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テニスラケットの「サイズ」とは、ほとんどの場合、全長(インチ)のことです。大人用は27インチで、ジュニア用は19・21・23・25・26インチの5段階があります。選ぶ基準は年齢ではなく身長。境目で迷ったら、ワンサイズ小さいほうから始めるのが基本です。この記事では、身長別の早見表、メーカーが公表している対象身長、年齢別の平均身長との対応、サイズアップの見極め方を整理し、サイズ違いの実在4本を比較します。
この記事でわかること
- テニスラケットのサイズとは?全長(インチ)で決まる
- 年齢・身長別 ジュニアラケットのサイズ目安|メーカーの対象身長は意外とバラバラ
- 年齢別の平均身長で見る、サイズの目安
- サイズを選ぶときの3ステップ
- 「サイズアップ」のタイミングをどう見極めるか
- グリップ・重さ・素材の見方
サイズ別に見る ジュニアテニスラケット4選
長さの異なる実在の4本を、大手メーカー4社から選びました。23インチ、25インチが2本、26インチです。価格・仕様は記事作成時点のもので、購入前に商品ページで最新の価格・在庫・グリップサイズを確認してください。
4本の使い分けは次のとおりです。23インチはバボラ、身長120〜130cm前後の低学年の入門向け。25インチは2本あり、プリンスは対象115〜135cm・6〜9歳と明記された価格重視の1本、ヨネックスは国内メーカーの安心感を重視する人向け。26インチのウイルソンは、大人用への橋渡しとなる245gです。
25インチの2本で迷うなら、まず商品ページの対象身長を確認してください。プリンスは115〜135cmが対象なので、135cmを超えてきたら次の26インチが視野に入ります。価格は、サイズが大きくなるほど上がる傾向があり、プリンスとバボラが5,000〜7,000円台、ヨネックスが8,000円台、ウイルソンが13,000円台です。
バボラ Babolat 硬式テニスラケット 張り上げ済み ジュニア ドライブ 23 140511
4.00(1件のレビュー)
参考価格6,590円
フランスの大手ブランド・バボラのジュニア専用ライン「ドライブジュニア」。23インチはこれからテニスを始める小学校低学年〜中学年向けのサイズで、ガット張り上げ済み・グリップサイズG0で届いてすぐ使えます。
ここが良い
- ガット張り上げ済みで、届いてすぐ練習を始められる
- 23インチは体格の小さい低学年でも振り抜きやすいとされる
- 4本の中で最も価格が抑えられている
注意点
- カラー展開が限られている
- 重量など全長以外の詳細スペックは商品ページ上の記載が少なく、気になる場合は問い合わせを推奨
プリンス Prince テニスジュニアラケット COOL SHOT 25(クールショット25)7TJ258
5.00(1件のレビュー)
参考価格5,770円
大手ブランド・プリンスのジュニアモデル。商品ページに対象年齢6〜9歳・対象身長115〜135cmと具体的な目安が明記されており、体格に照らして選びやすいのが特徴です。グリーンボール・オレンジボールに適した設計とされています。
ここが良い
- 対象年齢・対象身長がメーカー公式に明記されており、目安表と照らし合わせやすい
- 104平方インチとやや広めのフェイスで、ミスヒットに強いとされる
- 価格が比較的抑えられている
注意点
- カーボン・アルミ複合素材のため、上位モデルに比べると打感の質は控えめとされる
- グリップサイズの選択肢が限られる

ヨネックス 硬式テニスラケット 張り上げ済み ジュニア Eゾーン ジュニア25 08EZJ25G-786
参考価格8,800円
国内テニス用品最大手・ヨネックスのジュニアシリーズ「Eゾーン ジュニア」。大人用Eゾーンシリーズの流れを汲むモデルで、25インチは小学校中学年〜高学年に選ばれやすいサイズです。ガット張り上げ済み。
ここが良い
- 国内大手メーカーの正規品で、部活動や大会でも扱いやすい
- ガット張り上げ済みで、届いてすぐ使える
- 大人用と共通のシリーズ名で、将来的なステップアップもイメージしやすい
注意点
- バボラやプリンスの入門モデルより価格は上がる
- 重量やフレーム厚などの詳細スペックは商品ページ上に数値記載が少ない
ウイルソン Wilson ジュニア テニスラケット ULTRA 26 V5(ウルトラ26 V5)WR179310S
参考価格13,019円
Wilsonのパワー系シリーズ「ULTRA」のジュニアモデル。フェイス面積102平方インチとやや大きめに作られており、26インチは27インチ(大人用)へ移行する前段階の小学校高学年〜中学生に選ばれやすいサイズです。
ここが良い
- フェイス面積102平方インチで、まだ振り遅れやすい年代でもボールをとらえやすいとされる
- スペック表記が詳細で、重量・バランス・フレーム厚まで確認できる
- 26インチは大人用ラケットへの移行を見据えた体格の子どもに向く
