リフティングの練習を始めたばかりの頃、何度蹴ってもボールが思わぬ方向へ転がっていってしまい、拾いに行く時間の方が長い、と感じたことはないでしょうか。特に自宅の庭やベランダ、近所の公園など練習できるスペースが限られている場合、ボールを追いかける往復だけで疲れてしまい、肝心のタッチの練習量が思うように確保できないという声もよく聞かれます。もちろん、リフティングが上達するかどうかは本人の練習量や継続する意志によるところが大きく、道具を変えただけで劇的に回数が伸びる、というものではありません。ですが、練習の「量」を確保しやすくするという意味では、使うボールや補助具の特性が地味に効いてくる場面は少なくないとされています。この記事では、リフティング専用に作られたボールと、練習を補助する道具を中心に、選ぶときに見ておきたいポイントと、実際に候補になりやすい4点を紹介します。
この記事でわかること
- リフティングが続かないのは、あなたの努力不足とは限りません
- リフティング練習グッズは、大きく3つのタイプに分けられる
- 練習用ボールを選ぶときに見ておきたい3つの数字
- ベルト型トレーナーを使うときに気をつけたいこと
- グッズ選びの3ステップ
- リフティング練習に役立つグッズ4選
最終更新:
リフティング練習に役立つグッズ4選
ここからは実際の候補です。前提として、これらのグッズを使えば必ず上達する、という話ではありません。いずれも商品ページ上で「リフティング練習用」「練習球」として案内されているものを中心に、サイズ・重量・役割が異なる4点を選びました。価格は記事作成時点の参考価格で、変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫を確認してください。
4点を並べると、サイズと重量で役割が分かれているのが分かります。モルテンのLEVEL1とミズノのSTEP1は、どちらも基礎づくりを意識した軽めの練習球ですが、STEP1の方がひとまわり小さく軽い設計です。モルテンのLBH18は同じ直径ながら重量を実球に近づけたタイプ、カイザーのKW-487はボールではなく練習の効率を高める補助具という位置づけです。
どれか1点だけを選ぶなら、まずは1位のモルテン LEVEL1のように、実球に近いサイズ感を保ちながら軽さも兼ね備えたモデルから試すのが無難とされています。物足りなくなってきたら重めのLBH18へ、練習場所や時間の制約が気になるならKW-487を併用する、という組み合わせ方もおすすめです。
価格帯は980円から4,070円までと幅がありますが、いずれも数千円以内で揃えられる範囲です。最初から高価なものを選ぶ必要はなく、まずは今の自分の課題(芯を捉える感覚がない、練習場所が限られている、実戦球に慣れたいなど)に合わせて1点を選び、必要に応じて買い足していく考え方で十分です。
■ スペック比較表
| 商品 | モルテン(molten) ヴァンタッジオ リフティングボ… | ミズノ(MIZUNO) リフティングボール(STEP1)… | モルテン(molten) リフティングボール ヘビータイ… | カイザー(Kaiser) サッカートレーナー KW-48… |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 2,640円 | 2,200円 | 4,070円 | 980円 |
| 号数 | 2号球 | — | — | — |
| 直径 | 約18cm(目安) | 約13cm | 約18cm(サッカーボール3号球サイズ) | — |
| 重量 | 約330g | 約240g | 約410〜430g(サッカーボール5号球と同等、目安) | 約170g |
| 素材 | PU製(人工皮革) | 合成ゴム | ゴム | — |
| 製法 | 機械縫い | — | — | — |
| チューブ素材 | ブチルゴム | — | — | — |
| 種別 | 練習球 | — | — | — |
| カラー | — | ブルー/オレンジ/レッド | — | — |
| 付属品 | — | — | リフティングマニュアル | — |
| 生産国 | — | — | 日本製 | — |
| 材質 | — | — | — | ネオプレーン・ポリエステル・ポリプロピレン・ポリアセタール |
