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卓球

【2026年最新】ジュニア卓球シューズの選び方とおすすめ4選

成長期の子どもに合う卓球シューズをどう選べばいいのか、サイズ感やクッション性、留め具の違いからやさしく解説。買い替えの見極め方に加え、候補になりやすいモデル4足も比較して紹介します。

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子どもが卓球を始めると、まず悩みの種になるのがシューズ選びです。学校指定の体育館シューズや、なんとなく買った運動靴で練習させている家庭も少なくないかもしれません。ですが卓球は、狭い範囲での細かいステップやすばやい切り返しを繰り返す競技です。サイズが合わない靴や、グリップの効かないソールを履き続けていると、思うように動けないだけでなく、足首をひねるなどのケガにつながることもあるとされています。何より子ども自身は「なんとなく履きにくい」と感じても、それをうまく言葉にできないことが多く、大人が気づいてあげる必要があります。この記事では、成長期の子どもならではのサイズ選びの注意点や、ジュニア専用モデルと大人用モデルの違いを中心に、卓球シューズの選び方を整理しました。最後には、実際に候補になりやすい4足も比較して紹介します。

この記事でわかること

  • ジュニアの卓球シューズ選びが後回しにされがちな理由
  • そもそも卓球シューズのどこを見ればいいのか
  • 成長期ならではのサイズ選びの注意点
  • ジュニア専用モデルと大人用モデルの「ジュニアサイズ」の違い
  • 取り組み方別に見る2つのタイプ
  • 選び方の3ステップ

最終更新:

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ジュニアにおすすめの卓球シューズ4選

ここからは実際の候補です。ジュニア専用モデルと、小さいサイズまで展開されている大人用モデルの中から、取り組み方や年齢の違いに応じて選びやすい4足を選びました。価格は記事作成時点の参考価格で、変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるサイズ/カラーを確認してください。

4足を並べると、対応サイズの下限と留め具のタイプで役割が分かれているのが分かります。カバンビスターZ2は18.0cmからのマジックテープ式でジュニア専用、ジェット・インパクトNEO2は20.0cmからの紐タイプでユニセックス、レゾライン ビライトIIは19.0cmから選べる競技専用設計、スピンムーブは22.0cmからのスリムタイプという位置づけです。

どれが合うかは、今の足のサイズと足幅、そして取り組み方によって変わります。低学年で自分で着脱できる靴を探しているなら1本目、体格がしっかりしてきて紐タイプにも挑戦できるなら2本目、本格的な競技専用設計を試したいなら3本目、足幅が細めで靴の中で足がずれやすいと感じているなら4本目、という選び方をすると失敗しにくいでしょう。価格・仕様は変動するため、購入前に必ず商品ページで最新情報を確認してください。

なお、今回はミズノ・ヤサカ・バタフライ・ニッタクの4ブランドから選びましたが、他にもさまざまなメーカーからジュニア向け卓球シューズが販売されています。ブランドごとに足型の設計や留め具の考え方が異なるため、この記事で紹介した「フィット感」「クッション性と軽さ」「留め具」「ソール」という4つの基準を参考にしながら、他のブランドのモデルもあわせて比較してみるのもよいでしょう。

No.1
ミズノ カバンビスター Z2(CUBAMBI STAR Z2)81GA2070 卓球シューズ ジュニア
ジュニア専用・着脱しやすいマジックテープ式

ミズノ カバンビスター Z2(CUBAMBI STAR Z2)81GA2070 卓球シューズ ジュニア

参考価格3,960円〜(メーカー希望小売価格7,920円)

ミズノが展開するジュニア専用の卓球シューズ。18.0〜22.0cmの小さいサイズを中心に展開し、マジックテープタイプの留め具で着脱のしやすさを重視した設計とされています。

こんな人にこれから卓球を始める小学生や、初めてのジュニア専用シューズを探している家庭
品番81GA2070
サイズ18.0、19.0、20.0、21.0、22.0cm
シューズ幅2E(ノーマル)相当
質量約190g(20.0cm片方の目安)
素材甲材:人工皮革・合成繊維/底材:ゴム底
インソールカップインソール(取り外し可)
原産国ベトナム
ソールノンマーキングソール

ここが良い

  • マジックテープタイプの留め具で、低学年でも自分で着脱しやすいとされる
  • ノンマーキングソール仕様で、多くの体育館ルールに対応しやすいとされる
  • インソールが取り外し可能で、汗をかいた後のお手入れがしやすい