注意点
- 4本の中で価格は最も高い
- 245gと26インチとしては標準〜やや重めで、体力にまだ自信がない子には重く感じられる場合がある
■ スペック比較表
| 商品 | ヨネックス 硬式テニスラケット 張り上げ済み ジュニア … | |||
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 6,590円 | 5,770円 | 8,800円 | 13,019円 |
| 購入 | ||||
| 全長 | 23インチ | 25インチ | 25インチ | — |
| グリップサイズ | G0 | 0(4) | G02 | — |
| ガット | 張り上げ済み | — | 張り上げ済み | — |
| ブランド | Babolat(バボラ) | — | YONEX(ヨネックス) | — |
| ヘッドサイズ | — | 104平方インチ | — | — |
| 平均ウエイト | — | 240g(目安) | — | — |
| 素材 | — | カーボン、アルミ | — | BLX+ハイ・パフォーマンス・カーボン・ファイバー |
| ストリングパターン | — | 14×16 | — | 16×19 |
| 推奨テンション | — | 45±8lbs | — | — |
| 対象年齢 | — | 6〜9歳向け(メーカー公表) | — | — |
| 対象身長 | — | 115〜135cm(メーカー公表) | — | — |
| カラー | — | — | ブラストブルー(BSBL) | — |
| フェイス面積 | — | — | — | 102平方インチ |
| レングス | — | — | — | 26インチ |
| バランス | — | — | — | 32.0cm |
| ウェイト | — | — | — | 245g |
| 厚み | — | — | — | 24-26.5-24.5mm |
| 使用グリップ | — | — | — | PRO PERFORMANCE |
| 適正テンション | — | — | — | 50-60P |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
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テニスラケットのサイズとは?全長(インチ)で決まる
テニスラケットのサイズは、まず全長のこと。大人用の標準は27インチ(約69cm)で、ジュニア用は19・21・23・25・26インチの5段階です。ジュニアは年齢ではなく身長で選びます。
1インチは約2.54cmです。19インチは約48cm、21インチは約53cm、23インチは約58cm、25インチは約64cm、26インチは約66cm、27インチは約69cm。バボラの公式スペックでは、23インチが585mm、24インチが610mm、25インチが635mmと記載されています。
「ラケットのサイズ」には3つの意味があります。全長(長さ)、フェイス面積(ガットを張る面の広さ。平方インチで表す)、グリップサイズ(持ち手の太さ)です。子どもの体格にもっとも影響するのは全長なので、最初に決めるのも全長。次に重さ、最後にグリップの順で確認します。
下の表が、国内の用品店の解説で共通して使われている身長別の目安です。ボールの色は、ITF(国際テニス連盟)が推奨するジュニアの段階(レッド、オレンジ、グリーン、一般ボール)との対応を示しています。
身長別 ジュニアラケット長さ早見表
| 長さ | 身長の目安 | 年齢の目安 | 使うボール |
|---|---|---|---|
| 19インチ | 85〜105cm | 2〜5歳 | スポンジ・フォーム |
| 21インチ | 95〜115cm | 3〜6歳 | スポンジ・レッド |
| 23インチ | 105〜125cm | 4〜7歳 | レッド・オレンジ |
| 25インチ | 115〜135cm | 6〜9歳 | オレンジ・グリーン |
| 26インチ | 125〜145cm | 7〜11歳 | グリーン・一般 |
| 27インチ(大人用) | 150cm前後〜 | 中学生以降 | 一般ボール |
身長は用品店・メーカーによって5〜10cmほどずれます。27インチへの移行は、26インチの上限(販売店により145〜150cm)を超えたあたりが目安。購入前に商品ページの対象身長も確認してください。
年齢・身長別 ジュニアラケットのサイズ目安|メーカーの対象身長は意外とバラバラ
早見表の身長はあくまで目安です。メーカーが商品ページで公表している対象身長を並べると、同じ25インチでも下限が20cm違います。
重さにも注目してください。バボラの数値では、23インチ215g、24インチ220gと、1インチ上がるごとの増え方はわずか5gです。ところが25インチは240gと一気に20g重くなります。24インチから25インチへの移行が、いちばん「重くなった」と感じやすい段差です。
