サッカーを始めたばかりの頃や、お子さんが少年団やスクールに通い始めたタイミングで、「タオルも用意してください」と言われて戸惑った経験はないでしょうか。ユニフォームやシューズ、すね当てのように試合に直結する道具と違い、タオルは後回しにされがちなアイテムです。実際、家にあるバスタオルやフェイスタオルを適当に持たせている家庭も少なくありません。ですが、練習や試合で大量の汗をかくサッカーでは、タオルの吸水性や乾きやすさが、思っている以上にプレーの快適さや道具の衛生面に関わってきます。この記事では、スポーツタオルの商品ページに並ぶ「素材」「サイズ」「吸水速乾」といった言葉の意味と、名入れタオルとの違いを整理し、候補になりやすい4点も紹介します。
この記事でわかること
- サッカー用のタオル、なんとなく選んでいませんか
- そもそもスポーツタオルの素材で何が変わるのか
- 「吸水速乾素材」の読み方 — 商品ページの表記をどう見るか
- 「サイズ」の選び方 — マフラータオルとフェイスタオルの違い
- 名入れタオルとの違い — 記念品と実用タオルは別物と考える
- 季節や使うシーンで選び方はどう変わるか
最終更新:
サッカー用スポーツタオルのおすすめ4選
ここからは実際の候補です。前提として、これらを使えば必ず快適になる、という話ではありません。素材やサイズのバランスが異なる4点を選びましたので、ここまで説明してきた基準と照らし合わせながら、自分の用途に近いものを探す参考にしてください。価格は記事作成時点の参考価格で、変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・カラーを確認してください。
4点を並べると、素材と用途で役割がはっきり分かれているのが分かります。アスレタとFINTAはどちらも綿100%のコットンタオルで、ブランド感や今治製という産地の安心感を取るか、価格を抑えるかで選び方が変わります。速乾タオルは唯一のマイクロファイバー系で、乾きやすさと軽さを最優先したい人向けです。アディダスの商品は、実用タオルというより名入れ・記念品としての性格が強い1点になります。
どれが合うかは、誰が・どんな場面で使うタオルなのかによって変わります。まず本人の練習用として1枚用意したいなら1本目か3本目、ブランドの安心感や肌触りも重視したいなら1本目か2本目、乾きやすさを最優先したいなら3本目、卒団記念や誕生日プレゼントとして名前を入れたいなら4本目、という選び方をすると失敗しにくいでしょう。価格・仕様は変動するため、購入前に必ず商品ページで最新情報を確認してください。
価格だけで比べると、速乾タオルが最も手頃に見えるかもしれません。ただし、これは今回紹介した4点の中で唯一、サッカー専用として作られた商品ではない点は押さえておいてください。ブランドロゴやサッカー用品としての位置づけにこだわりたい場合は、アスレタかFINTAのどちらかを軸に検討するほうが選びやすいはずです。
また、今回はいずれも商品ページの情報から素材・サイズが確認できるものを選びましたが、タオル選びに絶対の正解はありません。同じ素材・同じ価格帯でも、メーカーごとに厚みや織り方には違いがあります。可能であれば、店頭で実際に触れてみたり、口コミレビューで使用感を確認したりしてから選ぶと、自分の好みに近い1枚が見つかりやすくなります。
なお、送料についても確認しておくと安心です。今回紹介した4点はいずれも記事作成時点で送料無料となっていますが、通販サイトの送料条件は変更されることがあります。単品での購入か、他の商品とまとめて購入するかによっても条件が変わる場合があるため、購入手続きに進む前に、カート画面で送料と合計金額を確認する習慣をつけておくとよいでしょう。
