなく」で失敗しやすい

バドミントンを続けていくと、多くの人が一度は購入することになるのがゲームシャツです。学校の部活やクラブチームに入ると「そろそろ自分のゲームシャツを用意して」と言われることも多く、見た目の好みだけでなんとなく選んでしまう人も少なくありません。しかし、ゲームシャツは単なるTシャツではなく、素早いフットワークや大きなスイングを繰り返す競技特性に合わせて設計された、れっきとしたスポーツウェアです。

ゲームシャツを選ぶときにまず意識したいのは「素材」と「フィット感」です。バドミントンはコートの中を前後左右に激しく動き回り、ラケットを大きく振り上げる動作も多い競技です。汗をかきやすく、腕や肩の可動域も大きいため、吸汗速乾性やストレッチ性に欠けるシャツを選んでしまうと、プレー中の不快感につながりやすいと言われています。

一方で、機能性ばかりを気にしてサイズやフィット感を後回しにしてしまうのもよくある失敗のひとつです。体にフィットしすぎるシャツは動きを妨げることがあり、逆にゆったりしすぎるシャツは羽根さばきの視界を遮ったり、スイング中にバタついて集中を削がれたりすることがあるとされています。自分のプレースタイルに合ったフィット感を見つけることが、快適なプレーにつながる第一歩です。

部活動やサークルでは、チームで色やデザインを揃える「チームオーダー」を経験する人も多いでしょう。オーダーメイドという言葉から特別な生地で作られると思うかもしれませんが、実際には既製品の生地やベースデザインをもとに、カラーやプリントを組み合わせて発注する仕組みになっていることがほとんどです。仕組みを知らないまま担当者になってしまうと、納期や予算の見積もりで戸惑うことも少なくありません。

この記事では、ゲームシャツを選ぶときに見ておきたい「素材」「フィット感」の基礎知識に加え、部活動やチームで揃える際に知っておきたい「チームオーダー」の基本的な仕組みまで、順を追って整理していきます。最後には、実際に候補になりやすい4着を比較して紹介します。

なお、普段着として販売されているスポーツTシャツを代用しようと考える人もいるかもしれません。見た目は似ていても、ゲームシャツはラケット競技特有の腕の可動域や汗のかき方を踏まえて設計されていることが多く、脇や肩まわりの生地の伸び方が汎用のTシャツとは異なる場合があります。長く続けるつもりであれば、競技用として作られたゲームシャツの中から選ぶことをおすすめします。

この記事は、これから部活動やサークルでバドミントンを始める学生の方はもちろん、社会人サークルや草の根の大会に参加する機会が増えてきた方にも参考にしていただける内容を意識しています。すでに何着か持っている方も、次の1着を選ぶときの基準として読んでいただけるはずです。

この記事のスタンス

ゲームシャツの機能については、メーカーの商品ページに記載されている内容をもとに「〜とされる」という表現にとどめています。着心地の感じ方には体格や汗のかき方による個人差があり、断定できるものではないためです。判断材料として使い、可能であれば購入前に試着することをおすすめします。

そもそもゲームシャツのどこを見ればいいのか

ゲームシャツの商品ページには、素材の配合率、機能加工の名称、サイズ展開、対応競技など、さまざまな情報が並んでいます。すべてを一度に理解する必要はありませんが、まず押さえておきたいのは「素材と機能加工」「フィットの型」「対応ルール」「サイズ展開」の4つです。

素材と機能加工は、着心地や快適さに直結する要素です。多くのゲームシャツはポリエステル100%、あるいはポリエステルにナイロンなどを混紡した生地で作られており、そこに吸汗速乾やUVカット、制電、消臭といった加工が施されています。フィットの型は、体にぴったり沿う「フィットスタイル」と、ややゆとりのある「レギュラースタイル」に大別されることが多く、メーカーによって呼び方が異なります。

対応ルールは意外と見落とされがちなポイントです。ゲームシャツの中には「日本バドミントン協会審査合格品」といった記載があるものがあり、公式戦での着用ルールに配慮して作られていることを示しています。普段の練習用であれば必須ではありませんが、大会に出場する予定がある場合は、この記載の有無を確認しておくと安心です。