| 腰回り | — | — | — | 約40〜70cm(伸縮式) |
| ボール適応サイズ | — | — | — | 3〜5号球 |
| ゴムバンド長さ | — | — | — | 約1.3m |
| セット内容 | — | — | — | ウエストベルト×1・ゴム×1・ボールグローブ×1 |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
リフティングが続かないのは、あなたの努力不足とは限りません
リフティングの練習を始めたばかりの頃、何度蹴ってもボールが思わぬ方向へ転がっていってしまい、拾いに行く時間の方が長い、と感じたことはないでしょうか。特に自宅の庭やベランダ、近所の公園など、練習できるスペースが限られている場合、ボールを追いかける往復だけで疲れてしまい、肝心のタッチの練習量が思うように確保できないという声もよく聞かれます。
もちろん、リフティングが上達するかどうかは本人の練習量や継続する意志によるところが大きく、道具を変えただけで劇的に回数が伸びる、というものではありません。ですが、練習の「量」を確保しやすくするという意味では、使うボールや補助具の特性が地味に効いてくる場面は少なくないとされています。特にボールが必要以上に弾んだり転がったりしてしまうと、1回蹴るごとの拾いに行く時間がかさみ、同じ30分の練習時間でも実際にボールへ触れている時間には差が出やすくなります。
また、いきなり通常の5号球でリフティングを始めると、芯を捉える感覚をつかむ前にミスタッチが続き、心が折れてしまう人もいます。逆に、最初から極端に軽いボールやゴム製の弾みやすいボールだけを使い続けると、通常球とは異なる感覚が身についてしまい、いざ試合球でリフティングしようとしたときに戸惑うこともあるようです。練習グッズを選ぶときは「今の自分の段階に合っているか」を意識することが、遠回りに見えて実は近道になりやすいとされています。
この記事では、リフティング専用に作られたボールと、練習を補助する道具(ベルト型トレーナーなど)を中心に、選ぶときに見ておきたいポイントと、実際に候補になりやすい4点を紹介します。断っておくと、これらのグッズを使えば必ず回数が伸びる、という話ではありません。あくまで練習の量と質を確保しやすくするための道具の一つとして、参考にしていただければと思います。
リフティング練習グッズは、大きく3つのタイプに分けられる
リフティング練習グッズと一口に言っても、市販されているものはおおよそ3つのタイプに分けられます。それぞれ役割が異なるため、まずは自分がどの段階にいるかを踏まえて、タイプから選ぶとイメージしやすくなります。すべてを揃える必要はなく、今の課題に合ったものから1点選ぶだけでも十分です。
■ 軽量・小型の練習球
直径13cm前後、重量200g台の小さいボールです。通常球よりも小さく軽いため、芯を捉える感覚をゼロから養う入り口として使われることが多いとされています。跳ねやすい素材のものもあり、狭いスペースでの練習にも向いています。
■ 実球に近いサイズ・重さの練習球
直径18cm前後、重量300〜430g程度と、5号球に近いサイズ・重さで作られた練習球です。試合で使うボールへの感覚移行を意識しつつ、リフティングに特化した設計(扱いやすい表面素材など)になっているモデルが多く見られます。
■ ベルト型トレーナーなどの補助具
ボールそのものではなく、練習を補助する道具です。代表的なのは、腰に巻いたベルトとゴムひもでボールをつなぎ、蹴っても手元に戻ってくるタイプ。ボールを拾いに行く手間を減らし、限られたスペースや時間で反復練習をしたい人に向いています。
練習用ボールを選ぶときに見ておきたい3つの数字
練習用ボールの商品ページには、直径・重量・素材といった数値が並んでいます。すべてを厳密に比較する必要はありませんが、この3つを見るだけで、そのボールがどんな練習に向いているかがおおよそつかめます。
まず直径です。市販の練習球はおおむね13cm前後の小型タイプと、18cm前後の実球に近いサイズのタイプに分かれます。小型タイプは芯を捉える感覚を養う入り口として、実球サイズのタイプは試合球への移行を見据えた段階で選ばれやすいとされています。ちなみに正式な5号球の直径は22cm前後が目安で、練習球はそれよりひとまわり小さく作られているものがほとんどです。