複数のショップで同じ商品が販売されている場合、価格や送料、レビュー件数はショップごとに異なることがあります。同じ型番の商品でも、掲載しているショップによって数百円ほど価格差が出ることは珍しくありません。気になる商品が見つかったら、商品名や型番でもう一度検索し、複数のショップの条件を見比べてから購入を決めるのもひとつの方法です。
■ スペック比較表
| 商品 | アスレタ ATHLETA スポーツタオル フェイスタオル… | FINTA フィンタ サッカー フットサル スポーツタオ… | 速乾タオル スポーツタオル セームタオル(マイクロファイ… | アディダス ネーム刺繍対応 スポーツタオル(名入れ) |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 2,090円 | 1,280円 | 980円〜 | 1,496円〜 |
| サイズ | 約120×34cm | W90cm×H34cm | 約30cm×90cm | 30×75cm |
| 素材 | 綿100%(パイル地) | 綿100% | ポリエステル(80%)+ナイロン(20%) | 綿100%(フルフィーコットン) |
| カラー | KGR/BLK | ブラック/サックス/グリーン/オレンジ(在庫により変動) | — | — |
| タイプ | ジャガードタオル(織りでデザインを表現) | — | — | — |
| 原産国 | — | 日本(今治製) | — | — |
| 重量 | — | — | 約57g | — |
| 付属品 | — | — | 専用収納袋 | — |
| 加工 | — | — | — | 抗菌防臭 |
| 名入れ | — | — | — | 1枚から刺繍対応(有料オプション、書体・刺繍色を選択可) |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
サッカー用のタオル、なんとなく選んでいませんか
サッカーを始めたばかりの頃や、お子さんが少年団やスクールに通い始めたタイミングで、「タオルも用意してください」と言われて戸惑った経験はないでしょうか。ユニフォームやシューズ、すね当てのように試合に直結する道具と違い、タオルは後回しにされがちなアイテムです。実際、家にあるバスタオルやフェイスタオルを適当に持たせている家庭も少なくありません。ですが、練習や試合で大量の汗をかくサッカーでは、タオルの吸水性や乾きやすさが、思っている以上にプレーの快適さや道具の衛生面に関わってきます。
グラウンドでの練習は、雨の日でも中止にならないことが多く、泥や汗、時には芝の水分までタオルで拭き取ることになります。乾きにくい厚手のバスタオルを使っていると、練習後にバッグの中でずっと湿ったままになり、生乾きの匂いの原因になることもあります。逆に、乾きやすい素材のタオルを選んでおけば、複数日連続で練習がある場合でも、洗濯から乾燥までのサイクルに余裕が生まれます。
また、少年団やスクールでは「マフラータオル」や「ロングタオル」と呼ばれる細長い形状のタオルを指定されることもあります。これは家庭にある一般的なフェイスタオルとは形状もサイズも異なるため、指定を知らずに普通のタオルを持って行くと、首に巻きにくかったり、ベンチに掛けるのに長さが足りなかったりすることがあります。購入前に、チームやスクールから指定がないかを確認しておくと、買い直しの手間を避けやすくなります。
この記事では「このタオルを使えば必ず快適になる」というような書き方はしません。タオルの使い心地には好みや使用環境による差があり、断定できるものではないためです。その代わり、スポーツタオルの商品ページに並ぶ「素材」「サイズ」「吸水速乾」といった言葉が何を意味していて、サッカー用にはどのあたりが無難な目安になるのかを、できるだけ具体的に整理していきます。名入れタオルとの違いについても触れますので、記念品を検討している方の参考にもなるはずです。