サイズ展開は、メーカーやモデルによってかなり幅があります。SS〜3Lのように細かく分かれているモデルもあれば、S・M・Lのようにシンプルな展開のモデルもあります。特にジュニア世代や小柄な体格の人は、SSやXSといった小さいサイズの取り扱いがあるかどうかを事前に確認しておくとよいでしょう。

これらの情報は、商品名やタグに書かれたキーワードからもある程度読み取ることができます。「フィットスタイル」「ユニ」「メンズ」「レディース」といった言葉に注目しながら商品ページを見ていくと、聞き慣れない専門用語に振り回されずに候補を絞り込みやすくなります。

価格帯にも触れておきます。ゲームシャツは3,000円台の手頃なモデルから、1万円を超える上位モデルまで幅広く展開されています。価格差の多くは、使われている機能加工の種類や世代、そしてフィットスタイルのような縫製の作り込みによるものとされています。予算と相談しながら、どの機能を優先したいかを整理しておくと選びやすくなります。

「素材」の読み方 — ポリエステルと機能加工の関係

ゲームシャツの素材欄を見ると、多くのモデルで「ポリエステル100%」という表記を目にします。ポリエステルは軽く乾きやすい化学繊維で、汗をかくスポーツウェアの生地として広く使われています。ただし同じポリエステル100%でも、生地の織り方や加工によって着心地はかなり変わってくるとされています。

こうした機能加工の名前をすべて覚える必要はありませんが、商品ページに「吸汗速乾」「UVカット」「制電」といった言葉と一緒に記載されている技術名があれば、それがそのモデルの特徴を表すキーワードになっていることが多いです。上位モデルほど新しい世代の加工技術が使われている傾向があり、価格差の理由のひとつにもなっています。

素材の配合率にも注目してみましょう。ポリエステルにナイロンや合成繊維を数%混ぜているモデルは、ストレッチ性や耐久性を補う狙いがあるとされています。逆にポリエステル100%のシンプルな生地は、軽さやコストパフォーマンスを重視したモデルに多く見られる傾向があります。

なお、機能加工が優れているとされる素材を使っていても、実際の着心地には汗のかきやすさや体感温度によって個人差があります。カタログスペックだけで判断せず、可能であれば実際に袖を通してみたり、チームメイトの感想を聞いてみたりすることも判断材料として役立ちます。

こうした機能加工は、単体で使われるだけでなく複数を組み合わせて設計されていることも多く、商品ページには機能名がいくつも並んでいることがあります。すべての機能を完璧に理解する必要はなく、自分が特に重視したい点(汗をかきやすい、日焼けが気になる、ニオイが気になるなど)に対応した加工があるかどうかを確認する、という読み方で十分です。

メーカーごとに得意とする機能加工の方向性にも違いが見られます。たとえばミズノは吸汗速乾性を軸にした「ミズノクイックドライプラス」を、ゴーセンは消臭機能の「DEONY」をそれぞれ前面に打ち出しているとされ、ヨネックスは再生ポリエステルの使用や制電・パワースリーブといった複数の機能を組み合わせたモデル展開をしている傾向があります。どの機能を重視するかによって、相性のよいメーカーも変わってくるかもしれません。

環境への配慮という観点も、近年は素材選びの基準のひとつになりつつあります。ヨネックスの一部モデルのように、ペットボトルなどをリサイクルした再生ポリエステルを採用しているゲームシャツも増えてきました。機能面だけでなく、こうした素材の背景に注目して選ぶという視点も、これからのウェア選びでは意識されるようになってきているとされています。

吸汗速乾

汗を素早く吸収し、生地の表面に広げて乾かすことを目的とした加工です。ミズノの「ミズノクイックドライプラス」のように、メーカー独自の名称がつけられていることも多く、汗をかいてもベタつきにくいとされています。長時間の練習や連戦になりやすい大会では、特にありがたい機能です。

UVカット

紫外線を軽減する加工で、屋外コートや窓際の体育館でプレーする機会がある人に向いているとされています。バドミントンは屋内競技のイメージが強いですが、遠征先の体育館によっては窓から日差しが入る環境もあるため、意外と役立つ場面があります。

