部活動やサークル、ママさんバレーでこれからバレーボールを始めるにあたって、「シューズは普段履いているスニーカーではダメなの?」と感じたことはないでしょうか。バレーボールは短い距離でのダッシュ、急な切り返し、ジャンプの着地が繰り返されるスポーツで、シューズがその衝撃や横方向の動きにどこまで対応できるかで、足への負担も、プレーのしやすさもかなり変わってきます。とはいえ、いざ通販サイトでバレーシューズを探すと、サイズの号数だけでなく「2E」「3E」「WIDE」といった見慣れない幅の表記が並んでいて、どれを選べばいいのか迷ってしまう人も多いはずです。この記事では、女性がバレーシューズを選ぶときに押さえておきたいサイズと幅の考え方を、専門用語をかみくだきながら整理しました。最後には、実際に候補になりやすいレディース向けモデルも4足比較しています。
この記事でわかること
- 「とりあえず手持ちのスニーカーで」が危ういわけ
- バレーシューズに求められる3つの機能
- サイズの測り方 — 号数だけで選ばない
- 「ウィズ(幅)」の読み方 — 2E・3E・WIDEの違い
- レディースサイズ展開でチェックしたいポイント
- 女性向けバレーシューズおすすめ4選
最終更新:
女性向けバレーシューズおすすめ4選
ここからは実際の候補です。前提として、これらを履けば必ずケガをしない、パフォーマンスが上がるという話ではありません。いずれも商品ページ上で「レディース」または「ウィズ(幅)が選べる」ことが明記されているモデルを中心に、標準幅・2E相当・3E幅とタイプが異なる4足を選びました。価格は記事作成時点の参考価格で、変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・カラー展開を確認してください。ここまで説明してきたサイズとウィズの考え方を踏まえたうえで、実際の商品でどう使い分けられているのかを見ていきましょう。
4足を並べると、幅の設計で役割がはっきり分かれているのが分かります。ミズノのサイクロンスピード3 MIDは2E相当のレディース専用モデル、アシックスのGEL-ROCKET 12は標準幅、その姉妹モデルのWIDE版とミズノのウエーブライトニングZ8 WIDEは幅にゆとりを持たせたモデルという位置づけです。
どれが合うかは、記事の前半で測った足長・足囲によって変わります。標準的な幅であれば2本目のGEL-ROCKET 12、幅にゆとりが欲しければ3本目か4本目、レディース専用の細やかな作りを重視したいなら1本目、という選び方をすると失敗しにくいでしょう。価格・サイズ展開は変動するため、購入前に必ず商品ページで最新情報を確認してください。
価格だけで見ると、ミズノとアシックスの標準・ワイドの3足は6,000円台で近い水準にそろっていますが、ウエーブライトニングZ8 WIDEだけは1万円を超える上位モデルです。この価格差は、反発性を高める独自素材やアッパーの作り込みなど、機能面の違いによるものとされています。まずは費用を抑えて試したいのか、本格的に使う前提で機能を重視したいのかによって、選ぶ基準を変えてみてください。
また、今回はいずれも商品ページ上でウィズ(幅)の表記が明確なモデルを選びましたが、シューズ選びに絶対の正解は一つではありません。同じ「WIDE」「3E」という表記でも、メーカーやシリーズによって実際のゆとり具合には差があります。可能であれば、この4足に近いモデルを店頭で試し履きしてみると、自分の足によりフィットする1足を見つけやすくなります。
なお、今回紹介した4足はいずれも室内競技用のノンマーキングソールを採用したバレーボール専用モデルです。ランニングシューズや普段履きのスニーカーとは想定している動きが異なるため、体育館以外の場所では履かず、コート専用の1足として使うことをおすすめします。専用シューズとして扱うことで、ソールの摩耗も抑えられ、本来のグリップ力を長く保ちやすくなります。
最後に、今回はレディース・ユニセックス問わず、女性の足に合わせやすいという観点で4足を選びましたが、実際に部活動やチームで使われているモデルは他にも数多くあります。この記事で紹介した「サイズの測り方」「ウィズの読み方」という基準さえ身につけておけば、別のメーカー・別のモデルを検討する場合でも、同じ考え方で比較検討できるはずです。