注意点

  • サイズ展開が18.0〜22.0cmまでのため、足が大きくなった選手は買い替えが必要になる
  • レビューによっては「普段の靴より小さめに感じた」という声もあり、サイズ確認が必要とされる
No.2
ヤサカ(Yasaka)ジェット・インパクトNEO2 E-202 卓球シューズ
20.0cmから選べるユニセックスモデル

ヤサカ(Yasaka)ジェット・インパクトNEO2 E-202 卓球シューズ

参考価格4,402円〜

ヤサカのユニセックスモデル「ジェット・インパクトNEO」がリニューアルした後継モデル。20.0cmからの小さいサイズにも対応し、クッション性とグリップ力の両立を訴求しているモデルです。

こんな人に体格がしっかりしてきた小学校中〜高学年の選手や、紐でしっかり締めるフィット感を求める子ども
品番E-202
サイズ20.0〜28.0cm
素材PU、マイクロファイバー、ゴム
原産国中国
留め具シューレース(紐)タイプ

ここが良い

  • クッション性とグリップ力の両立を訴求したリニューアルモデルとされる
  • 20.0cmからサイズがあり、体格がしっかりしてきた小学校中〜高学年でも候補にしやすい
  • ユニセックス設計で、兄弟姉妹での共有もしやすいとされる

注意点

  • 紐タイプのため、低学年のうちは保護者が締め方をサポートする場面が出やすい
  • ジュニア専用モデルに比べるとやや大人びたデザインで、低学年には大きく感じられることもある
No.3
バタフライ(Butterfly)レゾライン ビライトII(LEZOLINE VILIGHT II)93740
19.0cmから選べる競技専用設計

バタフライ(Butterfly)レゾライン ビライトII(LEZOLINE VILIGHT II)93740

参考価格7,480円

卓球競技専用に開発されたラスト(靴型)を採用したバタフライのモデル。ロイヤルブルーは19.0cmから展開されており、ジュニアから大人まで幅広い年代に対応しているとされています。

こんな人に本格的に卓球に取り組み始めた小学校高学年〜中学生で、競技専用設計を試したい選手
品番93740
カラーロイヤルブルー(183)、ホワイト(270)、ブラック(278)
サイズロイヤルブルーは19.0、20.0、21.0〜28.0cmの17サイズ展開
アッパー素材合成繊維、人工皮革
ソール素材ゴム、EVA
特徴ビーシャンク搭載(足のねじれ・横ブレを抑制するとされる)
原産国中国
発売日2025年10月1日

ここが良い

  • 卓球競技専用のラストを採用し、高いフィット感を狙った設計とされる
  • ビーシャンクがプレー中の足のねじれや横ブレを抑制するとされ、細かいステップの多い競技に向く
  • ロイヤルブルーであれば19.0cmから展開があり、体格の小さい選手でも選びやすい

注意点

  • ホワイト・ブラックは22.5cmからの展開のため、小さいサイズを希望する場合はカラーが限定される
  • ジュニア専用モデルに比べると価格はやや高め
No.4
ニッタク(Nittaku)スピンムーブ ADN0031 卓球シューズ
足幅が細めの子どもに向くスリムタイプ

ニッタク(Nittaku)スピンムーブ ADN0031 卓球シューズ

参考価格6,545円

ニッタクが展開するキッズ・ジュニア対応モデル。スリムタイプの作りで、足幅が細めの子どもにもフィットしやすいとされています。

こんな人に足幅が細めで、他のモデルだと靴の中で足がずれやすいと感じている子ども
品番ADN0031
カラーホワイト(70)、ブラック(71)
サイズホワイト22.0〜26.0cm(9サイズ)、ブラック22.0〜28.0cm(13サイズ)
素材アッパー:合成皮革/ミッドソール:合成樹脂/アウトソール:ゴム
原産国中国
備考スリムタイプのためサイズ選びに注意が必要と案内されている

ここが良い

  • キッズ・ジュニア対応モデルとして案内されており、足幅が細めの子どもにフィットしやすいとされる
  • ホワイト・ブラックの2色展開で、チームで色を揃えたい場合にも選びやすい