同じ25インチでも、プリンスのクールショット25は115〜135cm、バボラのピュアドライブ ジュニア25は135cm前後が対象です。長さが同じでも、想定している体格や上達段階はモデルごとに違います。早見表より商品ページの対象身長を優先してください。
メーカー公表の長さ・重さ・対象身長
| モデル | 長さ | 重さ | 対象身長 |
|---|---|---|---|
| バボラ ドライブ ジュニア23 | 23インチ | 215g | 120〜130cm(6〜8歳) |
| バボラ ドライブ ジュニア24 | 24インチ | 220g | 125〜135cm(8〜10歳) |
| バボラ ピュアドライブ ジュニア25 | 25インチ | 240g | 135cm前後 |
| プリンス クールショット25 | 25インチ | 約240g | 115〜135cm(6〜9歳) |
出典はバボラ公式サイトとプリンス公式サイトの各商品ページ。バボラの重さはガット未張り時の数値、プリンスは平均ウエイトです。
年齢別の平均身長で見る、サイズの目安
「うちの子の学年だとどのサイズ?」という疑問は、全国の平均身長を早見表にあてはめると見当がつきます。ただし平均はあくまで平均です。実際の判断は、お子さん本人の身長で行ってください。
この表から分かるのは、小学校の6年間で、23インチ、25インチ、26インチと2〜3段階のサイズアップが必要になる、ということです。同じラケットを小学生の間ずっと使い続けるのは現実的ではありません。
ITFのジュニア向けステップ制では、レッドボールは23インチ以下、オレンジボールは25インチ以下のラケットが使用の上限とされています。スクールで使うボールの色が変わったタイミングも、サイズを見直す合図になります。
年齢別の全国平均身長と、あてはまるサイズ
| 年齢 | 平均身長(男子/女子) | 目安のサイズ |
|---|---|---|
| 6歳 | 116.7cm/115.8cm | 23インチ |
| 7歳 | 122.6cm/121.8cm | 23インチ |
| 8歳 | 128.5cm/127.7cm | 23〜25インチ |
| 9歳 | 134.0cm/134.1cm | 25インチ |
| 10歳 | 139.7cm/141.1cm | 25〜26インチ |
| 11歳 | 146.0cm/147.8cm | 26〜27インチ |
身長は文部科学省「令和6年度学校保健統計」の全国平均。サイズは前章の早見表にあてはめた目安です。
サイズを選ぶときの3ステップ
早見表で候補が2つに絞れたら、次の3ステップで1つに決めます。
ヘッドが足首あたりという確認方法は、用品店の解説でよく使われる目安です。ヘッドが足首よりかなり高い位置にあるなら、ラケットが短めの可能性があります。これも目安なので、早見表と合わせて判断してください。
迷ったときの判断表
| お子さんの状況 | 選ぶサイズ |
|---|---|
| 身長が2サイズの境目 | 小さいほう |
| 運動経験が少ない・力が弱い | 小さいほう |
| 他の球技の経験がある・力が強い | 大きいほうも可 |
| 週3回以上練習する・大会に出る | 大きいほうへ早めに |
| ヘッドが地面を擦る | 一段階小さく |
「大きめを買って長く使う」のは、いちばん失敗しやすい選び方です。ボールに当たらない経験が続くと、テニス自体が嫌になりかねません。
- 1今の身長を測り、早見表で候補のサイズを2つに絞る。身長は朝と夜で数mm変わるため、同じ時間帯に測る。
- 2使うボールを確認する。23インチまではスポンジ・フォームなどの柔らかいボール向け、25インチ以上は一般ボールも打てる。スクールがオレンジボールやグリーンボールを使っているなら、25インチ以上が候補になる。
- 3実物で確認する。ラケットを持って腕を下ろしたとき、ヘッドが地面につかず足首あたりにあるのが目安。迷ったら小さいほうを選び、ラリーが続くようになってから上げる。
「サイズアップ」のタイミングをどう見極めるか
買い替えのサインは4つあります。1つだけでなく、複数が重なったら次のサイズを検討します。
買い替える前に、ガットの劣化を疑ってください。「飛ばなくなった」「弾く感覚が弱い」と感じる原因が、サイズではなくガットの緩みであることもあります。張り替えで直るなら、買い替えは先送りできます。
■ 身長が今のサイズの上限に近づいた
早見表の上限(たとえば23インチなら125cm)に近づいたら、次のサイズを候補に入れます。メーカーの対象身長も見比べてください。
■ ラリーが安定して続くようになった
ラケットが小さく感じ、ボールを当てるだけの段階を過ぎたら、ワンサイズ上げる時期です。
■ スクールのボールが進級した
レッドからオレンジ、オレンジからグリーンへ進んだときは、ラケットの上限も変わります。
■ 練習量が増えた
週に何度も練習する、大会に出るようになったときは、目安の身長に届く前でも早めに上のサイズへ移るほうがプレーしやすくなります。