■ スペック比較表
| 商品 | アシックス GEL-ROCKET 12(ゲルロケット12… | アシックス GEL-ROCKET 12 WIDE(ゲルロ… | ||
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 6,221円 | 6,600円 | 6,640円 | 10,390円 |
| サイズ展開 | 23.0〜25.5cm | 22.5〜28.5cm | 22.5〜30.0cm | 23.0〜30.0cm |
| ウィズ(幅) | 2E相当 | STANDARD(標準) | WIDE(ワイド) | 3E(WIDE) |
| カット | ミッドカット | ローカット | ローカット | ローカット |
| 重量 | 約290g(片足・目安) | — | — | 約300g(27.0cm・目安) |
| アッパー素材 | 合成繊維 | メッシュ素材 | — | 合成繊維・人工皮革(リサイクル素材50%以上) |
| ソール | ゴム底(ノンマーキング) | — | — | — |
| カラー | ブラック×ターコイズ×ホワイト | ブラック×ホワイト 他 | ホワイト×ブラック | ホワイト×ブラック |
| 対応 | レディース専用 | メンズ・レディース(ユニセックス) | メンズ・レディース(ユニセックス) | メンズ・レディース(ユニセックス) |
| ミッドソール | — | GEL搭載 | GEL搭載 | — |
| 機能 | — | — | — | MIZUNO ENERZY NXT搭載 |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
「とりあえず手持ちのスニーカーで」が危ういわけ
バレーボールを始めたばかりの頃、わざわざ専用のシューズを買わなくても、履き慣れたランニングシューズやウォーキングシューズで代用できるのではと考える人は少なくありません。見た目にはどちらも運動靴で、大きな違いがないように感じられるからです。ですが、バレーボールとランニングでは足にかかる負荷の方向がまったく違い、代用したことがきっかけで足を痛めてしまったという声も聞かれます。特に体育館シューズの持参が必須になる部活動や社会人サークルでは、初日にあわてて用意することが多いぶん、こうした違いを知らないまま選んでしまいがちです。
ランニングシューズは基本的に「前へ進む」動きを支えるための設計で、かかとからつま先へ体重が抜けていく前後方向の動きに強く作られています。一方でバレーボールは、レシーブのために左右へ素早く踏み出したり、スパイクやブロックのジャンプから着地したりと、前後だけでなく横方向やねじれる方向にも力がかかります。前後の動きを想定したソールでこうした横の動きを受け止めると、足首をひねってしまうリスクが上がるとされています。
専用のバレーシューズは、こうした横方向の踏ん張りに対応できるよう、ソールの側面まで接地するよう設計されていたり、足の甲やかかとをしっかり固定するアッパー構造になっていたりします。「専用シューズでなければ絶対にケガをする」と断定できるものではありませんが、体育館の床は板張りで滑りやすく、ジャンプの着地も繰り返されるという競技特性を考えると、足に合った専用シューズを選ぶことは、プレーの上達より前に、まず安全に楽しく続けるための土台だと考えてください。
特に女性の場合、足の骨格や筋力のつき方が男性と異なる部分があり、足首まわりのサポート力やフィット感の好みにも個人差が出やすいと言われています。この記事では「これを履けば絶対に安全」というような断定はせず、あくまで選ぶときに見ておきたい目安を紹介する形で進めていきます。
スポーツ用品店の店頭では、混雑している時間帯だとスタッフにゆっくり相談する時間が取れないこともあります。ネット通販であればなおさら、商品ページの説明文を自分で読み解く必要があります。「レビューの評価が高いから」「見た目がかわいいから」という理由だけで選んでしまうと、いざ体育館で動いてみたときに「なんだか窮屈」「かかとが浮いてしまう」と感じるケースも珍しくありません。専用シューズが必要な理由と、選ぶときに見ておきたいポイントさえ分かれば、店頭でもネット通販でも同じ基準で比較できるようになります。