注意点

  • スリムタイプのため、足幅が広めの子どもにはきつく感じられる可能性がある
  • サイズ展開が22.0cmからのため、それより小さい足には対応していない

■ スペック比較表

商品ミズノ カバンビスター Z2(CUBAMBI STAR Z2)81GA2070 卓球シューズ ジュニアミズノ カバンビスター Z2(CUBAMBI STAR …ヤサカ(Yasaka)ジェット・インパクトNEO2 E-202 卓球シューズヤサカ(Yasaka)ジェット・インパクトNEO2 E-…バタフライ(Butterfly)レゾライン ビライトII(LEZOLINE VILIGHT II)93740バタフライ(Butterfly)レゾライン ビライトII…ニッタク(Nittaku)スピンムーブ ADN0031 卓球シューズニッタク(Nittaku)スピンムーブ ADN0031 …
参考価格3,960円〜(メーカー希望小売価格7,920円)4,402円〜7,480円6,545円
品番81GA2070E-20293740ADN0031
サイズ18.0、19.0、20.0、21.0、22.0cm20.0〜28.0cmロイヤルブルーは19.0、20.0、21.0〜28.0cmの17サイズ展開ホワイト22.0〜26.0cm(9サイズ)、ブラック22.0〜28.0cm(13サイズ)
シューズ幅2E(ノーマル)相当
質量約190g(20.0cm片方の目安)
素材甲材:人工皮革・合成繊維/底材:ゴム底PU、マイクロファイバー、ゴムアッパー:合成皮革/ミッドソール:合成樹脂/アウトソール:ゴム
インソールカップインソール(取り外し可)
原産国ベトナム中国中国中国
ソールノンマーキングソール
留め具シューレース(紐)タイプ
カラーロイヤルブルー(183)、ホワイト(270)、ブラック(278)ホワイト(70)、ブラック(71)
アッパー素材合成繊維、人工皮革
ソール素材ゴム、EVA
特徴ビーシャンク搭載(足のねじれ・横ブレを抑制するとされる)
発売日2025年10月1日
備考スリムタイプのためサイズ選びに注意が必要と案内されている

※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。

※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

ジュニアの卓球シューズ選びが後回しにされがちな理由

卓球用品の中でも、ラケットやラバーは早い段階からこだわって選ぶ家庭が多い一方、シューズは「そのへんの運動靴でいいのでは」と後回しにされがちです。しかし卓球は、前後左右への小刻みなフットワークと、瞬間的な踏み込みを繰り返すスポーツです。ランニング用やバスケット用に作られた靴底では、横方向の動きに対するグリップが足りず、踏ん張ったときに足がソールの上で滑ってしまうことがあるとされています。

特にジュニア期は、体格に対して足の裏の筋力や踏ん張る力がまだ発達途中の段階です。合わない靴で無理な体勢を取り続けると、フォームのクセがついてしまったり、膝や足首に余計な負担がかかったりすることもあると言われています。「まだ小さいから何でもいい」という考え方は、実は成長期だからこそ見直したほうがよいポイントかもしれません。

もう一つの後回し要因が、成長による買い替えの頻度です。足のサイズは学年が上がるごとに、早ければ数ヶ月単位で変わっていきます。せっかく良いシューズを買っても、数ヶ月ですぐに小さくなってしまうと感じる保護者も多く、「どうせすぐ履けなくなるなら安いものでいい」という判断に傾きやすいのも無理はありません。とはいえ、練習や大会で実際に足を動かすのは子ども自身です。価格だけでなく、今の足のサイズや練習量に見合った1足を選ぶ視点も持っておきたいところです。

なお、この記事は小学生・中学生のジュニア選手が室内の卓球専用コートや体育館で練習・試合をすることを前提にしています。屋外の卓球台で遊び感覚で楽しむ場合は、通気性の良い普段履きのスニーカーでも大きな問題にはなりにくいとされています。競技として継続的に取り組むかどうかによって、シューズにかける予算や基準も変わってくるはずです。

兄弟姉妹のお下がりや、チームメイトから譲り受けた靴を使う家庭もあるかと思います。それ自体は悪いことではありませんが、足の形や歩き方のクセは一人ひとり違うため、サイズが合っていても履き心地までぴったり合うとは限りません。譲り受けた靴を使う場合も、この記事で紹介する基準を参考に、今の子どもの足に合っているかを一度チェックしてみることをおすすめします。

この記事のスタンス

シューズの機能については、メーカーの商品ページに記載されている内容をもとに「〜とされる」という表現にとどめています。子どもの足の発達やフォームの癖には個人差が大きく、断定できるものではないためです。判断材料として使い、可能であれば購入前に実際に足を入れて確認することをおすすめします。