タオルは、ユニフォームやスパイクのように「必ず専用品でなければならない」道具ではありません。ですが、専用に作られたスポーツタオルは、家庭用の一般的なタオルよりも乾きやすさや持ち運びやすさを考えて設計されていることが多く、結果的に日々の洗濯や荷物の負担を減らしてくれる道具でもあります。次の章から、具体的にどこを見て選べばよいかを順番に見ていきましょう。
この記事のスタンス
タオルの吸水性・速乾性については「〜とされる」「〜しやすい傾向がある」という表現にとどめています。使用環境(洗濯頻度、湿度、保管方法など)によって体感は変わるため、断定できるものではないためです。判断材料の一つとして参考にしてください。
そもそもスポーツタオルの素材で何が変わるのか
スポーツタオル選びで最初に見ておきたいのが「素材」です。サッカー用として売られているタオルの多くは、大きく分けて「綿(コットン)100%のパイル地タオル」と「マイクロファイバーやセーム素材の速乾タオル」の2系統に分かれます。同じ「スポーツタオル」という名前がついていても、肌触りや吸水の仕方、乾くまでの時間はかなり違います。
綿100%のパイル地タオルは、昔から使われてきた一般的なタオルの素材です。柔らかい肌触りで、顔や首の汗を拭いたときの感触が良いとされています。吸水性そのものも十分にありますが、繊維の中に水分を溜め込む仕組みのため、洗濯後に乾くまで時間がかかりやすいという特徴があります。梅雨時期や部屋干しが中心の家庭では、この乾きにくさがネックになることもあります。
一方、マイクロファイバーやセーム素材のタオルは、化学繊維の極細繊維を使っており、吸水した水分を素早く放出できる構造になっているとされています。同じくらいの大きさの綿タオルと比べて、洗濯後に乾くまでの時間が短い傾向があり、連日の練習で複数枚を使い回したい場合に扱いやすいとされています。ただし、肌触りは綿タオルとは異なり、独特のさらっとした質感やスウェードのような手触りに好みが分かれることもあります。
どちらが優れているというより、使う場面によって向き不向きがあると考えるほうが実態に近いです。試合前後の応援や記念品としてはコットンの落ち着いた質感が好まれやすく、毎日の練習で汗を大量にかく本人が使うタオルとしては、速乾性を優先したマイクロファイバー系が扱いやすい場合が多い、というのが一般的な傾向です。
最近では、表面は綿でありながら裏地にポリエステルを織り込んだ「複合素材(混紡)」のタオルも増えています。肌に触れる面は綿の柔らかさを保ちつつ、内部の化学繊維が水分を素早く逃がす構造になっているとされ、綿タオルの弱点である乾きにくさを補う狙いがあるようです。商品ページの素材欄に「綿◯%・ポリエステル◯%」のように2つの繊維が併記されている場合は、この複合タイプである可能性が高いので、見た目だけで判断せず表記を確認する習慣をつけておくと選びやすくなります。
耐久性の面では、一般的に化学繊維を使ったタオルのほうが摩擦に強く、毛羽立ちや色あせがしにくいとされています。綿タオルは使い込むほど風合いが柔らかくなる一方、洗濯を繰り返すうちに毛羽立ちやすい傾向があり、長期間ヘビーに使う想定であれば、この耐久性の違いも選ぶ際の判断材料になります。逆に、多少の毛羽立ちよりも肌当たりの柔らかさを重視したい場合は、綿タオルのほうが使うほどに馴染んでいく感覚を得やすいとも言えます。
「吸水速乾素材」の読み方 — 商品ページの表記をどう見るか
商品ページには「吸水速乾」「超吸水」「抗菌防臭」といった言葉が並んでいますが、具体的にどんな仕組みでそうなっているのかまで書かれていないことも多いです。ここでは、表記の裏側にある素材の違いを整理しておきます。
「吸水速乾」とうたっている商品の多くは、ポリエステルやナイロンを中心とした化学繊維を使用しています。商品ページの素材欄に「ポリエステル◯%+ナイロン◯%」のように記載されている場合、綿は含まれていないか、ごく少量にとどまっていることが多いです。この手のタオルは軽量で、畳んだときにコンパクトになりやすいのも特徴とされています。専用の収納袋が付属している商品も多く、遠征や合宿など荷物を減らしたい場面で扱いやすい傾向があります。