また、足首まわりの負担は、ひざへの負担ともつながっていると言われています。着地のたびに足首が不安定に動くと、その揺れを吸収しようとしてひざや股関節にも余計な力がかかりやすくなるとされ、長く続けていくうえでは足元の安定感が全身のコンディションにも関わってきます。「シューズくらいで大げさな」と思わずに、足に合った1足を選ぶことを、ウェアやボールと同じくらい大事な準備の一つとして考えてみてください。
これから道具をそろえる段階であれば、シューズは後回しにされがちなアイテムの一つかもしれません。ウェアやボールに比べると見た目の違いが分かりにくく、価格も決して安くはないため、つい妥協してしまう気持ちも理解できます。ですが、体育館で過ごす時間の大半は足元が支えていることを考えると、最初の道具選びの中でも優先度を上げて検討してみる価値はあります。
この記事のスタンス
シューズの効果やフィット感には個人差が大きく、断定的な言い方は避けています。紹介する内容はあくまで選び方の目安として使い、可能であれば購入前に店頭で試し履きをすることをおすすめします。
バレーシューズに求められる3つの機能
バレーシューズのスペック表には、グリップ力、クッション性、ホールド感といった言葉がよく登場します。どれも数値化しにくい言葉ですが、それぞれが体育館でのプレーのどんな場面に関わっているのかを知っておくと、商品ページの説明が読み解きやすくなります。サイズやウィズと違って実測できる数値ではないぶん、なんとなく読み飛ばしてしまいがちですが、日々のプレーの快適さに直結する部分でもあります。
まずグリップ力は、主にソール(靴底)のゴムの素材やパターンによって決まります。体育館の床は種類によって滑りやすさが異なり、汗や砂ぼこりが少し付いただけでも滑りやすくなることがあります。バレーシューズの多くは、屋内競技用に「ノンマーキングソール(床に跡がつきにくいゴム底)」を採用しており、これは同時に体育館の床との摩擦を確保する役割も兼ねているとされています。
次にクッション性です。ジャンプの着地を何度も繰り返すバレーボールでは、ひざや足首への衝撃を和らげる中敷き・ミッドソールの素材が重視されます。最近のモデルでは、反発性を高める独自素材をかかと部分に採用しているものも多く、「疲れにくさ」「着地の安定感」に関わる要素として商品説明に書かれていることが多いです。
最後にホールド感は、靴ひもの締め方やアッパー(甲を覆う部分)の作りによる、足と靴の一体感を指します。ホールド感が弱いと、横方向に踏み込んだときに足の中で靴がずれてしまい、狙った方向へ踏み出しにくくなることがあります。紐をしっかり締められる設計かどうかも、選ぶときにチェックしておきたいポイントです。
これら3つの機能は、いずれか一つだけが優れていればいいというものではありません。グリップ力が高くてもクッション性が乏しければ着地の衝撃はそのまま足に伝わりますし、ホールド感が強くてもソールのグリップが弱ければ肝心の踏ん張りが効きません。商品ページを読むときは、どれか一つの言葉に飛びつくのではなく、この3つのバランスがどのように案内されているかを意識してみてください。価格が上がるモデルほど、この3要素すべてに専用の素材や構造を採用していることが多い傾向にあります。
なお、これら3つの機能はあくまで商品ページやメーカーの案内にもとづく一般的な傾向であり、体感には個人差があります。同じモデルでも「クッション性がしっかりしていて安心」と感じる人もいれば、「思ったより硬く感じた」と感じる人もいます。スペック表の言葉を鵜呑みにするのではなく、あくまで比較のための目安として捉え、可能であれば実際に履いてみた人のレビューもあわせて確認しておくと、自分の感覚とのずれを減らしやすくなります。
商品ページでこれらの機能を探すときは、「グリップ」「クッション」「ホールド」といったカタカナの言葉だけでなく、素材名や独自技術の名称にも注目してみてください。メーカーごとに専用の名称がつけられていることが多く、同じ機能でも呼び方が異なります。分からない単語が出てきたら、メーカーの公式サイトで用語の説明を確認しておくと、他のモデルと比較するときにも役立ちます。
サイズの測り方 — 号数だけで選ばない