そもそも卓球シューズのどこを見ればいいのか

卓球シューズの商品ページには、素材名やソールの種類、留め具の形状など、さまざまな情報が並んでいます。ジュニア向けに選ぶ際にまず押さえておきたいのは「フィット感」「クッション性と軽さのバランス」「留め具の種類」「ソールの種類」の4つです。

フィット感は、足の甲の高さや幅に対して靴がどれだけ吸い付くように感じられるかを示す要素です。卓球は素早い切り返しが多いため、靴の中で足がずれてしまうと踏み込みの力がうまく伝わらないとされています。試し履きの際は、つま先に少し余裕を持たせつつ、甲やかかと周りがしっかりホールドされているかを確認するとよいでしょう。

クッション性と軽さは、トレードオフの関係になりやすい要素です。クッションを厚くすると衝撃はやわらぎますが、その分重量が増え、素早い出足がにぶくなることもあるとされています。ジュニア選手は体重が軽い分、大人ほど強いクッションを必要としないケースも多く、軽さを優先したモデルのほうがフットワークを活かしやすいと言われることもあります。

留め具は、シューレース(紐)タイプとマジックテープ(ベルクロ)タイプに大きく分かれます。低学年のうちは自分で紐をしっかり締め直すのが難しく、緩んだまま練習してしまうことも珍しくありません。マジックテープタイプであれば、着脱がしやすく、締め具合も調整しやすいというメリットがあるとされています。一方で紐タイプは、足全体を細かく締め上げられる分、フィット感を追求しやすい傾向があります。

ソールについては、体育館の床を傷つけない「ノンマーキングソール」であるかどうかも確認しておきたいポイントです。学校や地域の体育館によっては、ノンマーキング仕様のシューズしか使用を認めていない場合もあります。購入前に、練習会場のルールを確認しておくと安心です。

成長期ならではのサイズ選びの注意点

大人用のシューズ選びと違い、ジュニア用シューズ選びで最も悩ましいのが「今のジャストサイズで選ぶか、少し大きめで選ぶか」という問題です。成長のスピードには個人差がありますが、小学生の時期は数ヶ月で0.5cm前後、足のサイズが変わることも珍しくないと言われています。

大きめのサイズを選べば長く履けるという考え方もありますが、卓球のように素早い切り返しが多い競技では、靴の中で足が動いてしまうことがフォームの乱れや転倒につながる可能性があるとされています。目安として、つま先に指1本分(1cm程度)の余裕がある状態が、普段の運動靴と同じように「捨て寸」としてちょうどよいとされることが多いようです。それ以上の余裕を持たせると、細かいステップの精度が落ちやすくなるとも言われています。

中には、インソール(中敷き)で調整できるタイプのジュニア用シューズもあります。少し大きめのサイズを購入し、インソールの厚みで一時的にフィット感を保ち、成長に合わせてインソールを薄いものに替えていく、という使い方をしている家庭もあるようです。ただしすべてのモデルに対応しているわけではないため、商品ページの説明を確認しておくとよいでしょう。

サイズアウトのサインとしては、「つま先が靴の先に当たっている」「かかとが浮いてパカパカする」「以前より靴を脱ぎたがる、履くのを嫌がる」といった様子が挙げられます。子ども自身がサイズの違和感をうまく言葉で説明できないことも多いため、定期的に足を入れさせて指の位置を確認したり、店頭のサイズ計測を利用したりする習慣をつけておくと安心です。

また、練習頻度が高い子どもほどソールの消耗も早く、サイズが合っていても買い替えのタイミングが早まることがあります。次の章では、ジュニア専用モデルと大人用モデルの違いを踏まえながら、選び方を整理していきます。

ジュニア専用モデルと大人用モデルの「ジュニアサイズ」の違い

卓球シューズを探していると、「ジュニア専用」として販売されているモデルと、大人用モデルの中で小さいサイズが用意されているモデルの、大きく2つのタイプに出会います。どちらを選ぶべきかは、子どもの年齢や競技への取り組み方によって変わってきます。

どちらのタイプが向いているかは、練習量や大会への出場頻度によっても変わってきます。週に数回程度、楽しみながら練習しているうちは、価格を抑えやすいジュニア専用モデルで十分なことが多いとされています。一方、地域の大会やクラブチームで本格的に取り組み始めた子どもであれば、大人用モデルの本格的な設計を早い段階から取り入れることを検討してもよいかもしれません。