制電・消臭

静電気の発生を抑える制電加工や、汗のニオイを抑える消臭加工(ゴーセンの「DEONY」など)も、快適さを支える要素のひとつです。見た目のスペックには表れにくい機能ですが、長時間の練習やダブルヘッダーになりやすい大会では体感の差につながりやすいとされています。

接触冷感

ひんやりとした肌触りを感じさせる加工で、夏場の暑い時期に使われる体育館や屋外コートでの練習に向いているとされています。すべてのゲームシャツに採用されているわけではないため、暑さ対策を重視したい場合は商品ページの記載を確認しておくとよいでしょう。

「フィット感」の読み方 — レギュラー・フィットスタイル・ユニの違い

ゲームシャツのフィット感は、大きく分けて体に沿う「フィットスタイル」と、ややゆとりのある「レギュラースタイル」の2タイプに整理できます。数値化された明確な基準があるわけではありませんが、商品名やタグに記載されていることが多いため、まずはこの2タイプの違いを押さえておくと選びやすくなります。

また、多くのメーカーではゲームシャツを「メンズ」「レディース」「ユニ(男女兼用)」に分けて展開しています。ユニタイプは男女どちらでも着用しやすいよう調整されたシルエットで、チームオーダーで男女混合のチームカラーを揃えたいときの候補になりやすいとされています。一方、メンズ・レディースそれぞれの専用モデルは、体格差を踏まえたシルエットになっている分、よりフィット感を追求しやすい傾向があります。

成長期の中学生・高校生の場合、ジャストサイズを選ぶと数か月後には窮屈になっている可能性もあります。とはいえ、大きすぎるサイズを選ぶと袖や裾がバタついてプレーの妨げになることもあるとされているため、成長を見込みつつも、まずは今の体格に合ったサイズを基準に選ぶことをおすすめします。

試着ができない通販で購入する場合は、商品ページに記載されているサイズ表と、普段着ているTシャツのサイズを照らし合わせて選ぶと失敗が少なくなります。同じ「Mサイズ」表記でも、メーカーが変われば実寸はかなり違って感じられることがあるため、初めて購入するブランドであれば実寸サイズの記載を必ず確認しておきましょう。

なお、同じ「フィットスタイル」という名称でも、メーカーによって実際のシルエットには差があります。あるメーカーのフィットスタイルが自分にとってちょうどよくても、別のメーカーでは窮屈に感じることもあるため、ブランドをまたいで比較する場合は名称だけで判断せず、実寸サイズも合わせて確認することをおすすめします。

フィットスタイル

体のラインに沿ったシルエットで、腕を大きく振る動作でも生地がバタつきにくいとされています。スイングの妨げになりにくく、見た目もすっきりした印象になりやすい一方、体格によっては窮屈さを感じることもあるため、普段よりワンサイズ上げて選ぶ人も見られます。

レギュラースタイル

ゆとりのあるシルエットで、体型を選ばず着やすいとされています。フィットスタイルに比べると生地の動きは大きくなりますが、着脱のしやすさや価格の手頃さから、初めての1着や部活動の入部時に選ばれることが多いタイプです。

チームオーダーという選択肢 — 部活・サークルで揃えるときに知っておきたいこと

部活動やサークル、社会人チームでは、既製品ではなく「チームオーダー」でゲームシャツを揃える場面もあります。チームオーダーと聞くと特別な仕組みに思えるかもしれませんが、基本的には既製品のベースとなる生地・パターンをもとに、カラーやゼッケン番号、チーム名のプリントを組み合わせて発注する仕組みになっていることがほとんどです。

チームオーダーの大きなメリットは、チームカラーやロゴを反映したオリジナルデザインにできる点です。多くのメーカーが、既製品と同じ生地・機能を保ったまま、色の組み合わせや胸・背中のプリント内容を選べる別注サービスを用意しています。既製品にはない色使いができるため、チームの一体感を出したいときに選ばれやすい方法です。

一方で、チームオーダーには注意しておきたい点もあります。まず、発注から納品までにある程度の期間が必要になることが多く、大会の直前に慌てて発注すると間に合わない可能性があります。余裕を持って、大会の数か月前には発注のスケジュールを確認しておくと安心です。