「今治タオル」「今治製」といった表記がある場合は、綿を中心とした国内の産地ブランドを指しています。今治タオルは吸水性の基準が定められていることで知られており、綿素材の中でも品質の目安にしやすいとされています。速乾性そのものはマイクロファイバー系に比べると控えめですが、肌触りの良さや長く使ったときの風合いを重視する場合には選ばれやすい傾向があります。
「抗菌防臭」の表記についても触れておきます。これは主に、タオルに付着した雑菌の繁殖を抑える加工が施されていることを示すもので、汗をかいた後の匂いが気になりやすい人には嬉しい機能です。ただし、加工の効果は永続的なものではなく、洗濯を繰り返すうちに徐々に弱まっていくとされています。抗菌防臭加工があるからといって、洗濯の頻度を減らしてよいというわけではない点は覚えておいてください。
もう一つの目安になるのが「重量」です。商品ページに「約◯g」と記載されている場合、数字が大きいほど生地が厚く、ふかふかとした肌触りになりやすい一方、水を吸うと重くなり乾きにくくなる傾向もあるとされています。逆に軽量なタオルは生地が薄手で、速乾性と持ち運びやすさを優先した設計であることが多いです。同じサイズのタオルを比較する際は、重量の記載があれば一度目を通しておくと、素材表記だけでは分かりにくい厚みのイメージをつかみやすくなります。
このほか、商品によっては「UVカット」「制電」「消臭」といった追加機能が表記されていることもあります。屋外での使用が中心のサッカー用タオルでは、直射日光による色あせを抑えるUVカット加工や、静電気によるほこりの付着を抑える制電加工が施されている商品もあります。必須の機能ではありませんが、複数の候補で価格や素材がほぼ同じ場合は、こうした付加機能の有無を比較材料の一つにしてもよいでしょう。
「サイズ」の選び方 — マフラータオルとフェイスタオルの違い
スポーツタオルのサイズ表記も、普段使っているタオルの感覚とは少し違います。サッカー用として販売されている商品では、細長い「マフラータオル」タイプと、一般的な四角形に近い「フェイスタオル」タイプの2種類をよく見かけます。
マフラータオルは、その名の通り首に巻いて使うことを想定した細長い形状で、目安として横幅15〜25cm程度、縦(長さ)は90〜120cm程度のものが多く見られます。ベンチで待機している時間が長いポジションの選手や、応援用として使う場合には、首から下げやすいこのタイプが扱いやすいとされています。一方で、顔や体全体の汗をしっかり拭き取るには、幅が狭く感じる場合もあります。
フェイスタオルタイプは、横幅30〜35cm・縦75〜90cm程度のものが中心で、一般的なフェイスタオルよりもやや大きめに作られている商品が多く見られます。顔や首、腕までまとめて拭きやすく、練習中に何度も使うタオルとしては、こちらのサイズのほうが実用性を感じやすいという声もあります。ベンチに掛けておくには少し嵩張ることもありますが、汗を拭く道具としての使いやすさを優先するなら候補になりやすいサイズです。
どちらのサイズを選ぶか迷ったら、「主な用途」で考えるのがおすすめです。プレー中にこまめに汗を拭くための実用タオルであればフェイスタオルタイプ、ベンチや移動中に首から下げて使う、あるいは応援・観戦用として使うのであればマフラータオルタイプ、という分け方が目安になります。チームによっては指定サイズがある場合もあるため、購入前に確認しておくと安心です。
なお、練習後に自宅でシャワーを浴びる、あるいは雨の日の着替えで体全体を拭く必要がある場合は、フェイスタオルよりもさらに大きな「バスタオルサイズ」を別に用意しておくと安心です。バッグに入れるスポーツタオルとは別に、着替え用のバスタオルを1枚常備しておく家庭も多く見られます。また、未就学児や低学年向けには、大人用よりひとまわり小さいキッズサイズのタオルも販売されており、体格に合わせて選ぶとより扱いやすくなります。