足のサイズが22.0cmを超えてくると、ジュニア専用モデルの展開が少なくなり、必然的に大人用モデルの小さめサイズを選ぶことになるケースが多くなります。その際は、これまでジュニア専用モデルで慣れていたマジックテープタイプから紐タイプに変わることもあるため、子ども自身がしっかり紐を締められるかどうかも、選ぶ際の判断材料にしておくとよいでしょう。

ジュニア専用モデル

子どもの足の形に合わせたラスト(靴型)で作られており、マジックテープタイプの留め具を採用しているモデルが多いのが特徴です。価格も比較的手頃な設定になっている傾向があり、これから卓球を始める小学生の1足目として選ばれることが多いとされています。サイズ展開は18.0cm前後から22.0cm前後までの製品が中心です。

大人用モデルの小さめサイズ

大人用として展開されているシリーズの中で、19.0cmや20.0cmといった小さめサイズまで用意されているモデルです。大会に出場するレベルの選手が使う本格的な設計を、そのまま小さいサイズで使えるのが利点とされています。足のサイズが大人用モデルの展開範囲に収まる中学生以降や、すでに体格がしっかりしてきた小学校高学年の選手に候補になりやすいとされています。

取り組み方別に見る2つのタイプ

ジュニア選手といっても、卓球への関わり方はさまざまです。ここでは「これから始める・楽しみながら続けるタイプ」と「大会に向けて本格的に取り組むタイプ」の2つに分けて、シューズ選びの考え方を整理します。

どちらのタイプであっても、共通して大切なのは「今の足に合っているか」を優先することです。将来的なレベルアップを見据えて高価なモデルを先取りしたくなる気持ちも分かりますが、サイズが合っていなければ本来の性能を発揮できません。まずは今の段階に合った1足を選び、レベルや取り組み方が変わったタイミングで見直していく、という考え方がおすすめです。

これから始める・楽しみながら続けるタイプ

週1〜2回程度の練習で、まずは卓球を楽しむことを優先したい段階です。この場合は、価格を抑えやすいジュニア専用モデルの中から、着脱のしやすさやフィット感を重視して選ぶと失敗しにくいとされています。成長のスピードを考えると、高価なモデルにこだわりすぎない選び方も現実的です。

大会に向けて本格的に取り組むタイプ

クラブチームや部活動に所属し、大会出場を見据えて練習している段階です。この場合は、軽量性やグリップ力を重視した設計のモデルや、大人用モデルの小さめサイズも選択肢に入れて検討する価値があるとされています。練習量が多い分、ソールの消耗も早くなりやすいため、買い替えのサイクルも短めに見積もっておくと安心です。

選び方の3ステップ

ここまでの内容を踏まえて、実際にジュニア用の卓球シューズを選ぶ手順を3つのステップに整理しました。順番に沿って絞り込んでいくと、情報の多さに振り回されずに候補を決めやすくなります。

  1. 1今の足のサイズを正確に測る。自己申告のサイズではなく、実際に店頭の計測器や紙に足の輪郭を写し取る方法で、今の足の長さと幅を確認します。成長期は数ヶ月でサイズが変わるため、購入のたびに測り直すことをおすすめします。
  2. 2取り組み方に応じてタイプを絞る。楽しみながら続けている段階であればジュニア専用モデル、大会出場を見据えている段階であれば大人用モデルの小さめサイズも含めて、候補を2〜3足ほどリストアップします。留め具の種類(紐かマジックテープか)も、この段階で子どもの年齢に合わせて検討しておきます。
  3. 3可能であれば実際に試し履きし、その場で軽く足踏みやステップをしてみる。つま先の余裕、かかとのホールド感、曲げたときの屈曲位置が足の指の付け根に合っているかを確認します。試着が難しい通販の場合は、返品・交換のポリシーを事前に確認しておくと安心です。

試し履きは練習で使う靴下で

試し履きをする際は、普段の練習で履いている靴下を持参し、同じ厚みで確認することをおすすめします。靴下の厚みが変わるだけでもフィット感の印象は変わり、店頭での試着結果と実際の使用感にズレが生じることがあるためです。

買ったあとに気をつけたいこと

ジュニア用シューズは、大人用以上に「サイズアウト」と「消耗」の両方をこまめにチェックする必要がある道具です。せっかく選んだ1足も、気づかないうちに小さくなっていたり、ソールがすり減っていたりすることがあります。

まず気をつけたいのが、定期的なサイズチェックです。目安として、1〜2ヶ月に一度は子どもの足を靴に入れさせて、つま先の余裕やかかとの浮き具合を確認する習慣をつけておくとよいでしょう。特に夏休みや冬休みなど、長期休暇の前後で急に足が大きくなっていたという声もよく聞かれます。