また、多くのオーダーサービスには「最低枚数」が設定されていることがあります。少人数のチームだと希望のデザインで発注できない場合もあるため、事前にメーカーや取扱店に最低枚数の条件を確認しておくことをおすすめします。価格についても、枚数やデザインの複雑さによって変動するため、複数のプランを比較検討してみるとよいでしょう。

チームオーダーを担当することになった場合は、サイズ表をもとにメンバー一人ひとりの希望サイズを事前に集めておくとスムーズです。特にフィットスタイルのモデルは体格による差が出やすいため、可能であれば見本を回覧してから注文するという手順を踏むと、届いてから「サイズが合わない」というトラブルを減らせるとされています。

チームオーダーの発注方法には、メーカー直営のオンラインオーダーサービスを使う方法と、スポーツ用品店の店頭やオンラインで相談しながら進める方法があります。デザインの自由度や相談のしやすさは店舗によって差があるため、初めて担当する場合は口コミやチームの先輩から評判のよい発注先を教えてもらうのもひとつの方法です。

費用面では、チームオーダーは1枚あたりの単価が既製品よりやや高くなる傾向があるとされています。プリントやカラーの組み合わせが複雑になるほど加工費がかさみやすいため、予算に応じてプリント箇所を絞る、既製品に近いシンプルな配色にするといった工夫でコストを抑えられる場合もあります。見積もりの段階で複数のプランを比較しておくと、予算内でよりよいデザインを選びやすくなります。

別注カラーと既製品カラーの違い

通販サイトで見かける「別注カラー」は、メーカーの通常ラインナップにはない色を、販売店が独自に発注した限定カラーであることが多く、チームオーダーとは別の仕組みです。チーム全体で色を揃えたい場合は、別注カラーの個人購入ではなく、メーカーや専門店が案内しているチームオーダー窓口に相談することをおすすめします。

選び方の3ステップ

ここまでの知識を踏まえて、実際にゲームシャツを選ぶ手順を3つのステップに整理しました。順番に沿って絞り込んでいくと、聞き慣れない専門用語に振り回されずに候補を決めやすくなります。

この3ステップは、あくまで候補を絞り込むための目安です。実際に袖を通してみると、スペック表だけでは分からなかった着心地の違いに気づくこともあります。時間に余裕があれば、複数のブランドを試着してから最終的な1着を決めることをおすすめします。

  1. 1自分が個人で購入するのか、チームで揃えるのかを最初に決める。個人であれば好みのフィット感やカラーを優先して選べますが、チームで揃える場合は、別注カラーの個人購入ではなくチームオーダーの窓口を確認しておく必要があります。
  2. 2フィットの型とサイズ展開で候補を絞る。スイングの妨げになりにくいシルエットを重視するなら「フィットスタイル」、着脱のしやすさや価格を重視するなら「レギュラースタイル」を軸に、2〜3着ほどリストアップして比較してみます。
  3. 3可能であれば試着し、腕を軽く振ってみる。生地の伸び方やフィット感は、写真だけでは分かりにくい部分です。スポーツ用品店で試着できる場合は購入前に確認し、通販で購入する場合はサイズ表と実寸を照らし合わせてから注文するのが確実です。

試着するなら練習と同じインナーで

試着する際は、普段の練習で着ているインナーシャツを着用した状態で試すことをおすすめします。インナーの有無だけでもフィット感の印象は変わり、店頭での試着結果と実際の使用感にズレが生じることがあるためです。

購入後に気をつけたいこと — サイズ交換・お手入れ・チーム発注のタイミング

ゲームシャツは購入して終わりではなく、日々の洗濯やメンテナンス、そしてチームで揃える場合は発注のタイミングにも気を配りたいアイテムです。

まず気をつけたいのが洗濯方法です。吸汗速乾や制電といった機能加工は、洗濯を繰り返すうちに徐々に効果が弱まっていくと言われています。商品タグに記載されている洗濯表示を確認し、柔軟剤の使用を控えめにする、乾燥機の高温設定を避けるといった配慮をしておくと、機能を長持ちさせやすくなります。