名入れタオルとの違い — 記念品と実用タオルは別物と考える
「サッカー タオル」で検索すると、卒団記念や引退プレゼント向けの「名入れタオル」も数多く表示されます。ここで整理しておきたいのが、名入れタオルと、この記事でここまで説明してきた実用重視のスポーツタオルは、そもそもの目的が違うという点です。
名入れタオルは、名前や背番号、チームロゴなどを刺繍やプリントで入れることを前提に作られており、記念品・贈答品としての側面が強い商品です。素材自体は綿100%のコットンタオルやマイクロファイバー・セーム素材のものまでさまざまですが、価格には刺繍加工費が上乗せされていることが多く、同じサイズ・同じ素材の無地タオルと比べると割高になりやすい傾向があります。刺繍を入れた商品は、色柄の見え方が写真と多少異なる場合があるほか、加工後の返品・交換ができない商品がほとんどである点にも注意が必要です。
一方、この記事で紹介している実用重視のスポーツタオルは、毎日の練習で使うことを前提に、吸水性や乾きやすさ、耐久性を優先して選ばれる商品です。名前を入れることを想定していないぶん、同じ予算でもより実用的な素材のタオルを選びやすいというメリットがあります。普段使いとしてタオルを探しているのであれば、名入れの有無にこだわらず、まずは素材とサイズで選ぶほうが失敗しにくいでしょう。
もちろん、卒団記念や引退のプレゼントとして名前を入れたいという目的がはっきりしているのであれば、名入れタオルを選ぶこと自体は理にかなっています。その場合は、刺繍の文字数制限や納期(発送までの日数)を早めに確認しておくことをおすすめします。名入れ商品は通常のタオルよりも発送までに数日〜1週間程度かかることが多く、卒団式や引退試合の日程に間に合わせたい場合は、余裕を持って注文する必要があります。
似たような商品として、チームロゴやブランドロゴだけがプリントされた「ロゴ入りタオル」もありますが、これは個人の名前を入れる名入れタオルとは別物です。ロゴ入りタオルはあらかじめ同じデザインで量産されているため、名入れタオルよりも価格が抑えられ、発送までの日数も短い傾向があります。チーム全体でお揃いのタオルを用意したい場合は、個人名を入れる名入れタオルよりも、ロゴ入りタオルのほうが予算や納期の面で扱いやすいこともあります。
季節や使うシーンで選び方はどう変わるか
同じ吸水速乾タオルでも、使う季節や環境によって重視したいポイントは変わります。ここでは、夏場・梅雨時期・冬場それぞれで気をつけたい点を整理しておきます。
夏場の練習や試合では、汗の量そのものが多くなるため、1枚のタオルだけでは吸水しきれなくなることがあります。この時期は、速乾性の高いマイクロファイバー・セーム素材のタオルを2枚以上用意し、汗を吸ったタオルをこまめに交換する使い方が向いているとされています。また、接触冷感をうたった商品も夏場向けに販売されており、タオルを軽く濡らして首に巻くことで体感温度を下げる使い方をする選手もいます。
梅雨時期は、洗濯してもなかなか乾かず、生乾き特有の匂いが発生しやすい季節です。この時期こそ、乾きやすいとされるマイクロファイバー・セーム素材のタオルの利点を実感しやすいタイミングと言えます。部屋干しが中心になる家庭では、抗菌防臭加工の有無も選ぶ際の判断材料になります。除湿機やサーキュレーターと併用すると、乾燥時間をさらに短縮しやすくなります。
冬場は汗の量自体は夏より少なくなりますが、屋外での練習後に汗が冷えて体が冷えやすいという別の問題があります。この時期は、速乾性よりも肌触りを優先し、綿100%のタオルで体を包むようにして汗を拭き取る使い方が向いているという声もあります。防寒着と合わせて、大きめのバスタオルサイズを1枚バッグに入れておくと、着替えの際にも重宝します。