次に重量です。同じくらいの直径でも、素材によって重量は大きく変わります。合成ゴム製の軽いボールは200〜300g程度、ゴム製で実球に近い重さを再現したタイプは400g前後まであります。軽いボールは扱いやすい一方で実戦のボールタッチとの感覚差が大きくなりやすく、重いボールは実戦に近い感覚を養える一方で最初のうちはミスタッチが増えやすいとされています。
最後に素材です。合成ゴム製は軽くて価格も抑えめな傾向があり、人工皮革(PU)を使ったモデルは実球に近い手触りと言われています。どちらが優れているというより、今の練習の目的に合わせて選ぶのが基本です。基礎から始めたいなら軽い合成ゴム製、実戦への橋渡しをしたいなら人工皮革や重めのゴム製、という考え方が目安になります。
ベルト型トレーナーを使うときに気をつけたいこと
腰にベルトを巻き、ゴムひもでボールをつないで使うタイプの練習補助具は、ボールを拾いに行く手間がなく、短時間で反復練習しやすいという特徴があります。ただし、使い方によっては別の問題が起きることもあるため、購入前に知っておきたい注意点をまとめました。
まず、ゴムひもの張力によって、通常のボールタッチとは異なる感覚になりやすい点です。ボールが手元に戻ってくる分、蹴った後の「拾いに行く」動作が省略される代わりに、ゴムの反発を計算に入れたタッチが必要になります。実戦のリフティングとは似て非なる感覚になる場合もあるとされているため、あくまで反復練習用の道具として割り切って使うのがおすすめです。
また、多くの商品ページには「アスファルトやコンクリートなど硬い地面では使用しないでください」という注意書きがあります。芝生や土のグラウンド、あるいはクッション性のある室内フロアなど、地面の状態を選んで使うようにしてください。
小さな子どもが使う場合は特に注意
ベルト型トレーナーは長さ1m前後のゴムひもを使う製品が多く、ひもが顔や体に当たってしまう可能性があります。特に未就学児や低学年の子どもが使う場合は、最初は保護者が横について使い方を確認し、無理に強く蹴らせないようにするなど、安全面に配慮してから練習させることをおすすめします。
グッズ選びの3ステップ
ここまでの内容を踏まえて、実際にグッズを選ぶときの手順を3つのステップに整理しました。順番に沿って考えると、数ある商品の中から自分に合うものを絞り込みやすくなります。
- 1今の自分がリフティングのどの段階にいるかを把握する。ボールに当てることさえまだ安定しない段階なら小型・軽量の練習球から、ある程度回数が続くようになってきたら実球に近いサイズ・重さの練習球へ、という順番で考えると選びやすくなります。
- 2練習できる場所と時間を確認する。庭や公園でボールを追いかける時間を減らしたいならベルト型トレーナー、室内で静かに練習したいなら跳ねにくい素材の小型ボール、というように、環境に合わせて道具のタイプを絞り込みます。
- 3価格と付属品を比較する。同じような仕様でも、リフティングマニュアルが付属しているか、専用ケースがあるかなど、細かな違いがあります。最初の1点であれば極端に高価なものを選ぶ必要はなく、無理のない価格帯から試してみるのがおすすめです。
練習メニューの組み方 — グッズをどう活かすか
グッズを揃えても、使い方によって練習の効果は変わってきます。ここでは、紹介した練習球やベルト型トレーナーを日々の練習にどう組み込むかの一例を紹介します。
まずウォーミングアップとして、小型・軽量の練習球で数十回、芯を捉える感覚を確認するところから始めると、その日の調子を把握しやすくなります。次に、実球に近いサイズ・重さの練習球に持ち替えて、実際のリフティング回数を伸ばす練習に移ります。最後に時間があれば、ベルト型トレーナーで短時間の反復タッチ練習を行う、という流れにすると、限られた練習時間の中でも段階的にステップアップしやすくなります。
回数を記録することも、モチベーションを保つうえで意外と効果的だとされています。スマートフォンのメモやカレンダーアプリに、その日の最高回数を書き留めておくだけでも、数週間単位で振り返ったときに成長が見えやすくなります。毎日同じ回数を目指すのではなく、週単位や月単位で伸びているかを確認するくらいの気持ちで続けるほうが、長続きしやすいという声もあります。