通販で購入する場合は、返品・交換のポリシーを事前に確認しておくことも大切です。一度も試着せずに購入すると、届いてから「思っていたフィット感と違った」と感じることも珍しくありません。店舗によってはサイズ交換に対応している場合もあるため、購入前に条件を確認しておくと安心して注文できます。

チームオーダーで発注する場合は、大会や新チーム発足のスケジュールから逆算して、発注のタイミングを決めておくことをおすすめします。特に新入部員が加わる春先や、新チームが始動する時期は注文が集中しやすく、通常より納期がかかることもあるとされています。

保管方法にも触れておきます。汗を吸ったまま袋に入れっぱなしにすると、雑菌の繁殖や生地の劣化につながりやすいとされています。練習後は風通しの良い場所で乾かし、複数着を交互に着用するローテーションを組んでおくと、1着あたりの消耗を抑えやすくなります。

最後に、ゲームシャツは消耗品であることも意識しておきましょう。汗や洗濯の繰り返しで生地が傷むと、吸汗速乾性能も少しずつ落ちていきます。目安として、週に数回練習する人であれば1〜2シーズンほどで買い替えを検討する人が多いとされていますが、これは使用頻度や洗濯の頻度によって個人差があります。生地のヨレやニオイの残りやすさを、買い替えのサインとして意識しておくとよいでしょう。

よくある質問

Qフィットスタイルとレギュラースタイルは、どちらを選ぶべきですか?

A目安として、腕を大きく振るスイングで生地がバタつくのを避けたいならフィットスタイル、着脱のしやすさや価格を重視したいならレギュラースタイルが候補になりやすいとされています。体格によってはフィットスタイルが窮屈に感じられることもあるため、可能であれば試着してから選ぶことをおすすめします。

Qユニ(男女兼用)とメンズ・レディース専用モデルは何が違いますか?

Aユニタイプは男女どちらでも着用しやすいよう調整されたシルエットで、チームオーダーで男女混合のチームカラーを揃えたいときの候補になりやすいとされています。メンズ・レディース専用モデルは、それぞれの体格差を踏まえたシルエットになっている分、よりフィット感を追求しやすい傾向があります。

Qチームオーダーはどれくらい前に発注すればいいですか?

Aメーカーや発注枚数によって納期は異なりますが、余裕を持って大会や新チーム発足の数か月前には発注のスケジュールを確認しておくことをおすすめします。新入部員が加わる春先などは注文が集中しやすく、通常より納期がかかることもあるとされています。

Qサイズはどのくらいの余裕を持たせればいいですか?

Aフィットスタイルのモデルはややタイトな作りになっていることが多く、体格によっては普段のTシャツよりワンサイズ上げて選ぶ人も見られます。商品ページに記載されている実寸サイズを確認したうえで選ぶことをおすすめします。

Q初心者でもハイスペックなモデルを選んでいいですか?

A選択肢としては問題ありません。ただし価格が上がりやすい傾向があるため、まずはこの記事で紹介したような標準的な価格帯のレギュラースタイルから試し、続けることが決まってから上位モデルへのステップアップを検討するという順番でも十分間に合います。

Qゲームシャツの寿命はどのくらいですか?

A目安として、週に数回練習する人であれば1〜2シーズンほどで生地のヨレや吸汗速乾性能の低下を感じ始める人が多いとされています。使用頻度や洗濯の頻度によって個人差があるため、ニオイの残りやすさや生地の傷みを買い替えのサインとして意識しておくとよいでしょう。

Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?

A今回紹介したモデルであれば、3,000円台から13,000円程度の範囲で選択肢が揃います。フィットの型や採用している機能加工の種類によって価格が変わる傾向があり、上位モデルほど価格も上がりやすいです。最初の1着であれば、無理に最上位モデルを選ぶ必要はなく、まずは自分のプレースタイルや予算に近いタイプを優先して選ぶのがおすすめです。

関連記事

他のバドミントン用品ガイドも見る

気になる用品が見つかったら、各ストアで価格・在庫をチェックしてみてください。

ガイド一覧を見る →