用途別に見る3タイプ
ここまで見てきた「素材」「サイズ」「名入れの有無」を踏まえると、サッカー用のタオルはおおよそ3つのタイプに整理できます。すべての商品がきれいに当てはまるわけではありませんが、購入時に自分がどのタイプを求めているのかを先に決めておくと、数ある商品ページを一つずつ読み込まなくても、目当てのタオルを絞り込みやすくなります。
■ 練習用・速乾重視タイプ
マイクロファイバーやセーム素材を中心とした、乾きやすさを優先したタイプです。毎日の練習で使い回す、連日の遠征や合宿で洗濯・乾燥のサイクルに余裕を持たせたい、といった場合に向いているとされています。軽量でコンパクトに畳めるものが多く、荷物を減らしたい人にも扱いやすい傾向があります。
■ 定番コットンタイプ
綿100%のパイル地タオルを中心とした、肌触りと使い慣れた感覚を優先したタイプです。今治製など産地にこだわった商品も多く、乾きやすさよりも拭き心地や耐久性を重視したい場合に向いています。応援グッズやベンチに掛けておくタオルとしても選ばれやすい傾向があります。
■ 記念品・名入れタイプ
名前や背番号を入れることを前提とした、贈答用・記念用のタオルです。卒団記念や引退プレゼント、誕生日祝いなど、特定のイベントに向けて用意する場合に選ばれます。実用面よりも、贈る相手に喜んでもらえるデザインやメッセージカードの有無を重視して選ぶとよいでしょう。
選び方の3ステップ
ここまでの内容を踏まえて、実際にタオルを選ぶ手順を3つのステップに整理しました。順番に沿って絞り込んでいくと、素材やサイズの情報に振り回されずに候補を決めやすくなります。焦って1枚目から完璧なタオルを選ぼうとする必要はありません。まずはこの3ステップで大きく外さない選択をして、実際に使いながら自分に合うタイプを見つけていくつもりで進めてください。
- 1まず「誰が」「どんな場面で」使うタオルなのかを決めます。本人が練習で使うタオルなのか、応援や観戦用なのか、あるいは記念品として贈るものなのかによって、優先すべき条件(速乾性か、肌触りか、名入れの可否か)が変わってきます。
- 2次に素材とサイズで候補を絞り込みます。練習用であればマイクロファイバー・セーム素材のフェイスタオルサイズ、応援用であれば綿素材のマフラータオルサイズ、というように、目的に合わせて2〜3商品ほどリストアップしてみましょう。
- 3最後に、送料や在庫、レビュー件数・評価を確認します。同じような商品でも、店舗によって送料無料ラインや発送までの日数が異なります。特に名入れタオルは発送までの日数がかかることが多いため、必要な日までに余裕を持って注文できるかを必ず確認してください。
チームやスクールの指定を最初に確認する
少年団やスクールによっては、タオルのサイズや色に指定がある場合があります。せっかく気に入ったタオルを購入しても、指定と違うために使いにくいということもあり得ます。特に初めて用具を揃える場合は、購入前にチームからの案内やお便りを確認しておくと安心です。
買ったあとに気をつけたいこと
タオルは消耗品ですが、使い方や保管方法によって、清潔に長く使える期間はかなり変わります。特に見落とされがちなポイントをいくつか挙げておきます。
まず、使用後はできるだけ早く洗濯することです。汗を吸ったまま長時間放置すると、雑菌が繁殖しやすくなり、抗菌防臭加工が施されているタオルであっても匂いが残りやすくなります。練習や試合の後、その日のうちに洗濯機に入れる習慣をつけておくと、清潔さを保ちやすくなります。
次に、柔軟剤の使いすぎに注意してください。柔軟剤には繊維をコーティングする成分が含まれており、使いすぎるとタオルの吸水性がかえって落ちてしまうことがあるとされています。特に吸水性を重視して選んだタオルの場合、柔軟剤は控えめにするか、時々使わない回で挟むといった工夫をすると、本来の吸水性を保ちやすくなります。