ソールの消耗については、つま先や母趾球(親指の付け根)のあたりの溝が浅くなっていないかを確認します。ジュニア選手は練習中に大人よりも激しく足を動かすことが多く、大人用シューズよりも消耗が早く感じられることもあるようです。溝が浅くなってきたと感じたら、グリップ力が落ちているサインの可能性があります。

保管方法にも触れておきます。汗を吸ったまま袋に入れっぱなしにすると、雑菌の繁殖や素材の劣化につながりやすいとされています。練習後は風通しの良い場所で乾かす習慣をつけておくと、次に履くときも気持ちよく使えます。低学年のうちは自分で管理するのが難しいこともあるため、最初のうちは保護者が声をかけてあげるとよいかもしれません。

最後に、成長に合わせた見直しの習慣についても触れておきます。シューズだけでなく、ラケットやユニフォームも含めて、シーズンの節目(新学期、大会前など)に一度まとめて用具を見直すタイミングを作っておくと、サイズアウトに気づかないまま練習を続けてしまう事態を防ぎやすくなります。子どもの「なんとなく走りにくい」「靴を履きたがらない」といった小さなサインを見逃さないようにすることも、大人にできる大切なサポートの一つです。

よくある質問

Qジュニア専用モデルと大人用モデル、どちらを選ぶべきですか?

A足のサイズがジュニア専用モデルの展開範囲(おおよそ18.0〜22.0cm前後)に収まっていて、これから卓球を始める段階であれば、価格を抑えやすく着脱もしやすいジュニア専用モデルが候補になりやすいとされています。すでに体格がしっかりしてきていたり、大会出場を見据えて本格的に取り組んでいたりする場合は、大人用モデルの小さめサイズも選択肢に入れて検討する価値があります。

Qサイズはどのくらい余裕を持たせて選べばいいですか?

A目安として、つま先に指1本分(1cm程度)の余裕がある状態がちょうどよいとされることが多いようです。それ以上に余裕を持たせすぎると、靴の中で足が動いてしまい、細かいステップの精度が落ちやすくなるとも言われています。成長を見込んで大きめを選ぶ場合は、インソールで調整できるタイプかどうかも確認しておくと安心です。

Q紐タイプとマジックテープタイプ、どちらがいいですか?

A低学年のうちは、自分で着脱・調整がしやすいマジックテープタイプが候補になりやすいとされています。紐をしっかり締め直す習慣がまだ身についていない年齢では、緩んだまま練習してしまうこともあるためです。一方、紐タイプは足全体を細かく締め上げられる分、フィット感を追求しやすい傾向があり、締め方に慣れてきた選手には紐タイプも選択肢になります。

Q体育館シューズと兼用できますか?

Aモデルによって異なりますが、ノンマーキングソール(体育館の床を傷つけにくい仕様)であれば、他の室内競技用として案内されている体育館シューズと兼用できる場合もあるとされています。ただし、卓球専用に開発されたラストやグリップパターンを採用しているモデルのほうが、細かいフットワークに対応しやすいと言われています。可能であれば卓球用として設計されたモデルを選ぶことをおすすめします。

Qシューズがサイズアウトしているサインには何がありますか?

Aつま先が靴の先に当たっている、かかとが浮いてパカパカする、以前より靴を履きたがらない・脱ぎたがるといった様子が挙げられます。子ども自身がサイズの違和感をうまく説明できないことも多いため、1〜2ヶ月に一度は足を入れさせて確認する習慣をつけておくと安心です。

Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?

Aジュニア向けのモデルであれば、4,000円台から7,000円台程度の範囲で選択肢が揃います。ジュニア専用モデルのほうが比較的手頃な価格帯になっている傾向があり、競技専用設計を採用したモデルほど価格も上がりやすいです。成長に伴って買い替えが必要になることを踏まえると、最初から無理に高価なモデルを選ぶ必要はありません。

Qお下がりや中古のシューズでも大丈夫ですか?

Aサイズが合っていれば、お下がりや中古のシューズを使うこと自体に大きな問題はないとされています。ただし、足の形や歩き方のクセは一人ひとり異なるため、サイズが合っていても履き心地が合わない場合があります。また、ソールがすでに消耗している可能性もあるため、譲り受けた際は溝の状態やクッションのへたり具合を一度確認しておくと安心です。

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