ジュニアラケットは「数年で替える消耗品」
平均身長で見ると、6歳から11歳の5年間で23インチから26インチまで上がります。使う期間が短いサイズほど、中古やお下がり、レンタルを活用する価値があります。
グリップ・重さ・素材の見方
長さが決まったら、重さ、グリップ、素材の順に確認します。
■ グリップサイズ
ジュニア用は「G0」「0」のように、大人用より細い規格が中心です。手が小さければ、細いものを選んでグリップテープを重ねて太さを調整します。太いものを細くすることはできません。
■ 重さ
この記事で紹介する4本の公表値は、23インチのバボラが215g、25インチのプリンスが約240g、26インチのウイルソンが245g。長さが上がるほど重くなり、25インチ以上は大人用に近づきます。
■ 素材
一般にアルミは軽くて安価で入門向け、カーボンは振動吸収に優れ上達期向けとされています。プリンスのクールショット25はカーボン・アルミの複合素材です。
お下がり・中古・レンタルで買うときのチェック
ジュニアラケットは買い替え前提の道具なので、中古・お下がり・レンタルは合理的な選択肢です。ただし、チェックすべき点があります。
19〜23インチは使う期間が短いため、中古市場にも出回りやすいサイズです。きょうだいで共有するときは、グリップの太さだけは手の大きさに直結するので、テープで調整してください。
- 1全長が今の身長に合っているか。状態が良くても、サイズが合わなければ使わせない。
- 2フレームにひびや塗装のはがれがないか、ガットが極端に緩んでいないか。
- 3グリップテープは新品に巻き替える。数百円で、握り心地と衛生面が改善する。
- 4迷う段階なら、スクールの体験レッスンのレンタルで、ボールの色とラケットの長さを確認してから買う。
買ったあとの手入れと保管
手入れは難しくありません。次の3点を習慣にすると、サイズアップの時期までラケットを良い状態で使えます。
■ グリップテープ
汗や摩擦で滑りやすくなったら巻き替えるか、オーバーグリップを足します。手が小さいうちは厚めに巻き、成長に合わせて枚数を減らす使い方もできます。
■ ガット
多くのジュニア用は張り上げ済みで届きます。「なんとなく飛ばない」と感じたら、張り替えを検討します。
■ 保管
ラケットは高温に弱いとされています。夏場の車内に放置せず、練習後は汗を拭いて専用ケースに入れてください。
よくある質問
Qテニスラケットのサイズは何で決まりますか?
A一般には全長(インチ)です。大人用は27インチ、ジュニア用は19・21・23・25・26インチの5段階。ほかにフェイス面積とグリップサイズがありますが、体格に合わせて最初に決めるのは全長です。
Q身長別のラケットサイズを教えてください。
A目安は、身長100cm前後が21インチ、110〜120cmが23インチ、130cm前後が25インチ、140cm前後が26インチ、150cm前後から27インチ(大人用)です。メーカーの対象身長は5〜10cmずれるので、商品ページも確認してください。
Q身長140cmのラケットサイズは?
A26インチが目安です。25インチの対象身長は115〜135cm(プリンス公表)、26インチは125〜145cmが一般的なので、140cmは26インチの範囲に入ります。ただし運動経験が少ない場合は25インチも選択肢です。
Q身長と年齢、どちらを優先してサイズを選べばいいですか?
A身長です。同じ年齢でも身長差は10cm以上あります。商品ページに対象身長が書かれていれば、そちらを最優先してください。
Q大きめのサイズを買って長く使うのはだめですか?
Aおすすめしません。体格に対して長すぎ・重すぎるラケットはスイングが安定せず、ボールに当たりにくくなります。境目で迷う場合は、ワンサイズ小さいほうから始めます。
Qサイズアップの頻度はどれくらいですか?
A全国平均身長にあてはめると、6歳から11歳の5年間で23インチから26インチまで上がります。目安は1〜2年に1サイズ。半年に一度、身長とラケットを見比べると買い替え時を逃しません。
Q中古やお下がりのラケットを選ぶときの注意点は?
Aいちばん大事なのは、全長が今の身長に合っているかです。そのうえでフレームのひび、ガットの緩みを確認し、グリップテープは新品に巻き替えてください。
Qグリップサイズはどう選べばいいですか?
Aジュニア用は「G0」「0」など細い規格が中心です。手が小さければ細いものを選び、グリップテープを重ねて調整します。太いグリップを細くすることはできません。
Q26インチから大人用の27インチにはいつ移行すればいいですか?
A身長150cm前後が目安で、26インチの対象身長の上限(販売店により145〜150cm)を超えたあたりです。ラケットが小さく感じ、スイングも安定してきたら、27インチを試してください。
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