マイクロファイバーやセーム素材のタオルについては、乾燥機の熱で繊維が傷みやすいと言われています。速乾性が売りの素材だからといって乾燥機に頼らず、風通しの良い場所で自然乾燥させるほうが、長く性能を保ちやすいとされています。商品ページに洗濯表示や注意事項が記載されている場合は、購入時に一度目を通しておくと安心です。
最後に、複数枚をローテーションで使うという考え方もおすすめです。1枚だけで毎日の練習をまかなおうとすると、洗濯が間に合わずに生乾きのまま使うことになりがちです。特に週に何度も練習がある場合は、2〜3枚を用意して使い回すほうが、常に乾いた清潔なタオルを持って行きやすくなります。
洗剤選びにも触れておきます。柔軟剤と同様に、一部の粉末洗剤に含まれる蛍光増白剤は、色柄物のタオルの発色を損なうことがあるとされています。白いタオル以外を洗う場合は、蛍光増白剤無配合の洗剤を選ぶと、色あせを抑えやすくなります。また、練習用バッグにタオルを入れっぱなしにする習慣がある人は、使用後すぐに取り出して干す、あるいは通気性のある巾着袋に入れ替えるだけでも、カビや匂いの発生を抑えやすくなります。
よくある質問
Qサッカー用タオルは綿とマイクロファイバー、どちらを選べばいいですか?
A用途によって変わります。毎日の練習で使い回す、遠征や合宿で洗濯・乾燥のサイクルに余裕を持たせたいという場合は、乾きやすいとされるマイクロファイバーやセーム素材が扱いやすい傾向があります。肌触りや使い慣れた感覚を優先したい、応援・観戦用として使いたいという場合は、綿100%のタオルのほうが選ばれやすいです。
Qマフラータオルとフェイスタオル、サイズはどちらが使いやすいですか?
Aプレー中にこまめに汗を拭く実用タオルとして使うなら、横幅30〜35cm程度のフェイスタオルタイプのほうが拭きやすいとされています。ベンチや移動中に首から下げて使う、あるいは応援用として使うのであれば、細長いマフラータオルタイプのほうが扱いやすい傾向があります。
Q名入れタオルと普通のスポーツタオルは何が違いますか?
A名入れタオルは、名前や背番号を刺繍やプリントで入れることを前提とした記念品・贈答用の商品で、加工費が上乗せされているぶん同じ素材・サイズの無地タオルより割高になりやすい傾向があります。毎日の練習用として使うタオルを探しているのであれば、名入れにこだわらず素材とサイズで選ぶほうが失敗しにくいでしょう。
Q今治タオルとはどう違うのですか?
A今治タオルは、愛媛県今治市周辺で作られる、吸水性の基準が定められた綿タオルのブランドです。綿素材の中でも品質の目安にしやすいとされていますが、マイクロファイバー系に比べると速乾性は控えめとされています。肌触りや風合いを重視する場合に選ばれやすい傾向があります。
Q抗菌防臭加工があれば洗濯の頻度を減らしても大丈夫ですか?
A抗菌防臭加工は雑菌の繁殖を抑える機能ですが、効果は永続的なものではなく、洗濯を繰り返すうちに徐々に弱まっていくとされています。加工の有無にかかわらず、使用後はできるだけ早く洗濯することをおすすめします。
Q名入れタオルの注文はどのくらい前にすればいいですか?
A商品やショップによって異なりますが、刺繍加工が入る分、通常のタオルより発送までに数日〜1週間程度かかることが多いとされています。卒団式や引退試合など日程が決まっている場合は、余裕を持って早めに注文することをおすすめします。
Qタオルは何枚くらい用意すればいいですか?
A週に何度も練習がある場合は、2〜3枚を用意してローテーションで使うことをおすすめします。1枚だけだと洗濯が間に合わず、生乾きのまま使うことになりがちです。複数枚を使い回すことで、常に乾いた清潔なタオルを持って行きやすくなります。
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