通販でバレーシューズを選ぶとき、多くの人はまず「普段の靴のサイズ」を基準にしてしまいがちです。ですが足のサイズはブランドやシューズの種類によって設計基準(ラスト)が異なり、同じ24.0cm表記でも、メーカーが違えば実際のフィット感は変わってきます。購入前に、自分の足のサイズを実際に測っておくことをおすすめします。数分でできる作業なので、面倒に感じてもここだけは省略しないようにしてください。
足のサイズは、朝と夕方で数mm変わることがあるとされています。日中の活動や立ち仕事、運動のあとは足がむくみやすく、朝測ったときよりもわずかに大きくなっていることも珍しくありません。可能であれば、実際にプレーする時間帯に近い夕方などに測っておくと、より実際の履き心地に近いサイズを把握しやすくなります。
測った足長・足囲の数値は、スマートフォンのメモなどに残しておくと便利です。ブランドによってサイズ表記の基準(cm表記、US表記、UK表記など)が異なる場合があり、都度メジャーで測り直さなくても、実測値さえ控えておけば換算表と照らし合わせるだけで済みます。特に海外ブランドのモデルを検討する場合は、この実測値が判断の軸になります。
厚手の靴下がない場合は、実際にプレー時に履く予定の靴下に近い厚さのもので測っておくと、より実践に近い数値になります。極端に薄い靴下や裸足で測ってしまうと、実際に履いたときに数mm分きつく感じられることがあるため、測定時の靴下の厚さもできるだけそろえておくことをおすすめします。
- 1厚手の靴下を履いた状態で、かかとを壁につけて直立する。体重をしっかりかけた状態のほうが、実際にプレーするときに近いサイズを測れます。
- 2紙を足の下に敷き、つま先の一番長い部分と、かかとの位置に印をつける。親指が一番長い人もいれば、人差し指のほうが長い人もいるため、必ず一番出っ張っている部分を基準にします。
- 3印をつけた2点の距離を定規で測り、これを「足長(そくちょう)」とする。1mm単位まで測っておくと、サイズ表と照らし合わせるときに迷いにくくなります。
- 4足の一番幅が広い部分(親指のつけ根と小指のつけ根を結んだライン)をメジャーで周囲に沿って測り、「足囲(そくい)」も控えておく。この数値が、次の章で説明する「ウィズ(幅)」を選ぶときの目安になります。
左右で1〜2mm違うことは珍しくない
足のサイズは左右で微妙に異なることがよくあります。両足とも測ったうえで、大きいほうの足に合わせてサイズを選ぶのが基本です。片足だけ測って決めてしまうと、もう片方がきつく感じられることがあります。
「ウィズ(幅)」の読み方 — 2E・3E・WIDEの違い
バレーシューズの商品ページを見ていると、サイズ表記の近くに「2E」「3E」「WIDE」といったアルファベットや記号を見かけることがあります。これは足の幅(ウィズ)の目安を表す表記で、数字やEの数が増えるほど、足まわりにゆとりのある設計になっているとされています。サイズ(足長)だけを見て選んでしまうと、この幅の違いを見落としがちなので、両方セットで確認する習慣をつけておきましょう。
ウィズの表記はブランドごとに基準が微妙に異なるため、「同じ3EでもA社よりB社のほうがゆったりしている」と感じることもあります。あくまで同じブランド・同じシリーズの中での相対的な目安として捉え、初めて買うブランドのモデルであれば、レビューで「幅が広め」「幅が狭め」といった声がないか確認しておくと失敗しにくくなります。
なお、幅にゆとりのあるモデルを選んだからといって、必ずしも快適とは限りません。足囲が標準的な人が3E・WIDEを選ぶと、足の中で靴がずれやすくなり、かえって踏ん張りにくく感じることもあるとされています。足長だけでなく足囲の実測値も踏まえて、自分に近いウィズを選ぶことが大切です。
商品ページに明確なウィズ表記がない場合もあります。そうしたときは、商品説明文の中に「ゆったりめの設計です」「小さめに感じる方が多いようです」といった記載がないか探してみてください。ユーザーレビューにも「甲高の人にはきついかもしれません」「幅広ですが問題なく履けました」といった感想が並んでいることが多く、実測値と合わせて判断材料にすると失敗しにくくなります。