なお、練習量を増やしたいからといって、痛みや違和感を我慢して続けるのはおすすめできません。特に足首や膝に張りを感じた場合は、無理をせず休むことも練習の一部と考えてください。道具を工夫することは練習の効率を上げる手段の一つですが、体のコンディションを最優先にする姿勢は変わらず大切です。
買ったあとに気をつけたいこと
練習グッズは買って終わりではなく、使っていくうちに劣化やメンテナンスが必要になる道具です。特に見落とされがちな点をいくつか挙げておきます。
ゴム製・合成ゴム製の練習球は、直射日光や高温多湿の環境に長時間さらされると、素材が硬化したりひび割れたりしやすくなると言われています。使わないときは日陰やケースの中で保管し、真夏の車内などに放置しないようにするだけでも、長持ちさせやすくなります。
ベルト型トレーナーのゴムひもも消耗品です。使用頻度にもよりますが、伸び切ってしまったり、表面にひびが入ってきたりしたら、無理に使い続けず買い替えを検討したほうが安全です。特に子どもが使う製品は、安全に関わる部分でもあるため、定期的に状態を確認する習慣をつけておくと安心です。
最後に、練習球やトレーナーはあくまで補助的な道具であり、実際のサッカーボールでの練習を完全に置き換えるものではない、という点も押さえておいてください。基礎づくりの段階でうまく活用しつつ、慣れてきたら実際の試合球でのリフティングやボールタッチの練習に移行していくのが、長い目で見たときの上達につながりやすいと考えられます。
よくある質問
Qリフティング専用の練習球と、普通のサッカーボールは何が違いますか?
A直径や重量を通常球より変えることで、芯を捉える感覚を養いやすくしたり、逆に実球に近い感覚を維持しながら練習できるように作られている点が主な違いです。合成ゴム製の軽いタイプと、人工皮革や重めのゴム製で実球に近づけたタイプがあり、練習の段階によって使い分けられることが多いとされています。
Q何歳くらいから練習グッズを使えますか?
A明確な年齢制限があるわけではありませんが、ベルト型トレーナーのようにゴムひもを使う製品は、扱いに慣れていない未就学児が一人で使うと、ひもが顔や体に当たる可能性があります。保護者が付き添って使い方を確認したうえで、無理のない範囲から始めることをおすすめします。
Q室内で練習してもいいグッズはありますか?
A跳ねにくい素材の小型練習球であれば、室内での練習に向いているとされています。ただし物や家具に当たらないよう十分なスペースを確保し、必要であれば周囲に柔らかいものを置くなどの配慮をしてください。ベルト型トレーナーはゴムひもが伸びる分、室内よりも屋外や体育館など広い場所での使用が想定されている製品が多いです。
Q重いボールと軽いボール、どちらから始めるべきですか?
Aこれからリフティングを始める段階であれば、まずは軽めのボールで芯を捉える感覚をつかむところから始めるのが無難とされています。ある程度回数が安定してきたら、実球に近い重さの練習球に移行していくと、試合で使うボールへの感覚のギャップを小さくしやすくなります。
Qベルト型トレーナーだけでリフティングは上達しますか?
Aベルト型トレーナーは、ボールを拾いに行く手間を減らして反復練習をしやすくする補助具という位置づけで、通常のリフティングとは打球感が異なる場合があるとされています。基礎的なボールタッチの反復には役立ちますが、実際のリフティング練習用ボールや試合球での練習と組み合わせて使うのがおすすめです。
Q練習球はどれくらいの頻度で買い替える必要がありますか?
A使用頻度や保管状況によって大きく変わるため、一概には言えません。表面にひび割れが出てきた、極端に弾みが悪くなった、ゴムひもが伸び切ったなど、劣化のサインが見られたタイミングで買い替えを検討する、という考え方で十分です。
Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?
A今回紹介したグッズは980円〜4,070円程度の範囲に収まっており、練習球単体であれば2,000〜4,000円程度、ベルト型トレーナーのような補助具は1,000円前後から選べます。最初の1点であれば無理に高価なものを選ぶ必要はなく、今の練習の課題に合わせて選ぶのがおすすめです。
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