また、同じシリーズの中でもモデルチェンジのたびにウィズの基準がわずかに変わることがあります。「前のモデルはちょうど良かったのに、新しいモデルはきつく感じる」ということも起こり得るため、以前履いていたモデルと同じサイズ・同じウィズだからといって安心しきらず、最新モデルのサイズ表やレビューは毎回確認しておくと安心です。
■ STANDARD(標準幅)
多くのブランドの基本ラインで、平均的な足幅を想定した設計です。前の章で測った足囲が平均的な範囲に収まる場合は、まず標準幅のモデルから探すのが無難とされています。細身の足の人には、標準幅でもややゆったり感じられることがあります。
■ 2E相当
標準幅よりもやや広めに作られた設計です。「甲が当たって痛い」「小指のあたりがきつい」と感じたことがある人は、2E相当のモデルを検討すると窮屈感が和らぐ場合があります。日本人の足の形に近いとされ、レディースモデルにも採用されることが多い幅です。
■ 3E・WIDE
2Eよりもさらに幅にゆとりを持たせた設計です。足の幅が広い、甲が高いと感じている人向けで、同じサイズ表記の中でもゆったりとした履き心地になりやすいとされています。ただし横方向のホールド感がやや弱くなる場合もあるため、紐をしっかり締めて調整することが大切です。
レディースサイズ展開でチェックしたいポイント
大手メーカーのバレーシューズには、メンズ・レディース・ジュニアといった区分がある場合と、男女兼用(ユニセックス)のサイズ展開で1つのモデルがカバーしている場合の2パターンがあります。どちらのタイプかによって、確認しておきたいポイントが変わってきます。同じブランドの中でも、モデルによってこの2パターンが混在していることもあるため、商品名や型番の表記を一つずつ確認する必要があります。
これから始める人にとって、レディース専用がいいか、ユニセックスがいいかという問いに絶対的な正解はありません。目安としては、足のサイズが24.0cm前後までで、足まわりの華奢さを重視したい人はレディース専用ラインから、24.5cm以上でサイズ展開に不安がある人はユニセックスのラインからも探してみる、という探し方をすると候補を見つけやすくなります。
また同じメーカーでも、エントリーモデルはユニセックス展開のみで、上位モデルになるとレディース専用色・専用サイズが追加される、という商品構成になっていることもあります。「このモデルのレディース版はないのか」と感じたら、型番の末尾や商品名に「レディース」の表記がある兄弟モデルがないか、メーカーの商品一覧ページも確認してみてください。
迷ったときのもう一つの目安として、すでに使っているスニーカーの中で「これは幅がちょうどいい」と感じるモデルがあれば、そのメーカー・そのシリーズに近いウィズのバレーシューズから探してみる方法もあります。普段の靴選びの感覚をそのまま活かせるため、初めてバレーシューズを選ぶときの手がかりになります。逆に「いつも幅で失敗する」というブランドがあれば、そのメーカーのバレーシューズも避けておくと無難かもしれません。
学校の部活動やクラブチームの場合、チームで指定のメーカーやモデルがあることもあります。指定がある場合は、まずそのメーカーのレディースラインやウィズ展開の中から探し、サイズが見つからない場合にユニセックスモデルを検討するという順番になることが多いです。指定の有無は、シューズを探し始める前に確認しておくと二度手間を防げます。
■ レディース専用ラインの場合
女性の足の形状を想定してラスト(木型)から設計されているとされ、かかとまわりが細めに作られているモデルもあります。サイズ展開は22.0〜25.5cm前後にとどまることが多く、足が大きめの女性には合うモデルが見つかりにくいこともあります。
■ ユニセックス(男女兼用)モデルの場合
サイズ展開が22.5〜30.0cmなど幅広く用意されていることが多く、レディース専用モデルでサイズが見つからない人の選択肢になります。ただし木型は男女共通の設計であるため、レディース専用モデルに比べるとフィット感の細かな作り込みは異なる場合があります。
■ ジュニアサイズとの違い
中学生・高校生向けのジュニアモデルは、成長期であることを踏まえてやや軽め・柔らかめに作られている傾向があるとされます。すでに大人と同じくらいの足のサイズになっている中高生であれば、レディースやユニセックスの大人用モデルを選ぶほうが選択肢が広がることもあります。
サイズが合っているかセルフチェックする方法
通販でバレーシューズを購入した場合、届いてすぐに激しく動くのではなく、まずは室内で軽く履いてフィット感を確認することをおすすめします。ここでは、自宅でできる簡単なチェック方法を紹介します。いきなり体育館で試すよりも、事前に自宅でチェックしておくほうが、違和感に気づいたときの対応もスムーズです。
セルフチェックで少しでも違和感があった場合、無理に「そのうち馴染むだろう」と考えて使い続けるのはおすすめしません。バレーシューズは伸縮性のある素材を使っているものもありますが、大きすぎる・小さすぎるサイズが履いているうちにちょうど良くなることは基本的にないとされています。違和感を覚えた時点で、サイズやウィズの見直しを検討してください。
特に通販で初めて購入するブランドの場合、実際に箱を開けてみると、想定していたイメージと色味やサイズ感が違うと感じることもあります。焦って一気にたくさん練習で使ってしまう前に、室内で確認する時間を作っておくことが、結果的にシューズを無駄にしないことにつながります。
セルフチェックの結果、サイズやウィズは問題なさそうでも、履き始めは靴ひもやアッパーの生地が硬く感じられることがあります。これは新品特有の馴染みにくさによるものとされ、数回の練習で徐々に足に合ってくることも多いです。ただし「痛みを感じるほどの硬さ」と「単なる新品特有の硬さ」は別物なので、明らかな痛みがある場合は無理をせず、サイズやウィズの見直しを優先してください。
- 1靴ひもを一番上まできちんと締めた状態で立ち、つま先に1cm弱(指1本分弱)ほどの余裕があるか確認する。バレーボールでは急停止や前への踏み込みが多いため、つま先ぎりぎりのサイズだと、つま先が靴の先に当たって痛みが出ることがあります。
- 2かかとを床にトントンと軽く合わせたあと、かかと部分に隙間ができていないか、手の小指が入る程度以上の余裕がないかを確認する。かかとがゆるいと、ジャンプの着地で靴の中で足が動いてしまい、安定感が損なわれることがあります。
- 3座った状態と立った状態、両方でつま先とかかとのフィット感を比べる。体重がかかると足はわずかに広がるため、座って測ったときは問題なくても、立つときつく感じることがあります。
- 4可能であれば、部屋の中で軽くその場ジャンプをしたり、左右に踏み出したりして、靴の中で足がずれる感覚がないか確認する。強い違和感がある場合は、サイズやウィズの見直しを検討してください。
通販で購入したら返品・交換条件も確認しておく
サイズやウィズの感覚は実際に履いてみないと分からない部分が大きいため、通販で購入する際は、あらかじめ返品・交換の条件(未使用であること、タグを残しておくことなど)を確認しておくと、万が一サイズが合わなかったときも安心です。
買ったあとに気をつけたいこと
バレーシューズは、正しいサイズを選んだあとも、使い方やお手入れの仕方でコンディションが変わってきます。特に初心者のうちは見落としがちな点をいくつか挙げておきます。せっかく自分に合った1足を見つけても、扱い方次第で寿命や履き心地は変わってくるので、ここで基本を押さえておきましょう。
まず紐の締め方です。せっかくホールド感の良いシューズを選んでも、紐を緩く結んだままでは本来のフィット感を発揮できません。特に足の甲の部分は、プレー中にゆるんできやすい箇所なので、練習の合間に締め直す習慣をつけておくと安定感を保ちやすくなります。
次にインソール(中敷き)の劣化です。クッション性は使用頻度に応じて徐々に失われていくとされ、「なんとなく着地の衝撃が響くようになった」と感じたら、シューズ自体ではなくインソールのへたりが原因であることも珍しくありません。市販の交換用インソールを追加することで、体感が改善する場合もあります。
また、バレーシューズは室内競技専用に作られているものが多く、屋外のアスファルトの上で履くと、ソールの摩耗が想定より早く進んだり、本来のグリップ力を発揮できなかったりすることがあります。体育館までの行き来は別の靴で行い、コート上でだけ履き替えるようにすると、シューズを長持ちさせやすくなります。
最後に保管方法です。汗を吸ったまま袋に入れっぱなしにしておくと、においや素材の劣化の原因になりやすいとされています。練習後は風通しの良い場所で乾かし、中敷きを取り出せるモデルであれば取り出して乾燥させる習慣をつけておくと、シューズを清潔な状態で長く使いやすくなります。
ソールの溝に入り込んだほこりや小石も、定期的に取り除いておくと安心です。溝にゴミが挟まったままだと、本来のグリップ力が発揮されにくくなることがあるとされています。練習後に軽く底を確認し、目立つ汚れがあれば乾いた布やブラシで落としておくだけでも、シューズのコンディションを保ちやすくなります。こうした日々の手入れは地味に感じられるかもしれませんが、サイズ選びと同じくらい、快適にプレーを続けるための土台になります。
洗濯機での丸洗いができるかどうかは、モデルによって案内が分かれます。アッパーに人工皮革や特殊な素材を使っているモデルは、洗濯機での丸洗いによって接着部分が剥がれたり型崩れしたりすることがあるとされているため、基本的には固く絞った布で汚れを拭き取る程度にとどめ、丸洗いを検討する場合は商品ページの洗濯表示や注意書きを事前に確認しておくと安心です。
シューズの寿命はプレー頻度によって大きく変わりますが、目安として、週2〜3回程度の練習であれば半年〜1年ほどでソールのすり減りやクッション性の低下を感じ始める人が多いとされています。「なんとなく足が疲れやすくなった」「ジャンプの着地で衝撃を感じるようになった」と感じたら、買い替えのタイミングを検討するサインとして受け止めてみてください。
よくある質問
Qバレーシューズのサイズは普段の靴と同じでいいですか?
A目安にはなりますが、そのまま当てはめるのはおすすめしません。メーカーやシリーズによって設計基準(ラスト)が異なるため、購入前に足長・足囲を実測し、商品ページのサイズ表と照らし合わせることをおすすめします。厚手の靴下を履いた状態で測ると、実際の履き心地に近い数値が出やすくなります。
Qウィズ(幅)の2E・3E・WIDEはどう選べばいいですか?
A足囲の実測値をもとに選ぶのが基本です。足の幅が標準的であればSTANDARD(標準幅)、甲や小指のあたりがきつく感じやすいなら2E相当、それでも窮屈に感じる場合は3E・WIDEを検討するとよいでしょう。ウィズの基準はメーカーごとに異なるため、初めてのブランドであればレビューも参考にしてください。
Q3EとWIDEは同じ意味ですか?
Aどちらも「足まわりにゆとりを持たせた幅広設計」を指す言葉として使われていますが、表記の仕方はメーカーによって異なります。同じメーカー内であれば、数字やアルファベットが多いほどゆとりが大きいと考えて問題ありませんが、メーカーをまたいで比較する場合は、同じ「WIDE」でもゆとりの度合いが異なる場合があります。
Qレディース専用モデルとユニセックスモデル、どちらを選ぶべきですか?
A足のサイズが24.0cm前後までで、足まわりの華奢な作りを重視したいならレディース専用モデルから、24.5cm以上でサイズ展開に不安があるならユニセックスモデルも候補に入れて探すと見つけやすくなります。どちらが優れているというものではなく、サイズ展開と足の形の相性で選ぶのがおすすめです。
Q中学生や高校生も大人用のレディースモデルを選んでいいですか?
Aすでに足のサイズが大人とほぼ同じであれば、レディースやユニセックスの大人用モデルを選ぶことで選択肢が広がります。ジュニア向けモデルは成長期を考慮した作りとされていますが、足のサイズが大人サイズに達している場合は、無理にジュニアモデルにこだわる必要はありません。
Qバレーシューズは他の室内競技用シューズで代用できますか?
Aバドミントンやハンドボールなど、他のインドアスポーツ用のシューズと共通で使えると案内されているモデルもあります。ただし競技ごとに想定される動きは異なるため、バレーボールを本格的に続けるのであれば、バレーボール向けとして案内されているモデルを選ぶほうが安心です。
Q通販でサイズを失敗しないためのコツはありますか?
A購入前に足長・足囲を実測しておくこと、商品ページのサイズ表やレビューの「幅の感想」を確認しておくことが基本です。それでも不安な場合は、返品・交換に対応している販売店を選んでおくと、万が一サイズが合わなかったときも対応しやすくなります。
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